JP2003111025A - 動画像記録再生装置 - Google Patents
動画像記録再生装置Info
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- JP2003111025A JP2003111025A JP2001344539A JP2001344539A JP2003111025A JP 2003111025 A JP2003111025 A JP 2003111025A JP 2001344539 A JP2001344539 A JP 2001344539A JP 2001344539 A JP2001344539 A JP 2001344539A JP 2003111025 A JP2003111025 A JP 2003111025A
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Abstract
せ、かつ、低ビットレートでも、画質劣化が少ない圧縮
が可能な動画像記録再生装置を提供する。 【解決手段】 動画像データを圧縮する複数の圧縮部1
6,17と、該圧縮手段の切り替え契機となる記録媒体
19の残メモリ容量を目標閾値として設定する目標閾値
設定部24とを備え、実際の撮影に適用する第1の圧縮
方式及び第1のビットレートと記録媒体19の撮影前の
残メモリ容量とにより記録可能と推定される記録可能時
間と、実際の撮影開始後に記録媒体19の残メモリ容量
が前記目標閾値に到達した際に実際に記録された動画像
データの実記録時間と、により該目標閾値が示す残メモ
リ容量に残りの時間分の動画像データを記録させるため
に必要とする第2のビットレートを算出して変更すると
共に、圧縮方式を該第2のビットレートに対応可能な第
2の圧縮方式に切り替えて変更するビットレート算出部
25を備える。
Description
置に関する。
各機種毎に固有の画像記録方式が採用されているため、
それぞれの機種に固有の画像記録方式に対応した動画像
データしか、記録再生することができず、他の機種で
は、記録再生することができないという問題があった。
032号公報「デジタル記録ビデオカメラ」において
は、2種類以上の複数種類の画像圧縮・伸長方法の中か
ら、用途に応じて、適切な画像圧縮・伸長方法を選択し
て、記録再生することができる手段が開示されている。
に開示されている従来のデジタル記録ビデオカメラを例
とした従来の動画像記録再生装置の構成を示すブロック
構成図である。図3に示すように、従来の動画像記録再
生装置2は、画像圧縮回路として、Motion JP
EG圧縮回路431と、MPEG1圧縮回路432と、
MPEG2圧縮回路433とを備え、それぞれ、圧縮対
象の画像データの入力源となるA/D変換部41に切替
スイッチ47を介して接続されている。
n JPEG伸長回路434と、MPEG1伸長回路4
35と、MPEG2伸長回路436とを備え、それぞ
れ、伸長対象の画像データの入力源となるデータストリ
ーム制御回路44に切替スイッチ48を介して接続され
ている。
作について、説明する。まず、画像データの記録過程に
おける動作の場合について説明する。ビデオカメラ部4
0から出力されたアナログ映像信号が、A/D変換部4
1により、デジタル画像データに変換される。次いで、
A/D変換部41から出力されたデジタル画像データに
対しては、撮影の目的や状況に応じて、切替スイッチ4
7を切り替えて、Motion JPEG圧縮回路43
1,MPEG1圧縮回路432,MPEG2圧縮回路4
33の3つの画像圧縮回路のいずれかが選択されて、圧
縮処理が行なわれる。
431が選択されて、圧縮された画像データは、データ
ストリーム制御回路44により、記録媒体の記録フォー
マットに合致した画像データフォーマットに変換され
て、インタフェース回路45を介して、記録媒体駆動装
置46が制御され、記録媒体に記録される。
の場合については、データストリーム制御回路44によ
り、インタフェース回路45を介して、記録媒体駆動装
置46が制御され、記録媒体に記録されていた圧縮画像
データが読み出される。
ion JPEG伸長回路434,MPEG1伸長回路
435,MPEG2伸長回路436の3つの画像伸長回
路のうち、記録時の画像圧縮方式に対応したいずれかの
伸長回路、前述のごとく、Motion JPEG圧縮
回路431が選択されて圧縮処理がなされた圧縮画像デ
ータの場合においては、Motion JPEG伸長回
路434が選択されて、伸長処理が行なわれる。
は、D/A変換部42により、アナログ映像信号に変換
されて、外部モニタ部49により、再生映像として出力
される。かくのごとく、複数種類の画像圧縮/伸長回路
431乃至436及び切替スイッチ47,48を備えて
いることにより、用途に応じて、任意の画像圧縮/伸長
方法を選択して、記録再生を行なうことができる。
の撮影開始前に圧縮方式とビットレートとを固定して設
定してしまう従来の動画像記録再生装置においては、動
きが激しい動画像を撮影した際などにあっては、動画像
の撮影前に、圧縮方式による記録速度を示すビットレー
トと記録媒体の残メモリ容量とから推定された大凡の記
録可能時間(即ち、記録期待時間)分の動画像データを
記録することができない場合が生じる。而して、該記録
可能時間よりも短い時間しか記録媒体に動画像データを
記録(即ち、動画像を撮影)することができなくなる結
果として、ユーザが所望する映像をすべてに亘っては記
録することができなくなるという問題点がある。
方法及び装置、再生方法及び装置、記録媒体及びその製
造方法、並びに記録媒体の原版及びその製造方法」にお
いては、記録媒体の現在の残メモリ容量と記録対象とな
る映像番組の記録時間データとから、該記録媒体に映像
番組の動画像データを記録する際の記録速度であるビッ
トレートを算出して、記録速度を該ビットレートに変更
して設定する手段が記載されているが、該公報に記載さ
れている技術にあっては、記録媒体に記録する際の圧縮
方式が、一つに固定されており、例えば、圧縮方式がM
PEG2方式に基づいて動画像データが圧縮されている
とした場合においては、低ビットレートに対しては対応
することができない。従って、記録媒体の残メモリ容量
の関係から、算出されたビットレートが低ビットレート
で記録せざるを得ないとされる状態に至った場合にあっ
ても、MPEG2方式で圧縮された動画像データを記録
してしまうこととなり、画質が大きく劣化してしまうと
いう問題点がある。
ものであり、動画像データを圧縮する圧縮方式として、
複数の圧縮方式を実現可能な圧縮手段を備えることによ
り、記録媒体の残メモリ容量に基づいて、動画像データ
を記録するビットレートと、該ビットレートに対応可能
な圧縮方式を選択して切り替えて設定させることによ
り、所望の動画像データすべてを確実に記録媒体に記録
させることを可能とすると共に、低ビットレートであっ
ても、動画像データの画質劣化を抑制した圧縮を可能と
する動画像記録再生装置を提供せんとするものである。
る複数の圧縮方式により動画像データの圧縮を行なうこ
とができる圧縮手段と、該動画像データを記録する記録
媒体と、動画像の撮影に先立って、前記圧縮方式の切り
替え契機となる目標閾値として、前記記録媒体の残メモ
リ容量の目標値を設定する目標閾値設定手段とを備え、
更に、実際の撮影に適用される圧縮方式である第1の圧
縮方式及び該第1の圧縮方式による記録速度を示す第1
のビットレートと前記記録媒体の撮影前の残メモリ容量
とに基づいて予め算出される、前記記録媒体に動画像デ
ータが記録可能と推定される記録可能時間と、実際に撮
影が開始されて、前記記録媒体の残メモリ容量が前記目
標設定手段により設定されていた前記目標閾値に到達し
た際に実際に記録された動画像データの実記録時間との
差である残りの時間分の動画像データを、前記目標閾値
が示す残メモリ容量の範囲内に、記録させるために必要
となる記録速度である第2のビットレートを算出して、
前記第1のビットレートから前記第2のビットレートに
変更して設定すると共に、圧縮方式を前記第1の圧縮方
式から前記第2のビットレートに対応可能な第2の圧縮
方式に切り替えて変更して設定することができるビット
レート算出手段を備えている動画像記録再生装置とする
ことを特徴とするものである。
記載の動画像記録再生装置において、前記記録媒体の残
メモリ容量が前記目標閾値設定手段により設定された前
記目標閾値に到達した際に、前記ビットレート算出手段
により算出された前記第2のビットレートが、実際の撮
影に適用された前記第1のビットレート以上の範囲であ
った場合にあっては、そのまま前記第1の圧縮方式によ
る前記第1のビットレートにより動画像データを圧縮さ
せて前記記録媒体に記録させる動作を継続させるか、あ
るいは、前記記録媒体への記録速度を、前記ビットレー
ト算出手段により算出された前記第2のビットレートに
変更して設定すると共に、圧縮方式を前記第1の圧縮方
式から前記第2のビットレートに対応可能な前記第2の
圧縮方式に切り替えて変更して設定するかのいずれでも
選択することを可能とし、一方、前記第2のビットレー
トが前記第1のビットレートよりも低い範囲であった場
合にあっては、前記記録媒体への記録速度を、前記ビッ
トレート算出手段により算出された前記第2のビットレ
ートに変更して設定すると共に、圧縮方式を前記第1の
圧縮方式から前記第2のビットレートに対応可能な前記
第2の圧縮方式に切り替えて変更して設定することを可
能とする動画像記録再生装置とすることを特徴とするも
のである。
術手段に記載の動画像記録再生装置において、動画像の
撮影に先立って前記目標閾値設定手段により設定される
前記目標閾値として、ユーザが、前記記録媒体の撮影前
の残メモリ容量に対する相対値を指定して設定すること
が可能である動画像記録再生装置とすることを特徴とす
るものである。
術手段のいずれかに記載の動画像記録再生装置におい
て、動画像の撮影に先立って前記目標閾値設定手段によ
り設定される前記目標閾値として、ユーザが、前記記録
媒体の残メモリ容量の絶対値を指定して設定することが
可能である動画像記録再生装置とすることを特徴とする
ものである。
ずれかに記載の動画像記録再生装置において、動画像の
撮影に先立って前記目標閾値設定手段により設定される
前記目標閾値として、デフォルト値が予め定められてい
る動画像記録再生装置とすることを特徴とするものであ
る。
に関する一実施形態について、以下に図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明に係る動画像記録再生装置
の構成の一例を示すブロック構成図である。図1におい
ては、本発明に係る動画像記録再生装置1の一例とし
て、動画像記録再生装置1に備えられている複数の圧縮
方式を実現するために、MPEG2及びMPEG4の2
種類の圧縮方式が備えられている場合について示してい
る。しかしながら、本発明に係る動画像記録再生装置
は、かかる場合に限るものではなく、MPEG1など他
の圧縮方式が備えられていても良く、あるいは、2種類
のみに限ることなく、複数種類の圧縮方式が備えられて
いても良い。
1には、CCD・AGCなどを含む画像入力部11、
Y,U,V信号を生成する信号処理部12、本動画像記
録再生装置全体を制御する制御部13、ダイレクトメモ
リコントロールを司るDMAコントローラ14、動画像
データをはじめ各種のデータを記憶するメモリ15、M
PEG2形式で動画像データを圧縮・伸長するMPEG
2画像圧縮伸長部16、MPEG4形式で動画像データ
を圧縮・伸長するMPEG4画像圧縮伸長部17、圧縮
された動画像データを記録媒体19に記録したり、記録
媒体19から読み出したりする記録読み出し部18、圧
縮動画像データを記録する記録メディアである記録媒体
19が備えられている。
像データをはじめとする各種画像情報をディスプレイ表
示するための制御を行なう表示インタフェース20、画
像情報の表示を行なうディスプレイ21、ユーザが指定
した解像度を設定する解像度設定部22、解像度と画像
圧縮方法との組み合わせを、ユーザがデフォルト値から
任意の組み合わせに変更して設定することができる組み
合わせ設定部23が備えられ、更に、複数の圧縮方式の
切り替え契機となる目標閾値として、記録媒体19の残
メモリ容量の目標値を設定する目標閾値設定部24、記
録媒体19に記録するためのビットレートを算出すると
共に該ビットレートに対応可能な圧縮方式に切り替えて
変更させるビットレート算出部25が備えられている。
撮影に先立って、ユーザからの指定に基づいて、前記目
標閾値を、メモリ15にある目標閾値設定領域15dに
設定するものである。而して、実際の動画像の撮影が開
始されて、記録媒体19への動画像データの記録が開始
されてから、記録媒体19の残メモリ容量が、目標閾値
設定部24により目標閾値設定領域15dに予め設定さ
れていた前記目標閾値が示す値に到達した際に、ビット
レート算出部25を起動して、該目標閾値が示す残りの
残メモリ容量の範囲内に、記録させたい対象の動画像デ
ータの残りすべてを記録させるために必要とするビット
レートと、該ビットレートに対応可能な圧縮方式に切り
替えて設定させる契機を与えている。
されるものとして、ユーザにより撮影開始当初に設定さ
れた圧縮方式である第1の圧縮方式と該第1の圧縮方式
による記録速度を示す第1のビットレートとが設定され
ている圧縮方式・ビットレート設定領域15eが備えら
れている。更に、メモリ15には、ユーザが、圧縮方式
・ビットレート設定領域15eに設定した前記第1の圧
縮方式及び前記第1のビットレートと記録媒体19の撮
影前の残メモリ容量とに基づいて算出される記録可能時
間、即ち、動画像の撮影に先立って記録媒体19に動画
像データを記録可能と推定される記録可能時間が設定さ
れる記録可能時間設定領域15fが備えられている。
定される前記記録可能時間は、前述のごとく、実際の撮
影に適用されるものとして、圧縮方式・ビットレート設
定領域15eに予め設定された前記第1の圧縮方式によ
る前記第1のビットレートと記録媒体19の撮影前の残
メモリ容量とから、ビットレート算出部25において、
記録可能な記録可能時間として算出されて、記録媒体1
9の記録可能時間設定領域15fに設定されるものであ
る。
ごとく、実際に動画像の撮影が開始されて、記録媒体1
9の残メモリ容量が、目標閾値設定領域15dに予め設
定されていた前記目標閾値に到達した際に起動される。
而して、ビットレート算出部25は、撮影開始に先立っ
て、記録可能時間設定領域15fに予め設定されていた
記録可能時間(即ち、ユーザが所望する記録時間以上の
値となる記録期待時間)と、実際に撮影が開始されて、
記録媒体19の残メモリ容量が目標閾値設定領域15d
に設定されていた前記目標閾値に到達した際に実際に記
録された動画像データの実記録時間とにより求められる
前記記録可能時間と前記実記録時間との差即ち残りの時
間分の動画像データを、前記目標閾値が示す残メモリ容
量の範囲内に、記録させるために必要となる記録速度で
ある第2のビットレートを算出して、前記第1のビット
レートから前記第2のビットレートに変更して設定する
と共に、圧縮方式を前記第1の圧縮方式から前記第2の
ビットレートに対応可能な第2の圧縮方式に切り替えて
変更して設定することができる。
れた前記第2のビットレートが、実際の撮影に適用され
るものとして、圧縮方式・ビットレート設定領域15e
に予め設定されていた前記第1のビットレート以上の範
囲であった場合にあっては、そのまま前記第1の圧縮方
式による前記第1のビットレートにより動画像データを
圧縮させて記録媒体19に記録させる動作を継続させる
か、あるいは、記録媒体19への記録速度を、前記第2
のビットレートに変更して設定すると共に、圧縮方式を
前記第1の圧縮方式から前記第2のビットレートに対応
可能な前記第2の圧縮方式に切り替えて変更して設定す
るかのいずれでも選択することが可能であり、一方、前
記第2のビットレートが前記第1のビットレートよりも
低い範囲であった場合にあっては、記録媒体19への記
録速度を、前記第2のビットレートに変更して設定する
と共に、圧縮方式を前記第1の圧縮方式から前記第2の
ビットレートに対応可能な前記第2の圧縮方式に切り替
えて変更して設定することを可能としている。
2の圧縮方式や前記第2のビットレートに変更して設定
した場合にあっては、一旦、動画像データの記録を終了
させて、変更設定された前記第2の圧縮方式及び前記第
2のビットレートを、それぞれ、第1の圧縮方式及び第
1のビットレートとして、再度、動画像の記録を再開さ
せることになる。
設定領域15dに設定される前記目標閾値として、ユー
ザが、記録媒体19の撮影前の残メモリ容量に対する相
対値を指定して設定したり、記録媒体19の残メモリ容
量の絶対値を指定して設定したり、あるいは、予め定め
られているデフォルト値を利用して設定することも可能
である。
再生装置1の動画像データの記録動作について、図2に
示すフローチャートを用いて、以下に説明する。ここ
に、図2は、図1に示す本発明に係る動画像記録再生装
置における動画像データ記録時の動作の一例を説明する
ためのフローチャートである。
は、前述のごとく、前記目標閾値を、目標閾値設定領域
15dに設定することにより、記録媒体19の残メモリ
容量がどの程度残っているかにより、動画像データを記
録する際の圧縮方式を切り替える基準としている。かか
る基準となる前記目標閾値として、まず、予めデフォル
ト値として設定されている閾値をそのまま使用するか、
あるいは、ユーザが、改めて設定し直すかを確認する
(ステップS1)。ユーザが、改めて設定し直すことを
指定している場合(ステップS1のNO)、設定する閾
値として、記録媒体19の撮影前の残メモリ容量に対す
る相対値を指定して設定するか、あるいは、記録媒体1
9の残メモリ容量の絶対値を指定して設定するかをチェ
ックする(ステップS2)。記録媒体19の残メモリ容
量の絶対値を指定して設定する場合においては(ステッ
プS2のYES)、ユーザが入力した残メモリ容量の絶
対値を、目標閾値設定部24において、目標閾値とし
て、目標閾値設定領域15dに設定する(ステップS
3)。
量に対する相対値を指定して設定する場合においては
(ステップS2のYES)、目標閾値設定部24におい
て、ユーザが入力した撮影前の残メモリ容量に対する相
対値から、目標閾値を算出して、算出された該目標閾値
を、目標閾値設定領域15dに設定する(ステップS
4)。また、ステップS1において、予め定められてい
るデフォルト値を目標閾値とする場合にあっては(ステ
ップS1のYES)、該デフォルト値を、目標閾値設定
部24において、目標閾値設定領域15dに設定する
(ステップS5)。
て、記録媒体19の残メモリ容量が、どの程度まで減少
したら、圧縮方式を、圧縮方式・ビットレート設定領域
15eに設定されて、現在の撮影に適用されている、例
えば、高画質記録タイプの圧縮方式(本実施例において
は、MPEG2方式)から、長時間記録タイプの圧縮方
式(本実施例においては、MPEG4方式)に切り替え
るかを、目標閾値として、目標閾値設定領域15dに設
定する。ここで、ユーザは、前述のごとく、目標閾値の
目標閾値設定領域15dへの設定方法として、記録媒体
19の残メモリ容量を絶対値として指定することができ
る以外に、撮影前即ち記録媒体19への記録開始前にお
ける記録媒体19の残メモリ容量に対する相対値とし
て、残メモリ容量が何割減少したら、圧縮方式を切り替
えさせることとするなどと相対値指定により設定するこ
とも可能である。また、ユーザが目標閾値を指定して設
定しない場合には、予めデフォルト値として用意されて
いる目標閾値が設定される。
S6)。即ち、ユーザにより、高画質撮影用のモードで
あるファインモードに設定されたり、あるいは、通常の
撮影用のモードであるノーマルモードに設定されたりす
る。ユーザにより選択された撮影モードが、ファインモ
ードであれば、例えば、MPEG2方式の圧縮方式によ
る高画質動作のビットレートである旨が、第1の圧縮方
式と第1のビットレートとして、圧縮方式・ビットレー
ト設定領域15eに設定され、ノーマルモードであれ
ば、例えば、MPEG2方式の圧縮方式による通常動作
のビットレートである旨が、第1の圧縮方式と第1のビ
ットレートとして、圧縮方式・ビットレート設定領域1
5eに設定される。
た場合には、例えば、MPEG4方式の圧縮方式による
低画質動作のビットレートである旨が、第1の圧縮方式
と第1のビットレートとして、圧縮方式・ビットレート
設定領域15eに設定される。ここで、以下の説明にお
いては、例えば、MPEG2方式の圧縮方式であれば、
ファインモードの場合の大凡のビットレートは、5Mb
psであり、一方、ノーマルモードの場合の大凡のビッ
トレートは、1Mbpsであると予め設定されているも
のと仮定する。
方式・ビットレート設定領域15eに設定されている実
際の撮影に適用される第1の圧縮方式と第1のビットレ
ートとが、例えば、MPEG2方式によるノーマルモー
ドである1Mbpsであった場合、MPEG2方式によ
る圧縮方式の場合における大凡のビットレート1Mbp
sと記録媒体19の撮影前の残メモリ容量とから、ビッ
トレート算出部25において、記録媒体19に記録可能
と推定される記録可能時間が算出され、記録可能時間設
定領域15fに設定される。(ステップS7)例えば、
解像度が720×480ドットであり、記録媒体19の
残メモリ容量が500MB(メガバイト)であった場合
で、第1の圧縮方式及び第1のビットレートとして、M
PEG2方式であり、大凡のビットレートが1Mbps
であった場合、残メモリ容量に記録可能と推定される記
録可能時間(即ち、記録期待時間)は、500MB×8
/(1Mbps)=4000秒≒67分となる。而し
て、記録可能時間設定領域15fには、記録可能時間と
して、4000秒が設定される。
該記録可能時間は、あくまでも、目安に過ぎず、動きが
ほとんどない動画像であったり、動きが激しい動画像で
あったりなど、撮影対象などに応じて、必ずしも、該記
録可能時間に相当する時間分、撮影して、記録すること
が可能であるとは限らない。
た該記録可能時間は、記録可能時間設定領域15fに設
定されると共に、表示インタフェース20を介して、デ
ィスプレイ21にOSD(On−Screen Dis
play)表示され、ユーザに提供されることにより、
ユーザは、事前に、当該記録媒体19を用いて、所望の
動画像データを、所望の画質で撮影することが可能か否
かの目安を判断することが可能である(ステップS
8)。
された被写体の光信号は、画像入力部11に入力され
て、光電変換されて、アナログ映像信号となり、更に、
AGC等の処理が施された後、信号処理部12へ出力さ
れる。信号処理部12に入力された前記アナログ映像信
号は、A/D変換されてデジタル映像信号に変換される
と共に、ガンマ補正,フィルタリング,輪郭強調処理等
が施され、Y(輝度),U(赤の色差),V(青の色
差)の各信号が生成される。制御部13は、プログラム
の動作に基づいて、生成されたY,U,Vの各信号をデ
ジタル映像信号としてメモリ15に記憶する。
像信号は、DMAコントローラ14を介して、MPEG
2画像圧縮伸長部16に読み出されて、MPEG2方式
に基づいて圧縮処理がなされる。圧縮された動画像デー
タは、一旦、メモリ15に記憶された後、制御部13に
より、所定のフォーマットに従って、ヘッダ情報が付与
され、記録読み出し部18を介して、記録媒体19に記
録される(ステップS10)。
行なう場合にあっては、数回に分けて、圧縮が行なわ
れ、記録媒体19に記録される際には、一つの動画像フ
ァイルとして記録される。従って、撮影開始時刻を記録
したヘッダは、記録開始した際の第1回目の圧縮動画像
データにのみ付与される。
テップS3乃至S5のいずれかにより目標閾値設定領域
15dに設定された前記目標閾値に到達しているか否か
が確認され(ステップS10)、到達していない限り
(ステップS10のNO)、ステップS9に戻って、撮
影が継続される。
標閾値設定領域15dに設定された前記目標閾値に到達
した場合(ステップS10のYES)、圧縮方式を変更
するか否かをチェックする動作に移行する。即ち、ま
ず、記録媒体19の残メモリ容量が目標閾値設定領域1
5dに設定された前記目標閾値に到達した時点における
実際の動画像の実記録時間と、撮影前に算出して記録可
能時間設定領域15fに設定されていた記録可能時間
と、前記目標閾値が示す現在の残メモリ容量とに基づい
て、撮影対象の残りの動画像部分を、当該記録媒体19
の残メモリ領域に記録させるに必要とするビットレート
(即ち、圧縮方式・ビットレート設定領域15eに設定
されている前記第1のビットレートを変更して設定する
ことが必要となる第2のビットレート)と該ビットレー
ト(即ち、前記第2のビットレート)に対応可能な圧縮
方式(即ち、圧縮方式・ビットレート設定領域15eに
設定されている前記第1の圧縮方式を変更して設定する
ことが必要となる第2の圧縮方式)とが、ビットレート
算出部25において、算出される(ステップS11)。
れている前記目標閾値に到達した時点における残メモリ
容量が100MB(メガバイト)であり、撮影前に算出
していた記録可能時間(即ち、記録期待時間)が、前述
のごとく、4000秒であり、かつ、実際に記録された
動画像データの実記録時間が3500秒であった場合に
おいては、残りの残メモリ容量に、撮影対象の動画像デ
ータの残りの部分を記録するために必要とする前記第2
のビットレートは、次のごとく計算される。100MB
×8/(4000−3500)=1.6Mbps
媒体19の残メモリ容量が100MBの場合に対して、
以降の動画像データを、現在の撮影に適用されている第
1のビットレート(即ち、大凡1Mbps)よりも高速
である1.6Mbpsのビットレートで記録していった
としても、撮影前に算出されていた記録可能時間分すべ
てに相当する動画像データを、記録することができる可
能性があることを示している。よって、かかる場合、即
ち、算出された必要とするビットレートである前記第2
のビットレートが、撮影前に記録可能と想定して設定
し、実際の撮影に適用されていた前記第1のビットレー
ト以上の範囲にあった場合にあっては(ステップS12
のNO)、圧縮方式・ビットレート設定領域15eに設
定されている現在の撮影に適用されている前記第1の圧
縮方式及び前記第1のビットレートのまま、例えば、M
PEG2方式のノーマルモード(大凡1Mbpsのビッ
トレート)を変更することなく、MPEG2のノーマル
モードのまま、撮影を最後まで継続することとしても、
所望の動画像データの最後までを記録媒体19に記録さ
せることが可能である(ステップS13)。
定領域15eに設定されて、現在の撮影に用いている前
記第1のビットレート及び前記第1の圧縮方式が、例え
ば、低画質のモードに設定されていた状態にあって、ビ
ットレート算出部25において算出された前記第2のビ
ットレート及び該第2のビットレートに対応可能な圧縮
方式に切り替えて変更設定した場合に、画質がより良い
状況に設定できるような場合にあっては、記録媒体19
への記録速度であるビットレートを、前記第1のビット
レートから算出された前記第2のビットレートに変更し
て設定すると共に、圧縮方式を前記第1の圧縮方式から
前記第2のビットレートに対応可能な前記第2の圧縮方
式に切り替えて変更して設定するように選択することと
しても構わない。かくのごとく、圧縮方式やビットレー
トを変更して設定した場合にあっては、一旦、動画像デ
ータの記録を終了して、変更設定された前記第2の圧縮
方式及び前記第2のビットレートを、それぞれ、第1の
圧縮方式及び第1のビットレートとして、圧縮方式・ビ
ットレート設定領域15eに設定し直して、再度、動画
像データの記録を再開させることになる。
前記目標閾値である残メモリ容量の100MB(メガバ
イト)に至った際において、実際に記録された実記録時
間が、例えば、800秒しかなかったとすると、残りの
残メモリ容量に、撮影対象の動画像データの残りの部分
を記録するために必要とする前記第2のビットレート
は、次のごとく計算される。100MB×8/(400
0−800)=0.25Mbps即ち、前記目標閾値と
して設定された記録媒体19の残メモリ容量が100M
Bの場合に対して、以降の動画像データを、現在の撮影
に適用されている第1のビットレート(即ち、大凡1M
bps)で記録していくと、残りの部分すべてを当該記
録媒体19に記録することができず、前記第2のビット
レートとして、より低速な0.25Mbpsのビットレ
ートに変更して記録していかなければ、撮影前に算出さ
れていた記録可能時間(即ち、記録期待時間)分すべて
の動画像データまで、記録することができなくなること
を示している。
要とするビットレートである前記第2のビットレート
が、撮影前に記録可能と想定して設定し、実際の撮影に
適用されていた前記第1のビットレートよりも低い範囲
にあった場合にあっては(ステップS12のYES)、
圧縮方式・ビットレート設定領域15eに設定されてい
る現在の撮影に適用されている前記第1の圧縮方式及び
前記第1のビットレート、例えば、MPEG2のノーマ
ルモード(大凡1Mbpsのビットレート)に比して、
より低いビットレートに変更しない限り、撮影前に算出
されていた記録可能時間分の最後の動画像まで撮影し
て、記録媒体19に記録させることができない状態にあ
り、圧縮方式を、例えば、MPEG2方式から、より低
速のビットレートによる圧縮が可能なMPEG4方式に
変更する必要がある。
了させた後、ビットレートを今までの第1のビットレー
トである例えば1Mbpsからビットレート算出部25
にて算出された第2のビットレートである例えば0.2
5Mbpsに変更して設定すると共に、低速のビットレ
ート例えば0.25Mbpsにも対応可能な圧縮方式と
して、MPEG2による圧縮方式からMPEG4による
圧縮方式に圧縮方式を変更して(切り替えて)、再度記
録を再開する(ステップS14)。即ち、圧縮方式やビ
ットレートを変更して設定した場合にあっては、一旦、
動画像データの記録を終了して、変更設定された前記第
2の圧縮方式及び前記第2のビットレートを、それぞ
れ、第1の圧縮方式及び第1のビットレートとして、圧
縮方式・ビットレート設定領域15eに設定し直して、
再度、動画像データの記録を再開させることになる。
への圧縮方式の切り替え動作は、次のごとくになる。ま
ず、MPEG2方式における撮影を終了させると同時
に、MPEG4方式による撮影を開始させる。この際、
ビットレートが、0.25Mbps以下になるように、
解像度、フレームレートなどが決定される。ここで、撮
影が再開されるが、撮影再開から、Y,U,V信号から
なるデジタル映像信号が、メモリ15に記憶されるまで
の動作は、前述のMPEG2による動作(即ち、圧縮方
式変更前の動作)の場合と同様である。
ル映像信号は、DMAコントローラ14を介して、MP
EG2画像圧縮伸長部16から切り替えられて、MPE
G4画像圧縮伸長部17に読み出され、MPEG4方式
により圧縮処理がなされる。圧縮された画像データは、
一旦、メモリ15に記憶された後、制御部13により、
所定のフォーマットに従って、ヘッダ情報が付与され
て、記録読み出し部18を介して、記録媒体19に記録
される。長時間の動画像記録の場合においては、数回に
分けて、圧縮が行なわれ、記録媒体19に記録される際
には、一つのファイルとして記録されることになる。
画像記録再生装置によれば、記録媒体への記録動作の途
中において、圧縮方式を変更することによって、撮影対
象の被写体が、激しく動くような、ビットレートが高い
被写体である場合であっても、撮影前に算出されていた
記録可能時間(即ち、記録期待時間)分に相当する動画
像データを、確実に、記録媒体に記録させることが可能
な動画像記録再生装置が実現できる。
たい場合にあっては、ある圧縮方式(例えば、MPEG
2方式)にて圧縮して記録している動画像データを、そ
のままの圧縮方式に固定して、更に低ビットレートに変
更して記録してしまう場合に比して、低ビットレートに
適応する他の圧縮方式(例えば、MPEG4方式)に、
圧縮方式そのものも切り替えて変更することにより、画
質が良い動画像記録再生装置を実現することができる。
を示すブロック構成図である。
おける動画像データ記録時の動作の一例を説明するため
のフローチャートである。
ク構成図である。
…信号処理部、13…制御部、14…DMAコントロー
ラ、15…メモリ、15a…解像度設定領域、15b…
組み合わせ設定領域、15c…デフォルト値領域、15
d…目標閾値設定領域、15e…圧縮方式・ビットレー
ト設定領域、15f…記録可能時間設定領域、16…M
PEG2画像圧縮伸長部、17…MPEG4画像圧縮伸
長部、18…記録読み出し部、19…記録媒体、20…
表示インタフェース、21…ディスプレイ、22…解像
度設定部、23…組み合わせ設定部、24…目標閾値設
定部、25…ビットレート算出部、40…ビデオカメラ
部、41…A/D変換部、42…D/A変換部、44…
データストリーム制御回路、45…インタフェース回
路、46…記録媒体駆動装置、47,48…切替スイッ
チ、49…外部モニタ部、431…Motion JP
EG圧縮回路、432…MPEG1圧縮回路、433…
MPEG2圧縮回路、434…Motion JPEG
伸長回路、435…MPEG1伸長回路、436…MP
EG2伸長回路。
Claims (5)
- 【請求項1】 異なる複数の圧縮方式により動画像デー
タの圧縮を行なうことができる圧縮手段と、該動画像デ
ータを記録する記録媒体と、動画像の撮影に先立って、
前記圧縮方式の切り替え契機となる目標閾値として、前
記記録媒体の残メモリ容量の目標値を設定する目標閾値
設定手段とを備え、更に、実際の撮影に適用される圧縮
方式である第1の圧縮方式及び該第1の圧縮方式による
記録速度を示す第1のビットレートと前記記録媒体の撮
影前の残メモリ容量とに基づいて予め算出される、前記
記録媒体に動画像データが記録可能と推定される記録可
能時間と、実際に撮影が開始されて、前記記録媒体の残
メモリ容量が前記目標設定手段により設定されていた前
記目標閾値に到達した際に実際に記録された動画像デー
タの実記録時間との差である残りの時間分の動画像デー
タを、前記目標閾値が示す残メモリ容量の範囲内に、記
録させるために必要となる記録速度である第2のビット
レートを算出して、前記第1のビットレートから前記第
2のビットレートに変更して設定すると共に、圧縮方式
を前記第1の圧縮方式から前記第2のビットレートに対
応可能な第2の圧縮方式に切り替えて変更して設定する
ことができるビットレート算出手段を備えていることを
特徴とする動画像記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の動画像記録再生装置に
おいて、前記記録媒体の残メモリ容量が前記目標閾値設
定手段により設定された前記目標閾値に到達した際に、
前記ビットレート算出手段により算出された前記第2の
ビットレートが、実際の撮影に適用された前記第1のビ
ットレート以上の範囲であった場合にあっては、そのま
ま前記第1の圧縮方式による前記第1のビットレートに
より動画像データを圧縮させて前記記録媒体に記録させ
る動作を継続させるか、あるいは、前記記録媒体への記
録速度を、前記ビットレート算出手段により算出された
前記第2のビットレートに変更して設定すると共に、圧
縮方式を前記第1の圧縮方式から前記第2のビットレー
トに対応可能な前記第2の圧縮方式に切り替えて変更し
て設定するかのいずれでも選択することを可能とし、一
方、前記第2のビットレートが前記第1のビットレート
よりも低い範囲であった場合にあっては、前記記録媒体
への記録速度を、前記ビットレート算出手段により算出
された前記第2のビットレートに変更して設定すると共
に、圧縮方式を前記第1の圧縮方式から前記第2のビッ
トレートに対応可能な前記第2の圧縮方式に切り替えて
変更して設定することを可能とすることを特徴とする動
画像記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の動画像記録再生
装置において、動画像の撮影に先立って前記目標閾値設
定手段により設定される前記目標閾値として、ユーザ
が、前記記録媒体の撮影前の残メモリ容量に対する相対
値を指定して設定することが可能であることを特徴とす
る動画像記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の動画
像記録再生装置において、動画像の撮影に先立って前記
目標閾値設定手段により設定される前記目標閾値とし
て、ユーザが、前記記録媒体の残メモリ容量の絶対値を
指定して設定することが可能であることを特徴とする動
画像記録再生装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の動画
像記録再生装置において、動画像の撮影に先立って前記
目標閾値設定手段により設定される前記目標閾値とし
て、デフォルト値が予め定められていることを特徴とす
る動画像記録再生装置。
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WO2008035657A1 (en) * | 2006-09-20 | 2008-03-27 | Panasonic Corporation | Monitor video accumulation system |
-
2001
- 2001-11-09 JP JP2001344539A patent/JP3789346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2008035657A1 (en) * | 2006-09-20 | 2008-03-27 | Panasonic Corporation | Monitor video accumulation system |
JP4856712B2 (ja) * | 2006-09-20 | 2012-01-18 | パナソニック株式会社 | 監視映像蓄積システム |
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