JP2003102363A - スクリーニング用液体散布装置 - Google Patents

スクリーニング用液体散布装置

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JP2003102363A
JP2003102363A JP2001301619A JP2001301619A JP2003102363A JP 2003102363 A JP2003102363 A JP 2003102363A JP 2001301619 A JP2001301619 A JP 2001301619A JP 2001301619 A JP2001301619 A JP 2001301619A JP 2003102363 A JP2003102363 A JP 2003102363A
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liquid
spray
spraying
rack
chambers
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JP2001301619A
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Tomoshi Nakamura
知史 中村
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の薬液に対して短時間に多数の散布対
象物についてのスクリーニング試験を行い得るスクリー
ニング用液体散布装置を提供する。 【解決手段】 スクリーニング用液体散布装置は、1列
に並び配された複数の散布チャンバ20と、散布チャン
バ20のそれぞれにスクリーニング試験を行なう薬液を
同時に供給する薬液供給散布装置10と、散布チャンバ
20と同数の植物2…を収容する検体ラック1を散布チ
ャンバ20の下方位置に設けられたラック支持台に搬入
し、かつそのラック支持台から搬出する散布前ラック送
りコンベア3、散布後ラック送りコンベア4及び散布位
置ラック送り装置と、散布チャンバ20を一体に昇降移
動させるか又はラック支持台を昇降移動させる昇降装置
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、農薬候補
化合物を含有する薬剤が植物や害虫等に対していかなる
効果があるかを検定するためのスクリーニング用液体散
布装置に関するものであり、詳細には、多種類の少量の
薬液に対して短時間に大量の検体についてスクリーニン
グ試験を行い得るスクリーニング用液体散布装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、新規な農薬を開発するため
に、毒性未知の多数の化合物を液状に製剤し、保護を目
的とする農作物や除外を目的とする有害生物に散布して
化合物の生物活性の強度を試験するという、いわゆるス
クリーニング試験が行なわれている。
【0003】この種のスクリーニング試験に使用する液
体散布装置は、例えば、特開平6−269241号公報
に開示されている。
【0004】上記公報に開示されたスクリーニング用液
体散布装置では、図7に示すように、散布室81に検体
である植物82がベルトコンベア83にて搬送され、こ
の散布室81にて薬液が散布される。そして、散布が終
了するとベルトコンベア83にて植物82が散布室81
から排出されるようになっている。
【0005】より詳細には、散布室81は、搬入用ドア
ー84と、排出用ドアー85と、高さの異なる複数の噴
霧ノズル86・87と、回転台88とを備えている。ま
た、ベルトコンベア83が敷設される一方、散布室81
外には薬液容器89と洗浄水タンク90とが配設され、
いずれか一方の液体が噴霧ノズル86・87に供給さ
れ、圧縮空気により霧状に植物82に散布される。した
がって、電気的に散布室81への搬入、薬液散布、散布
室81からの搬出、散布室81内と薬液供給系の洗浄の
各工程が自動的に実行されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、例え
ばコンビナトリアルケミストリー等の化学合成技術の進
歩により、少量かつ多種類の化合物が入手可能となって
きた。このため、少量かつ多種類の化合物のスクリーニ
ング試験を迅速に行なう必要が増してきた。したがっ
て、このような状況下では、できるだけ少量かつ多種類
の化合物によってスクリーニング試験を行なうために、
少量かつ多種類の試験用薬液をできるだけ有効かつ短時
間で植物等の散布対象物に散布する必要がある。
【0007】しかしながら、上記従来のスクリーニング
用液体散布装置では、散布室81の大きさは、例えば、
約縦50cm×横50cm×高さ60cmであり、この
散布室81に1個ないしは数個の植物82を入れて、一
種類の薬液を20〜30ml噴霧してスクリーニング試
験を行なっている。すなわち、種類の異なる薬液毎に、
植物82を散布室81に導入して試験を行なっていた。
【0008】したがって、上記のスクリーニング用液体
散布装置では、大量の薬液散布を目的としているため、
少量試験液の薬液散布には使用することができないとと
もに、種類の異なる薬液についてのスクリーニング試験
の薬液散布を行なうために長時間を要するという問題点
を有している。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、多種類の薬液に対して短
時間に大量の検体についてのスクリーニング試験の薬液
散布を行い得るスクリーニング用液体散布装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のスクリーニング
用液体散布装置は、上記課題を解決するために、1列に
並び配された複数の散布チャンバと、上記散布チャンバ
のそれぞれにスクリーニング試験を行なう薬液を同時に
供給する薬液供給手段と、上記散布チャンバの数と同数
の検体を収容する検体ラックを上記複数の散布チャンバ
の下方位置に設けられたラック支持台に搬入し、かつそ
のラック支持台から搬出する搬送手段と、上記複数の散
布チャンバを一体に昇降移動させるか又は上記ラック支
持台を昇降移動させる昇降手段とを備えていることを特
徴としている。
【0011】上記の発明によれば、スクリーニング試験
の薬液散布を行なうときには、1列に並び配された複数
の散布チャンバの数と同数の検体を収容する検体ラック
を、搬送手段にて複数の散布チャンバの下方位置に設け
られたラック支持台に搬入する。
【0012】次いで、昇降手段にて、複数の散布チャン
バを一体に下降移動させるか又は上記ラック支持台を上
昇移動させる。これによって、複数の検体が各散布チャ
ンバに覆われる。この状態で、薬液供給手段により散布
チャンバのそれぞれにスクリーニング試験を行なう薬液
を同時に供給する。
【0013】そして、散布が終了すると、昇降手段にて
複数の散布チャンバを一体に上昇移動させるか又は上記
ラック支持台を下降移動させて、検体を覆っていた散布
チャンバを検体から離す。これにより、搬送手段にて散
布の終了した検体を収容する検体ラックをラック支持台
から搬出することができる。
【0014】このように、本発明では、複数の検体に対
して同時に複数の薬液を散布チャンバに供給してスクリ
ーニング試験の薬液散布を行なうことができる。
【0015】この結果、多種類の薬液に対して短時間に
大量の検体についてのスクリーニング試験の薬液散布を
行い得るスクリーニング用液体散布装置を提供すること
ができる。また、ひいては、少量の薬液による散布も可
能である。
【0016】また、本発明のスクリーニング用液体散布
装置は、上記記載のスクリーニング用液体散布装置にお
いて、薬液供給手段は、少なくとも複数の散布チャンバ
と同数の薬液を収納する薬液コンテナと、これら複数の
薬液を同時に吸入して散布チャンバに設けられた散布ノ
ズルに供給する薬液供給ポンプと、上記薬液コンテナを
搬送する薬液コンテナ搬送手段とを備えていることを特
徴としている。
【0017】上記の発明によれば、薬液供給手段は、少
なくとも複数の散布チャンバと同数の薬液を収納する薬
液コンテナと、これら複数の薬液を同時に吸入して散布
チャンバに設けられた散布ノズルに供給する薬液供給ポ
ンプと、上記薬液コンテナを搬送する薬液コンテナ搬送
手段とを備えている。
【0018】したがって、散布チャンバに薬液を供給す
る薬液供給手段についても、自動化を図り、これによっ
て、効率良くかつ確実に、種類の異なる薬液を同時に散
布チャンバに供給することができる。
【0019】また、本発明のスクリーニング用液体散布
装置において、検体ラックは、内部が空洞に形成され、
かつその上面には霧状の散布液を通す通気口が形成され
る一方、散布チャンバにて噴霧された散布液を上記通気
口及び空洞を通して吸引し、外部に排出する排気手段が
設けられていることを特徴としている。
【0020】上記の発明によれば、排気手段にて、散布
チャンバにて噴霧された散布液を通気口及び空洞を通し
て吸引し、外部に排出することができる。
【0021】したがって、散布チャンバにて噴霧された
散布液が散布チャンバの外部に漏れることがなくなるの
で、作業空間に薬剤が拡散するのを防止し、作業者に安
全上の悪影響を及ぼすのを回避することができる。ま
た、散布チャンバにて噴霧された散布液が散布チャンバ
の内壁や検体ラックに付着することが少なくなるので、
散布チャンバ内の清潔さを保ち、後に行なう水洗の程度
を簡易に行なうことが可能となる。
【0022】また、本発明のスクリーニング用液体散布
装置は、上記記載のスクリーニング用液体散布装置にお
いて、薬液の散布後に、洗浄水を導入することにより散
布チャンバ内を洗浄する洗浄手段が設けられていること
を特徴としている。
【0023】上記の発明によれば、薬液の散布後には、
洗浄手段によって、洗浄水を導入することにより散布チ
ャンバ内を洗浄することができる。
【0024】したがって、確実に、散布チャンバを清潔
さを保ち、連続してスクリーニング試験の薬液散布を行
なう際の異なる薬液の混合を防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0026】本実施の形態のスクリーニング用液体散布
装置は、図1に示すように、薬液を散布するための昇降
自在の例えば12連からなる散布チャンバ20を有し、
かつ薬液を供給して散布する薬液供給手段としての薬液
供給散布装置10と、この散布チャンバ20の昇降位置
に検体ラック1に搭載された検体としての植物2…を搬
入する散布前ラック送りコンベア3と、薬液散布後の検
体ラック1に搭載された植物2…を散布チャンバ20か
ら搬出する散布後ラック送りコンベア4と、排気手段と
しての排気装置30とからなっている。なお、上記散布
チャンバ20は12連からなっているが、必ずしもこれ
に限らず、他の複数連であってもよい。
【0027】上記検体ラック1は、上記散布チャンバ2
0の12連に対応して、カップ2aに鉢植えして生育さ
せた植物2…を12個収容できるように、12個のカッ
プ収容穴1a…が形成された直方体となっている。上記
カップ2aは、例えば、直径6cm×高さ6cmとなっ
ている。なお、一つのカップ収容穴1aに対して、必ず
1個のカップ2aを収容する必要はなく、複数個を収容
することも可能である。
【0028】上記検体ラック1の内部は、図2に示すよ
うに、空洞となっているとともに、カップ収容穴1a…
の周りであって散布チャンバ20の円筒内領域には、散
布された薬液のうち植物2…に付着されずに検体ラック
1の下方に落下する霧状の廃棄薬液や後述する霧状洗浄
液を吸引するための通気口としてのラック穴1b…が例
えば4箇所に穿設されている。
【0029】また、検体ラック1の両側面の端部は開口
1c・1dとなっている。したがって、検体ラック1の
散布位置においては、一方の端部の開口1cに排気装置
30の排気管31が密着されることによって、排気装置
30の吸引により薬液及び洗浄液が排出されるようにな
っている。また、このとき、検体ラック1の他方の端部
の開口1dについては、押さえ板5により密着状態に塞
がれるようになっている。
【0030】なお、図2においては、通気口としてラッ
ク穴1b…が穿設されているものを図示したが、通気口
としてはこのようなラック穴1b…を穿設したものに限
られず、例えば、検体ラック1の上面が網目構造となっ
ているものや、カップ収容穴1a…が通気口を兼ねる程
度の大きさとなっているものであってもよい。また、図
2においては、検体ラック1の両側面の端部は開口1c
・1dとなっているものを図示したが、検体ラック1の
片側面の開口1dが閉状態に形成され押さえ板5が省略
された形態でもよい。
【0031】さらに、本実施の形態では、上述したよう
に、検体ラック1の両側端部に開口1c・1dが形成さ
れているが、必ずしもこれに限らず、例えば、図3に示
すように、検体ラック1の両側端部を閉状態に形成し、
検体ラック1の底に底部通気口1e…を複数設けるとと
もに、排気装置30の排気管32を検体ラック1の下側
に密着させることにより、排気を行なうことも可能であ
る。
【0032】一方、図1に示すように、上記散布前ラッ
ク送りコンベア3は、散布前の検体ラック1を順次散布
位置に搬入するために設けられており、例えばローラ式
コンベアからなっている。また、散布後ラック送りコン
ベア4は、散布後の検体ラック1を順次散布位置から搬
出するために設けられており、同様に、例えばローラ式
コンベアからなっている。なお、これら散布前ラック送
りコンベア3及び散布後ラック送りコンベア4の搬送方
式は、必ずしもこれに限らず、ベルトコンベア、チェー
ンコンベア等の他の方式であってもよい。
【0033】また、上記散布前ラック送りコンベア3と
散布後ラック送りコンベア4との間における散布位置の
下方にも図示しない散布位置ラック送り装置が設けられ
ており、この散布位置ラック送り装置は、上記散布前ラ
ック送りコンベア3にて搬入された検体ラック1を散布
位置に確実に搬送して位置決めさせるとともに、散布が
終了したときには検体ラック1を散布後ラック送りコン
ベア4まで搬送するものとなっている。なお、この散布
位置ラック送り装置は、例えば、検体ラック1の下方に
設けたローラによって検体ラック1を送るというような
簡単な構造のものであってもよい。上記散布前ラック送
りコンベア3、散布後ラック送りコンベア4及び散布位
置ラック送り装置は、本発明の搬送手段としての機能を
有している。
【0034】一方、上記の薬液供給散布装置10は、例
えば12×8列の96穴を有するディープウェルからな
る薬液コンテナ11を搬送する薬液コンテナ搬送手段と
しての薬液コンテナ送りコンベア12と、この薬液コン
テナ11の各穴に各々分注された薬液を吸入すべく上下
移動して薬液に挿入される吸液針13と、上記薬液コン
テナ11の薬液を吸入して吸液針13に導き、かつ薬液
移送管15…を通して前記散布チャンバ20の上側に設
けられた各散布ノズル21…に薬液を供給する薬液供給
ポンプ14とを有している。
【0035】上記のディープウェルからなる薬液コンテ
ナ11は、市販品のものでよく、その他6×8列の48
穴等のものもある。本実施の形態では、この12×8列
の薬液コンテナ11に対して、1列分の12個を一単位
として一度にスクリーニング試験の薬液散布ができるよ
うに、散布チャンバ20を12連にしたものとなってい
る。また、個々のディープウェルは、2ml程度の薬液
が収容できるようになっており、実際のスクリーニング
試験の薬液散布においては、1〜2mlの量についてで
きるだけ薬液を残さないようにして行なわれる。
【0036】また、薬液コンテナ送りコンベア12の側
方には、洗浄水トレイ16が設けられており、束ねられ
た12本の吸液針13をまとめて昇降回転装置13aに
て回転させることにより、これら12本の吸液針13の
薬液の吸入と洗浄水トレイ16に貯められた洗浄水の吸
入とが切替可能となっている。上記の洗浄水トレイ16
の洗浄水は、単なる水であっても良く、又は石鹸液や他
の洗浄水であってもよい。また、これらを組み合わせる
ことも可能である。
【0037】一方、上記の散布チャンバ20…は各々が
透明プラスチックの例えば円筒からなっており、図示し
ない昇降手段としての昇降装置によって1列に並び配さ
れた12連の散布チャンバ20…が一体となって同時に
昇降可能となっている。なお、本実施の形態では、上記
12連の散布チャンバ20…は、直線状に1列に並び配
されているが、必ずしもこれに限らず、例えば、曲線状
に1列に並び配することも可能である。また、本実施の
形態では、この散布チャンバ20…が一体に昇降移動す
るものとなっているが、必ずしもこれに限らず、例え
ば、散布チャンバ20…を固定とし、検体ラック1が昇
降移動するようにすることも可能である。
【0038】また、上記散布チャンバ20は、例えば、
直径約10cm、高さ30〜50cmとなっているが、
この大きさは必ずしもこれに限らず、さらに大きく又は
小さくすることができる。
【0039】上記の散布チャンバ20は、図4に示すよ
うに、上面が閉塞される一方、下面が開口となってい
る。散布チャンバ20の上面20aには、散布ノズル2
1…が円筒の軸中心に設けられており、この散布ノズル
21…からは、前記薬液供給ポンプ14によって供給さ
れた薬液が霧状に散布されるようになっている。なお、
本実施の形態では、このように、散布ノズル21を、散
布チャンバ20の上面20aに設けて植物2…の上方か
ら噴霧するようになっているが、必ずしもこれに限ら
ず、植物2…の側方等から噴霧するようにすることも可
能であるとともに、上方と側方等との両方から噴霧させ
ることも可能である。
【0040】また、上記散布チャンバ20の上面20a
には、散布チャンバ20の内壁を洗浄する洗浄水を導入
するための内壁洗浄水導入管17が設けられているとと
もに、上面20aの直ぐ下側には、散布チャンバ20の
側面壁との間に僅かなスリット22を有する円板23が
設けられている。したがって、この円板23の存在によ
って、内壁洗浄水導入管17から導入された洗浄水が円
板23によって半径方向外側に流れ、スリット22を通
して散布チャンバ20の側面壁を滴り落ちるようになっ
ている。これによって、散布チャンバ20の側面壁が洗
浄される。
【0041】すなわち、実際の内壁面洗浄に際しては、
散布が終了して検体ラック1が取り除かれると、散布チ
ャンバ20は再び検体ラック1が載置されていたラック
支持台6まで下降する。そして、薬液移送管15及び散
布ノズル21を通して水を散布して、薬液移送管15及
び散布ノズル21を洗浄する。同時又はその後、内壁洗
浄水導入管17から水を散布チャンバ20内に導入す
る。これにより、導入された水は、スリット22の働き
により、散布チャンバ20の内壁に沿って流れ落ちる。
【0042】そして、この散布チャンバ20の側面壁を
滴り落ちた水は、本実施の形態では、同図に示すよう
に、ラック支持台6の支持台開口6aを通してラック支
持台6の下方に設けられたトレイ7に形成された排水口
7aを通して、図示しない廃液タンクに溜められるよう
になっている。
【0043】なお、本実施の形態では、散布チャンバ2
0の側壁面を洗浄するために、内壁洗浄水導入管17を
設けて上から散布チャンバ20の側壁面を伝うようにし
て洗浄水を流すものを示したが、必ずしもこれに限ら
ず、例えば、図5(a)に示すように、トレイ7に、上
向きに噴出するチャンバ洗浄用ノズル8を設置して洗浄
することが可能である。さらに、図5(b)に示すよう
に、散布チャンバ20の散布ノズル21を特殊な形状に
して、薬液の散布と内壁の洗浄とを一つのノズルにて行
なうことも可能である。なお、上記の内壁洗浄水導入管
17、チャンバ洗浄用ノズル8及び洗浄水トレイ16等
は、本発明の洗浄手段としての機能を有している。
【0044】上記スクリーニング用液体散布装置を用い
てスクリーニング試験の薬液散布を行なう場合の動作に
ついて説明する。
【0045】先ず、スクリーニング試験とは、農薬候補
化合物を合成し、その合成した農薬候補化合物がどの種
の植物や害虫等に効果があるかを判定する試験である。
スクリーニング試験としては、例えば、先ず、合成した
化合物に界面活性剤等を加えて水に懸濁溶解して試験用
薬液とし、その薬液を植物に散布する。そして、一定時
間経過後に、その植物又は植物に寄生する害虫等がどの
ようになったかを判定する方法で行なわれる。
【0046】本実施の形態では、試験液は例えば各1〜
2mlの少量となっている。したがって、スクリーニン
グ試験の薬液散布を行なうには、準備段階として、先
ず、散布する薬液を各1〜2mlずつ、薬液コンテナ1
1のディープウェルに分注しておく。薬液コンテナ11
は、図1に示すように、薬液コンテナ送りコンベア12
上に設置される。一方、薬液が散布される検体としての
植物2…は専用の検体ラック1のカップ収容穴1a…に
それぞれ1個設置し、その検体ラック1は散布前ラック
送りコンベア3に載置される。
【0047】この状態から、スクリーニング試験の薬液
散布を開始するには、図6(f)に示すように、散布前
ラック送りコンベア3を駆動して検体ラック1を散布チ
ャンバ20の直下の位置まで搬送する。このとき同時
に、図6(h)に示すように、排気装置30も排気状態
に駆動される。次いで、図6(a)に示すように、12
連の散布チャンバ20…が検体ラック1の上面に接触す
るまで下降移動し、これによって、各検体としての植物
2…が各散布チャンバ20…に覆われる。
【0048】また、このとき、薬液供給散布装置10の
薬液供給側では、図6(e)に示すように、薬液コンテ
ナ送りコンベア12が駆動されて薬液コンテナ11が吸
液針13…の直下の位置まで搬送される。そして、その
位置にて、図6(b)に示すように、吸液針13…が薬
液コンテナ11の各ディープウェルにおける薬液の液面
内部に浸かるように昇降回転装置13aにてその吸液針
13を下降移動させる。そして、図6(c)に示すよう
に、薬液供給ポンプ14によってその薬液を吸入する。
吸入された薬液は薬液供給ポンプ14によって薬液移送
管15…を通して各散布チャンバ20…の散布ノズル2
1に供給され、散布ノズル21…から霧状に植物2…に
散布される。この散布時間は、例えば、約15秒であ
る。ただし、薬液量や吐出速度により、この値は変化す
る。
【0049】散布が終了すると、図6(a)に示すよう
に、散布チャンバ20が上昇した後、図示しない例えば
ローラによって検体ラック1が散布後ラック送りコンベ
ア4の上に送り出され、次いで、図6(g)に示すよう
に、散布後ラック送りコンベア4が駆動されることによ
り検体ラック1が排出される。
【0050】一方、このとき同時に、図6(b)に示す
ように、昇降回転装置13aにて吸液針13が上昇する
とともに、この昇降回転装置13aにて吸液針13を回
転させて洗浄水トレイ16の上方に導き、次いで、昇降
回転装置13aにて吸液針13を下降移動させて洗浄水
トレイ16の内部に貯められた例えば水に浸ける。
【0051】そして、このとき、図6(a)に示すよう
に、再度、散布チャンバ20を下降移動させる。そし
て、図6(c)に示すように、薬液供給ポンプ14を駆
動させて、水を吸引することにより、その水によって吸
液針13、薬液移送管15…及び散布ノズル21…を水
洗する。この水洗期間は、例えば、30秒とすることが
できる。なお、このとき、図6(d)に示すように、前
述の別配管からなる内壁洗浄水導入管17に洗浄水を通
して、散布チャンバ20の内壁を洗浄する。この内壁洗
浄期間は、例えば5秒とすることができる。
【0052】そして、内壁洗浄が始まったときに、図6
(b)に示すように、昇降回転装置13aにより吸液針
13を上昇させかつ薬液コンテナ11上に移動させる。
一方、散布チャンバ20の内壁洗浄が終了するととも
に、図6(a)に示すように、散布チャンバ20を上昇
させる。
【0053】次いで、図6(f)に示すように、薬液コ
ンテナ送りコンベア12にて薬液コンテナ11を1列分
だけ図1に示す矢印方向に移動させる。この1列を1バ
ッチとする薬液のスクリーニング試験の薬液散布に要す
る時間は、例えば150秒である。
【0054】そして、上記の図6(a)〜(h)の動作
を繰り返し、検体ラック1の植物2…がなくなるまで続
ける。
【0055】なお、このスクリーニング試験の薬液散布
中、図6(h)に示すように、排気装置30は駆動を継
続しており、散布チャンバ20内の霧状の散布液を吸引
し排出し続ける。なお、必ずしもこれに限らず、散布時
のみ排気することが可能である。
【0056】このように、本実施の形態のスクリーニン
グ用液体散布装置では、1列に並び配された12連の散
布チャンバ20…と、これら散布チャンバ20…のそれ
ぞれにスクリーニング試験を行なう薬液を同時に供給す
る薬液供給散布装置10と、この散布チャンバ20の数
と同数の植物2…を収容する検体ラック1を12連の散
布チャンバ20の下方位置に設けられたラック支持台6
に搬入し、かつそのラック支持台6から搬出する散布前
ラック送りコンベア3、散布後ラック送りコンベア4及
び散布位置ラック送り装置と、上記12連の散布チャン
バ20を一体に昇降移動させるか又はラック支持台6を
昇降移動させる昇降装置とを備えている。
【0057】このため、スクリーニング試験の薬液散布
を行なうときには、1列に並び配された12連の散布チ
ャンバ20の数と同数の植物2…を収容する検体ラック
1を散布前ラック送りコンベア3にて12連の散布チャ
ンバ20の下方位置に設けられたラック支持台6に搬入
する。
【0058】次いで、昇降装置にて、12連の散布チャ
ンバ20を一体に下降移動させるか又はラック支持台6
を上昇移動させる。これによって、12個の植物2…各
散布チャンバ20に覆われる。この状態で、薬液供給散
布装置10により散布チャンバ20…のそれぞれにスク
リーニング試験を行なう薬液を同時に供給する。
【0059】そして、散布が終了すると、昇降装置にて
12連の散布チャンバ20を一体に上昇移動させるか又
は上記ラック支持台を下降移動させて、植物2…を覆っ
ていた散布チャンバ20を植物2…から離す。これによ
り、散布位置ラック送り装置及び散布後ラック送りコン
ベア4にて散布の終了した植物2…を収容する検体ラッ
ク1をラック支持台6から搬出することができる。
【0060】上記のスクリーニング用液体散布装置によ
るスクリーニング試験の薬液散布によって、従来は、1
つの薬液毎に散布処理を行なっていたので、例えば、1
00個の散布を行なうのには、約2時間を要していた
が、本実施の形態では、96個の散布を約20分で完了
することができるようになった。また、従来は、1つの
薬液の試験に最低約20mlの試験液を散布していた
が、本実施の形態では、試験液が1〜2mlですむ。こ
の結果、スクリーニング試験に必要な試験液量が少なく
てすむようになった。
【0061】このように、本実施の形態では、12個の
植物2…に対して同時に12種類の薬液を散布チャンバ
20に供給してスクリーニング試験の薬液散布を行なう
ことができる。
【0062】この結果、多種類の農薬候補化合物に対し
て短時間に多数の植物2…についてのスクリーニング試
験の薬液散布を行い得るスクリーニング用液体散布装置
を提供することができる。また、ひいては、少量の薬液
による散布も可能である。
【0063】また、本実施の形態のスクリーニング用液
体散布装置では、薬液供給散布装置10は、少なくとも
12連の散布チャンバ20と同数の薬液を収納する薬液
コンテナ11と、これら12種類の薬液を同時に吸入し
て散布チャンバ20に設けられた散布ノズル21…に供
給する薬液供給ポンプ14と、上記薬液コンテナ11を
搬送する薬液コンテナ送りコンベア12とを備えてい
る。
【0064】したがって、散布チャンバ20に薬液を供
給する薬液供給散布装置10についても、自動化を図
り、これによって、効率良くかつ確実に、種類の異なる
薬液を同時に散布チャンバ20に供給することができ
る。
【0065】また、本実施の形態のスクリーニング用液
体散布装置では、排気装置30にて、散布チャンバ20
にて噴霧された散布液を検体ラック1のラック穴1b…
及び空洞を通して吸引し、外部に排出することができ
る。
【0066】したがって、散布チャンバ20にて噴霧さ
れた散布液が散布チャンバ20の外部に漏れることがな
くなるので、作業空間に薬剤が拡散するのを防止し、作
業者に安全上の悪影響を及ぼすのを回避することができ
る。また、散布チャンバ20にて噴霧された散布液が散
布チャンバ20の内壁や検体ラック1に付着することが
少なくなるので、散布チャンバ20内の清潔さを保ち、
後に行なう水洗の程度を簡易に行なうことが可能とな
る。
【0067】また、本実施の形態のスクリーニング用液
体散布装置では、薬液の散布後には、内壁洗浄水導入管
17、チャンバ洗浄用ノズル8及び洗浄水トレイ16等
の洗浄手段によって、洗浄水を導入することにより散布
チャンバ20内を洗浄することができる。
【0068】したがって、確実に、散布チャンバ20を
清潔に保ち、連続してスクリーニング試験を行なう際の
異なる薬液の混合を防止することができる。
【0069】なお、本実施の形態においては散布対象物
として植物を例示して説明したが、必ずしもこれに限定
されず、他の散布対象物に適用することが可能である。
【0070】
【発明の効果】本発明のスクリーニング用液体散布装置
は、以上のように、1列に並び配された複数の散布チャ
ンバと、上記散布チャンバのそれぞれにスクリーニング
試験を行なう薬液を同時に供給する薬液供給手段と、上
記散布チャンバの数と同数の検体を収容する検体ラック
を上記複数の散布チャンバの下方位置に設けられたラッ
ク支持台に搬入し、かつそのラック支持台から搬出する
搬送手段と、上記複数の散布チャンバを一体に昇降移動
させるか又は上記ラック支持台を昇降移動させる昇降手
段とを備えているものである。
【0071】それゆえ、複数の検体に対して同時に複数
の薬液を散布チャンバに供給してスクリーニング試験の
薬液散布を行なうことができる。
【0072】この結果、多種類の薬液に対して短時間に
大量の検体についてのスクリーニング試験の薬液散布を
行い得るスクリーニング用液体散布装置を提供すること
ができる。また、ひいては、少量の薬液による散布も可
能であるという効果を奏する。
【0073】また、本発明のスクリーニング用液体散布
装置は、上記記載のスクリーニング用液体散布装置にお
いて、薬液供給手段は、少なくとも複数の散布チャンバ
と同数の薬液を収納する薬液コンテナと、これら複数の
薬液を同時に吸入して散布チャンバに設けられた散布ノ
ズルに供給する薬液供給ポンプと、上記薬液コンテナを
搬送する薬液コンテナ搬送手段とを備えているものであ
る。
【0074】それゆえ、散布チャンバに薬液を供給する
薬液供給手段についても、自動化を図り、これによっ
て、効率良くかつ確実に、種類の異なる薬液を同時に散
布チャンバに供給することができるという効果を奏す
る。
【0075】また、本発明のスクリーニング用液体散布
装置は、上記記載のスクリーニング用液体散布装置にお
いて、検体ラックは、内部が空洞に形成され、かつその
上面には霧状の散布液を通す通気口が形成される一方、
散布チャンバにて噴霧された散布液を上記通気口及び空
洞を通して吸引し、外部に排出する排気手段が設けられ
ているものである。
【0076】それゆえ、散布チャンバにて噴霧された散
布液が散布チャンバの外部に漏れることがなくなるの
で、作業空間に薬剤が拡散するのを防止し、作業者に安
全上の悪影響を及ぼすのを回避することができる。ま
た、散布チャンバにて噴霧された散布液が散布チャンバ
の内壁や検体ラックに付着することが少なくなるので、
散布チャンバ内の清潔さを保ち、後に行なう水洗の程度
を簡易に行なうことが可能となるという効果を奏する。
【0077】また、本発明のスクリーニング用液体散布
装置は、上記記載のスクリーニング用液体散布装置にお
いて、薬液の散布後に、洗浄水を導入することにより散
布チャンバ内を洗浄する洗浄手段が設けられているもの
である。
【0078】それゆえ、確実に、散布チャンバを清潔さ
を保ち、連続してスクリーニング試験を行なう際の異な
る薬液の混合を防止することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスクリーニング用液体散布装置
の実施の一形態を示す斜視図である。
【図2】上記スクリーニング用液体散布装置における検
体ラックの内部と排気装置とを示す断面図である。
【図3】上記スクリーニング用液体散布装置における他
の検体ラックの内部と排気装置とを示す断面図である。
【図4】上記スクリーニング用液体散布装置の散布チャ
ンバの内部の構造を示す断面図である。
【図5】(a)(b)は上記スクリーニング用液体散布
装置の洗浄装置の変形例を示す断面図である。
【図6】上記スクリーニング用液体散布装置にてスクリ
ーニング試験を行う際の工程図である。
【図7】従来のスクリーニング用液体散布装置を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 検体ラック 1b ラック穴(通気口) 2 植物(検体) 2a カップ 3 散布前ラック送りコンベア(搬送手段) 4 散布後ラック送りコンベア(搬送手段) 6 ラック支持台 8 チャンバ洗浄用ノズル(洗浄手段) 10 薬液供給散布装置(薬液供給手段) 11 薬液コンテナ(薬液供給手段) 12 薬液コンテナ送りコンベア(薬液コンテナ搬送
手段、薬液供給手段) 13 吸液針 13a 昇降回転装置 14 薬液供給ポンプ(薬液供給手段) 15 薬液移送管 16 洗浄水トレイ(洗浄手段) 17 内壁洗浄水導入管(洗浄手段) 20 散布チャンバ 21 散布ノズル 30 排気装置(排気手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1列に並び配された複数の散布チャンバ
    と、 上記散布チャンバのそれぞれにスクリーニング試験を行
    なう薬液を同時に供給する薬液供給手段と、 上記散布チャンバの数と同数の検体を収容する検体ラッ
    クを上記複数の散布チャンバの下方位置に設けられたラ
    ック支持台に搬入し、かつそのラック支持台から搬出す
    る搬送手段と、 上記複数の散布チャンバを一体に昇降移動させるか又は
    上記ラック支持台を昇降移動させる昇降手段とを備えて
    いることを特徴とするスクリーニング用液体散布装置。
  2. 【請求項2】薬液供給手段は、 少なくとも複数の散布チャンバと同数の薬液を収納する
    薬液コンテナと、 これら複数の薬液を同時に吸入して散布チャンバに設け
    られた散布ノズルに供給する薬液供給ポンプと、 上記薬液コンテナを搬送する薬液コンテナ搬送手段とを
    備えていることを特徴とする請求項1記載のスクリーニ
    ング用液体散布装置。
  3. 【請求項3】検体ラックは、内部が空洞に形成され、か
    つその上面には霧状の散布液を通す通気口が形成される
    一方、 散布チャンバにて噴霧された散布液を上記通気口及び空
    洞を通して吸引し、外部に排出する排気手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のスクリー
    ニング用液体散布装置。
  4. 【請求項4】薬液の散布後に、洗浄水を導入することに
    より散布チャンバ内を洗浄する洗浄手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載のスクリー
    ニング用液体散布装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU195296U1 (ru) * 2019-11-05 2020-01-22 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Брянский государственный аграрный университет" Стенд для испытания рабочих органов опрыскивателей
RU196468U1 (ru) * 2019-11-05 2020-03-02 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Брянский государственный аграрный университет" Стенд для испытания рабочих органов опрыскивателей
CN114184534A (zh) * 2020-09-14 2022-03-15 中国石油化工股份有限公司 一种岩溶缝洞实验模拟装置及方法

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