JP2003107775A - 高光沢印刷物とその製造方法 - Google Patents
高光沢印刷物とその製造方法Info
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Abstract
としないオイルレス定着トナーをトナー画像とする高光
沢印刷物にあって、美しい画像とでき、しかも、彩度の
高い高光沢印刷物およびその製造方法の提供を課題とす
る。 【解決手段】 本発明の高光沢印刷物は、光沢紙上に、
ワックス成分を3〜15重量%含有する熱可塑性樹脂か
らなり、表面光沢度が5〜40で、かつ、オイルレス定
着により画像形成されたトナー画像を有すると共に、該
トナー画像上に、透明フイルムに粘着剤層を設けた透明
粘着シートが粘着剤層側から貼着されたことを特徴とす
る。
Description
り形成されるトナー像を有する高光沢印刷物およびその
製造方法に関する。
である感光体ドラムや感光体ベルト等の感光体を画像形
成装置の本体に回転可能に支持し、画像形成動作時には
感光体における感光層に静電潜像を形成した後、この潜
像をトナーによって可視像化し、次いでその可視像をコ
ロナ転写や転写ローラを使用して転写媒体に直接転写す
る、また、転写ドラムまたは転写ベルト等の中間転写媒
体を用いて可視像を一旦転写した後、転写材上に再転写
する方式がある。
に使用されているが、更に、カラー画像形成装置にあっ
ては、複数の感光体や現像機構を用い、転写ベルトや転
写ドラム上の可視化像を紙等の転写材上に複数の色画像
を順次重ね合わせて転写し、定着する方式が知られてい
る。これらの方式において、ベルトを使用するものはタ
ンデム方式、ドラムを使用するものは転写ドラム方式と
して分類されている。また、これとは別に中間転写媒体
上に色画像を順次一次転写し、その一次転写画像を一括
して転写材上に二次転写する中間転写方式も知られてい
る。
用して高光沢印刷物を作製することが試みられている
が、トナー画像表面における凹凸により光が散乱または
乱反射して画像面における光の反射量が減少し、光沢紙
面における光沢度との差が大きく、高光沢印刷物として
問題がある。
しないオイルレス定着トナーを使用する場合には、トナ
ー粒子中のワックス量を多くしたり、また、熱可塑性樹
脂として架橋成分を含有させる等により定着時における
流動性を低下させることが行なわれているが、定着され
た状態でのトナー画像表面はワックス類が結晶隗を形成
したり、また、トナー画像が固めのために、凹凸状態が
大きく、高光沢印刷物とするにあたっては、光沢紙面に
おける光沢度との差が大きく、高光沢印刷物として問題
があり、特に、2色以上のカラートナーを用いる高光沢
印刷物において顕著であり、また、彩度の低いものしか
得られていないのが現状である。
へのオイル塗布を必要としないオイルレス定着トナーを
トナー画像とする高光沢印刷物にあって、美しい画像と
でき、しかも、彩度の高い高光沢印刷物およびその製造
方法の提供を課題とする。
は、光沢紙上に、ワックス成分を3〜15重量%(3重
量%〜15重量%、本明細書においては同一単位である
場合には一方の単位を省略する)含有する熱可塑性樹脂
からなり、表面光沢度が5〜40で、かつ、オイルレス
定着により画像形成されたトナー画像を有すると共に、
該トナー画像上に、透明フイルムに粘着剤層を設けた透
明粘着シートが粘着剤層側から貼着されたことを特徴と
する。
−1982に基づく十点平均粗さが3〜10μmである
ことを特徴とする。
ポリエステル樹脂であって、THF(テトラヒドロフラ
ン)不溶分を2〜40重量%含有するものであることを
特徴とする。
スチレン−(メタ)アクリル系共重合樹脂(スチレン−
アクリル酸エステル樹脂およびスチレン−メタクリル酸
エステル樹脂を示す、以下同様)であって、架橋成分を
40〜60重量%含有するものであることを特徴とす
る。
トナー母粒子と外添粒子とからなり、該トナー母粒子に
対して外添粒子が2〜7重量%の割合で添加されたもの
であることを特徴とする。
大であることを特徴とする。
紙上にワックス成分を3〜15重量%含有する熱可塑性
樹脂トナーからなり、表面光沢度が5〜40の定着画像
をオイルレス定着により形成した後、該定着画像上に、
透明フイルムに粘着剤層を設けた透明粘着シートを粘着
剤層側から貼着することを特徴とする。
示すごとく、光沢紙1上に、ワックス成分を3〜15重
量%含有する熱可塑性樹脂からなる表面光沢度が5〜4
0で、かつ、オイルレス定着により画像形成された透光
性トナー画像2を有すると共に、該透光性トナー画像上
に、透明フイルム4に粘着剤層3を設けた透明粘着シー
ト5が粘着剤層側3から貼着されたものである。
定着温度で熱変形しない耐熱性を有し、例えばアート
紙、コート紙、軽量コート紙、キャストコート紙、ま
た、内部紙化方式、表面塗工方式、表面処理方式により
製造される合成紙類が例示され、その表面光沢度が5〜
20の表面平滑性を有するもので、例えばXEROX社
製「JD紙」、同「J紙」、NBSリコー社製「My
Paper紙」、同「type6200紙」等が例示さ
れる。
ーとしては、オイルレス定着器を使用して定着されるオ
イルレス定着用トナーであり、トナー粒子は、熱可塑性
樹脂バインダー、着色剤、ワックスからなるトナー母粒
子、また、必要に応じてトナー母粒子に内添もしくは外
添される荷電制御剤、また、流動性向上剤等の外添粒子
からなる。
ステル樹脂、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹
脂、エポキシ樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等の
単独、または混合物が挙げられるが、特にポリエステル
樹脂、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹脂の単
独、または混合物が好ましい。
ール成分と二価の酸成分とを重縮合反応させるに際し
て、三価以上のアルコール成分や酸成分を併用して架橋
処理したポリエステル樹脂が挙げられる。2価のアルコ
ール成分としてはエチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、水素化ビスフェノールA、ポリオキシエチレン化ビ
スフェノールA、ポリオキシプロピレン化ビスフェノー
ルAが例示される。また、二価の酸成分としてはマレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタ
コン酸等の不飽和二塩基酸、テトラクロロ無水フタル
酸、ヘット酸、テトラブロモ無水フタル酸、無水フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、エンドメチレンテト
ラヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘ
キサヒドロ無水フタル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸等の飽和二塩基酸の単独、または
混合物が例示される。
としては、例えばグリセリン、ソルビトール、1,2,
3,6−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペ
ンタエリスリトール、1,2,4−ブタントリオール、
1,2,5−ペンタントリオール、2−メチルプロパン
トリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオー
ル、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
1,3,5−トリヒドロキシベンゼン等の多価アルコー
ルが例示される。また、三価以上の酸成分としてはトリ
メリット酸、ピロメリット酸、1,2,4−ベンゼント
リカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、
2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−
ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカル
ボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチル−2−メ
チレンカルボキシプロパン、テトラ(メチレンカルボキ
シル)メタン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボ
ン酸、エンボール三量体酸及びこれらの無水物の単独ま
たは混合物が例示される。
有していることが重要であり、THF不溶分を2〜40
重量%、好ましくは5〜20重量%含有するものであ
る。THF不溶分は樹脂0.5gを円筒濾紙を使用し、
溶媒としてTHFを用いて、ソックスレー抽出器により
12時間抽出し、円筒濾紙に残存するTHF不溶分を秤
量し、樹脂全量に対する割合(%)を計算することによ
り求められる。
に際してトナー画像表面の凹凸が無くなり、定着ロール
からの剥離が悪くなり、また、40重量%より多いと、
トナーが融けにくく、高速での定着が出来にくくなり、
また、添加剤の分散性が悪化するので好ましくない。
90〜150℃、好ましくは100〜130℃、ガラス
転移温度は50〜70℃、好ましくは55〜65℃であ
り、また、数平均分子量は1,000〜50,000、
好ましくは1,500〜3,500、重量平均分子量は
10,000〜50,000、好ましくは15,000
〜35,000である。なお、本発明における軟化点、
ガラス転移温度はセイコー電子(株)製「DSC12
0」で測定されるものであり、また、分子量はGPCに
よるポリスチレン換算での測定値である。
脂としては、スチレン系モノマーと(メタ)アクリル酸
エステル系モノマーとを架橋性モノマーと共に重合させ
ることにより得られる。
o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレ
ン、3,4−ジクロルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レン等が例示される。また、(メタ)アクリル酸エステ
ル系モノマーとしては、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸−n−オクチル、
(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸−2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ステアリル、ア
クリル酸−2−クロルエチル、(メタ)アクリル酸フェ
ニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル
酸ジエチルアミノエチル等が例示される。
ベンゼン、ジビニルナフタレン、例えばエチレングリコ
ールジアクリレート等のアルキル鎖で結合されたジ(メ
タ)アクリレート化合物、ジエチレングリコールジアク
リレート等のエーテル結合を含むアルキル鎖で結合され
たジ(メタ)アクリレート化合物、ポリオキシエチレン
(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パンジアクリレート等の芳香族基およびエーテル結合を
含む鎖で結合されたジ(メタ)アクリレート化合物、ポ
リエステル型ジ(メタ)アクリレート化合物、ヘンタエ
リスリトールトリアクリレート等の多官能化合物、トリ
アリルシアヌレート、トリアリルトリメリテート等が例
示される。
脂は、架橋成分を含有していることが重要であり、架橋
成分が40〜60重量%、好ましくは45〜55重量%
含有するものである。スチレン−(メタ)アクリル酸エ
ステル樹脂における架橋成分は、THF不溶分量から同
定する方法により測定される。
ールからの剥離が悪くなり、また、60重量%より多い
とトナーが融けにくく高速での定着が出来にくくなり、
また、添加剤の分散性が悪化するので好ましくない。
脂における軟化点は90〜150℃、好ましくは100
〜130℃であり、ガラス転移温度は45〜75℃、好
ましくは50〜65℃である。また、数平均分子量は
1,000〜15,000、好ましくは2,000〜1
0,000、重量平均分子量は3万〜25万、好ましく
は5万〜10万である。
中80〜95重量%、好ましくは85〜93重量%含有
させるとよい。
ましくは透光性着色剤とするとよく、彩度に優れるもの
とでき、下記の顔料、染料が使用可能である。黄色顔料
としては、C.I.10316(ナフトールイエローS)、C.I.1
1710(ハンザエロー10G)、C.I.11660(ハンザエロー5
G)、C.I.11670(ハンザエロー3G)、C.I.11680(ハン
ザエローG)、C.I.11730(ハンザエローGR)、C.I.117
35(ハンザエローA)、C.I.11740(ハンザエローN
R)、C.I.12710(ハンザエローR)、C.I.12720(ピグ
メントイエローL)、C.I.21090(ベンジジンエロ
ー)、C.I.21095(ベンジジンエローG)、C.I.21100
(ベンジジンエローGR)、C.I.20040(パーマネントエ
ローNCG)、C.I.21220(バルカンファストエロー5)、
C.I.21135(バルカンファストエローR)などがある。
赤色顔料としては、C.I.12055(スターリンI)、C.I.1
2075(パーマネントオレンジ)、C.I.12175(リソール
ファストオレンジ3GL)、C.I.12305(パーマネントオレ
ンジGTR)、C.I.11725(ハンザエロー3R)、C.I.21165
(バルカンファストオレンジGG)、C.I.21110(ベンジ
ジンオレンジG)、C.I.12120(パーマネントレッド4
R)、C.I.1270(パラレッド)、C.I.12085(ファイヤー
レッド)、C.I.12315(ブリリアントファストスカーレ
ット)、C.I.12310(パーマネントレッドF2R)、C.I.12
335(パーマネントレッドF4R)、C.I.12440(パーマネ
ントレッドFRL)、C.I.12460(パーマネントレッドFRL
L)、C.I.12420(パーマネントレッドF4RH)、C.I.1245
0(ライトファストレッドトーナーB)、C.I.12490(パ
ーマネントカーミンFB)、C.I.15850(ブリリアントカ
ーミン6B)などがある。また、青色顔料としては、C.I.
74100(無金属フタロシアニンブルー)、C.I.74160(フ
タロシアニンブルー)、C.I.74180(ファーストスカイ
ブルー)などがある。
いることができるが、トナー母粒子中、3〜6重量%、
好ましくは4〜5重量%含有させるとよい。着色剤の含
有量が6重量%より多いとトナーの定着性および透明性
が低下し、一方、3重量%より少ないと所望の画像濃度
が得られないおそれがある。
に分散されるワックス類としては、具体的にはパラフィ
ンワックス、ポリオレフィンワックス、芳香族基を有す
る変性ワックス、脂環基を有する炭化水素化合物、天然
ワックス、炭素数12以上の長鎖炭化水素鎖〔CH3(CH2)
11またはCH3(CH2)12以上の脂肪族炭素鎖〕を有する長鎖
カルボン酸、そのエステル、脂肪酸金属塩、脂肪酸アミ
ド、脂肪酸ビスアミド等を単独あるいは複数種組合せて
使用することができる。ワックス類としては、セイコー
電子(株)製「DSC120」で測定されるDSC吸熱
曲線における吸熱メインピーク値である軟化点(融点)
が40〜130℃、好ましくは50〜120℃のもので
ある。軟化点が40℃未満の場合は、トナーの耐ブロッ
キング性及び保形性が不充分であり、軟化点が130℃
を越える場合は定着温度又は定着圧を下げる効果が少な
い。
ンワックスは結晶性が高く耐高温オフセット性に優れる
ものとできるが、高光沢印刷物にあってはその結晶性の
ために反射性、透明性が低下するという問題がある。ま
た、炭素数12以上の長鎖炭化水素鎖を1つ以上有する
エステルワックス類は、透光性トナー画像における透明
性を低下させずに耐高温オフセット性に優れるものとで
きるので好ましい。
量%、好ましくは3〜8重量%、さらに好ましくは5〜
7重量%含有させるとよい。ワックスの含有量が3重量
%より少ないと、オイルレス定着用トナーとして耐高温
オフセット性が低下し、また、15重量%より多いと、
高光沢印刷物とした際の透明性を低下させ、また、トナ
ー粒子同士の融着が生じるので好ましくない。
するワックス量が多く、定着操作によりワックス類が析
出し、結晶粒による隙間が形成されるので、トナー画像
表面が荒れ、画像とした際の光沢度が低くなるが、後述
するように、粘着シートを被覆することによりその表面
を平滑化できるので、表面凹凸による光散乱を防止で
き、高光沢印刷物とできる。
添及び/またはトナー粒子に外添され、摩擦帯電により
正または負の荷電を与え得るものであれば、特に限定さ
れず有機あるいは無機の各種のものを使用できる。
ンベースEX(オリエント化学工業(株)製)、第4級ア
ンモニウム塩P−51(オリエント化学工業(株)製)、
ニグロシン ボントロンN−01(オリエント化学工業
(株)製)、スーダンチーフシュバルツBB(ソルベント
ブラック3:Colr Index 26150)、フェットシュバルツHB
N(C.I.NO.26150)、ブリリアントスピリッツシュバル
ツTN(ファルベン・ファブリッケン・バイヤ社製)、ザ
ボンシュバルツX(ファルベルケ・ヘキスト社製)、さ
らにアルコキシ化アミン、アルキルアミド、モリブデン
酸キレート顔料などが挙げられる。中でも第4級アンモ
ニウム塩P−51が好ましい。
イルブラック(Color Index 26150)、オイルブラックB
Y(オリエント化学工業(株)製)、ボントロンS−22
(オリエント化学工業(株)製)、サリチル酸金属錯体
E−81(オリエント化学工業(株)製)、チオインジゴ
系顔料、銅フタロシアニンのスルホニルアミン誘導体、
スピロンブラックTRH(保土谷化学工業(株)製)、ボ
ントロンS−34(オリエント化学工業(株)製)、ニグ
ロシンSO(オリエント化学工業(株)製)、セレスシュ
バルツ(R)G(ファルベン・ファブリケン・バイヤ社
製)、クロモーゲンシュバルツETOO(C.I.NO.14645)、
アゾオイルブラック(R)(ナショナル・アニリン社
製)などが挙げられる。中でも、サリチル酸金属錯体E
−81が好ましい。これらの荷電制御剤は、単独であるい
は複数種組合せて使用することができるが、トナー母粒
子中に0.5〜3重量%含有させるか、または外添させ
るとよい。
剤等の添加剤を適宜添加してもよい。
は、外添粒子として流動性改質剤やトナー画像のグロス
調整剤をトナー母粒子に外添するとよい。流動性改質剤
としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸鉛等の脂肪酸金属塩微粒子、酸化鉄、
酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化
物微粒子、また、湿式製法シリカ、乾式製法シリカ、ま
たは該シリカにシランカツプリング剤、チタンカツプリ
ング剤、シリコンオイルなどにより表面処理を施した処
理シリカなどのシリカ微粒子の1種或いは2種以上の混
合物が例示される。流動性改質剤の粒径(一次平均粒
径)は、電子顕微鏡法で0.001〜2μmの範囲であ
り、好ましくは、0.002〜0.2μmである。
粒子に対して2〜5重量%、好ましくは2〜3.5重量
%である。2重量%未満では流動性改質に効果はなく、
5重量部を超えるとカブリや文字のにじみ、機内飛散を
助長する。
は、定着器における加熱温度では溶融しない部分とし
て、バインダー樹脂であるポリエステル樹脂としてTH
F不溶分、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹脂
として架橋成分を積極的に含有させ、オイルレス定着に
より画像形成された透光性トナー画像における表面光沢
度を5〜40の範囲とするものであるが、トナー画像に
おける表面光沢度を上記範囲内とするために、トナー母
粒子にグロス調整剤を外添してもよい。
リレート等のポリエステル樹脂微粒子、フツ化ビニリデ
ン微粒子、ポリテトラフルオロエチレン微粒子等のフツ
素系樹脂微粒子、アクリル樹脂系微粒子等を使用すると
よく、その粒径(一次平均粒径)としては電子顕微鏡法
で0.05〜0.3μmであり、好ましくは、0.1〜
0.2μmである。
ける表面光沢度を5〜40の範囲とするために必要な量
を添加されるが、上述した流動性改質剤含め外添粒子全
体としては、トナー母粒子に対して2〜5.5重量%、
好ましくは2.5〜3.5重量%である。
性樹脂バインダー、着色剤、ワックス類、荷電制御剤等
の添加剤を所定量ヘンシェルミキサー20B(三井鉱山
(株))に投入し、均一混合した後、二軸混練押出機
(池貝化成(株)製PCM−30)を使用して溶融混練
し、結着樹脂中への各添加剤を分散固定化し、次いで、
混練物を粗粉砕して粒度調整をした後、ジェット粉砕機
「200AFG」(ホソカワミクロン(株))又は「I
DS−2」(日本ニューマチック工業(株))を使用
し、ジェットエアーによる衝突粉砕により、微粉砕し、
平均粒子径1〜8μmのものとする。次いで、微粉を除
去し、粒径分布のシャープ化を目的として、風力又はロ
ーター回転による粒度調整を風力分級装置「100AT
P」(ホソカワミクロン(株))又は「DSX−2」
(日本ニューマチック工業(株))又は「エルボージェ
ット」(日鉄鉱業(株))等を使用して行なう。この分
級工程により得られる着色樹脂粒子は、円形度が0.7
0〜0.92のものである。得られた着色樹脂粒子と流
動化剤やグロス調整剤等の外添粒子を所定量ヘンシェル
ミキサー20B(三井鉱山(株))に投入し、均一混合
して本発明のオイルレス定着用トナーが得られる。この
ようにして得られる粉砕法トナーとしては、平均粒径が
5μm〜10μm、好ましくは6μm〜9μmである。
なお、本発明にあって、トナー粒子における粒径はコー
ルター法(コールター社製「コールターマルチサイザー
III 」)により測定される体積平均粒径である。
適用される画像形成装置について、ロータリー現像ユニ
ットを備えた画像形成装置を例として説明する。
であり、10はロータリー現像ユニット、11はプロセ
スユニット、21は現像器、22は現像ローラ、23は
感光体、24は1次転写装置、25は中間転写媒体、2
6は2次転写装置、27はレーザー書込ユニット、28
は給紙トレイ、29は給紙ローラ、30はレジローラ、
31は搬送通路、32は定着装置、33は排出装置、3
4は排紙トレイを示す。
ようにプロセスユニット11の潜像担持体である感光体
23の外周に、その回転方向に沿って感光体23を一様
に帯電するための帯電装置、感光体23上に静電潜像を
形成するためのレーザー書込ユニット27、静電潜像を
現像するためのロータリー現像ユニット10、感光体2
3上に形成された単色のトナー像を転写するための中間
転写媒体25、及び1次転写装置24などが配設され
る。感光体23は、薄肉円筒状の導電性基材とその表面
に形成された感光層とを有する。そして、給紙トレイ2
8から給紙ローラ29、レジローラ30を通して2次転
写装置26に記録媒体(光沢紙)を搬送し、2次転写装
置26で4色のフルカラー像が転写された記録媒体を排
紙トレイ34へ搬送する経路にトナー像を定着するため
の定着装置32、排出装置33が配設される。
ーY、シアンC、マゼンタM、ブラックKの4つの現像
器21が回転可能に配設され、感光体23の1回転毎に
選択的に1つの現像器21の現像剤担持体である現像ロ
ーラ22が感光体23に当接可能になっている。なお、
各現像器21にはそれぞれのトナーが収納されたトナー
カートリッジが連結され、トナーの補給を行うようにし
ている。そして、図示しないコンピュータからの画像形
成信号が入力されると、感光体23、ロータリー現像ユ
ニット10の現像ローラ22、中間転写媒体25が回転
駆動され、まず、感光体23の外周面が帯電装置によっ
て一様に帯電される。しかる後、レーザー書込ユニット
27によって第1色、例えばYの画像情報に応じた選択
的な露光がなされ、イエローの静電潜像が感光体23の
表面に形成される。このとき、ロータリー現像ユニット
10は、イエロー用現像器の現像ローラ22が感光体2
3に当接するように回転移動して接触する。このことに
より、イエローの静電潜像のトナー像が感光体23上に
形成される。その後、1次転写装置24には、トナーの
帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加され、感光体2
3上に形成されたトナー像が中間転写媒体25上に転写
される。この間、2次転写装置26は、中間転写媒体2
5から離間されている。
3色目、第4色目に対応して繰り返して実行されること
により、各画像形成信号の内容に応じた4色のトナー像
が中間転写媒体25上において重ね合わされて転写さ
れ、フルカラー画像が形成される。そして、このフルカ
ラー画像が2次転写装置26に達するタイミングで、記
録媒体が搬送通路31からレジローラ30を通して2次
転写装置26に搬送され、2次転写装置26が中間転写
媒体25に押圧されるとともに2次転写電圧が印加さ
れ、中間転写媒体25上のフルカラートナー像が記録媒
体上に転写される。このようにして記録媒体上に転写さ
れたフルカラートナー像は、定着装置32により加熱加
圧されて定着される。なお、この画像形成装置は、4色
のトナーによりフルカラー画像を形成することができる
カラー電子写真プリンタであるが、本発明はこれに限定
されるものではなく、電子写真法を用いる全てのカラー
画像形成装置に適用可能である。
り、トナー像を有する光沢紙がヒートローラ間を搬送さ
れる際に熱圧によりトナー像を光沢紙上に定着させるも
のである。トナー画像側に接する定着ローラとしては、
金属芯上に1mmのフッ素ゴムコートしたもの(φ25
〜50mm)が例示され、ローラ硬度としてはアスカー
Cで75〜95度、好ましくは80〜95度のものが例
示される。また、加圧ローラーとしては、金属芯上に5
mm厚のシリコーンゴムコートし、該コート上にPFA
チューブを被せたもの(φ25〜50mm)でローラ硬
度はアスカーCで30〜70度、好ましくは35〜55
度のものが例示される。
ル塗布を必要としないものであるが、後述する粘着シー
トとの粘着性に影響を与えない範囲でオイル塗布されて
いてもよい。定着条件としては160〜195℃で、ニ
ップ幅7〜10mmとされる。光沢紙上に定着形成され
るトナー画像の厚みは、単色の場合には3〜7μmであ
り、カラー画像の場合には3〜15μmである。
着されたトナー画像表面は、図1に示すように凹凸形状
を呈し、表面光沢度(グロス値)が5〜40、好ましく
は10〜25のものとされる。なお、表面光沢度は村上
色彩研究所製「GM−26D」を使用し、75度入射の
値を測定するものである。さらに、上記の定着条件下で
定着されたトナー画像表面の表面粗さはJISB060
1−1982に基づく十点平均粗さ(Rz )が3〜10
μm、好ましくは3〜5μmのものである。
囲にトナー画像表面が形成されるように、トナー母粒子
における熱可塑性樹脂におけるTHF不溶分や架橋成分
の割合や、グロス調整剤の粒径、添加量等を調整すると
よく、また、定着条件が調整されるとよい。トナー画像
の表面光沢度が5未満、またはRz が10を超えると後
述する粘着剤層によっても高光沢が得られず、また、表
面光沢度が40を超えるか、またはRz が3未満である
と非画像部に対して画像部(トナー部)が高光沢とな
り、画像として違和感を与え、更に情報が正しく伝えら
れなくなる、字が読み取りにくい、色が判りにくい等の
問題があるので好ましくない。
電トナー、負帯電トナーいずれによってもよく、また、
単色、また、カラートナーであってもよく、接触現像方
式、非接触現像方式のいずれにより適用されるものであ
ってもよい。
に形成されたトナー画像上に、透明フイルムに粘着剤層
を設けた透明粘着シートをその粘着剤層側から貼着して
形成される。貼着方法としては、熱圧を利用せずに貼着
されるとよく、また、画像形成装置内でインラインで透
明粘着シートが貼着されるようにしてもよいが、トナー
画像を有する光沢紙が画像形成装置から排出された後、
高光沢印刷物を使用する者が透明粘着シートを気泡の入
らないように貼着して形成される。
ては、例えば表面平滑で透光性を有するポリエチレンテ
レフタレートフイルム、ポリカーボネートフイルム、ポ
エアミドイミドフイルム等が例示され、膜厚としては5
0〜250μm、好ましくは70〜180μmである。
(メタ)アクリル酸エステル樹脂、またはこれらの共重
合体、スチレン−ブタジエン共重合体、天然ゴム、カゼ
イン、ゼラチン、ロジンエステル、テルペン樹脂、フェ
ノール系樹脂、スチレン系樹脂、クロマンインデン樹
脂、ポリビニルエーテル、シリコーン樹脂等が例示さ
れ、また、アルファ−シアノアクリレート系、シリコー
ン系、マレイミド系、スチロール系、ポリオレフィン
系、レゾルシノール系、ポリビニルエーテル系粘着剤が
例示され、厚みとしては4μm〜30μmとされるが、
トナー画像の膜厚より大とするとよい。トナー画像表面
の凹凸がなく、高光沢印刷物とできる。
上に表面光沢度が5〜40のトナー画像を有するものに
あって、その表面凹凸を粘着シートにおける粘着剤層が
カバーして平滑面を形成することができ、粘着シート貼
着後におけるトナー画像の光沢度としては60〜95と
できるが、非印字部における光沢度と印字部における光
沢度との差を±15以内、好ましくは±10以内とする
ことにより、光沢度差の無い美しい画像の高光沢印刷物
とできる。また、高光沢印刷物における画像における彩
度としては、濁りの少ない画像とできるので、グレタグ
マクベス社製「分光色彩色差計」による色彩色差測定法
での測定値が単独ベタで60以上とでき、粘着シートを
貼着していない状態に比して、特にカラー化した場合に
鮮やかな色調の画像とできる。
オイルレス定着により、粘着シートの貼着性に優れ、経
時による剥離がないものとでき、剥離による光沢度低下
等を生じないものとできる。また、粘着剤として、例え
ばシリコーン系粘着剤を使用すると空気透過性とでき、
多少空気を巻き込んだとしても、その気泡を拡散排出す
ることができ、高光沢性および透明性に優れるものとで
きる。また、粘着剤としては、その屈折率と透光性トナ
ー画像の屈折率との差が0.05以下、好ましくは0.
01以下のものを使用するとよく、また、透明フイルム
における屈折率にしても、粘着剤やトナー画像における
屈折率との差が0.05以下、好ましくは0.01以下
のものとするとよく、高光沢性に優れるものとできる。
る。
温150℃の二軸押し出し機で混練し、冷却した。冷却
物を2mm角以下に粗粉砕し、次いでターボミルで微粉
砕し、ローター回転による分級装置により分級し、平均
粒径7.5μmで、円形度0.925のシアントナーを
得た。
クロロシランにより表面処理したシリカ微粒子の粒径
(7nm)を2.5重量%、酸化チタン微粒子(粒径1
0nm)を1重量%の割合で添加したものをヘンシェル
ミキサー(20リットル)に投入し、2850rpm
で、3分の処理時間で外添処理し、本発明のオイルレス
定着用トナーを作製した。
示す画像形成装置(中間転写媒体上色重ね方式を使用し
た4色カラー電子写真印字装置であって、露光をレーザ
ースキャン方式とし、現像を1成分ジャンピング方式、
また、感光体を有機感光体、更に中間転写媒体として表
面抵抗制御塗膜を有する中間転写媒体を使用)に装填す
ると共に、光沢紙としては、XEROX社製「JD紙、
表面光沢度6.6」を使用した。
すなわち1mmフッ素ゴムコート定着ローラ{ヒータ内
蔵φ40mm、ローラ硬度(アスカーCで80度)}
と、鉄製の芯がね(厚さ5mm)上に6mmシリコーン
ゴム層を設け、さらに最表層としてPFAチューブ(厚
さ30μm)を嵌合した加圧ローラ{φ50mmでヒー
ター無し、ローラ硬度(アスカーCで40度)}とから
なり、定着ローラ側をトナー画像側とし、定着ニップ幅
8mm、定着温度175℃、定着速度215mm/s、
定着荷重26kgf/cmの条件とした。
5.5μm)のトナー画像を印字した。トナー画像にお
ける光沢度は25であった。また、表面粗さ(Rz)を
測定したところ12.3〜14.8μmであった。ま
た、彩度は50であった。また、シアントナーに代えて
同様にしてマゼンタトナーとしたところ、彩度は55で
あった。
ポリエチレンテレフタレートフイルム(100μm厚)
上にアクリル系共重合接着剤(名古屋油化(株)製)を
乾燥膜厚35μmで塗布形成した粘着剤層を有する粘着
シートを粘着剤層側から気泡の入らないように貼着し、
本発明の高光沢印刷物とした。
5であり、また、彩度は60であり、高光沢の鮮やかな
画像を有する印刷物とできた。また、シアントナーに代
えてマゼンタトナーとした場合には彩度は63であっ
た。また、いずれも、15日経過時での剥離もなく、高
光沢の鮮やかな画像を維持できる高光沢印刷物とでき
た。
温150℃の二軸押し出し機で混練し、冷却した。冷却
物を2mm角以下に粗粉砕し、次いでターボミルで微粉
砕し、ローター回転による分級装置により分級し、平均
粒径7.5μmで、円形度0.915のシアントナーを
得た。
クロロシランにより表面処理したシリカ微粒子(平均粒
径8nm)を2.5重量%、酸化チタン微粒子(粒径1
0nm)を1重量%の割合で添加したものをヘンシェル
ミキサー(20リットル)に投入し、2850rpm
で、3分の処理時間で外添処理し、比較用トナーを作製
した。
像形成装置にあって、2ローラ定着器としては、鉄製の
芯がね(厚さ1.5mm)上にフッ素ゴムコート膜(厚
さ1mm)を設けた定着ローラ{ヒータ内蔵φ40m
m、ローラ硬度(アスカーCで45度)}とし、その表
面にシリコーンオイルを0.03g/m2 塗布した。ま
た、加圧ローラとしては、鉄製の芯がね(厚さ5mm)
上にシリコーンゴム層(厚さ6mm)を設け、さらに、
PFAチューブ(厚さ30μm)を嵌合した加圧ローラ
{φ50mmでヒーター無し、ローラ硬度(アスカーC
で40度)}とからなるものとし、定着ローラ側をトナ
ー画像側とし、定着ニップ幅7mm、定着温度175
℃、定着速度125mm/s、定着荷重1.2kgf/
cmの条件とした以外は実施例1同様とした。
厚4.5μm)のトナー画像を印字した。トナー画像に
おける光沢度は55であった。また、表面粗さ(Rz)
を測定したところ0.5〜1.5μmであった。また、
彩度は59であった。また、シアントナーに代えて同様
にしてマゼンタトナーとしたところ、彩度は62であっ
た。
た粘着シートを貼着し、高光沢印刷物とした。粘着シー
トをラミネートした後のトナー画像における光沢度は8
5、彩度は60であったが、15日経過時で同様に測定
したところ、画像上に全体的に浮きが生じ、光沢度は7
5に低下し、また、彩度は48であり、画像は鮮明性に
劣るものであった。マゼンタトナーの場合には粘着シー
トをラミネートした後のトナー画像における彩度は61
であったが、15日経過時で同様に測定したところ、彩
度は55であり、画像は鮮明性に劣るものであった。
おける光沢度が光沢紙における光沢度に匹敵するものと
できるので、美しい画像とでき、しかも、彩度の高い高
光沢印刷物であり、また、経時にあっても光沢度の低下
のないものである。
するための図である。
めに使用される画像形成装置の一例を説明するための図
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 光沢紙上に、ワックス成分を3〜15重
量%含有する熱可塑性樹脂からなり、表面光沢度が5〜
40で、かつ、オイルレス定着により画像形成されたト
ナー画像を有すると共に、該トナー画像上に、透明フイ
ルムに粘着剤層を設けた透明粘着シートが粘着剤層側か
ら貼着されたことを特徴とする高光沢印刷物。 - 【請求項2】 トナー画像表面のJISB0601−1
982に基づく十点平均粗さが3〜10μmであること
を特徴とする請求項1記載の高光沢印刷物。 - 【請求項3】 トナー画像における熱可塑性樹脂がポリ
エステル樹脂であって、THF不溶分を2〜40重量%
含有するものであることを特徴とする請求項1、または
請求項2記載の高光沢印刷物。 - 【請求項4】 トナー画像における熱可塑性樹脂がスチ
レン−(メタ)アクリル系共重合樹脂であって、架橋成
分を40〜60重量%含有するものであることを特徴と
する請求項1、または請求項2記載の高光沢印刷物。 - 【請求項5】 トナー画像を形成するトナー粒子がトナ
ー母粒子と外添粒子とからなり、該トナー母粒子に対し
て外添粒子が2〜7重量%の割合で添加されたものであ
ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つ
記載の高光沢印刷物。 - 【請求項6】 粘着剤剤層の厚さが画像の厚さより大で
あることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1
つ記載の高光沢印刷物。 - 【請求項7】 光沢紙上にワックス成分を3〜15重量
%含有する熱可塑性樹脂トナーからなり、表面光沢度が
5〜40の定着画像をオイルレス定着により形成した
後、該定着画像上に、透明フイルムに粘着剤層を設けた
透明粘着シートを粘着剤層側から貼着することを特徴と
する高光沢印刷物の製造方法。
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