JP2003108485A - 電子メール通信装置 - Google Patents

電子メール通信装置

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JP2003108485A
JP2003108485A JP2001297904A JP2001297904A JP2003108485A JP 2003108485 A JP2003108485 A JP 2003108485A JP 2001297904 A JP2001297904 A JP 2001297904A JP 2001297904 A JP2001297904 A JP 2001297904A JP 2003108485 A JP2003108485 A JP 2003108485A
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unit
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error
electronic mail
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Application number
JP2001297904A
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English (en)
Inventor
Shigeki Nakahara
茂樹 中原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間違った宛先の電子メールが届いたときに簡
単に差出人に連絡できるようにした電子メール通信装置
を提供する。 【解決手段】 電子メール通信装置は、間違いメールを
受信したときに間違いメールの差出人宛に返信するため
の文章を含む定型文を記憶するフォーマット記憶部を備
え、送信形態指定部には間違いメールを受信したときの
返信の際に指定する「間違いメール返信」指定部が独立
して設けられ、メール処理部には「間違いメール返信」
指定部の指定によりフォーマット記憶部の定型文章を参
照して間違いメールの差出人へ返信する間違い通知メー
ルを作成する処理を行う間違い通知メール作成部が含ま
れるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールの送受
信を行う電子メール通信装置に関し、さらに詳細には誤
った宛先に送信された電子メール(間違いメールとい
う)の処理を行う機能を有する電子メール通信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子メールシステムにおいては、送信者
の電子メール通信装置として用いられる端末装置から通
信回線を介してメールサーバにアクセスし、メールサー
バに登録された宛先人のメールアドレスに電子メールを
送信する。また、電子メール受信者の電子メール通信装
置として用いられる端末装置からも通信回線を介してサ
ーバにアクセスし、自分のメールアドレスに届いている
電子メールを取り込んで受信者の端末装置のメール記憶
部に保存するとともに保存したメールを画面上に表示さ
せて内容が見られるようにしてある。
【0003】電子メール通信装置として利用される端末
装置は、パーソナルコンピュータ(PC)のほかに、携
帯電話等の携帯端末が広く利用されている。さらにはM
FP(マルチファンクションプリンタ)等のOA機器も
端末装置として電子メールが利用されている。例えば、
複数台のパーソナルコンピュータと1台のメール通信機
能を備えたMFPとを含むネットワークシステムを構築
することにより、MFPのスキャナで取り込んだ画像デ
ータを電子メールに添付して必要なパーソナルコンピュ
ータに送信(スキャン to E-mail機能)するシステムが
実用化されている。
【0004】このようにネットワークやインターネット
関連機器の発達、普及により電子メールを利用する機会
が増加してきている。その結果、電子メールを利用する
場合に送信先(宛先)を間違って送信したり、逆に、間
違った宛先の電子メールを受信したりすることが度々あ
る。
【0005】間違いメールを受信した側(宛先人)は、
電子メールが誤って届いた旨の文章を作成し、電子メー
ル通信装置に標準的に備わっている機能である「返信」
メールボタンを使って送信元(差出人)に知らせてい
る。
【0006】一般に、電子メール通信装置が作成する電
子メールは、宛先情報、差出人情報、題名情報からなる
電子メールヘッダ部と電子メール本文とからなる。電子
メールの「返信」メールボタンを使って送信元(差出
人)にメールを送信した場合に、電子メールヘッダの題
名情報にはそのメールが「返信」として送られたメール
であることを示す返信メール符号(「Re:」)が追加
されるようになっている。
【0007】したがって、間違いメールの送信元(差出
人)は、返信メール符号が付いたメールが届くと、自ら
が送信したメールに対する応答メールであるとの認識で
電子メールを開く。届いた電子メールの本文を読んで、
初めて間違いメールを受けた旨の知らせ(間違い通知メ
ールという)であることを知る。
【0008】間違いメールの送信元(差出人)は、間違
いメール受信者(宛先人)から間違い通知メールが届く
とお詫びの文章を作成し、これを再度電子メール(お詫
びメールという)で送信するようにしている。
【0009】一方、間違いメールの受信者(宛先人)に
よっては、間違い通知メールの文章を作成するのが手間
である等の理由により、そのまま間違いメールを放置す
る場合も多々ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】間違いメール受信者
(宛先人)は間違いメールが届いたことを送信元(差出
人)に連絡する気がある場合でも、上述したように、間
違いメールが届いた旨の文章を作成した上で「返信」メ
ール機能を使って連絡する作業は手間がかかるためにそ
のまま放置してしまうことがあった。
【0011】間違いメール受信者(宛先人)が間違い通
知メールを送信元(差出人)に返信することなく放置し
た場合には、送信元(差出人)は自分が誤って間違いメ
ールを送信したことに気づくことができない。そのた
め、本来の宛先人から応答メールが来るはずなのにいつ
まで待っても届かないことになり、不快な思いをした
り、督促の連絡をしたりすることになる。
【0012】そこで本発明は、間違いメールを受信した
側(宛先人)が簡単に送信元(差出人)に間違い通知メ
ールを返信することができるようにし、これにより間違
い通知メールができるだけ確実に送信元(差出人)に返
信されるようにした電子メール通信装置を提供すること
を目的とする。
【0013】さらに、間違いメールの送信元(差出人)
が簡単にお詫びメールを送信することができるようにし
た電子メール通信装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明の電子メール通信装置は、電子メール
を表示する出力部と、電子メールを送信する際に電子メ
ールを返信として送信するか転送として送信するか等の
送信形態を指定する送信形態指定部と、電子メールに必
要な入力を行うための入力部と、通信回線を介して電子
メールを送受信する通信部と、電子メールを記憶する電
子メール記憶部と、送信形態指定部による送信形態の指
定と入力部による入力操作とにより電子メールを作成す
るメール処理部と、を備えた電子メール通信装置であっ
て、前記電子メール通信装置は、間違いメールを受信し
たときの返信用の文章を含む定型文を記憶するフォーマ
ット記憶部を備え、前記送信形態指定部には間違いメー
ルに対する返信の際に指定する「間違いメール返信」指
定部が独立して設けられ、メール処理部には「間違いメ
ール返信」指定部の指定によりフォーマット記憶部の定
型文を参照して間違い通知メールを作成する処理を行う
間違い通知メール作成部が含まれることを特徴とする電
子メール通信装置とを備えてなる。
【0015】この構成によれば、間違いメールの受信者
は「間違いメール返信」指定部を指定する。「間違いメ
ール返信」が指定されると、間違い通知メール作成部
は、フォーマット記憶部にある間違いメール差出人宛て
の返信用定型文章を取り出して、間違い通知メールを作
成する。したがって、間違いメール受信者は「間違いメ
ール返信」指定を行うだけで、間違い通知メールを送信
できる状態になる。
【0016】また、電子メールは、宛先情報、差出人情
報、題名情報が含まれる電子メールヘッダ部と電子メー
ル本体とからなり、「間違いメール返信」指定部の指定
がなされた際に、間違い通知メール作成部は、電子メー
ルヘッダ部の題名情報に間違い通知メールであることを
示す「間違い通知メール符号」を追加する処理を行うよ
うにしてもよい。これにより、通常の「返信メール符
号」ではなく「間違い通知メール符号」があるメールが
届くと、電子メール本文を読まずに間違いメールを送信
してしまったことが把握できる。
【0017】また、メール処理部は、受信した電子メー
ルの題名情報における「間違い通知メール符号」の有無
を確認する符号検出部と、符号検出部が「間違い通知メ
ール符号」を検出したときに間違い通知メールを受信し
たことを知らせる報知部とを備えてもよい。これによ
り、符号検出部が「間違い通知メール符号」を検出する
と報知部が間違い通知メールを受信したことを送信者に
知らせるので、すぐにお詫びメールを出すことができる
とともに、本来の送信先へメールを届けるようにするこ
とができる。
【0018】また、フォーマット記憶部には、間違い通
知メールを受信したときに間違い通知メールの差出人宛
に返信するための定型文章が含まれており、メール処理
部は、受信した電子メールの題名情報における「間違い
通知メール符号」の有無を確認する符号検出部と、符号
検出部が「間違い通知メール符号」を検出したときにフ
ォーマット記憶部の定型文章を参照して間違い通知メー
ルの差出人へ返信するお詫びメールを作成する処理を行
うお詫びメール作成部をさらに備えてもよい。これによ
れば、符号検出部が「間違い通知メール符号」を検出す
るとお詫びメール作成部はフォーマット記憶部から間違
い通知メールの差出人宛ての返信用定型文章を取り出し
てお詫びメールを作成する。したがって、間違い通知メ
ールを受信した者(送信元)はお詫びメールの本文を作
成することなくお詫びメールを送信できる状態になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図2は本発明の電子メール通信が利
用可能なシステムの構成を示す図である。このシステム
はメールサーバ10と通信回線ネットワーク11(有線
のみならず無線回線も含まれる)を介して接続される電
子メール通信装置(以下、端末装置という)により構成
される。端末装置には、最も一般的に用いられるパーソ
ナルコンピュータ12(PC)のほかに、携帯電話等の
携帯端末13やマルチファンクションプリンタ(MF
P)14が利用される。いずれの端末装置12、13、
14においても電子メール機能が使用できるようにする
ため、後述する電子メール機能部20を備えている。
【0020】図1は、本発明の一実施例である端末装置
12の構成を示すブロック構成図である。本実施例で
は、端末装置がパーソナルコンピュータであるとして説
明をするが、携帯端末13であっても、MFP14であ
っても基本的に同一構成である。但し、例えば入力装置
がパーソナルコンピュータではキーボードやマウス、携
帯端末では拡張ファンクション機能ボタン付きのテンキ
ー、MFPではタッチパネルが用いられる等の相違があ
ることは言うまでもない。
【0021】この端末装置12において、40は液晶画
面からなる出力部、41はキーボードやマウスからなる
入力部41である。42はCPU,ROM,RAMで構
成され、メール送受信機能を含む各種機能の制御を始
め、端末装置全体の制御を行うシステム制御部である。
43はモデム、LANカード等で構成され、ネットワー
クと接続して通信を行うための通信部である。
【0022】20は、システム制御部42とハードディ
スク(HDD)等の記憶部とにより実行されるメール機
能部である。メール機能部20はシステム制御部42の
RAMを作業領域とし、システム制御部42のCPUに
より電子メールプログラムが実行されることにより果た
される機能を示すものであるが、システム制御部42に
よって実行される他の機能と区別してメール機能だけを
分けて説明するため説明の便宜上、システム制御部42
とは切り離してある。
【0023】メール機能部20は、送信済メールや受信
メール、さらには現在作成中で未送信のメールを一時保
管したりするメール記憶部21、メールを送信する際に
「返信」として送信するのか、「転送」として送信する
のか等の送信形態を指定する送信形態指定部22、メー
ルで使用する各種の定型文が格納されているフォーマッ
ト記憶部28、メール機能を使用するときの各種設定が
記憶されている設定記憶部29、さらには送信形態指定
部22、フォーマット記憶部28、設定記憶部29から
の情報に基づいてメールを作成等の処理を行うメール処
理部30を有する。
【0024】メール記憶部20は送信済みメール、受信
メール、未送信メールを保管するため記憶容量が大きい
メモリが好適であり、したがって端末装置がパーソナル
コンピュータやMFPの場合はハードディスク(HD
D)が用いられる。携帯端末の場合は、携帯端末の小さ
なハウジングの中にメモリを組み込まねばならないとい
う寸法上の制約からRAMが用いられている。
【0025】送信形態指定部22は、電子メールを受信
した際にその差出人に返信メールを送る際に指定する
「返信」メールボタン23、電子メールが差出人から複
数の宛先に送信された場合に、その宛先人と差出人との
全員に返信する際に指定する「全員へ返信」メールボタ
ン24、受信したメールを差出人とは異なる別人に転送
する際に指定する「転送」メールボタン25が用いられ
ている。本発明の端末装置12には、通常の「返信」メ
ールボタンの他に、間違いメールを受信した際にその差
出人に間違い通知メールを送る際に指定する「間違いメ
ール返信」メールボタン26が特別に設けてある。
【0026】送信形態指定部22を構成する各メールボ
タンは、図5に示すように出力部40の表示画面上に表
示されるボタンスイッチにより構成され、これを入力部
41であるマウスやキーボード等の操作によってクリッ
クすることにより指定がなされる。MFPを端末装置と
する場合も同様である。端末装置が携帯端末13の場合
にも上記と同様に表示画面にボタンスイッチを表示させ
るようにしてもよいが、液晶画面が小さいときは、携帯
端末の入力部41を構成するテンキーにファンクション
モードを設けてそれぞれのキーに特別の命令を割り付け
ることができるようにしておき、これらのキーのいずれ
かに「間違いメール返信」等メールボタン26を割り付
けるようにしてもよい。
【0027】フォーマット記憶部28には、間違い通知
メールに対して返信する際に用いる定型文や、間違い通
知メールを受けた送信元がお詫びメールを作成する際に
用いる定型文が蓄積してある。これらの定型文は、電子
メール機能を実行するための電子メールアプリケーショ
ンソフト内に当初から用意してあるもの、あるいは端末
装置のユーザが自ら作成して登録したもののいずれであ
ってもよい。
【0028】設定記憶部29は、間違い通知メールやお
詫びメールが作成されたときに、これらの電子メールを
自動的に送信するか、送信者の送信指示を待って送信す
るかの設定を行うことができるようにしてある。
【0029】メール処理部30は、メール機能部20の
中心であり、実際にはCPUが電子メールアプリケーシ
ョンソフトのプログラムを実行することによりメール処
理がなされるようになっている。このメール処理部30
は、フォーマット記憶部28から定型文を取り出して間
違い通知メールを作成する間違い通知メール作成部32
を備えている。間違い通知メール作成部32内にはさら
に、間違い通知メールを作成する際に、電子メールヘッ
ダ部の題名欄に「Er:」で表示される「間違い通知メ
ール符号」を追加する「間違い通知メール符号」追加部
33を備えている。
【0030】また、メール処理部30は「Er:」(間
違い通知メール符号)を検出する符号検出部34を備え
ている。この符号検出部34は電子メールを受信した際
にその題名欄に「Er:」があるかどうかをチェックす
る。
【0031】また、メール処理部30は検出部34が間
違い通知メール符号を検出した際に、直ちにその旨を知
らせる報知部35を備えている。報知部35は、検出部
34が「間違い通知メール符号」により間違い通知メー
ルが届いたことを検出すると、出力部40の液晶画面上
に、その旨のエラーメッセージを表示することにより報
知する。さらに端末装置12にスピーカ等の音声発生機
能が付設されている場合には音声情報により報知するよ
うにしてもよい。
【0032】端末装置がMFPの場合も、報知部35は
出力部であるタッチパネル付きの液晶画面にエラーメッ
セージを表示するが、送信者はMFPによる送信作業を
終了するとMFPから離れる場合が多いので、予めMF
Pに間違い通知メールが届いたときの転送連絡先を指定
しておくことにより、間違い通知メールが転送されるよ
うにしておけばよい。
【0033】また、メール処理部30は、検出部34が
「間違い通知メール符号」を検出した際に、直ちにフォ
ーマット記憶部から定型文を取り出してお詫びメールを
作成するお詫びメール作成部36を備えている。
【0034】次に、表示画面について説明する。図5
は、本実施の形態にかかる端末装置12において、電子
メールを受信したときに出力部40に表示される表示画
面を示す図である。図に示すように、画面上段には複数
のキーボタンスイッチからなる送信形態指定部22が表
示され、その下に電子メール50が表示される。
【0035】送信形態指定部22のキーボタンスイッチ
は、それぞれ「返信」メールボタン23、「全員へ返
信」メールボタン24、「転送」メールボタン25、
「間違い通知返信」メールボタン26として表示されて
いる。このうち「返信」メールボタン23は電子メール
を受信した際にその差出人に返信を送る際に指定し、
「全員へ返信」メールボタン24は電子メールが差出人
から複数の宛先に送信された場合にその宛先人と差出人
との全員に返信する際に指定し、「転送」メールボタン
25は受信したメールを差出人とは異なる別人に転送す
る際に指定し、間違いメール返信」メールボタン26は
間違いメールを受信した際にその差出人に間違い通知メ
ールを送る際に指定する。
【0036】電子メール50は、差出人のメールアドレ
スからなる差出人情報、宛先人のメールアドレスからな
る宛先情報、題名(Subject)情報により構成される電
子メールヘッダ部51と、電子メール本文52とから構
成されている。この図5の例では「△△△@sharp.co.j
p」のアドレスを保有する差出人(送信元A)から「□
□□@sharp.co.jp」のアドレスを保有する宛先人(間
違いメール受信者B)に「名簿ファイル送付の件」と題
したメールが届いたときの画面を示している。
【0037】宛先人であるBは、自分の端末装置12の
出力部40により電子メール本文52の内容を見て、こ
の電子メール50が誤って自分に届いたメールであると
判断する。その場合、宛先人であるBは、「間違いメー
ル返信」メールボタン26をマウス(入力部41)によ
りクリックすることにより、間違い通知メールを差出人
であるAに向けて返信する。
【0038】図6はBからAに向けて「間違いメール返
信」メールボタンにより返信された「間違い通知メー
ル」の内容を示した図である。図6においては、電子メ
ールヘッダ部53には差出人(間違いメール受信者B)
と宛先人(送信元A)とが図5とは入れ替わって表示さ
れている。さらに、題名(Subject)情報の欄には「間
違い通知メール符号」55である「Er:」の符号が
「名簿ファイル送付の件」の題名の前に追加されてい
る。
【0039】電子メール本文54には、フォーマット記
憶部28に保存されている「本文及び添付のファイルは
誤った宛先に送信されています。」という定型文が自動
的に本文中に取り込まれている。
【0040】上記内容の「間違い通知メール」が、間違
いメールの送信元であるAの端末装置12に届くと、端
末装置12は題名情報欄に「間違い通知メール符号」5
5である「Er:」の符号があることを検出し、Aの端
末装置12は、エラーメッセージを表示するとともに自
動的にフォーマット記憶部28から図7に示した「誤っ
てメールを送信してしましまいました。送ったメール及
び添付のファイルは破棄してください。」とのお詫びメ
ールの定型文を取りこんで図5に示した電子メール50
のスタイルで電子メール本文52を電子メール本文56
にして送信する。
【0041】次に、上述した電子メールの送受信の動作
をフロー図を用いて説明する。図3は送信元(差出人)
からの電子メールが届き、宛先人が間違い通知メールを
返信するまでのフローを示す図である。
【0042】送信元(差出人)の端末装置12から電子
メールが送信されると、宛先人は自分の端末装置12に
より電子メールを受信し(s100)、出力部40に電
子メールを表示させて内容を確認する(s102)。図
5はこのときの表示画面を示したものである。
【0043】宛先人は電子メールの内容が間違いメール
であることを確認すると、送信形態を「間違いメール返
信」に指定するため、「間違いメール返信」メールボタ
ン26をクリックする(st102)。
【0044】「間違いメール返信」の指定により、図6
に示すようにフォーマット記憶部28から定型文を取り
出して電子メール本文54に定型文を書き込む。さらに
題名(Subject)欄に「間違い通知メール符号」55で
ある「Er:」の符号を追加する(st103)。
【0045】設定記憶部29の設定内容が送信者の送信
確認を待たずに送信する自動送信設定になっているかを
確認し(st104)、自動送信の設定がなされている
ときは間違い通知メールを編集して直ちに間違い通知メ
ールを送信する(st107)。自動送信の設定がなさ
れていないときは間違い通知メールを編集して(st1
05)、間違い通知メールを画面上に表示して待ち状態
となる。そして電子メールの送信指示の入力がなされる
と(st106)、メールが送信される。
【0046】図4は送信元(差出人)に宛先人からの間
違い通知メールが届いてお詫びメールを送信するまでの
フローを示す図である。宛先人から間違い通知メールが
送信される(st200)と、送信元(差出人)の端末
装置12はこの電子メールを受信する(st202)。
【0047】端末装置12は、受信した電子メールの題
名(Subject)欄における「Er:」の文字列の有無を
チェックする(st202)。
【0048】題名(Subject)欄に「Er:」の文字列
がないときは、間違い通知メールではない通常の電子メ
ールであると判断してそのまま処理を終了する。「E
r:」の文字列を発見したときは、(1)出力部40へ
のエラーメッセージのを表示、(2)お詫びメールの送
信、(3)間違いメール本文及び添付ファイルの表示、
のいくつかあるいはすべてを実行する(st203)。
ここでお詫びメールが送信されたときには、間違い通知
メールを送信した宛先人はお詫びメールを受信すること
になる(st204)。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、間違いメール受信者
(宛先人)は「間違いメール返信」のクリック操作だけ
で、簡単に間違い通知メールを作成して送信することが
でき、送信元(差出人)は間違い通知メールが届くこと
によって本来の宛先人への電子メール送信と間違った宛
先人へのお詫びメール送信とを確実に行うことが可能に
なる。
【0050】また、「間違いメール返信」のクリック操
作により「間違い通知メール符号」を追加する処理を行
うようにした場合には、電子メール本文を見ることなく
題名情報だけで間違いメールを送信したことを確認する
ことができる。
【0051】また、「間違い通知メール符号」を検出し
たときに間違い通知メールを受信したことを知らせる報
知部を備えた場合には、報知部が間違い通知メールを受
信したことを送信者に知らせるので、すぐにお詫びメー
ルを出すことができるとともに、本来の送信先へメール
を届けるようにすることができる。
【0052】また、「間違い通知メール符号」を検出し
たときに間違い通知メールの差出人へ返信するお詫びメ
ールを作成する処理を行うお詫びメール作成部を備えた
場合には、「間違い通知メール符号」を検出すると自動
的にお詫びメールが作成されるので送信元(差出人)は
お詫びメールの本文を作成することなくお詫びメールを
送信できる状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である端末装置のブロック構
成図。
【図2】本発明が利用される電子メールシステムの構成
図。
【図3】間違いメールを送信するまでのフローを示す
図。
【図4】お詫びメールを送信するまでのフローを示す
図。
【図5】電子メールを受信したときの表示画面を示す
図。
【図6】間違い通知メールの構成を示す図。
【図7】お詫びメールの定型文の例を示す図。
【符号の説明】
12、13、14:端末装置(電子メール通信装置) 20:メール機能部 21:メール記憶部 22:送信形態指定部 26:「間違いメール返信」メールボタン 28:フォーマット記憶部 29:設定記憶部 30:メール処理部 32:間違い通知メール作成部 33:「間違い通知メール符号」追加部 34:符号検出部 35:報知部 36:お詫びメール作成部 40:出力部 41:入力部 42:システム制御部 43:通信部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを表示する出力部と、 電子メールを送信する際に電子メールを返信として送信
    するか転送として送信するか等の送信形態を指定する送
    信形態指定部と、 電子メールに必要な入力を行うための入力部と、 通信回線を介して電子メールを送受信する通信部と、 電子メールを記憶する電子メール記憶部と、 送信形態指定部による送信形態の指定と入力部による入
    力操作とにより電子メールを作成するメール処理部と、
    を備えた電子メール通信装置であって、 前記電子メール通信装置は、間違いメールを受信したと
    きの返信用の文章を含む定型文を記憶するフォーマット
    記憶部を備え、 前記送信形態指定部には間違いメールに対する返信の際
    に指定する「間違いメール返信」指定部が独立して設け
    られ、 メール処理部には「間違いメール返信」指定部の指定に
    よりフォーマット記憶部の定型文を参照して間違い通知
    メールを作成する処理を行う間違い通知メール作成部が
    含まれることを特徴とする電子メール通信装置。
  2. 【請求項2】 電子メールは、宛先情報、差出人情報、
    題名情報が含まれる電子メールヘッダ部と電子メール本
    体とからなり、 「間違いメール返信」指定部の指定がなされた際に、間
    違い通知メール作成部は、電子メールヘッダ部の題名情
    報に間違い通知メールであることを示す「間違い通知メ
    ール符号」を追加する処理を行うようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の電子メール通信装置。
  3. 【請求項3】 メール処理部は、受信した電子メールの
    題名情報における「間違い通知メール符号」の有無を確
    認する符号検出部と、 符号検出部が「間違い通知メール符号」を検出したとき
    に間違い通知メールを受信したことを知らせる報知部と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の電子メール
    通信装置。
  4. 【請求項4】 フォーマット記憶部には、間違い通知メ
    ールを受信したときの返信用の定型文が含まれており、 メール処理部は、受信した電子メールの題名情報におけ
    る「間違い通知メール符号」の有無を確認する符号検出
    部と、 符号検出部が「間違い通知メール符号」を検出したとき
    にフォーマット記憶部の定型文を参照して間違い通知メ
    ールの差出人へ返信するお詫びメールを作成する処理を
    行うお詫びメール作成部をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項2に記載の電子メール通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101013639B1 (ko) * 2003-12-02 2011-02-10 엘지전자 주식회사 이메일 전송오류 확인방법
JP2012027842A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Kyocera Corp 携帯端末装置

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