JP2003101834A - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JP2003101834A
JP2003101834A JP2001285233A JP2001285233A JP2003101834A JP 2003101834 A JP2003101834 A JP 2003101834A JP 2001285233 A JP2001285233 A JP 2001285233A JP 2001285233 A JP2001285233 A JP 2001285233A JP 2003101834 A JP2003101834 A JP 2003101834A
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microphone
camera
pop
sound collecting
sound
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JP2001285233A
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Jun Uchida
順 内田
Koji Izumi
浩司 泉
Taiji Yoshida
泰治 吉田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 録画撮影時においてビデオカメラ内部に発生
するノイズの影響を効果的に低減して音声のS/N比を
改善すると共に、マイクの指向性を改善できるようにし
たカメラ装置を得る。 【解決手段】 ビデオカメラ本体部1の上面前側にスト
ロボ装置8と共に配置され、ビデオカメラ本体部1から
ストロボ装置8と一体にマイク集音部9aがカメラ前方
側へ向いて跳ね上げられるポップアップ位置と、ビデオ
カメラ本体部1内に収納される格納位置とに移動可能に
される集音マイク9と、集音マイク9をポップアップ位
置へ付勢するコイルばね29と、集音マイク9をコイル
ばね29に抗して格納位置に保持させるフック片13
と、フック片13をカメラモード時に電気的に離脱させ
るプランジャー機構16とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ装置
等の集音マイクに関し、詳しくは、録画(動画)撮影モ
ード時に集音マイクをその集音部をカメラ前方へ向けて
ポップアップ動作させることにより、ビデオカメラ装置
内のメカノイズの拾い込みを低減し、かつマイクの指向
性を改善できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ装置に備えられてい
る集音マイクは、一般にカメラ筐体の前玉レンズ側やカ
メラ筐体上面に固定式に内蔵される方式を採用してい
る。従って、ビデオカメラによる録画(動画)の撮影時
には、いわゆる内蔵マイクに集音される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の集音マイクはレンズ近くに設置された場合には、録画
撮影時の本来の音声以外に例えばズームモータから放射
されるモータノイズを拾ってしまったり、また、カメラ
筐体上部に設置した場合には、メカデッキから放射され
る動作に伴うノイズ等を拾ってしまい、いわゆる録画撮
影時の本来の音声のS/N比を悪化させてしまうといっ
た問題があった。そこで、上述したような対策として集
音マイクを保持する構造物をノイズ源からの影響を受け
ないように配慮することが試みられているが、集音マイ
クとノイズ源との距離の確保が構造的に困難であるた
め、ノイズの低減効果を得ることが技術的にできなかっ
た。
【0004】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、録画撮影時においてノイズの影
響を効果的に低減して音声のS/N比を改善すると共
に、マイクの指向性を改善できるようにしたカメラ装置
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるカメラ装置は、カメラ筐体の上面前側
に配置され、マイク集音部がカメラ前方側へ向いて跳ね
上げられるポップアップ位置と、カメラ筐体内に収納さ
れる格納位置とに移動可能にされるマイクユニットと、
マイクユニットをポップアップ位置へ付勢するばね部材
と、マイクユニットをばね部材に抗して格納位置に保持
させる係止部材と、カメラモード時に電気的に係止部材
を離脱させる駆動手段とから構成したものである。
【0006】上述したカメラ装置によれば、カメラが録
画撮影モードにされると、駆動手段が電気的に作動され
て係止部材が離脱し、ばね部材の付勢力によってマイク
ユニットがポップアップ位置へ跳ね上げられる。ポップ
アップ位置へ跳ね上げられたマイクユニットはカメラ筐
体から離間しマイク集音部はカメラ前方側へ向いた状態
となる。すなわち、マイクユニットがカメラ筐体から離
間することで、カメラ筐体側のズームモータやメカデッ
キから距離が確保された状態となり、いわゆるズームモ
ータやメカデッキからのノイズの影響を効果的に低減
し、マイクユニットへ集音される本来の音声のS/N比
を改善することができる。
【0007】また、マイクユニットのポップアップ状態
ではマイク集音部がカメラ前方側へ向いた状態となるの
で、マイクの指向性を大幅に向上することができ、例え
ばズーミングしたときに遠くの音声を確実に集音するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるカメラ装置
の実施の形態をビデオカメラ装置に適用した例をとって
図面を参照して説明する。
【0009】図1はマイクユニット(以下、集音マイク
という)が格納位置に収納された状態のビデオカメラ装
置の外観斜視図、図2は集音マイクがポップアップ位置
に跳ね上げられた状態のビデオカメラ装置の外観斜視図
である。
【0010】まず、ビデオカメラ装置の主な機能につい
て説明する。ビデオカメラ本体部1の前面側には前玉レ
ンズ2が備えられ、この前玉レンズ2から図示しない光
学レンズ群を介して入射した被写体像はCCD(固体撮
像素子)によって映像信号化され、ここで、ビデオカメ
ラが録画(動画)モードでは磁気テープに記録され、静
止画モードではカード状の記録媒体に記録されるように
なっている。
【0011】また、ビデオカメラ本体部1の上部背面側
には撮影中の被写体像を接眼部を通して見ることのでき
るビューファインダ3があり、ビデオカメラ本体部1の
一側面にはヒンジにより回動可能に結合され、起立及び
反転自在にされるようにした液晶表示パネル4が外付け
式に取り付けられている。この液晶表示パネル4に写し
出しされる被写体像を見ながら撮影したり、静止画やあ
るいは再生した画像を写し出すことができるようになっ
ている。
【0012】また、符号5は静止画撮影用のフォトボタ
ン、6はズームレバー、7はビデオ/電源オフ/カメラ
/メモリーの各モード切換えレバーであり、このモード
切換えレバー7の近辺に図示しないが動画撮影用のスタ
ートボタンが配置されている。
【0013】ここで、ビデオカメラ装置の上面前側には
ストロボ装置8が配置されている。ストロボ装置8は静
止画撮影時において被写体光量が確保されているときに
は、ストロボ発光することなく図1に示すようにビデオ
カメラ本体部1の凹部1a内に格納され、被写体光量が
不足しているときに図2に示すようにビデオカメラ本体
部1からポップアップ位置に垂直状態に跳ね上げられス
トロボ装置が発光動作するようになっている。
【0014】さて、ストロボ装置8にはカプセル状の集
音マイク9が一体にユニット化されて構成され、集音マ
イク9はこの例では2つの集音部9a,9aを備えてい
る。すなわち、集音マイク9はストロボ装置8がビデオ
カメラ本体部1の凹部1a内に格納状態のとき、集音部
9a,9aを上向きにして凹部1a内に格納され、スト
ロボ装置8がポップアップ位置に跳ね上げられると、当
該ストロボ装置8の上部に乗架した状態で集音部9a,
9aがカメラ前方側に向いて垂直状態にポップアップさ
れるようになっている。
【0015】以下、ストロボ装置8及び集音マイク9の
ポップアップ機構の詳細を図3〜図7について説明す
る。図3はストロボ装置8及び集音マイク9がビデオカ
メラ本体部1に格納されている状態の部分断面図、図4
はストロボ装置8及び集音マイク9がビデオカメラ本体
部1からポップアップされている状態の断面図、図5は
格納状態のポップアップ機構の平面図、図6はポップア
ップ直前のポップアップ機構の平面図、図7はポップア
ップ機構の要部の分解状態の斜視図である。
【0016】符号10がポップアップ機構のベースフレ
ームであり、ベースフレーム10に曲げ形成した複数の
取付片10aがビデオカメラ本体部1側にねじ固定され
る。ベースフレーム10上には作動部材11が支点部1
2を中心にして回動可能に支承されている。さらに詳し
く説明すると、作動部材11にはその一部から直角に曲
げ起こされて立設する例えば仰角の引掛け斜面13aを
有するフック片13と、このフック片13に対して直角
方向に作動部材11から平面状に延出するリターン片1
4と、別に作動部材11からレバー15が延出されてい
る。
【0017】また、ベースフレーム10上には上述した
作動部材11のレバー15とリンクされる駆動手段とし
てプランジャー機構16が配設されている。詳しくは、
プランジャー機構16はその取付部17がベースフレー
ム10にねじ17a,17aで固定され、取付部17に
平行状態に一対のマグネット18,18が支持されてい
る。また、取付部17には両マグネット18,18の外
周にコイル20,20を巻装したボビン19,19が各
々挿着されるように支持されている。そして、ボビン1
9,19の開口部側からプランジャー可動部21の二股
状の鉄片22,22が挿入され、鉄片22,22の先端
部が上述したマグネット18,18の先端面に磁気吸着
されている。プランジャー可動部21はこれに開口した
孔21aが上述した作動部材11のレバー15に受けた
突起15aに係合されている。尚、プランジャー機構1
6は、取付部17以外はベースフレーム10に開口した
抜き孔10aに位置するようになっている。
【0018】このように構成されたプランジャー機構1
6は、コイル20,20が無通電状態であるときにはマ
グネット18,18に発生する磁気吸引力によりプラン
ジャー可動部21の鉄片22,22が吸着され、作動部
材11のレバー15を牽引する作用が得られる。これに
対して、コイル20,20が通電状態にされると、コイ
ル20,20に発生する電磁力によりマグネット18,
18の磁気力が消滅し、これによって、プランジャー可
動部21による作動部材11のレバー15の牽引力が解
除されるようになる。
【0019】一方、上述したベースフレーム10には左
右一対の軸受板23,23が曲げ起こされて立設され、
この軸受板23,23の軸孔23a,23aに支持した
軸24に可動フレーム25がその左右に曲げ形成した側
板26、26の軸孔26a,26aが支持され回動可能
に支承されている。ここで、可動フレーム25は一方の
側板26の軸孔26aを中心とする円弧状のガイド孔2
7にベースフレーム10の一方の側板23に取り付けた
ガイドピン28を係合させている。これによって、可動
フレーム25はベースフレーム10に対して水平向きの
回動位置から垂直角度までの範囲に規制されている。
【0020】また、上述した軸24にはコイルばね29
が挿着され、コイルばね29の一方のばね端29aは可
動フレーム25に切り起こしたばね掛け部30に係止さ
れ、他方のばね端29bはベースフレーム10の一方の
軸受板23に曲げ形成したばね掛け部31に係止されて
いる。すなわち、可動フレーム25はコイルばね29の
ばね力によって垂直角度位置にばね付勢されるようにな
っている。
【0021】さらに、可動フレーム25にはV字状に曲
げ形成したワイヤ32がその曲げ部を支持ピン33に支
持され、ワイヤ32の一端側は可動フレーム25から曲
げ起こされた2つの保持片34a,34bに支持され、
他端側は止め片35に掛け止めされている。ここで、保
持片34a,34bの間を横断するワイヤ32の部分が
対応する可動フレーム25の部分に窓孔36が開口して
いる。尚、符号37は可動フレーム25の一方の側板2
6から延長するように突出形成された復帰片であり、こ
の復帰片37は上述した作動部材11のリターン片14
に対応している。
【0022】上述した可動フレーム25に前述したスト
ロボ装置8が取り付けられ、ストロボ装置8に接続部材
38を介して集音マイク9が取付けられる。尚、ストロ
ボ装置8の詳細な構造についてはここでは省略する。
【0023】以上のように構成したストロボ装置8及び
集音マイク9の格納状態を図3に示す。これによれば、
ストロボ装置8及び集音マイク9が図4に示したように
ポップアップした状態から手動で軸24を回動支点にし
てダウンさせることによって、作動部材11から立ち上
がっているフック片13が可動フレーム25の窓孔36
から突き抜けワイヤ32を内側に撓ませるようにして乗
り越えて係合され、ストロボ装置8及び集音マイク9が
格納位置にロックされる。
【0024】ストロボ装置8及び集音マイク9が格納位
置にロックされている状態では、プランジャー機構16
は無通電状態であり、このため、プランジャー可動部2
1はその鉄片22,22がマグネット18,18の磁気
力に吸着されているので、作動部材11はプランジャー
可動部21により牽引され、フック片13がワイヤ32
との係合を保持する方向へ付勢されている(図5参
照)。すなわち、ストロボ装置8及び集音マイク9が格
納位置にロックされている状態では、ストロボ装置8及
び集音マイク9をポップアップ方向へ付勢しているコイ
ルばね29のばね力よりプランジャー可動部21の磁気
吸引力が勝っていることから格納状態が維持されてい
る。
【0025】次に、ストロボ装置8及び集音マイク9が
ポップアップ位置に跳上げられるメカ的動作について説
明する。
【0026】プランジャー機構16はビデオカメラを録
画(動画)撮影モードであるカメラモード及び静止画撮
影において被写体光量が設定値より暗い場合に連動して
コイル20にパルス信号が印加されるようになってい
る。これにより、プランジャー機構16はマグネット1
8の磁気力が零に消滅して鉄片22の吸着が開放され、
コイルばね29のばね力によって可動フレーム25が跳
上げられる動作が行われる。すなわち、可動フレーム2
5の跳上げ動作によって、ワイヤ32に係合されている
フック片13は、ワイヤ32の上動動作によって引掛け
斜面13aを滑って押し戻されワイヤ32との係合が外
れ、ストロボ装置9のロックが解除されると同時に可動
フレーム25と共にストロボ装置8及び集音マイク9が
ポップアップ動作する。
【0027】ここで、可動フレーム25のワイヤ32か
らフック片13が外れロックが解除された直後の作動部
材11の動きを図6に示す。すなわち、作動部材11は
支点部12を中心にして反時計回り方向へ回動すること
で、プランジャー機構16のプランジャー可動部21と
共に鉄片22がボビン19から引き出されると共にリタ
ーン片14が後退するが、可動フレーム25が跳上げ位
置まで跳上げられると、可動フレーム25の復帰片37
によってリターン片14が押し出されるので、作動部材
11は再び元の位置へ回動復帰し、図5に示すようにプ
ランジャー可動部21が後退し鉄片22がマグネット1
8に吸着される動作と共に、フック片13がワイヤ32
とのロック位置に復帰するようになる。
【0028】すなわち、上述のように構成したビデオカ
メラ装置は、録画(動画)撮影モードであるカメラモー
ドにすることで、図2に示すようにストロボ装置8と共
に集音マイク9がその集音部9aをカメラ前方側へ向け
て垂直にポップアップ動作される。かくして、撮影スタ
ートボタンの操作により被写体の録画動作と同時に集音
マイク9により音声が集音される。ここで、集音マイク
9はビデオカメラ本体部1から遠ざかるように離間され
ることから、録画動作中に例えばズーミング動作におけ
るズームモータから放射するモータノイズやメカデッキ
の動作に伴うノイズが集音マイク9に集音されることも
なく、録画撮影時の本来の音声のS/N比を改善するこ
とができる。
【0029】また、集音マイク9はカプセル状にユニッ
ト化されていることから、ズームモータから放射するモ
ータノイズやメカデッキの動作に伴うノイズが振動とし
てビデオカメラ本体部1を伝わったとしても集音マイク
9に影響を与えることはない。
【0030】また、ポップアップ状態の集音マイク9は
その集音部9aがカメラ前方側に垂直に向いていること
で、被写体に対してマイクの指向性を大幅に向上するこ
とができ、例えばズーム撮影に遠くの音声を確実にキャ
ッチでき集音能力を改善することができる。
【0031】録画撮影モードにおいて集音マイク9と共
にストロボ装置8も一体にポップアップ状態となるが、
この場合、ストロボ装置8は録画撮影モードでは無通電
状態でありストロボ発光することはない。
【0032】ビデオカメラの静止画撮影モードでは、上
述と同様にストロボ装置8と共に集音マイク9もポップ
アップするが、この場合、フォトボタン5の操作による
静止画撮影においてストロボ装置8は機能しストロボ発
光する。この際、集音マイク9は無通電状態であり音声
は集音することはない。尚、最近のビデオカメラではカ
ード状の記録媒体に動画と共に音声も例えば数十秒間記
録することができる機能があり、この場合、集音マイク
9は通電状態にされ音声を集音することが可能となる。
【0033】また、集音マイク9はポップアップするス
トロボ装置8に一体に構成したことで、集音マイク9の
ための新規なポップアップ機構を設けることもなく、既
存のポップアップ式のストロボ装置8を利用することで
安価に実現することができる。
【0034】尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実
施の形態に限定するものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能となる。
【0035】本例の集音マイク9は、横型のビデオカメ
ラ装置を例にとって説明したが、勿論、縦型のビデオカ
メラ装置に適用しても同様に機能することができる。
【0036】また、集音マイク9はポップアップ式のス
トロボ装置8とは別にポップアップ機能を有する集音マ
イクを備えるようにしてもよい。
【0037】さらに、ポップアップ機構の駆動源として
本例ではプランジャー機構を使用した場合について説明
したが、その他の電気的な駆動手段であってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明におけるカメ
ラ装置は、カメラ筐体の上面前側に配置されたマイクユ
ニットが動画撮影モードにおいてカメラ前方側へ向いて
ポップアップ位置に跳ね上げられるようにしたので、マ
イクユニットをビデオカメラ筐体から遠ざかるように離
間させることができ、録画動作中に例えばズーミング動
作におけるズームモータから放射するモータノイズやメ
カデッキの動作に伴うノイズが集音マイク9に集音され
ることもなく、録画撮影時の本来の音声のS/N比を改
善することができるといった効果がある。
【0039】また、マイクユニットはカプセル状にされ
ていることから、ズームモータから放射するモータノイ
ズやメカデッキの動作に伴うノイズが振動としてビデオ
カメラ筐体を伝わったとしてもマイクユニットにノイズ
の影響を与えることもない。
【0040】また、ポップアップ状態のマイクユニット
はその集音部がカメラ前方側に垂直に向いていること
で、被写体に対してマイクの指向性を大幅に向上するこ
とができ、例えばズーム撮影に遠くの音声を確実にキャ
ッチでき集音能力を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクユニットが格納された状態のビデオカメ
ラ装置の外観斜視図である。
【図2】同じくマイクユニットがポップアップ位置に跳
ね上げられた状態のビデオカメラ装置の外観斜視図であ
る。
【図3】マイクユニットがビデオカメラ装置内に格納さ
れている状態の部分側断面図である。
【図4】同じくマイクユニットがビデオカメラ装置から
ポップアップされた動作状態の部分側断面図である。
【図5】格納状態のポップアップ機構の平面図である。
【図6】ポップアップ直前のポップアップ機構の平面図
である。
【図7】ポップアップ機構の要部の分解状態の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ本体部、6…フォトボタン、8…モー
ド取換えレバー、8…ストロボ装置、9…集音マイク、
9a…集音部、13…フック片、16…プランジャー機
構、29…コイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 1/00 320 H04R 1/00 320Z 1/32 320 1/32 320 1/34 320 1/34 320 (72)発明者 吉田 泰治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2H053 CA41 CA42 CA45 2H100 AA31 AA32 AA33 BB05 BB06 BB07 2H101 BB01 BB02 5C022 AA11 AB15 AC33 AC72 AC77 AC78 5D018 BB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ筐体の上面前側に配置され、当該
    カメラ筐体からマイク集音部がカメラ前方側へ向いて跳
    ね上げられるポップアップ位置と、上記カメラ筐体内に
    収納される格納位置とに移動可能にされるマイクユニッ
    トと、 上記マイクユニットを上記ポップアップ位置へ付勢する
    ばね部材と、 上記マイクユニットを上記ばね部材に抗して格納位置に
    保持させる係止部材と、 上記係止部材をカメラモード時に電気的に離脱させる駆
    動手段と、 から構成したことを特徴とするカメラ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラ装置において、 上記マイクユニットは、モードレバーがカメラモード時
    に連動してポップアップ動作することを特徴とするカメ
    ラ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカメラ装置において、 上記マイクユニットは、当該マイクユニットと一体にポ
    ップアップ動作する閃光装置に設けられていることを特
    徴とするカメラ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカメラ装置において、 上記マイクユニットは、ポップアップ機能を有する閃光
    装置とは別体に構成されていることを特徴とするカメラ
    装置。
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