JP2003102922A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003102922A
JP2003102922A JP2001303807A JP2001303807A JP2003102922A JP 2003102922 A JP2003102922 A JP 2003102922A JP 2001303807 A JP2001303807 A JP 2001303807A JP 2001303807 A JP2001303807 A JP 2001303807A JP 2003102922 A JP2003102922 A JP 2003102922A
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Tatsunori Taketomi
辰徳 武臣
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特別遊技状態を獲得したということのみなら
ず、所定の遊技性を付与することによって、遊技の興趣
を高めることができる遊技機を提供する。 【解決手段】回胴式の遊技機1に設けられた3つのリー
ル11,12,13とは別に補助表示部49が設けられ
ている。補助表示部49はリール11,12,13の停
止時に所定の図柄の組合せが成立し得ることを前もって
報知するものである。また、補助表示部49は、リール
11,12,13とは特別遊技状態中の補助を行うこと
から、補助表示部49の表示制御によってその付与価値
に高低をつけることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシン等
の遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】遊技機の一種として、複数の図柄(識別
情報の一種)が所定間隔おきにリールに付されて構成さ
れた図柄列を可変表示した後に停止図柄を表示する可変
表示手段を備えたスロットマシン等が知られている。こ
の種の遊技機では、可変表示手段の所定領域である有効
ラインに表示される停止図柄が特定図柄であることを必
要条件として、例えばビッグボーナスゲームのような遊
技者に有利な所定のゲーム(特別遊技状態)が発生する
ものが提供されている。 【0003】かかるビッグボーナスゲームでは、所定ゲ
ーム数(例えば、30ゲーム)の消化または所定回数の
ジャックインゲームの消化のいずれかの条件を満たすま
での間、メダルを大量に獲得する機会が付与されるた
め、遊技者の興味はかかるビッグボーナスゲームを獲得
できるか否かという点に集中することとなる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一旦ビ
ッグボーナスゲームを獲得してしまうと、遊技者はメダ
ルを大量に獲得できる喜びを得るのみであったため、一
度に一定数のメダルを払い出せば済むところを無意味に
所定ゲーム数だけ操作を強制されているかのような印象
を与えてしまい、ビッグボーナスゲームを獲得させたこ
とによる遊技の興趣を却って損なうおそれがあった。 【0005】そこで、本発明は、特別遊技状態を獲得し
たということのみならず、所定の遊技性を付与すること
によって、遊技の興趣を高めることができる遊技機を提
供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段及び効果】上記の課題を解
決するために有効な手段等を以下に示す。なお、必要に
応じてその作用、効果等についても説明する。 【0007】手段1.複数種の識別情報を可変表示する
とともに停止操作手段の操作に起因して可変表示を停止
する可変表示手段を備え、内部抽選によって特定識別情
報が所定領域に停止し得る当選となった場合に、前記所
定領域に停止された識別情報が特定識別情報である場合
には特別遊技状態を発生させる遊技機において、前記特
別遊技状態として、遊技価値の高い第1特別遊技状態と
遊技価値の低い第2特別遊技状態とが少なくとも設定さ
れており、特定条件によって各特別遊技状態から所定の
特別遊技状態が選択されるように制御することを特徴と
する遊技機。 【0008】手段1によれば、特別遊技状態として、遊
技価値の高低がある少なくとも第1特別遊技状態と第2
特別遊技状態が存在することから、ある時には第1特別
遊技状態となって遊技者に大量のメダル付与等の高い遊
技価値が付与される一方、別のある時には遊技者にそれ
より小量のメダル付与等の低い遊技価値が付与されるこ
ととなるので、遊技者にとってはたとえ特別遊技状態を
獲得しても、それが第1特別遊技状態となるか第2特別
遊技状態となるか、といった遊技価値の新たな変動要素
が加わり、遊技の興趣が高まる。しかも、どの特別遊技
状態を獲得できるかは、特定条件によって決定されるの
で、その条件を満たすか否かという面白味も付加され
る。 【0009】手段2.手段1において、前記特定条件
は、少なくとも遊技者による前記停止操作手段の操作に
起因した条件を含むことを特徴とする遊技機。 【0010】手段2によれば、停止操作手段の操作の仕
方如何によっては第1特別遊技状態を得ることができ、
或いは第1特別遊技状態を得る可能性が高められること
となるので、遊技者が積極的に関与し得る停止操作手段
の操作による技術介入による新たな遊技性を付与し得
る。 【0011】手段3.手段1又は手段2において、前記
特定条件は、内部抽選によって特定識別情報が前記所定
領域に停止し得る当選となった時点からの条件を含むこ
とを特徴とする遊技機。 【0012】手段3によれば、内部抽選によって特定識
別情報が停止し得る当選となった時点からの条件を満た
すか否かで第1特別遊技状態を得ることができ、或いは
第1特別遊技状態を得る可能性が高められることとなる
ので、2段階での楽しみを遊技者に付与し得ることとな
る。 【0013】手段4.手段1において、前記特定条件
は、内部抽選によって特定識別情報が前記所定領域に停
止し得る当選となった時点から所定遊技回数以内に当該
特定識別情報を前記所定領域に停止させることができた
か否かという条件を含み、その条件を満たした場合に第
1特別遊技状態となる或いは第1特別遊技状態となる確
率が高められることを特徴とする遊技機。 【0014】手段4によれば、内部抽選によって当選し
てからどの程度の遊技回で特定識別情報を停止させるこ
とができたかによって第1特別遊技状態の獲得に大きな
影響を及ぼすこととなるため、技術介入の余地が高めら
れて遊技の興趣が一層向上する。なお、所定遊技回数と
しては、1回であってもよいし、2回以上の複数回であ
ってもよい。 【0015】手段5.手段4において、前記所定遊技回
数まではそれ以降の遊技回よりも特定識別情報を前記所
定領域に停止させ難くなるように可変表示手段が制御さ
れることを特徴とする遊技機。 【0016】手段5によれば、第1特別遊技状態の獲
得、即ち特定条件のクリアが一層困難となり、技術介入
や偶発的要因の相互作用による遊技の一層の興趣向上を
期待し得る。 【0017】手段6.手段1乃至手段5のいずれかにお
いて、前記特定条件は第1特別遊技状態の抽選確率を変
動させる条件を含むことを特徴とする遊技機。 【0018】手段6によれば、抽選確率の変動によって
第1特別遊技状態の獲得可能性に変動が生じるという不
確定要素が含まれることとなり、一層遊技の興趣が高め
られる。 【0019】手段7.手段1乃至手段6のいずれかにお
いて、各遊技回において第1特別遊技状態と第2特別遊
技状態のいずれの状態を獲得し得るか或いはその可能性
について予見させる手段(実施形態における補助表示部
49等)を備えたことを特徴とする遊技機。 【0020】手段7によれば、遊技者は第1特別遊技状
態を得ることができるのか第2特別遊技状態を得ること
ができるのか或いはその可能性について予見することが
できるので、単に特別遊技状態を得ることができるとい
うだけでなく第1又は第2特別遊技状態のいずれを獲得
し得るのかに興味が集中して遊技の興趣が高まる。 【0021】手段8.手段1乃至手段7のいずれかにお
いて、第1特別遊技状態と第2特別遊技状態とでは、獲
得し得る遊技媒体数に差異をもたせたことを特徴とする
遊技機。 【0022】手段8によれば、獲得し得る遊技媒体数に
差異があることから、実益として遊技者が第1特別遊技
状態にこだわることとなり、その切換に対する興味も非
常に大きくなる。 【0023】手段9.手段1乃至手段8のいずれかにお
いて、前記可変表示手段は複数種の識別情報を予め定め
た順序で循環表示する識別情報列を複数列備えたもので
あることを特徴とする遊技機。 【0024】手段9によれば、識別情報列が複数列存在
することから、その識別情報の組合せによって特別遊技
状態の発生有無を決定することができる。 【0025】手段10.手段9において、前記可変表示
手段は、機械的表示手段によって構成されていることを
特徴とする遊技機。 【0026】かかる機械的表示手段としては、リールが
一般的である。なお、かかる表示手段に電気的表示を付
随させることは可能である。例えば、リールの内部より
発光手段によってリールに光を照射し、その透過光によ
って識別情報に変化を与えるようにする等である。 【0027】手段11.手段1乃至手段10のいずれか
において、停止制御用テーブルを記憶した記憶手段を備
え、停止制御用テーブルの記憶内容に応じた停止制御を
実行するものであることを特徴とする遊技機。 【0028】手段11によれば、停止制御用テーブル記
憶内容に従って可変表示の停止制御が実行されることか
ら、各停止制御用テーブルの設定が的確に行われること
により確実に予定した停止態様を実現でき、しかも停止
制御は停止制御用テーブルの参照によって実行されるこ
とから当該制御が簡潔なものとなる。 【0029】手段12.手段1乃至手段11のいずれか
において、遊技価値とは、前記所定領域への特定識別情
報(又はその組合せ)の停止に基づいて払い出される遊
技媒体の数によって決定される価値であることを特徴と
する遊技機。 【0030】手段12によれば、メダル等の遊技媒体の
払出による利益を遊技者に付与することができる。 【0031】手段13.手段1乃至手段12のいずれか
において、識別情報は図柄であることを特徴とする遊技
機。 【0032】手段13のように、識別情報としては、数
字、絵、文字、記号等による図柄とするのが、遊技者の
判断の容易性の点で好ましい。また、種類の異なる図柄
については、その大きさや色に変化を与えることが、変
動中の図柄種別の判別を容易ならしめる上で好ましい。 【0033】手段14.手段1乃至手段13のいずれか
において、可変表示手段の可変表示を開始する始動操作
手段と、その可変表示を停止させる停止操作手段とを備
えたことを特徴とする遊技機。 【0034】手段14によれば、可変表示手段の可変表
示の始動及び停止のいずれをも遊技者の介入によって行
うことができ、遊技に積極参加している気分を遊技者に
味合わせることができる。 【0035】 【発明の実施の形態】以下に、遊技機を回胴式遊技機、
具体的にはスロットマシンに適用した場合の一実施の形
態につき図面に基づいて説明する。 【0036】図1,2に示すように、スロットマシン1
は、前面を開放した箱状のマシン本体2を有している。
マシン本体2の前面側には前面開閉扉としてのフロント
パネル3が開閉自在に取り付けられている。フロントパ
ネル3が閉状態となっている場合、フロントパネル3に
よってマシン本体2の前面開放側が閉鎖される。フロン
トパネル3は閉状態にある場合には図示しないロック機
構によって開放不能な状態にロックされており、そのロ
ック状態はフロントパネル3に設けられた解除操作部た
るキーシリンダ4に対する所定のキー操作によって解除
されるように構成されている。 【0037】フロントパネル3には、縦長の3つの表示
窓5,6,7が横並びとなるように設けられている。表
示窓5,6,7は透明又は半透明な材質により構成され
ており、各表示窓5,6,7を通して内部を視認可能な
状態とされている。 【0038】マシン本体2内には、可変表示手段を構成
する左リール11,中リール12及び右リール13が収
納されている。各リール11,12,13はそれぞれ円
筒状(円環状)に形成されているが、少なくとも環状と
なっていればよい。各リール11,12,13は、その
中心軸線が当該リール11,12,13の回転軸線とな
るように回転可能に支持されている。各リール11,1
2,13の回転軸線は略水平方向に延びる同一軸線上に
配設され、それぞれのリール11,12,13が各表示
窓5,6,7と1対1で対応している。従って、各リー
ル11,12,13の表面の一部はそれぞれ対応する表
示窓5,6,7を通して視認可能な状態とされている。 【0039】また、リール11,12,13が回転する
と、各表示窓5,6,7を通してリール11,12,1
3は上から下へ向かって移動しているかのように映し出
される。これら各リール11,12,13はそれぞれス
テッピングモータ等のリールモータ15,16,17
(図4参照)に連結されており、各リールモータ15,
16,17の駆動により各リール11,12,13が個
別に、即ちそれぞれ独立して回転駆動し得る。 【0040】各リール11,12,13の外周面には、
それぞれ識別情報としての図柄が多数設けられている。
これらの図柄のうち、表示窓5,6,7を介して視認可
能な図柄数は、主として表示窓5,6,7の上下方向の
長さによって決定される所定数に限られている。本実施
形態では各リール11,12,13毎に全体を視認可能
な図柄数は3個ずつとされている。 【0041】ここで、各リール11,12,13に付さ
れる図柄について説明する。図3には、左リール11,
中リール12,右リール13のそれぞれについての図柄
配列が示されている。同図は、各リール11,12,1
3表面の展開図とみても差し支えない。同図に示すよう
に、各リール11,12,13にはそれぞれ21個の図
柄が一列に設けられている。各リール11,12,13
に対応して番号が1〜21まで付されているが、これは
説明の便宜上付されたものであり、リール11,12,
13に実際に付されているわけではない。但し、以下の
説明では当該番号を使用して説明する。 【0042】図柄としては、ビッグボーナスゲームに移
行するための第1特別図柄としての「7」図柄がある。
「7」図柄としては白色のもの(例えば、左リール第2
0番目。以下、適宜「白7」図柄と称す)と、赤色のも
の(例えば、左リール第21番目。以下、適宜「赤7」
図柄と称す)とがある。また、レギュラーボーナスゲー
ムに移行するための第2特別図柄としての「BAR」図
柄(例えば、左リール第19番目)がある。また、リプ
レイゲームに移行するための第3特別図柄としての「リ
プレイ図柄」(例えば、左リール第1番目)がある。ま
た、小役の払出が行われる小役図柄としての「スイカ」
図柄(例えば、左リール第4番目)、「ベル」図柄(例
えば、左リール第2番目)、「チェリー」図柄(例え
ば、左リール第3番目)がある。そして、図3に示すよ
うに、各リール11,12,13において、各図柄の数
や配置順序は全く異なっている。 【0043】各図柄に関する払出枚数について説明す
る。小役図柄に関し、「スイカ」図柄が後述する有効ラ
イン上に左・中・右と揃った場合には15枚のメダル払
出、「ベル」図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った
場合には8枚のメダル払出、左リール11の「チェリ
ー」図柄が有効ライン上に停止した場合には2枚のメダ
ル払出が行われる。即ち、中リール12及び右リール1
3の「チェリー」図柄はメダル払出とは無関係であり、
言わば無意味な図柄である。また、「チェリー」図柄に
限っては、他の図柄との組合せとは無関係にメダル払出
が行われるため、左リール11の複数の有効ラインが重
なる位置(具体的には上段又は下段)に「チェリー」図
柄が停止された場合には、その重なった有効ラインの数
を乗算した分だけのメダル払出が行われることとなり、
結果として本実施の形態では4枚のメダル払出が行われ
る。 【0044】また、その他の図柄に関しては、第1特別
図柄(ビッグボーナス図柄)の組合せである「赤7」図
柄又は「白7」図柄が同一色で有効ライン上に左・中・
右と揃った場合には15枚のメダル払出、第2特別図柄
(レギュラーボーナス図柄)の組合せである「BAR」
図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った場合には15
枚のメダル払出が行われる。 【0045】更に、第3特別図柄の組合せである「リプ
レイ」図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った場合に
はメダル払出は行われない。その他の場合、即ち有効ラ
イン上に左リール11の「チェリー」図柄が停止せず、
また左・中・右に同一図柄が揃わない場合には、一切メ
ダル払出は行われない。 【0046】また、本実施の形態では、更なる小役図柄
の組合せとして、有効ライン上において左右リール1
1,13に「白7」図柄が、中リール12に「BAR」
図柄が揃った場合には15枚のメダル払出が行われ(以
下、これを第1小役図柄と称す)、有効ライン上におい
て左右リール11,13に「白7」図柄が、中リール1
2に「赤7」図柄が揃った場合には15枚のメダル払出
が行われる(以下、これを第2小役図柄と称す)ように
設定されている。但し、第1小役図柄及び第2小役図柄
は、ビッグボーナスゲーム中にしか有効化されないよう
に設定され、その他の場合にはたとえ第1小役図柄又は
第2小役図柄が有効ライン上に揃っても何らメダル払出
は行われない。 【0047】なお、各リール11,12,13は識別情
報を可変表示する可変表示手段の一例であり、主表示部
を構成する。但し、可変表示手段はこれ以外の構成であ
ってもよい。例えば、ベルト式リール等の他の機械的な
リール構成としてもよく、また、機械的なリール構成に
代えて、或いはこれに加えて、液晶表示器,ドットマト
リックス表示器等の電気的表示により識別情報を可変表
示させるものを設けてもよく、この場合は表示形態に豊
富なバリエーションをもたせることが可能となる。 【0048】フロントパネル3には、各表示窓5,6,
7を結ぶように、横方向へ平行となるように3本、斜め
方向へたすき掛けとなるように2本、計5本の有効ライ
ンが付されている。勿論、最大有効ライン数を6以上と
してもよく、5未満としてもよく、所定条件に応じて最
大有効ライン数を変更するようにしてもよい。これら各
有効ラインに対応して、表示窓5,6,7群の正面から
見て左側には有効ライン表示部21,22,23が設け
られている。第1有効ライン表示部21は中央の横ライ
ン(中央ライン)が有効化された場合に点灯等によって
表示報知される。第2有効ライン表示部22は上下の横
ライン(上ライン及び下ライン)が有効化された場合に
点灯等によって表示報知される。第3有効ライン表示部
23は一対の斜めライン(右下がりライン及び右上がり
ライン)が有効化された場合に点灯等によって表示報知
される。 【0049】フロントパネル3の表面のうち表示窓5,
6,7の下方左側には、各リール11,12,13を一
斉(同時である必要はない)に回転開始させるために操
作されるスタートレバー25が設けられている。スター
トレバー25は可変表示を開始させるべく操作される開
始操作手段を構成する。スタートレバー25の右側に
は、回転している各リール11,12,13を個別に停
止させるために操作されるボタン状のストップスイッチ
27,28,29が設けられている。各ストップスイッ
チ27,28,29は停止対象となるリール11,1
2,13に対応する表示窓5,6,7の直下にそれぞれ
配置されている。ストップスイッチ27,28,29は
可変表示を停止させるべく操作される停止操作手段を構
成する。 【0050】フロントパネル3の前面のうち表示窓5,
6,7の下方右側には、投資価値としてのメダルを投入
するためのメダル投入口31が設けられている。メダル
投入口31は投資価値を入力する入力手段を構成する。
また、メダル投入口31が遊技者によりメダルを直接投
入するという動作を伴う点に着目すれば、投資価値を直
接入力する直接入力手段を構成するものともいえる。 【0051】フロントパネル3の表面のうち表示窓5,
6,7の下方左側には、投資価値としてのクレジットさ
れた仮想メダルを一度に3枚投入するためのボタン状の
第1クレジット投入スイッチ32が設けられている。ま
た、第1クレジット投入スイッチ32の下方には当該ス
イッチ32よりも小さなボタン状のスイッチとして、第
2クレジット投入スイッチ33及び第3クレジット投入
スイッチ34が設けられている。第2クレジット投入ス
イッチ33はクレジットされた仮想メダルを一度に2枚
投入するためのものであり、第3クレジット投入スイッ
チ34は仮想メダルを1枚ずつ投入するためのものであ
る。各クレジット投入スイッチ32〜34は前記メダル
投入口31とともに投資価値を入力する入力手段を構成
する。また、メダル投入口31が遊技者によりメダルを
直接投入するという動作を伴うのに対し各クレジット投
入スイッチ32〜34は貯留記憶に基づく仮想メダルの
投入という動作を伴うに過ぎない点に着目すれば、投資
価値を間接入力する間接入力手段を構成するものともい
える。 【0052】なお、第1クレジット投入スイッチ32
は、1ゲームにつき投入できるメダル最大数(3枚)に
達していないことを促すため、図示しない発光部材とし
てのランプが内蔵されている。当該ランプは、第1クレ
ジット投入スイッチ32のスイッチ操作が有効である状
況時において点灯されて当該スイッチ32の操作を促す
が、クレジットされた仮想メダルが存在しない場合や既
に3枚のメダル投入がなされている状況下では消灯され
る。ここで、上記点灯に代えて、点滅させてメダル投入
の促しを遊技者に一層分かり易くしてもよい。 【0053】フロントパネル3の表面のうちメダル投入
口31の左側には、ボタン状の切換スイッチ36が設け
られている。切換スイッチ36は、メダル投入口31に
必要量より多く投入された投入メダルや、所定の遊技の
結果遊技者に返還される獲得メダルの取扱形式を変更す
るために操作される。即ち、例えば電源投入時には、所
定の最大値(例えばメダル50枚分)となるまでの余剰
の投入メダルはクレジットメダルとして貯留記憶すると
ともに獲得メダルもクレジットメダルとして貯留記憶す
るように設定しておく「クレジットモード」とし、切換
スイッチ36が操作されると、クレジットメダルがある
場合にはその分を現実のメダルとして払い出すとともに
余剰の投入メダルや獲得メダルも現実のメダルとして払
い出すように設定された「ダイレクトモード」に切り換
えられるようにしておく。そして、この切換スイッチ3
6が操作される度に「クレジットモード」と「ダイレク
トモード」とを交互に切り換えるようにしておけば、遊
技者は自身の好みに応じた形式で遊技を実行することが
できる。かかる切換スイッチ36は投入価値及び遊技価
値の取扱形式を切り換える切換操作手段を構成する。ま
た、クレジットされた仮想メダルを現実のメダルとして
払い出すという機能に着目すれば、切換スイッチ36は
貯留記憶された遊技価値を実際に払い出すための精算操
作手段を構成するものともいえる。 【0054】フロントパネル3には、クレジットモード
時に有効化されて貯留記憶されたメダル数を表示する残
数表示部38と、獲得メダルの枚数を表示する獲得数表
示部39とがそれぞれ設けられている。これら両表示部
38,39は2桁の7セグメント表示器によって構成さ
れているが、液晶表示器等によって代替することは当然
可能である。 【0055】スロットマシン1の下部には、マシン本体
2の内部に収納されたホッパ装置41からのメダルが排
出されるメダル排出口42と、メダル排出口42から排
出された現実のメダルが貯留される受皿43とが設けら
れている。ホッパ装置41は遊技価値たる現実のメダル
を返還する出力手段を構成する。 【0056】スロットマシン1の上部には、ビッグ報知
部45,レギュラー報知部46,リプレイ報知部47,
小役報知部48等の各種報知部が設けられている。これ
ら各種報知部の配置場所は図示のものに限定されない
し、共通の報知部で異なる態様の報知を行うようにして
もよい。 【0057】ビッグ報知部45は、各リール11,1
2,13の停止時に第1特別図柄としての「赤7」図柄
又は「白7」図柄が有効ライン上に揃った場合、ビッグ
ボーナスゲームを獲得したことを点灯、点滅等によって
表示報知する。レギュラー報知部46は、各リール1
1,12,13の回転停止時に第2特別図柄としての
「BAR」図柄が有効ライン上に揃った場合、レギュラ
ーボーナスゲームを獲得したことを点灯、点滅等によっ
て表示報知する。リプレイ報知部47は、各リール1
1,12,13の回転停止時に「リプレイ」図柄が有効
ライン上に揃った場合、リプレイゲームを獲得したこと
を点灯、点滅等によって表示報知する。小役報知部48
は、各リール11,12,13の回転停止時に小役図柄
としての「スイカ」図柄或いは「ベル」図柄が有効ライ
ン上に揃った場合又は「チェリー」図柄が左リール11
の有効ライン上に停止した場合、所定数のメダルを獲得
したことを点灯、点滅等によって表示報知する。 【0058】なお、これら各報知部45〜48は表示に
よって報知することとしたが、これに代えて或いはこれ
に加えて、スロットマシン1に備えられるスピーカ50
によって音声により報知してもよい。 【0059】また、図示しないが、各リール11,1
2,13の内周側及び外周側に発光部材を設けてもよ
い。各リール11,12,13の内周側の発光部材は光
を各リール11,12,13の内側から照射し、各リー
ル11,12,13からの透過光を遊技者に見せるもの
である。一方、各リール11,12,13の外周側の発
光部材は光を各リール11,12,13の外側から照射
し、各リール11,12,13からの反射光を遊技者に
見せるものである。そして、これら各発光部材の発光度
合、発光タイミング、発光時間等によって各種演出効果
を生じさせることも可能となる。 【0060】図1に示すように、フロントパネル3にお
ける各リール11〜13の配設位置の右側には、補助表
示部49が設けられている。補助表示部49は、本実施
形態では表示内容の多様化及び表示演出の重厚化を意図
して液晶表示器によって構成されているが、ドットマト
リックス表示器等の他の表示器を使用してもよい。 【0061】補助表示部49は、遊技の進行に伴って各
種表示演出を実行するためのものであり、各リール11
〜13による遊技を主表示部によるものと考えることが
できることから、本実施形態では補助表示部49と称し
ている。補助表示部49は遊技者に各種情報を与える等
のナビゲーション的な機能を有する。なお、補助表示部
49に表示される内容については追って説明する。 【0062】図4に示すように、スロットマシン1に
は、遊技に関する各種の制御を行うための制御装置51
が備えられている。制御装置51は、制御を司るCP
U,遊技プログラムを記憶したROM,遊技の進行に応
じた必要なデータを記憶するRAM,各種機器との連絡
をとるポート,各種抽選の際に用いられる乱数発生器,
時間計数や同期を図る場合などに使用されるクロックパ
ルス発生回路等を含む制御回路基板を有し、その制御回
路基板をボックスに収納してなる制御基盤ボックスによ
って構成されている。 【0063】制御装置51の入力側には、スタートレバ
ー25の操作を検出するスタート検出センサ61、各ス
トップスイッチ27,28,29の操作を個別に検出す
るストップ検出センサ62,63,64、メダル投入口
31から投入されたメダルを検出する投入メダル検出セ
ンサ65、各クレジット投入スイッチ32〜34の操作
を検出すべく各スイッチ32〜34に個々に対応する各
クレジット投入検出センサ66,67,68、切換スイ
ッチ36の操作を検出する切換検出センサ69、各リー
ル11,12,13の回転位置(原点位置)を個別に検
出するリール位置検出センサ71,72,73、ホッパ
装置41から払い出されるメダルを検出するホッパ検出
センサ74等の各種センサが接続されている。 【0064】なお、投入メダル検出センサ65は実際に
は複数個のセンサより構成されている。即ち、メダル投
入口31からホッパ装置41に至るメダル通路は、メダ
ルが1列で通行可能なように構成されている。そして、
メダル通路には第1センサが設けられるとともに、それ
よりメダルの幅以上離れた下流側に第2センサ及び第3
センサが近接(少なくとも一時期において同一メダルを
同時に検出する状態が生じる程度の近接位置)して設け
られており、これら第1乃至第3の各センサによって投
入メダル検出センサ65が設けられている。制御装置5
1は、第1センサから第2センサに至る時間を監視し、
その経過時間が所定時間を越えた場合にはコイン詰まり
又は不正があったものとみなしてエラーとする。エラー
になると、エラー報知が行われるとともにエラー解除さ
れるまでの遊技者による操作が無効化される。また、制
御装置51は第2センサと第3センサとがオンオフされ
る順序をも監視し、第2,第3センサが共にオフ、第2
センサのみオン、第2,第3センサが共にオン、第3セ
ンサのみオン、第2,第3センサが共にオフという順序
通りになった場合で、かつ各オンオフ切換に移行する時
間が所定時間内である場合にのみコインが正常に取り込
まれたと判断し、それ以外の場合はエラーとする。この
ようにするのは、メダル通路でのメダル詰まりの他、メ
ダルを投入メダル検出センサ65付近で往復動させてメ
ダル投入と誤認させる不正を防止するためである。 【0065】制御装置51の出力側には、各リールモー
タ15,16,17を駆動させるモータ駆動回路81、
各種表示部21〜23,38,39,各種報知部45〜
48を表示駆動させる表示駆動回路82、ホッパ装置4
1を駆動させるホッパ駆動回路83、スピーカ50を駆
動させるスピーカ駆動回路84、補助表示部49を駆動
制御する表示制御装置85等が接続されている。かかる
表示制御装置85、表示駆動回路82の一部(各種報知
部45〜48の制御部分)、スピーカ駆動回路84等の
付属遊技に関わる制御部分は、制御装置51とは独立し
たサブ基板によって構成され、かかるサブ基板にはCP
U、ROM、RAM等が含まれており、制御装置51か
らの信号を受け取った上で独自に補助表示部49を表示
制御する等の処理を行う。 【0066】制御装置51は、上述のとおりCPU,R
OM,RAM等を備えているが、以下の説明では、それ
らの現実の構成自体に拘束されず、制御装置51を機能
実現手段の集合体としてとらえて説明する。即ち、以下
に説明する各種機能はCPUの制御下で実現される機能
であり、その制御プログラムはROM(場合によっては
RAM)の記憶内容に基づくものであり、その時々の必
要なデータはRAMに一時的に記憶保持されることとな
るが、それらのプログラム上の要件等については適宜の
テーブル構成を採用する等で当業者がなし得るものであ
るため、個々には説明しない。但し、本実施形態の利点
を把握するのに必要がある場合等については、適宜具体
的な説明をする。 【0067】制御装置51は、「小役抽選手段」を備え
ている。小役抽選手段は、スタート検出センサ61から
の検出信号が入力されたタイミングによって、小役払出
条件が成立したか否かの抽選を行う。本実施形態では小
役として「スイカ」,「ベル」,「チェリー」等の複数
種類が存在するので、小役抽選手段はどの種類の小役払
出条件が成立したかの抽選を行い、各小役フラグの成立
の有無が決定される。なお、他の抽選もメダル投入枚数
に応じて変化するよう構成されており、概してメダル投
入枚数が多い程遊技者に有利な抽選結果が得られるよう
になっている。 【0068】制御装置51は、「リプレイゲーム抽選手
段」を備えている。リプレイゲーム抽選手段は、スター
ト検出センサ61からの検出信号が入力されたタイミン
グによって、リプレイゲーム移行条件が成立したか否か
の抽選を行い、これによってリプレイフラグの成立の有
無が決定される。 【0069】制御装置51は、「リプレイゲーム制御手
段」を備えている。リプレイゲーム制御手段は、通常遊
技中にリプレイフラグが成立している場合、各リール1
1,12,13の停止時に、後述するリプレイ成立テー
ブルの内容を参照しながら、一定の引き込み停止制御を
加えて半強制的にリプレイ図柄を有効ライン上に停止さ
せる。そして、有効ライン上にリプレイ図柄が停止する
ことを条件に、次回の遊技を無償で行うことができるよ
うにするものである。勿論、このリプレイゲームが行わ
れる場合にも各種抽選は実行されている。 【0070】制御装置51は、「レギュラーボーナス抽
選手段」を備えている。レギュラーボーナス抽選手段
は、スタート検出センサ61からの検出信号が入力され
たタイミングによって、レギュラーボーナス移行条件が
成立したか否かの抽選を行い、これによってレギュラー
ボーナスフラグの成立の有無が決定される。 【0071】制御装置51は、「レギュラーボーナス制
御手段」を備えている。レギュラーボーナス制御手段
は、通常遊技中に、前記レギュラーボーナスフラグが成
立している場合、各リール11,12,13の停止時
に、レギュラーボーナス成立テーブルの内容を参照しな
がら、一定の引き込み停止制御を加えて半強制的に第2
特別図柄(レギュラーボーナス図柄)を有効ライン上に
停止させる。そして、有効ライン上にレギュラーボーナ
ス図柄が停止することを条件に、予め設定された所定の
ゲーム回数(ここでは12回)を上限として、現状遊技
状態である通常遊技状態からレギュラーボーナスゲーム
に移行させ、その後元の遊技状態に復帰させるものであ
る。レギュラーボーナスゲーム中は、有効ラインが1ラ
インのみとされている。 【0072】制御装置51は、「レギュラーボーナス中
抽選手段」を備えている。レギュラーボーナス中抽選手
段は、レギュラーボーナス中にのみ有効化され、スター
ト検出センサ61からの検出信号が入力されたタイミン
グによって、所定の図柄(ここでは、リプレイ図柄)の
抽選を行う。かかる図柄の抽選は、通常の抽選とは異な
り、例えばレギュラーボーナス中はリプレイ図柄が有効
ライン上に揃った場合に所定枚数(例えば15枚)のメ
ダルが払い出されるように設定しておき、かかるリプレ
イ図柄をメダル払出図柄として、当該メダル払出図柄が
揃う条件を満たすか否かの抽選とされている。そして、
前記レギュラーボーナス制御手段は、前記抽選の結果、
リプレイフラグ(ここでいうリプレイフラグは通常遊技
中のものとは異なり、レギュラーボーナス用に新たに設
定されたものである。)が成立した場合には前記メダル
払出図柄以外の図柄が有効ライン上に揃わないように各
リール11,12,13を制御するものであり、しかも
メダル払出図柄が所定回数(例えば8回)揃った場合に
は前記所定の遊技回数(12回)に達していなくともレ
ギュラーボーナスゲームを終了させる。 【0073】制御装置51は、「ビッグボーナス抽選手
段」を備えている。ビッグボーナス抽選手段は、スター
ト検出センサ61からの検出信号が入力されたタイミン
グによって、ビッグボーナス移行条件が成立したか否か
の抽選を行い、これによってビッグボーナス成立フラグ
の有無が決定される。 【0074】制御装置51は、「ビッグボーナス制御手
段」を備えている。ビッグボーナス制御手段は、通常遊
技中に、前記ビッグボーナスフラグが成立すると、各リ
ール11,12,13の停止時に、後述するビッグボー
ナス成立テーブルの内容を参照しつつ、一定の引き込み
停止制御を加えて半強制的に第1特別図柄(ビッグボー
ナス図柄)を有効ライン上に停止させる。そして、有効
ライン上にビッグボーナス図柄が停止することを条件
に、予め設定された所定の遊技回数(ここでは30回)
を上限として、現状遊技状態である通常遊技からビッグ
ボーナスゲームに移行させ、その後、原則的には元の通
常遊技状態に復帰させるものである。 【0075】制御装置51は、「ビッグボーナス中抽選
手段」を備えている。ビッグボーナス中抽選手段は、ビ
ッグボーナス中にのみ有効化され、スタート検出センサ
61からの検出信号が入力されたタイミングによって、
小役図柄の抽選及びジャックインの抽選を行い、小役フ
ラグ及びジャックインフラグの成立の有無が決定され
る。そして、前記ビッグボーナス制御手段は、小役フラ
グの成立によって所定の小役図柄を有効ライン上に揃わ
せるべく小役成立テーブルを参照しつつ各リール11,
12,13を半強制的に引き込み停止制御する。ここ
で、既述のとおり、本実施の形態では、ビッグボーナス
中抽選手段によって、第1小役図柄及び第2小役図柄の
抽選も行っている。即ち、ビッグボーナス中抽選手段に
よって、ビッグボーナスゲーム中においては、「白7・
赤7・白7」図柄の組合せとしての第1小役図柄の抽選
や、「白7・BAR・白7」図柄の組合せとしての第2
小役図柄の抽選も行われる。第1小役図柄及び第2小役
図柄の抽選は、本実施の形態ではビッグボーナスゲーム
時のメダル獲得枚数を増大させるべく、高確率で成立す
るように設定されている。 【0076】また、前記ビッグボーナス制御手段は、前
記ジャックインフラグの成立によってジャックインさせ
るべく、リプレイ成立テーブルの内容を参照しつつ、各
リール11,12,13を半強制的に引き込み停止制御
する。ジャックインとは、ビッグボーナスゲーム中に上
記したレギュラーボーナスゲームと同様のゲームを実行
させる状態であり、具体的には「リプレイ」図柄が揃う
ことによって生じる。従って、ジャックイン実行のため
にビッグボーナス制御手段は、ジャックイン図柄(リプ
レイ図柄)を有効ライン上に揃わせるべく各リール1
1,12,13を半強制的に引き込み停止制御する。ジ
ャックインされると上記したレギュラーボーナスゲーム
と同様のゲームが実行される。 【0077】ここで、ビッグボーナスゲームは、前記所
定の遊技回数(30回)内で所定回数(例えば3回)を
上限とするジャックインが可能であり、ビッグボーナス
ゲーム中のジャックイン中における遊技回数は前記30
回の回数には加算されないようになっている。そして、
ビッグボーナス制御手段は、前記所定の遊技回数(30
回)内であっても、レギュラーボーナスゲームが所定回
数(3回)終了した時点でビッグボーナスゲームを強制
的に終了させる。 【0078】制御装置51は、「リール制御手段」及び
「記憶手段」を備えている。リール制御手段は、記憶手
段の記憶内容に応じて各リール11〜13を制御するも
のであり、特に記憶手段に記憶された各種テーブルの記
憶内容に応じて各リール11〜13の停止位置を制御す
るものである。 【0079】記憶手段(ここではROMであるがRAM
であってもよい。)に記憶された各種テーブルとは、成
立した各種フラグに応じて個々に設定されたものであ
る。具体的には、例えば何らフラグが成立していない場
合にいずれの図柄をも有効ライン上に揃えないようにす
るための「外れテーブル」、小役フラグ(小役フラグに
はベル図柄、スイカ図柄、チェリー図柄等の各小役に対
応したそれぞれ異なるフラグが用意されている。)に対
応して所定の小役図柄を有効ライン上に揃えるための
「小役成立テーブル」(以下、特に第1小役図柄又は第
2小役図柄のテーブルについて言及する場合は「第1小
役成立テーブル」又は「第2小役成立テーブル」と称す
る)、リプレイフラグに対応してリプレイ図柄を有効ラ
イン上に揃えるための「リプレイ成立テーブル」、ビッ
グボーナスフラグに対応して「赤7」図柄又は「白7」
図柄を有効ライン上に揃えるための「ビッグ成立テーブ
ル」、レギュラーボーナスフラグに対応して「BAR」
図柄を有効ライン上に揃えるための「レギュラー成立テ
ーブル」等の他、以上の成立図柄をどの有効ライン上に
揃えるかを決定するための「ラインテーブル」等であ
る。 【0080】次いで、表示制御装置85について、それ
らの現実の構成自体に拘束されず、表示制御装置85を
機能実現手段の集合体としてとらえて説明する。即ち、
以下に説明する各種機能はCPUの制御下で実現される
機能であり、その制御プログラムはROM(場合によっ
てはRAM)の記憶内容に基づくものであり、その時々
の必要なデータはRAMに一時的に記憶保持されること
となるが、それらのプログラム上の要件等については適
宜のテーブル構成を採用する等で当業者がなし得るもの
であるため、個々には説明しない。但し、本実施形態の
利点を把握するのに必要がある場合等については、適宜
具体的な説明をする。 【0081】表示制御装置85は、「表示記憶手段」を
備えている。「表示記憶手段」は具体的にはROM又は
RAM等によって実現されるものであり、補助表示部4
9に表示すべき各種表示データが記憶されている。 【0082】表示制御装置85は、「補助表示制御手
段」を備えている。補助表示制御手段は、補助表示部4
9を表示制御するものであり、以下に説明する各種補助
表示を実現する。 【0083】即ち、まず、補助表示制御手段は、補助表
示部49に、少なくとも、小役フラグ或いはリプレイフ
ラグの成立を報知する「ナビゲーション表示」と、ビッ
グボーナスフラグ或いはレギュラーボーナスフラグの成
立時に小役フラグ等の成立と思わせる報知を行う「ナビ
ゲーション外れ表示」とを行わせるように、当該補助表
示部49を表示制御する。なお、ナビゲーション表示と
ナビゲーション外れ表示とは、当該補助表示部49の表
示内容のみから区別することはできず、各リール11,
12,13の停止内容との関係から理解されるものであ
る。 【0084】即ち、補助表示制御手段は、「ナビゲーシ
ョン表示」として、小役フラグ或いはリプレイフラグ成
立時には、そのゲームの終了前迄にフラグ成立に該当す
る小役又はリプレイに対応する図柄を補助表示部49に
表示させ、遊技者に表示された図柄を停止させるように
促すナビゲーション的な機能を発揮させる。一方、「ナ
ビゲーション外れ表示」として、ビッグボーナスフラグ
或いはレギュラーボーナスフラグ成立時には、本来フラ
グの成立していない小役或いはリプレイ図柄をそのゲー
ムの終了前迄に補助表示部49に表示させ、同じく遊技
者に表示された図柄を停止させるように促すナビゲーシ
ョン的な機能を発揮させるが、それら表示された図柄は
本来フラグ成立していないのであるから実際にはその表
示された図柄が有効ライン上に揃うことはない点で上記
ナビゲーション表示とは意味内容が異なる。 【0085】前記補助表示制御手段は、また、ビッグボ
ーナスゲームの成立時(即ち、ビッグボーナス図柄が有
効ライン上に停止されたとき)において、スーパービッ
グボーナスゲームであるかノーマルビッグボーナスゲー
ムであるかを補助表示部49に表示させる機能や、ビッ
グボーナスフラグ成立後に当該ビッグボーナス図柄が有
効ライン上に停止されるまでの間に各種表示を行う機能
を有する。 【0086】ここで、かかるスーパービッグボーナスゲ
ームであるかノーマルビッグボーナスゲームであるかの
表示は、遊技者の操作状況に応じて変化する。即ち、本
実施の形態において一例を示すとすれば、ビッグボーナ
スフラグの成立から3ゲームまでの間は、表示制御装置
85が備える「補助表示制御手段」によって、図7に示
すように補助表示部49には「SUPER」なる表示及
び遊技価値が相対的に高い旨のキャラクター表示がなさ
れ、この3ゲーム以内にビッグボーナス図柄を有効ライ
ン上に停止させることができれば、スーパービッグボー
ナスゲームを獲得できる。また、ビッグボーナスフラグ
の成立から3ゲームが終了してもなお有効ライン上にビ
ッグボーナス図柄を停止させることができなかった場合
には、図8に示すように補助表示部49には「NORM
AL」なる表示及び遊技価値が相対的に低い旨のキャラ
クター表示がなされる。 【0087】補助表示制御手段は、また、スーパービッ
グボーナスゲーム中には、第1小役図柄、第2小役図
柄、リプレイ図柄(ジャックイン図柄)の各フラグが成
立した場合に、そのフラグ成立を補助表示部49に表示
させる機能を有する。一方、補助表示制御手段は、ノー
マルボーナスゲーム中には、各図柄のフラグ成立とは無
関係の表示を行わせる機能を有する。 【0088】次に、以上の構成からなるスロットマシン
1の作用につき、遊技方法を踏まえて説明する。 【0089】遊技の開始に際し、遊技者は、メダル投入
口31からメダルを投入するか、またはクレジット投入
スイッチ32〜34を操作することにより貯留記憶に基
づく仮想メダルを投入する。メダル投入口31に投入さ
れたメダルは投入メダル検出センサ65によって検出さ
れ、その検出信号を受けて制御装置51はメダルの投入
があったことを判断する。一方、クレジット投入スイッ
チ32〜34の操作はクレジット投入検出センサ66〜
68によって検出され、その検出信号を受けて制御装置
51は所定数の仮想メダルの投入があったことを判断す
る。 【0090】これらのメダル投入枚数に応じて制御装置
51は表示駆動回路82を介して有効ライン表示部2
1,22,23を点灯させる。ここで、1枚のメダル投
入であれば有効ライン表示部21のみが点灯されて中央
の横ラインのみが有効化され、2枚のメダル投入であれ
ば有効ライン表示部21,22が点灯されて中央及び上
下の横ラインが有効化され、3枚のメダル投入であれば
全ての有効ライン表示部21,22,23が点灯されて
全てのラインが有効化されたことを報知する。なお、ク
レジット投入スイッチ32〜34の操作によるメダル投
入の場合には、制御装置51はクレジットされているメ
ダルの貯留記憶数をその分減算し、その減算値に応じた
表示を残数表示部38に行わせるように表示制御する。 【0091】少なくとも1ラインが有効化されている時
点で、遊技者がスタートレバー25を操作すると、その
操作がスタート検出センサ61によって検出され、その
検出信号を受けて制御装置51はスタートレバー25の
操作があったことを判断する。すると、制御装置51
は、全てのリール11,12,13を一斉(同時でもよ
いし所定の時間差を設けてもよい。)に回転させるべ
く、モータ駆動回路81を介して各リールモータ15,
16,17を駆動制御する。その結果、各リール11,
12,13は遊技者にとっては表面に付された図柄を目
視することが困難な程の速度で一方向に回転し、各表示
窓5,6,7を介して各図柄があたかも上から下へ向か
って可変表示されているかのように映し出される。 【0092】前記スタートレバー25の操作に基づく検
出信号が制御装置51に入力されたタイミングで、通常
遊技中では、小役抽選手段、リプレイゲーム抽選手段、
レギュラーボーナス抽選手段、ビッグボーナス抽選手段
による各抽選が行われる。 【0093】小役抽選手段による抽選結果が、小役フラ
グ成立を意味する場合は、適宜の小役図柄を有効ライン
上に停止させ得る権利がそのゲームにおいてのみ与えら
れる。また、リプレイゲーム抽選手段による抽選結果
が、リプレイフラグ成立を意味する場合は、リプレイゲ
ームへ移行する権利がそのゲームにおいてのみ与えられ
る。また、レギュラーボーナス抽選手段による抽選結果
がレギュラーボーナスフラグ成立を意味する場合は、レ
ギュラーボーナスゲームへ移行する権利が与えられ、そ
のフラグはレギュラーボーナスゲームへ移行するまで保
持される。また、ビッグボーナス抽選手段による抽選結
果がビッグボーナスフラグ成立を意味する場合は、ビッ
グボーナスゲームへ移行する権利が与えられ、そのフラ
グはビッグボーナスゲームへ移行うするまで保持され
る。さらに、各抽選手段の抽選結果が、いずれの条件成
立をも意味しない場合には、いずれのフラグもたたな
い。 【0094】以上の各抽選手段による抽選が終了した
後、遊技者がストップスイッチ27,28,29を任意
の順序で操作すると、その操作がそれぞれストップ検出
センサ62,63,64によって個別に検出され、各検
出信号を受けて制御装置51は各ストップスイッチ2
7,28,29の操作があったことを判断する。する
と、制御装置51は、操作された各ストップスイッチ2
7,28,29に対応したリール11,12,13を個
別に停止させるべく、モータ駆動回路81を介して各リ
ールモータ15,16,17を停止制御する。 【0095】これら各リール11,12,13の停止位
置は、上記各抽選手段による抽選結果である各成立フラ
グに基づき、制御装置51の記憶手段に記憶されている
前記各テーブルを参照して決定される。従って、有効ラ
インからリール回転方向手前の4図柄分までに成立フラ
グに対応した図柄が存在すれば、原則として、その図柄
が積極的に有効ライン上に引き込まれるような制御がな
されることとなり、リール停止タイミングが4図柄分手
前までの誤差であれば、その誤差を吸収することができ
る。その結果、遊技者が熟練していなくとも制御装置5
1によって成立フラグに応じた図柄を有効ライン上に極
力停止させることが可能となる。 【0096】各リール11,12,13の停止時におい
て、有効ライン上の停止図柄の組合せが、予め定められ
た所定の図柄の組合せである場合、即ち小役図柄の組合
せ、リプレイ図柄の組合せ、第1特別図柄(ビッグボー
ナス図柄)の組合せ、第2特別図柄(レギュラーボーナ
ス図柄)の組合せである場合、制御装置51は表示駆動
回路82を介して各停止図柄の組合せに応じて払い出さ
れるメダル数を獲得数表示部39に表示させる。 【0097】制御装置51は、獲得数表示部39への表
示と並行して、各停止図柄の組合せに応じた数のメダル
を遊技価値として払い出すための払出制御を行う。かか
るメダルの払出は、制御装置51がホッパ駆動回路83
を介してホッパ装置41を駆動することにより、メダル
排出口42から受皿43へ直接的に現実のメダルとして
払い出される。ただし、切換スイッチ36の操作を切換
検出センサ69が検出し、制御装置51がクレジットモ
ードであると判断した場合において貯留記憶できる最大
値(50枚分)に達していない場合には、その分が直接
ホッパ装置41を駆動することなく、クレジットメダル
として貯留記憶される。この場合、制御装置51はクレ
ジットされているメダルの貯留記憶数に今回獲得したメ
ダル数分を加算し、その加算値に応じた表示を残数表示
部38に行わせるように表示制御する。勿論、この場合
でも貯留記憶できる最大値である50枚分を越えた分は
ホッパ装置41より直接メダルが払い出される。 【0098】そして、有効ライン上に揃った図柄が小役
図柄或いは何ら払出のない図柄の組合せである場合に
は、通常遊技が続行される。一方、有効ライン上に揃っ
た図柄の組合せがリプレイ図柄の組合せである場合には
リプレイゲーム制御手段によって次回のゲームを無償で
行うことができるリプレイゲームが実行される。また、
有効ライン上に揃った図柄の組合せがレギュラーボーナ
ス図柄の組合せである場合にはレギュラーボーナス制御
手段によってレギュラーボーナスゲームが実行される。
また、有効ライン上に揃った図柄の組合せがビッグボー
ナス図柄の組合せである場合にはビッグボーナス制御手
段によってビッグボーナスゲームが実行される。 【0099】なお、小役図柄が有効ライン上に揃った場
合、制御装置51は、表示駆動回路82を介して小役報
知部48を表示制御して小役成立を表示報知するととも
に、スピーカ駆動回路84を介してスピーカ50を駆動
制御して小役成立を音声報知する。また、リプレイ図柄
が有効ライン上に揃った場合、制御装置51は、表示駆
動回路82を介してリプレイ報知部47を表示制御して
リプレイゲームへの移行を表示報知するとともに、スピ
ーカ駆動回路84を介してスピーカ50を駆動制御して
リプレイゲームへの移行を音声報知する。 【0100】また、レギュラーボーナス図柄が有効ライ
ン上に揃った場合、制御装置51は、表示駆動回路82
を介してレギュラー報知部46を表示制御してレギュラ
ーボーナスゲームへの移行を表示報知するとともに、ス
ピーカ駆動回路84を介してスピーカ50を駆動制御し
てレギュラーボーナスゲームへの移行を音声報知する。 【0101】また、ビッグボーナス図柄が有効ライン上
に揃った場合、制御装置51は、表示駆動回路82を介
してビッグ報知部45を表示制御してビッグボーナスゲ
ームへの移行を表示報知するとともに、スピーカ駆動回
路84を介してスピーカ50を駆動制御してビッグボー
ナスゲームへの移行を音声報知する。 【0102】これらスピーカ50による音声報知は、遊
技者への遊技価値返還による利益が大きいもの程大袈裟
なもの(音量を大きくしたり、トーンを高くしたり、リ
ズムを変化させる等)とすることが好ましい。各報知部
45〜48の表示態様についても同様であり、例えばビ
ッグボーナスゲームではめまぐるしく点滅させる等のよ
うに表示態様を変化させることによって、得られる利益
の大きさを遊技者に推し量らせることができる。 【0103】次いで、補助表示部49のナビゲーション
表示演出及びナビゲーション外れ表示演出と関連する部
分について説明する。 【0104】まず、「ナビゲーション表示」演出につい
て説明すると、小役フラグ或いはリプレイフラグ成立時
に、補助表示制御手段は記憶手段の記憶内容をもとにそ
の成立フラグに相対する図柄を抽出し、補助表示部49
に表示させる。かかる表示は、スタートレバー25の操
作が検出されたことに応答して行われる。即ち、遊技者
がストップスイッチ27〜29を操作する前に補助表示
部49に所定の図柄が表示されることとなり、遊技者は
その図柄を参照することで、今回のゲームで成立し得る
図柄を把握することができる。例えば、リプレイフラグ
が成立している場合には、図5に示すように、リプレイ
図柄を補助表示部49に表示させる。 【0105】このリプレイ図柄を補助表示部49に表示
した状態について説明すると、図5に示すように、リプ
レイゲーム制御手段は、リプレイフラグの成立に応答し
て、記憶手段のリプレイ成立テーブルを参照しつつスト
ップスイッチ27〜29の操作に応答して、リプレイ図
柄を所定の有効ライン(図5では右上がりライン)に停
止させる。 【0106】従って、遊技者は、補助表示部49による
表示内容と実際に各リール11,12,13停止時の有
効ライン上の成立図柄とが対応していることを知ること
ができる。 【0107】次に、「ナビゲーション外れ表示」演出に
ついて説明すると、ビッグボーナスフラグ或いはレギュ
ラーボーナスフラグ成立時に、補助表示制御手段は表示
制御装置85の記憶手段の記憶内容をもとにその成立フ
ラグに相対する図柄を抽出するのではなく、これら図柄
とは別の小役或いはリプレイ図柄を抽出し、補助表示部
49に表示させる。かかる表示は、「ナビゲーション表
示」演出の場合と同様、スタートレバー25の操作が検
出されたことに応答して行われる。即ち、遊技者がスト
ップスイッチ27〜29を操作する前に補助表示部49
に所定の図柄が表示される。例えば、補助表示制御手段
がリプレイ図柄を抽出した場合には、リプレイ図柄を補
助表示部49に表示させる。従って、補助表示部49に
図柄表示がなされた時点では遊技者はナビゲーション表
示なのかナビゲーション外れ表示なのかは理解できない
ので、もしも表示図柄に対応する小役等の図柄が有効ラ
イン上に揃えばナビゲーション表示演出であったことが
事後的に判断でき、表示図柄に対応する小役等の図柄が
有効ライン上に揃わなければナビゲーション外れ表示演
出であったことが事後的に判断できる。 【0108】ここで、ナビゲーション外れ表示演出を行
う場合には、補助表示部49にて表示されている図柄を
強制的にテンパイさせるための処理を行い、本来フラグ
成立しているビッグボーナス図柄等を揃わせないように
することが好ましい。具体的には、図6に示すように、
ビッグボーナスフラグが成立した状態で例えばリプレイ
図柄が補助表示部49に表示されているとき、リール制
御手段はリプレイ成立テーブルを参照して、第1番目と
第2番目のリール11,12を、有効ライン上にリプレ
イ図柄がテンパイするように停止させ、第3番目即ち最
後のリール13が停止するときは、別途記憶手段に記憶
されたテンパイ外れテーブルを参照する等して、図6に
示すように、最後に停止する右リール13には右上がり
ライン上にリプレイ図柄が停止することがなく、テンパ
イ外れ目となるようにすることが好ましい。このよう
に、2つのリール11,12を停止させた状況では、未
だナビゲーション表示演出なのかナビゲーション外れ表
示演出なのかが判然とせず、最後のリールが停止した時
点で図6のようにリプレイ図柄が外れることで初めてナ
ビゲーション外れ表示演出であったことがわかり、遊技
者に対しナビゲーション外れ表示演出の面白味を強調す
ることができ、遊技の興趣が高まる。 【0109】以上のナビゲーション表示及びナビゲーシ
ョン外れ表示演出については、リプレイ図柄とビッグボ
ーナスフラグとの関係について説明したが、補助表示部
49に他の表示図柄、例えば小役図柄が表示される場合
もあり、またレギュラーボーナスフラグ成立時にも同様
の演出が可能であることはいうまでもない。 【0110】また、ビッグボーナスフラグ成立以降、上
記のようなナビゲーション外れ表示演出を何度も行うと
すればその面白味も半減してしまうため、ナビゲーショ
ン外れ表示演出の回数等に所定の制限を行うことが好ま
しい。そこで、本実施の形態では、ビッグボーナスフラ
グ成立時及びレギュラーボーナスフラグ成立時に1回だ
け行うこととする。このような条件設定はこれらフラグ
成立時にのみ演出するというだけのものであるから制御
装置51のプログラム設計上容易である。 【0111】次いで、本実施の形態におけるビッグボー
ナスゲームの制御及び遊技の進行について説明する。 【0112】ビッグボーナスフラグの成立後、遊技者の
操作或いは所定時間の経過に基づき各リール11〜13
が停止され、有効ライン上にビッグボーナス図柄が停止
されると、所定回数(30ゲーム)又は3回のジャック
インゲーム終了までビッグボーナスゲームが継続され
る。 【0113】ビッグボーナスフラグの成立時、最初は、
補助表示部49には図7に示すような「SUPER」な
る表示はなされない。ビッグボーナスフラグが成立した
ゲーム回の次のゲーム回より表示がなされる。これは、
ビッグボーナスフラグ成立時のゲーム回に上述したナビ
ゲーション外れ表示演出を行うことがあるため、この際
に予めビッグボーナスフラグが成立したことを報知して
しまうことによる遊技の興趣低下を防止するためであ
る。 【0114】そして、ビッグボーナスフラグ成立から2
ゲーム目と3ゲーム目では図7に示すように補助表示部
49には「SUPER」なる表示及びそれに応じたキャ
ラクター表示がなされる。この表示により、遊技者はビ
ッグボーナスフラグの成立を認識し、更にはこのゲーム
回にビッグボーナス図柄を有効ライン上に停止させるこ
とができれば比較的遊技価値の高いスーパービッグボー
ナスゲームを獲得できると期待する。 【0115】一方、ビッグボーナスフラグ成立後、3ゲ
ームが終了すると、補助表示部49には図8に示すよう
に「NORMAL」なる表示及びそれに応じたキャラク
ター表示がなされる。この表示により、遊技者はスーパ
ービッグボーナスゲームの獲得を逸した残念感とともに
ノーマルビッグボーナスゲームの獲得は得られるという
安心感を持つこととなる。 【0116】ここで、スーパービッグボーナスゲームと
ノーマルビッグボーナスゲームとでは、得られる遊技価
値に差異がもたらされるものとして設定されていればど
のような形態でもよいが、一例について説明する。 【0117】本実施の形態において、ノーマルビッグボ
ーナスゲームでは、ゲーム中に成立した小役図柄やリプ
レイ図柄のフラグ告知は行われないため、遊技者は自身
の勘に頼って所定の図柄を狙って各リール11〜13を
停止させることになる。しかし、ビッグボーナスゲーム
中は、第1小役図柄や第2小役図柄が成立しやすくなっ
ているので、遊技者は基本的にはそのいずれかを狙って
各リール11〜13を停止させるようにすることとなる
と予想される。この場合、第1小役図柄又は第2小役図
柄のフラグが成立しているとして、遊技者がそのいずれ
かを狙って各リール11〜13を停止操作すると仮定す
れば、1/2の確率で15枚のメダル払出が行われる。
このようにして、一定の偶発性を伴いつつある程度のメ
ダル払出の利益を得ることができる。そして、遊技の進
行に伴い、リプレイ図柄のフラグ、即ちジャックインフ
ラグが成立すると、リプレイ図柄が有効ライン上に揃っ
てジャックインゲームに突入する。このようにして、遊
技が進行されるが、得られるメダル数は成立フラグの割
には少なくなる場合が多くなる。 【0118】一方、スーパービッグボーナスゲームで
は、補助表示制御手段の制御によって補助表示部49に
はフラグが成立した小役又はリプレイ図柄についての表
示報知を行う。かかる報知は、補助表示部49に明示的
に表示したり又は間接的に或いは暗示的に表示する等が
可能である。例えば、第1小役図柄のフラグが成立した
場合には、補助表示部49にはBAR図柄が表示され
る。すると、遊技者は、第1小役図柄を狙って各リール
11〜13を停止操作することで、フラグ成立時に確実
に15枚という大量のメダルを獲得することができる。
第2小役図柄のフラグが成立した場合にあっては補助表
示部49に赤7図柄が表示される。更に、ジャックイン
フラグが成立した場合にはリプレイ図柄が補助表示部4
9に表示されることでいわゆるリプレイ外しという操作
も可能となる。このような補助表示部49の表示に従っ
て各リール11〜13の停止操作を行うことにより、ノ
ーマルビッグボーナスゲームよりも多くのメダルが獲得
される可能性が高められる。 【0119】以上のとおり、本実施の形態によれば、ビ
ッグボーナスフラグの成立後、3ゲーム以内にビッグボ
ーナス図柄を有効ライン上に停止させることができれば
比較的遊技価値の高いスーパービッグボーナスゲームを
獲得でき、3ゲームを越えた場合には比較的遊技価値の
低いノーマルビッグボーナスゲームしか獲得できなくな
る。その結果、遊技者の技量によって、得られる遊技価
値に差異が生じ、3ゲームを越えるか否かの境界の場合
には遊技者の緊張感を一層高めることができ、遊技の興
趣を向上させることができる。 【0120】また、スーパービッグボーナスゲームとノ
ーマルビッグボーナスゲームとを、補助表示部49側の
表示制御装置51の制御下で行うようにして切り換える
ので、主制御側たる制御装置51においては、スーパー
ビッグボーナスゲームとノーマルビッグボーナスゲーム
とで何ら制御内容が異なることがなく、いわば補助表示
側の後付けによって上記切換を実現できるので、機種替
え時の設計変更等にも容易に対応できるとともに主制御
たる制御装置51の負担軽減にもなる利点がある。 【0121】以下、他の実施形態について説明する。 【0122】(a)ビッグボーナスフラグ成立後3ゲー
ムまでにビッグボーナス図柄を有効ライン上に停止させ
ることができるか否かによって付与される遊技価値に高
低を設けたが、3ゲーム以外の例えば1ゲーム、10ゲ
ーム等であってもよい。即ち、遊技価値の大小を決定付
ける特定条件としては、各種考えられる。 【0123】(b)スーパービッグボーナスゲームを獲
得し得るゲーム回、即ち上記の場合であればビッグボー
ナスフラグ成立から3ゲーム以内では、図柄の引き込み
(滑り)量を少なく或いはなくすように設定してビッグ
ボーナス図柄を停止し難くすることで、一層スーパービ
ッグボーナスゲームの獲得可能性を低くすることも可能
であり、このようにすれば、より一層技術介入の余地が
高められる。また、図柄配列によってそのような状況を
実現するようにしてもよい。更に、その間は内部抽選に
よって小役抽選確率を向上させてビッグボーナス図柄で
の停止が困難となるようにしてもよい。 【0124】(c)遊技価値の大小を決定付けるのに、
上記のように有効ライン上にビッグボーナス図柄を何ゲ
ーム以内に停止させることができるかというような遊技
者の操作技量のみに委ねたものの他、当該操作技量に確
率条件を取り入れたものとしてもよい。例えば、3ゲー
ム以内にビッグボーナス図柄を停止させることができた
場合には2/3の確率でスーパービッグボーナスゲーム
となり、4ゲーム以上となった場合には1/3の確率で
ノーマルビッグボーナスゲームとなるようにする等、確
率条件によって遊技価値の大小の振り分けを行ってもよ
い。これにより、偶発的要因と操作技量による要因との
相互作用により遊技の興趣を一層高めることが可能とな
る。 【0125】(d)ビッグボーナスゲームの種類によっ
て遊技価値を定めたが、ビッグボーナスゲームとは無関
係の遊技においても同様に遊技価値の高低を定めてもよ
い。例えば、特定図柄を3ゲーム以内等で停止させるこ
とができたらリプレイフラグが頻発する状態を100ゲ
ーム付与する一方で3ゲームを越えても5ゲーム以内に
特定図柄を停止させることができたらリプレイフラグが
頻発する状態を50ゲーム付与するということも可能で
ある。また、補助表示部49による示唆表示によって内
部抽選による当選によって今回有効ライン上に停止し得
る図柄を報知してアシストする状態についても同様の制
御が可能である。即ち、 (e)ビッグ遊技3ゲーム以内等の特定条件としては、
他にも例えばビッグボーナスゲーム図柄を停止させる順
序を条件(ランダムに選択された停止順序)としたり、
リール11〜13を回転させてから3回転以内に停止さ
せることを条件としたり、有効ライン中の例えば下ライ
ンに停止させることを条件とする等、各種条件が考えら
れる。この場合、遊技者の技術介入の余地を残すことを
必要条件とすることが好ましい。 【0126】(f)遊技価値の大小を例えばスーパービ
ッグボーナスゲームとノーマルビッグボーナスゲームの
ように2段階に設定したが、例えばスーパービッグボー
ナスゲームとノーマルビッグボーナスゲームとの間程度
の遊技価値を付与するゲーム形態を設定する等して、3
段階以上に設定してもよい。 【0127】(g)遊技価値の大小の振り分けを3段階
以上にしてもよい。例えば、ビッグボーナスフラグ成立
後1回目でビッグボーナス図柄を停止させることができ
たらスーパービッグボーナスゲームとなる確率を1/1
とし、2〜3回目の場合はその確率を1/2とし、4回
〜5回目の場合はその確率を1/3とし、6回目以降は
その確率を0/1とする等の設定が可能である。 【0128】(h)以上説明したうち、確率条件を設定
したものの場合、例えば今回ビッグボーナスゲームを獲
得したらどの程度の確率でスーパービッグボーナスゲー
ムとなるかを補助表示部49にて直接的に或いは間接的
に表示する等の報知を行うようにしてもよい。 【0129】(i)ビッグボーナスゲームについて、ス
ーパービッグボーナスゲームとノーマルビッグボーナス
ゲームとの差異をつけるために、上記実施の形態では、
第1小役図柄と第2小役図柄といった複数の15枚のメ
ダル払出可能な図柄を設定しておき、更にそれらの図柄
について補助表示部49によって告知するか否かという
方式を採用したが、他の方式でもってスーパーとノーマ
ルとを形成してもよい。例えば、所定の小役図柄が各リ
ール11〜13の停止順序によって成立したりしなかっ
たりするようにしておき、その停止順序も毎回変更され
るようにし、これを補助表示部49等で報知する場合に
は指示された停止順序に従うことで確実に小役成立によ
るメダル獲得を行わせるスーパービッグする一方、停止
順序を報知しない場合には偶発的にしか小役成立しない
ノーマルビッグとするといった方式が可能である。ま
た、スーパービッグでは大量(例えば15枚)のメダル
払出が行われる小役図柄が成立しやすくする一方、ノー
マルビッグでは小量(例えば8枚)のメダル払出が行わ
れる小役図柄が成立しやすくする方式が可能である。ま
た、同じメダル払出数の小役図柄についてスーパービッ
グではそのフラグが成立しやすくする一方、ノーマルビ
ッグではそのフラグが成立し難くする方式が可能であ
る。また、スーパービッグではジャックインフラグを成
立し難く(例えば1/10の確率)して30ゲームの継
続権を有効利用させる一方、ノーマルビッグではジャッ
クインフラグを成立しやすく(例えば1/5の確率)し
て30ゲームの継続権を有効利用できないようにする方
式が可能である。また、その他の各種方式も当然可能で
あるし、これらの組合せも当然可能である。 【0130】(j)ナビゲーション表示演出及びナビゲ
ーション外れ表示演出に関し、補助表示部49にはスタ
ートレバー25の操作に応答してリール回転開始に相前
後する時期に表示されることとしたが、リール回転後、
例えば第1番目のリール停止後、第2番目のリール停止
後、第3番目即ち全てのリール停止後、所定時間経過後
等のように表示時期を適宜変更してもよいし、その都度
変更してもよい。即ち、ナビゲーション表示及びナビゲ
ーション外れ表示演出は事後報知であってもよい。 【0131】(k)ナビゲーション表示演出やナビゲー
ション外れ表示演出は、所定の抽選結果をもとに実行さ
れるようにしてもよい。例えば、ビッグボーナスフラグ
が成立したら必ずナビゲーション外れ表示演出を行うの
ではなく、ビッグボーナスフラグ成立時に抽選によって
当該外れ表示演出を実行するようにしてもよい。その抽
選は、例えば、ナビゲーション表示やナビゲーション外
れ表示に係る演出を行うか否かを決定するテーブル(ナ
ビゲーションテーブル)を記憶手段に記憶させておき、
そのテーブルの抽選結果に応じて演出実行の有無を決定
することができる。 【0132】(l)ナビゲーション、スーパービッグボ
ーナス時等の補助表示のために液晶表示器,ドットマト
リックス表示器等による補助表示部49を用いたが、フ
ロントパネル3にリール11,12,13に付された図
柄と同様の図柄を付しておき、その図柄をバックライト
点灯等によって明るくして報知するようにしたもよい。
また、以上例示した電気的表示器に代えて、ナビゲーシ
ョン用リール等の機械的表示器を用いてもよい。更に、
「スイカ」図柄を緑色,「ベル」図柄を黄色といったよ
うに遊技者に直感でどの図柄を示しているかを理解させ
ることができる複数色を発光可能な構成としておき、そ
の色によってナビゲーションの状況を判別させるように
してもよい。更に又、以上例示した表示報知に代えて或
いはそれに加えて、音声によって報知するようにしたも
よい。この場合、スピーカ50がそのナビゲーション機
能を有することとなる。 【0133】(m)ビッグボーナスゲーム及びレギュラ
ーボーナスゲームを有するスロットマシン1について説
明したが、これ以外のスロットマシンに適用してもよ
い。例えば、ビッグボーナスゲームについて、ゲーム中
の遊技内容が異なり期待される獲得メダル数の異なる複
数種のビッグボーナスゲームを有するものであってもよ
い。また、ビッグボーナスゲームを省略したものとし
て、他のゲームにより遊技価値の大小を定めてもよい。 【0134】(n)各リール11,12,13の図柄と
しては、絵、数字、文字等に限らず、幾何学的な線や図
形等であってもよい。また、光や色等によって図柄を構
成することも可能であるし、立体的形状等によっても図
柄を構成し得るし、これらを複合したものであっても図
柄を構成し得る。即ち、図柄は識別性を有した情報(識
別情報)としての機能を有するものであればよい。 【0135】(o)遊技機として回胴式遊技機、特にス
ロットマシン1について具体化した例を示したが、スト
ップスイッチ等の停止操作機能を有するパチンコ機に具
体化してもよい。また、スロットマシンとパチンコ機と
を融合した形式の遊技機に適用してもよい。即ち、スロ
ットマシンのうち、メダル投入及びメダル払出機能に代
えて、パチンコ機のような球投入及び球払出機能をもた
せた遊技機としてもよい。かかる遊技機をスロットマシ
ンに代えて使用すれば、遊技ホールでは球のみを遊技価
値として取り扱うことができるため、パチンコ機とスロ
ットマシンとが混在している現在の遊技ホールにおいて
みられる、遊技価値たるメダルと球との別個の取扱によ
る設備上の負担や遊技機設置個所の制約といった問題を
解消し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】一実施の形態におけるスロットマシンの正面
図。 【図2】スロットマシンの左側面図。 【図3】各リールの図柄配列を示す説明図。 【図4】スロットマシンのブロック回路図。 【図5】リプレイ図柄のナビゲーション表示演出時のリ
ール及び補助表示部の表示状態を説明する説明図。 【図6】リプレイ図柄のナビゲーション外れ表示演出時
のリール及び補助表示部の表示状態を説明する説明図。 【図7】スーパービッグボーナスゲーム獲得時のリール
及び補助表示部の表示状態を説明する説明図。 【図8】ノーマルビッグボーナスゲーム獲得時のリール
及び補助表示部の表示状態を説明する説明図。 【符号の説明】 1…遊技機としての回胴式遊技機たるスロットマシン、
2…マシン本体、3…フロントパネル、5,6,7…表
示窓、11…可変表示手段を構成する左リール、12…
可変表示手段を構成する中リール、13…可変表示手段
を構成する右リール、15…可変表示手段を構成する左
リールモータ、16…可変表示手段を構成する中リール
モータ、17…可変表示手段を構成する右リールモー
タ、21,22,23…有効ライン表示部、25…始動
操作手段としてのスタートレバー、27,28,29…
停止操作手段としてのストップスイッチ、31…入力手
段としてのメダル投入口、32,33,34…入力手段
としてのクレジット投入スイッチ、36…切換スイッ
チ、38…残数表示部、39…獲得数表示部、41…出
力手段としてのホッパ装置、45…表示報知手段として
のビッグ報知部、46…表示報知手段としてのレギュラ
ー報知部、47…表示報知手段としてのリプレイ報知
部、48…表示報知手段としての小役報知部、49…報
知手段としての補助表示部、51…各種制御手段及び記
憶手段を構成する制御装置、61…始動操作検出手段と
してのスタート検出センサ、62,63,64…停止操
作検出手段としてのストップ検出センサ、65…入力検
出手段としての投入メダル検出センサ、66,67,6
8…入力検出手段としてのクレジット投入検出センサ、
69…切換検出センサ、71,72,73…リール位置
検出手段としてのリール位置検出センサ、74…出力検
出手段としてのホッパ検出センサ、85…表示制御手段
としての表示制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数種の識別情報を可変表示するととも
    に停止操作手段の操作に起因して可変表示を停止する可
    変表示手段を備え、 内部抽選によって特定識別情報が所定領域に停止し得る
    当選となった場合に、前記所定領域に停止された識別情
    報が特定識別情報である場合には特別遊技状態を発生さ
    せる遊技機において、 前記特別遊技状態として、遊技価値の高い第1特別遊技
    状態と遊技価値の低い第2特別遊技状態とが少なくとも
    設定されており、特定条件によって各特別遊技状態から
    所定の特別遊技状態が選択されるように制御することを
    特徴とする遊技機。
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