JP2003098716A - Ohp用印刷物とその製造方法 - Google Patents

Ohp用印刷物とその製造方法

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JP2003098716A
JP2003098716A JP2001288360A JP2001288360A JP2003098716A JP 2003098716 A JP2003098716 A JP 2003098716A JP 2001288360 A JP2001288360 A JP 2001288360A JP 2001288360 A JP2001288360 A JP 2001288360A JP 2003098716 A JP2003098716 A JP 2003098716A
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Kazutoshi Fujisawa
和利 藤沢
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、定着ローラへのオイル塗布を必要
としないオイルレス定着トナーをトナー画像とするOH
P用印刷物にあって、トナー画像が読取りやすく、か
つ、投影画像の鮮明性および透明性に優れるOHP用印
刷物およびその製造方法の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明のOHP用印刷物は、ワックス成
分を3〜15重量%含有する熱可塑性樹脂からなり、表
面光沢度が5〜40で、かつ、オイルレス定着により画
像形成された透光性トナー画像を有すると共に、該透光
性トナー画像上に、透明フイルムに粘着剤層を設けた透
明粘着シートが粘着剤層側から貼着されたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法等によ
り形成されるトナー像を有するOHP用印刷物およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置として、潜像坦持体
である感光体ドラムや感光体ベルト等の感光体を画像形
成装置の本体に回転可能に支持し、画像形成動作時には
感光体における感光層に静電潜像を形成した後、この潜
像をトナーによって可視像化し、次いでその可視像をコ
ロナ転写や転写ローラを使用して転写媒体に直接転写す
る、また、転写ドラムまたは転写ベルト等の中間転写媒
体を用いて可視像を一旦転写した後、転写材上に再転写
する方式がある。
【0003】このような方式は、モノクロ画像形成装置
に使用されているが、更に、カラー画像形成装置にあっ
ては、複数の感光体や現像機構を用い、転写ベルトや転
写ドラム上の可視化像を紙等の転写材上に複数の色画像
を順次重ね合わせて転写し、定着する方式が知られてい
る。これらの方式において、ベルトを使用するものはタ
ンデム方式、ドラムを使用するものは転写ドラム方式と
して分類されている。また、これとは別に中間転写媒体
上に色画像を順次一次転写し、その一次転写画像を一括
して転写材上に二次転写する中間転写方式も知られてい
る。
【0004】近年、透明フイルム基材上にオーバーヘッ
ドプロジェクター(OHP)投影用の透光性画像を形成
する際にこれらの電子写真法を利用してOHP用印刷物
を作製することが試みられているが、OHP用印刷物を
実際に投影してみるとトナー画像の透明性が低く不鮮明
であったり、所望のカラー画像がスクリーン上で良好に
再現されず、OHP用印刷物上の色彩よりも著しく黒灰
化した画像が投影されるという問題がある。これは、ト
ナー画像表面における凹凸により光が散乱または乱反射
して画像面における光の透過量が減少し、投影スクリー
ン上まで十分な光量が到達しないことにより生じるもの
で、投影画像の鮮明性および透明性が低下する一因とな
っており、特に、2色以上のカラートナーを用いるOH
P用印刷物において顕著である。
【0005】このような問題の解決を目的として、特公
平5−62342号公報には、トナー画像表面を平滑化
する方法として、透明ラッカー等によりトナー画像表面
をコートしたり、透明接着テープをトナー画像上に貼着
する方法や、また、熱や圧力を加えてトナー粒子の形状
を変形させる方法が開示されている。しかしながら、上
記公報におけるトナー粒子は、平滑化方法として熱や圧
力をかける方法を例示するように、定着時には柔軟で、
流動性の高いものであるが、このようなトナー粒子を使
用する場合には、定着ロールへの「フィルミング現象」
を防止するために、定着ローラへのオイル塗布がなさ
れ、これにより耐高温オフセット性とされている。しか
し、このような定着ローラを使用してOHP用印刷物と
すると、そのOHP用印刷物の表面に定着ローラにおけ
るオイルが付着し、透明接着テープを貼着しても貼着性
が阻害され、経時的には浮きが生じて投影画像の鮮明性
および透明性が低下するという問題がある。また、熱や
圧力を加えてトナー粒子表面を平滑とするとトナー像部
分に「テカリ」が生じてOHP用以外の印刷物における
トナー画像が読取りにくいという問題がある。
【0006】一方、定着ローラへのオイル塗布を必要と
しないオイルレス定着トナーを使用すると、定着ローラ
へのフィルミング現象を防止でき、耐高温オフセット性
とできるが、トナー粒子中のワックス量が多く、ワック
ス類の結晶性のために透明性が阻害され、投影画像に影
響を与えるという問題がある。また、トナー画像におけ
る表面状態によってはトナー像部分に「テカリムラ」が
生じて印刷物におけるトナー画像が読取りにくいという
問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、定着ローラ
へのオイル塗布を必要としないオイルレス定着トナーを
トナー画像とするOHP用印刷物にあって、トナー画像
が読取りやすく、かつ、投影画像の鮮明性および透明性
に優れるOHP用印刷物およびその製造方法の提供を課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のOHP用印刷物
は、ワックス成分を3〜15重量%(3重量%〜15重
量%、本明細書においては同一単位である場合には一方
の単位を省略する)含有する熱可塑性樹脂からなり、表
面光沢度が5〜40で、かつ、オイルレス定着により画
像形成された透光性トナー画像を有すると共に、該透光
性トナー画像上に、透明フイルムに粘着剤層を設けた透
明粘着シートが粘着剤層側から貼着されたことを特徴と
する。
【0009】上記のトナー画像表面のJISB0601
−1982に基づく十点平均粗さ(Rz )が3〜10μ
mであることを特徴とする。
【0010】上記の透光性トナー画像における熱可塑性
樹脂がポリエステル樹脂であって、THF不溶分を2〜
40重量%含有するものであることを特徴とする。
【0011】上記の透光性トナー画像における熱可塑性
樹脂がスチレン−(メタ)アクリル系共重合樹脂(スチ
レン−アクリル酸エステル樹脂およびスチレン−メタク
リル酸エステル樹脂を示す、以下同様)であって、架橋
成分を40〜60重量%含有するものであることを特徴
とする。
【0012】上記のトナー画像を形成するトナー粒子が
トナー母粒子と外添粒子とからなり、該トナー母粒子に
対して外添粒子が2〜7重量%の割合で添加されたもの
であることを特徴とする。
【0013】上記の粘着剤剤層の厚さが透光性画像の厚
さより大であることを特徴とする。
【0014】本発明のOHP用印刷物の製造方法は、透
明基材上にワックス成分を3〜15重量%含有する熱可
塑性樹脂トナーからなり、表面光沢度が5〜40の透光
性定着画像をオイルレス定着により形成した後、該定着
画像上に、透明フイルムに粘着剤層を設けた透明粘着シ
ートを粘着剤層側から貼着することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のOHP用印刷物は、図1
に示すごとく、透明基材1上に、ワックス成分を3〜1
5重量%含有する熱可塑性樹脂からなる表面光沢度が5
〜40で、かつ、オイルレス定着により画像形成された
透光性トナー画像2を有すると共に、該透光性トナー画
像上に、透明フイルム4に粘着剤層3を設けた透明粘着
シート5が粘着剤層側3から貼着されたものである。
【0016】透明基材1としては、定着器におけるトナ
ー定着温度で熱変形しない耐熱性を有するプラスチック
フイルムとするとよく、例えば表面平滑で透光性を有す
る無延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム、ポリエ
ステルフイルム、ポリカーボネートフイルム、ポリアミ
ドイミドフイルム等が例示され、膜厚としては50〜2
00μm、好ましくは70〜120μmである。このよ
うな透明基材としては、例えば住友3M社製「CG37
10」、「PP2260」、エーワン社製「2706
0」等が例示される。
【0017】本発明における透光性トナー画像を形成す
るためのトナーとしては、オイルレス定着器を使用して
定着されるオイルレス定着用トナーであり、トナー粒子
は、熱可塑性樹脂バインダー、着色剤、ワックスからな
るトナー母粒子、また、必要に応じてトナー母粒子に内
添もしくは外添される荷電制御剤、また、流動性向上剤
やグロス調整剤等の外添粒子からなる。
【0018】熱可塑性樹脂バインダーとしては、ポリエ
ステル樹脂、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹
脂、エポキシ樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等の
単独、または混合物が挙げられるが、特にポリエステル
樹脂、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹脂の単
独、または混合物が好ましい。
【0019】ポリエステル樹脂としては、二価のアルコ
ール成分と二価の酸成分とを重縮合反応させるに際し
て、三価以上のアルコール成分や酸成分を併用して架橋
処理したポリエステル樹脂が挙げられる。2価のアルコ
ール成分としてはエチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、水素化ビスフェノールA、ポリオキシエチレン化ビ
スフェノールA、ポリオキシプロピレン化ビスフェノー
ルAが例示される。また、二価の酸成分としてはマレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタ
コン酸等の不飽和二塩基酸、テトラクロロ無水フタル
酸、ヘット酸、テトラブロモ無水フタル酸、無水フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、エンドメチレンテト
ラヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘ
キサヒドロ無水フタル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸等の飽和二塩基酸の単独、または
混合物が例示される。
【0020】架橋成分である三価以上のアルコール成分
としては、例えばグリセリン、ソルビトール、1,2,
3,6−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペ
ンタエリスリトール、1,2,4−ブタントリオール、
1,2,5−ペンタントリオール、2−メチルプロパン
トリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオー
ル、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
1,3,5−トリヒドロキシベンゼン等の多価アルコー
ルが例示される。また、三価以上の酸成分としてはトリ
メリット酸、ピロメリット酸、1,2,4−ベンゼント
リカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、
2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−
ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカル
ボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチル−2−メ
チレンカルボキシプロパン、テトラ(メチレンカルボキ
シル)メタン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボ
ン酸、エンボール三量体酸及びこれらの無水物の単独ま
たは混合物が例示される。
【0021】ポリエステル樹脂としては、架橋成分を含
有していることが重要であり、THF不溶分を2〜40
重量%、好ましくは5〜20重量%含有するものであ
る。THF不溶分は樹脂0.5gを円筒濾紙を使用し、
溶媒としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いて、ソ
ックスレー抽出器により12時間抽出し、円筒濾紙に残
存するTHF不溶分を秤量し、樹脂全量に対する割合
(%)を計算することにより求められる。
【0022】THF不溶分が2重量%より少ないと定着
に際してトナー画像表面の凹凸が無くなり、定着ロール
からの剥離が悪くなると共に、出力されたトナー像にテ
カリが生じ、読取りにくくなる。また、40重量%より
多いと、トナーが融けにくく、高速での定着が出来にく
くなり、また、添加剤の分散性が悪化するので好ましく
ない。
【0023】また、ポリエステル樹脂における軟化点は
90〜150℃、好ましくは100〜130℃、ガラス
転移温度は50〜70℃、好ましくは55〜65℃であ
り、また、数平均分子量は1,000〜50,000、
好ましくは1,500〜3,500、重量平均分子量は
10,000〜50,000、好ましくは15,000
〜35,000である。なお、本発明における軟化点、
ガラス転移温度はセイコー電子(株)製「DSC12
0」で測定されるものであり、また、分子量はGPCに
よるポリスチレン換算での測定値である。
【0024】スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹
脂としては、スチレン系モノマーと(メタ)アクリル酸
エステル系モノマーとを架橋性モノマーと共に重合させ
ることにより得られる。
【0025】スチレン系モノマーとしては、スチレン、
o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレ
ン、3,4−ジクロルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レン等が例示される。また、(メタ)アクリル酸エステ
ル系モノマーとしては、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸−n−オクチル、
(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸−2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ステアリル、ア
クリル酸−2−クロルエチル、(メタ)アクリル酸フェ
ニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル
酸ジエチルアミノエチル等が例示される。
【0026】また、架橋性モノマーとしては、ジビニル
ベンゼン、ジビニルナフタレン、例えばエチレングリコ
ールジアクリレート等のアルキル鎖で結合されたジ(メ
タ)アクリレート化合物、ジエチレングリコールジアク
リレート等のエーテル結合を含むアルキル鎖で結合され
たジ(メタ)アクリレート化合物、ポリオキシエチレン
(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パンジアクリレート等の芳香族基およびエーテル結合を
含む鎖で結合されたジ(メタ)アクリレート化合物、ポ
リエステル型ジ(メタ)アクリレート化合物、ヘンタエ
リスリトールトリアクリレート等の多官能化合物、トリ
アリルシアヌレート、トリアリルトリメリテート等が例
示される。
【0027】スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹
脂は、架橋成分を含有していることが重要であり、架橋
成分が40〜60重量%、好ましくは45〜55重量%
含有するものである。スチレン−(メタ)アクリル酸エ
ステル樹脂における架橋成分は、THF不溶分量から同
定する方法により測定される。
【0028】架橋成分が40重量%より少ないと定着に
際してトナー画像表面の凹凸が無くなり、出力されたト
ナー像にテカリが生じ、読取りにくくなる。また、60
重量%より多いとトナーが融けにくく高速での定着が出
来にくくなり、また、添加剤の分散性が悪化するので好
ましくない。
【0029】スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹
脂における軟化点は90〜150℃、好ましくは100
〜130℃であり、ガラス転移温度は45〜75℃、好
ましくは50〜65℃である。また、数平均分子量は
1,000〜15,000、好ましくは2,000〜1
0,000、重量平均分子量は3万〜25万、好ましく
は5万〜10万である。
【0030】熱可塑性樹脂バインダーは、トナー母粒子
中80〜95重量%、好ましくは85〜93重量%含有
させるとよい。
【0031】透光性カラートナーにおける着色剤として
は以下に示すような、各種、各色の顔料、染料が使用可
能である。黄色顔料としては、C.I.10316(ナフトール
イエローS)、C.I.11710(ハンザエロー10G)、C.I.11
660(ハンザエロー5G)、C.I.11670(ハンザエロー3
G)、C.I.11680(ハンザエローG)、C.I.11730(ハン
ザエローGR)、C.I.11735(ハンザエローA)、C.I.117
40(ハンザエローNR)、C.I.12710(ハンザエロー
R)、C.I.12720(ピグメントイエローL)、C.I.21090
(ベンジジンエロー)、C.I.21095(ベンジジンエロー
G)、C.I.21100(ベンジジンエローGR)、C.I.20040
(パーマネントエローNCG)、C.I.21220(バルカンファ
ストエロー5)、C.I.21135(バルカンファストエロー
R)などがある。赤色顔料としては、C.I.12055(スタ
ーリンI)、C.I.12075(パーマネントオレンジ)、C.
I.12175(リソールファストオレンジ3GL)、C.I.12305
(パーマネントオレンジGTR)、C.I.11725(ハンザエロ
ー3R)、C.I.21165(バルカンファストオレンジGG)、
C.I.21110(ベンジジンオレンジG)、C.I.12120(パー
マネントレッド4R)、C.I.1270(パラレッド)、C.I.12
085(ファイヤーレッド)、C.I.12315(ブリリアントフ
ァストスカーレット)、C.I.12310(パーマネントレッ
ドF2R)、C.I.12335(パーマネントレッドF4R)、C.I.1
2440(パーマネントレッドFRL)、C.I.12460(パーマネ
ントレッドFRLL)、C.I.12420(パーマネントレッドF4R
H)、C.I.12450(ライトファストレッドトーナーB)、
C.I.12490(パーマネントカーミンFB)、C.I.15850(ブ
リリアントカーミン6B)などがある。また、青色顔料と
しては、C.I.74100(無金属フタロシアニンブルー)、
C.I.74160(フタロシアニンブルー)、C.I.74180(ファ
ーストスカイブルー)などがある。
【0032】着色剤は、単独であるいは複数組合せて用
いることができるが、トナー母粒子中、3〜6重量%、
好ましくは4〜5重量%含有させるとよい。着色剤の含
有量が6重量%より多いとトナーの定着性および透明性
が低下し、一方、3重量%より少ないと所望の画像濃度
が得られないおそれがある。
【0033】本発明におけるオイルレス定着用トナー中
に分散されるワックス類としては、具体的にはパラフィ
ンワックス、ポリオレフィンワックス、芳香族基を有す
る変性ワックス、脂環基を有する炭化水素化合物、天然
ワックス、炭素数12以上の長鎖炭化水素鎖〔CH3(CH2)
11またはCH3(CH2)12以上の脂肪族炭素鎖〕を有する長鎖
カルボン酸、そのエステル、脂肪酸金属塩、脂肪酸アミ
ド、脂肪酸ビスアミド等を単独あるいは複数種組合せて
使用することができる。ワックス類としては、セイコー
電子(株)製「DSC120」で測定されるDSC吸熱
曲線における吸熱メインピーク値である軟化点(融点)
が40〜130℃、好ましくは50〜120℃のもので
ある。軟化点が40℃未満の場合は、トナーの耐ブロッ
キング性及び保形性が不充分であり、軟化点が130℃
を越える場合は定着温度又は定着圧を下げる効果が少な
い。
【0034】ポリプロピレンワックス等のポリオレフィ
ンワックスは結晶性が高く耐高温オフセット性に優れる
ものとできるが、OHP用印刷物にあってはその結晶性
のために投影画像とした際に透明性が低下するという問
題がある。また、炭素数12以上の長鎖炭化水素鎖を1
つ以上有するエステルワックス類は、透光性トナー画像
における透明性を低下させずに耐高温オフセット性に優
れるものとできるので好ましい。
【0035】ワックス類は、トナー母粒子中3〜15重
量%、好ましくは3〜8重量%、さらに好ましくは5〜
7重量%含有させるとよい。ワックスの含有量が3重量
%より少ないと、オイルレス定着用トナーとして耐高温
オフセット性が低下し、また、15重量%より多いと、
OHP用印刷物とした際の透明性を低下させ、また、ト
ナー粒子同士の融着が生じるので好ましくない。
【0036】オイルレス定着用トナーにあっては、含有
するワックス量が多く、定着操作によりワックス類が析
出し、結晶粒による隙間が形成されるので、トナー画像
表面が荒れ、画像とした際のヘーズ値が高くなるが、後
述するように、粘着剤によりその表面の凹凸による散乱
を防止でき、透過率を上げることができる。
【0037】荷電制御剤としては、トナー母粒子中に内
添及び/またはトナー粒子に外添され、摩擦帯電により
正または負の荷電を与え得るものであれば、特に限定さ
れず有機あるいは無機の各種のものを使用できる。
【0038】正荷電制御剤としては、例えば、ニグロシ
ンベースEX(オリエント化学工業(株)製)、第4級ア
ンモニウム塩P−51(オリエント化学工業(株)製)、
ニグロシン ボントロンN−01(オリエント化学工業
(株)製)、スーダンチーフシュバルツBB(ソルベント
ブラック3:Colr Index 26150)、フェットシュバルツHB
N(C.I.NO.26150)、ブリリアントスピリッツシュバル
ツTN(ファルベン・ファブリッケン・バイヤ社製)、ザ
ボンシュバルツX(ファルベルケ・ヘキスト社製)、さ
らにアルコキシ化アミン、アルキルアミド、モリブデン
酸キレート顔料などが挙げられる。中でも第4級アンモ
ニウム塩P−51が好ましい。
【0039】また、負荷電制御剤としては、例えば、オ
イルブラック(Color Index 26150)、オイルブラックB
Y(オリエント化学工業(株)製)、ボントロンS−22
(オリエント化学工業(株)製)、サリチル酸金属錯体
E−81(オリエント化学工業(株)製)、チオインジゴ
系顔料、銅フタロシアニンのスルホニルアミン誘導体、
スピロンブラックTRH(保土谷化学工業(株)製)、ボ
ントロンS−34(オリエント化学工業(株)製)、ニグ
ロシンSO(オリエント化学工業(株)製)、セレスシュ
バルツ(R)G(ファルベン・ファブリケン・バイヤ社
製)、クロモーゲンシュバルツETOO(C.I.NO.14645)、
アゾオイルブラック(R)(ナショナル・アニリン社
製)などが挙げられる。中でも、サリチル酸金属錯体E
−81が好ましい。これらの荷電制御剤は、単独であるい
は複数種組合せて使用することができるが、トナー母粒
子中に0.5〜3重量%含有させるか、または外添させ
るとよい。その他、トナー母粒子には磁性粒子、分散剤
等の添加剤を適宜添加してもよい。
【0040】また、本発明のオイルレス定着用トナーに
は、外添粒子として流動性改質剤やトナー画像のグロス
調整剤をトナー母粒子に外添するとよい。流動性改質剤
としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸鉛等の脂肪酸金属塩微粒子、酸化鉄、
酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化
物微粒子、また、湿式製法シリカ、乾式製法シリカ、ま
たは該シリカにシランカツプリング剤、チタンカツプリ
ング剤、シリコンオイルなどにより表面処理を施した処
理シリカなどのシリカ微粒子の1種或いは2種以上の混
合物が例示される。流動性改質剤の粒径(一次平均粒
径)は、電子顕微鏡法で0.001〜2μmの範囲であ
り、好ましくは、0.002〜0.2μmである。
【0041】流動性改質剤の外添量としては、トナー母
粒子に対して2〜5重量%、好ましくは2〜3.5重量
%である。2重量%未満では流動性改質に効果はなく、
5重量部を超えるとカブリや文字のにじみ、機内飛散を
助長する。
【0042】本発明のオイルレス定着用トナーにあって
は、定着器における加熱温度では溶融しない部分とし
て、バインダー樹脂であるポリエステル樹脂としてTH
F不溶分、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル樹脂
として架橋成分を積極的に含有させ、オイルレス定着に
より画像形成された透光性トナー画像における表面光沢
度を5〜40の範囲とするものであるが、トナー画像に
おける表面光沢度を上記範囲内とするために、トナー母
粒子にグロス調整剤を外添してもよい。
【0043】グロス調整剤としては、ポリメチルメタク
リレート等のポリエステル樹脂微粒子、フツ化ビニリデ
ン微粒子、ポリテトラフルオロエチレン微粒子等のフツ
素系樹脂微粒子、アクリル樹脂系微粒子等を使用すると
よく、その粒径(一次平均粒径)としては電子顕微鏡法
で0.05〜0.3μmであり、好ましくは、0.1〜
0.2μmである。
【0044】グロス調整剤の添加量は、トナー画像にお
ける表面光沢度を5〜40の範囲とするために必要な量
を添加されるが、上述した流動性改質剤含め外添粒子全
体としては、トナー母粒子に対して2〜5.5重量%、
好ましくは2.5〜3.5重量%である。
【0045】本発明オイルレス定着用トナーは、熱可塑
性樹脂バインダー、着色剤、ワックス類、荷電制御剤等
の添加剤を所定量ヘンシェルミキサー20B(三井鉱山
(株))に投入し、均一混合した後、二軸混練押出機
(池貝化成(株)製PCM−30)を使用して溶融混練
し、結着樹脂中への各添加剤を分散固定化し、次いで、
混練物を粗粉砕して粒度調整をした後、ジェット粉砕機
「200AFG」(ホソカワミクロン(株))又は「I
DS−2」(日本ニューマチック工業(株))を使用
し、ジェットエアーによる衝突粉砕により、微粉砕し、
平均粒子径1〜8μmのものとする。次いで、微粉を除
去し、粒径分布のシャープ化を目的として、風力又はロ
ーター回転による粒度調整を風力分級装置「100AT
P」(ホソカワミクロン(株))又は「DSX−2」
(日本ニューマチック工業(株))又は「エルボージェ
ット」(日鉄鉱業(株))等を使用して行なう。この分
級工程により得られる着色樹脂粒子は、円形度が0.7
0〜0.92のものである。得られた着色樹脂粒子と流
動化剤やグロス調整剤等の外添粒子を所定量ヘンシェル
ミキサー20B(三井鉱山(株))に投入し、均一混合
して本発明のオイルレス定着用トナーが得られる。この
ようにして得られる粉砕法トナーとしては、平均粒径が
5μm〜10μm、好ましくは6μm〜9μmである。
なお、本発明にあって、トナー粒子における粒径はコー
ルター法(コールター社製「コールターマルチサイザー
III 」)により測定される体積平均粒径である。
【0046】次に、本発明のオイルレス定着用トナーが
適用される画像形成装置について、ロータリー現像ユニ
ットを備えた画像形成装置を例として説明する。
【0047】図2は画像形成装置の実施の形態を示す図
であり、10はロータリー現像ユニット、11はプロセ
スユニット、21は現像器、22は現像ローラ、23は
感光体、24は1次転写装置、25は中間転写媒体、2
6は2次転写装置、27はレーザー書込ユニット、28
は給紙トレイ、29は給紙ローラ、30はレジローラ、
31は搬送通路、32は定着装置、33は排出装置、3
4は排紙トレイを示す。
【0048】本発明に係る画像形成装置は、図2に示す
ようにプロセスユニット11の潜像担持体である感光体
23の外周に、その回転方向に沿って感光体23を一様
に帯電するための帯電装置、感光体23上に静電潜像を
形成するためのレーザー書込ユニット27、静電潜像を
現像するためのロータリー現像ユニット10、感光体2
3上に形成された単色のトナー像を転写するための中間
転写媒体25、及び1次転写装置24などが配設され
る。感光体23は、薄肉円筒状の導電性基材とその表面
に形成された感光層とを有する。そして、給紙トレイ2
8から給紙ローラ29、レジローラ30を通して2次転
写装置26に記録媒体(透明基材等)を搬送し、2次転
写装置26で4色のフルカラー像が転写された記録媒体
を排紙トレイ34へ搬送する経路にトナー像を定着する
ための定着装置32、排出装置33が配設される。
【0049】ロータリー現像ユニット10には、イエロ
ーY、シアンC、マゼンタM、ブラックKの4つの現像
器21が回転可能に配設され、感光体23の1回転毎に
選択的に1つの現像器21の現像剤担持体である現像ロ
ーラ22が感光体23に当接可能になっている。なお、
各現像器21にはそれぞれのトナーが収納されたトナー
カートリッジが連結され、トナーの補給を行うようにし
ている。そして、図示しないコンピュータからの画像形
成信号が入力されると、感光体23、ロータリー現像ユ
ニット10の現像ローラ22、中間転写媒体25が回転
駆動され、まず、感光体23の外周面が帯電装置によっ
て一様に帯電される。しかる後、レーザー書込ユニット
27によって第1色、例えばYの画像情報に応じた選択
的な露光がなされ、イエローの静電潜像が感光体23の
表面に形成される。このとき、ロータリー現像ユニット
10は、イエロー用現像器の現像ローラ22が感光体2
3に当接するように回転移動して接触する。このことに
より、イエローの静電潜像のトナー像が感光体23上に
形成される。その後、1次転写装置24には、トナーの
帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加され、感光体2
3上に形成されたトナー像が中間転写媒体25上に転写
される。この間、2次転写装置26は、中間転写媒体2
5から離間されている。
【0050】上記の処理が画像形成信号の第2色目、第
3色目、第4色目に対応して繰り返して実行されること
により、各画像形成信号の内容に応じた4色のトナー像
が中間転写媒体25上において重ね合わされて転写さ
れ、フルカラー画像が形成される。そして、このフルカ
ラー画像が2次転写装置26に達するタイミングで、記
録媒体が搬送通路31からレジローラ30を通して2次
転写装置26に搬送され、2次転写装置26が中間転写
媒体25に押圧されるとともに2次転写電圧が印加さ
れ、中間転写媒体25上のフルカラートナー像が記録媒
体上に転写される。このようにして記録媒体上に転写さ
れたフルカラートナー像は、定着装置32により加熱加
圧されて定着される。なお、この画像形成装置は、4色
のトナーによりフルカラー画像を形成することができる
カラー電子写真プリンタであるが、本発明はこれに限定
されるものではなく、電子写真法を用いる全てのカラー
画像形成装置に適用可能である。
【0051】定着装置32は、2ローラー定着器よりな
り、トナー像を有する透明基材がヒートローラ間を搬送
される際に熱圧によりトナー像を透明基材上に定着させ
るものである。トナー画像側に接する定着ローラとして
は、金属芯上に1mmのフッ素ゴムコートしたもの(φ
25〜50mm)が例示され、ローラ硬度としてはアス
カーCで75〜90度、好ましくは80〜87度のもの
が例示される。また、加圧ローラーとしては、金属芯上
に5mm厚のシリコーンゴムコートし、該コート上にP
FAチューブを被せたもの(φ25〜50mm)でロー
ラ硬度はアスカーCで30〜60度、好ましくは40〜
50度のものが例示される。トナー像に接する定着ロー
ラ表面にはオイル塗布を必要としないものであるが、後
述する粘着シートとの粘着性に影響を与えない範囲でオ
イル塗布されていてもよい。定着条件としては160〜
195℃で、ニップ幅7〜10mmとされる。透明基材
上に定着形成されるトナー画像の厚みは、単色の場合に
は3〜7μmであり、カラー画像の場合には3〜15μ
mである。
【0052】本発明にあっては、上記の定着条件下で定
着されたトナー画像表面は、図1に示すように凹凸形状
を呈し、表面光沢度(グロス値)が5〜40、好ましく
は10〜25のものとされる。なお、表面光沢度は村上
色彩研究所製「GM−26D」を使用し、75度入射の
値を測定するものである。さらに、上記の定着条件下で
定着されたトナー画像表面の表面粗さはJISB060
1−1982に基づく十点平均粗さ(Rz )が3〜10
μm、好ましくは3〜5μmのものである。
【0053】本発明にあっては、上記の表面光沢度の範
囲にトナー画像表面が形成されるように、トナー母粒子
における熱可塑性樹脂におけるTHF不溶分や架橋成分
の割合や、グロス調整剤の粒径、添加量等を調整すると
よく、また、定着条件が調整されるとよい。トナー画像
の表面光沢度が5未満、またはRz が10を超えると後
述する粘着剤層によってもOHP用印刷物としての透明
性が低く、また、表面光沢度が40を超えるか、または
Rz が3未満であるとテカリ等が生じ、OHP用印刷物
を読取り難くなるので好ましくない。なお、本発明にお
けるトナー画像は、正帯電トナー、負帯電トナーいずれ
によってもよく、また、単色、また、フルカラーであっ
てもよく、接触現像方式、非接触現像方式のいずれによ
り適用されるものであってもよい。
【0054】次に、本発明のOHP用印刷物は、透明基
材上に形成されたトナー画像上に、透明フイルムに粘着
剤層を設けた透明粘着シートをその粘着剤層側から貼着
して形成される。貼着方法としては、熱圧を利用せずに
貼着されるとよく、画像形成装置内でインラインで透明
粘着シートが貼着されるようにしてもよいが、トナー画
像を有する透明基材が画像形成装置から排出された後、
OHP用印刷物を使用する者により透明粘着シートが気
泡の入らないように貼着されてもよい。
【0055】透明粘着シートにおける透明フイルムとし
ては、例えば表面平滑で透光性を有するポリエチレンテ
レフタレートフイルム、ポリカーボネートフイルム、ポ
エアミドイミドフイルム等が例示され、膜厚としては5
0〜250μm、好ましくは70〜180μmである。
【0056】粘着剤としては(メタ)アクリル酸樹脂、
(メタ)アクリル酸エステル樹脂、またはこれらの共重
合体、スチレン−ブタジエン共重合体、天然ゴム、カゼ
イン、ゼラチン、ロジンエステル、テルペン樹脂、フェ
ノール系樹脂、スチレン系樹脂、クロマンインデン樹
脂、ポリビニルエーテル、シリコーン樹脂等が例示さ
れ、また、アルファ−シアノアクリレート系、シリコー
ン系、マレイミド系、スチロール系、ポリオレフィン
系、レゾルシノール系、ポリビニルエーテル系粘着剤が
例示され、厚みとしては4μm〜30μmとされるが、
トナー画像の膜厚より大とするとよい。OHP用印刷物
表面の凹凸がなく、投影画像の鮮明性および透明性に優
れるものとできる。
【0057】本発明のOHP用印刷物にあっては、透明
基材上に表面光沢度が5〜40のトナー画像を有するも
のとし、OHP用印刷物を読取りやすいものとするが、
トナー画像上にはオイルレスの状態であるので、粘着シ
ートの経時による剥離がないものとできる。また、粘着
剤層はトナー画像表面に析出したワックス粒隗による表
面凹凸をカバーして平滑面を形成するので、トナー画像
表面の凹凸により光散乱が無くなり、濁りの少ないOH
P用印刷物とできる。また、粘着剤として、例えばシリ
コーン系粘着剤を使用すると空気透過性とでき、多少空
気を巻き込んだとしても、その気泡を拡散排出すること
ができ、投影画像の鮮明性および透明性に優れるものと
できる。また、粘着剤としては、その屈折率と透光性ト
ナー画像の屈折率との差が0.05以下、好ましくは
0.01以下のものを使用するとよく、また、透明基
材、透明フイルムにおける屈折率にしても、粘着剤やト
ナー画像における屈折率との差が0.05以下、好まし
くは0.01以下のものとするとよい。これにより、投
影画像の鮮明性および透明性に優れるものとできる。
【0058】粘着シート貼着前のヘーズ値としては65
〜95であるが、粘着シート貼着後にあっては30〜5
5とできる。なお、ヘーズ値は日本電色工業(株)「1
001DP」を使用して測定するものである。
【0059】
【実施例】以下、実施例により、更に本発明を説明す
る。
【0060】 (実施例1) ・芳香族ジカルボン酸とアルキレンエーテル化ビスフェノールAとの重縮合ポリ エステルの多価金属化合物による一部架橋物の50:50(重量比)混合物(花 王(株)製、軟化点125℃、ガラス転移点65℃、重量平均分子量12,00 0、数平均分子量3,500、THF不溶分5重量%) ・・ 88重量部 ・シアン顔料のフタロシアニンブルー ・・ 5重量部 ・エステルワックス(融点60℃、日本油脂社製「エレクトールWEC−2」) ・・ 4重量部 ・サリチル酸金属錯体E−81(オリエント化学工業(株)製) ・・ 3重量部 とを、ヘンシェルミキサーを用い、均一混合した後、内
温150℃の二軸押し出し機で混練し、冷却した。冷却
物を2mm角以下に粗粉砕し、次いでターボミルで微粉
砕し、ローター回転による分級装置により分級し、平均
粒径7.5μmで、円形度0.925のシアントナーを
得た。
【0061】上記で得られたトナーに対してジメチルジ
クロロシランにより表面処理したシリカ微粒子(粒径7
nm)を1重量%、同シリカ微粒子粒径(50nm)を
1.5重量%、酸化チタン微粒子(粒径10nm)を1
重量%の割合で添加したものをヘンシェルミキサー(2
0リットル)に投入し、2850rpmで、3分の処理
時間で外添処理し、本発明のオイルレス定着用トナーを
作製した。
【0062】得られたオイルレス定着用トナーを図2に
示す画像形成装置(中間転写媒体上色重ね方式を使用し
た4色カラー電子写真印字装置であって、露光をレーザ
ースキャン方式とし、現像を1成分ジャンピング方式、
また、感光体を有機感光体、更に中間転写媒体として表
面抵抗制御塗膜を有する中間転写媒体を使用)に装填し
た。また、OHPシートとしては、ポリエチレンテレフ
タレートフイルム(膜厚100μm、住友3M社製「C
G3710」)を使用した。
【0063】定着器としては、2ローラ定着器、すなわ
ち1mmフッ素ゴムコート定着ローラ{ヒータ内蔵φ4
0mm、ローラ硬度(アスカーCで80度)}と、ST
KM(鉄)製の芯がね(厚さ3mm)上に6mmシリコ
ーンゴム層を設け、さらに最表層としてPFAチューブ
(厚さ0.03mm)を嵌合した加圧ローラ{φ50m
mでヒーター無し、ローラ硬度(アスカーCで40
度)}とからなり、定着ローラ側をトナー画像側とし、
定着ニップ幅8mm、定着温度175℃、定着速度21
5mm/s、定着荷重26kgf/cmの条件とした。
【0064】画像形成は、OHPシート上に、単色ベタ
(膜厚5.5μm)、1ラインオン2ラインオフ ハー
フトーン(膜厚5.0μm)の2種類のトナー画像を印
字した。トナー画像における光沢度は、単色ベタにあっ
ては22、1ラインオン2ラインオフ ハーフトーンに
あっては12であった。また、単色ベタについて、表面
粗さ(Rz)を測定したところ3.3〜3.8μmであ
った。また、トナー画像におけるヘーズ値は、単色ベタ
にあっては75、1ラインオン2ラインオフハーフトー
ンにあっては95であった。
【0065】この2種類のトナー画像上に、図1に示す
ように、ポリエチレンテレフタレートフイルム(100
μm厚)上にアクリル系共重合接着剤(名古屋油化
(株)製)を乾燥膜厚45μmで塗布形成した粘着剤層
を有する粘着シートを粘着剤層側から気泡の入らないよ
うに貼着し、本発明のOHP用印刷物とした。粘着シー
トをラミネートした後のトナー画像におけるヘーズ値を
同様に測定したところ、単色ベタにあっては43、1ラ
インオン2ラインオフ ハーフトーンにあっては53で
あった。
【0066】また、OHP用印刷物の透過率(800n
mの波長光)を(株)日立製作所製「自記分光光度計
「U−3500」で測定したところ、88%であり、ま
た、15日後に同様に測定したが85%の高い透過率を
維持していた。印刷物におけるトナー画像は、テカリム
ラがなく読取りやすく、また、投影画像にしても、鮮明
性および透明性に優れるものであった。
【0067】 (比較例1) ・芳香族ジカルボン酸とアルキレンエーテル化ビスフェノールAとの重縮合ポリ エステル(花王(株)製、軟化点105℃、ガラス転移点63℃、重量平均分子 量8,000、数平均分子量2,500、THF不溶分0%) ・・・・ 93重量部 ・シアン顔料のフタロシアニンブルー ・・・・ 5重量部 ・サリチル酸金属錯体E−81(オリエント化学工業(株)製) ・・・・ 2重量部 とを、ヘンシェルミキサーを用い、均一混合した後、内
温150℃の二軸押し出し機で混練し、冷却した。冷却
物を2mm角以下に粗粉砕し、次いでターボミルで微粉
砕し、ローター回転による分級装置により分級し、平均
粒径7.5μmで、円形度0.915のシアントナーを
得た。
【0068】上記で得られたトナーに対してジメチルジ
クロロシランにより表面処理したシリカ微粒子(平均粒
径8nm)を2.5重量%、酸化チタン微粒子(粒径1
0nm)を1重量%の割合で添加したものをヘンシェル
ミキサー(20リットル)に投入し、2850rpm
で、3分の処理時間で外添処理し、比較用トナーを作製
した。
【0069】得られたトナーを、実施例1で使用した画
像形成装置における定着ローラとして、鉄製の芯がね
(厚さ0.8mm)上にフッ素ゴムコート膜(厚さ1m
m)を設けた定着ローラ{ヒータ内蔵φ40mm、ロー
ラ硬度(アスカーCで45度)}とし、その表面にシリ
コーンオイルを0.03g/m2 塗布した。また、加圧
ローラとしてはSTKM(鉄)製芯がね(厚さ3mm)
上にシリコーンゴム層(厚さ6mm)を設け、さらに、
PFAチューブ(厚さ0.03mm)を嵌合して加圧ロ
ーラ{φ50mmでヒーター無し、ローラ硬度(アスカ
ーCで40度)}とした。そして、定着ローラ側をトナ
ー画像側とし、定着ニップ幅7mm、定着温度175
℃、定着速度125mm/s、定着荷重1.2kgf/
cmの条件とした以外は実施例1同様とした。
【0070】実施例1同様にOHPシート上に、単色ベ
タ(膜厚4.5μm)、1ラインオン2ラインオフ ハ
ーフトーン(膜厚3.8μm)の2種類のトナー画像を
印字した。トナー画像における光沢度は、単色ベタにあ
っては55、1ラインオン2ラインオフ ハーフトーン
にあっては21であった。また、単色ベタについて、表
面粗さ(Rz)を測定したところ0.5〜1.5μmで
あった。トナー画像におけるヘーズ値を実施例1同様に
測定したところ、単色ベタにあっては65、1ラインオ
ン2ラインオフ ハーフトーンにあっては85であっ
た。
【0071】この2種類のトナー画像上に、実施例1で
使用した粘着シートを貼着し、OHP用印刷物とした。
粘着シートをラミネートした後のトナー画像におけるヘ
ーズ値を同様に測定したところ、単色ベタにあっては5
0、1ラインオン2ラインオフ ハーフトーンにあって
は55であった。また、OHP用印刷物の透過率を実施
例1同様に測定したところ、83%であり、また15日
後に同様に測定したところ、画像上に全体的に浮きが生
じ、透過率が63%に低下した。OHP用印刷物におけ
るトナー画像は、テカリが生じ読取りにくく、また、投
影画像にしても、15日後のものは画像がボケ、鮮明性
に劣るものであった。
【0072】 (実施例2) ・スチレン−アクリル酸−n−ブチル共重合樹脂(スチレン77%とアクリル酸 −n−ブチル22%とからなり、ジビニルベンゼンを架橋成分とする共重合樹脂 、軟化点120℃、ガラス転移点58℃、重量平均分子量80,000、数平均 分子量7,000、架橋成分53重量%) ・・・・85.5重量部 ・C.I.ピグメント・イエロー12 ・・・・ 4.5重量部 ・カルナバワックス(融点81℃) ・・・・ 8重量部 ・サリチル酸金属錯体E−81(オリエント化学工業(株)製) ・・・・ 3重量部 とを、ヘンシェルミキサーを用い、均一混合した後、内
温150℃の二軸押し出し機で混練し、冷却した。冷却
物を2mm角以下に粗粉砕し、次いでターボミルで微粉
砕し、ローター回転による分級装置により分級し、平均
粒径7.5μmで、円形度0.920のイエロートナー
を得た。
【0073】上記で得られたトナーに対してジメチルジ
クロロシランにより表面処理したシリカ微粒子(粒径8
nm)を1.5重量%、酸化チタン微粒子(粒径50n
m)を1重量%の割合で添加したものをヘンシェルミキ
サー(20リットル)に投入し、2850rpmで、3
分の処理時間で外添処理し、本発明のオイルレス定着用
トナーを作製した。
【0074】得られたトナーを、実施例1で使用した画
像形成装置を使用し、同様にOHPシート上に、単色ベ
タ(膜厚4.3μm)、1ラインオン2ラインオフ ハ
ーフトーン(膜厚4.2μm)の2種類のトナー画像を
印字した。トナー画像における光沢度は、単色ベタにあ
っては18、1ラインオン2ラインオフ ハーフトーン
にあっては13であった。また、単色ベタについて、表
面粗さ(Rz)を測定したところ3.5〜4.0μmで
あった。トナー画像におけるヘーズ値を実施例1同様に
測定したところ、単色ベタにあっては78、1ラインオ
ン2ラインオフハーフトーンにあっては88であった。
【0075】この2種類のトナー画像上に、実施例1で
使用した粘着シートを貼着し、OHP用印刷物とした。
粘着シートをラミネートした後のトナー画像におけるヘ
ーズ値を同様に測定したところ、単色ベタにあっては4
8、1ラインオン2ラインオフ ハーフトーンにあって
は53であった。また、OHP用印刷物の透過率は87
%であり、また、15日後に同様に測定したところ、8
5%の高い透過率を維持していた。OHP用印刷物にお
けるトナー画像は、テカリがなく読取りやすく、また、
投影画像にしても、鮮明性および透明性に優れるもので
あった。
【0076】 (実施例3) ・芳香族ジカルボン酸とアルキレンエーテル化ビスフェノールAとの重縮合ポリ エステルの多価金属化合物による一部架橋物の50:50(重量比)混合物(花 王(株)製、軟化点125℃、ガラス転移点63℃、重量平均分子量20,00 0、数平均分子量3,000、THF不溶分5重量%) ・・87.5重量部 ・キナクリドン(マゼンタ) ・・ 5.5重量部 ・エステルワックス(融点60℃、日本油脂社製「エレクトールWEC−2」) ・・ 4重量部 ・サリチル酸金属錯体E−81(オリエント化学工業(株)製) ・・ 3重量部 とを、ヘンシェルミキサーを用い、均一混合した後、内
温150℃の二軸押し出し機で混練し、冷却した。冷却
物を2mm角以下に粗粉砕し、次いでターボミルで微粉
砕し、ローター回転による分級装置により分級し、平均
粒径8μmで、円形度0.912のシアントナーを得
た。
【0077】上記で得られたトナーに対してジメチルジ
クロロシランにより表面処理したシリカ微粒子(粒径8
nm)を1.5重量%、酸化チタン微粒子(粒径50n
m)を1重量%、グロス調整剤としてアクリル樹脂微粒
子(粒径0.15μm)を1重量%の割合で添加したも
のをヘンシェルミキサー(20リットル)に投入し、2
850rpmで、3分の処理時間で外添処理し、本発明
のオイルレス定着用トナーを作製した。
【0078】得られたトナーを、実施例1で使用した画
像形成装置を使用し、同様にOHPシート上に、単色ベ
タ(膜厚6.3μm)、1ラインオン2ラインオフ ハ
ーフトーン(膜厚5.2μm)の2種類のトナー画像を
印字した。トナー画像における光沢度は、単色ベタにあ
っては20、1ラインオン2ラインオフ ハーフトーン
にあっては12であった。また、単色ベタについて、表
面粗さ(Rz)を測定したところ2.8〜3.8μmで
あった。トナー画像におけるヘーズ値を実施例1同様に
測定したところ、単色ベタにあっては82、1ラインオ
ン2ラインオフハーフトーンにあっては95であった。
【0079】この2種類のトナー画像上に、実施例1で
使用した粘着シートを貼着し、OHP用印刷物とした。
粘着シートをラミネートした後のトナー画像におけるヘ
ーズ値を同様に測定したところ、単色ベタにあっては5
9、1ラインオン2ラインオフ ハーフトーンにあって
は62であった。また、OHP用印刷物の透過率は81
%であり、また、15日後に同様に測定したところ、8
1%の高い透過率を維持していた。OHP用印刷物にお
けるトナー画像は、テカリがなく読取りやすく、また、
投影画像にしても、鮮明性および透明性に優れるもので
あった。
【0080】
【発明の効果】本発明のOHP用印刷物は、テカリがな
く読取りやすく、また、投影画像にしても、鮮明性およ
び透明性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のOHP用印刷物の断面を説
明するための図である。
【図2】 図2は、本発明のOHP用印刷物を作製する
ために使用される画像形成装置の一例を説明するための
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 G03G 15/01 Z 9/08 331 15/08 507 325 15/08 507L

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基材上に、ワックス成分を3〜15
    重量%含有する熱可塑性樹脂からなり、表面光沢度が5
    〜40で、かつ、オイルレス定着により画像形成された
    透光性トナー画像を有すると共に、該透光性トナー画像
    上に、透明フイルムに粘着剤層を設けた透明粘着シート
    が粘着剤層側から貼着されたことを特徴とするOHP用
    印刷物。
  2. 【請求項2】 トナー画像表面のJISB0601−1
    982に基づく十点平均粗さ(Rz )が3〜10μmで
    あることを特徴とする請求項1記載のOHP用印刷物。
  3. 【請求項3】 透光性トナー画像における熱可塑性樹脂
    がポリエステル樹脂であって、THF不溶分を2〜40
    重量%含有するものであることを特徴とする請求項1、
    または請求項2記載のOHP用印刷物。
  4. 【請求項4】 透光性トナー画像における熱可塑性樹脂
    がスチレン−(メタ)アクリル系共重合樹脂であって、
    架橋成分を40〜60重量%含有するものであることを
    特徴とする請求項1、または請求項2記載のOHP用印
    刷物。
  5. 【請求項5】 トナー画像を形成するトナー粒子がトナ
    ー母粒子と外添粒子とからなり、該トナー母粒子に対し
    て外添粒子が2〜7重量%の割合で添加されたものであ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つ
    記載のOHP用印刷物。
  6. 【請求項6】 粘着剤剤層の厚さが透光性画像の厚さよ
    り大であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいず
    れか1つ記載のOHP用印刷物。
  7. 【請求項7】 透明基材上にワックス成分を3〜15重
    量%含有する熱可塑性樹脂トナーからなり、表面光沢度
    が5〜40の透光性定着画像をオイルレス定着により形
    成した後、該定着画像上に、透明フイルムに粘着剤層を
    設けた透明粘着シートを粘着剤層側から貼着することを
    特徴とするOHP用印刷物の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008304788A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Kyocera Mita Corp 電子写真用トナー

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