JP2003103652A - 仮ドラムから組立用ドラムへのトウガードとインナーライナの結合移送方法 - Google Patents

仮ドラムから組立用ドラムへのトウガードとインナーライナの結合移送方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも第1と第2の異なるタイヤ構成要
素を仮ドラムから組立用ドラムへ結合して移送する方法
を提供する。 【解決手段】 真空装置を用いて第1のタイヤ構成要素
の自由端をピックアップし、静止している仮ドラム上に
置く。仮ドラム内の真空が作動され前記第1のタイヤ構
成要素を掴み、真空装置が作動を停止されて第1のタイ
ヤ構成要素を解放する。第2のタイヤ構成要素の自由端
は、前もってピックアップ装置を用いてピックアップさ
れ、仮ドラム上に置かれる。第2のタイヤ構成要素の自
由端を仮ドラム上に置く段階は、仮ドラムが僅か回転さ
れた後に行われてもよい。仮ドラムが回転され、第1、
第2のタイヤ構成要素を測定し、これら要素は希望の長
さに切断される。少なくとも2個のタイヤ構成要素はそ
れから組立用ドラムに移送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤの
組立に用いられる材料を準備するのに使用される方法と
装置に関する。特に、本発明は、タイヤ構成要素をタイ
ヤ組立用ドラムへ移送する前にそれらを仮ドラム上に載
せる工程に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等乗物用タイヤの製造にお
いて、いわゆるカーカスの製造は、最初に幾つかの異な
る構成要素を連続的に組立てることにより行われる。換
言すれば、製造範囲に含まれる各種のカーカスは、その
上に種々の付属的構成要素の存在、および/またはその
付属的構成要素自身の特徴により、互いに区別すること
ができる。一例として、チューブレスタイヤ、すなわ
ち、使用時にインナーチューブの存在を要しないタイヤ
に用いられるカーカスを製造する時、主な構成要素は、
不通気性の弾性材料の層からなるいわゆるインナーライ
ナと、カーカスプライと、普通ビードコアといわれる1
対の環状の金属要素であってそのまわりをカーカスプラ
イの両端が折り返される前記金属要素と、横方向両側の
位置でカーカスプライを覆う、弾性材料からなる1対の
サイドウォールとを含むものと考えられる。付属的構成
要素は、順番に1層以上の追加のカーカスプライ、ビー
ドコアの周りを折り返す領域におけるカーカスプライに
重なる1枚以上の補強ストリップ(チェイファストリッ
プ)およびその他のものを有することができる。
【0003】本発明に関連するタイヤ構成要素は“トウ
ガード”である。トウガードは典型的には繊維材料から
なる細長い片であり、タイヤのビード領域に配置され、
ビード領域の内側面の周りを周方向に延びており、車輪
リムに接触しているタイヤの部分を含む。したがって、
1個のタイヤについて2個のトウガードがある。
【0004】大抵の空気入りタイヤの構成要素は、適切
なタイヤ性能を提供するために優れたタイヤ均一性を促
進する方法で組立てる必要があることは周知である。例
えば、タイヤ周面を一周して“曲がりくねる”トレッド
はタイヤの運転時にぐらつきを生じさせる。例えば、不
均等なカーカスプライ(タイヤの一方側のコードが他方
のそれよりも長い)は、静的不均衡と半径方向力の変動
を含む種々のタイヤ不均一問題を起こしうる。例えば、
子午線に対して対称的でないタイヤ(例えば、トレッド
がビード間の中心から外れている)は、対の不均衡、横
方向の力の変動及びコニシティを含む種々のタイヤ不均
一問題を起こしかねない。したがって、典型的なタイヤ
性能の要件に合致するために、タイヤ産業は、一般に、
優れた均一性を持ったタイヤの製造にかなりの努力を続
けている。
【0005】タイヤ均一性は、タイヤ寸法と質量分布が
半径方向、横方向、周方向、および子午線に対し、均
一、かつ、対称であることを意味するものと一般的に考
えられ、これにより、静的、動的バランスのみならず、
道路用車輪上で荷重を掛けたタイヤを走らせるタイヤ均
一性機械で測定するとき、半径方向力の変動、横方向力
の変動、接線方向力の変動、を含むタイヤ均一性の評価
に対して許容される結果を得るものである。タイヤの或
る程度の不均一性は、組立後の工程(例えば研磨)にお
いて、かつ/あるいは、使用(例えばタイヤ/車輪組立
体のリムに対するバランス錘の適用)する際に補正でき
るけれども、できるだけタイヤを均一に組立てることが
好ましい(そして一般により能率的である)。
【0006】典型的なタイヤ組立機械は、組立てられる
タイヤのビードの直径にほぼ等しい直径を有する概して
円筒状のものであり、その周りをタイヤ構成要素が連続
した層状に巻かれている。それらの構成要素層は、例え
ば、インナーライナ、トウガード、1枚以上のカーカス
プライ、任意のサイドウォール強化材、ビード領域挿入
物(例、エイペックス)、サイドウォールおよびビード
ワイヤリング(ビード)である。これら層の形成後にカ
ーカスプライの両端がビードの周りを巻かれ、タイヤカ
ーカスは環状に膨らまされ、トレッド/ベルトパッケー
ジが加えられる。最後に、タイヤは従来技術を用いて完
成される。
【0007】或る種のタイヤ組立用集合体ラインは、所
定サイズに切断する間、タイヤインナーライナのような
平らな材料を確実に保持する目的で、多くの種類の用具
を用いる。用具は英国特許第1,010,597号(ダ
ンロップゴム社)に示されたような平らなコンベアタイ
プのもの、あるいは米国特許第4,722,255号
(チョート他)に示されたコンベアと切断システムでで
きているものが普通であり、そこでは、材料の連続した
平坦なシートが平坦なコンベア上を切断ナイフへ送られ
る。その作業の後、材料は取り外ずされて、組立中のタ
イヤ上に置かれる。もう1つのこのようなコンベアシス
テムは、米国特許第5,820,726号(ヨシダ他)
に教示されており、これはコンベアシステムに材料を供
給する“移送ドラム”要素を組み込んでいる。
【0008】ドラム式のサーバー、いわゆる“仮ドラ
ム”サーバーは、切断中にしっかりと保持されなければ
ならない平らなあるいはシート状タイヤ材料の代替コン
ベアである。切断された後、シート材料は組立用ドラム
上で組立作業中のタイヤへ移動される。一般にこのよう
な仮ドラムサーバーは、水平に配置されたドラムまたは
円筒形状の軸の周りを回転可能な円筒を有する。1つの
特殊な仮ドラム式のサーバーは中空の円形円筒状ドラム
から成る。ドラムの表面は、その周面の大部分の周りに
孔が開けられており、十分な量の空気がドラムの外へ吸
い出され、ドラム内の低圧が吸着面を提供し、サーバー
上で保持されている間に切断されている平坦なシート材
料を確実に保持できる。タイヤのインナーライナのよう
な平たいシート材料がサーバーの穴あき円筒状部分に置
かれると、ドラムの内外間の圧力差が、材料の切断操作
の進行中に平坦材料をドラム表面に付着させる。
【0009】穴あきドラム式の仮ドラムサーバーの吸着
部分は、その穴あき円筒状ドラム面である。仮ドラムサ
ーバーは、組立用ドラムの直径よりも遥かに大きい直径
を有するのが典型的である。(しかしながら、その直径
は、組立用ドラムのよりも小さくてはいけない。)シー
トゴム構成要素のようなタイヤ構成要素は仮ドラムサー
バー上で必要な長さに測定され、それから、組立用ドラ
ムに移送される前に切断される。仮ドラムサーバー上に
置かれたタイヤ構成要素は、穴あき円筒状面間の圧力差
が円筒状面を吸着面にするので、仮ドラムサーバーに保
持される。
【0010】典型的には、タイヤ構成要素が、仮ドラム
上に置かれ、所定長さに切断され、次に組立用ドラムに
移送され、次に、次のタイヤ構成要素が、仮ドラム上に
置かれ、所定長さに切断され、次に組立用ドラムに移送
される。この工程は、必要に応じて生タイヤカーカスの
全ての構成要素が組立用ドラム上に置かれるまで、繰り
返される。タイヤ構成要素がこのような方法で一度に1
個、仮ドラムから組立用ドラムに置かれると、タイヤ構
成要素の位置の不正確さが起こりうる。そしてこの不正
確さは最終タイヤの不均一性となることが避け難くなる
ので、上述のように望ましくない。
【0011】材料は、ピックアップ装置を使って、典型
的にはロール状ストックから仮ドラム上に載せられる。
種々のタイヤ構成要素をピックアップしそれらを仮ドラ
ム上に置くためのピックアップ装置は、かなりの数のも
のが知られている。本発明にとって特に関係ある2つの
タイヤ構成要素は、インナーライナとトウガードであ
る。
【0012】
【本発明の概要】本発明の目的は、特許請求の範囲の1
つ以上の請求項において限定され、1つ以上の下記の補
助的目的を達成する能力を有するような、方法と装置を
提供することである。
【0013】本発明によれば、異なる2つのタイヤ構成
要素(例えばインナーライナとトウガード)が、その構
成要素を組立用ドラムに移送する前に仮ドラム上に置か
れる。それから、それらは全体を(結合され)“副組立
体”(すなわち部分的な生タイヤカーカス)として組立
用ドラムに移送される。互いに重ね合わせるのが好まし
い、異なる2つのタイヤ構成要素は“粘性”があり、互
いに付着しあう。例えば構成要素の1つは、インナーラ
イナであり、他の構成要素は、(例えば繊維の)トウガ
ードである。このような方法で、トウガードのインナー
ライナに対する位置決めは、一層正確に制御され、それ
によりタイヤ均一性問題の潜在する1つの原因を減ら
す。本発明は、仮ドラム上に相互に正確に置かれ組立用
ドラムに副組立体として移送することができる任意の2
つのタイヤ構成要素の組合せにも用いることができる。
【0014】本発明の1つの実施例において、異なる少
なくとも2つのタイヤ構成要素が仮ドラム上に置かれ、
そして、引き続き一緒に組立用ドラムに下記の方法で移
送される。第1のタイヤ構成要素は、仮ドラム上に置か
れ、この仮ドラムは静止しておき、第1のタイヤ構成要
素の自由端をピックアップしそれを仮ドラム上に置くた
めに、真空装置を使う。仮ドラム内の真空装置は第1の
タイヤ構成要素を把握するために作動され、真空装置は
第1のタイヤ構成要素を解放するために不作動にされ
る。第2のタイヤ構成要素の自由端はピックアップ装置
を使ってピックアップされ、仮ドラム上に置かれる。第
2のタイヤ構成要素の自由端を仮ドラム上に置く工程
は、ドラムが僅かに回転されてから行うことができる。
仮ドラムが回転され、第1と第2のタイヤ構成要素を測
定し、望みの長さに切断される。次に少なくとも2個の
異なるタイヤ構成要素は組立用ドラムに移送される。
【0015】本発明のその他の目的、特徴および利点
は、それらに関する以下の記述を参照すれば明らかにな
るであろう。
【0016】本発明の好ましい実施例について詳細に言
及されるが、本例は付属図面に示されている。これらの
図面は、説明するためのものであって、これに限定され
るものではない。本発明は、一般にこれらの好ましい実
施例の観点で述べられているけれども、本発明の思想と
範囲をこれら特定の実施例に限定しようとするものでな
いことと理解されたい。
【0017】図のうちの選択されたものにおける或る要
素は明瞭に示すために縮尺を変えて示されることがあ
る。ここに断面図が示されていれば、それは、“スライ
ス”または“近視的”断面形状にしているが、真の断面
図において見られるであろう或る背景線を省略してい
る。
【0018】本発明の好ましい実施例の構造、操作およ
び利点は、図面関連する後述の記述を参照すればさらに
明らかになるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図1(A)は、2個の異なるタイ
ヤ構成要素、すなわち、インナーライナ102と2個の
トウガード104間の関係を示す、タイヤカーカス10
0の部分的積層部の模式断面図である。もう1つのタイ
ヤ構成要素の2個のチェイファ106(典型的にはトウ
ガード104とともに押し出し加工される。)もまたこ
の図に示されている。これは、どのように構成要素を組
立用ドラム(不図示)上に置くかを表わしたものであ
る。典型的なインナーライナ102は、組立用ドラム上
に置かれるべき第1の構成要素であり、次いで、例えば
チェイファ106が続き、トウガード104がそれに続
き、プライ、エイペックス、およびビードがそれに続
く。これらはすべて周知である。
【0020】図1(B)は、例示的な完成タイヤのビー
ド領域110の断面図であって、車輪リム120上に取
り付けられているタイヤ内の前述のタイヤ構成要素を示
す。本発明は以下の例示的なタイヤ構造に限定されるも
のでないことを了解されたいが、この構造は、本発明の
理解を容易にするために含めたものである。図1(B)
には、以下の構成要素が見られる。
【0021】 102 インナーライナ 104 トウガード 106 チェイファ 108 サイドウォール 112 ビード 114 エイペックス 116 プライ(インナー) 118 プライ(アウター) 上述のように、タイヤ構成要素の配置の不正確さがタイ
ヤ性能に悪影響を与える不均一さを齎すことになるの
で、タイヤ構成要素を組立用ドラム上に正確に置くこと
は非常に重要である。
【0022】本発明は、2個の異なるタイヤ構成要素を
互いに正確に置くことに関するが、これはタイヤの均一
さへの貢献度を最大にする(非均一性への影響を最小に
する)。“2個の異なるタイヤ構成要素”といえば、2
個の同一構成要素は、ただ1個の異なる構成要素(“と
して勘定される”)と考えられることと了解されたい。
例えば、2個のトウガードは2個の異なるタイヤ構成要
素のうちの1つとのみ“勘定”されて、インナーライナ
が2個の異なるタイヤ構成要素の残りの1つとして勘定
される。
【0023】本発明は、上述のインナーライナとトウガ
ード、あるいは前述のトウガードとチェイファのよう
に、複数のタイヤ構成要素がタイヤカーカスの積層部に
おいて互いに隣接して(重なり)あうとき、2個の異な
るタイヤ構成要素を互いに正確に配置するのに特に有用
である。以後、主として、インナーライナとトウガード
という2個の異なるタイヤ構成要素を正確に重ね合わせ
ることを記述する。
【0024】図1(A)はインナーライナ102とトウ
ガード104の2個の異なるタイヤ構成要素の相対的な
寸法と配置を示す。インナーライナ102は、全体の幅
寸法“a”を有し、完成タイヤの赤道面(“EP”)上
に中心がある。全ての寸法は、組立てられるタイヤのサ
イズによる。2個のトウガード104の幅寸法はそれぞ
れ“b”である。ここに使用されているように、タイヤ
構成要素の“幅”寸法は組立タイヤの軸に平行な寸法で
ある。以下に述べるタイヤ構成要素の“長さ”寸法は組
立用ドラム周面の周りの寸法である。タイヤは子午線に
対して対称であると仮定する。
【0025】各トウガード104はEPから距離“c”
だけ位置がずれている。(したがって、これらは、互い
に距離2cだけ間隔を置いている。)図示の通り、トウ
ガード104はインナーライナ102よりも更に横方向
に延びており、トウガード104の(EPに向かう)内
側部分がインナーライナ102の(EPから離れた)外
側部分と寸法“d”だけ重なっている。この重なり領域
において、トウガード104のそれぞれの内側面(図で
見て、下面)は、インナーライナ102の外側面(図で
見て、上面)と面対面で重なり接触している。これは、
互いに正確に置かれている2個のタイヤ構成要素が互い
に接触しているすなわち少なくとも部分的に重なってい
るという次の説明に関連がある。
【0026】図1(A)にも示されているように、2個
のチェイファ106はそれぞれ“e”の幅を有し、それ
ぞれEPから距離“f”だけ位置がずれている。図示の
ように、トウガード104の外側部分はチェイファ10
6の内側部分と寸法“g”だけ重なっている。この重な
り領域において、それぞれのトウガード104の内側面
(図で見て、下面)がチェイファ106の外側面(図で
見て、上面)と面対面で重なり接触している。トウガー
ド104とチェイファ106は異なるタイヤ構成要素で
あり、これらもまた少なくとも部分的に重なっている。
しかしながら、前述のように、本発明の記述は、主に、
インナーライナとトウガードという異なる、重なった構
成部分に関するものである。
【0027】図示された寸法は、本発明の理解を容易に
するための単なる例に過ぎず、タイヤ間で異なり、前述
した範囲を越え、大きくても小さくてもよい。本発明は
タイヤの大きさ自体には無関係である。
【0028】(仮ドラム上におけるタイヤ構成要素の測
定と切断)仮ドラムと、タイヤ組立工程における仮ドラ
ムの役割とについて上述した。要するに、タイヤ構成要
素は、タイヤ組立用ドラムに比べて普通大きい寸法の仮
ドラムの上に供給されるのが典型的であり、タイヤ構成
要素は、仮ドラム上において測定され切断される。それ
から、タイヤ構成要素は組立用ドラムに移送される。タ
イヤ構成要素を真空圧によって仮ドラム上に保持するこ
とができる。タイヤ構成要素材料は、タイヤ構成要素材
料(ストック)の自由端を“掴む”ために真空を使うこ
とができるピックアップ装置を使用して、典型的にはロ
ールストックから仮ドラム上に載せられる。
【0029】図2(A)−(C)は、異なる2個のタイ
ヤ構成要素204を仮ドラム220の上に置く工程20
0を示す。上述のように、仮ドラム220は一般に円筒
軸の周りを回転することが可能なドラムまたは円筒であ
る。典型的には、仮ドラム220の表面は、孔(不図
示)が開けられているので、ドラムの外へ排出される空
気は仮ドラムの表面に置かれる材料(すなわちタイヤ構
成要素)を保持するための吸込力を生じる。仮ドラム2
20は、カッタおよび/または特別なカッタ面を備える
ことができ、これらはすべて知られている。
【0030】図2(A)において、仮ドラム220が、
ドラムの見える側の端面にマーク222の垂直位置によ
って示されるように、初期位置にあることが示されてい
る。(マーク222は、仮ドラム220自体にあること
を必要としない。それは明示のためだけのものであ
る。)2個のトウガード204(トウガード104に匹
敵)は、初期位置にある仮ドラム220上に置かれるこ
とが示されている。各トウガード204は幅寸法bを持
った細長片の材料であって、これらは、前述(図1
(A)参照)のように互いに距離2cだけ間隔を置いて
いる。トウガード204の前(先)端は、初期位置にあ
る仮ドラム220の“11時”の位置と呼ぶことができ
る位置の近くにあることが示されている。
【0031】最後に、仮ドラム220が矢印224の方
向に回転すると、トウガード204はそれぞれの供給ロ
ールから供給され、組立用ドラムの全周面に近い所定の
長さに切断される。(仮ドラムが組立用ドラムよりも直
径が大きいのが普通であるので、仮ドラム上のタイヤ構
成要素は仮ドラムの全周よりも短い長さであり、最終的
には、この構成要素は組立用ドラムのほぼ全周の長さで
ある。)図2(B)は、僅か(例えば3°)回転され僅
か前進位置にある仮ドラム220を示す。インナーライ
ナ202は(インナーライナ102に匹敵)その前端
を、僅かに進んだ位置にあるドラムの“10時”の位置
と呼ぶことができる位置にして、仮ドラム220上に置
かれる。このような方法で、インナーライナ202の先
端はトウガード204の前端から6°“後に”ずらされ
ている。(実際の角度はさほど重要なことではない。要
点は、仮ドラム220の先端がトウガード204のスト
リップの前端から周方向にずれていることである。)そ
れから仮ドラム220は、さらに再び矢印224の方向
に回転し、そしてそれが所定量回転するとトウガード2
04は所定長さに切断される。それから、ドラムは再び
回転し、後述のようにピックアップパッド330が下が
りインナーライナの端を保持し、インナーライナが所定
の長さに切断され、その結果、図2(C)に示されるよ
うに仮ドラム上に積層物が得られる。図2(C)に最も
良く見られるように、仮ドラム上に置かれるとインナー
ライナ202はトウガード204の半径方向外側にあ
り、これは組立用ドラム上に置かれるべき順序と逆にな
っている(かつ、完成タイヤにおいて現れる順序とも逆
である)。本発明と最も密接に関係する技術分野の当業
者は、もちろんこれら2個の構成要素が仮ドラム220
から組立用ドラムへ移送される時、仮ドラム上の構成要
素の外側−内側の順序は本質的に逆になり、組立用ドラ
ム上で内側−外側の順序になることは分かるであろう。
すなわち、図1(A)に示されるようにトウガード20
4はインナーライナ202の外側面上に配置される。
【0032】ここまで述べられたように、トウガード2
04とインナーライナ202の前面/先端が互いに周方
向にずれていることが好ましい。これは周知のやり方で
あって、完成タイヤの周上の位置で多重継ぎ目(例え
ば、突合せ継ぎ目)が生ずるのを避ける。トウガード2
04を取り付けてから、そして仮ドラムを僅か回転した
後、インナーライナ202を仮ドラム220上に置き始
めた結果であるように図示しているが、トウガードとイ
ンナーライナの両者をほぼ同時(ほぼ一斉に)に仮ドラ
ム上に供給し始めることができることは本発明の範囲内
であることは確かであり、しかし、周方向に間隔を置い
た位置にあることが好ましい(図示の通り)。2個のト
ウガードのストリップの前端を互いに周方向にずらすこ
とも本発明の範囲内である。
【0033】所定の突合せ継ぎ目を周方向位置の或る範
囲に亙り“広がる”ようにするために(ドラム軸に平行
でない)ある角度でタイヤ構成要素の両端を切断するこ
とも知られている。この例において、トウガード204
は両端が角度を付けて切断されていることが示されてい
る。これは、トウガードストリップの布に対する織り方
(例えば45°単素線または織物材料)があることに一
部起因している。トウガードが織物材料から組立てられ
ることも本発明の範囲内である。これは、例えば内部に
或る角度で配置されたコードを有するプライの場合でも
そうである。しかしながら、本発明は、構成要素の両端
の角度あるいは突合せ継ぎ目の作成それ自体に関するも
のではない。例えば、構成要素の端の角度は0°程度に
低くできる。
【0034】本発明は、2個の異なるタイヤ構成要素
(例えばトウガードとインナーライナ)を仮ドラム上に
置き(測定し切断する)、それから2個の異なるタイヤ
構成要素を“副組立体”として一緒に組立用ドラム上に
移送することを含む。これは、互いに重なっていないタ
イヤ構成要素、あるいは互いに重なっているタイヤ構成
要素を用いて行うことができる。最も有利であること
に、これは互いに重なっているタイヤ構成要素(例えば
トウガードとインナーライナ)を用いて行われ、好まし
くは、粘性があり互いに粘着されたタイヤ構成要素を用
い、その結果、仮ドラム上で確立された正確な寸法(間
隔等)が、組立用ドラム上に積層されているカーカスへ
容易に移送することができる。これは正確な配置と位置
合わせを保証するが、そうでなく、仮ドラムから組立用
ドラムへ2個のタイヤ構成要素を個別に移送することに
より達成するのは困難である。この工程はここで多少詳
しく述べる。
【0035】図3(A)〜図4(B)は、2個の異なる
タイヤ構成要素を仮ドラム320上に置く工程300を
示し、前述の工程200とほとんど同じである。この工
程は、トウガード304(トウガード204に匹敵)と
インナーライナ302(インナーライナ202に匹敵)
を仮ドラム上に置くことに関して記載する。図3(A)
〜図4(B)の図において、仮ドラム320は矢印32
4で示されるように反時計回りに回転する。
【0036】図3(A)−図4(B)は、当技術分野で
一般に知られているようなタイプの仮ドラム320(仮
ドラム220に匹敵)を示すが、その外側面における吸
引力によりタイヤ構成要素を保持するため孔あき面を有
することができ、仮ドラム上で測定されたタイヤ構成要
素の材料を切断するためにそれと組み合わされたカッタ
機構326(図4(B))を有してもよい。
【0037】図3(A)〜図4(B)はまたインナーラ
イナ302(インナーライナ202に匹敵)繰出しの自
由端をピックアップするための機構のピックアップパッ
ド330を示す。ピックアップパッド330は、当技術
分野で一般に知られているような吸引装置にすることが
できる。
【0038】図3(A)〜図4(B)はまた、トウガー
ド304(トウガード204に匹敵)材料のストリップ
を仮ドラムに供給し、トウガード材料を切断するための
供給機構340を示す。このような装置は、当技術分野
で一般に知られ、吸引装置(カップ)342とトウガー
ドカッタ344を含む。
【0039】図3(A)は、本工程の第1の段階を示
す。仮ドラム320は、静止して、“後退”位置(組立
用ドラム350から離れた)にあり、インナーライナ供
給機構のピックアップパッド330の真下にある。ピッ
クアップパッド330は、起動され(例えば、真空“作
動”)、インナーライナ302の自由端(供給端)はピ
ックアップパッドの下側に固定される。またトウガード
吸入カップ342は運転/起動され(例えば真空“作
動”)、それからトウガード304材料(もちろん、両
ストリップ)の自由端(供給端)を掴むために下げられ
る。それからトウガード吸込みカップ342は引き上げ
られる。(この工程は、2個のトウガードの両方につい
てなされることを理解されたい。) 図3(B)は、本工程の次の段階を示す。トウガード供
給機構340は、仮ドラム320に向かって前進され、
吸込みカップ342は、トウガード304の自由端が仮
ドラムの表面に接触するように下げられる。仮ドラム3
20における吸引はトウガード304を掴むように動作
され、トウガード吸込みカップ342における吸引はト
ウガードを解放するために動作を停止される。それか
ら、吸込みカップ342は上げられて、通路から外れ、
トウガード供給機構340は仮ドラム320から後退す
る。(これは、トウガード材料の2個のストリップ両方
に対しほぼ同時になされる。)こうして、トウガード3
04は供給、測定および切断のため仮ドラム320に固
定される。
【0040】図3(C)は、本工程の次の段階を示す。
仮ドラム320は僅か(例えば5°〜30°)回転され
て停止される。仮ドラム320における真空は“作動”
のままである。インナーライナ・ピックアップパッド3
30は、インナーライナ302の自由端が仮ドラム32
0の面に接触するように下げられる。仮ドラム320に
おける吸引は依然として“作動”であるので、それは、
インナーライナ302を掴み、インナーライナ・ピック
アップパッド330における吸引はインナーライナを放
すために動作を停止される。それからインナーライナ・
ピックアップパッド330は上げられて通路から外れ
る。こうして仮ドラム320の先端は供給、測定および
切断のために仮ドラム320に固定される。
【0041】図4(A)は、本工程の次の段階を示す。
仮ドラム320は回転され、組立用ドラム450の円周
の長さに等しいトウガード304とインナーライナ30
2の長さを測定する。トウガードカッタ344が運転さ
れてトウガード材料を(好ましくは停止中の仮ドラムと
ともに)切断する。それから、仮ドラム320は再び僅
かに(例えば、5°〜30°)回転されて、停止され
る。仮ドラム320の僅かな回転は、トウガード304
ストリップの自由後端を仮ドラム上に“巻き上げ”る。
粘性のあるインナーライナ材料が、粘性のあるトウガー
ド材料上に貼り付くことに注目されたい。
【0042】図4(B)は、本工程の次の段階を示す。
ピックアップパッド330はインナーライナ302上ま
で下げられ、ピックパッド内の真空が作動される。カッ
タ326が動作してインナーライナ302を切断する。
それから、ピックアップパッド330はインナーライナ
302の新しい先端とともに上げられる。
【0043】図5は、本工程の最終の段階を示す。仮ド
ラム420(仮ドラム320に匹敵)が更に先の位置へ
回転し組立用ドラム450へ向かって前進する。変動を
制御されて、仮ドラム420と組立用ドラム450が回
転し、インナーライナ302とトウガード304を一体
として互いに一緒に(結合して)、仮組立体(副組立
体)として仮ドラムから組立用ドラムへ移送する。そう
している間に仮ドラム420上のインナーライナの内側
面上にあったトウガードは、図1(A)に示される様に
組立用ドラム450上のインナーライナの外側面上にあ
る状態になる。その結果は、結合されたインナーライナ
とトウガードの取り付けになる。
【0044】本発明の利点は、タイヤ構成要素を仮ドラ
ム上に正確に置くことが比較的簡単であることである。
タイヤ構成要素を仮ドラムから組立用ドラムへ移送する
工程の間に、誤り(例えば僅かな位置合わせのずれ)の
機会が生ずる。本発明は、少なくとも2個の異なるタイ
ヤ構成要素間の正確な位置関係を確立することによりこ
の問題を克服する。主としてトウガードとインナーライ
ナに関して述べたけれども、それに追加される構成要素
(例えばチェイファ106)を仮ドラム上に置かれてい
る組立体に含ませることができる。
【0045】仮ドラム上に置かれているタイヤ構成要素
間に若干の重なりがあることが好ましい。しかしなが
ら、これは絶対必要なことではない。重なりがある場
合、未硬化タイヤ構成要素の粘性が、これらを一緒に貼
り付けさせて、組立用ドラムへの組み合わせた移送工程
の間に互いの位置関係を維持することを確実にするのに
役立つ。重なりがない場合、組立用ドラムに組み合わせ
て移送する前に、仮ドラムに置かれるどんな異なるタイ
ヤ構成要素間にも少なくとも正確な位置関係が確立され
る。或る場合において、互いに重ならないタイヤ構成要
素を一緒に繋ぐ(すなわち、タイヤ構成要素間の隙間を
ブリッジする)ために、非常に薄いゴムシートのような
追加タイヤ構成要素を導入することが望ましいことであ
るかもしれない。これらの何れの場合にも、タイヤ構成
要素は精密な継ぎ目で正確かつ迅速に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(A)は、種々のタイヤ構成要素間の関係を
示す、タイヤカーカスの部分的積層部の模式的断面図、
図(B)は、種々のタイヤ構成要素間の関係を示す、完
成タイヤのビード領域の断面図である。
【図2】図(A),(B)および(C)は、本発明の、
タイヤ構成要素を仮ドラム上に配置する工程を模式的に
示す斜視図である。
【図3】図(A),(B)および(C)は、本発明の、
タイヤ構成要素を仮ドラム上に配置する工程を模式的に
示す側面図である。
【図4】図(A)および(B)は、図3に引続く、本発
明の、タイヤ構成要素を仮ドラム上に配置する工程を模
式的に示す側面図である。
【図5】タイヤ構成要素をタイヤ組立用ドラムに移送工
程の間、タイヤ組立用ドラムと係合している仮ドラムの
模式的側面図である。
【符号の説明】
100 タイヤカーカス 102,202,302 インナーライナ 104,304 トウガード 106 チェイファ 204 トウガード,タイヤ構成要素 220,320,420 仮ドラム 326 (インナーライナ)カッタ 330 ピックアップパッド 340 トウガード供給機構 342 吸込み装置(カップ) 344 トウガードカッタ 450 組立用ドラム
フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 アントニー リチャード ライト ルクセンブルグ国 エル−9030 ヴァルケ ン シテ ヴァルクダル 33 Fターム(参考) 4F212 AH20 VA02 VA11 VA12 VD22 VK03 VL11 VM06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ組立方法において、 タイヤ構成要素(204)を仮ドラム(220,32
    0,420)上に配置する工程と、前記タイヤ構成要素
    (204)をタイヤ組立用ドラム(350,450)へ
    移送する工程とを有し、 少なくとも2個の異なるタイヤ構成要素(204)のう
    ちの第1のものを仮ドラム(220,320,420)
    上に配置する工程と、 少なくとも2個の異なるタイヤ構成要素(204)のう
    ちの第2のものを仮ドラム(220,320,420)
    上に配置する工程と、 第1と第2のタイヤ構成要素(204)を前記仮ドラム
    (220,320,420)上に配置した後に、第1と
    第2のタイヤ構成要素(204)を一緒にタイヤ組立用
    ドラム(350,450)へ移送する工程と、を有する
    ことを特徴とする、タイヤ組立方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のタイヤ構成要素の先端を前記
    第2のタイヤ構成要素の先端と周方向にずらす工程と、 前記2個の異なるタイヤ構成要素(204)を一緒に貼
    り合わせる工程とを有することを特徴とする、請求項1
    記載のタイヤ組立方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の構成要素が静止状態にある前
    記仮ドラム(220,320,420)上に配置される
    工程を有することを特徴とする、請求項1記載のタイヤ
    組立方法。
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