JP2003106391A - Vベルト式無段変速装置 - Google Patents

Vベルト式無段変速装置

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JP2003106391A
JP2003106391A JP2001302021A JP2001302021A JP2003106391A JP 2003106391 A JP2003106391 A JP 2003106391A JP 2001302021 A JP2001302021 A JP 2001302021A JP 2001302021 A JP2001302021 A JP 2001302021A JP 2003106391 A JP2003106391 A JP 2003106391A
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pulley
drive
driven
belt
face
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Hideaki Takahashi
英明 高橋
Kazuhide Suganuma
和英 菅沼
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠心クラッチを原動軸とドライブVプーリーと
の間に設けたものにおいて、高速走行状態から急停車し
た後に急加速する場合における加速不良や異音の発生を
防止する。 【解決手段】ドライブVプーリー21の可動ドライブフ
ェース35に、その回転慣性力とスラスト方向への移動
慣性力を増大させる慣性力増大手段Aを設けた。この慣
性力増大手段Aの一例として、可動ドライブフェース3
5の最外周部にリング状の慣性ウェイト部材44を回転
一体に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バギー車両やスク
ーター型車両等の軽車両に用いられるVベルト式無段変
速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のVベルト式無段変速装置は、周
知のように原動軸(エンジンのクランク軸等)にドライ
ブVプーリーが回転一体に設けられ、従動軸(駆動輪の
車軸等)にドリブンVプーリーが回転一体に設けられ、
両方のプーリーの間にVベルトが掛け渡される構成とな
っている。また、急加速時にドリブンVプーリーのベル
ト巻付有効径を強制的に大きくするトルクカム等のキッ
クダウン機構が備えられている。
【0003】一般に、スクーター型車両の場合はエンジ
ン停止時における車体の取り回し性を考慮して動力断続
用の遠心クラッチがドリブンVプーリーと駆動輪(後
輪)との間に設けられる。これにより、車体を手押しす
る際にVベルト式無段変速装置全体が逆駆動されず、駆
動輪の回転抵抗が小さくなる。この場合、エンジンのア
イドリング時にもVベルト式無段変速装置全体が常に動
き続けている。
【0004】ところが、これだとVベルト式無段変速装
置のベルト減速比分だけ大きな伝達トルク耐力が遠心ク
ラッチに要求されるため、遠心クラッチを大型化してク
ラッチ容量を増大してやらなければならないという問題
がある。したがって、バギー車両のようにベルト減速比
の大きなものには適用が困難である。
【0005】そこで、バギー車両においては遠心クラッ
チが原動軸とドライブVプーリーとの間に設けられる
(例えば特開平10−297294号公報参照)。バギ
ー車両ではVベルト式無段変速装置よりも駆動輪側に設
けられるサブトランスミッションをニュートラルにする
ことにより、車体を手押しする際にVベルト式無段変速
装置全体が逆駆動されないのでエンジン停止時における
車体の取り回し性が良好に保たれる。そして、これによ
り遠心クラッチを小型化することができる。ただし、エ
ンジンのアイドリング時にはVベルト式無段変速装置全
体が停止する。
【0006】図4は、バギー車両のVベルト式無段変速
装置を示している。ここに示す部品101はケーシン
グ、102はドライブVプーリー、103はドリブンV
プーリー、104はVベルトである。
【0007】発進時や低速運転時には、ドライブVプー
リー102のベルト巻付有効径102aが小さく、ドリ
ブンVプーリー103のベルト巻付有効径103aが大
きいため、ベルト減速比が大きくなり、強力な加速力が
得られる。
【0008】また、中〜高速運転時には、ドライブVプ
ーリー102のベルト巻付有効径102aが遠心力によ
り大きくなり、反対にドリブンVプーリー103のベル
ト巻付有効径103aが小さくなるため、ベルト減速比
が小さくなり、走行速度が伸びる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如くバギー車においては遠心クラッチが原動軸とドライ
ブVプーリー102との間に設けられており、エンジン
がアイドリング中であってもVベルト式無段変速装置の
動きが全て停止してしまうため、次のような問題点があ
る。
【0010】例えば高速走行状態から急停車した場合、
ドライブVプーリー102とドリブンVプーリー103
の回転速度が非常に短時間で落ちるため、図5に示すよ
うにドリブンVプーリー103のベルト巻付有効径10
3aの大きさが最大径(初期位置)まで戻り切れないこ
とがあり、これによりVベルト104に弛みが発生し、
この状態から急加速しようとすると、Vベルト104が
弛んでいることから両プーリー102,103とVベル
ト104との間にスリップが起こり、加速不良となる場
合がある。
【0011】また、この時にはドライブVプーリー10
2の急回転に伴ってドライブVプーリー102を構成す
る可動ドライブフェースがスラスト方向(軸方向)に急
激に移動し、Vベルト104の側面に叩き付けられる。
そして、その直後にVベルト104に強い張力が加わる
ことから、ドリブンVプーリー103に付設されたキッ
クダウン機構が作用し、これによりドリブンVプーリー
103側ではベルト巻付有効径103aが急速に拡大、
ドライブVプーリー102側ではVベルト104が固定
ドライブフェースと可動ドライブフェースとの間に食い
込み、可動ドライブフェースが押し戻される。
【0012】そして、上記のようにドライブVプーリー
102の可動ドライブフェースがスラスト方向に激しく
移動してVベルト104との衝突が繰り返されることに
より、Vベルト式無段変速装置から断続的な騒音が発生
し、運転者に不快感を与えていた。
【0013】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたものであり、遠心クラッチを原動軸とドライブVプ
ーリーとの間に設けたものにおいて、高速走行状態から
急停車した後で急加速する場合における加速不良や異音
の発生を防止可能なVベルト式無段変速装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るVベルト式無段変速装置は、特許請求
の範囲の請求項1に記載したように、固定ドライブフェ
ースおよび可動ドライブフェースならびに遠心ウェイト
部材を含むドライブVプーリーと、固定ドリブンフェー
スおよび可動ドリブンフェースならびに押圧スプリング
を含むドリブンVプーリーと、上記ドライブVプーリー
の回転を上記ドリブンVプーリーに伝達するVベルト
と、急加速時に上記ドリブンVプーリーのベルト巻付有
効径を大きくするキックダウン機構とを備えたVベルト
式無段変速装置において、上記ドライブVプーリーの可
動ドライブフェースに、その回転慣性力とスラスト方向
への移動慣性力を増大させる慣性力増大手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0015】このようにした場合、ドライブVプーリー
全体の回転慣性力が増大し、これにより高速走行状態か
ら急停車した際にドライブVプーリーとドリブンVプー
リーの回転が短時間で停止してしまわず、両プーリーが
完全に停止するまでの間にドリブンVプーリーのベルト
巻付有効径が最大径に戻れる。このため、Vベルトが弛
まず、その後で急加速する際にスリップによる加速不良
が起こりにくい。
【0016】しかも、可動ドライブフェースのスラスト
方向への移動慣性力が増大するため、急停車した後で急
加速する場合に可動ドライブフェースがVベルトの側面
に叩き付けられにくくなり、騒音が発生しにくくなる。
【0017】また、本発明に係るVベルト式無段変速装
置は、特許請求の範囲の請求項2に記載したように、前
記慣性力増大手段を前記可動ドライブフェースの最外周
部に回転一体に設けたリング状の慣性ウェイト部材とし
た。こうすれば、最小限のウェイト量で可動ドライブフ
ェースの慣性力を増大させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係るVベルト式
無段変速装置が適用されたバギー車両用のエンジンの左
側面図であり、図2は図1のII−II線に沿って展開
した横断面図である。
【0019】このエンジン1は、例えば4サイクル単気
筒機関であり、そのエンジンケース2の前上部にシリン
ダーアッセンブリー3が前傾して設置され、エンジンケ
ース2の前部と後部からはバギー車両の前後輪に動力を
出力するプロペラ軸4,5が延出している。
【0020】エンジンケース2の内部前方には左側にク
ランク軸7、右側にドライブ軸8(原動軸)が車幅方向
に伸びて同軸的に軸支され、その後方にドリブン軸9
(従動軸)とアイドル軸10とアウトプット軸11が順
次軸支されている。
【0021】クランク軸7の中間部にはコンロッド13
を介して図示しないピストンが連結され、クランク軸7
の左端部にはセルフスターターギヤ14、発電ユニット
15、リコイルスターター16等が軸装され、クランク
軸7の右端部には遠心クラッチ17を介して前記ドライ
ブ軸8が接続され、ドライブ軸8にドライブVプーリー
21が軸装されている。
【0022】また、ドリブン軸9の右半分にはドリブン
Vプーリー22が軸装され、ドリブン軸9の左半分とア
イドル軸10との間には、例えば前進2段と後進1段と
ニュートラルのギヤポジションを持つサブトランスミッ
ション23が設けられている。
【0023】さらに、アイドル軸10の左端に設けられ
たファイナルドライブギヤ25と、アウトプット軸11
の中間に設けられたファイナルドリブンギヤ26とが噛
み合い、アウトプット軸11の右端に設けられたべベル
ドライブギヤ27が、前述のプロペラ軸5に設けられた
べベルドリブンギヤ28に噛み合っている。
【0024】ドライブVプーリー21とドリブンVプー
リー22は、エンジンケース2内部の右側に画成された
乾式のベルト室29の前後に配置され、両プーリー2
1,22の間にVベルト30が巻装され、Vベルト式無
段変速装置31が構成されている。
【0025】図3にも拡大して示すように、ドライブV
プーリー21は、ドライブ軸8に対し回転一体かつ軸方
向に不動に設けられた固定ドライブフェース34と、同
じくドライブ軸8に対し回転一体だが軸方向に移動自在
に設けられて固定ドライブフェース34の右側に対向す
る可動ドライブフェース35と、この可動ドライブフェ
ース35の背面に設けられたウェイト保持プレート36
と、複数のローラー状の遠心ウェイト部材37とを含ん
で構成されており、遠心ウェイト部材37は可動ドライ
ブフェース35とウェイト保持プレート36との間に保
持されている。この辺の構造は周知のものと同様であ
る。
【0026】ドリブンVプーリー22も周知のものと同
様な構造であり、ドリブン軸9に対し回転一体かつ軸方
向に不動に設けられた固定ドリブンフェース39と、ド
リブン軸9に対し若干の相対回転が可能かつ軸方向にも
移動可能に設けられて固定ドリブンフェース39の左側
に対向する可動ドリブンフェース40と、この可動ドリ
ブンフェース40を常に固定ドリブンフェース39側に
押し付ける押圧スプリング41と、トルクカム等のキッ
クダウン機構42とを含んで構成されている。
【0027】そして、ドライブVプーリー21の可動ド
ライブフェース35には、慣性力増大手段Aが設けられ
ている。この慣性力増大手段Aは、可動ドライブフェー
ス35の回転慣性力とスラスト方向への移動慣性力を増
大させるものである。
【0028】ここでは、慣性力増大手段Aとして可動ド
ライブフェース35の最外周部にリング状の慣性ウェイ
ト部材44が数本のビス45で回転一体に固定されてい
る。なお、この慣性ウェイト部材44はビス45で固定
するに限らず、例えば可動ドライブフェース35の鋳造
時に同時に鋳込んだり、可動ドライブフェース35に圧
入して回転一体に固定することも考えられる。
【0029】バギー車両の発進時には、クランク軸7の
回転速度が高まることにより遠心クラッチ17が結合し
てドライブ軸8とドライブVプーリー21が回転を始
め、この回転がVベルト30によりドリブンVプーリー
22とドリブン軸9に伝達され、ドリブン軸9の回転が
サブトランスミッション23により変速されてアイドル
軸10に伝達され、アイドル軸10の回転がファイナル
ギヤ25,26を経てアウトプット軸11に伝達され、
アウトプット軸11の回転がベベルギヤ27,28を経
てプロペラ軸4,5に伝達されてバギー車両の前後輪の
駆動力となる。
【0030】この発進時および低速運転時において、ド
リブンVプーリー22では押圧スプリング41の力によ
り可動ドリブンフェース40が固定ドリブンフェース3
9側に押し付けられていてベルト巻付有効径が大きくな
っており(図2中の22a参照)、その分だけVベルト
30がドライブVプーリー21の固定ドライブフェース
34と可動ドライブフェース35の間に食い込んでベル
ト巻付有効径が小さくなっている(図2中の21a参
照)。このため、ベルト減速比が大きくなって強力な加
速力が得られる。
【0031】また、バギー車両の中〜高速運転時におい
ては、ドライブ軸8の高速回転に伴う遠心力増大により
ドライブVプーリー21内部の遠心ウェイト部材37が
遠心方向に転動し、これにより可動ドライブフェース3
5とウェイト保持プレート36との間のクサビ状空間が
押し広げられて可動ドライブフェース35が固定ドライ
ブフェース34側に押圧され、両ドライブフェース3
4,35の間隔が狭められてベルト巻付有効径が拡大す
る(図2中の21b参照)。一方、ドリブンVプーリー
22ではVベルト30が固定ドリブンフェース39と可
動ドリブンフェース40との間に食い込んでドリブンV
プーリー22のベルト巻付有効径が小さくなる(図2中
の22b参照)。このため、ベルト減速比が無段階に小
さくなって走行速度がスムーズに伸びる。
【0032】さらに、追越加速等の急加速時には、キッ
クダウン機構42によりドリブンVプーリー22の可動
ドリブンフェース40が固定ドリブンフェース39側に
押圧され、ベルト巻付有効径が強制的に大きくなるた
め、その反動でドライブVプーリー21のベルト巻付有
効径が小さくなり、ベルト減速比が大きくなってキック
ダウン状態になる。
【0033】本発明に係るVベルト式無段変速装置は、
ドライブVプーリー21の可動ドライブフェース35に
慣性力増大手段Aとしての慣性ウェイト部材44が設け
られているため、ドライブVプーリー21全体の回転慣
性力が増大している。
【0034】このため、バギー車両が高速走行状態から
急停車した際に、従来では遠心クラッチ17の結合が解
かれるタイミングが早く、ドライブVプーリー21とド
リブンVプーリー22の回転が短時間で停止していた
が、本発明によれば遠心クラッチ17の接続が絶たれる
までの時間が従来よりも延長され、ドライブVプーリー
21とドリブンVプーリー22の回転が短時間で停止し
てしまうことがなくなり、両プーリー21,22が完全
に停止するまでの間にドリブンVプーリー22のベルト
巻付有効径が最大径22aまで戻れる。
【0035】したがって、急停車時にVベルト30が弛
むことがなく、その後で急加速する場合においてもドラ
イブVプーリー21とVベルト30間のスリップによる
加速不良が起こりにくい。
【0036】しかも、慣性ウェイト部材44により可動
ドライブフェース35のスラスト方向への移動慣性力も
増大するため、急停車後に急加速する場合に可動ドライ
ブフェース35のスラスト方向への移動速度が遅くな
り、これにより可動ドライブフェース35がVベルト3
0の側面に叩き付けられにくくなって騒音が発生しにく
くなる。
【0037】また、慣性ウェイト部材44をリング状に
して可動ドライブフェース35の最外周部に回転一体に
設けたので、最小限のウェイト量で可動ドライブフェー
ス35の慣性力を増大させることができる。
【0038】なお、Vベルト30が弛んだ状態で急加速
した場合に可動ドライブフェース35がスラスト方向へ
移動するのに要する時間は0.1秒以下と瞬間的なもの
であるが、これに対し通常のキックダウン動作時におけ
る可動ドライブフェース35のスラスト方向への移動時
間は0.5〜0.8秒程度と時間差が大きいため、可動
ドライブフェース35に慣性ウェイト部材44を設けた
ことによるキックダウン性能の低下は起こらない。
【0039】ところで、本発明の変形例として、可動ド
ライブフェース35の背面側にスプリング等の弾性部材
を配し、可動ドライブフェース35を固定ドライブフェ
ース34側に常時軽く押し付けておけば、可動ドライブ
フェース35のスラスト方向への移動性を鈍らせること
ができ、慣性ウェイト部材44を設けた場合と同様な効
果が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るVベ
ルト式無段変速装置によれば、遠心クラッチを原動軸と
ドライブVプーリーとの間に設けたものにおいて、高速
走行状態から急停車した後で急加速する場合における加
速不良や異音の発生を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るVベルト式無段変速装置が適用さ
れたバギー車両用のエンジンの左側面図。
【図2】図1のII−II線に沿って展開した横断面
図。
【図3】本発明の一実施形態を示すドライブVプーリー
の拡大断面図。
【図4】バギー車両のVベルト式無段変速装置を示す側
面図。
【図5】従来の技術の問題点を示すVベルト式無段変速
装置の側面図。
【符号の説明】
8 ドライブ軸(原動軸) 9 ドリブン軸(従動軸) 21 ドライブVプーリー 21a,21b ベルト巻付有効径 22 ドリブンVプーリー 22a,22b ベルト巻付有効径 30 Vベルト 31 Vベルト式無段変速装置 34 固定ドライブフェース 35 可動ドライブフェース 37 遠心ウェイト部材 39 固定ドリブンフェース 40 可動ドリブンフェース 41 押圧スプリング 42 キックダウン機構 44 慣性ウェイト部材 A 慣性力増大手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ドライブフェースおよび可動ドライ
    ブフェースならびに遠心ウェイト部材を含むドライブV
    プーリーと、固定ドリブンフェースおよび可動ドリブン
    フェースならびに押圧スプリングを含むドリブンVプー
    リーと、上記ドライブVプーリーの回転を上記ドリブン
    Vプーリーに伝達するVベルトと、急加速時に上記ドリ
    ブンVプーリーのベルト巻付有効径を大きくするキック
    ダウン機構とを備えたVベルト式無段変速装置におい
    て、上記ドライブVプーリーの可動ドライブフェース
    に、その回転慣性力とスラスト方向への移動慣性力を増
    大させる慣性力増大手段を設けたことを特徴とするVベ
    ルト式無段変速装置。
  2. 【請求項2】 前記慣性力増大手段を前記可動ドライブ
    フェースの最外周部に回転一体に設けたリング状の慣性
    ウェイト部材とした請求項1に記載のVベルト式無段変
    速装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016128257A (ja) * 2009-12-03 2016-07-14 センブレ エス.ピー.エー. ワークピースのツーリング用装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016128257A (ja) * 2009-12-03 2016-07-14 センブレ エス.ピー.エー. ワークピースのツーリング用装置

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