JP2005143554A - 封止されたデータキャリアがしっかり固定されている食器 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐熱耐水性に優れた、封止された無線タグによるデータキャリアが、どのような材質の食器に対しても後付けで、埋没させしっかり固定されている、また段差が少ないので汚れもたまりにくい、なおかつ、外観上、封止材の色と、食器の色が同類で、全体的な食器の外観はデータキャリアの存在が目立たない。
【解決手段】 木や陶器、磁器、ガラス、樹脂どのような素材の食器でも食器表面に、封止された無線タグによるデータキャリアの形状と、形を同じくする凹状部分を掘削または研磨等で形成する、あるいはコストを省きたい場合は、食器を生産するための型枠を凹状部分ができる用に凸状にしておく事により形成する。そして、その中に封止されたデータキャリアを接着剤などを使って接着収容する。また、封止する樹脂の色を予定する食器の色と同じ様な色に合わせておいたり、上から塗装してやり、外観上も食器本体と同色で体裁の良いものとした。
【選択図】 図1
【解決手段】 木や陶器、磁器、ガラス、樹脂どのような素材の食器でも食器表面に、封止された無線タグによるデータキャリアの形状と、形を同じくする凹状部分を掘削または研磨等で形成する、あるいはコストを省きたい場合は、食器を生産するための型枠を凹状部分ができる用に凸状にしておく事により形成する。そして、その中に封止されたデータキャリアを接着剤などを使って接着収容する。また、封止する樹脂の色を予定する食器の色と同じ様な色に合わせておいたり、上から塗装してやり、外観上も食器本体と同色で体裁の良いものとした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、飲食店や食堂で用いて好適なデータキャリア付き食器と、封止された無線タグを食器へ設置するための形成方法に関するものである。
従来、食器のコスト・品番等を識別し生産管理または販売管理する手段として、データキャリア付き食器を利用することがある、一例として、各席ごとに配置された質問装置によって、各席に着席した顧客が飲食した皿のデータキャリアから送信される無線信号を受信して、この無線信号に含まれるIDデータを再生し、各質問装置によって得られた各席ごとのIDデータにもとづき、飲食代金計算装置によって、各席ごとに顧客が飲食した食品の種類を特定して、飲食代金を計算することにより、顧客が飲食した時に使用した皿を各席に置いておくだけで、各顧客が飲食した食品の飲食代金を自動的に計算し、これにより飲食代金を計算する再の計算ミスを無くすと共に、従業員数を少なくして、店の営業コストを低減させる。
このようなデータキャリアにより、無線応答機能をもたせた食器として、下記の特許文献のものが知られている。
この特許文献1には、食器類の本体にデータキャリアを取りつけるにあたって、皿等の食器類本体を樹脂で成形する際に、データキャリアを食器類本体に成型の際に埋め込むなどして一体化するか、あるいは食器類本体にデータキャリアを収納するための収納用凹所を成型しここに配設するかして行う事が示されている。
食器類本体を樹脂で成型する際にデータキャリアを食器類本体に埋めこむなどして一体化する事の利点は、データキャリアを食器類本体の表面から露出させない様に埋設させる事によって、食器本体内にデータキャリアを保護する事が出来、食器を洗浄する際に洗浄剤や水等がデータキャリアに作用する事を防ぐ事が出来ると言う点に有る。
しかし、成型金型その他の関係で面倒な工程を必要とし、また、データキャリアに熱と圧力が作用して傷めるおそれも有る。
また、食器類本体にデータキャリアを収納するための収納用凹所を成型しここに配設する場合も、使用で湯を使う場合データキャリアに熱と圧力が作用して傷める事となる。
そのため、食器類に封止されたデータキャリアを、接着剤を付けて直接貼りつけたりする場合も有る。封止とは、露出したデータキャリアを別途に成型したPPS樹脂などの樹脂等で封じこめたもので、耐水性や耐熱性を高めた主にコインや、四角状のものである。
しかしながら食器類本体を樹脂で成型する際にデータキャリアを食器類本体に埋めこむなどして一体化するような従来方法に於いては、陶器やガラスなど製造に高温が伴う場合は、データキャリアに熱と圧力が作用して傷めるため、製造する事ができない。
また洗浄に湯を使用する場合が多く、熱に対するデータキャリアの保護にかけている
また、食器類に封止されたデータキャリアを、接着剤を付けて直接貼りつけたりする場合も陶器やガラスには、接着剤の接着力が不足していて、使っている間にすぐに剥がれてしまう、そして、表面に単に付けただけなので、食器本体との間に段差ができ、汚れがたまりやすい。
また市販流通している封止されたデータキャリアは黒色が多く、食器本体の色とあわない場合が多いため体裁が良くない。
この発明の目的は、前記従来例の不都合を解消し、どのような素材の食器でもデータキャリアを取りつける事が可能で、しかも、独自にデータキャリアを取りつけるための専用の食器を用意しなくても、市販に流通している食器に掘削研磨加工することで簡単に後付けでき、しかも、耐熱性耐水性のしっかりしている封止されたデータキャリアが食器本体に対し食器表面に収容されるように接着されているため、簡単に剥がれることなく、外観上も食器本体と同色で体裁の良いデータキャリア付き食器を提供する事に有る
上記課題を解決するために本発明の食器 は、食器表面に、封止された無線タグによるデータキャリアの形状と、形を同じくする凹状部分を掘削または研磨等で形成し、その中に封止されたデータキャリアを接着剤などを使って接着収容した事を要旨としたものである。
この発明によれば、木や陶器、磁器、ガラス、樹脂どのような素材の食器でもデータキャリアを取りつける事が可能で、しかも、独自にデータキャリアを取りつけるための専用の食器を用意しなくても、市販に流通している食器に簡単に後付けできる。
しかも、耐熱性耐水性のしっかりしている封止されたデータキャリアを使っているため洗浄のための熱や水に強くデータキャリアを傷めない。
しかも、封止されたデータキャリアは、食器本体に対し食器表面になるべく出っ張らずに収容されるように接着されているため、外からの外圧が横から加わりにくく、上からしか加わらないため、接着面に無理がかからず簡単に剥がれないし、段差が少ないため汚れもたまりにくい
また、封止する樹脂の色を予定する食器の色と同じ様な色に合わせておいたり、上から塗装してやれば、外観上も食器本体と同色で体裁の良いものとなる
さらに、封止された無線タグによるデータキャリアの形状と、形を同じくする凹状部分を掘削または研磨等で形成する事によるコストを省きたい場合は、食器を生産するための型枠を凹状部分ができる用に凸状にしておけばより安価に、封止されたデータキャリアを収容する事が出来る。
以上述べたようにこの発明の、封止されたデータキャリアがしっかり固定されている食器は、封止済みのデータキャリアを使う事により耐熱性耐水性に優れている、しかも、食器本体に対し食器表面になるべく出っ張らずに収容されるように接着されているため、外からの外圧が横から加わりにくく、上からしか加わらないため、接着面に無理がかからず簡単に剥がれないし、段差がないため汚れもたまらない、さらに、封止する樹脂の色を予定する食器の色と同じ様な色に合わせておいたり、上から塗装してあるため、外観上も食器本体と同色で体裁の良いものである
以下本発明の実施例について説明する。図1はこの発明の封止されたデータキャリアがしっかり固定されている食器の1実施形態を示す縦断正面図で、食器としては、食堂で使われる直径15cm程度の陶器または磁器等のセラミックス部材またはバルクの樹脂部材または透明なガラス部材などの円形の皿の場合で、図中1は食器本体としての皿本体、2はデータキャリアを示す。
図中2のデータキャリアをPPS樹脂などで出来たカバーで覆い、まず耐熱耐水性のある封止されたデータキャリアとする。この封止された状態のものは一般に、各電機メーカーが市販しているものをそのまま使う事も出来る。
次に、皿本体に封止されたデータキャリアを収容できるだけの凹みを、掘削または研磨等で形成する、これは、事前に皿本体を成型する際に型枠のほうに凹みを付けるに足る凸部を作り、封止されたデータキャリアを収容できるだけの凹みを形成しても良い。また、皿本体の厚みが足りず、十分な凹みを成形できない場合がある、その場合も、封止されたデータキャリアの半分ほどが埋没していれば、十分に本発明の効果が発揮できる
皿本体の収容凹部と、はめ込んでいく封止されたデータキャリアの接合面に接着剤を塗り接着させる。
封止材の色が、食器本体との色に違和感を与える場合は、接着後に、封止材表面の色が変わるように封止材の樹脂色を変えたり、塗装していく。
本発明で使用するデータキャリアとしての無線タグであるが、これは無線自動認識ICタグ、RFIDタグ、ICタグ、コンタクトレスIDカード、リモートIDカード、リモートIDタグなどと称されるものであり、中にはコイル、コンデンサー、水晶発信器などが組み合わされた情報記憶用の素子が入っており、質問器の指定された番地の情報を読み取る事が出来ると共に質問器から送信される情報を指定メモリー内の番地に書きこんで格納される様になっている。
また、食器 の種類についても任意で皿以外に椀または碗または鉢または湯飲みまたは銚子またはカップまたはグラスとし、また材質を陶器、磁器、木、樹脂、ガラス、石とする事が出来る。
1…食器類本体
2…データキャリア
3…封止カバー
4…収納用凹部
5…接着剤
2…データキャリア
3…封止カバー
4…収納用凹部
5…接着剤
Claims (6)
- 封止された無線タグによるデータキャリアが、どのような材質の食器に対しても後付けで、しっかり固定されている事を特徴とする食器。
- 食器表面に、封止された無線タグによるデータキャリアの形状と、形を同じくする凹状部分を掘削または研磨等で形成し、その中に樹脂により保護された無線タグによるデータキャリアを接着剤などを使って接着収容したことを特徴とする食器。
- 封止されたデータキャリアの外観上の色と、食器の色が同類で、全体的な食器の外観はデータキャリアの存在が目立たない事を特徴とする食器。
- 既存一般に出まわっている食器に、封止されたデータキャリアが入るよう凹 状に掘削研磨加工することで、市販に出まわっている食器に容易にデータキャリアをしっかり接着固定させることが出来ることを特徴とする形成方法。
- 射出成型または圧縮成型または加熱押圧成型により、食器の表面に設置を予定する、封止された無線タグによるデータキャリアの形状を、凹 状に形成したことを特徴とする形成方法。
- 食器 の種類を皿または椀または碗または鉢または湯飲みまたは銚子またはカップまたはグラスとし、また材質を陶器、磁器、木、樹脂、ガラス、石としたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,記載の食器 と形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003381096A JP2005143554A (ja) | 2003-11-11 | 2003-11-11 | 封止されたデータキャリアがしっかり固定されている食器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003381096A JP2005143554A (ja) | 2003-11-11 | 2003-11-11 | 封止されたデータキャリアがしっかり固定されている食器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005143554A true JP2005143554A (ja) | 2005-06-09 |
Family
ID=34690580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003381096A Pending JP2005143554A (ja) | 2003-11-11 | 2003-11-11 | 封止されたデータキャリアがしっかり固定されている食器 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1754433A2 (de) * | 2005-08-09 | 2007-02-21 | Porzellanfabrik Weiden Gebr. Bauscher (BHS) | Verfahren zur Herstellung eines Geschirrteils aus Glas, Porzellan oder Keramik sowie ein solches Geschirrteils |
CN102266182A (zh) * | 2010-06-07 | 2011-12-07 | 宇达电脑(上海)有限公司 | 电子餐盘 |
CN104939597A (zh) * | 2015-06-25 | 2015-09-30 | 陈卡丹 | 可快速变温沥干式双层碗 |
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2003
- 2003-11-11 JP JP2003381096A patent/JP2005143554A/ja active Pending
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