JP7045212B2 - 研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェーハ等の被加工物を研削する研削装置に関する。
保持テーブルが保持したウェーハを研削砥石で研削する研削装置(例えば、特許文献1参照)では、研削中の研削砥石に加工熱を蓄熱させないようにするため、研削砥石とウェーハとの接触箇所に研削水を供給して、除熱と、研削屑の除去とを行っている。
特許5037255号公報
しかし、研削対象が例えばモールドされた樹脂面を備えるウェーハである場合、樹脂面を研削する際の加工熱の発生が大きく、その加工熱が研削砥石に蓄熱され、被研削面である樹脂面にむしれ(ささくれ)が生じて、被研削面が粗くなってしまうという問題がある。
よって、研削装置で被加工物を研削する場合には、研削砥石を冷却して被研削面にむしれ等の研削不良を生じさせないようにするという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、環状に研削砥石を配設した研削ホイールの中心を軸に該研削ホイールを回転させ該研削砥石の下面となる研削面で被加工物を研削する研削手段と、該保持手段と該研削手段とを該保持面方向に相対的に移動させる移動手段と、を備える研削装置であって、該移動手段で該保持手段を該研削砥石が該保持面中心を通過する研削位置に位置づけて研削を行う際に、該保持手段が保持する被加工物からはみ出した研削加工中の該研削砥石のはみ出した該研削面の全域に対向し冷却水を供給する複数の水供給口を有する円弧状の冷却ノズルを備え、研削加工中に被加工物からはみ出した該研削面と該水供給口との間に、回転する該研削砥石により負圧を生み出すことが可能な大きさの隙間を形成し、該研削砥石の回転によって該隙間に生じさせた負圧によって該水供給口から噴射させた冷却水をはみ出した該研削面に引き寄せて付着させ該研削面を冷却することを特徴とする研削装置である。
前記冷却ノズルは、前記保持手段の側方となる位置に配設されるとともに、ノズル昇降手段によって前記研削砥石の被加工物からはみ出した前記研削面に対して上昇、又は下降可能であり、被加工物からはみ出した該研削面と前記水供給口との間が回転する該研削砥石により負圧を生み出すことが可能な大きさの隙間となるように調整可能であると好ましい。
本発明に係る研削装置は、移動手段で保持手段を研削砥石が保持面中心を通過する研削位置に位置づけて研削を行う際に、保持手段が保持する被加工物からはみ出した研削加工中の研削砥石のはみ出した研削面(下面)の全域に対向し冷却水を供給する複数の水供給口を有する円弧状の冷却ノズルを備え、研削加工中に被加工物からはみ出した研削面と水供給口との間に、回転する研削砥石により負圧を生み出すことが可能な大きさの隙間を形成することで、研削加工中に研削砥石と被加工物との接触箇所以外でも研削砥石のはみ出した研削面に、研削砥石の回転によって水供給口との隙間に生じさせた負圧によって水供給口から噴射させた冷却水を引き寄せて付着させ、研削面を効率よく十分に冷却することが可能となるため、被加工物の被研削面に研削砥石の蓄熱を原因としたむしれ等の研削不良が生じてしまうことを防ぐことができる。
冷却ノズルは、保持手段の側方となる位置に配設されるとともに、ノズル昇降手段によって研削砥石の被加工物からはみ出した研削面に対して上昇、又は下降可能であることで、被加工物からはみ出した研削面と水供給口との間が回転する研削砥石により負圧を生み出すことが可能な大きさの隙間となるように調整可能となり、研削中に保持手段が保持する被加工物からはみ出した研削砥石の研削面の凡そ全てに冷却水を供給し適切な負圧で引き寄せて付着させて冷却することができ、従来よりも冷却効率を向上させることができる。
研削装置の一例を示す斜視図である。 保持手段及び円弧状の冷却ノズルの一例を示す平面図である。 研削加工中の研削砥石の研削面に円弧状の冷却ノズルから冷却水を供給している状態を示す側面図である。 移動手段としてターンテーブルを備える研削装置において、研削加工中の研削砥石の研削面に円弧状の冷却ノズルから冷却水を供給している状態を示す側面図である。 移動手段が新たな被加工物を保持する保持手段を公転させて研削手段の下方に位置づけている状態を示す側面図である。 移動手段が新たな被加工物を保持する保持手段を研削手段の下方の所定の位置に位置づけ、さらに、冷却ノズルが下降して所定の高さ位置に位置づけられた状態を示す側面図である。
図1に示す研削装置1は、保持手段3上に保持された被加工物Wを研削手段7によって研削する装置である。研削装置1のベース10上の前方(-Y方向側)は、保持手段3に対して被加工物Wの着脱が行われる領域であり、ベース10上の後方(+Y方向側)は、研削手段7によって保持手段3上に保持された被加工物Wの研削が行われる領域である。
保持手段3は、円形板状のポーラス部材等からなり被加工物Wを吸着する吸着部30と、吸着部30を支持する枠体31と、枠体31を側方から囲むカバー39とを備える。吸着部30は、真空発生装置等の図示しない吸引源に連通し、吸引源が吸引することで生み出された吸引力が、吸着部30の露出面である保持面30aに伝達されることで、保持手段3は保持面30a上で被加工物Wを吸引保持できる。また、保持手段3は、Z軸方向の軸心周りに回転可能となっている。
保持面30aは、保持手段3の回転中心を頂点とする極めて緩やか傾斜を備える円錐面に形成されている。
また、保持手段3の下方には、カップリング等を介して傾き調節機構37が配設されている。傾き調節機構37は、保持手段3の保持面30aの水平面に対する傾き(研削手段7の研削砥石740の研削面に対する傾き)を調節することができる。
保持手段3及びカバー39に連結された蛇腹カバー39aの下方(ベース10内部)には、保持手段3を保持面方向(Y軸方向)に移動させる移動手段35が配設されている。移動手段35は、Y軸方向の軸心を有するボールネジ350と、ボールネジ350と平行に配設された一対のガイドレール351と、ボールネジ350に連結しボールネジ350を回動させるモータ352と、内部に備えるナットがボールネジ350に螺合しガイドレール351上を摺動する図示しない可動板とを備えており、モータ352がボールネジ350を回動させると、これに伴い図示しない可動板がガイドレール351にガイドされてY軸方向に往復移動し、可動板上に固定された保持手段3がY軸方向に移動する。蛇腹カバー39aは保持手段3の移動に伴ってY軸方向に伸縮する。
研削領域には、コラム11が立設されており、コラム11の前面には研削手段7を保持手段3に対して離間又は接近するZ軸方向(鉛直方向)に研削送りする研削送り手段5が配設されている。研削送り手段5は、鉛直方向の軸心を有するボールネジ50と、ボールネジ50と平行に配設された一対のガイドレール51と、ボールネジ50の上端に連結しボールネジ50を回動させるモータ52と、内部のナットがボールネジ50に螺合し側部がガイドレール51に摺接する昇降板53とを備えており、モータ52がボールネジ50を回動させると、これに伴い昇降板53がガイドレール51にガイドされてZ軸方向に往復移動し、昇降板53に固定された研削手段7がZ軸方向に研削送りされる。
保持手段3に保持された被加工物Wを研削加工する研削手段7は、軸方向がZ軸方向である回転軸70と、回転軸70を回転可能に支持するハウジング71と、回転軸70を回転駆動するモータ72と、回転軸70の下端に接続された円環状のマウント73と、マウント73の下面に着脱可能に装着された研削ホイール74と、ハウジング71を支持し研削送り手段5の昇降板53にその側面が固定されたホルダ75とを備える。
研削ホイール74は、ホイール基台741と、ホイール基台741の底面に環状に配置された略直方体形状の複数の研削砥石740とを備える。研削砥石740は、例えば、レジンボンドやメタルボンド等でダイヤモンド砥粒等が固着されて成形されている。
回転軸70の軸心線上には研削ホイール74の回転中心(研削砥石740の回転中心)が位置しており、回転軸70が回転することで、研削ホイール74は研削ホイール74の中心を軸にしてZ軸方向の軸心周りに回転する。
回転軸70の内部には、図示しない研削水供給源に連通し研削水の通り道となる流路70aが、回転軸70の軸方向(Z軸方向)に貫通して設けられており、流路70aは、さらにマウント73を通り、ホイール基台741の底面において研削砥石740に向かって研削水を噴出できるように開口している。
以下に、図1に示す研削装置1により保持手段3に保持された被加工物Wを研削する場合の、研削装置1の動作について説明する。図1に示す被加工物Wは、例えば、外形が円形板状の半導体ウェーハであり、被加工物Wの上面Wbが、研削加工が施される被研削面となる。該上面Wbは例えばPCB等の樹脂でモールドされているが、樹脂でモールドされていないシリコン面等であってもよい。
まず、研削装置1の着脱領域内において、被加工物Wが保持手段3の保持面30a上に載置され、図示しない吸引源が作動して生み出された吸引力が保持面30aに伝達されることにより、保持手段3が保持面30a上で被加工物Wの下面Waを吸引保持する。被加工物Wの中心と保持面30aの中心とは略合致した状態になる。
移動手段35が、被加工物Wを保持した保持手段3を研削手段7の下まで移動して、研削砥石740と被加工物Wとの位置合わせがなされる。位置合わせは、例えば、図2に示すように、研削砥石740の回転中心が保持面30aの回転中心(被加工物Wの回転中心)に対して所定の距離だけ-Y方向にずれ、研削砥石740の回転軌道740aが保持面30aの回転中心を通るように行われる。また、緩やかな円錐面である保持面30aが研削砥石740の研削面(下面)に対して平行になるように、傾き調節機構37によって保持手段3の傾きが調整されることで、円錐面である保持面30aにならって吸引保持されている被加工物Wの上面Wbが、研削砥石740の研削面に対して平行になる(図3参照)。
図2、3に示すように、研削砥石740と被加工物Wとの位置合わせが行われた後、図1に示すモータ72により回転軸70が回転駆動されるのに伴って、例えば、研削砥石740が+Z方向側からみて反時計周り方向に回転する。また、図3に示す研削送り手段5が研削手段7を-Z方向へと降下させていき、研削砥石740が被加工物Wの上面Wbに当接することで研削加工が行われる。研削加工中は、保持手段3が+Z方向側からみて反時計周り方向に回転するのに伴って被加工物Wも回転するので、研削砥石740が被加工物Wの上面Wbの全面の研削加工を行う。例えば、研削加工中は、研削水を回転軸70中の流路70a(図1参照)を通して研削砥石740と被加工物Wとの接触部位に対して供給して、接触部位を冷却・洗浄する。
なお、被加工物Wは保持手段3の緩やかな円錐面である保持面30aにならって吸引保持されているため、図2に示す研削砥石740の回転軌道740a中の矢印Rで示す範囲内において、研削砥石740は回転する被加工物Wの上面Wbに当接し研削を行う。
研削装置1は、研削加工中の研削砥石740の研削面を冷却する円弧状の冷却ノズル60を備えている。上記のように、移動手段35で保持手段3を研削砥石740が保持手段3の保持面30a中心を通過する研削位置に位置づけて研削を行う際に、冷却ノズル60は、保持手段3が保持する被加工物Wから+Y方向側にはみ出した研削加工中の研削砥石740の研削面を冷却する。
図1~3に示すように、本実施形態においては、冷却ノズル60は、例えば、研削砥石740のはみ出した部分に対応する半円弧状の外形を有する基部600と、基部600の上面に開口する複数の水供給口601と、を備えており、保持手段3のカバー39上に後述するノズル昇降手段63(図1には不図示)を介して配設されている。基部600の曲率は、研削砥石740の回転軌道740aの径に合わせて設定されている。
各水供給口601は、図2に示すように、例えば丸穴状に形成され、基部600の上面に周方向に等間隔を空けて複数円弧状に配設されていると好ましいが、これに限定されるものではない。例えば、各水供給口は、細幅のスリット状に形成されており、基部600の上面に周方向に等間隔を空けて複数円弧状に配設されていてもよい。または、基部600の上面に一本連続的に円弧状に延びる細幅のスリットに水供給口は形成されていてもよい。
図3に示すように、各水供給口601は、例えば、基部600の内部に形成された流路600bに各下端が合流している。基部600の内部に延びる流路600bは、例えば、その一端が基部600の外側面に開口しており、冷却ノズル60に冷却水を供給する冷却水源69に連通している。
図2、3に示すノズル昇降手段63は、例えば、カバー39の上面に立設されその側面に図示しないガイドレールを備えるガイド柱630と、ガイド柱630と平行にZ軸方向に延在するボールネジ631と、ボールネジ631に連結されボールネジ631を回動させるモータ634と、内部のナットがボールネジ631に螺合し側部がガイド柱630のガイドレールに摺接する昇降部材632と、昇降部材632から両側方に延在し冷却ノズル60の基部600の内周面に一端が固定された支持ブリッジ633とを備えており、モータ634がボールネジ631を回動させると、これに伴い昇降部材632がガイド柱630のガイドレールにガイドされてZ軸方向に移動し、昇降部材632に支持ブリッジ633を介して支持される冷却ノズル60を所定の高さ位置に位置づけることができる。
ノズル昇降手段63は、電動シリンダー又はエアシリンダー等であってもよい。
なお、研削装置1はノズル昇降手段63を備えていなくてもよく、冷却ノズル60は、作業者によって手動で上下動可能となっていてもよい。この場合には、例えば、冷却ノズル60は、保持手段3の枠体31の側面にその両端が摺動可能に取り付けられていてもよい。即ち、例えば、枠体31の側面にガイドレールが形成されており、冷却ノズル60の両端はガイドレール上を摺動でき、作業者が所定の高さ位置に冷却ノズルを手作業で位置づけてから、固定ボルト、クランプ、ピン等で該高さ位置で冷却ノズル60が固定される。
図3に示すように、研削加工中において、冷却ノズル60は、保持手段3が保持する被加工物Wから+Y方向側にはみ出した研削加工中の研削砥石740の研削面に対向しており、さらに、ノズル昇降手段63が冷却ノズル60をZ軸方向に移動させて、各水供給口601と研削砥石740との間に隙間(例えば、幅2mmの隙間)を設けた状態で、冷却ノズル60が所定の高さ位置に位置づけられる。冷却ノズル60の高さ位置は、例えば、被加工物Wを所望の厚さまで研削した際に下降する研削砥石740が水供給口601に接触してしまうことが無く、かつ、水供給口601と回転する研削砥石740の研削面との間の隙間に後述する負圧が生じる高さ位置とすると好ましい。
冷却水源69が、冷却水を例えば1.0L/分の供給量で冷却ノズル60に供給する。該冷却水は、基部600の内部に延びる流路600bを通り各水供給口601から流れ出る。ここで、冷却ノズル60の上方では、研削砥石740が高速で回転しているため、水供給口601と研削砥石740との間の隙間の空気は放射方向に高速で流れて行き該隙間から放出される。その結果、水供給口601から流出した冷却水を研削砥石740の研削面に引きつける負圧が該隙間に生成され、この負圧によって冷却水が研削砥石740の研削面に引き寄せられて接触し研削面が冷却される。研削砥石740の研削面に付着し冷却を行った冷却水は、回転する研削砥石740から受ける遠心力によって径方向外側に排出され、その後、ベース10上に形成される図示しない排水口等に流れ込む。
なお、冷却水の供給量は、冷却水が上記のように負圧で研削砥石740の研削面に引き寄せられて接触するような供給量とすると少ない冷却水量で効率的に研削面を冷却する事ができる。
このように、冷却ノズル60による研削砥石740の冷却を行いつつ、被加工物Wの上面Wbを所定量研削した後、研削送り手段5が研削手段7を上方に移動させて、研削砥石740を被加工物Wの上面Wbから離間させる。
本発明に係る研削装置1は、移動手段35で保持手段3を研削砥石740が保持手段3の保持面30a中心を通過する研削位置に位置づけて研削を行う際に、保持手段3が保持する被加工物Wからはみ出した研削加工中の研削砥石740の研削面に対応する円弧状の冷却ノズル60を備えることで、研削加工中に研削砥石740と被加工物Wとの接触箇所以外でも研削砥石740の研削面を冷却ノズル60で効率よく十分に冷却することが可能となる。即ち、従来よりも、研削砥石740の研削面に対してより広範囲で冷却水を接触させることができ、また、冷却水が研削砥石740の研削面に接触している時間も長くなるので、冷却効果をより高めることができる。さらに、例えば、高圧の冷却水が水供給口610から噴射され研削砥石740の研削面に勢い良く接触することで、研削屑等のコンタミが研削面に埋め込まれることもあるが、上記のような冷却水の供給量の制御がされ、研削砥石740の回転により生じる負圧で研削砥石740の研削面に冷却水が引き寄せられて接触する場合には、研削屑等のコンタミが研削面に埋め込まれないことにより目詰まりが防がれる。よって、被加工物Wの被研削面に研削砥石740の蓄熱を原因とするむしれ等の研削不良が生じてしまうことを防ぐことができる。
また、冷却ノズル60を保持手段3に配設するものとすることで、研削中に保持手段3が保持する被加工物Wからはみ出した研削砥石740の研削面の凡そ全てに冷却水を供給し冷却することができ、従来よりも冷却効率を向上させることができる。
冷却ノズル60が、研削砥石740の研削面に対向させて複数の水供給口601が円弧状に基部600に配設されていることで、研削中に保持手段3が保持する被加工物Wからはみ出した研削砥石740の研削面の凡そ全てに水供給口601から冷却水を供給して冷却することができ、従来よりも冷却効率を向上させることができる。
本発明に係る研削装置は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る研削装置は、上記実施形態のように保持手段3がY軸方向に直動して研削手段7の直下に位置づけられる研削装置1ではなく、図4~図6に示すような、ベース10上に設置された移動手段18(ターンテーブル18)が回転することで、研削手段7の直下に保持手段3が位置づけられる構成の研削装置1Aであってもよい。
移動手段18の上面には、複数(例えば3つ)の保持手段3が周方向に等間隔を空けて配設されている。移動手段18は、Z軸方向の軸心周りに回転可能となっており、移動手段18が回転することで、各保持手段3をX軸Y軸平面上で公転させ、各保持手段3を研削手段7の直下に順次移動させることができる。
研削装置1Aにおいて、冷却ノズル60は図4に示すノズル昇降手段63Aによって上下動可能となっている。ノズル昇降手段63Aは、ベース10上に立設されその側面にガイドレール630aを備えるガイド柱630と、ガイド柱630と平行にZ軸方向に延在するボールネジ631と、ボールネジ631に連結されボールネジ631を回動させるモータ634と、ナット632aがボールネジ631に螺合し側部がガイドレール630aに摺接する昇降部材632と、昇降部材632と一体的に形成され冷却ノズル60に連結されたアーム635とを備えており、モータ634がボールネジ631を回動させると、これに伴い昇降部材632がガイドレール630aにガイドされてZ軸方向に移動し、アーム635で支持される冷却ノズル60を所定の高さ位置に位置づけることができる。
図4に示す研削装置1Aにより保持手段3に保持された被加工物Wを研削する場合には、移動手段18が例えば+Z方向から見て反時計回り方向に自転することで、被加工物Wを吸引保持した状態の保持手段3が公転し、研削手段7の研削砥石740が被加工物Wの回転中心を通るように保持手段3が位置づけられる。また、傾き調節機構37によって保持手段3の傾きが調整されることで、円錐面である保持面30aにならって吸引保持されている被加工物Wの上面Wbが、研削砥石740の研削面に対して平行になる。
上記移動手段18による保持手段3の位置づけに際しては、例えば、冷却ノズル60がノズル昇降手段63Aによって予め保持手段3よりも上側に位置づけられており、保持手段3が冷却ノズル60に衝突しないようになっている。そして、保持手段3が研削手段7の下方の位置に位置づけられると、ノズル昇降手段63Aが冷却ノズル60を下降させて、各水供給口601と研削砥石740との間に隙間(例えば、幅2mmの隙間)を設けるように、冷却ノズル60が所定の高さ位置に位置づけられる。
研削送り手段5が研削手段7を下降させ、研削砥石740が+Z方向側からみて反時計周り方向に回転しつつ被加工物Wの上面Wbに当接することで研削加工が行われる。研削加工中は、保持手段3が+Z方向側からみて反時計周り方向に移動手段18上で回転するのに伴って被加工物Wも回転するので、研削砥石740が被加工物Wの上面Wbの全面の研削加工を行う。さらに、冷却水源69が、冷却水を例えば1.0L/分の供給量で冷却ノズル60に供給し、水供給口601から流出した冷却水が研削砥石740の研削面に負圧によって引き寄せられて接触し研削面が冷却される。
冷却ノズル60による研削砥石740の冷却を行いつつ、被加工物Wの上面Wbを所定量研削した後、研削送り手段5が回転する研削手段7を上方に移動させて、研削砥石740を被加工物Wの上面Wbから離間させる。これと同時に、冷却ノズル60がノズル昇降手段63Aによって上昇して保持手段3よりも上側に位置づけられる。
移動手段18が例えば+Z方向から見て反時計回り方向に自転することで、研削加工前の新たな被加工物Wを吸引保持した状態の別の保持手段3が公転し、研削手段7の研削砥石740が被加工物Wの回転中心を通るように保持手段3が位置づけられる。冷却ノズル60は保持手段3よりも上方に位置づけられているため、保持手段3に冷却ノズル60が衝突してしまうことはない。
なお、新たな被加工物Wを保持する保持手段3が移動手段18により研削手段7の下方に位置づけされている最中に、回転している状態の研削手段7及び冷却ノズル60が上昇した高さ位置で、冷却水源69から冷却ノズル60に冷却水を供給させ、水供給口601から流出した冷却水が研削砥石740の研削面に負圧によって引き寄せられて接触し研削面が冷却されていてもよい。
移動手段18の回転が停止して、新たな被加工物Wを保持する保持手段3が所定位置に位置づけられて研削手段7による研削が可能な状態になる。そして、例えば、研削送り手段5が研削手段7を下降させる前に、ノズル昇降手段63Aが冷却ノズル60を下降させて、各水供給口601と研削砥石740との間に隙間(例えば、幅2mmの隙間)を設けるように、冷却ノズル60が所定の高さ位置に位置づけられる。その後、先ほどと同様に新たな被加工物Wが研削されていく。
1:研削装置 10:ベース 11:コラム
3:保持手段 30:吸着部 30a:保持面 31:枠体 37:傾き調節機構 39:カバー 35:移動手段
5:研削送り手段 50:ボールネジ 51:ガイドレール 52:モータ 53:昇降板
7:研削手段 70:回転軸 70a:流路 71:ハウジング 72:モータ 73:マウント 74:研削ホイール 740:研削砥石 741:ホイール基台 75:ホルダ
60:冷却ノズル 600:基部 601:水供給口 69:冷却水源
63:ノズル昇降手段
W:ウェーハ
1A:研削装置 63A:ノズル昇降手段

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、環状に研削砥石を配設した研削ホイールの中心を軸に該研削ホイールを回転させ該研削砥石の下面となる研削面で被加工物を研削する研削手段と、該保持手段と該研削手段とを該保持面方向に相対的に移動させる移動手段と、を備える研削装置であって、
    該移動手段で該保持手段を該研削砥石が該保持面中心を通過する研削位置に位置づけて研削を行う際に、該保持手段が保持する被加工物からはみ出した研削加工中の該研削砥石のはみ出した該研削面の全域に対向し冷却水を供給する複数の水供給口を有する円弧状の冷却ノズルを備え、
    研削加工中に被加工物からはみ出した該研削面と該水供給口との間に、回転する該研削砥石により負圧を生み出すことが可能な大きさの隙間を形成し、該研削砥石の回転によって該隙間に生じさせた負圧によって該水供給口から噴射させた冷却水をはみ出した該研削面に引き寄せて付着させ該研削面を冷却することを特徴とする研削装置。
  2. 前記冷却ノズルは、前記保持手段の側方となる位置に配設されるとともに、ノズル昇降手段によって前記研削砥石の被加工物からはみ出した前記研削面に対して上昇、又は下降可能であり、被加工物からはみ出した該研削面と前記水供給口との間が回転する該研削砥石により負圧を生み出すことが可能な大きさの隙間となるように調整可能な請求項1記載の研削装置。
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