JP2003102610A - 食器類 - Google Patents

食器類

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JP2003102610A
JP2003102610A JP2002176470A JP2002176470A JP2003102610A JP 2003102610 A JP2003102610 A JP 2003102610A JP 2002176470 A JP2002176470 A JP 2002176470A JP 2002176470 A JP2002176470 A JP 2002176470A JP 2003102610 A JP2003102610 A JP 2003102610A
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tableware
data carrier
recess
synthetic resin
storage recess
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JP2002176470A
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Toshio Kubo
利夫 久保
Kazuo Hattori
和生 服部
Toshiyuki Honda
利幸 本田
Kazufumi Oki
一史 大木
Hiroaki Yoshida
宏明 吉田
Yonosuke Nakahara
洋之祐 中原
Toshiaki Nakao
敏章 中尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種類を確実に認識して識別することができ、
また食器類本体の下面の正確な位置にデータキャリアを
取り付けることができる食器類を提供する。 【構成】 食器あるいは食器を保持する保持具のような
合成樹脂製の食器類に関する。食器類の本体1を合成樹
脂で成形する際に食器類の本体1の下面に収納用凹所1
2を形成する。この収納用凹所12内にデータキャリア
2を取り付けると共にデータキャリア2の下側において
収納用凹所12に裏蓋を取り付けて裏蓋でデータキャリ
ア2を被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食堂において使用され
る食器類に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食堂、なかでも例えば社員食堂や学校の
食堂など大量に食器類を使用する施設においては、使用
後の食器類は自動洗い器で洗浄され、その後、食器類を
種類毎に仕分けして収納し、次の使用に備えるようにし
たシステムが採用されている。このように食器類を種類
毎に仕分けて同じ種類の食器類を同じ場所に収納するに
は、同じ種類の食器類をまとめて洗浄してそのまま同じ
種類の食器類をまとめて収納するか、あるいは、光学的
画像認識装置を用いて食器類をその形状から区別し、食
器類を種類毎に仕分けて収納するか、いずれかがおこな
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は、同じ種類の食器類をまとめてから洗浄する必要があ
るために、食事が済んだ人の分の食器類から順次洗浄す
るということができず、食器類の一時滞留場所が必要に
なるという問題がある。後者の方法では、このような問
題がなく、前者の方法よりも進んでいるといえる。しか
し後者の方法にあっても、食器類が少しでも重なると食
器類の形状を認識することができなくなり、食器類を正
確に認識することが難しいという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、種類を確実に認識して識別することができ、また
食器類本体の下面の正確な位置にデータキャリアを取り
付けることができる食器類を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
食器あるいは食器を保持する保持具のような合成樹脂製
の食器類において、食器類の本体1を合成樹脂で成形す
る際に食器類の本体1の下面に収納用凹所12を形成
し、この収納用凹所12内にデータキャリア2を取り付
けると共にデータキャリア2の下側において収納用凹所
12に裏蓋13を取り付けて裏蓋13でデータキャリア
2を被覆して成ることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係る発明は、食器あるいは食器
を保持する保持具のような合成樹脂製の食器類におい
て、食器類の本体1を合成樹脂で成形する際に食器類の
本体1の下面に収納用凹所12を形成し、データキャリ
ア2の上面に凹部16を設けると共にデータキャリア2
の側面を下方へ向け内方に傾斜する傾斜面17に形成
し、データキャリア2を収納用凹所12内にはめ込むと
共に収納用凹所12にデータキャリア2の凹部16を接
着剤18で接着して成ることを特徴とするものである。
【0007】請求項3に係る発明は、食器あるいは食器
を保持する保持具のような合成樹脂製の食器類におい
て、食器類の本体1を合成樹脂で成形する際に食器類の
本体1の下面に収納用凹所12を形成し、収納用凹所1
2の内周に係合凹部14を凹設し、収納用凹所14内に
データキャリア2をはめ込むと共にデータキャリア2の
側面に設けた係合突部15を係合凹部14に係合させて
成ることを特徴とするものである。
【0008】請求項4に係る発明は、食器あるいは食器
を保持する保持具のような合成樹脂製の食器類におい
て、食器類の本体1を合成樹脂で成形する際に食器類の
本体1の下面に収納用凹所12を形成し、データキャリ
ア2の表面に被覆して設けた可撓性の樹脂被覆層30に
係合突部15を突設し、収納用凹所12内にデータキャ
リア2を押し込むと共にデータキャリア2の係合突部1
5を収納用凹所12の内周面に圧接させて成ることを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】食器類本体1に設けたデータキャリア2は質問
器からの信号に応答して信号を発信し、蓄積されたデー
タを非接触の質問器で読み取ることができるものであ
り、食器類を搬送する過程で質問器の上に置くか通過さ
せるだけでその種類を識別することができ、同じ種類の
食器類毎に仕分けて収納することが容易になるものであ
り、またデータキャリア2のデータに食器類に応じた金
額を蓄積させておくと、トレーに乗せたまま料金の精算
をおこなうことが可能になって、各人が食器類を乗せた
トレーを質問器の上に置くだけで料金の精算をすること
ができて会計カウンターを省人化することも可能にな
る。
【0010】このデータキャリア2は、食器類の本体1
を合成樹脂で成形する際に食器類の本体1の下面に形成
した収納用凹所12に取り付けてあるために、データキ
ャリア2が食器類本体1の下面から大きく突出するよう
なことなく取り付けを行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。
【0012】本発明において食器類としては、碗やコッ
プ、皿など、御飯やパン等の主食や、惣菜等の副食や、
ジュースやコーヒー、紅茶等の飲料物を盛ったり入れた
りする食器、あるいは食器を乗せて保持するコースター
や食器をはめ込んで保持するはかまなどの保持具を用い
ることができる。要するに本発明では食器あるいは食器
を保持する保持具を総称して食器類というものであり、
テーブルウェアーと称することもできる。そして本発明
にあって、これらの食器類はメラミン樹脂やポリエチレ
ンなどの合成樹脂で成形したものが用いられる。
【0013】また、データキャリア2は、コンタクトレ
スIDカード、リモートIDカード、リモートIDタグ
など非接触型メモリーカードと称されるものであり、デ
ータキャリア2の中にはコイル、コンデンサー、水晶発
振器などが組み合わされた情報記憶用の素子が入ってお
り、質問器の指定された番地の情報を読み取ることがで
きると共に質問器から送信される情報を指定メモリー内
の番地に書込んで格納されるようになっている。このデ
ータキャリア2としては具体的には特開平2−1983
82号公報や特開平4−115086号公報などで提供
されているものや、樹脂積層板を基板として作成された
ものなど、薄板状に形成されたものを用いるのが好まし
い。またデータキャリア2の形状は、四角形、円形など
任意に形成することができるものであり、特に制限され
るものではない。
【0014】食器類の本体1にデータキャリア2を取り
付けるにあたって本発明では、食器類本体1にデータキ
ャリア2を収納するための収納用凹所12を成形し、収
納用凹所12内にデータキャリア2を取り付けるように
してあり、以下その実施例について説明する。
【0015】図1はその一例を示すものであり、食器類
本体1を成形する際に食器類本体1の底面の中央部に収
納用凹所12を設け、データキャリア2を収納用凹所1
2内にはめ込んで接着剤で接着することによって、食器
類本体1の下面とほぼ面一になるようにデータキャリア
2を取り付けるようにしてある。このように収納用凹所
12にはめ込んでデータキャリア2を取り付けるように
することによって、データキャリア2の位置決めを正確
に且つ容易におこなうことができるものである。
【0016】図2の実施例では、収納用凹所12の上底
面の中央部に凹陥部34を設け、この凹陥部34にはめ
込んで収納用凹所12内にデータキャリア2を接着して
取り付けるようにしてあり、さらにデータキャリア2を
覆うように収納用凹所12内に裏蓋13をはめ込んで接
着して取り付けるようにしてある。裏蓋13の背面には
データキャリア2が嵌まる凹欠部35が凹設してある。
このように裏蓋13でデータキャリア2を覆うことによ
って、データキャリア5が食器類本体1の下面に露出し
ないようにすることができ、食器を洗浄する際に洗浄剤
や水等がデータキャリア2に作用することを防ぐことが
できるものである。
【0017】図3の実施例では、樹脂被覆層30で被覆
したデータキャリア2の上面に凹部16を設けると共に
データキャリア2の側面を下方へ向け内方に傾斜する傾
斜面17として形成してあり、凹部16に接着剤18を
塗布してデータキャリア2を収納用凹所12内にはめ込
むことによって、収納用凹所12内にデータキャリア2
を接着して取り付けることができるようにしてある。こ
のものでは接着剤18はデータキャリア2の上面の凹部
16に溜まっており、接着剤18が食器類本体1の下面
にはみ出すことがなくなるために、接着面の仕上げが不
要になるものである。またデータキャリア2の側面に傾
斜面17を設けることによってデータキャリア2の側面
と収納用凹所12の内側面の間に隙間38ができ、仮に
凹部16から接着剤18がはみ出しても隙間38に接着
剤18が納まり、接着剤18で食器類本体1の下面を汚
すようなことを防ぐことができるものである。
【0018】図4は、食器類本体1を成形する際に食器
類本体1の底面の中央部に環状の囲い壁36を一体に設
けることによって、囲い壁36の内周に下方へ開口する
収納用凹所12を形成するようにしたものであり、図1
4(a)に示すように囲い壁36の内周の上縁に係合凹
所14が凹設してある。一方、図14(b)のようにデ
ータキャリア2の表面に被覆して設けた可撓性の樹脂被
覆層30の外周縁に係合突部15が突設してある。そし
て図14(a)のように収納用凹所12内にデータキャ
リア2をはめ込んで係合凹所14に係合突部15を圧入
させることによって、食器類本体1の下面にデータキャ
リア2を取り付けるようにしてある。このものでは、係
合凹所14への係合突部15の圧入によってデータキャ
リア2を固定することができ、データキャリア2を取り
付けるために接着剤を用いる必要がなくなるものであ
る。
【0019】図5の実施例では、囲い壁36の内周に一
対の縦の連通溝37を対向させて設けることによって、
図5(a)(b)に示すように係合凹所14を一対の連
通溝37によって囲い壁36の下面に開口させてある。
この係合凹所14は図5(b)に示すように囲い壁36
の1/4円周の長さで設けてある。一方、図5(c)
(d)のようにデータキャリア2の表面に被覆して設け
た可撓性の樹脂被覆層30の外周の2箇所に係合突部1
5が突設してある。そしてこのものでは係合突部15を
連通溝37に通して収納用凹所12内にデータキャリア
2をはめ込み、連通部37を通って係合突部15が係合
凹所14に入った状態で、データキャリア2を90°の
角度で水平に回すことによって、係合突部15を係合凹
所14に係合させて図5(a)のように食器類本体1の
下面にデータキャリア2を取り付けることができる。こ
のものにあっても、係合凹所14への係合突部15の係
合によってデータキャリア2を取り付けることができ、
データキャリア2を取り付けるために接着剤を用いる必
要がなくなるものである。
【0020】図6の実施例では、データキャリア2の表
面に被覆して設けた可撓性の樹脂被覆層30の外周縁に
図6(b)のように斜め下方へ突出するように係合突部
15が突設してある。そして図6(a)のように、収納
用凹所12内にこのデータキャリア2を押し込むことに
よって、係合突部15の先端部が収納用凹所12の内周
面に圧接すると共にこの係合突部15の圧接が抜け止め
となり、収納用凹所12内にデータキャリア2を固定す
ることができる。このものでは収納用凹所12内にデー
タキャリア2を押し込むだけでデータキャリア2を食器
類本体1に取り付けることができ、データキャリア2を
取り付けるために接着剤を用いる必要がなくなり、また
収納用凹所12に係合凹所14を設けることも不要にな
るものである。
【0021】図7はメラミン樹脂で成形した食器類本体
1の下面に露出するように収納用凹所12にはめ込ん
で、データキャリア2を取り付けるようにした場合に、
データキャリア2を保護するための方法を示すものであ
り、図7(a)の実施例では、メラミン樹脂含浸紙で作
成されるフォイル40をデータキャリア2を覆うように
食器類本体1の下面に成形して貼ることによって、デー
タキャリア2を保護するようにしてある。フォイル4の
下面にはさらにメラミン樹脂の粉末からなる樹脂被覆層
41を成形することもできる。図7(b)の実施例で
は、データキャリア2を覆うように食器類本体1の下面
にインモールドコーティング(IMC)によって樹脂の
保護層42をコートすることによって、データキャリア
2を保護するようにしてある。
【0022】上記のようにして食器類本体1の下面にデ
ータキャリア2を付設した食器類Aは、社員食堂や学校
食堂などの食堂で用いられるものであり、御飯やパン等
の主食、各種の惣菜などの副食、ジュースやコーヒー等
の飲料物をそれぞれ個々の食器類Aに盛り、これらをそ
れぞれ棚などに並べておき、そして各人が好みの主食や
副食、飲料物を盛った食器類Aを選んでプラスチック製
のトレーの上に載せて取るようにしてある。そして食事
が終わった食器類Aは、自動食器洗い装置で洗浄処理さ
れた後、収納棚51に収めるために移送する過程で、移
送過程中に設けられた質問器の指定された範囲に置く
か、この範囲の近傍を通過させると、質問器のアンテナ
もしくはリーダライタヘッドから信号が発信され、各食
器類Aのデータキャリア2の共振回路が共振して信号を
発信し、この信号は質問器のアンテナもしくはリーダラ
イタヘッドで受信され、各食器類Aの種類を読み取って
識別することができる。このようにして読み取られたデ
ータに基づいてハンドリング装置が制御され、ハンドリ
ング装置によって食器類Aを種類毎に仕分けて収納棚5
1の所定の棚51aに収納するようになっている。この
ようにして、使用済みの食器類Aは、自動食器洗い器で
洗浄した後、食器類Aに取り付けたデータキャリア2の
データによって種類を自動的に識別し、図8のように収
納棚51の各棚51aに仕分けて収納することができる
ものである。
【0023】
【発明の効果】上記のように請求項1の発明は、食器あ
るいは食器を保持する保持具のような合成樹脂製の食器
類において、食器類の本体を合成樹脂で成形する際に食
器類の本体の下面に収納用凹所を形成し、この収納用凹
所内にデータキャリアを取り付けると共にデータキャリ
アの下側において収納用凹所に裏蓋を取り付けて裏蓋で
データキャリアを被覆したので、食器類本体に設けたデ
ータキャリアは質問器からの信号に応答して信号を発信
し、蓄積されたデータを非接触の質問器で読み取ること
ができるものであり、食器類の種類を確実に認識して識
別することができるものである。またデータキャリアを
収納用凹所に位置決めして取り付けることができ、食器
類の本体の下面の正確な位置にデータキャリアを取り付
けることができるものである。しかも裏蓋で覆ってデー
タキャリアが食器類本体の下面に露出しないようにする
ことができるものであり、食器を洗浄する際に洗浄剤や
水等がデータキャリアに作用してデータキャリアが劣化
することを防ぐことができるものである。
【0024】請求項2の発明は、食器あるいは食器を保
持する保持具のような合成樹脂製の食器類において、食
器類の本体を合成樹脂で成形する際に食器類の本体の下
面に収納用凹所を形成し、データキャリアの上面に凹部
を設けると共にデータキャリアの側面を下方へ向け内方
に傾斜する傾斜面に形成し、データキャリアを収納用凹
所内にはめ込むと共に収納用凹所にデータキャリアの凹
部を接着剤で接着するようにしたので、食器類本体に設
けたデータキャリアは質問器からの信号に応答して信号
を発信し、蓄積されたデータを非接触の質問器で読み取
ることができるものであり、食器類の種類を確実に認識
して識別することができるものである。またデータキャ
リアを収納用凹所に位置決めして取り付けることがで
き、食器類の本体の下面の正確な位置にデータキャリア
を取り付けることができるものである。しかも接着剤は
凹部に溜まっていて食器類本体の下面にはみ出すことを
防ぐことができると共に、仮に凹部から接着剤がはみ出
してもデータキャリアの側面の傾斜面と収納用凹所の内
側面の間の隙間に接着剤が納り、接着剤で食器類本体の
下面が汚されることを防ぐことができるものである。
【0025】請求項3の発明は、食器あるいは食器を保
持する保持具のような合成樹脂製の食器類において、食
器類の本体を合成樹脂で成形する際に食器類の本体の下
面に収納用凹所を形成し、収納用凹所の内周に係合凹部
を凹設し、収納用凹所内にデータキャリアをはめ込むと
共にデータキャリアの側面に設けた係合突部を係合凹部
に係合させるようにしたので、食器類本体に設けたデー
タキャリアは質問器からの信号に応答して信号を発信
し、蓄積されたデータを非接触の質問器で読み取ること
ができるものであり、食器類の種類を確実に認識して識
別することができるものである。またデータキャリアを
収納用凹所に位置決めして取り付けることができ、食器
類の本体の下面の正確な位置にデータキャリアを取り付
けることができるものである。しかも係合凹部に対する
係合突部の係合でデータキャリアを収納用凹所内に取り
付けることができ、データキャリアを取り付けるにあた
って接着剤を用いる必要がなくなり、接着剤で食器類本
体の下面を汚すようなこともなくなるものである。
【0026】請求項4の発明は、食器あるいは食器を保
持する保持具のような合成樹脂製の食器類において、食
器類の本体を合成樹脂で成形する際に食器類の本体の下
面に収納用凹所を形成し、データキャリアの表面に被覆
して設けた可撓性の樹脂被覆層に係合突部を突設し、収
納用凹所内にデータキャリアを押し込むと共にデータキ
ャリアの係合突部を収納用凹所の内周面に圧接させるよ
うにしたので、食器類本体に設けたデータキャリアは質
問器からの信号に応答して信号を発信し、蓄積されたデ
ータを非接触の質問器で読み取ることができるものであ
り、食器類の種類を確実に認識して識別することができ
るものである。またデータキャリアを収納用凹所に位置
決めして取り付けることができ、食器類の本体の下面の
正確な位置にデータキャリアを取り付けることができる
ものである。しかも収納用凹所内にデータキャリアを押
し込むだけでデータキャリアを食器類本体に取り付ける
ことができ、データキャリアを取り付けるために接着剤
を用いる必要がなくなり、また収納用凹所に係合凹所を
設けることも不要になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は断面図、(b)はデータキャリアの拡大断面図
である。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は断面図、(b)は一部の拡大底面図、(c)は
データキャリアの拡大断面図、(d)はデータキャリア
の拡大底面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は断面図、(b)はデータキャリアの拡大断面図
である。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ断面図である。
【図8】食堂の食器類の収納棚を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 食器類本体 2 データキャリア 12 収納用凹所 13 裏蓋 14 係合凹所 15 係合突部 16 凹部 17 傾斜面 18 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 利幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大木 一史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 宏明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中原 洋之祐 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中尾 敏章 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B001 AA01 AA11 AA12 CC38 CC40 DB01 5B035 BA03 BA04 BB09 BC00 CA01 CA23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器あるいは食器を保持する保持具のよ
    うな合成樹脂製の食器類において、食器類の本体を合成
    樹脂で成形する際に食器類の本体の下面に収納用凹所を
    形成し、この収納用凹所内にデータキャリアを取り付け
    ると共にデータキャリアの下側において収納用凹所に裏
    蓋を取り付けて裏蓋でデータキャリアを被覆して成るこ
    とを特徴とする食器類。
  2. 【請求項2】 食器あるいは食器を保持する保持具のよ
    うな合成樹脂製の食器類において、食器類の本体を合成
    樹脂で成形する際に食器類の本体の下面に収納用凹所を
    形成し、データキャリアの上面に凹部を設けると共にデ
    ータキャリアの側面を下方へ向け内方に傾斜する傾斜面
    に形成し、データキャリアを収納用凹所内にはめ込むと
    共に収納用凹所にデータキャリアの凹部を接着剤で接着
    して成ることを特徴とする食器類。
  3. 【請求項3】 食器あるいは食器を保持する保持具のよ
    うな合成樹脂製の食器類において、食器類の本体を合成
    樹脂で成形する際に食器類の本体の下面に収納用凹所を
    形成し、収納用凹所の内周に係合凹部を凹設し、収納用
    凹所内にデータキャリアをはめ込むと共にデータキャリ
    アの側面に設けた係合突部を係合凹部に係合させて成る
    ことを特徴とする食器類。
  4. 【請求項4】 食器あるいは食器を保持する保持具のよ
    うな合成樹脂製の食器類において、食器類の本体を合成
    樹脂で成形する際に食器類の本体の下面に収納用凹所を
    形成し、データキャリアの表面に被覆して設けた可撓性
    の樹脂被覆層に係合突部を突設し、収納用凹所内にデー
    タキャリアを押し込むと共にデータキャリアの係合突部
    を収納用凹所の内周面に圧接させて成ることを特徴とす
    る食器類。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1754433A2 (de) * 2005-08-09 2007-02-21 Porzellanfabrik Weiden Gebr. Bauscher (BHS) Verfahren zur Herstellung eines Geschirrteils aus Glas, Porzellan oder Keramik sowie ein solches Geschirrteils
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