JP2003105388A - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

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JP2003105388A
JP2003105388A JP2001303129A JP2001303129A JP2003105388A JP 2003105388 A JP2003105388 A JP 2003105388A JP 2001303129 A JP2001303129 A JP 2001303129A JP 2001303129 A JP2001303129 A JP 2001303129A JP 2003105388 A JP2003105388 A JP 2003105388A
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detergent composition
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JP2001303129A
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Katsuya Nagayasu
克也 永安
Koji Nanbu
浩司 南部
Satoshi Nagata
聡 永田
Toshiyuki Watanabe
利幸 渡辺
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 蛍光剤を0.001〜0.1質量%含有
する粒状組成物又はドウ状組成物を成型加工してなるこ
とを特徴とする洗剤組成物。 【効果】 本発明によれば、被洗布の蛍光ムラを防ぐこ
とができる洗剤組成物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、洗剤組成物に関
し、より詳しくは、被洗布の蛍光ムラを防ぐことができ
る洗剤組成物に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】洗剤に
配合されている蛍光剤は,衣類を白く見せるためである
が、タブレットのような固形の場合、衣類に直接置かれ
た場合には蛍光ムラが生じる場合もあり、このような洗
剤組成物における蛍光ムラを改善する技術が望まれてい
た。 【0003】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、タブレット洗浄剤、ブリケット洗浄剤、シート状洗
浄剤等のように成型加工による固形洗浄剤であっても、
被洗布の蛍光ムラを防ぐことができる洗剤組成物を提供
することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、洗剤組成中の蛍光剤を特定量とすると、被洗布の
蛍光ムラが防止されることを見出し、本発明をなすに至
った。 【0005】即ち、本発明は、蛍光剤を0.001〜
0.1質量%含有する粒状組成物又はドウ状組成物を成
型加工してなることを特徴とする洗剤組成物を提供す
る。 【0006】以下、本発明をより詳細に説明すると、本
発明の洗剤組成物は、蛍光剤を0.001〜0.1質量
%含有する粒状組成物又はドウ状組成物を、例えばタブ
レット洗剤、ブリケット洗剤、シート状洗剤等の各種形
態の固形洗剤に成型加工したものである。 【0007】ここで、本発明の粒状組成物又はドウ状組
成物に含有される蛍光剤は、その種類が特に制限される
ものではないが、具体的な化合物として、例えば4,
4′−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルジナトリ
ウム、4,4′−ビス(4−アニリノ−6−モルホリノ
−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)スチルベ
ン−2,2′−ジスルホン酸ジナトリウム、4,4′−
ビス(4−トルイジノ−6−モルホリノ−1,3,5−
トリアジン−2−イルアミノ)スチルベン−2,2′−
ジスルホン酸ジナトリウム等が挙げられ、これらは1種
単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することが
できる。また、例えばチノパールAMS−GX,チノパ
ールCBS−X(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ
製)、ホワイテックスSAエキストラコンク(H)(住
友化学製)などの市販品を用いることもできる。 【0008】本発明の粒状組成物又はドウ状組成物にお
ける上記蛍光剤の配合量は、組成物全体に対して0.0
01〜0.1%(質量%、以下同様)、好ましくは0.
001〜0.05%、より好ましくは0.01〜0.0
5%である。配合量が少なすぎると、蛍光剤配合の効果
が得られず、多すぎると蛍光ムラを低減できなくなる。 【0009】本発明の粒状組成物又はドウ状組成物は、
上記蛍光剤以外に、通常、洗浄剤組成物に使用される界
面活性剤が配合され、このような界面活性剤としては、
例えば直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフ
ィンスルホン酸塩、スルホ脂肪酸低級アルキルエステル
塩、硫酸アルキル塩、石鹸等のアニオン界面活性剤、オ
キシアルキレン付加型ノニオン界面活性剤等のノニオン
界面活性剤、アルキル型4級塩等のカチオン界面活性
剤、ベタイン等の両性界面活性剤などの各種界面活性剤
等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜
組み合わせて使用することができる。 【0010】これらの中でも、例えば炭素数8〜18の
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10〜20
のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素数13〜19のス
ルホ脂肪酸低級アルキル(炭素数1〜3)エステル塩、
炭素数10〜20の長鎖アルキル硫酸エステル塩等を好
適に使用することができる。これらの塩としては、ナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、アミン塩、
アンモニウム塩などを使用することができる。また、石
鹸としては、例えば炭素数12〜22の飽和又は不飽和
の脂肪酸等のナトリウム塩等のアルカリ塩などを好適に
使用することができ、オキシアルキレン付加型ノニオン
界面活性剤としては、例えばR−O−(AO)m−Hで
示した時に、Rが直鎖又は分岐の炭素数12〜15のア
ルキル基又はアルケニル基を示し、AOが好ましくは炭
素数1〜4、より好ましくは2又は3のオキシエチレン
基(EO)、オキシプロピレン基(PO)等の1種又は
2種以上のオキシアルキレン基を示し、AOの平均付加
モル数m(2種以上のオキシアルキレン基を含む場合
は、合計した平均付加モル数)が好ましくは3〜30で
あるオキシアルキレン付加型ノニオン界面活性剤等が好
適に使用される。 【0011】本発明の粒状組成物又はドウ状組成物にお
ける上記界面活性剤の配合量は、特に制限されるもので
はなく、その種類などによって適宜選定することができ
るが、通常、組成物全量に対して1〜50%が好まし
く、より好ましくは5〜40%、更に好ましくは10〜
40%である。配合量が少なすぎると、充分な洗浄効果
が得られ難くなる場合があり、多すぎると他の成分を必
要量配合し難くなる場合がある。 【0012】また、本発明の洗浄剤組成物は、上記成分
以外にも、通常、洗剤組成物に配合される各種成分を配
合することができ、例えば、アルカリ剤(炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、ケイ酸ナトリウム等)、キレート剤
(A型ゼオライト、P型ゼオライト、アクリル酸マレイ
ン酸共重合体、層状ケイ酸塩等)、酵素(プロテアー
ゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等)、酵素安定
剤(亜硫酸ナトリウム等)、香料、漂白剤、漂白活性化
剤などを本発明の効果を妨げない範囲で常用量配合する
ことができる。 【0013】本発明の粒状組成物、ドウ状組成物の調製
方法は、特に制限されるものではなく、粒状組成物の場
合、上記蛍光剤、上記界面活性剤、必要に応じてその他
の任意成分を配合し、公知の造粒方法によって調製する
ことができ、ドウ状組成物の場合、上記蛍光剤、上記界
面活性剤、必要に応じて水及びその他の任意成分を配合
し、常法に準じて混練することによって調製することが
できる。 【0014】本発明の洗剤組成物は、上記粒状組成物又
はドウ状組成物を、タブレット洗浄剤、ブリケット洗浄
剤、シート状洗浄剤等の各種剤型に成型加工したもので
ある。ここで、本発明の洗剤組成物における上記粒状組
成物又はドウ状組成物の配合量は、特に制限されるもの
ではないが、上記蛍光剤の配合量が、洗剤組成物(但
し、シート状洗剤などのように支持体を有する場合、支
持体の質量は除く)全量に対して0.001〜0.1
%、好ましくは0.001〜0.05%、より好ましく
は0.01〜0.05%となるように配合することが好
ましい。 【0015】その成型加工方法も特に制限されるもので
はなく、各剤型の常法に準じて製造することができる。 【0016】例えばタブレット洗剤に成型加工するので
あれば、上記粒状組成物に必要に応じて、通常、打錠時
に配合される適宜成分を混合し、常法に準じて打錠すれ
ば、タブレット洗剤が得られる。なお、タブレット洗剤
の場合、タブレット1個当たりの質量が好ましくは10
g以上、より好ましくは10〜50g、更に好ましくは
15〜25gで、且つ嵩密度が好ましくは0.9g/m
l以上、より好ましくは0.9〜2.0g/ml、更に
好ましくは1.0〜1.5g/mlであると、好適であ
る。質量が小さすぎると、洗浄力を発現するために複数
個のタブレットが洗浄に必要となり、手間がかかる場合
があり、嵩密度が小さすぎると、成型物がもろく、輸送
中に崩れる場合がある。 【0017】一方、本発明の粒状組成物又はドウ状組成
物をシート状洗剤に成型加工する場合、例えば、多段ロ
ールを用いて上記組成物をポリビニルアルコール等の水
溶性高分子化合物フィルムで夾み、連続的にシート状に
成形する方法、又は、成形可能な高分子化合物と上記組
成物を混合し、シート状に成形する方法などによって製
造できる。なお、シート状洗剤の場合、1シート当たり
の質量が好ましくは10g以上、より好ましくは10〜
50g、更に好ましくは20〜30gであると、好適で
ある。質量が小さすぎると、洗浄力を発現するために複
数枚のシートが洗浄に必要となり、手間がかかる場合が
ある。 【0018】更に、本発明の粒状組成物又はドウ状組成
物をブリケット洗剤に成型加工する場合は、ロールプレ
ス方法などによって製造できる。即ち、上記洗剤粒子
は、ロールプレス法によって、複数のブリケット部が連
結部を介して連結されている一次洗剤成形体に圧縮成形
される。ロールプレス法は、既に公知であり、また、そ
の方法に使用されるブリケット機も公知であり、当業者
には、容易に入手又は利用可能である。ブリケット機
は、一般に、対応するロール外周の所定の位置に、所望
の形状のブリケット部を形成できるようになっている所
定の窪みが形成され、同速度で逆回転する一対のロール
を有する。また、そのロール間で形成されるクリアラン
スに洗剤組成物を供給するためのホッパー及びフィード
スクリューを備えたフィーダーを有するブリケット機は
特に好適である。フィーダーを有するブリケット機の使
用に当たっては、フィーダーを通して、フィードスクリ
ューの押圧力を利用して、クリアランスの入口から洗剤
組成物をクリアランス間に挿入し、フィーダー側の反対
側出口から一次洗剤成形体を排出する。本発明では、一
対のロール間に所定のクリアランスを設け、圧力を従来
のものよりも、低く抑えることにより、複数のブリケッ
ト部が連結部を介して連結されている一次成形体(例え
ば、シート状)に圧縮することにより、得られるブリケ
ットの溶解性を改善することができる。 【0019】一対のロールの温度は、通常、70℃以
下、好ましくは、50℃以下が適当であるが、特に、洗
剤組成物中に酵素を含有する場合は、その酵素がロール
プレス中にほとんど失活しない温度とすることが重要で
ある。また、ロールの回転速度は、例えば、ロール表面
の周速度として、0.01〜1.5m/s、好ましく
は、0.05〜0.8m/sが適当である。一次洗剤成
形体においては、連結部は、ほぼ均一な厚みを有し、一
対のロールの窪みの形状によって形成されるブリケット
部を一次元方向又は二次元方向(平面的)に連結してい
る。一次成形体は、通常、シート状で排出され、ブリケ
ット部の大きさに応じて変動するが、例えば、一列に数
個から数十個、1行に数十個から数百個のブリケット部
が、相互に連結部で連結されたシート状の形態ものもの
であるが、場合によっては、解砕機に投入される直前ま
で長く連結されることもある。 【0020】ブリケット部の形状は、任意であり、使用
者による取扱い性の便宜を考慮して決定される。ブリケ
ット部の形状としては、例えば、球状や楕円球状のも
の、あるいは、シート面垂直方向投影像は円形や楕円形
であるが、シート面水平方向投影像は楕円形やアーモン
ド型である偏平球状や偏平楕円球状のもの、あるいは、
シート面垂直方向投影像は正方形や長方形であるが、シ
ート面水平方向投影像は円形である円筒状もの、あるい
は、シート面垂直方向投影像は正方形や長方形である
が、シート面水平方向投影像は楕円やアーモンド型であ
る偏平円筒形状ものが挙げられる。シート面垂直方向投
影像が円形や楕円形のものとしては、例えば、その直径
(楕円形では長径)が2〜40mm、好ましくは、3〜
20mmのものが好適である。また、シート面垂直方向
投影像が正方形や長方形のものとしては、例えば、その
辺(長方形では長辺)が2〜40mm、好ましくは、3
〜20mmのものが挙げられる。また、ブリケット部の
厚み(ブリケット部のシート面垂直方向の長さ)は、例
えば、2〜40mm、好ましくは、3〜20mmであ
る。 【0021】一対のロール間のクリアランスは、例え
ば、0.05〜2mm、好ましくは、0.1〜1mmが
適当である。この場合、連結部の厚みは、通常、クリア
ランスの幅と同じ厚みとなるが、ロールプレス中にその
成形圧に応じてロールが後退しクリアランスが広がるタ
イプのブリケット機も好適に用いることができ、この場
合はその限りではない。また、ブリケット部間の最短の
距離は、例えば、0.05〜5mm、通常、0.1〜3
mmである。このようにして得られた一次洗剤成形体
は、次いで、解砕工程に付される。ここで、「解砕」
は、連結部に外力を与えることにより、ブリケット部を
一次洗剤成形体から個々に分離するとともに、好ましく
は、ブリケット部のバリを実質的にほぼ除去する作業で
ある。解砕工程では、ブリケット部が、一次洗剤成形体
から個々に分離され、かつバリが取り除かれる限り、解
砕工程で用いられる解砕機の種類は特に限定されるもの
ではない。好ましい解砕機は、回転するブレードを装備
した解砕機であり、特にハンマーミルタイプのものは好
適である。このような解砕機としては、例えば、フィッ
ツミル(ホソカワミクロン(株)製)や、フェザミル
(ホソカワミクロン(株)製)、スピードミル(岡田製
工(株)製)、コミニューター(不二パウダル(株)
製)等が好適に挙げられる。 【0022】また、解砕機においては、ブレードの先端
周速度が一般に0.4〜15m/s、好ましくは、1〜
10m/sが好適なものとして挙げられる。先端周速度
が15m/sを超えると、ブリケット部が壊れ易くなる
場合がある。一方、先端周速度が、0.4m/s未満で
は、ブリケット部の一次成形体からの分離が難しくなる
場合がある。解砕工程では、解砕は、例えば、70℃以
下、好ましくは、50℃以下が適当であるが、特に洗剤
組成物中に酵素を含有する場合は、その酵素が解砕工程
中にほとんど失活しない温度とすることが重要である。
解砕機中での平均滞留時間は、例えば、20秒以下、好
ましくは10秒以下で行うことが適当である。 【0023】なお、ブリケット洗剤製品の外観を更に改
良するために、解砕後に残っているブリケット部のバリ
を除去するために、マルメライザー(不二パウダル
(株))等の転動整粒機で処理してもよい。ただし、処
理時間は、得られるブリケット洗剤の表面が平滑となら
ない程度の最低限の時間で行うことが好ましい。解砕工
程では、ブリケット部と、解砕残渣とが生じているの
で、解砕残渣を除去し、ブリケット部をブリケット洗剤
として回収する。なお、解砕残渣は、回収されて、本発
明における洗剤組成物原料として再使用することができ
る。このようにして得られたブリケット洗剤は、嵩密度
0.7〜1.6g/ml、通常、0.8〜1.4g/m
lである。 【0024】本発明の洗剤組成物は、上述したようなタ
ブレット洗剤、シート状洗剤、ブリケット状洗剤以外に
も、分包型洗剤、バー状等の各種剤型の固形洗剤に成型
加工することもできる。また、その成型加工方法も特に
制限されるものではなく、各剤型の常法に準じて製造す
ることができる。 【0025】本発明の洗剤組成物は、衣料用洗浄剤とし
て好適に使用されるものであり、その使用方法は、特に
制限されず、タブレット洗浄剤、ブリケット洗浄剤、シ
ート状洗浄剤等の各種剤型の常法により使用することが
でき、このような使用方法において、本発明の洗剤組成
物は、被洗布の蛍光ムラを防ぐものである。 【0026】 【発明の効果】本発明によれば、被洗布の蛍光ムラを防
ぎ、タブレット洗浄剤、ブリケット洗浄剤、シート状洗
浄剤等の衣料用の各種固形洗浄剤として有用な洗剤組成
物が得られる。 【0027】 【実施例】次に本発明を実施例及び比較例によって、よ
り具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって
限定されるものではない。 【0028】[実施例1〜165及び比較例1〜73]
表1〜32の組成に従って、下記調製方法により実施例
1〜124及び比較例1〜55のタブレット洗剤組成
物、実施例125〜165及び比較例56〜73のシー
ト洗剤組成物を調製した。これらの洗剤組成物につい
て、下記評価方法によって、被洗布の蛍光ムラを評価し
た。結果を表1〜32に併記する。なお、各表におい
て、組成の配合量は、質量%であり、合計量は100質
量%である。 【0029】(1)タブレット洗剤組成物(実施例1〜
84、比較例1〜38)の調製方法 表1〜16に示す洗剤成分のうち、ノニオン界面活性
剤、ゼオライトの一部(顆粒A型ゼオライト;コート用
微粉A型ゼオライト)、崩壊性顆粒物、酵素、香料、色
素を除いた各成分を用いて固形分40質量%の洗剤スラ
リーを調製し、このスラリーを向流式噴霧乾燥塔を用い
て230℃の条件でスプレー乾燥し、水分3質量%の乾
燥粉を得た。なお、洗剤スラリー用のゼオライトは微粉
A型ゼオライト(シルトンB、水沢化学)を使用した。
これを40℃に保温した二軸式連続ニーダー(栗本鐵工
所製、KRCニーダ#2型)に表1〜16に示すノニオ
ン界面活性剤(EOノニオン)及び水分調整用の水と共
に入れて捏和物を得た。 【0030】その後、この捏和物を押し出し機で1〜2
cm角のサイコロ状に細断し、顆粒A型ゼオライト3質
量%(平均粒径200μm:コスモ社製)と共に粉砕し
た。粉砕機(岡田精工製、スピードミルND−10型)
は、回転数1000rpmで開口径2mmスクリーンを
用いた。得られた顆粒は微粉A型ゼオライト(シルトン
B、水沢化学)1質量%でコートし、色素を噴霧した
後、必要に応じ、打錠前に篩を用いて粒度の調整を行っ
て洗剤顆粒を得た。なお、いずれのサンプルも打錠前に
400μm以下の微粉を5質量%に調節した。得られた
洗剤顆粒の平均粒径は約900μmであった。 【0031】続いて洗剤顆粒と酵素を混合し、香料を噴
霧した後、微粉A型ゼオライト(シルトンB、水沢化
学)1質量%、崩壊剤顆粒物であるArbocel T
F30HG(レッテンマイヤー)7質量%となるように
各々加え、よく混合して打錠用混合物(混合粒子)を得
た。打錠用混合物を直径34mmの打錠金型(平面の形
状:丸型、側面の形状:平型ふち角)に入れ、単発打錠
機(N60E:岡田精工)にて打錠用混合物の温度25
℃で打錠し、成形直後のタブレット強度が下記評価方法
において45Nとなるように打錠圧を調整して圧縮成形
して、表1〜16に示す質量のタブレット洗剤組成物を
得た。各タブレット洗剤組成物について、下記評価方法
に準じて蛍光ムラを評価した。結果を表1〜16に併記
する。なお、得られたタブレットの強度は下記タブレッ
トの強度の測定方法に従って確認した。また、崩壊時間
は下記の方法で確認したところ、いずれも20秒以内と
良好であった。 【0032】(i)タブレット強度の測定方法 上記方法にて調製したタブレットを錠剤強度計(TD−
50:岡田精工)にかけ、毎分20mmの速度で加圧ア
ームを動かし、タブレットの直径方向に力を加えて、崩
れるまでの最大応力をタブレット強度とした。 【0033】(ii)タブレット洗剤の崩壊時間の測定 1リットル容のガラスビーカーに5℃の水約800mL
を入れ、目開き1cmの小型の網に載せたタブレット洗
剤組成物1錠を静かに水中に入れ、水面より2〜3cm
の深さの位置に保つ。タブレットを水に浸けてから崩壊
して完全に網から落下するまでに要する時間を崩壊時間
とした。 【0034】得られたタブレット洗剤組成物は、表1と
表2記載の実施例1〜12と比較例1〜5については、
それぞれの表に記載のピローフィルム(A又はB)を包
材とし以下のようにピロー包装した。但し、ピローの記
載がなしのものはピロー包装しないで包装容器に充填し
た。 【0035】以下に示す材質の80mm×120mm大
のフィルムを用いて、まず80mm×円周100mmの
大きさの筒を作り、上記で調製したタブレツトを1個入
れたのち、短辺方向の両端に各10mmのガセット(折
込)を入れて短辺巾35mmのピロー包装とした。長辺
の長さは、シール位置の調節により変化させ、シール部
分より外側は接着後切断した。 【0036】次にピロー包装をそれぞれの表に記載の包
装容器(A〜D)に充填した。なお、包装容器A及びB
の大きさは縦×横×高さ=115mm×95mm×14
0mmであり、この中にピロー包装の長辺を高さ方向
に、短辺を水平方向に沿って重ね合わせて上記ピロー包
装を入れた。重ね合わせたピロー包装が縦×横に3列x
5列になるように充填し、その上に、コートボール紙の
間仕切りを導入し、さらにそのうえに同様の方向に重ね
合わせたピロー包装が縦×横に3列×5列になるように
ピロー包装を充填し、合計30個のピロー包装を包装容
器に充填した。 【0037】また、包装容器C及びDについては、ピロ
ー包装しないタブレットを充填した。なお、包装容器C
の高さは18cmであり、10個のタブレットを充填
し、包装容器Dの高さは35cmであり、20個のタブ
レットを充填した。 【0038】その他のピロー包装及び包装容器の記載の
ないタブレット洗剤組成物はピローAを包材としてピロ
ー包装した後、包装容器Bに充填した。 【0039】なお、ピローフィルムAで包装したタブレ
ット洗剤組成物はピローフィルムを開いてタブレットを
取り出して使用した。また、ピローフィルムBで包装さ
れたタブレット洗剤組成物は、ピローフィルムBが水溶
性であるため、ピローフィルムから取り出さずにそのま
ま使用した。 【0040】(2)タブレット洗剤組成物(実施例85
〜124、比較例39〜55)の調製方法 表17〜24に示す洗剤成分のうち、ノニオン界面活性
剤、ゼオライトの一部(顆粒A型ゼオライト;コート用
微粉A型ゼオライト)、崩壊性顆粒物、酵素、香料、色
素、クエン酸、アジピン酸、過炭酸ナトリウム、漂白活
性化剤造粒物、層状珪酸塩を除いた各成分を用いて固形
分40質量%の洗剤スラリーを調製し、このスラリーを
向流式噴霧乾燥塔を用いて230℃の条件でスプレー乾
燥し、水分3質量%の乾燥粉を得た。なお、洗剤スラリ
ー用のゼオライトは微粉A型ゼオライト(シルトンB、
水沢化学)を使用した。これを40℃に保温した二軸式
連続ニーダー(栗本鐵工所製、KRCニーダ#2型)に
表17〜24に示すノニオン界面活性剤(EOノニオ
ン)及び水分調整用の水と共に入れて捏和物を得た。 【0041】その後、この捏和物を押し出し機で1〜2
cm角のサイコロ状に細断し、顆粒A型ゼオライト3質
量%(平均粒径200μm:コスモ社製)と共に粉砕し
た。粉砕機(岡田精工製、スピードミルND−10型)
は、回転数1000rpmで開口径2mmスクリーンを
用いた。得られた顆粒は微粉A型ゼオライト(シルトン
B、水沢化学)1質量%でコートし、色素を噴霧した
後、必要に応じ、打錠前に篩を用いて粒度の調整を行っ
て洗剤顆粒を得た。なお、いずれのサンプルも打錠前に
400μm以下の微粉を5質量%に調節した。得られた
洗剤顆粒の平均粒径は約900μmであった。 【0042】続いて洗剤顆粒と酵素を混合し、香料を噴
霧した後、微粉A型ゼオライト(シルトンB、水沢化
学)1質量%、クエン酸、過炭酸ナトリウム、漂白活性
化剤造粒物、層状珪酸塩を各々表17〜24に示す組成
になるように加え、よく混合して打錠用混合物(混合粒
子)を得た。打錠用混合物を直径34mmの打錠金型
(平面の形状:丸型、側面の形状:平型ふち角)に入
れ、単発打錠機(N60E:岡田精工)にて打錠用混合
物の温度25℃で打錠し、成形直後のタブレット強度が
25Nとなるように打錠圧を調整して圧縮成形する。そ
の後、約170℃の温度で溶解したアジピン酸に上記圧
縮成形物を浸漬し、最終的なタブレット洗剤組成物を得
た。このタブレットの全質量は表17〜24に示す通り
であり、タブレット強度は45Nであった。 【0043】各タブレット洗剤組成物について、下記評
価方法に準じて蛍光ムラを評価した。結果を表17〜2
4に併記する。なお、崩壊時間はいずれも30秒以内と
良好であった。 【0044】(i)タブレット強度の測定方法 タブレット洗剤製法(1)と同様に測定 【0045】(ii)タブレット洗剤の崩壊時間の測定 タブレット洗剤製法(1)と同様に測定 【0046】ピロー包装及び包装容器は製法(1)と同
様の方法を用いてピローAを包材としてピロー包装した
後、包装容器Bに充填した。 【0047】(3)シート状洗剤組成物(実施例125
〜165、比較例56〜73)の調製方法 【0048】(i)ベース顆粒の調製 表25〜32に示す洗剤組成のうち、ノニオン界面活性
剤、酵素、香料を除いた各成分を用いて固形分40質量
%、最終温度60℃の洗剤水性スラリーを調製し、これ
を向流式乾燥塔を用いて240℃の温度でスプレー乾燥
し、水分5質量%の乾燥粉を得た。 【0049】(ii)洗剤粒子群の調製方法 レディゲミキサー(松坂技研社、容量20L、ジャケッ
ト付)に上記ベース顆粒を5kg投入し、主軸とチョッ
パーの攪拌を行う中に50℃に加熱し、表25〜32に
示す組成になるようにノニオン界面活性剤を2分間で投
入し、その後4分間攪拌を行い、上記ベース顆粒の表面
にノニオン界面活性剤を付着させた洗剤粒子群を排出し
た。得られた洗剤粒子群の平均粒径は230μmであっ
て、粒径2000μm以上の粒子群が0.1質量%、粒
径60μm未満の粒子群が0.1質量%であった。 【0050】(iii)シート状洗剤 実施例125では、上記(ii)のように調製した洗剤
粒子群と酵素、香料を表25〜32に示した割合で混合
した洗剤組成物を後記(iv)記載の水溶性シートで夾
み(外側が不織布)、該洗剤組成物の厚さが約2mmに
なるようにロールで圧縮成形後、大きさ50×80mm
に切断してシート状洗剤組成物とした。平均質量は10
gであった。他の実施例126〜165及び比較例56
〜73については、シートの厚みは約2mmとなるよう
にシートの大きさを調整して作成し、それぞれ実施例記
載の質量になるように調製した。得られたシート状洗剤
は包装容器Bに積み重ねて充填した。 【0051】(iv)水溶性シートの製造 イタコン酸変性ポリビニルアルコール(重合度180
0、ケン化度98モル%、変性率2モル%)とポリビニ
ルアルコール(重合度400、ケン化度88モル%)と
を各々95質量%と5質量%になるように90℃のDM
SO(ジメチルスルホキシド)に窒素雰囲気下で溶解
し、紡糸原液とした。この紡糸原液を孔径0.08mm
のノズルを通し、メタノール70質量%とDMSO30
質量%からなる3℃の固化液中に湿式紡糸した。この固
化糸に5倍の湿延伸を施し、メタノール液に浸漬して固
化糸篠中のDMSOを抽出洗浄し、鉱物油系油剤を付与
し、100℃で乾燥し、ついで215℃で全延伸倍率が
13倍となるよう乾熱延伸した。この繊維をステープル
化し、カットして、カードにかけ、目付25g/m2
ウエッブを作り、これに温度190℃、線圧60kg/
cm、処理時間1秒以下の熱圧着条件で熱カレンダーロ
ール処理を施し、20g/m2の不織布とした。 【0052】前記不織布と同じ組成からなる厚さ約20
μmの水溶性フィルム(水溶液から製膜したもの)と前
記不織布とを張り合わせヒートエンポス処理を施して厚
さ約30μmの水溶性シートとした。 【0053】<蛍光ムラの評価法>試験布として、綿布
60番(日清紡)を用い、評価をした。11cm×11
cmの試験布を1Lビーカーに入れ、40℃の水道水2
00mL中に浸漬した。次いで、タブレット洗剤1錠ま
たはシート状洗剤1枚を上から入れ、試験布と接触させ
た。40℃恒温下で1時間放置した後、試験布を取出
し、三菱電機製二槽式洗濯機(CW−C30A1−H)
を用いて水道水30Lで3分すすぎ、1分脱水させた。
風乾後の試験布を下記の評価基準で目視判定した。○の
みを合格とした。 【0054】<評価基準> ○:蛍光ムラは見られない。 △:蛍光ムラが僅かに見られる。 ×:蛍光ムラが著しく見られる。 【0055】 【表1】 【0056】 【表2】【0057】 【表3】【0058】 【表4】【0059】 【表5】【0060】 【表6】【0061】 【表7】【0062】 【表8】 【0063】 【表9】【0064】 【表10】 【0065】 【表11】【0066】 【表12】【0067】 【表13】 【0068】 【表14】【0069】 【表15】 【0070】 【表16】【0071】 【表17】 【0072】 【表18】【0073】 【表19】【0074】 【表20】【0075】 【表21】【0076】 【表22】【0077】 【表23】【0078】 【表24】 【0079】 【表25】【0080】 【表26】 【0081】 【表27】【0082】 【表28】 【0083】 【表29】【0084】 【表30】 【0085】 【表31】【0086】 【表32】 【0087】<以下の%標記は、質量%である> LAS−K:直鎖アルキル(炭素数10〜14)ベンゼ
ンスルホン酸カリウム(ライオン(株)製) LAS−Na:直鎖アルキル(炭素数10〜14)ベン
ゼンスルホン酸ナトリウム(ライオン(株)製) AOS−K:炭素数14〜18のアルキル基をもつα−
オレフィンスルホン酸カリウム(ライオン(株)製 純
分70%の水性スラリー) α−SF−Na:炭素数14〜16のアルキル基をもつ
α−スルホ脂肪酸メチルエステルのナトリウム塩(ライ
オン(株)製、純分70%、固形分72〜73%) 石鹸:炭素数12〜18のアルキル基をもつ脂肪酸ナト
リウム(ライオン(株)製、C12:0.9%、C1
8:80.2%、不飽和脂肪酸 80.2%、分子量2
89、純分67〜68%、タイター47.0℃) AS−Na:炭素数10〜18のアルキル基を持つアル
キル硫酸ナトリウム塩(三洋化成工業(株)製、サンデ
ットLNM) EOノニオン1:ダイアドール13(三菱化学)の酸化
エチレン7モル付加体(ライオン(株)製、純分99
%) EOノニオン2:ダイアドール13(三菱化学)の酸化
エチレン9モル付加体(ライオン(株)製、、純分99
%) EOノニオン3:ダイアドール13(三菱化学)の酸化
エチレン12モル付加体(ライオン(株)製、、純分8
4%) EOノニオン4:ダイアドール13(三菱化学)の酸化
エチレン15モル付加体(ライオン(株)製、純分90
%、AAO−90) EOノニオン5:ダイアドール13(三菱化学)の酸化
エチレン25モル付加体(ライオン(株)製、純分84
%、AAY−13) EPノニオン1:ダイアドール13(三菱化学)の酸化
エチレン15モル酸化プロピレン3モルブロック付加体
(ライオン(株)製、純分84%、AAEP−1503
0) EPノニオン2:ダイアドール13(三菱化学)の酸化
エチレン8モル酸化プロピレン2モルブロック付加体
(ライオン(株)製、純分84%) EPノニオン3:ダイアドール13(三菱化学)の酸化
エチレン6モル酸化プロピレン2モルブロック付加体
(ライオン(株)製、純分84%、EP−6020) カチオン界面活性剤:Praepagen HY(クラ
リアント) 炭酸ナトリウム:重質炭酸ナトリウム、旭硝子(株)
製、ソーダ灰 炭酸カリウム:旭硝子(株)製、炭酸カリウム(粉末) 亜硫酸ナトリウム:三井化学(株)製、無水亜硫酸ナト
リウム 硫酸ナトリウム:日本化学(株)製、中性無水芒硝K) 珪酸ナトリウム:JIS1号珪酸ナトリウム(大阪珪酸
曹達(株)製、珪酸ナトリウム) 層状珪酸塩:結晶性層状ケイ酸ナトリウム(ヘキスト社
製SKS−6) ゼオライト:A型ゼオライト(水澤化学(株)製、シル
トンB) HIDS:ヒドロキシイミノジコハク酸4ナトリウム
(特開平7−11294号公報の実施例に記載された化
合物1の製法に準拠したもの) ASDA:アスパラギン酸ジ酢酸4ナトリウム MA/AA:アクリル酸/マレイン酸共重合体のナトリ
ウム塩、商品名ソカランCP7(BASF) ポリアクリル酸ナトリウム:MW=10000(日本純
薬(株)製、アロンビスS又は日本化薬(株)製、パナ
カヤク) ポリアセタールカルボキシレート:MW=20000 CMC:CMC1260(ダイセル化学工業(株)製) 変性PVA:平均重合度1700、ケン化度99.9%
のイタコン酸変性化PVA(変性度3モル%) 過炭酸ナトリウム:被覆化過炭酸ナトリウム(三菱瓦斯
化学(株)製、SPC−D) 漂白活性化剤A:下記、漂白活性化剤造粒物の調製Aに
示す漂白活性化剤造流物 漂白活性化剤B:下記、漂白活性化剤造粒物の調製Bに
示す漂白活性化剤造流物 漂白活性化剤C:下記、漂白活性化剤造粒物の調製Cに
示す漂白活性化剤造流物 蛍光増白剤A:チノパールCBS−X(チバ・スペシャ
ルティ・ケミカルズ) 蛍光増白剤B:チノパールAMS−GX(チバ・スペシ
ャルティ・ケミカルズ) 酵素A:蛋白分解酵素、ノボザイム社製エバラーゼ8T 酵素B:脂質分解酵素、ノボザイム社製リポラーゼ ウ
ルトラ50T 酵素C:セルロース分解酵素、ノボザイム社製セルザイ
ム0.7T 香料A:特願2000−346626号の表11〜18
に示す香料組成物A 香料B:特願2000−346626号の表11〜18
に示す香料組成物B 香料C:特願2000−346626号の表11〜18
に示す香料組成物C 香料D:特願2000−346626号の表11〜18
に示す香料組成物D 崩壊剤:Arbocel TF30HG(レッテンマイ
ヤー) 色素A:群青(大日精化工業社製、Ultramari
ne Blue) 色素B:Pigment Green 7(大日精化工
業社製) 色素C:Pigment Red112(大日精化工業
社製) 色素D:Basic Red 1:1(大日精化工業社
製) ピローA:無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムと
延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムとの2層フィル
ム(厚さCPP/OPP=20μm/25μm) ピローB:アニオン変性PVAフィルム(厚さ20μ
m、クラレ(株)製) 包装容器A:直方体のカートン容器(材質:コートボー
ル紙) 包装容器B:直方体のカートン容器(材質:ミニダンボ
ール紙) 包装容器C:内径が充填するタブレットの約1.1倍で
ある円筒形容器(材質:ミニダンボール紙)(図1参
照、図1は、円筒形容器1内にタブレット洗浄剤2が収
納された状態を示す説明図である。) 包装容器D:内径が充填するタブレットの約1.1倍で
ある円筒形容器(材質:ポリプロピレン)(図1参照、
図1は、円筒形容器1内にタブレット洗浄剤2が収納さ
れた状態を示す説明図である。) 【0088】漂白活性化剤造粒物A(OBS9):ホソ
カワミクロン社製エクストルード・オーミックスEM−
6型に、漂白活性化剤である4−ノナノイルオキシベン
ゼンスルホン酸ナトリウムとポリエチレングリコール
(PEG)#6000(ライオン(株)製)とC14ア
ルファオレフィンスルホン酸ナトリウム粉末品(リポラ
ンPB−800、ライオン(株)製)を質量比で70/
25/5になるように混合した後、投入し、混練押し出
しすることにより径が0.8mmφのヌードル状の押し
出し品を得た。この押し出し品(60℃)を、ホソカワ
ミクロン社製フィッツミルDKA−3型により、混練押
し出し造粒品を導入するのと同じ方向から導入し、また
助剤としてA型ゼオライト粉末5質量%を同様に供給
し、粉砕して得られた平均粒径700μmの漂白活性化
剤造粒物。 【0089】漂白活性化剤造粒物B(OBC10):漂
白活性化剤として、4−デカノイルオキシ安息香酸を用
いて、上記と同様にして造粒した漂白活性化剤造粒物。 【0090】漂白活性化剤造粒物C(OBS12):漂
白活性化剤として、4−デカノイルオキシベンゼンスル
ホン酸ナトリウムを用いて、上記と同様にして造粒した
漂白活性化剤造粒物。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に使用した円筒形容器の説明図
である。 【符号の簡単な説明】 1 円筒形容器 2 タブレット洗浄剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 聡 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 渡辺 利幸 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB15 AB19 AB21 AC08 BA17 BA21 DA01 EA12 EA16 EA24 EA28 EB30 EC01 EC02 ED02 FA09 FA12 FA26

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 蛍光剤を0.001〜0.1質量%含有
    する粒状組成物又はドウ状組成物を成型加工してなるこ
    とを特徴とする洗剤組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138071A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Shikoku Chem Corp 着色酸化剤組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009138071A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Shikoku Chem Corp 着色酸化剤組成物

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