JP2003112467A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP2003112467A
JP2003112467A JP2001311235A JP2001311235A JP2003112467A JP 2003112467 A JP2003112467 A JP 2003112467A JP 2001311235 A JP2001311235 A JP 2001311235A JP 2001311235 A JP2001311235 A JP 2001311235A JP 2003112467 A JP2003112467 A JP 2003112467A
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JP
Japan
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plate cylinder
ink
plate
stencil printing
thickness
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JP2001311235A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Ono
克昭 小野
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 尻漏れの発生を防止しつつ良好な印刷物を得
ることが可能な孔版印刷装置を提供する。 【解決手段】 インキが滲出する開孔部10cを有する
版胴10と、インキ供給手段と、押圧部材とを有し、製
版されたマスタを版胴10の外周面に巻装させた後、押
圧部材によって印刷用紙を版胴10に圧接させることに
より、開孔部10cから滲出したインキを印刷用紙に転
写させて印刷を行う孔版印刷装置において、開孔部10
cの周囲にインキが漏れ出ることを防止する、版胴回転
方向下流側端部の厚みが両側部の厚みよりも厚く形成さ
れた堰部材20を、開孔部10cの少なくとも版胴回転
方向下流側端部及び両側部に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開孔部を有する版
胴の外周面上にマスタを巻装して印刷を行う孔版印刷装
置に関し、詳しくは版胴開孔部からのインキの漏れ出し
を規制する堰部材に関する。
【0002】
【従来の技術】多孔性の支持円筒体である多孔性支持板
の周面に樹脂あるいは金属網体のメッシュスクリーンを
複数層巻装してなる回転自在な版胴と、熱可塑性樹脂フ
ィルム(厚み1〜3μm程度のものが一般的に用いられ
る)と和紙繊維あるいは合成繊維あるいは和紙繊維と合
成繊維とを混抄したものとを貼り合わせてなるラミネー
ト構造のマスタとを用い、マスタの熱可塑性樹脂フィル
ム面に対してサーマルヘッドを備えた製版手段により加
熱穿孔製版した後にこれを版胴に巻装し、版胴内部に設
けられたインキ供給手段よりインキを供給しつつプレス
ローラー等の押圧部材によって給紙手段より給送された
印刷用紙を版胴外周面上の製版済みマスタに連続的に押
圧することにより、版胴開孔部及びマスタ穿孔部よりイ
ンキを滲出させて印刷用紙に転写することで印刷を行う
感熱デジタル孔版印刷装置が一般的に知られている。
【0003】この孔版印刷装置によって印刷を長時間継
続すると、マスタと版胴外周面との間に存在するインキ
が押圧部材によって繰り返し圧縮されることにより徐々
に移動し、やがてマスタの側部及び端部から漏れ出てし
まう。これは一般的に「脇漏れ」及び「尻漏れ」と呼ば
れ、この漏れ出たインキが印刷用紙に付着すると印刷不
良となってしまう。そこで、版胴開孔部の周囲に樹脂フ
ィルム等の薄板を堰部材として設け、脇漏れ及び尻漏れ
を防止する技術が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、版胴開孔部の
周囲に堰部材を設ける技術では、インキの消費が減少し
た場合等、版胴外周面上に存在するインキ量が増加した
ときに、インキが堰部材を越えて尻漏れが発生する場合
がある。インキは、その大部分が版胴回転方向に沿って
移動し、版胴回転方向と直行する方向に移動する脇漏れ
は尻漏れに比較して発生しにくい。この尻漏れは堰部材
の厚みを厚くすることで解決できるが、脇漏れを防止す
る堰部材と尻漏れを防止する堰部材とは通常は一体的に
構成されているため、尻漏れを防止する堰部材の厚みを
厚くすると脇漏れを防止する堰部材の厚みも厚くなる。
【0005】ところが、脇漏れを防止する堰部材の厚み
を厚くし、この厚みが所定の厚みを超えると、版胴開孔
部と堰部材上部との段差の影響で版胴外周面上に巻装さ
れたマスタに対して張力が発生し、この張力に起因して
マスタへのしわあるいは破れが発生してしまうという問
題点がある。このため堰部材の厚みには限度があり、尻
漏れの発生を防止しつつ良好な印刷物を得ることは困難
であった。
【0006】本発明は上述の問題点を解決し、尻漏れの
発生を防止しつつ良好な印刷物を得ることが可能な孔版
印刷装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インキが滲出する開孔部を有する回転自在な版胴と、前
記版胴の内部に設けられたインキ供給手段と、前記版胴
の外周面に対して接離自在な押圧部材とを有し、製版さ
れたマスタを前記版胴の外周面に巻装させた後、前記押
圧部材によって印刷用紙を前記版胴に圧接させることに
より、前記開孔部から滲出したインキを前記印刷用紙に
転写させて印刷を行う孔版印刷装置において、前記版胴
は前記開孔部の周囲にインキが漏れ出ることを防止する
堰部材を前記開孔部の少なくとも版胴回転方向下流側端
部及び両側部に有し、前記堰部材はその版胴回転方向下
流側端部の厚みが両側部の厚みよりも厚く形成されてい
ることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置において、さらに前記堰部材は前記開孔部の
版胴回転方向下流側端部に対応する部位のみが、重なり
合った少なくとも2つの部材で構成されていることを特
徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の孔
版印刷装置において、さらに前記各部材はその端部が版
胴回転方向において互いにずれて配置され、各部材間に
おいてインキ貯留部を形成することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の孔
版印刷装置において、さらに前記各部材の端部のずれ量
は1〜2mmであることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のうちの何れか1つに記載の孔版印刷装置におい
て、さらに前記堰部材が厚み0.2mm以下の薄板であ
ることを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に用いられる孔版
印刷装置の要部概略正面図である。同図において孔版印
刷装置1は、製版搬送部2と印刷部3とを有している。
【0013】製版搬送部2は、マスタ4をロール状に巻
成してなるマスタロール4aの芯材4bを回転自在かつ
着脱自在に支持する図示しないマスタ支持部材、プラテ
ンローラー5、サーマルヘッド6、マスタ搬送ローラー
対7、切断手段8、マスタガイド板9等を有している。
【0014】マスタ4は、厚み1〜3μm程度の熱可塑
性樹脂フィルムと和紙からなる多孔性支持体とを貼り合
わせて構成されている。プラテンローラー5は製版搬送
部2の図示しない側板間に回転自在に支持されており、
図示しないステッピングモーターによって図1において
時計回り方向に回転駆動される。図示しない付勢手段に
よってプラテンローラー5に圧接されたサーマルヘッド
6は複数の発熱素子を有しており、この発熱素子が選択
的に発熱することによりマスタ4の熱可塑性樹脂フィル
ム面を加熱溶融穿孔製版する。プラテンローラー5のマ
スタ搬送方向下流側に配設されたマスタ搬送ローラー対
7は、図示しない駆動手段によって図1において反時計
回り方向に回転駆動される駆動ローラー7a及びこれに
所定の圧力で圧接配置された従動ローラー7bから構成
されており、プラテンローラー5よりも若干速い速度で
マスタ4を搬送するように駆動ローラー7aの回転周速
度が設定されている。マスタ搬送ローラー対7のマスタ
搬送方向下流側には切断手段8が配設されている。切断
手段8は固定刃8aに対して可動刃8bが回転移動して
マスタ4を切断する周知の構成である。切断手段8のマ
スタ搬送方向下流側にはマスタ4を案内するマスタガイ
ド板9が固設されている。
【0015】製版搬送部2の右下方には印刷部3が配設
されている。印刷部3は、版胴10と、版胴10の下方
に版胴10に対して接離自在に設けられた押圧部材とし
てのプレスローラー11とを有しており、版胴10の右
方には図示しない給紙部から給送される印刷用紙Pを所
定のタイミングで版胴10とプレスローラー11との間
に給送するレジストローラー対12が設けられている。
プレスローラー11は図示しない一対のアーム部材間に
回転自在に支持されており、図示しないアーム部材が図
示しない揺動手段によって揺動されることにより、所定
の圧接力で版胴10の外周面に対して圧接離間自在に設
けられている。
【0016】版胴10は、図2に示すように、多孔性支
持板10aとメッシュスクリーン10bとを有してお
り、インキ供給パイプを兼ねた支軸14に回転自在に支
持されている。多孔性支持板10aはステンレス等の金
属板からなり、電鋳加工によって複数の貫通穴からなる
開孔部10cを形成されている。開孔部10cの版胴軸
方向における長さは、後述するインキローラー15の幅
よりもやや大きくなるように設定されている。メッシュ
スクリーン10bは樹脂あるいは金属網体によって形成
されており、多孔性支持板10aの外周面上の開孔部1
0cと対応する部位に複数層にわたって巻装されてい
る。
【0017】多孔性支持板10aの開孔部10cを除い
た円周方向の部位である非開孔部10dには、多孔性支
持板10aの一母線に沿って形成された平面を含むステ
ージ部18が配設されている。磁性体で形成されたステ
ージ部18上には、ステージ部18との間でマスタ4の
先端部を挟持するクランパー19が回動自在に支持され
ている。クランパー19はステージ部18に磁着するマ
グネットを有しており、図示しない開閉装置により版胴
10が所定位置に達したときに開閉される。
【0018】図3は、版胴10を平面状に展開した状態
を示している。同図に斜線で示す開孔部10c(メッシ
ュスクリーン10bの図示を省略している)の周囲に
は、ポリエステル等のインキ不透過性を有する熱可塑性
樹脂フィルムからなる堰部材20が配設されている。堰
部材20は、開孔部10cの版胴回転方向における両側
縁部に沿って設けられ脇漏れを防止する2つのサイドガ
イド部20aと各サイドガイド部20aと一体に設けら
れると共に開孔部10cの版胴回転方向下流側端部側に
設けられ尻漏れを防止するエンドガイド部20bとを有
する第1部材20Aと、エンドガイド部20bと多孔性
支持板10aとの間にエンドガイド部20bと一体的に
設けられた第2部材20Bとを有している。
【0019】それぞれ厚み0.15mmに形成された第
1部材20Aと第2部材20Bとは、図4に示すよう
に、エンドガイド部20bの版胴回転方向上流側に位置
する端部と第2部材20Bの版胴回転方向上流側に位置
する端部とが互いに一致するように、両面テープ21に
よって互いに重なり合うようにエンドガイド部20bと
第2部材20Bとの間で一体的に固着されている。堰部
材20と多孔性支持板10aとは、各サイドガイド部2
0aの下面と多孔性支持板10aとの間で両面テープ2
2によって固着されている。従って、エンドガイド部2
0bの厚みは、各サイドガイド部20aの厚みの2倍と
なるように構成されている。なお、図4では第1部材2
0A及び第2部材20Bと多孔性支持板10aとをほぼ
同じ厚みで描いているが、実際はこの限りではない。
【0020】版胴10の内部には、図1に示すようにイ
ンキ供給手段13が配設されている。インキ供給手段1
3は、版胴10の外部に設けられた図示しないインキパ
ックから図示しないポンプによって吸引されたインキを
版胴10の内部に導入する支軸14、支軸14から供給
されたインキを多孔性支持板10aの内周面に供給する
インキローラー15、インキローラー15との間に僅か
な隙間をもって配設されたドクターローラー16等から
主に構成されている。
【0021】支軸14には、図示しないインキパックか
らのインキを版胴10の内部に供給するための複数の供
給孔14aが形成されており、この供給孔14aから滴
下したインキがインキローラー15とドクターローラー
16との近接部に形成された楔状空間に溜まり、インキ
溜まり17が形成されている。インキ溜まり17のイン
キはインキローラー15及びドクターローラー16の回
転によって混練され、ドクターローラー16によってそ
の層厚を規制されつつインキローラー15の表面に供給
される。インキローラー15が保持したインキは多孔性
支持板10aの内周面に供給される。
【0022】上述の構成よりこの孔版印刷装置1によれ
ば、長時間の印刷時においてプレスローラー11の圧接
により多孔性支持板10aの表面に押し出されたインキ
23は、図5に示すように、各サイドガイド部20aに
よって脇漏れを防止されると共に十分な高さを有するエ
ンドガイド部20bによって尻漏れを防止され、開孔部
10cの内部にとどまることとなる。これにより良好な
印刷物を得ることができる。
【0023】図6は、上記実施例の変形例に用いられる
堰部材20Cを示している。この堰部材20Cは、上記
実施例で示した堰部材20と比較すると、第2部材20
Bの版胴回転方向上流側に位置する端部がエンドガイド
部20bの版胴回転方向上流側に位置する端部よりも版
胴回転方向下流側にずれ量Xだけずれた状態で第1部材
20Aと第2部材20Bとが一体的に固着され、この部
位においてインキ貯留部24が形成されている点におい
てのみ相違しており、他の構成は同一である。
【0024】この堰部材20Cを用いた変形例によれ
ば、長時間の印刷時においてプレスローラー11の圧接
により多孔性支持板10aの表面に押し出されたインキ
23は、図7に示すように、各サイドガイド部20aに
よって脇漏れを防止されると共に十分な高さを有するエ
ンドガイド部20bによって尻漏れを防止され、さらに
ずれ量Xが形成されたインキ貯留部24に入り込むこと
となる。インキ貯留部24に入り込んだインキ23はや
がて開孔部10cから版胴10の内部へと戻され、これ
により開孔部10cの内部にとどまるインキ23の量が
減少することとなる。これにより上記実施例よりも印刷
用紙Pに余計なインキ23が付着しにくくなり、さらに
良好な印刷物を得ることができる。
【0025】上記変形例におけるずれ量Xは、これを変
化させて長時間印刷を行い、そのときに印刷用紙Pに対
して付着するインキ量を調査した結果、ずれ量Xが1m
mより小さい場合はインキ貯留部24に入り込むインキ
量が足りなくて版胴10内へのインキ23の戻し効果が
少なく、ずれ量Xが2mmを超える場合ではエンドガイ
ド部20bの版胴回転方向上流側端部が折れてしまうこ
とから、1〜2mmが最適範囲であることが判明した。
【0026】上記実施例及び変形例では、第1部材20
A及び第2部材20Bとして熱可塑性樹脂フィルムを用
いる例を示したが、第1部材20A及び第2部材20B
はこれに限られず、材質としてインキ不透過性及び可撓
性を有する樹脂板あるいはゴム板あるいは金属板等を用
いてもよい。また、第1部材20Aとして厚み0.15
mmのものを用いたが、厚みはこれに限られず0.2m
m以下のものを用いることが可能である。第1部材20
Aとしては、その厚みが0.2mmを超えるとサイドガ
イド部20aと多孔性支持板10aとの段差が大きすぎ
て版胴10に巻装されたマスタ4にしわが発生し、厚み
が薄すぎるとインキ23を堰き止めることができないこ
とから、その厚みは0.1mm〜0.2mmの範囲内に
あることが望ましい。なお、第2部材20Bとしては、
印刷に支障が生じない範囲であればどのような厚みのも
のを用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、長時間の印刷時におい
て押圧部材の圧接により版胴の開孔部の表面に押し出さ
れたインキは、その版胴回転方向下流側端部の厚みが両
側部の厚みよりも厚く形成された堰部材によって脇漏れ
及び尻漏れを防止されて版胴の開孔部の内部にとどまる
こととなり、印刷用紙に対する余計なインキの付着が防
止されることにより良好な印刷物を得ることができる。
また、堰部材を構成する2つの部材の端部を版胴回転方
向において互いにずらして各部材間にインキ貯留部を形
成することにより、版胴の開孔部の表面に押し出された
インキはインキ貯留部に入り込んだ後に開孔部から版胴
の内部へと戻され、開孔部の内部にとどまるインキ量が
減少することから印刷用紙に余計なインキが付着しにく
くなり、さらに良好な印刷物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用した孔版印刷装置の要
部概略正面図である。
【図2】本発明の一実施例に用いられる版胴を説明する
概略正面図である。
【図3】本発明の一実施例に用いられる堰部材を説明す
る斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に用いられる堰部材を説明す
る概略側面図である。
【図5】本発明の一実施例に用いられる堰部材により堰
き止められたインキの状態を示す概略側面図である。
【図6】本発明の一実施例の変形例に用いられる堰部材
を説明する概略側面図である。
【図7】本発明の一実施例の変形例に用いられる堰部材
により堰き止められたインキの状態を示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1 孔版印刷装置 4 マスタ 10 版胴 10c 開孔部 11 押圧部材(プレスローラー) 13 インキ供給手段 20,20C 堰部材 20A 部材(第1部材) 20B 部材(第2部材) 23 インキ 24 インキ貯留部 P 印刷用紙 X ずれ量

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インキが滲出する開孔部を有する回転自在
    な版胴と、前記版胴の内部に設けられたインキ供給手段
    と、前記版胴の外周面に対して接離自在な押圧部材とを
    有し、製版されたマスタを前記版胴の外周面に巻装させ
    た後、前記押圧部材によって印刷用紙を前記版胴に圧接
    させることにより、前記開孔部から滲出したインキを前
    記印刷用紙に転写させて印刷を行う孔版印刷装置におい
    て、 前記版胴は前記開孔部の周囲にインキが漏れ出ることを
    防止する堰部材を前記開孔部の少なくとも版胴回転方向
    下流側端部及び両側部に有し、前記堰部材はその版胴回
    転方向下流側端部の厚みが両側部の厚みよりも厚く形成
    されていることを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】前記堰部材は前記開孔部の版胴回転方向下
    流側端部に対応する部位のみが、重なり合った少なくと
    も2つの部材で構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】前記各部材はその端部が版胴回転方向にお
    いて互いにずれて配置され、各部材間においてインキ貯
    留部を形成することを特徴とする請求項2記載の孔版印
    刷装置。
  4. 【請求項4】前記各部材の端部のずれ量は1〜2mmで
    あることを特徴とする請求項3記載の孔版印刷装置。
  5. 【請求項5】前記堰部材が厚み0.2mm以下の薄板で
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちの
    何れか1つに記載の孔版印刷装置。
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