JP2003103431A - 切削装置 - Google Patents

切削装置

Info

Publication number
JP2003103431A
JP2003103431A JP2001302853A JP2001302853A JP2003103431A JP 2003103431 A JP2003103431 A JP 2003103431A JP 2001302853 A JP2001302853 A JP 2001302853A JP 2001302853 A JP2001302853 A JP 2001302853A JP 2003103431 A JP2003103431 A JP 2003103431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mist
work
cutting
rotary blade
cutting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001302853A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5003926B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Sakatani
康之 酒谷
Kazuya Fukuoka
一也 福岡
Tomoaki Hiruta
倫明 蛭田
Takayuki Asano
貴行 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP2001302853A priority Critical patent/JP5003926B2/ja
Publication of JP2003103431A publication Critical patent/JP2003103431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5003926B2 publication Critical patent/JP5003926B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ミストを効果的に排気してワークの加工部分を
クリアな状態で観察することがきると共に、ワークの切
れ端が駆動機構部を覆っている蛇腹の上に飛び散ること
のないミストカバーを備えた研削装置を提供すること。 【解決手段】ワークWを載置してX方向に切削送りされ
るワークテーブル25と、X方向と直交するY方向にイ
ンデックス送りされる回転刃21とを有し、回転刃21
によりワークWの溝加工や切断加工を行う切削装置10
に、溝加工や切断加工が行われる加工部20を覆うミス
トカバー40を備え、該ミストカバーには、排気口16
と連通するミスト捕獲ボックス42又は46を設けた。
また、ミスト捕獲ボックス46を回転刃21のインデッ
クス送りと連動してY方向に移動させる駆動手段40A
を設け、ミストの吸込みを一層効果的に行われるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切削装置に関し、 特
に半導体や電子部品材料等のワークに溝加工や切断加工
を行う切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体や電子部品材料等のワークに溝加
工や切断加工を行う切削装置においては、高速で回転す
るブレードと称する薄型砥石で切削水をかけながらワー
クを加工する。そのため切削装置の加工部は水しぶきと
ミストが充満している。このためこの加工部には加工部
を覆うミストカバーが取付けられており、水しぶきやミ
ストを外部と遮断している。このミストカバーは、ワー
クの加工部分が観察できるように透明樹脂板で作られて
いる。またこのミストカバーは、操作性や省スペースの
点から上下方向に回転して開閉するようになっている。
即ち、ミストカバー上面奥側に蝶番などの回転ヒンジが
設けられ、オペレータが手前から奥側へ回転させながら
持ち上げることによって開き、奥側から手前へ回転させ
て重量を支えながら下ろすことによって閉まるようにな
っている。このため、底面及び背面は開口された形状と
なっている。また開口されたミストカバー背面側の切削
装置本体壁面には排気口があり、ミストカバー内のミス
トを吸込むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
切削装置のミストカバーは、加工部全体を覆うようにな
っているので容積が大きい上に、底面が開口されている
ので、ミストを効果的に排気口に吸込むことができず、
ワークの加工部分を鮮明な状態で観察することができな
かった。また、ワークテーブルの下方に設けられワーク
テーブル駆動機構部を覆っている蛇腹の上にワークの切
れ端が飛び散り、そのまま蛇腹が伸縮動作を繰り返すこ
とにより、蛇腹が破損するという問題もあった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ミストを効果的に排気してワークの加工部分
をクリアな状態で観察することがきると共に、ワークの
切れ端が駆動機構部を覆っている蛇腹の上に飛び散るこ
とのないミストカバーを備えた研削装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明は、ワークを載置
してX方向に切削送りされるワークテーブルと、前記X
方向と直交するY方向にインデックス送りされる回転刃
とを有し、前記回転刃によりワークの溝加工や切断加工
を行う切削装置において、前記溝加工や切断加工が行わ
れる加工部を覆うミストカバーを有し、該ミストカバー
には、排気口と連通するミスト捕獲ボックスが設けられ
ていることを特徴としている。請求項1に記載の発明に
よれば、ミストカバー内に排気口と連通するミスト捕獲
ボックスが設けられているので、効果的にミストを捕獲
して排気口に吸込むことができる。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の切削装置において、前記ミスト捕獲ボックスを
前記回転刃のインデックス送りと連動してY方向に移動
させる駆動手段が設けられていることを特徴としている
ので、回転刃のY方向移動に合わせて形成されたミスト
捕獲ボックス側面の開口部が不要になり、ミストの吸込
みが一層効果的に行われる。
【0007】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の切削装置において、前記ミストカ
バーが、上下方向に回転することによって開閉される上
下回転開閉式であることを特徴としているので、ミスト
カバーをミスト捕獲ボックスごと上方向に開くことがで
き、回転刃交換時にミスト捕獲ボックスが邪魔にならな
い。
【0008】請求項4に記載の発明は、ワークを載置し
てX方向に切削送りされるワークテーブルと、前記X方
向と直交するY方向にインデックス送りされる回転刃と
を有し、前記回転刃によりワークの溝加工や切断加工を
行う切削装置において、前記溝加工や切断加工が行われ
る加工部を覆い、前記ワークの切削送りに伴って該ワー
クと一緒にX方向に移動するミストカバーが設けられて
いることを特徴としている。請求項4に記載の発明によ
れば、ミストカバーがワークと一緒にX方向に移動する
ので、ミストカバーを小型にすることができると共に、
密閉式にすることができ、人体に有害な物質を含むミス
とであっても安全に排気することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る切削装置の好ましい実施の形態について詳説する。尚
各図において、同一の部材については同一の番号を付し
ている。
【0010】図1は、本発明に係る切削装置の外観斜視
図である。切削装置10は、加工部20、操作・表示部
11、撮像部12、モニターテレビ13、コントローラ
15、及び表示灯14等から構成されている。加工部2
0は、ワークに溝加工や切断加工を行う部分である。操
作・表示部11には切削装置10の各部の操作を行うス
イッチや表示手段が設けられている。撮像部12はワー
クのアライメントや加工状態を評価するために、ワーク
表面を撮像する部分で、顕微鏡、照明装置、及びCCD
カメラ等から成っている。 撮像された画像はモニターテ
レビ13に映し出される。 コントローラ15は切削装置
10の各動作をコントロールする部分で、マイクロプロ
セッサ、メモリ、及び入出力回路等で構成され、切削装
置10の架台内部に格納されている。 表示灯14は、切
削装置10の稼動中、待機中、及び異常警告等を表示す
るもので、遠くからでもオペレータに判明するように高
い位置に取付けられている。
【0011】加工部20は図2及び図3に示すように、
ワークWの溝加工や切断加工を行う回転刃21が高周波
モータ内臓のエアーベアリングスピンドル70に取付け
られ、30,000rpm〜60,000rpmの高速
で回転されるとともに、不図示の送り機構によって図の
矢印X方向と直交するY方向にインデックス送りされ
る。 この回転刃21は薄い円盤状で、ダイヤモンド砥粒
やCBN砥粒をニッケルで電着した電着ブレードや、樹
脂で結合したレジンブレードが用いられる。 回転刃21
は手前側と下方が開口したフランジカバー22で囲わ
れ、フランジカバー22に設けられた切削ノズル23か
らは切削水が加工ポイントに供給される。 フランジカバ
ー22の図2上で左側には規制板22Aが取付けられて
おり、加工ポイントから排出される切削水が上方に跳ね
上がるのを規制している。また、回転刃21の右側には
洗浄ノズル24があり、洗浄水が供給される。 マシンベ
ース29上にはXガイド28が設けられ、Xテーブル2
7がXガイド28でガイドされて図示しない駆動機構に
よりX方向に移動される。 Xテーブル27にはθテーブ
ル26が載置され、θテーブル26にはワークテーブル
25が連結されている。加工されるワークWはこのワー
クテーブル25の上面に吸着固定され、θテーブル26
によってθ回転されるとともに、Xテーブル27によっ
て図の矢印X方向に切削送りされるようになっている。
また、切削水や洗浄水を受けるオイルパン30がブラケ
ット30A、30Aを介してマシンベース29に固定さ
れており、オイルパン30とθテーブル26との間には
蛇腹31が設けられ、オイルパン30の中央部の開口部
分を覆うようになっている。
【0012】加工部20では、切削水や洗浄水が大量に
用いられるため水しぶきやミストが発生するが、加工部
外に水の飛沫やミストが届かないようにミストカバー4
0が加工部20を覆うように設けられ、加工部20を外
部と遮断している。
【0013】図2及び図3に示すミストカバー40は加
工部20の内部が観察できるように、透明な樹脂で高性
能帯電防止板からできており、奥側と下方側が開口され
た形状で、上面奥側に蝶番43、43がネジ止めされて
いる。 ミストカバー40は、切削装置10本体固定側に
この2個の蝶番43、43によって回転自在に結合され
ている。 ミストカバー40には底面開口部を一部塞ぐよ
うにして底板41が接着固定されており、底板41上に
はミスト捕獲ボックス42が設けられている。ミスト捕
獲ボックス42は加工ポイントから排出される切削水を
取り込むために、図2上の左側面が開口しており、この
開口部は回転刃のY方向送りに対応して手前から奥側に
長く開口している。 またミスト捕獲ボックス42の奥側
の面も開口しており、切削装置10の本体壁面の排気口
16に連通している。Xテーブル上に載置されたθテー
ブルの外筒には支持板32が取付けられ、支持板32の
上部にはブラシ33が取付けられていて、底板41の下
面に接触したままX方向に切削ストローク分だけ移動す
るようになっている。この底板41及びミスト捕獲ボッ
クス42はミストカバー40に一体に取り付けられてい
るので、ミストカバー40の開閉に合わせ一緒に上下回
動する。
【0014】図4は、本発明の実施形態の変形例であ
る。この変形例は、ミスト捕獲ボックス46を回転刃2
1のY方向インデックス送りに連動して移動させる駆動
手段40Aを有しており、駆動手段40Aは以下のよう
に構成されている。ミストカバー40の左側面に取付け
られたブラケット44、44に底板45がネジ止めされ
ている。底板45の上面にはガイドレール53が取付け
られていて、このガイドレール53にセットされたリニ
アガイド54にはミスト捕獲ボックス46が固定され、
Y方向に移動できるようになっている。ミスト捕獲ボッ
クス46と切削装置10の本体壁面の排気口16とは伸
縮自在の蛇腹47で連結されている。また、底板45に
取付けられモータ51で駆動される駆動プーリ50と従
動プーリ52との間にはタイミングベルト49が張設さ
れており、ミスト捕獲ボックス46はクランプ板48に
よってタイミングベルト49に固定されている。このよ
うに構成された駆動手段40Aは、コントローラ15に
よって制御され、回転刃21のY方向インデックス送り
に連動してミスト捕獲ボックス46をY方向に位置決め
する。この変形例においても、ミスト捕獲ボックス46
及び駆動手段40Aがミストカバー40に一体に取り付
けられているので、ミストカバー40の開閉に合わせ一
緒に上下回動する構造になっている。
【0015】次に、このように構成された切削装置10
の作用を説明する。先ずオペレータがミストカバー40
を上方に回転させて開き、加工部のスピンドル70に回
転刃21をセットし、ミストカバー40を下方に回転さ
せて閉じる。この時ワークテーブル25は、回転刃21
の取付けの邪魔にならないように、撮像部12の顕微鏡
の下に位置している。次にワークWがワークテーブル2
5に載置され、真空吸着される。次いでワークWは顕微
鏡の下で表面に形成されたパターンが撮像され、その画
像がモニターテレビに映し出される。ここでオペレータ
はモニターテレビに映し出された画像を見ながら操作・
表示部のスイッチを操作して、ワークWのアライメント
を行う。アライメントが完了したワークWは、Xテーブ
ル27の移動により加工部20に搬入され、高速回転す
る回転刃21とXテーブル27による切削移動とにより
溝加工や切断加工がなされる。加工中は切削ノズル23
から切削水が加工ポイントに供給され、洗浄ノズル24
からは先浄水が供給される。1ラインの加工が済むと、
回転刃21はY方向にインデックス送りされ、次に加工
するラインに位置付けられ、Xテーブル27による切削
移動でこのラインも加工される。このような動作が繰り
返されて、ワークWの一方向の全ラインの加工が終了す
ると、θテーブル26がワークWを90度回転させ、先
ほどのラインと直交するラインに合わせて加工が行われ
る。全加工が終了するとワークWは顕微鏡の位置まで搬
送され、表示灯14の加工完了を知らせるランプが点滅
する。ここでオペレータは必要に応じ、撮像部12でワ
ークWの加工部分を撮像し、加工状態を観察した後にワ
ークWをワークテーブル25から取外す。以上が切削装
置10によるワークWの加工の流れである。
【0016】次に、ミストカバー40の作用について説
明する。図2、及び図3に示すように、ミストカバー4
0には、ミスト捕獲ボックス42が設けられている。切
削水の排水はフランジカバー22に設けられた規制板2
2Aによって上方向への跳ね上がりが規制され、ミスト
捕獲ボックス42右側面の開口部から内部に導入され
る。導入された排水は、ミスト捕獲ボックス42と底板
41との隙間から外に流れ出るが、ワークWの切れ端等
はミスト捕獲ボックス42内に残る。また、ミスト捕獲
ボックス42の容積が小さく排気効率がよいので、排水
がミスト捕獲ボックス42内に導入されてミストが発生
するや否や、すぐさま工場の排気ラインに直結した排気
口16内に吸込まれるので、ミストカバー40内にミス
トが充満することがない。従って、加工中のワークWの
加工部分をクリアに観察できる。また支持板32とブラ
シ33が設けられているのでワークWの切れ端が蛇腹3
1上に落下することがなく、蛇腹31の損傷が防げる。
【0017】図5は、本発明に係る別の実施形態を表わ
している。この別の実施形態では、Xテーブル27上に
ブラケット62、62を介して切削水の排水を受けるオ
イルパン30´がワークテーブル25及びθテーブル2
6を囲うように設けられている。オイルパン30´の底
面に形成された排水口には、変形自在のダクトホース6
3が接続され、外部ダクトに連結されている。ダクトホ
ース63は、切削装置10の壁面に設けられたフック6
4にコイルスプリング65で吊り下げられ、オイルパン
30´のX方向の移動に追従できるようになっている。
オイルパン30´の上面にはシール材としてのゴムリン
グ30´Aが接着され、ゴムリング30´Aの上にはミ
ストカバー40´が載置されている。ミストカバー40
´は、回転刃21、フランジカバー22、及びワークテ
ーブル25を覆うだけの小型のもので、透明アクリル板
でできており、底面が開口された箱型になっている。ま
た背面には上下開閉時とX方向移動時にスピンドル70
と干渉しないように、T字型の開口部が形成されてい
る。更にミストカバー40´の左側面上方には排気口が
形成され、変形自在のダクトホース66で切削装置10
の壁面に設けられた排気口に連結されている。ミストカ
バー40´の上面には取っ手40´Aが取付けられてい
て、ミストカバー40´の開閉はオペレータが取っ手4
0´Aを使い手動で行う。ミストカバー40´を開く時
は上に持ち上げて、ミストカバー40´を図示しない置
き台の上に置く。またミストカバー40´の開閉は図示
しない着座センサで確認され、開状態では加工が開始さ
れないように、また閉状態ではXテーブルは切削ストロ
ーク以上は移動しないように制御される。ワークテーブ
ル25が撮像部12の下へ移動できるのは、ミストカバ
ー40´が開状態の時のみに限られている。
【0018】この別の実施形態の場合は、ミストカバー
40´はワークテーブルと一緒にX方向に移動する方式
であるため小型で、遮蔽状態が良好であり、ワークWが
人体に有害なGaAsやGaP等の化合物半導体であっ
ても、ミストが加工部20の外に漏れることがなく安全
である。また、オイルパン30´と一体でワークテーブ
ル25を覆うように構成されているので、Xテーブルの
駆動機構を覆っている蛇腹31、31が不要である。
【0019】尚、図4に示した本実施の形態の変形例で
は、ミスト捕獲ボックス46の駆動手段を40Aとし
て、モータ51、駆動プーリ50、従動プーリ52、及
びタイミングベルト49を用いたが、これに限らずリー
ドスクリューを用いてもよく、また、スピンドル70を
搭載してY方向に移動するYテーブルからサポートアー
ムを伸ばしてミスト捕獲ボックス46を駆動してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ミ
ストカバー内に排気口と連通するミスト捕獲ボックスが
設けられているので、効果的にミストを捕獲して排気口
に吸込むことができる。また、ミスト捕獲ボックスを回
転刃のインデックス送りと連動してY方向に移動させる
駆動手段が設けられているので、ミストの吸込みが一層
効果的に行われる。従って、ミストを効果的に排気して
ワークの加工部分をクリアな状態で観察することがき
る。また、ワークWの切れ端が駆動機構部を覆っている
蛇腹上に落下することがなく、蛇腹の損傷が防げる。更
に、ミストカバーが、上下方向に回転することによって
開閉される上下回転開閉式であるので、ミストカバーを
ミスト捕獲ボックスごと上方向に開くことができ、回転
刃交換時にミスト捕獲ボックスが邪魔にならない。
【0021】また、本発明の別の実施形態によれば、ミ
ストカバーがワークと一緒にX方向に移動するので、ミ
ストカバーを小型にすることができると共に、密閉式に
することができ、人体に有害な物質を含むミストであっ
ても安全に排気することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る切削装置の全体斜視
【図2】本発明の実施の形態に係る切削装置の加工部正
面断面図
【図3】本発明の実施の形態に係る切削装置のミストカ
バーを説明する斜視図
【図4】本発明の実施の形態に係るミストカバーの変形
例を表わす斜視図
【図5】本発明の別の実施形態を表わす正面断面図
【符号の説明】
W…ワーク、10…切削装置、16…排気口、20…加
工部、21…回転刃、22A…規制板、25…ワークテ
ーブル、40、40´…ミストカバー、40A…駆動手
段、41、45…底板、42、46…ミスト捕獲ボック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭田 倫明 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内 (72)発明者 浅野 貴行 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内 Fターム(参考) 3C011 BB03 DD03 3C058 AA03 AC01 AC04 CA01 CA04 CB06 3C069 AA01 AA03 BA04 CA05 CA06 DA05 DA06 DA07 EA00 EA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを載置してX方向に切削送りされる
    ワークテーブルと、前記X方向と直交するY方向にイン
    デックス送りされる回転刃とを有し、前記回転刃により
    ワークの溝加工や切断加工を行う切削装置において、 前記溝加工や切断加工が行われる加工部を覆うミストカ
    バーを有し、該ミストカバーには、排気口と連通するミ
    スト捕獲ボックスが設けられていることを特徴とする切
    削装置。
  2. 【請求項2】前記ミスト捕獲ボックスを前記回転刃のイ
    ンデックス送りと連動してY方向に移動させる駆動手段
    が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の
    切削装置。
  3. 【請求項3】前記ミストカバーが、上下方向に回転する
    ことによって開閉される上下回転開閉式であることを特
    徴とする、請求項1又は請求項2に記載の切削装置。
  4. 【請求項4】ワークを載置してX方向に切削送りされる
    ワークテーブルと、前記X方向と直交するY方向にイン
    デックス送りされる回転刃とを有し、前記回転刃により
    ワークの溝加工や切断加工を行う切削装置において、 前記溝加工や切断加工が行われる加工部を覆い、前記ワ
    ークの切削送りに伴って該ワークと一緒にX方向に移動
    するミストカバーが設けられていることを特徴とする切
    削装置。
JP2001302853A 2001-09-28 2001-09-28 切削装置 Expired - Lifetime JP5003926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001302853A JP5003926B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 切削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001302853A JP5003926B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 切削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003103431A true JP2003103431A (ja) 2003-04-08
JP5003926B2 JP5003926B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=19123032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001302853A Expired - Lifetime JP5003926B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 切削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5003926B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011014670A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2017202559A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社ディスコ 切削装置
CN117359120A (zh) * 2023-11-28 2024-01-09 太仓优上展示器具有限公司 一种用于展示架外部板材加工的激光切割装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142250U (ja) * 1984-08-24 1986-03-18 日立精工株式会社 研削盤におけるク−ラント液の飛散防止カバ−
JPH10308366A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置の排気ダクト及び該排気ダクトを備えたダイシング装置
JPH11138306A (ja) * 1997-11-11 1999-05-25 Mitsubishi Chemical Corp 外面仕上旋削装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142250U (ja) * 1984-08-24 1986-03-18 日立精工株式会社 研削盤におけるク−ラント液の飛散防止カバ−
JPH10308366A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置の排気ダクト及び該排気ダクトを備えたダイシング装置
JPH11138306A (ja) * 1997-11-11 1999-05-25 Mitsubishi Chemical Corp 外面仕上旋削装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011014670A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2017202559A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社ディスコ 切削装置
CN117359120A (zh) * 2023-11-28 2024-01-09 太仓优上展示器具有限公司 一种用于展示架外部板材加工的激光切割装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5003926B2 (ja) 2012-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5669461B2 (ja) スピンナ洗浄装置
US6036582A (en) Polishing apparatus
KR20000047932A (ko) 다이싱 장치
JP2007216377A (ja) ダイシング装置及びダイシング方法
JP2019063885A (ja) 加工装置
JP6990588B2 (ja) 切削装置
JP3733973B2 (ja) ポリッシング装置
JP2007083392A (ja) シンギュレーション装置
US20020158158A1 (en) Dicing machine
JP5003926B2 (ja) 切削装置
JP5924467B2 (ja) ダイシング装置
JP2003168659A (ja) 高圧洗浄ノズルを有するシンギュレーション装置
JP2003089035A (ja) 切削装置
TWI538039B (zh) Processing means (B)
JP2021094638A (ja) 研磨装置
JP7045212B2 (ja) 研削装置
JP3815551B2 (ja) ダイシング装置
JP2010087417A (ja) ダイシング装置及びダイシング方法
CN111438085B (zh) 清洗机构
KR20090001556U (ko) 시편 연마용 그라인더 장치
JP7002400B2 (ja) 洗浄装置
JP2003117766A (ja) 切削装置
JP2022100939A (ja) ワークピース処理装置
CN111687695A (zh) 自清洁打磨装置及打磨方法
JP2003124150A (ja) 切削装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110607

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120209

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120509

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5003926

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250