JP2003105313A - 有機ハロゲン化合物で汚染された被処理物用無害化処理剤及びそれを用いた無害化処理方法 - Google Patents
有機ハロゲン化合物で汚染された被処理物用無害化処理剤及びそれを用いた無害化処理方法Info
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Abstract
短時間に分解し、有害な副生物を生成せず無害化処理で
きる有機ハロゲン化合物で汚染された被処理物用無害化
処理剤を提供する。 【解決手段】黒鉛とFe、または黒鉛とFe−Niから
成り、黒鉛含有量が1〜20重量%である有機ハロゲン
化合物を汚染された被処理物用無害化処理剤として用い
る。
Description
物で汚染された土壌、産業廃棄物、汚泥、スラッジ、排
水、地下水等の被処理物に対する無害化処理剤及びそれ
を用いた無害化処理方法に関するものである。
テトラクロロエチレン、ジクロロメタン、PCB(ポリ
塩化ビフェニル)及びダイオキシン類等の有機ハロゲン
化合物による環境汚染問題が顕在化し大きな問題となっ
ている。
合物により汚染された土壌、排水、地下水等に対する無
害化用処理剤およびその処理方法が検討され、いくつか
の技術報告や特許出願がされている。
吸着法や揚水曝気法等が知られているが、地上への引き
上げ装置、さらに引き上げた前記汚染物質の吸着設備、
活性炭吸着剤の再生処理や廃棄処理が必要となる。近
年、金属系処理剤を混合、散布するだけで汚染物質を分
解し無害化する処理法が報告されている。鉄系処理剤に
より無害化する方法として、例えば特許第263617
1号公報、特公平2−49158号公報、特公平2−4
9798号公報があるが,汚染排水、地下水のpH調
整、水素ガスや還元剤等を供給する脱酸素処理が必要で
あり、実工法としては困難である。また、先崎ら[工業
用水、VOL391,(1991),29.]によると
トリクロロエチレンで汚染された排水、用水を鉄粉やN
iまたはCu化学メッキ鉄粉により還元脱塩素処理する
技術がある。しかし、これら処理剤自体の経時的性能劣
化を抑制するため汚染排水、用水中の溶存酸素を除去す
ることが必要であり、さらに活性を示すニッケルメッキ
量の範囲が限られており、再現性が問題として残る。特
表平10−513103号公報はジクロロメタンをFe
−Pd触媒により分解する技術であるが,比較例として
塩化ニッケル溶液でメッキ処理した鉄粉はその分解速度
は遅く無害化には長時間を要し、完全に分解できない。
としては掘削土壌または直接土壌中に加熱用電極を挿入
し加熱処理する熱脱着法および熱分解法が知られてい
る。この方法では電極近傍は熱分解されるが、その他は
揮発性の有機塩素化合物を中心に地上に揮散するだけで
根本的な処理法ではない。微生物を経由した還元物質に
より無害化処理するバイオレメデイエ−ション法がある
が、無害化には長時間必要であり、しかも全種類の土壌
に対応できず完全な無害化は不可能である。また、汚染
土壌に鉄系処理剤を添加した特開平11−235577
号公報、鉄系を含む卑金属系処理剤と微生物を併用した
特開平11−253926号公報があるが、短時間に分
解されないため、より高性能化が必要である。
ハロゲン化合物で汚染された被処理物に対する従来の処
理法は処理時間が長い、高コスト、処理法が複雑で実用
性に乏しいといった課題を抱えている。特に、卑金属系
処理剤を添加し、無害化する技術としては、汚染排水、
地下水に対するpH調整、脱溶存酸素処理が必要であ
り、汚染土壌に対しては短時間に分解されないため、高
性能化が必要である。
題を解決するために鋭意検討した結果、本発明を完成す
るに至ったものであり、有機ハロゲン化合物で汚染され
た被処理物用無害化処理剤およびそれを用いた処理方法
を提供するもので、短期間において汚染有機ハロゲン化
合物濃度が法的規制値をクリアすることができる。ま
た、本発明の特徴として難分解性と言われるCis−D
CE(cis−1,2−ジクロロエチレン)、MC(メ
チルクロロホルム、1,1,1−トリクロロエタン)、
PCE(テトラクロロエチレン)をも分解する無害化処
理剤を提供するものである。すなわち、本発明は、黒鉛
とFeまたは黒鉛とFe−Niから成り、黒鉛含有量が
1〜20重量%であり、さらに好ましくは黒鉛相を示す
黒鉛面積率がJISG0555の顕微鏡試験方法におい
て2〜30%である被処理物用無害化処理剤である。
る。
は、有機ハロゲン化合物で汚染されたものである。ここ
に、有機ハロゲン化合物の例としては、ジクロロメタ
ン、四塩化炭素、クロロホルム、1,2−ジクロロエタ
ン、1,1−ジクロロエチレン、Cis−DCE(ci
s−1,2−ジクロロエチレン)、Trans−DCE
(trans−1,2−ジクロロエチレン)、MC(メ
チルクロロホルム、1,1,1−トリクロロエタン)、
1,1,2−トリクロロエタン、TCE(トリクロロエ
チレン)、PCE(テトラクロロエチレン)、1,3−
ジクロロプロペン等の有機塩素系化合物、またはこれら
の有機臭素系化合物等が挙げられる。
は黒鉛とFe−Niから成るものである。ここで述べる
黒鉛とは、武井,河嶋[新しい工業材料の科学,炭素と
黒鉛製品,金原出版(1967),89]によるとダイ
ヤモンド,無定形炭素とは結晶性等が異なり、結晶構造
としては1個の炭素原子が同一平面内で3個の炭素原子
と結びつき六角板状偏平な形状をとり,この分子面が3
次元的に規則正しく積み重なっている。また、例えば西
沢、佐久間[(社)日本金属学会、金属組織写真集、鉄
鋼材料編(1990)、16]によると炭化鉄の準安定
相であるスフェロイダイト、ソルパイト、トルスタイ
ト、マルテンサイト等のセメンタイトやパ−ライトが熱
分解により黒鉛化したものや溶湯状態から冷却時に直
接、生成する結晶性炭素を含むとしている。また、発明
者らは炭素の内、黒鉛がレ−ザ−ラマン法でラマンシフ
トとして1580cm-1に、X線回折法では2θ=2
6.5゜(101面)に他の炭素とは異なる特有のピ−
クがあることを確認している。
化合物を無害化する場合、1)処理剤中のα−鉄等の卑
な部分が酸化反応場として溶解(イオン化)し電子放
出、2)処理剤中の主に黒鉛相部分の貴な部分が電子を
受け還元反応場として有機ハロゲン化合物を脱ハロゲン
分解する。
−鉄などの卑な部分と黒鉛相部分の接触面積を大きくす
る組織が必要であり、黒鉛量を増加し言い換えれば黒鉛
相の形状を問わず黒鉛相の占める面積率が大きく、ミク
ロ的に分散配列し反応場を増やすことが望ましい。
ザ−ラマン法またはX線回折法により黒鉛結晶性を示す
ピ−ク強度比より黒鉛含有量が1〜20重量%であり、
残部がFeまたはFe−Niである組織を有する。黒鉛
含有量が1重量%未満であると有機ハロゲン化合物を脱
塩素分解する場の面積が少なすぎるため分解能は低下す
る。また、黒鉛含有量が20重量%を超えても分解能は
低下する。処理剤のコスト面,分解能から特に2〜15
重量%が望ましい。
S−G0555に示す顕微鏡試験方法による測定におい
て2〜30%であると高分解性を示す。この顕微鏡試験
方法は点算法による顕微鏡試験方法であり、顕微鏡の倍
率を通常400倍とし、測定視野数を通常60とし、顕
微鏡接眼鏡に縦、横各々20本の格子線を有するガラス
板を挿入して、被検面をランダムに繰り返し検鏡し、黒
鉛相によって占められる格子点中心の数を数えるもので
ある。土壌環境基準項目に該当する有機ハロゲン化合物
を生成することなく短時間に分解を終了することがで
き、処理コストを考慮すると黒鉛面積率は、2〜30%
が好ましく、特に10〜20%がより好ましい。
は残部がFeまたはFe−Niである。特にニッケル含
有量の測定はJIS−G1216のニッケル定量方法に
基づき測定し、0.1〜15重量%、特に0.1〜5重
量%であることが望ましい。ニッケル含有量が0.1〜
15重量%であれば、無害化処理剤中の黒鉛化に寄与
し、分解能は黒鉛−Fe系に比べ増加する。また経済的
にも有利である。
は、1)黒鉛とFe原料(α−鉄,鋼,鋳鉄,海綿状鉄
粉を含む)またはFe−Ni原料(Fe原料と純Niの
混合品,鉄ニッケル合金含む)を機械的に混合・合金化
するメカニカルアロイ法。2)1)の原料をホットプレ
スやHIP等で板状,柱状に整形し、必要に応じては粉
末化する方法。3)所定の炭素,Fe,およびNi量か
らなる溶湯より黒鉛含有板,棒等を鋳こみ、必要に応じ
て熱処理する方法、例えば、1150℃以上に加熱した
該溶融金属を所定の冷却速度を保ち、所定の形状に鋳込
む。さらに第一段焼戻として930℃〜950℃、20
〜25分間、第二段焼戻として690℃〜740℃、2
5〜40分間を行う。さらに、必要に応じて粉砕処理
後、篩処理を行う方法。4)3)の溶解板等をジョーク
ラッシャー,ジャイレ−トリクラッシャ−等の粗粉砕、
必要であればスタンプミル,ボ−ルミル,過流ミルを用
いて機械的微粉砕し粉末にする方法。5)所定の炭素,
鉄,およびNi量を含有する溶湯から直接黒鉛含有粒末
を製造する粒状化法またはアトマイズ法であり、必要に
応じて焼鈍処理を行う。6)黒鉛粒を添加した金属塩溶
液から電解採取し、電極から剥離、粉砕する方法等があ
るが、これらの製法に限定されるものではない。
るものではなく、汚染地下水や汚泥水には板状、棒状、
網目状、粉末状、汚染土壌には粉末状が好ましく球形
状、樹枝状、片状、針状、角状、積層状、海綿状、板状
等が含まれる。また粉末状の場合には、比表面積は0.
05m2/g以上、好ましくは0.2〜10m2/g、ま
た200μmのふるいを通過する粒径を用いることによ
り、分解反応速度,接触確率を向上させることができ
る。特に実施例のうち比表面積が0.5m2/g以上、
粒径75μm以下の分解剤は難分解性と言われているC
is−DCE、MC、PCEをも、短時間に分解するこ
とができるのでより好ましい。
ような黒鉛を含むものであるが、その効果を損なわない
程度で添加剤を含んでいてもよい。添加剤としては特に
限定するものではなく、例えば、酸化防止剤、反応促進
剤、分散剤、pH調整剤、脱酸素処理剤等があげられ
る。酸化防止剤としては亜硫酸ナトリウム、硫酸第一
鉄、硫化鉄、アスコルビン酸等、反応促進剤としては塩
化ナトリウム、硫酸ナトリウム等、分散剤としては、活
性炭素、アルミナ、ゼオライト、シリカゲル、シリカ−
アルミナ等があげられる。
ロゲンにより無害化するものであるが、従来技術である
フェントン酸化法の触媒剤としても使用することができ
る。
は、1)掘削した土壌をパイル状に積み上げ本発明の無
害化処理剤を添加しドラム型スクラバ−、改質ミキサ
−、ニ−ダ−等による連続均一混合処理やバックホウ等
による回分混合処理後埋め戻す方法、またはパイル状に
積み上げ養生する方法。2)汚染土壌中に縦または横井
戸を堀り、無害化処理剤を高圧空気または高圧水で注入
する原位置処理法。3)無害化処理剤、分散剤、反応促
進剤等をスラリ−状にして土壌に注入する方法。4)揚
水した汚染地下水等に対しては無害化処理剤を充填した
処理塔を通す連続処理法。5)処理井戸を掘削する際に
発生した砂利、石、岩等をジョ−クラッシャ−等で粉砕
し、無害化処理剤と混合し井戸に埋め戻す透過壁法。
6)汚染地下水位置より低い部分に無害化処理剤層を設
けた浄化ピット法等を用いることができる。
機ハロゲン化合物と接触確率を高くして分解速度の増
加、また経済性を考慮すると、粉末状では湿体土壌や地
下水等の被処理物に対して0.1〜10重量%であるこ
とが好ましい。
するが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。
験を行った。125mlバイアル瓶に100ppmのT
CE水溶液、メタノ−ルに溶解した内標ベンゼン、そし
て本発明の処理剤を素早く入れて密封した。反応条件と
して30℃、200rpm浸とうを維持した。尚、この
水溶液は脱溶存酸素処理、pH調整は行っていない。
−ク強度比より黒鉛含有量を測定した。また、JISG
0555の顕微鏡試験方法による測定で黒鉛面積率を求
めた。なお、比表面積は0.2〜1.2m2/g、75
μmのふるいを通過した粉末を用いた。
1.8〜17.3重量%、黒鉛面積率14〜23%)、
実施例6〜10はFe−Ni−黒鉛系粉末(黒鉛量3.
3〜17.1重量%、黒鉛面積率13〜29%、Ni含
有量0.91〜12.2重量%)である。
の処理剤であり、比較例2〜4、6〜7は黒鉛含有量が
20重量%を超える処理剤であり、そのうち比較例5〜
7はNiを含有する処理剤(Ni量1.83〜12.3
重量%)を用いた。
解金属を棒状に鋳込み後、粉末化したもの、その他の処
理剤はメカニカルアロイ法による粉末である。各処理剤
の添加量は全て1g(対水溶液1重量%)である。
K 0125(用水、排水中の揮発性有機化合物試験方
法)に基づいたヘッドスペース法を用い、TCE濃度を
経時的に定量分析した。これらの測定結果を表1、図1
(Fe−黒鉛系)および表2、図2(Fe−Ni−黒鉛
系)に示す。
施例6〜10のFe−Ni−黒鉛系においては2〜13
日後のTCE濃度は土壌環境基準0.03ppm未満と
なった。分解生成物はエチレンが主成分であるが、その
他の環境基準項目の有機塩素系化合物は生成していない
ことを確認した。
1重量%未満の処理剤であるが、20日後もTCE濃度
が0.03ppm未満にならなかった。比較例2〜4お
よび比較例6,7は黒鉛含有量が20重量%を超えた処
理剤であり、20日後TCE濃度は0.03ppm未満
にならなかった。
濃度の関係を示すが、黒鉛含有量が1〜20重量%間で
TCE濃度が0.03ppm未満となることが分かる。
図2は分解時間とTCE溶液濃度の関係を示し、主な分
解挙動として実施例3,5,6,10、比較例1,5を
示す。実施例は短時間にTCEが分解し環境基準値0.
03ppm未満になっていることが分かる。
理剤を用いればTCE汚染水溶液を分解する能力は顕著
であり、短期間に法的規制値をクリアすることができる
ことが分かった。
無害化処理剤の効果を調べた。125mlバイアル瓶に
100ppmのTCE汚染土壌10g、純水100m
l、メタノ−ルに溶解した内標ベンゼン、そして処理剤
を素早く入れて密封した。反応条件として30℃、20
0rpm浸とうを維持した。この水溶液は脱溶存酸素処
理、pH調整は行っていない。
測定方法、また用いた粉末の比表面積、粒径は実施例1
〜10と同様な粉末を用いた。
鉛量1.7〜17.3重量%、黒鉛面積率13〜23
%)、実施例16〜20はFe−Ni−黒鉛系粉末(黒
鉛量3.3〜17.1重量%、黒鉛面積率13〜29
%、Ni含有量0.91〜12.2重量%)である。
満の処理剤であり、比較例10,11、13,14は黒
鉛含有量が20重量%を超える処理剤であり、そのうち
比較例12〜14はNiを含有する処理剤(Ni量2.
1〜12.3重量%)を用いた。
8,12は溶解金属を棒状に鋳込み後、粉末化したも
の、その他な剤はメカニカルアロイ法による粉末であ
る。各処理剤の添加量は全て1g(対泥状1重量%)で
ある。
ペ−ス法を用い、TCE濃度を経時的に定量分析した。
その測定結果を表3、図3(Fe−黒鉛系)および表
4、図4(Fe−Ni−黒鉛系)に示す。
後、実施例16〜20のFe−Ni−黒鉛系においては
4〜21日後のTCE濃度は土壌環境基準0.03pp
m未満となった。分解生成物はエチレンが主成分である
が、その他の環境基準項目の有機塩素系化合物は生成し
ていないことを確認した。
が1重量%未満の処理剤であるが、30日後もTCE濃
度が0.03ppm未満にならなかった。比較例10,
11および比較例13,14は黒鉛含有量が20重量%
を超えた処理剤であり、30日後TCE濃度が0.03
ppm未満にならなかった。
E濃度の関係を示すが、黒鉛含有量が1〜20重量%間
でTCE濃度が0.03ppm未満となることが分か
る。図4は分解時間と土壌中TCE濃度の関係を示し、
主な分解挙動として実施例13,15,18,20、比
較例8,12を示す。実施例は短時間にTCEが分解し
環境基準値0.03ppm未満になっていることが分か
る。
処理剤を用いれば土壌、汚泥中に含有するTCEを分解
する能力は顕著であり、短期間に法的規制値をクリアす
ることができることが分かった。
験を行った。125mlバイアル瓶に100ppmのP
CE水溶液、メタノ−ルに溶解した内標ベンゼン、そし
て本発明処理剤を素早く入れて密封した。反応条件とし
て30℃、200rpm浸とうを維持した。尚、この水
溶液は脱溶存酸素処理、pH調整は行っていない。
測定は実施例1〜10と同様である。また、用いた処理
剤粉末の比表面積は0.2〜1.2m2/g、75μm
のふるいを通過した粉末を用いた。
鉛量1.8〜17.3重量%、黒鉛面積率12〜23
%)、実施例25〜28はFe−Ni−黒鉛系粉末(黒
鉛量3.3〜17.1重量%、黒鉛面積率13〜29
%、Ni含有量0.91〜12.2重量%)である。
未満の処理剤であり、比較例16〜18、20〜21は
黒鉛含有量が20重量%を超える処理剤であり、そのう
ち比較例19〜21はNiを含有する処理剤(Ni量
2.1〜12.3重量%)を用いた。
5,19は溶解金属を棒状に鋳込み後、粉末化したも
の、その他の剤はメカニカルアロイ法による粉末であ
る。各処理剤の添加量は全て1g(対水溶液1重量%)
である。
K 0125(用水、排水中の揮発性有機化合物試験方
法)に基づいたヘッドスペ−ス法を用い、PCE濃度を
経時的に定量分析した。これらの測定結果を表5、図5
(Fe−黒鉛系)および表6、図6(Fe−Ni−黒鉛
系)に示す。
後、実施例25〜28のFe−Ni−黒鉛系においては
11〜59日後のPCE濃度は土壌環境基準0.01p
pm未満となった。分解生成物はエチレンが主成分であ
るが、その他の環境基準項目の有機塩素系化合物は生成
していないことを確認した。
量が1重量%未満の処理剤であるが、90日後もPCE
濃度が0.01ppm未満にならない。比較例16〜1
8および比較例20,21は黒鉛含有量が20重量%を
超えた処理剤であり、90日後PCE濃度は0.01p
pm未満にならなかった。
濃度の関係を示すが、黒鉛含有量が1〜20重量%間で
TCE濃度が0.01ppm未満となることが分かる。
図6は分解時間とPCE溶液濃度の関係を示し、主な分
解挙動として実施例21,24,26,28、比較例1
5,19を示す。実施例は短時間にPCEが分解し環境
基準値0.01ppm未満になっていることをが分か
る。
処理剤を用いれば難分解性と言われるPCEを含む汚染
水溶液を分解する能力は顕著であり、短期間で法的規制
値をクリアすることができることが分かった。
理剤の試験を行った。125mlバイアル瓶に10pp
mのCis−DCE水溶液、メタノ−ルに溶解した内標
ベンゼン、そして本発明処理剤を素早く入れて密封し
た。反応条件として30℃、200rpm浸とうを維持
した。尚、この水溶液は脱溶存酸素処理、pH調整は行
っていない。
測定は実施例1〜10と同様である。また、用いた処理
剤粉末の比表面積は0.2〜1.2m2/g、75μm
のふるいを通過した粉末を用いた。
鉛量1.8〜17.3重量%、黒鉛面積率13〜23
%)、実施例33〜36はFe−Ni−黒鉛系粉末(黒
鉛量3.3〜17.1重量%、黒鉛面積率13〜29
%、Ni含有量0.91〜12.2重量%)である。
未満の処理剤であり、比較例23〜25、27,28は
黒鉛含有量が20重量%を超える処理剤であり、そのう
ち比較例26〜28はNiを含有する処理剤(Ni量
2.1〜12.3重量%)であり、比表面積および粒径
は実施例と同程度を用いた。
2,26は溶解金属を棒状に鋳込み後、粉末化したも
の、その他の処理剤はメカニカルアロイ法による粉末で
ある。各処理剤の添加量は全て1g(対水溶液1重量
%)である。
JIS K 0125(用水、排水中の揮発性有機化合
物試験方法)に基づいたヘッドスペ−ス法を用い、Ci
s−DCE濃度を経時的に定量分析した。これらの測定
結果を表7、図7(Fe−黒鉛系)および表8、図8
(Fe−Ni−黒鉛系)に示す。
後、実施例33〜36のFe−Ni−黒鉛系においては
5〜22日後のCis−DCE濃度は土壌環境基準0.
04ppm未満となった。分解生成物はエチレンが主成
分であるが、その他の環境基準項目の有機塩素系化合物
は生成していないことを確認した。
量が1重量%未満の処理剤であるが、40日後もCis
−DCE濃度が0.04ppm未満にならない。比較例
23〜25および比較例27,28は黒鉛含有量が20
重量%を超えた処理剤であり、40日後Cis−DCE
濃度が0.04ppm未満にならなかった。
CE溶液濃度の関係を示すが、黒鉛含有量が1〜20重
量%間でCis−DCE濃度が0.04ppm未満とな
ることが分かった。図8は分解時間とCis−DCE溶
液濃度の関係を示し、主な分解挙動として実施例30,
32,34,36、比較例22,26を示す。実施例は
短時間にCis−DCEが分解し環境基準値0.04p
pm未満になっていることが分かる。
処理剤を用いれば難分解性と言われるCis−DCEを
含む水溶液を分解する能力は顕著であり、短期間に法的
規制値をクリアすることができることが分かった。
対する本発明の無害化処理剤の試験を行った。125m
lバイアル瓶に10ppmのMC水溶液、メタノ−ルに
溶解した内標ベンゼン、そして本発明処理剤を素早く入
れて密封した。反応条件として30℃、200rpm浸
とうを維持した。尚、この水溶液は脱溶存酸素処理、p
H調整は行っていない。
測定は実施例1〜10と同様である。また、用いた処理
剤粉末の比表面積は0.2〜1.2m2/g、75μm
のふるいを通過した粉末を用いた。
鉛量1.8〜17.3重量%、黒鉛面積率13〜23
%)、実施例41〜44はFe−Ni−黒鉛系粉末(黒
鉛量3.3〜17.1重量%、黒鉛面積率14〜29
%、Ni含有量0.91〜12.2重量%)である。
未満の処理剤であり、比較例30〜32,34,35は
黒鉛含有量が20重量%を超える処理剤であり、そのう
ち比較例33〜35はNiを含有する処理剤(Ni量
2.1〜12.3重量%)であり、比表面積および粒径
は実施例と同程度を用いた。
9,33は溶解金属を棒状に鋳込み後、粉末化したも
の、その他の処理剤はメカニカルアロイ法による粉末で
ある。各処理剤の添加量は全て1g(対水溶液1重量
%)である。
0125(用水、排水中の揮発性有機化合物試験方法)
に基づいたヘッドスペ−ス法を用い、MC濃度を経時的
に定量分析した。これらの測定結果を表9、図9(Fe
−黒鉛系)および表10、図10(Fe−Ni−黒鉛
系)に示す。
実施例41〜44のFe−Ni−黒鉛系においては2〜
6日後のMC(1,1,1−トリクロロエタン)濃度は
土壌環境基準1ppm未満となった。分解生成物はエタ
ンが主成分であるが、その他の環境基準項目の有機塩素
系化合物は生成していないことを確認した。また傾向と
してはNi含有した処理剤の方が高分解能であることが
認められた。これに対し、比較例29,33は黒鉛含有
量が1重量%未満の処理剤であるが、7日後もMC
(1,1,1−トリクロロエタン)濃度が1ppm未満
にならなかった。比較例31,32および比較例34、
35は黒鉛含有量が20重量%を超えた処理剤であり、
7日後MC(1,1,1−トリクロロエタン)濃度が1
ppm未満にはならなかった。
度の関係を示すが、黒鉛含有量が1〜20重量%間でM
C濃度が1ppm未満となることが分かった。図10は
分解時間とMC溶液濃度の関係を示し、主な分解挙動と
して実施例38,40,41,44、比較例29,33
を示す。実施例は短時間にMCが分解し環境基準値1p
pm未満になっていることが分かる。
処理剤を用いれば難分解性と言われるMC(1,1,1
−トリクロロエタン)を含む水溶液を分解する能力は顕
著であり、短期間に法的規制値をクリアすることができ
ることが分かった。
の無害化処理剤と無害化処理法によれば、土壌、汚泥、
水溶液中の有機ハロゲン化合物を短時間に分解し、有害
な副生物を生成せず無害化処理できる効果を有するもの
である。
量とTCE濃度の関係を示した図。
およびFe−Ni−黒鉛系処理剤のTCE挙動の経時変
化を示した図。
有量とTCE濃度の関係を示した図。
剤およびFe−Ni−黒鉛系処理剤のTCE挙動の経時
変化を示した図。
量とPCE濃度の関係を示した図。
およびFe−Ni−黒鉛系処理剤のPCE挙動の経時変
化を示した図。
黒鉛含有量とCis−DCE濃度の関係を示した図。
系処理剤およびFe−Ni−黒鉛系処理剤のCis−D
CE挙動の経時変化を示した図。
とMC濃度の関係を示した図。
およびFe−Ni−黒鉛系処理剤のMC挙動の経時変化
示した図。
Claims (6)
- 【請求項1】黒鉛とFeから成り、黒鉛含有量が1〜2
0重量%である有機ハロゲン化合物で汚染された被処理
物用無害化処理剤。 - 【請求項2】黒鉛とFe−Niから成り、黒鉛含有量が
1〜20重量%である有機ハロゲン化合物で汚染された
被処理物用無害化処理剤。 - 【請求項3】Ni含有量が0.1〜15重量%であるこ
とを特徴とする請求項2記載の被処理物用無害化処理
剤。 - 【請求項4】黒鉛面積率がJIS−G0555に示す顕
微鏡試験方法による測定において2〜30%であること
を特徴とする請求項1〜請求項3記載の被処理物用無害
化処理剤。 - 【請求項5】有機ハロゲン化合物で汚染された被処理物
に請求項1〜請求項4記載の無害化処理剤で処理するこ
とを特徴とする有機ハロゲン化合物で汚染された被処理
物の無害化処理方法。 - 【請求項6】請求項1〜請求項4記載の無害化処理剤が
粉末であり、その添加量が被処理物に対し0.1〜10
重量%であることを特徴とする請求項5記載の有機ハロ
ゲン化合物で汚染された被処理物の無害化処理方法。
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