JP2003111992A - 本縫いミシンにおけるボビン糸監視装置 - Google Patents

本縫いミシンにおけるボビン糸監視装置

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JP2003111992A JP2002235744A JP2002235744A JP2003111992A JP 2003111992 A JP2003111992 A JP 2003111992A JP 2002235744 A JP2002235744 A JP 2002235744A JP 2002235744 A JP2002235744 A JP 2002235744A JP 2003111992 A JP2003111992 A JP 2003111992A
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    • DTEXTILES; PAPER
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  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本縫いミシンの3つの可能な作動状態を監視す
るための装置において、低コストに製造可能で、縫い埃
による汚染の少ない装置を提供する。 【解決手段】ミシン上軸(20)が1回転するたびにマ
イクロコンピュータ(17)にパルスを送る回転センサ
(19)と、ボビン(2)に指向する検出光線(12)
であって、ボビン(2)または残糸の巻糸から受光器
(15)のほうへ反射し、受光器から消費信号、評価信
号および(または)転送信号の形態でマイクロコンピュ
ータに送られる前記検出光線を送出させるための赤外線
レーザー送光器(14)と、種々の信号変化をミシンを
制御する制御信号を発生させるための検出閾値(DS)
と比較するべくマイクロコンピュータ内に設けられる比
較装置と、マイクロコンピュータと接続され、赤外線レ
ーザー送光器のパワーを一時的に周期的に減少させるた
めに制御可能な電源(16)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下糸備蓄部を受容
しているボビンケースを備えた有利には回転するルーパ
ーを有する本縫いミシンにおけるボビン糸監視装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第4031058
C1号公報には、本縫いルーパーを備えたミシンの下糸
の縫製終了を検知するための装置が開示されている。こ
の装置は、使用する糸の強度に関係なく、縫製糸端検知
後にまだ一定長さの残糸を提供するものである。
【0003】このため、ボビンのボスには、ボビンのフ
ランジに対しほぼ平行に指向する細条部が設けられてい
る。細条部の側面は反射性があるように形成されてい
る。ボビンのフランジ(その表面は光吸収層を有し、或
いはつや消しされている)には、反射ヘッドから出る赤
外線用の開口部が設けられている。赤外線はボビンがま
だ十分に充填されているときはボビンのフランジにあた
り、或いはフランジの開口部を通って巻糸の側面にあた
り、吸収される。赤外線が反射ヘッドのほうへ反射され
ない限りは、反射ヘッドから信号は出ない。
【0004】巻糸が消費されて、残糸の外径が細条部の
外径よりも小さくなると、フランジの開口部を通過する
赤外線は細条部の側面にあたり、反射ヘッドのほうへ戻
るように誘導される。これにより、ミシンの以後の制御
のために用いられる信号が発生し、この信号はミシンを
即座に停止させるため、および(または)、一定数の残
ステッチを形成させるために使用することができる。
【0005】赤外線を吸収するうえで、赤外線がボビン
のフランジの静止面に当たるか、静止している糸巻きに
当たるか、或いはボビンが回転しているかどうかは重要
でないので、この装置によれば、ミシンが正常に作動し
ているときはボビン糸の端部が近いことを検知または表
示させることができるが、たとえば糸切れのような縫製
障害を検知することは不可能である。すなわちボビンの
充填度が比較的良好なときに縫製中に上糸または下糸の
糸切れが生じると、赤外線はボビンのフランジまたは巻
糸から反射ヘッドのほうへ戻るように誘導されず、よっ
て出力信号は出ない。
【0006】上記装置の改良形は実質的に作動安定性を
向上させたものであるが、この種の改良形はドイツ連邦
共和国特許公開第4115520A1号公報に開示され
ている。この改良形においても反射ヘッドから出る赤外
線は外釜の底部に配置された反射面から反射ヘッドのほ
うへ戻るように誘導される。このためボビンケース上部
部分にもボビンの両フランジにも赤外線用の貫通穴が設
けられている。さらに、有利な構成では、ボビンは互い
に間隔を持って配置される2つの細条部を備えており、
これらの細条部にも赤外線用の貫通穴が穿設され、これ
ら貫通穴はボビンのフランジに設けた貫通穴と同じピッ
チ円上に配置されている。これらすべての貫通穴の配置
は、ボビンがかろうじて残糸を有しているときに、反射
ヘッドから出る赤外線がボビンケース上部部分の貫通穴
と第1のボビンフランジの貫通穴と両細条部の貫通穴と
ボビンケース下部部分の貫通穴と外釜の貫通穴とをとお
って反射面に達し、そこから反射ヘッドのほうへ戻るよ
うに誘導されるように選定されている。これにより反射
ヘッドから出力される信号は、ミシンを即座に停止させ
るか、残糸の少なくとも一部分をさらに消費させるかに
利用することができる。
【0007】ボビンの細条部に設けた貫通穴が残りの巻
糸によって覆われる程度にボビンが糸で充填されていれ
ば、赤外線が吸収される。この場合、これがボビン回転
時に生じるか、ボビン静止時に生じるかは全く問題では
ない。ボビンの充填度が比較的良好なときに縫製中に上
糸または下糸の糸切れが生じると、この装置においても
赤外線はボビンのフランジまたは巻糸から反射ヘッドの
ほうへ戻るように誘導されず、よって出力信号も出な
い。
【0008】この装置においては、縫い埃が付着するこ
とによる反射面の汚染を防止するため、ステッチ形成中
に反射面を介して上糸が運動するようになっているが、
このような処置にもかかわらず、赤外線が通過する多数
の貫通穴が設けられているために比較的故障しがちであ
り、製造コストが高い。また、ボビンケース上部部分と
対応するボビンとを整合させる必要があるばかりでな
く、ボビンケース下部部分と反射面を備えた外釜とを整
合させる必要もある。
【0009】ドイツ連邦共和国特許公開第344713
8A1号公報が開示している本縫いミシン用の装置は、
現時点での作動時様態に依存して作動状態に割り当て可
能な複数の信号列を生じさせる。ボビンが十分に充填さ
れている場合および縫製作動に支障がない場合には正弦
状に極めて近い変化を示す信号列が生じ、ボビンの充填
が十分でない場合には間欠的にリプル状に変化する信号
列が生じ、故障に対応するボビン停止時にはコンスタン
トに延びる信号列が生じる。
【0010】ボビンがまだ十分に充填されていて回転し
ている場合、反射ヘッドから出る赤外線は貫通穴を覆っ
ている巻糸と貫通穴の間にあるボビンフランジの反射面
とによって交互に反射せしめられ、これにより前述した
正弦状に極めて近い変化を示す信号列が生じる。これに
対して、ボビンにかろうじて残糸が残っている場合には
貫通穴は開放され、信号列は第1のボビンフランジの反
射内面と第2のボビンフランジの反射外面とにより交互
に形成される。この信号列はこの公報においては図3に
図示され、「水平リプル」と記載されているが、ボビン
フランジの内面と外面とが実質的に同じ反射率であるこ
とを考慮すると、このように形成された信号列は基本的
には継続信号であると見なすべきである。ボビン停止時
に赤外線は貫通穴の1つを通って一方のボビンフランジ
の内面に達してこれによって反射されるか、或いは、貫
通穴の間にあるボビンフランジ外面領域に当たってこれ
によって反射されるかのいずれかであるので、ボビンが
残糸でかろうじて充填されていて回転している場合に生
じる信号列と、同様に残糸でかろうじて充填されている
が、ボビンが停止しているときに生じる信号列との間に
実質的に相違がないことは明らかである。したがって、
ボビンが残糸でかろうじて充填されている場合に、この
ようにして生じた信号列を拠り所としてボビンが回転し
ているか停止しているかを区別することはきわめて困難
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、本縫
いミシンの3つの可能な作動状態を監視するための装置
において、すなわちボビンの充填度がまだ残糸よりも多
めにある作動状態と、ミシンが残糸を消費している作動
状態と、ボビンを停止させる糸切れのような障害がある
作動状態とを監視するための装置において、低コストに
製造可能で、縫い埃による汚染の少ない装置を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ミシン上軸が1回転するたびにマイクロコ
ンピュータにパルスを送る回転センサと、ボビンに指向
する検出光線であって、ボビンまたは残糸の巻糸から受
光器のほうへ反射し、受光器から消費信号、評価信号お
よび(または)転送信号の形態でマイクロコンピュータ
に送られる前記検出光線を送出させるための赤外線レー
ザー送光器と、種々の信号変化をミシンを制御する制御
信号を発生させるための検出閾値と比較するべくマイク
ロコンピュータ内に設けられる比較装置と、マイクロコ
ンピュータと接続され、赤外線レーザー送光器のパワー
を一時的に周期的に減少させるために制御可能な電源と
を有し、ボビンケースに挿着される前記ボビンが、半径
方向に指向する細条部により互いに分断される少なくと
も2つのチャンバーを備え、一方のチャンバーである残
糸室残糸を受容し、他方のチャンバーである本糸室が本
糸を受容し、細条部の、赤外線レーザー送光器側の端面
と、この端面に隣接している、ボビンのフランジの外面
とが、光を反射するように構成され、フランジが検出光
線を貫通させるための貫通穴を有していることを特徴と
するものである。
【0013】赤外線レーザー送光器を使用することによ
り、従来使用されていた赤外線送光器に比べ、高平行
度、よってビーム高濃度、高放射パワー、高単色性とい
ったコヒーレントな光線が得られるという利点がある。
【0014】この場合、特に高平行度と高放射パワーと
により、赤外線レーザー送光器も受光器として用いられ
る受光フォトトランジスタもボビンに対し比較的大きな
間隔で配置することができ、したがって転向ミラーやプ
リズムを設けずに済み、他方埃による汚染度も著しく減
少する。
【0015】さらに、本発明による監視装置では、通常
の金属反射率をもったボビンを使用できるので、残糸用
のチャンバーと本糸用のチャンバーとを備えた市販のボ
ビンを使用でき、この場合ボビンのフランジの外面と、
残糸用のチャンバーを画成している細条部の、前記外面
に隣接している端面との間隔は、ボビンのフランジと細
条部の端面とから種々の強度の信号を得るのに十分なも
のである。
【0016】マイクロコンピュータがステッチバックカ
ウンタを有し、残糸の消費を検知した後に、すなわち残
糸の消費開始前に、ステッチバックカウンタに残糸でま
だ実施可能なステッチ数または縫い目数または縫製物の
枚数を供給可能であり、ミシンの回転センサによりステ
ッチバックカウンタをカウントバックさせることによ
り、所定数のステッチまたは縫い目の形成後、或いは所
定枚数の縫製物の縫製後、ミシンの制御部にミシン停止
信号を供給する処置、および(または)表示装置を作動
させる処置を取るように構成すれば、本発明による監視
装置はグループステッチミシンや自動縫製設備での使用
に対しても特に適している。
【0017】赤外線レーザー光線が残糸の巻糸にあたっ
たときにたとえば糸切れによって生じるボビンの停止を
検知できるようにするため、本発明による監視装置は他
のステッチバックカウンタを有し、このステッチバック
カウンタは、検出閾値を下回るたびに、反射した検出光
線により導出される信号によって予め選定可能なステッ
チ数に設定可能であり、且つ回転センサによりマイクロ
コンピュータに供給されるパルスによってカウントバッ
ク可能であり、且つゼロの値に達したときにミシン停止
信号を発生させ、および(または)表示装置を作動させ
る。これにより、ボビン停止後わずか数ステッチでミシ
ンを停止させることができる。
【0018】本発明による監視装置をできるだけ縫い埃
によって生じる影響から防護するため、赤外線レーザー
送光器はその性能に関連した電流強さで作動する。これ
には作動安定性に優れているという利点があるが、検出
光線がボビンのフランジに当たるか、細条部の端面に当
たるかに関係なく継続反射が発生し、そのほぼコンスタ
ントな信号変化は、検出光線が残糸の消費に起因するも
のなのか、或いはボビンの停止に起因するものなのかに
関する情報をもたらさないという欠点がある。この場
合、ボビンの停止によって生じるコンスタントな信号変
化から、残糸の消費の際に形成され、検出閾値の片側か
ら他の側へ移行する正弦状の信号変化を除外するため、
マイクロコンピュータは以下のようなステッチバックカ
ウンタを有し、すなわち、検出閾値よりも下の範囲から
検出閾値よりも上の範囲へ信号が移行することによって
このステッチバックカウンタを始動させることにより、
予め決定可能なステッチ数の後に信号の移行が起こらな
いときに、電源から赤外線レーザー送光器に供給可能な
電流をその標準作動強さから最小強さへ段階的に減少さ
せるための信号を発生させる。
【0019】赤外線レーザー送光器に供給されるべき電
流の段階的な減少を、この間にすでに信号移行が検知さ
れ、よって残糸の消費中に継続反射が生じたことが確定
された場合にも最小強さまで行われないようにするた
め、電源から赤外線レーザー送光器に供給可能な電流の
段階的な減少を、段階的に減少させている間に信号移行
を行なうことによって終了させることが可能である。
【0020】第2のフランジも検出光線を貫通させるた
めの貫通穴を有していれば、どちらのフランジを用いて
ボビンを当初ボビンケースに挿着するかは問題ではな
く、すなわち両フランジのうちどちらのフランジが赤外
線レーザー送光器に隣接しているかは走査にとって問題
ではない。この場合、以下の実施形態で述べるように細
条部が両フランジに対して偏心配置され、細条部に隣接
しているフランジが赤外線レーザー送光器に隣接するよ
うにボビンがボビンケースに挿着されれば、残糸室に対
してもボビンの走査に対しても以下の実施形態で示し述
べるような挙動が得られる。
【0021】これに対して、糸をボビンに巻くに際し
て、まず本糸室の内側領域を糸で充填し、次に残糸室と
本糸室の残りの領域を糸で充填し、このように充填した
ボビンをボビンケースに挿着して本糸室の内側領域が赤
外線レーザー送光器に隣接するようにすれば(これに関
しては図1に関連して後述する)、この時点で比較的幅
広の残糸室に対しより大きな容積が得られ、すなわち比
較的厚みのある糸でも十分な残糸が調達される。反射面
とフランジおよび細条部との間隔が赤外線レーザー送光
器から出る検出光線と受光器に供給される反射した検出
光線との強度を異ならせる原因になるので、ここでも確
実な評価結果が達成される。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付の
図面を用いて詳細に説明する。図1はルーパーの本体1
を示すもので、本体1は、ボビン糸備蓄部を担持してい
るボビン2を受容するため、上部部分と下部部分とによ
って形成されるボビンケース3を有している。ボビンケ
ース3の下部部分のピン4によって受容されているボビ
ン2は、互いに間隔を持って配置される2つのフランジ
5,6を有し、フランジ5と6の間には、該フランジに
対しほぼ平行に指向する細条部7が配置されている。ボ
ビン2は金属からなっているのが有利で、その結果フラ
ンジ5の外側側部境界面も細条部7の外側側部境界面も
光を反射する。半径方向に比較的短く延びている細条部
7は、ボビン2の受容容積部を、残糸長さを受容する残
糸室8と、本糸長さを受容する本糸室9とに分割してい
る。ボビン2のフランジ5には、レーザー光線として構
成された検出光線12が貫通する複数個の貫通穴11が
円弧状に配置して設けられている。貫通穴11は穿孔部
として、或いは円弧状に形成された長穴として構成され
ている。また貫通穴11は、これらを貫通する検出光線
12が細条部7の外側領域に当たるように配置されてい
る。
【0023】ピン4の上方には、ルーパーの本体1の側
方にセンサヘッド13が配置され、センサヘッド13は
赤外線レーザー送光器14と対応する受光器15とを有
している。受光器15は受光フォトトランジスタとして
構成されていてよい。赤外線レーザー送光器14の入力
部は電源16と接続され、電源16の電流の強さは、赤
外線レーザー送光器14の送光パワーを変化させるた
め、マイクロコンピュータ17を介して制御されて可変
である。赤外線レーザー送光器14から出た検出光線1
2は、後でさらに詳細に説明するように、フランジ5か
細条部7か或いは残糸の巻糸によって反射され、受光器
15に送られる。受光器15の出力部は増幅器18を介
してマイクロコンピュータ17の第1の入力部と接続さ
れている。マイクロコンピュータ17の第2の入力部は
ミシンの回転センサ19と接続されており、回転センサ
19はミシン上軸20が1回転するごとに、よって1回
のステッチ形成サイクルごとにマイクロコンピュータ1
7にパルスを送る。マイクロコンピュータ17は全部で
3つのステッチカウンタを有しており、すなわちステッ
チバックカウンタAと、ステッチバックカウンタBと、
ステッチカウンタCとを有している。これらの機能に関
し、以下に本発明による装置の作用の説明に関連して説
明する。
【0024】まず、ミシンの第1の作動状態を考察す
る。この第1の作動状態では、図4と図5に図示したよ
うに本糸室9のボビン糸が消費される。図4において、
赤外線レーザー光送信器14から出た検出光線12はボ
ビン2のフランジ5に当たり、フランジ5によって受光
器15のほうへ反射する。フランジ5は金属の一般的な
反射率をもっており、よって比較的高い反射率を持って
いるので、検出光線12がフランジ5に当たっている時
間内にマイクロコンピュータ17には比較的高い電圧の
信号パルスS1が送られる。
【0025】糸の引出しによりボビン2がさらに回転し
て検出光線12が貫通穴11の一つに当たると(図
5)、検出光線12は巻糸の表面構造によって反射す
る。糸の表面の反射率は比較的小さく、フランジ5の反
射率よりもかなり小さいので、拡散反射となるため、マ
イクロコンピュータ17には電圧が比較的小さな信号パ
ルスS2だけが受光器15から供給される。両信号パル
スはマイクロコンピュータ17内で予め設定されている
検出閾値DSと比較され、検出閾値DSを周期的に越え
ている場合には図6に示すような信号列が発生し、糸の
消費が確認される。したがってミシンは第1の作動状態
で作動し、すなわち本糸室9の糸が消費される。
【0026】図7に図示した状態は、残糸室8内で検出
レベルを下回り、検出レベル以下の範囲の残糸室8の糸
が消費されはじめたばかりの状態である。ボビン2のフ
ランジ5に検出光線12が当たったときの状況は図4の
状況に対応している。
【0027】糸の引出しによりボビン2がさらに回転し
て検出光線12が貫通穴11の一つに当たって(図
8)、細条部7まで達すると、検出光線12は細条部7
から受光器15のほうへ反射する。細条部7がボビン2
のフランジ5と同じ反射率を有しているので、検出光線
12が細条部7に当たっている時間内にマイクロコンピ
ュータ17には比較的電圧の高い信号パルスが送られ
る。したがって、検出光線12がフランジ5に当たるか
細条部7に当たるかに関係なく継続反射が生じ、図9に
図示したように信号の変化はほぼ一定になる。この信号
変化にリプル電圧が重畳される。リプル電圧はフランジ
5の反射面と細条部7の反射面との間隔から生じるばか
りでなく、ボビン2の回転ムラ、ミシンの振動によって
も生じる。このリプル電圧は比較的小さく、しかも検出
不能ないくつかの偶然性から発生するものなので、前記
信号の変化から予測されるのは、検出レベルにいま到達
したこと、ミシンが第2の作動状態で縫製しているこ
と、すなわち残糸室8の糸が消費されることにすぎな
い。
【0028】ボビン2を充填して残糸室8内に蓄えられ
ている糸の長さを実験的に調べるか、或いは、糸の太さ
と残糸室8の収容容積をもとに算出するかして、対応す
る値を1回のステッチ形成サイクルごとの糸消費量とと
もにマイクロコンピュータ17にファイルすると、マイ
クロコンピュータ17はステッチバックカウンタAをセ
ットする。ステッチバックカウンタAはそのパルスを回
転センサ19から得る。ステッチバックカウンタAがゼ
ロの値までカウントバックすると、この時点で残糸長さ
は消費されてしまったので、ミシンを停止させる。
【0029】1つの縫い目ごとのステッチ数または1枚
の縫製物ごとのステッチ数が既知であれば、1つの縫い
目ごとのステッチ数または1枚の縫製物ごとのステッチ
数を前もってマイクロコンピュータ17に入力すること
により、すでに残糸の消費開始時点で、まだ形成可能な
縫い目数或いは縫製物の枚数を入力することができるの
で、所定数のステッチまたは縫い目の形成後、或いは所
定枚数の縫製物の縫製後、マイクロコンピュータ17は
ミシン停止信号をミシン制御部に送り、および(また
は)表示装置を作動させる。
【0030】ボビン糸の糸切れは特殊なケースである。
糸切れが起きると、糸の引出しがなくなるのでボビン2
は停止する。下糸が切れて検出光線12がボビン2のフ
ランジ5に当たるか、細条部7に当たると、それぞれ継
続反射が生じる。この継続反射は、検出光線12がフラ
ンジに当たる図4の状況に対応するか、或いは、検出光
線12が細条部7に当たる図8の状況に対応している。
図5の状況で糸切れが起きて検出光線12が1つの貫通
孔11を通って巻糸まで達すると、定常拡散反射が生じ
る。これにより検出閾値DS以下の継続信号が発生し、
この継続信号は図6の信号S2の変化に対応している。
いまある一定数のステッチが形成されている間に検出閾
値DSよりも上の範囲へ信号が移行しないとすると、ボ
ビン2は停止し、糸切れにより発生する障害が存在す
る。この状況を検出するためにマイクロコンピュータ1
7はステッチバックカウンタBを有している。ステッチ
バックカウンタBは、検出閾値DSを下回るたびに、予
め選定可能なステッチ数に設定可能である。ステッチバ
ックカウンタBが値ゼロに達して、検出閾値DSよりも
上の範囲への信号の移行がないとすると、これによりミ
シンが停止されて、対応する報知が操作者になされる。
【0031】ボビン糸が切れたときにボビン2が継続反
射が行なわれるような位置に留まると、図11に対応す
るような信号変化が生じる。この信号変化は検出閾値D
Sよりも常に上の範囲にある図9の信号変化とかなり類
似している。継続反射から、ボビン糸が残糸によって消
費されるのか、或いはボビン2が停止しているのかの情
報を導出することはできない。この状況に対応している
のは、検出光線12が停止してまだ充填されているボビ
ン2のフランジ5に当たっている図4の状況か、或い
は、検出光線12がかろうじて残糸を有して静止してい
るボビン2の細条部7に当たっている図8の状況か、或
いは、検出光線12がかろうじて残糸を有して静止して
いるボビン2のフランジ5に当たっている図10の状況
である。図11の信号変化は図9の信号変化(貫通穴1
1を通って細条部7にあたる検出光線12による残糸の
消費)に著しく類似しているので、図11の信号変化は
作動状態に関する情報を含んでいない、即ち図11の信
号変化から、この変化がボビン2の停止に起因するもの
なのか、或いは、残糸の正常な消費に起因するものなの
かを導出することはできない。
【0032】この信号変を検出するため、検出閾値DS
よりも下の範囲から検出閾値DSよりも上の範囲へ信号
が移行するたびにステッチカウンタCを始動させる。一
定数のステッチ(たとえば2ステッチ)を縫った後に検
出閾値DSよりも下の範囲への信号の移行がなければ、
マイクロコンピュータ17は制御可能な電源16を用い
て赤外線レーザー送光器14への電流を、よってその送
光パワー(正常状態では可能な限り高い値にある)を図
13に示すようないくぶん低い値へ減少させる。さらに
信号の移行がなければ、前記電流を一定のステッチ数を
縫った後に更なる量だけ減少させる。送光パワーの減少
により装置は増感する。これにより、赤外線レーザー送
光器14までのフランジ5の反射面と細条部7の反射面
との距離が異なっていれば、一定の送光パワーを下回っ
てボビン2がまだ回転しているときに信号の移行を検知
できる。
【0033】赤外線レーザー送光器14に供給可能な電
流の減少は最小電流まで反復させることができる。この
場合信号の移行が相変わらず起こらないならば、ボビン
2は停止している。即ち糸の引出しは行なわれない。こ
の場合操作者に適宜知らせることによりミシンを停止さ
せてもよい。送光パワーが減少して信号の移行が起きる
と、ボビン2が回転していること、この時点で図8の状
況に応じて残糸が消費されることが予想できる。赤外線
レーザー送光器14のパワーは新たなサイクルのために
その最大値へリセットさせることができる。
【0034】段階的に減少させることにより、正常な作
動の場合、特に本糸室9に備蓄されているボビン糸を消
費しているときに比較的高い送光パワーで作動させるこ
とができるので、汚染または製造公差或いは組立公差に
より反射特性が悪化してもパワーの供給を十分に行なえ
るとともに、ある特定の作動状態を検出している間に、
かなり小さな送光パワーで赤外線レーザー送光器14ま
でのフランジ5の反射面と細条部7の反射面との異なる
距離から種々の信号変化を検知することができる。
【0035】図13ないし図18は上記プロセスの信号
変化を図示したものである。図13は、制御可能な電源
16から赤外線レーザー送光器14へ達する電流をマイ
クロコンピュータ17により多段階で減少させて赤外線
レーザー送光器14の送光パワーを段階的に減少させる
信号変化を示したものである。
【0036】図14は、ステッチカウンタCを始動させ
た後、赤外線レーザー送光器14のパワーを減少させて
連続的に形成されるステッチの数を時間に関連付けたグ
ラフである。
【0037】図15は、継続反射中の信号変化をもう一
度示すもので、この信号変化が検出閾値DSよりも上の
範囲にあり、ミシンの作動状態に関する情報をこの信号
変化から読み取れないことを示すものである。
【0038】図16に図示した状況では、赤外線レーザ
ー送光器14に供給される電流は第1ステップだけ減少
させている。信号の強度は減少させた電流の強さに応じ
て減少しているが、信号変化はまだ検出閾値DSよりも
上の範囲にある。信号変化にはすでにリプルが認められ
るが、継続反射の場合の信号変化とわずかしか異なって
いないので、作動状態に関する情報を得るにはまだ十分
でない。
【0039】図17に図示した状況では、赤外線レーザ
ー送光器14に供給される電流は第2ステップだけ減少
させている。信号の強度は減少させた電流の強さに応じ
て減少しているが、信号変化はまだ検出閾値DSよりも
上の範囲にある。信号変化のりプルはさらに著しいもの
になっており、残糸室8の糸が消費される間の信号変化
に近似した輪郭を有している。しかし信号変化はまだ検
出閾値DSよりも上の範囲にあり、したがってまだ信号
の移行はないので、信号移行に関する確実な情報はなさ
れず、よって作動状態に関する確実な情報もなされな
い。
【0040】図18に図示した状況では、赤外線レーザ
ー送光器14に供給される電流の強さは総じて3ステッ
プだけ減少させている。この電流の強さは赤外線レーザ
ー送光器14に供給されるべき最小電流強さをも同時に
表わしている。信号変化は検出閾値DSを下回ってお
り、残糸室8の糸が正常に消費されるときの信号変化に
対応している。図11に示す信号変化は赤外線レーザー
送光器14の性上の作動電流を使用して生じるものであ
り、継続反射を推量させるものであるが、この信号変化
は赤外線レーザー送光器14に供給可能な電流を何度も
減少させることにより、残糸室8の糸が正常に消費され
ているときの信号変化に対応するような信号変化と見な
すことができる。
【0041】赤外線レーザー送光器14が正常な電流強
さで作動しているときに発生する信号は継続反射を示唆
するものであり、ミシンの作動状態に関する情報を与え
るものではないが、赤外線レーザー送光器14が一時的
に電流の強さを段階的に減少させて作動しているときに
はこの見かけの継続反射を残糸室8の糸が正常に消費さ
れているときの信号変化と見なすことができるので、マ
イクロコンピュータ17は数ステッチ後にすでに、この
場合の信号変化が図8の状況に対応するような信号変化
であり、操作者に適宜報知してミシンをストップさせる
ための信号を発生させるような信号変化であると判断す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーパーをも併せて示した本発明による監視装
置の概略図である。
【図2】ボビンの端面図である。
【図3】ボビンの端面図である。
【図4】本糸が消費されている間の検出光線の延在態様
を、ボビンのフランジに当たる検出光線12によって示
した図である。
【図5】本糸が消費されている間の検出光線の延在態様
を、貫通穴を貫通する検出光線12によって示した図で
ある。
【図6】図4および図5の検出結果から得られる信号変
化を検出閾値とともに示したグラフである。
【図7】残糸が消費されている間の検出光線の延在態様
を、ボビンのフランジに当たる検出光線12によって示
した図である。
【図8】残糸が消費されている間の検出光線の延在態様
を、貫通穴を貫通する検出光線12によって示した図で
ある。
【図9】図7および図8の検出結果から得られる信号変
化を検出閾値とともに示したグラフである。
【図10】検出光線12がボビン停止時にボビンのフラ
ンジに当たったときの該検出光線12の延在態様を示す
図である。
【図11】図10の検出結果から得られる信号変化を検
出閾値とともに示したグラフである。
【図12】電源の電流強さを減少させた後の、図10の
検出結果から得られる信号変化を示したグラフである
【図13】電源の電流強さを段階的に減少させている間
の電流強さの変化を示すグラフである。
【図14】電流強さを減少させている間に形成されるス
テッチの割り当てを示すグラフである。
【図15】電源の電流強さを減少させた後の、作動状態
に関する情報を含まない信号変化を、検出閾値とともに
示したグラフである。
【図16】図8による残糸消費中に電源の電流強さを減
少させた後の信号変化を検出閾値とともに示したグラフ
である。
【図17】図8による残糸消費中に電源の電流強さを減
少させた後の信号変化を検出閾値とともに示したグラフ
である。
【図18】図8による残糸消費中に電源の電流強さを減
少させた後の信号変化を検出閾値とともに示したグラフ
である。
【符号の説明】
1 ルーパーの本体 2 ボビン 5,6 フランジ 7 細条部 8 残糸室 9 本糸室 11 貫通穴 12 検出光線 14 赤外線レーザー送光器 15 受光器 16 電源 17 マイクロコンピュータ 19 回転センサ DS 検出閾値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート ノイローア ドイツ連邦共和国 デー・67659 カイザ ースラウテルン オッターベルガー シュ トラーセ 62 (72)発明者 カール・ルートヴィヒ マーヌエル ドイツ連邦共和国 デー・67731 オッタ ーバッハ ローテンベルガーシュトラーセ 19 Fターム(参考) 3B150 AA02 CE23 CE27 GD04 GD07 KA01 LA56 LA85 LA88 LB01 NA52 PA03 QA04 QA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下糸備蓄部を受容しているボビンケースを
    備えた有利には回転するルーパーを有する本縫いミシン
    におけるボビン糸監視装置において、 ミシン上軸(20)が1回転するたびにマイクロコンピ
    ュータ(17)にパルスを送る回転センサ(19)と、 ボビン(2)に指向する検出光線(12)であって、ボ
    ビン(2)または残糸の巻糸から受光器(15)のほう
    へ反射し、受光器(15)から消費信号、評価信号およ
    び(または)転送信号の形態でマイクロコンピュータ
    (17)に送られる前記検出光線(12)を送出させる
    ための赤外線レーザー送光器(14)と、 種々の信号変化をミシンを制御する制御信号を発生させ
    るための検出閾値(DS)と比較するべくマイクロコン
    ピュータ(17)内に設けられる比較装置と、 マイクロコンピュータ(17)と接続され、赤外線レー
    ザー送光器(14)のパワーを一時的に周期的に減少さ
    せるために制御可能な電源(16)とを有し、 ボビンケースに挿着される前記ボビン(2)が、半径方
    向に指向する細条部(7)により互いに分断される少な
    くとも2つのチャンバーを備え、一方のチャンバーであ
    る残糸室(8)が残糸を受容し、他方のチャンバーであ
    る本糸室(9)が本糸を受容し、細条部(7)の、赤外
    線レーザー送光器(14)側の端面と、この端面に隣接
    している、ボビン(2)のフランジ(5)の外面とが、
    光を反射するように構成され、フランジ(5)が検出光
    線(12)を貫通させるための貫通穴(11)を有して
    いることを特徴とするボビン糸監視装置。
  2. 【請求項2】マイクロコンピュータ(17)がステッチ
    バックカウンタ(A)を有し、残糸の消費を検知した後
    にステッチバックカウンタ(A)に残糸でまだ実施可能
    なステッチ数または縫い目数または縫製物の枚数を供給
    可能であり、ミシンの回転センサ(19)によりステッ
    チバックカウンタ(A)をカウントバックさせることに
    より、所定数のステッチまたは縫い目の形成後、或いは
    所定枚数の縫製物の縫製後、ミシンの制御部にミシン停
    止信号を供給することおよび(または)表示装置を作動
    させることを特徴とする、請求項1に記載のボビン糸監
    視装置。
  3. 【請求項3】検出光線(12)がボビン(2)の巻糸に
    あたったときにボビン(2)の停止を検知するためにマ
    イクロコンピュータ(17)がステッチバックカウンタ
    (B)を有し、ステッチバックカウンタ(B)は、検出
    閾値(DS)を下回るたびに、反射した検出光線(1
    2)により導出される信号によって予め選定可能なステ
    ッチ数に設定可能であり、且つ回転センサ(19)によ
    りマイクロコンピュータ(17)に供給されるパルスに
    よってカウントバック可能であり、且つゼロの値に達し
    たときにミシン停止信号を発生させることおよび(また
    は)表示装置を作動させることを特徴とする、請求項1
    に記載のボビン糸監視装置。
  4. 【請求項4】検出光線(12)の継続反射によって形成
    され且つ検出閾値(DS)を下回らない信号変化のうち
    正弦状の信号変化を検知するためにマイクロコンピュー
    タ(17)がステッチバックカウンタ(C)を有し、検
    出閾値(DS)よりも下の範囲から検出閾値(DS)よ
    りも上の範囲へ信号が移行することによってステッチバ
    ックカウンタ(C)を始動させることにより、予め決定
    可能なステッチ数の後に信号の移行が起こらないとき
    に、電源(16)から赤外線レーザー送光器(14)に
    供給可能な電流をその標準作動強さから最小強さへ段階
    的に減少させるための信号を発生させることを特徴とす
    る、請求項1に記載のボビン糸監視装置。
  5. 【請求項5】電源(16)から赤外線レーザー送光器
    (14)に供給可能な電流の段階的な減少を、段階的に
    減少させている間に信号移行を行なうことによって終了
    させることが可能であることを特徴とする、請求項4に
    記載のボビン糸監視装置。
  6. 【請求項6】第2のフランジ(6)も検出光線(12)
    を貫通させるための貫通穴(11)を有していることを
    特徴とする、請求項1に記載のボビン糸監視装置。
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