JP2003111068A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

集合住宅インターホンシステム

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JP2003111068A
JP2003111068A JP2001298692A JP2001298692A JP2003111068A JP 2003111068 A JP2003111068 A JP 2003111068A JP 2001298692 A JP2001298692 A JP 2001298692A JP 2001298692 A JP2001298692 A JP 2001298692A JP 2003111068 A JP2003111068 A JP 2003111068A
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貴俊 山岸
Tsuneo Koyanagi
常雄 小柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の集合住宅用インターホンシステムの映
像中継増幅器は商用電源からの電源供給を必要とするた
め、設置場所が限られるという問題があった。 【解決手段】 映像制御装置20から供給される電源を
用いて駆動させ、電源と映像信号を分離し、それぞれを
別個に整形、増幅した後に再び重畳させる事で、商用電
源からの電源供給を無くし、設置場所の選択幅を広げ
る。また、電源の入力側と出力側を機能選択スイッチ8
1により切り替えることで、カメラユニット10と映像
制御装置間の線路延長と、映像制御装置と住戸内モニタ
40間の線路延長の両方の機能を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像中継増幅器が
設置された集合住宅用インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的な集合住宅用インターホ
ンシステムの映像システムを示している。1は平衡電
線、10はカメラユニット、20は映像制御装置、30
は映像中継増幅器、40は住戸内モニタ、50は分岐
器、90は多棟映像制御装置である。
【0003】まず、来訪者が共同玄関を訪れた場合を説
明する。来訪者は、共同玄関に設けられた、図示しない
ロビーインターホンを操作して訪問先の住戸の人を呼び
出す。この際、ロビーインターホンに設けられたカメラ
ユニット10により訪問者が撮影されて、住戸内モニタ
40にその撮影画像が映し出される。この動作例につい
て図5を用いて具体的に説明する。なお共同玄関は複数
あり、その場所毎にカメラユニット10が設けられてい
る。まず、図示しないインターホンの中央制御装置より
制御信号を受けた映像制御装置20は、呼び出しが行わ
れたロビーインターホンに設けられたカメラユニット1
0を選択し駆動する。映像制御装置20は、選択したカ
メラユニット10からの映像信号を増幅して住戸内モニ
タ40へ送出する。そして、ロビーインターホンから呼
び出しをうけて、インターホンの中央制御装置より制御
信号を受けた住戸内モニタ40は、分岐器50を介して
映像信号が入力され、選択されたカメラユニット10の
映像が住戸内モニタ40に表示される。
【0004】図6、図7、図8は、それぞれカメラユニ
ット10、映像制御装置20、住戸内モニタ40の内部
ブロックを示したものである。図6において、10a〜
14はカメラユニット10の内部ブロックであり、10
aはカメラ出力端子、11はローパスフィルタ、12は
定電圧発生部、13はCCDカメラ部、14は映像信号
変調部である。また図7において、20a〜27は映像
制御装置20の内部ブロックであり、20aはモニタ出
力端子、20bはカメラ入力端子、20cは商用電源端
子、20dは制御入力端子、21は回線切替部、22は
映像信号作成部、23はハイパスフィルタ、24は増幅
部、25は出力バッファ、26は制御部、27は定電圧
発生部である。また図8において、40a〜45は住戸
内モニタ40の内部ブロックである。40aはモニタ入
力端子、41はローパスフィルタ、42は定電圧発生
部、43はハイパスフィルタ、44は復調部、45は表
示部である。
【0005】映像制御装置20は、商用電源端子20c
から定電圧発生部27を介して映像制御装置20内部の
駆動電源を作成する。制御入力端子20dを介して、イ
ンターホンの中央制御装置より制御信号を受けた制御部
26は、回線切替部21により来訪者が呼び出し操作を
行ったロビーインターホンのカメラユニット10を選択
し、住戸内モニタ40へ映像信号を送出する為の出力バ
ッファ25を使用可能状態にする。
【0006】回線切替によって選択されたカメラユニッ
ト10は、映像制御装置20の定電圧発生部27より平
衡電線1を介してカメラ出力端子10aから電源が供給
され、ローパスフィルタ11を経て定電圧発生部12に
よりCCDカメラ部13及び映像信号変調部14を駆動
する内部電源を作成する(図6参照)。CCDカメラ部
13はCCDにより撮像した風景及び来訪者の映像を電
気信号に変換し、映像信号変調部14はCCDカメラ部
13より出力された信号を狭い占有周波数へ変調する。
例えばFM変調やAM変調である。変調された電気信号
(以下映像信号と呼ぶ)は、カメラ出力端子10aを介
して映像制御装置20より電源を供給されている平衡電
線1へ重畳して出力される。このようにカメラユニット
10と映像制御装置20との間の平衡電線1及びその他
の平衡電線1には、電源に映像信号が重畳された映像電
源重畳信号が伝送されている。
【0007】カメラユニット10からの映像信号は、カ
メラ入力端子20bを介して、映像制御装置20の映像
信号作成部22へ出力される。映像信号作成部はハイパ
スフィルタ23と増幅部24により構成され、ハイパス
フィルタ23で電源に重畳された映像信号を分離する。
増幅部24は平衡電線1によって減衰した映像信号を増
幅する。増幅された映像信号は、出力バッファ25から
出力され、定電圧発生部27から出力される駆動電源と
再び重畳され、平衡電線1(及びモニタ出力端子20
a)を介して分岐器50、住戸内モニタ40へ出力され
る。このように住戸内モニタ40の電源は、映像制御装
置20から供給されている。
【0008】訪問者がロビーインターホンを操作して、
訪問したい住戸を選択すると、選択された住戸内モニタ
40は、平衡電線1を介して映像制御装置20に接続さ
れた分岐器50から、平衡電線1を介して電源に重畳さ
れた映像信号を受信する。分岐器50は、映像信号のイ
ンピーダンス整合を行いながら線路の分岐をするもの
で、システムの動作説明に直接影響しないため、以後省
略して説明する。図8の住戸モニタ40において、モニ
タ入力端子40aから入力された映像電源重畳信号から
電源が内部のローパスフィルタ41により分離され、定
電圧発生部42は復調部44と表示部45の駆動用電源
を作成する。また、ハイパスフィルタ43によって分離
された映像信号は、復調部44によって元の信号に戻さ
れ、表示部45は該信号に基づいた画面を表示する。
【0009】住戸内モニタ40は、平衡電線1を介して
映像制御装置20から電源と映像信号の供給を受ける
が、平衡電線1の線路長が長くなると映像信号の減衰が
大きくなり、住戸内モニタ40での映像信号の復調が困
難になる。そこで、線路長が長くなる場合には映像制御
装置20の出力を映像中継増幅器30に入力し、再び映
像信号を増幅した後に住戸モニタ40へ入力する(図5
の右上部分参照)。
【0010】図9は従来の映像中継増幅器30のブロッ
ク図である。30aはモニタ出力端子、30bは信号入
力端子、30cは商用電源端子、31はハイパスフィル
タ、32は増幅部、33は定電圧発生部、34は出力バ
ッファである。
【0011】映像中継増幅器30は商用電源端子30c
から定電圧発生部33により増幅部32、出力バッファ
34を駆動し、さらに住戸モニタ40を駆動する為の駆
動電源を作成する。映像制御装置20より送出される電
源に重畳され、信号入力端子30bから入力された映像
信号はハイパスフィルタ31により電源電圧と分離さ
れ、分離された映像信号は増幅部32により増幅され
る。増幅された映像信号は、出力バッファ34を介して
定電圧発生部33により作成された駆動電源に再び重畳
されて住戸モニタ40へ出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図9の形態の映像中継
増幅器30は、商用電源により駆動されるため、大きな
電力を使用できる。このため、出力バッファ34の数を
増加させることにより、多くの住戸モニタ40への平衡
電線1を接続させることができる。
【0013】しかしながら、実際の集合住宅へシステム
を設置する場合、線路長が足りない住戸数はそれほど多
くなく、多数の住戸モニタを増幅器に接続する必要性は
低い。また集合住宅内で商用電源を確保できる場所は限
定されるため、設置場所を慎重に選択する必要があっ
た。
【0014】また、図9の形態では、映像制御装置20
と住戸内モニタ40の間の線路長を延長する事しかでき
ず、カメラユニット10と映像制御装置20の線路長が
足りない場合には対応できない欠点があった。
【0015】また、集合住宅が複数の棟で構成される場
合、それぞれの棟に映像制御装置20を設置し、各棟の
映像制御装置20へ映像信号を送出する多棟映像制御装
置90が設置される(図5の左下部分参照)。該映像制
御装置間の線路長は棟間を接続するため自ずと長くなる
が、図9の構成の映像中継増幅器では商用電源の確保が
可能な場所が限定されるため、設置場所の確保が困難と
いう問題点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の点に鑑み、本発明
は、共同玄関を訪れた来訪者をロビーインターホンに設
けられたカメラユニットを用いて住戸内モニタから確認
でき、該カメラユニットの電源及び住戸内モニタの電源
に映像信号を重畳して一対の平衡電線で映像電源重畳信
号を伝送する集合住宅インターホンシステムにおいて、
上記映像電源重畳信号の電源を用いて映像信号を増幅
し、中継する映像中継増幅器を備えたことを特徴とした
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した形態につ
いて説明する。なお従来技術と同じ部分には同じ符号を
つけ説明を省略する。図1は、本発明の映像中継増幅器
70の第1の実施形態を示す構成図である。70aは信
号入力端子、70bはモニタ出力端子、71は逆流防止
部、72a〜72bはローパスフィルタ、73は整流
部、74は定電圧発生部、75はハイパスフィルタ、7
6は増幅部、77は電源作成部、78は映像信号作成部
である。
【0018】映像中継増幅器70は、映像制御装置20
と住戸内モニタ40の間に設置され、映像制御装置20
より送出される映像電源重畳信号が入力される(図3参
照)。
【0019】電源作成部77は、信号入力端子70aを
介して映像制御装置20から入力された映像電源重畳信
号の高周波成分を除去して映像信号を除去した直流或い
は低周波電源を作成する。即ち、映像制御装置20から
入力された映像電源重畳信号は整流部73で整流され、
ローパスフィルタ72aで平滑された後に保護回路であ
る逆流防止部71を介して住戸内モニタ40への電源を
供給する。ローパスフィルタ72bで映像信号を除去さ
れた電源は、定電圧発生部74によって内部駆動用電源
を作成し、増幅部76に供給する。映像信号作成部78
は、映像電源重畳信号から低周波成分を除去して映像信
号を取り出し、映像信号を所定の電圧レベルまで増幅す
る。即ち、ハイパスフィルタ75で映像電源重畳信号か
ら映像信号を分離し、増幅部76で平衡電線1の影響で
減衰した映像信号を増幅する。そして電源作成部77に
より作成した電源と、映像信号作成部78により作成し
た映像信号を図示しない重畳部で再び重畳し、モニタ出
力端子70bを介して住戸内モニタ40へ出力する。
【0020】次に、本発明の映像中継増幅器60の第2
の実施形態を図2に示す。60aは信号出力端子、60
bはカメラ入力端子、61は逆流防止部、62a〜62
bはローパスフィルタ、63は整流部、64は定電圧発
生部、65はハイパスフィルタ、66は増幅部、67は
電源作成部、68は映像信号作成部である。
【0021】映像中継増幅器60は、映像制御装置20
とカメラユニット10の間に設置され(図3参照)、映
像制御装置20より送出される電源が信号出力端子60
aより入力され、カメラユニット10からの映像信号は
カメラ入力端子60bより入力される。この映像制御装
置20から送出される電源は、ロビーインターホンのカ
メラユニット10へ出力される。そしてカメラユニット
10は電源に重畳させて映像信号を映像制御装置20へ
出力する。
【0022】映像中継増幅器60の電源作成部67は高
周波成分を除去して映像信号を除去した直流或いは低周
波電源を作成する。即ち、映像制御装置20より入力さ
れた電源を整流部63で整流し、ローパスフィルタ62
aで平滑した後に保護回路である逆流防止部61を介し
てカメラユニット10への電源を供給する。また、整流
部63で整流された映像電源重畳信号は、ローパスフィ
ルタ62bを経て定電圧発生部64によって内部駆動用
電源を作成する。映像信号作成部68は、映像電源重畳
信号から低周波成分を除去して映像信号を取り出し、映
像信号を所定の電圧レベルまで増幅する。即ち、映像電
源重畳信号は、ハイパスフィルタ65によって直流又は
低周波の電源電圧が除去されて映像信号が分離され、増
幅部66で平衡電線1の影響で減衰した映像信号を増幅
する。
【0023】そして電源作成部67が作成した電源を、
カメラユニット10から送出される映像信号に図示しな
い重畳部で重畳して、カメラ端子60bを介してカメラ
ユニット10へ出力し、映像信号作成部68により作成
した映像信号を、信号出力端子60aを介して映像制御
装置20が出力する電源に重畳して映像制御装置20へ
出力する。
【0024】次に、本発明の映像中継増幅器80の第3
の実施形態を図4に示す。80aは信号入力端子、80
bは信号出力端子、81は機能選択スイッチ、81a、
81bはスイッチ、82は電源作成部、83は映像信号
作成部、84は整流部、85a〜85bはローパスフィ
ルタ、86は逆流防止部、87は定電圧発生部、88は
ハイパスフィルタ、89は増幅部である。
【0025】映像信号作成部83は、信号入力端子80
aより入力された映像電源重畳信号からハイパスフィル
タ88で電源電圧と分離して映像信号を取り出し、増幅
部89で平衡電線1の影響で減衰した映像信号を増幅す
る。電源作成部82は入力された電源を整流部84で整
流し、ローパスフィルタ85aで平滑した後に保護回路
である逆流防止部86を通じて電源を作成する。また、
整流部84で整流された電源は、ローパスフィルタ85
bを経て定電圧発生部87によって、映像信号作成部8
3等を駆動するための内部駆動用電源を作成する。
【0026】電源作成部82への入力と出力には機能選
択スイッチ81が設けられ、該スイッチを切り替える事
により信号入力端子80a側から電源を入力して信号出
力端子80b側へ電源を送出する機能と、信号出力端子
80b側から電源を入力して信号入力端子80a側へ電
源を送出する機能の2つの機能を選択できる。
【0027】機能選択スイッチ81は、連動して切り替
えられるスイッチ81aとスイッチ81bとから構成さ
れる。ここでスイッチ81a,81bを接点A,Cに接
続して、上記信号入力端子80a側から電源を入力して
信号出力端子80b側へ電源を送出する機能を選択した
場合には、電源作成部82で作成した電源と映像信号作
成部83により作成した映像信号を重畳する事になり、
上記第1の実施形態と同一の形態となる。即ち、映像制
御装置20と住戸内モニタ40の間に設置される映像中
継増幅器70と同じ機能を備えることになる。またスイ
ッチ81a,81bを接点B,Dに接続して、上記信号
出力端子80b側から電源を入力して信号入力端子80
a側へ電源を送出する機能を選択した場合には、電源作
成部82で作成した電源出力と入力される映像信号とを
重畳し、映像信号作成部83により作成した映像信号と
入力される電源とを重畳する事になり、上記第2の実施
形態と同一の形態となる。即ち、映像制御装置20とカ
メラユニット10の間に設置される映像中継増幅器60
と同じ機能を備えることになる。
【0028】図3は、本発明の映像中継増幅器を用いた
システム構成例である。なお、従来例と同じ部分には同
じ符号を付け説明を省略する。
【0029】本発明の第1の実施形態の映像中継増幅器
70を用いると、映像制御装置20と住戸内モニタ40
との線路長を商用電源の供給無しで延長することができ
る。また第1の実施形態の映像制御装置20を接続する
代わりに多棟映像制御装置90を接続し、住戸内モニタ
40を接続する代わりに映像制御装置20を接続するよ
うにすれば、映像制御装置間の線路長を商用電源の供給
無しで延長することができる。
【0030】本発明の第2の実施形態の映像中継増幅器
60を用いると、映像制御装置20とカメラユニット1
0との線路長を商用電源の供給無しで延長することがで
きる。
【0031】本発明の第3の実施形態の映像中継増幅器
80を用いると、映像制御装置20と住戸内モニタ40
との線路長の延長、映像制御装置間の線路長の延長、映
像制御装置20とカメラユニット10との線路長の何れ
でも商用電源の供給無しで行うことができる。
【0032】また本発明の映像中継増幅器は、図3に示
すように映像中継増幅器を複数段接続することにより、
映像中継増幅器によって増幅した信号を再び映像中継増
幅器で増幅して線路長を更に延長することも可能であ
る。特に、多棟映像制御装置90と各棟の映像制御装置
20間の線路長は長い場合が多いので、この間に映像中
継増幅器70を複数段設けると有効である。
【0033】
【発明の効果】このように、本発明の第1の実施形態に
よれば、映像電源重畳信号の電源を用いて映像信号を増
幅し、中継するようにしたので、商用電源の供給無しに
映像制御装置と住戸内モニタとの線路長を延長すること
ができ、また、映像制御装置間の線路長をも延長するこ
とができる。また本発明の第2の形態によれば、商用電
源の供給無しに映像制御装置とカメラユニットとの線路
長を延長することができる。さらに、映像中継増幅器の
機器内に機能選択スイッチを備え、該スイッチを切り替
えることにより本発明の第1の実施形態と第2の実施形
態の機能を切り替えることのできる映像中継増幅器を構
成すれば、カメラユニットと映像制御装置の線路延長、
住戸内モニタと映像制御装置の線路延長、映像制御装置
間の線路延長の何れの用途にも用いることができる。
【0034】本発明によれば、商用電源を必要としない
ため、設置場所の選定が容易になり、システムの設備設
計が容易になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像中継増幅器の第1の形態の内部ブ
ロックを示したものである。
【図2】本発明の映像中継増幅器の第2の形態の内部ブ
ロックを示したものである。
【図3】本発明の映像中継増幅器の多棟システムのシス
テム例を示したものである。
【図4】本発明の映像中継増幅器の第3の形態の内部ブ
ロックを示したものである。
【図5】従来の集合住宅インターホンシステムの映像シ
ステム例を示したものである。
【図6】ロビーインターホン内のカメラユニットの内部
ブロックを示したものである。
【図7】映像制御装置の内部ブロックを示したものであ
る。
【図8】住戸内モニタの内部ブロックを示したものであ
る。
【図9】従来の映像中継増幅器の内部ブロックを示した
ものである。
【符号の説明】
1 平衡電線 10 ロビーインターホン内のカメラユニット 10a カメラ出力端子 11 ローパスフィル
タ 12 定電圧発生部 13 CCDカメラ部 14 映像信号変調部 20 映像制御装置 20a モニタ出力端子 20b カメラ入力端子 20c 商用電源端子 20d 制御入力端子 21 回線切替部 22 映像信号作成部 23 ハイパスフィル
タ 24 増幅部 25 出力バッファ 26 制御部 27 定電圧発生部 30 従来の映像中継増幅器 30a モニタ出力端子 30b 信号入力端子 30c 商用電源端子 31 ハイパスフィル
タ 32 増幅部 33 定電圧発生部 34 出力バッファ 40 住戸内モニタ 40a モニタ入力端子 41 ローパスフィルタ 42 定電圧発生部 43 ハイパスフィルタ 44 復調部 45 表示部 50 分岐器 60 本発明の第2の形態の映像中継増幅器 60a 信号出力端子 60b カメラ入力端子 61 逆流防止部 62a〜62b ローパ
スフィルタ 63 整流部 64 定電圧発生部 65 ハイパスフィルタ 66 増幅部 67 電源作成部 68 映像信号作成部 70 本発明の第1の形態の映像中継増幅器 70a 信号入力端子 70b モニタ出力端子 71 逆流防止部 72a〜72b ローパ
スフィルタ 73 整流部 74 定電圧発生部 75 ハイパスフィルタ 76 増幅部 77 電源作成部 78 映像信号作成部 80 本発明の第3の形態の映像中継増幅器 80a 信号入力端子 80b 信号出力端子 81 機能選択スイッチ 81a sw1 81b sw2 82 電源作成部 83 映像信号作成部 84 整流部 85a〜85b ローパスフィルタ 86 逆流防止部 87 定電圧発生部 88 ハイパスフィルタ 89 増幅部 90 多棟映像制御装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共同玄関を訪れた来訪者をロビーインタ
    ーホンに設けられたカメラユニットを用いて住戸内モニ
    タから確認でき、該カメラユニットの電源及び住戸内モ
    ニタの電源に映像信号を重畳して一対の平衡電線で映像
    電源重畳信号を伝送する集合住宅インターホンシステム
    において、 上記映像電源重畳信号の電源を用いて映像信号を増幅
    し、中継する映像中継増幅器を備えたことを特徴とする
    集合住宅インターホンシステム。
  2. 【請求項2】 前記映像中継増幅器は、前記映像電源重
    畳信号から高周波成分を除去して映像信号を除去した直
    流或いは低周波電源を作成する電源作成部と、 前記映像電源重畳信号から低周波成分を除去して映像信
    号を取り出し、該映像信号を所定の電圧レベルまで増幅
    する映像信号作成部とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の集合住宅インターホンシステム。
  3. 【請求項3】 電源に映像信号を重畳した映像電源重畳
    信号を住戸内モニタに出力する映像制御装置を設け、 該映像制御装置と住戸内モニタの間に前記映像中継増幅
    器を設け、 前記電源作成部で作成した電源に前記映像信号作成部で
    作成した映像信号を重畳して、前記住戸内モニタ側へ再
    び出力することを特徴とする請求項2記載の集合住宅イ
    ンターホンシステム。
  4. 【請求項4】 ロビーインターホンのカメラユニットへ
    電源を出力し、該カメラユニットが電源に重畳させて出
    力した映像信号が入力される映像制御装置を設け、 該映像制御装置とカメラユニットの間に前記映像中継増
    幅器を設け、 前記電源作成部で作成した電源を該カメラユニットから
    出力される映像信号に重畳して該カメラユニットへ供給
    し、映像信号作成部で作成した映像信号を該映像制御装
    置から出力される電源に重畳して出力することを特徴と
    する請求項2記載の集合住宅インターホンシステム。
  5. 【請求項5】 前記映像中継増幅器の機器内に機能選択
    スイッチを備え、該スイッチを切り替えることにより請
    求項3記載の映像中継増幅器と、請求項4記載の映像中
    継増幅器との機能を切り替えることを特徴とする請求項
    3又は請求項4の集合住宅インターホンシステム。
  6. 【請求項6】 複数の棟で構成される多棟集合住宅に設
    置され、集合住宅全体の共同玄関を訪れた来訪者をロビ
    ーインターホンに設けられたカメラユニットを用いて住
    戸内モニタから確認でき、該カメラユニットの電源及び
    住戸内モニタの電源に映像信号を重畳して一対の平衡電
    線で映像電源重畳信号を伝送する集合住宅インターホン
    システムにおいて、 集合住宅全体の共同玄関のカメラユニットを制御する多
    棟映像制御装置と各棟に設置された映像制御装置の間に
    設置され、上記重畳された電源を用いて映像信号を増幅
    し、中継する映像中継増幅器を備えたことを特徴とする
    集合住宅インターホンシステム。
  7. 【請求項7】 前記映像中継増幅器は、前記映像電源重
    畳信号から高周波成分を除去して映像信号を除去した直
    流或いは低周波電源を作成する電源作成部と、 前記映像電源重畳信号から低周波成分を除去して映像信
    号を取り出し、該映像信号を所定の電圧レベルまで増幅
    する映像信号作成部とを備えたことを特徴とする請求項
    6記載の集合住宅インターホンシステム。
  8. 【請求項8】 電源に映像信号を重畳した映像電源重畳
    信号を、各棟に設置された映像制御装置に出力する多棟
    映像制御装置を設け、 該多棟映像制御装置と映像制御装置の間に前記映像中継
    増幅器を設け、 前記電源作成部で作成した電源に前記映像信号作成部で
    作成した映像信号を重畳して、前記映像制御装置側へ再
    び出力することを特徴とする請求項7記載の集合住宅イ
    ンターホンシステム。
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