JP3141954U - ワイヤレスrf識別装置を具えた容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱硬化性プラスチックが一体でダイガスト成型された容器と発信部材で構成されたワイヤレスRF識別装置を具えた容器を提供する。
【解決手段】ワイヤレスRF識別装置を具えた容器2はプラスチックをダイガスト成型すると同時に情報識別可能なワイヤレス発信器を埋め込み、読取装置が反応すると素早く且つ簡単に容器の内容物情報をユーザーが認識できると共に、発信部材3が外部に貼付されることで汚れが付着するという衛生問題を引き起こしたり、部材が抜け落ちたりするという現象を抑えることができる。
【選択図】図3
【解決手段】ワイヤレスRF識別装置を具えた容器2はプラスチックをダイガスト成型すると同時に情報識別可能なワイヤレス発信器を埋め込み、読取装置が反応すると素早く且つ簡単に容器の内容物情報をユーザーが認識できると共に、発信部材3が外部に貼付されることで汚れが付着するという衛生問題を引き起こしたり、部材が抜け落ちたりするという現象を抑えることができる。
【選択図】図3
Description
本考案はワイヤレスRF(Radio Frequency)識別装置を具えた容器に関し、特にワイヤレスRF識別機能を有する発信部材を、熱硬化性プラスチックがダイガスト成型されると同時にその中に植設して、ユーザーが関連情報を素早く認識すると共に、発信部材が外部に貼付されることで汚れが付着するという衛生問題を引き起こしたり、部材が抜け落ちたりするという問題を抑えることができるワイヤレスRF識別装置を具えた容器に関する。
熱硬化性プラスチックは耐熱性が高く、熱に対して容易に変形しない長所があり、トレー、コップ、碗、皿などの食器類や各種製品を形作ることができ、一層便利で実用的となっている。
熱硬化性プラスチックの食器に発信部材を取り付けると、発信部材から前記容器内の食物に関する関連情報や価格を明確に識別することができる。また、各飲食業(例:回転寿司、百貨店グルメ街、各企業の社員食堂等)においても、こうした仕組みを応用しており、既に精確且つ迅速に価格を識別して多様な物品の合計額を提供しており、生活を一層便利にしている。しかし、図1に示した従来の容器1には発信部材10が取り付けられているが、何れも粘着方式で容器底部に取り付けられ、長期間使用していると容易に汚れが付着して衛生問題が生じ、さらに抜け落ちやすいという現象も起き、結果として識別不能という破損問題を招来することとなる。
これに基づき、考案者は食器の設計を積極的に深く研究し、使用に便利な他に、長期使用という観点を設計の主な方向性と位置付け、熱硬化性プラスチック製の食器の中にワイヤレスRFを具えた発信部材を植設して長期間使用しても汚れが付着し、部材が抜け落ちるといった現象が起きないようにする。
本考案のワイヤレスRF識別装置を具えた容器の主たる目的は、迅速且つ明確に情報を認識できる容器を提供することであり、前記容器はプラスチックがダイガストされると同時に発信部材を植設し、発信部材が容器に植設されることにより、外部に貼付された際に汚れが付着しやすくなったり、抜け落ちやすくなったりする現象を改善することができる。
本考案のワイヤレスRF識別装置を具えた容器の副次的目的は、読取識別装置が反応して迅速且つ簡単に容器の中に装填された物品の価格、製造日時、生産地等の関連情報を認識する発信部材を植設した容器を提供することである。
主として容器と発信部材から構成され、前記容器は熱硬化性プラスチックが一体でダイガスト成型され、且つダイガストで成型されると同時に発信部材をその中に植設し、また前記発信部材はRFID(Radio Frequency Identification)によるワイヤレスRF識別システムで実施し、前記容器は発信部材を植設するための平面状態を有する必要が有る。
発信部材を植設することで容器の外観が一層美しくなり、且つ貼付物が全くないことから長期間使用しても汚れが付着したり、抜け落ちたりするといった現象が起こり得ない。
以下、添付図面を参照して本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図2、図3、図4では本考案のワイヤレスRF識別装置を備えた容器における最良態様の実施概略図を示している。本考案のワイヤレスRF識別装置を備えた容器は読取識別装置が反応すると、前記容器の中の装填物の関連情報を明確に認識して識別することができ、主に容器2と発信部材3を含んで構成されており、前記容器2は熱硬化性プラスチックが上金型と下金型の間で合わさったモールド・キャビティよりダイガスト成型されて、熱加工により溶解しない固体化物に形成され、耐熱性が高く、熱によって変形し難い等の特性を具え、ダイガスト加熱と同時に発信部材3をその中に植設することが必要である。前記発信部材3は硬貨に近い態様で、非接触式の自動識別システムであって、無線電波を利用してデータを送信して識別し、中に回路を設けるものの電池設備は不要で、厚みYは約5mmで180度の高温に耐えることができ、熱硬化性プラスチックのダイガストと同時に植設する。そして、前記発信部材3はRFIDで実施され、植設時に前記熱硬化性プラスチックがダイガスト成型された容器2は、発信部材3が植設可能なように平面状態である必要が有り、また発信部材3は平面のどの位置にも固定することができる。このほか、前記発信部材3が植設されると、容器2の内縁と底部平面との厚みXが約3〜4mmで、発信部材3を植設した熱硬化性プラスチック容器2は加熱硬化すると、容器2の外観を一層美しくすることができ、且つ貼付物が全くないことから長期間使用しても汚れが付着したり、抜け落ちたりする現象は起こり得ない。
図5、図6、図7では本考案のワイヤレスRF識別装置を備えた容器の発信部材の実施例並びにその他の容器での実施例の概略図を示している。前記発信部材3の態様は棒状に近い印刷回路のブロック状又は硬貨状の態様で実施され、その厚みは約5mmで、発信部材3は熱硬化性プラスチックをダイガストした平面構造を有するどのような容器2の中でも実施され、例えば熱硬化性プラスチックをダイガストした碗4の底部平面に発信部材3を植設したり、或いは熱硬化性プラスチックをダイガストしたコップ5の底部平面に発信部材3を植設したりする等の様に、異なる容器2に中に発信部材3を植設することで、それぞれの食器の中の装填物の情報を一層明確に識別することができる。
1 容器
10 発信部材
2 容器
3 発信部材
4 碗
5 コップ
X 厚み
Y 厚み
10 発信部材
2 容器
3 発信部材
4 碗
5 コップ
X 厚み
Y 厚み
Claims (3)
- 読取識別装置が反応すると、容器中の装填物の関連情報を明確に認識して識別することができ、主として容器と発信部材から構成されるワイヤレスRF識別装置を具えた容器であって、
前記容器は熱硬化性プラスチックが一体でダイガスト成型され、且つダイガストで成型されると同時に発信部材をその中に植設し、発信部材を植設することで容器の外観が一層美しくなり、且つ貼付物が全くないことから長期間使用しても汚れが付着したり、抜け落ちたりするといった現象が起こり得ないことを特徴とする、ワイヤレスRF識別装置を具えた容器。 - 前記発信部材がRFIDによるワイヤレスRF識別システムで実施することができることを特徴とする、請求項1に記載するワイヤレスRF識別装置を具えた容器。
- 前記容器は発信部材を植設するための平面状態を有する必要が有ることを特徴とする、請求項1に記載するワイヤレスRF識別装置を具えた容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001462U JP3141954U (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | ワイヤレスrf識別装置を具えた容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008001462U JP3141954U (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | ワイヤレスrf識別装置を具えた容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141954U true JP3141954U (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=43291990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008001462U Expired - Fee Related JP3141954U (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | ワイヤレスrf識別装置を具えた容器 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3141954U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012108604A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Toppan Forms Co Ltd | Rf機能搭載物品 |
-
2008
- 2008-03-13 JP JP2008001462U patent/JP3141954U/ja not_active Expired - Fee Related
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