JP2003101805A - 情報処理装置およびファイル管理方法 - Google Patents

情報処理装置およびファイル管理方法

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JP2003101805A
JP2003101805A JP2001292487A JP2001292487A JP2003101805A JP 2003101805 A JP2003101805 A JP 2003101805A JP 2001292487 A JP2001292487 A JP 2001292487A JP 2001292487 A JP2001292487 A JP 2001292487A JP 2003101805 A JP2003101805 A JP 2003101805A
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Masakazu Nomoto
政和 野本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に最新のデータファイルを使用する。 【解決手段】 CD−ROM媒体4001にストアされ
ている色補正処理用データファイルのバージョン情報を
取得し、ハードディスク1006の色補正処理用データ
ファイルのバージョン情報を取得し、取得されたバージ
ョン情報に基づき、CD−ROM媒体4001にストア
されている色補正処理用データファイルの使用を制御す
る。他方、CD−ROM媒体4001にストアされてい
る色補正処理用データファイルのバージョン情報を取得
し、ハードディスク2006の色補正処理用データファ
イルのバージョン情報を取得し、取得されたバージョン
情報に基づき、CD−ROM媒体4001にストアされ
ている色補正処理用データファイルの使用を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
びファイル管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどのホストコ
ンピュータで作成した画像をカラープリンタによって印
刷する際、該カラープリンタの機種、使用する印刷媒体
の種類、プリンタドライバによる画像処理方法などの出
力条件の違いによって、出力画像に色再現の差が生じる
場合がある。
【0003】また、ホストコンピュータのディスプレイ
装置やカラープリンタなどの各デバイスの再現できる色
の範囲の違い、各デバイスの採用している色空間の違い
などによって、ホストコンピュータのディスプレイ装置
に表示されるカラー画像とカラープリンタで印刷される
カラー画像との間で、色再現の差が生じる場合がある。
【0004】さらに、カラースキャナやデジタルカメラ
などのカラー画像入力装置からカラー画像を入力し、こ
のカラー画像をカラープリンタやカラーディスプレイな
どのカラー画像出力装置によって出力(印刷、表示)す
る際も同様に、カラー画像入力装置やカラー画像出力装
置の各デバイスの再現できる色の範囲の違い、各デバイ
スが採用している色空間の違いなどによって、画像に色
再現の差が生じる場合がある。
【0005】以下、特にカラープリンタの場合について
説明するが、カラーディスプレイなどの他のカラー画像
出力装置、カラースキャナ、デジタルカメラなどのカラ
ー画像入力装置についても同様である。
【0006】このような色再現の差を補償するために
は、ホストコンピュータ上で動作するOSまたはデバイ
スドライバによる色補正処理が行われている。補正処理
の際にこのような出力条件を反映させる方法の1つとし
て、色補正処理を行う際にホストコンピュータの外部記
憶装置の特定の領域から、この出力条件におけるカラー
プリンタの出力色の特性を記述したデータファイルを読
み込み、このデータに基づいた色補正処理を行う方法が
ある。
【0007】この色補正処理方法において、特に、この
データとしてICC(International Color Consortiu
m)プロファイルフォーマットに準拠したデータファイ
ルを用いる処理方法は、現在、各種OSによるカラーマ
ッチングシステムに採用されている。図8にカラーマッ
チングシステムの概念図を示す。
【0008】この方法によって、種々の出力条件下で色
補正処理を行うためには、これら出力条件の様々な組み
合わせにおける出力色の特性をそれぞれデータファイル
として、ホストコンピュータの外部記憶装置中に予め準
備しておく必要がある。
【0009】そのため、ホストコンピュータに対してプ
リンタドライバをインストールする際には、このプリン
タドライバとともに、前記データファイル群をホストコ
ンピュータの外部記憶装置にコピーしている。また、こ
のプリンタドライバのアンインストールの際には、この
プリンタドライバとともに前記データファイル群を削除
している。
【0010】しかし、前記出力条件の組み合わせは数多
くにおよび、またそれぞれの出力条件に対応する個々の
データファイルの容量も大きいため、前記データファイ
ル群全体をストアするためには、個々のホストコンピュ
ータの外部記憶装置上で大きな領域を占有しなければな
らないという問題点がある。
【0011】そのため、LANなどのコンピュータネッ
トワークを介して相互に通信可能な複数のホストコンピ
ュータ間で前記データファイルを共有する手法がある。
【0012】プリンタドライバのインストール時には、
ネットワークを介して接続された他のホストコンピュー
タ中から、同じプリンタ用のプリンタドライバがインス
トールされているものを検索し、見つかれば前記データ
ファイルのインストールを行わない。前記のような他の
ホストコンピュータが見つからない場合に限り、前記デ
ータファイルをインストールする。
【0013】色補正処理を行う際に、ホストコンピュー
タローカルの外部記憶装置に必要なデータファイルが存
在しなければ、ネットワーク中から同じプリンタ用のプ
リンタドライバがインストールされている他のホストコ
ンピュータを検索し、該他のホストコンピュータの外部
記憶装置に前記必要なデータファイルが存在すれば、該
データファイルをローカルの外部記憶装置にコピーし、
色補正演算処理の際に使用する。該他のホストコンピュ
ータの外部記憶装置に前記必要なデータファイルが存在
しなければ、該データファイルが見つかるまで上記検索
を継続する。
【0014】プリンタドライバのアンインストールの際
には、ネットワークの中から同じプリンタ用のプリンタ
ドライバがインストールされている他のホストコンピュ
ータを検索し、見つかった場合にはローカルの外部記憶
装置に存在しかつ前記他のホストコンピュータの外部記
憶装置に存在しないデータファイルを前記他のホストコ
ンピュータの外部記憶装置にコピーする。その後、プリ
ンタドライバおよび前記データファイルをアンインスト
ールする。
【0015】これらの処理によって、ネットワークを介
して複数のホストコンピュータ間でデータファイルを共
有することにより、個々のホストコンピュータにおけ
る、またネットワーク内全体での外部記憶装置の占有量
を軽減している。また、個々のホストコンピュータにお
いてプリンタドライバのインストール、アンインストー
ルが行われても、各時点においてプリンタドライバがイ
ンストールされているホストコンピュータにおいては、
共有されているデータファイルを用いた適正な色補正処
理を行うことができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】一般にカラープリンタ
の出力色は経時変化によりわずかながら変化する。その
ため、常に正確な色再現を行うためには前記データファ
イルを適宜更新しなければならない。
【0017】前述のように、ネットワーク内の複数のホ
ストコンピュータ間でデータファイルを共有している場
合には、使用するホストコンピュータによってカラープ
リンタからの出力色に差異が生じないようにするために
すべてのホストコンピュータで同一のデータファイルを
使用するようにしなければならない。
【0018】また、常にネットワーク内で最新のデータ
ファイルが使用されるようにデータファイルの管理を行
う必要がある。
【0019】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、常に最新のデータファイルが使用することができ
る情報処理装置およびファイル管理方法を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、カラ
ー画像に対する補正処理用データファイルをインストー
ル可能な第1ストレージ手段を有し、通信可能に接続し
たカラー画像記録装置による画像の入出力を制御する情
報処理装置において、本情報処理装置に接続したネット
ワークに接続された他の情報処理装置の第2ストレージ
手段から、前記カラー画像記録装置により入出力処理さ
れる画像に対する色補正処理用データファイルを検索す
る検索手段と、不揮発性記憶媒体にストアされている色
補正処理用データファイルのバージョン情報を取得する
第1取得手段と、前記第1ストレージ手段の色補正処理
用データファイルのバージョン情報を取得する第2取得
手段と、前記第2ストレージ手段の色補正処理用データ
ファイルのバージョン情報を取得する第3取得手段と、
前記第1取得手段と前記第2取得手段によりそれぞれ取
得されたバージョン情報に基づき、前記不揮発性記憶媒
体にストアされている色補正処理用データファイルの使
用を制御する第1制御手段と、前記第1取得手段と前記
第3取得手段によりそれぞれ取得されたバージョン情報
に基づき、前記不揮発性記憶媒体にストアされている色
補正処理用データファイルの使用を制御する第2制御手
段とを有することを特徴とする。
【0021】請求項1において、第1制御手段および第
2制御手段は、それぞれバージョン情報の新旧比較の結
果に基づいて前記不揮発性記憶媒体にストアされている
色補正処理用データファイルの前記第1ストレージ手段
へのコピー処理を制御することができる。
【0022】請求項2において、第2制御手段は、第3
取得手段により取得されたバージョン情報よりも第1取
得手段により取得されたバージョン情報の方が新しい場
合に、不揮発性記憶媒体から第1ストレージ手段へ色補
正処理用データファイルをコピーさせることができる。
【0023】請求項2において、他の情報処理装置の第
2ストレージ手段の色補正処理用データファイルを削除
する削除手段をさらに有することができる。
【0024】請求項4において、削除手段は、第3取得
手段により取得されたバージョン情報よりも第1取得手
段により取得されたバージョン情報の方が新しい場合
に、第2ストレージ手段の色補正処理用データファイル
を削除することができる。
【0025】請求項2において、第1ストレージ手段と
第2ストレージ手段の間で色補正処理用データファイル
の転送を行う転送手段をさらに有することができる。
【0026】請求項6において、転送手段は、第3取得
手段により取得されたバージョン情報よりも第1取得手
段により取得されたバージョン情報の方が新しい場合
に、第1ストレージ手段から第2ストレージ手段へ色補
正処理用データファイルを転送することができる。
【0027】請求項6において、転送手段は、第1取得
手段により取得されたバージョン情報よりも第3取得手
段により取得されたバージョン情報の方が新しい場合
に、第2ストレージ手段から第1ストレージ手段へ色補
正処理用データファイルを転送することができる。
【0028】請求項9の発明は、カラー画像に対する補
正処理用データファイルをインストール可能な第1スト
レージ手段を有し、通信可能に接続したカラー画像記録
装置による画像の入出力を制御する情報処理装置のファ
イル管理方法において、本情報処理装置に接続したネッ
トワークに接続された他の情報処理装置の第2ストレー
ジ手段から、前記カラー画像記録装置により入出力処理
される画像に対する色補正処理用データファイルを検索
する検索ステップと、不揮発性記憶媒体にストアされて
いる色補正処理用データファイルのバージョン情報を取
得する第1取得ステップと、前記第1ストレージ手段の
色補正処理用データファイルのバージョン情報を取得す
る第2取得ステップと、前記第2ストレージ手段の色補
正処理用データファイルのバージョン情報を取得する第
3取得ステップと、前記第1取得ステップと前記第2取
得ステップによりそれぞれ取得したバージョン情報に基
づき、前記不揮発性記憶媒体にストアされている色補正
処理用データファイルの使用を制御する第1制御ステッ
プと、前記第1取得ステップと前記第3取得ステップに
よりそれぞれ取得したバージョン情報に基づき、前記不
揮発性記憶媒体にストアされている色補正処理用データ
ファイルの使用を制御する第2制御ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0029】請求項9において、第1制御ステップおよ
び第2制御ステップは、それぞれバージョン情報の新旧
比較の結果に基づいて不揮発性記憶媒体にストアされて
いる色補正処理用データファイルの第1ストレージ手段
へのコピー処理を制御することができる。
【0030】請求項10において、第2制御ステップ
は、第3取得ステップにより取得されたバージョン情報
よりも第1取得ステップにより取得されたバージョン情
報の方が新しい場合に不揮発性記憶媒体から第1ストレ
ージ手段へ色補正処理用データファイルをコピーさせる
ことができる。
【0031】請求項10において、第2ストレージ手段
にインストールされている色補正処理用データファイル
を削除する削除ステップをさらに有することができる。
【0032】請求項12において、削除ステップは、第
3取得ステップにより取得されたバージョン情報よりも
第1取得ステップにより取得されたバージョン情報の方
が新しい場合に、第2ストレージ手段の色補正処理用デ
ータファイルを削除することができる。
【0033】請求項10において、第1ストレージ手段
と第2ストレージ手段の間で色補正処理用データファイ
ルの転送を行う転送ステップをさらに有することができ
る。
【0034】請求項14において、転送ステップは、第
3取得ステップにより取得されたバージョン情報よりも
第1取得ステップにより取得されたバージョン情報の方
が新しい場合に、第1ストレージ手段から第2ストレー
ジ手段へ色補正処理用データファイルを転送することが
できる。
【0035】請求項14において、転送ステップは、第
1取得ステップにより取得されたバージョン情報よりも
第3取得ステップにより取得されたバージョン情報の方
が新しい場合に、第2ストレージ手段から第1ストレー
ジ手段へ色補正処理用データファイルを転送することが
できる。
【0036】請求項17のコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体に記憶したプログラムは、カラー画像に対する
補正処理用データファイルをインストール可能な第1ス
トレージ手段を有し、通信可能に接続したカラー画像記
録装置による画像の入出力を制御する第1情報処理装置
に、前記第1情報処理装置に接続したネットワークに接
続された第2情報処理装置の第2ストレージ手段から、
前記カラー画像記録装置により入出力処理される画像に
対する色補正処理用データファイルを検索する検索手順
と、不揮発性記憶媒体にストアされている色補正処理用
データファイルのバージョン情報を取得する第1取得手
順と、前記第1ストレージ手段の色補正処理用データフ
ァイルのバージョン情報を取得する第2取得手順と、前
記第2ストレージ手段の色補正処理用データファイルの
バージョン情報を取得する第3取得手順と、前記第1取
得手順と前記第2取得手順によりそれぞれ取得したバー
ジョン情報に基づき、前記不揮発性記憶媒体にストアさ
れている色補正処理用データファイルの使用を制御する
第1制御手順と、前記第1取得手順と前記第3取得手順
によりそれぞれ取得したバージョン情報に基づき、前記
不揮発性記憶媒体にストアされている色補正処理用デー
タファイルの使用を制御する第2制御手順とを実行させ
ることを特徴とする。
【0037】請求項17において、第1制御手順および
第2制御手順は、それぞれバージョン情報の新旧比較の
結果に基づいて不揮発性記憶媒体にストアされている色
補正処理用データファイルの第1ストレージ手段へのコ
ピー処理を制御することができる。
【0038】請求項18において、第2制御手順は、第
3取得手順により取得されたバージョン情報よりも第1
取得手順により取得されたバージョン情報の方が新しい
場合に不揮発性記憶媒体から第1ストレージ手段へ色補
正処理用データファイルをコピーさせることができる。
【0039】請求項18において、第2ストレージ手段
の色補正処理用データファイルを削除する削除手順をさ
らに第1情報処理装置に実行させることができる。
【0040】請求項20において、削除手順は、第3取
得手順により取得されたバージョン情報よりも第1取得
手順により取得されたバージョン情報の方が新しい場合
に、第2ストレージ手段の色補正処理用データファイル
を削除することができる。
【0041】請求項18において、第1ストレージ手段
と第2ストレージ手段の間で色補正処理用データファイ
ルの転送を行う転送手順をさらに第1情報処理装置に実
行させることができる。
【0042】請求項22において、転送手順は、第3取
得手順により取得されたバージョン情報よりも第1取得
手順により取得されたバージョン情報の方が新しい場合
に、第1ストレージ手段から第2ストレージ手段へ色補
正処理用データファイルを転送することができる。
【0043】請求項22において、転送手順は、第1取
得手順により取得されたバージョン情報よりも第3取得
手順により取得されたバージョン情報の方が新しい場合
に、第2ストレージ手段から第1ストレージ手段へ色補
正処理用データファイルを転送することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【0045】<第1の実施の形態>図1は本発明の第1
の実施の形態を示す。これは情報処理システムの例であ
り、ホストコンピュータ1001,2001がコンピュ
ータネットワーク3001を介して相互に接続してあ
り、ホストコンピュータ1001にカラープリンタ10
13が接続してある。
【0046】[情報処理システムの構成]ホストコンピ
ュータ1001は本実施の形態におけるプリンタドライ
バに付随する色補正処理用データファイルのインストー
ル対象となり、前記プリンタドライバおよび付随する色
補正処理用データファイルによる色補正処理を行い、ま
た前記色補正処理用データファイルのアンインストール
対象となる。
【0047】図1において、1003,2003はCP
Uで、それぞれホストコンピュータ1001,2001
を総括制御する。1004,2004はROMで、それ
ぞれホストコンピュータ1001,2001内の後述す
る各コントローラ類の制御を行うプログラムと、このプ
ログラム中で用いられるデータなどがストアしてある。
このプログラムは、各ホストコンピュータのCPU10
03,2003によって実行される。
【0048】1005および2005はハードディスク
ドライブコントローラ(HDDコントローラ)であり、
それぞれハードディスク1006,2006に対するデ
ータアクセスの制御を行う。ハードディスク1006お
よび2006には、それぞれホストコンピュータ100
1,2001上で動作するOS、アプリケーションソフ
トウェア、後述するカラープリンタによる印刷の制御を
行うプリンタドライバ、該印刷に付随して行われる色補
正処理において用いられる色補正処理用データファイル
(プロファイル)がストアされる。特に前記プリンタド
ライバおよび前記色補正処理用データファイルについて
は、ハードディスク1006,2006中における、そ
のストアされるべき領域がOSによって指定されてい
る。
【0049】1007および2007はRAMであり、
それぞれハードディスク1006,2006にストアさ
れているOS、アプリケーションソフトウェア、プリン
タドライバなどのソフトウェアが、それぞれハードディ
スクドライブコントローラ1005,2005を介して
ロードされ、それらのソフトウェアはそれぞれCPU1
003,2003によって実行される。また、各ソフト
ウェア実行時のワークエリアもRAM1007,200
7中に確保される。さらにホストコンピュータ1001
に対する前記色補正処理用データファイルのインストー
ル時には、インストーラプログラムがRAM1007中
にロードされ、CPU1003によって実行される。
【0050】1008および2008はディスプレイコ
ントローラであり、それぞれCPU1003,2003
の制御にしたがって、ディスプレイ装置1009,20
09を通じてホストコンピュータ1001,2001の
ユーザに対する画像表示を行う。1010および201
0はキーボード・マウスコントローラであり、それぞれ
CPU1003,2003の制御にしたがって、ホスト
コンピュータ1001,2001のユーザからのキーボ
ード・マウス1011,2011を通じた入力を受け付
ける。ディスプレイ装置1009および2009、キー
ボード・マウス1011および2011を用いて、ホス
トコンピュータ1001,2001のユーザは各ホスト
コンピュータの対話的な操作を行う。
【0051】1012はデータ入出力コントローラであ
り、CPU1003の制御にしたがって、ホストコンピ
ュータ1001に接続されたカラープリンタ1013と
の通信を行う。カラープリンタ1013は、ホストコン
ピュータ1001からの入力データにしたがって、画像
の印刷を行う。
【0052】1014および2014はコンピュータネ
ットワーク3001に接続されたネットワーク通信コン
トローラであり、それぞれCPU1003,2003の
制御にしたがって、ホストコンピュータ1001,20
01のコンピュータネットワーク3001を介した他の
ホストコンピュータとの通信機能を実現する。該通信機
能により、各ホストコンピュータはコンピュータネット
ワーク3001中の他のホストコンピュータのハードデ
ィスク中のファイルの検索、コピー、削除、および他の
ホストコンピュータに接続されたプリンタへの印刷デー
タ送信を行うことができる。
【0053】1015はCD−ROMドライブコントロ
ーラであり、CPU1003の制御にしたがって、CD
−ROMドライブ1016からのデータ読み込みの制御
を行う。
【0054】3001は前記ホストコントローラ100
1,2001を常時相互に通信可能に接続するコンピュ
ータネットワークであり、例えば10BaseT対応ハ
ブおよびケーブルから構成されるLANであるが、これ
に限定されない。
【0055】4001はホストコンピュータ1001に
インストールされ、カラープリンタ1013による印刷
に伴う色補正処理時に参照される複数の色補正処理用デ
ータファイル、およびそれらをインストールするための
インストーラプログラムがストアされているCD−RO
M媒体であり、CD−ROMドライブ1016を介して
読み込みが可能なものである。CD−ROM媒体400
1には、ホストコンピュータ1001によって前記カラ
ープリンタ1013による印刷を制御するプリンタドラ
イバおよびそのインストールのためのインストーラプロ
グラムが含まれていてもよい。なお前記複数の色補正処
理用データファイルは、そのバージョン情報として作成
日時情報を含んでおり、該作成日時情報は前記CD−R
OM媒体4001中に記憶された前記複数の色補正処理
用データファイルすべてについて同一のものとする。
【0056】[処理の説明]図2は図1のカラープリン
タ1013への印刷時の色補正処理用に使用する色補正
処理用データファイルのホストコンピュータ1001へ
のインストールを行なうインストーラプログラムを示す
フローチャートである。このインストール処理はホスト
コンピュータ1001へのプリンタドライバインストー
ル直後と、色補正処理用データファイルを更新する際に
行われる。
【0057】ホストコンピュータ1001のユーザによ
り、CD−ROM媒体4001がCD−ROMドライブ
1016に挿入され、キーボード・マウス1011によ
って色補正処理用データファイルのインストール処理の
開始が指示されると、CD−ROM4001内にストア
されているインストーラプログラムがRAM1007中
にロードされ、CPU1003によって実行が開始され
る。
【0058】ステップS201で、CD−ROM媒体4
001にストアされているインストール対象のカラープ
リンタ1013用色補正処理用データファイルのいずれ
か1つについて、バージョン情報として該データファイ
ルの作成日時情報を取得する。
【0059】ステップS202では、ホストコンピュー
タ1001のハードディスク1006中の色補正処理用
データファイルストア領域にカラープリンタ1013用
色補正処理用データファイルが既に存在しているか否か
を判定する。色補正処理用データファイルが既に存在し
ていると判定した場合にはステップS203へ進み、そ
うでない場合にはステップS206へ進む。
【0060】ステップS203では、ステップS202
で存在が確認された、ホストコンピュータ1001のハ
ードディスク1006中にある、カラープリンタ101
3用の色補正処理用データファイルのいずれか1つにつ
いて、そのバージョン情報として作成日時情報を取得す
る。
【0061】ステップS204では、ステップS201
およびステップS203で取得したデータファイルの作
成日時情報を比較する。その結果、CD−ROM媒体4
001にストアされているデータファイルの方が新しい
と判定した場合には、ステップS205へ進む。そうで
ないと判定した場合には、色補正処理用データファイル
のインストール処理を終了する。
【0062】ステップS205では、CD−ROM媒体
4001にストアされているインストール対象のカラー
プリンタ1013用色補正処理用データファイルをすべ
てホストコンピュータ1001のハードディスク100
6の色補正処理用データファイルストア領域にコピー
し、本インストール処理を終了する。ハードディスク1
006中に色補正処理用データファイルが既に存在して
いると判定した場合には、上書きをする。
【0063】他方、ステップS202でハードディスク
1001にはカラープリンタ1013用色補正処理用デ
ータファイルが存在しないと判定した場合、ステップS
206では、ホストコンピュータ1001がコンピュー
タネットワーク3001に接続されているか否かを判定
する。ホストコンピュータ1001がコンピュータネッ
トワーク3001に接続されていると判定した場合には
ステップS207へ進み、他方、コンピュータネットワ
ークには接続されていないと判定した場合にはステップ
S205へ進む。
【0064】ステップS207では、OSのネットワー
ク通信機能を用いてコンピュータネットワーク3001
に接続されたホストコンピュータの中から、色補正処理
用データファイルを適用するカラープリンタ1013用
のプリンタドライバがインストールされた他のホストコ
ンピュータを検索する。
【0065】ステップS208では、ステップS207
での検索により他のホストコンピュータが見つかったか
否かによって分岐する。他のホストコンピュータがコン
ピュータネットワーク3001中に存在しなかった場合
にはステップS205へ進む。他方、他のホストコンピ
ュータが見つかった場合にはステップS209に進む。
【0066】以下、ステップS207で他のホストコン
ピュータとしてホストコンピュータ2001が見つかっ
たものとして説明する。
【0067】ステップS209では、ステップS207
で見つかったホストコンピュータ2001のホスト名を
文字列変数Hにストアする。
【0068】ステップS210では、OSのネットワー
ク通信機能を用い、文字列変数Hで示されるホストコン
ピュータ2001のハードディスク2006中の色補正
処理用データファイルストア領域にカラープリンタ10
13用の色補正処理用データファイルが存在するかどう
かを判定し、判定の結果によって分岐する。カラープリ
ンタ1013用の色補正処理用データファイルが存在す
る場合にはステップS211へ進む。他方、存在しない
場合にはステップS207へ戻り、コンピュータネット
ワーク3001中からカラープリンタ1013用のプリ
ンタドライバがインストールされた他のホストコンピュ
ータを検索する。
【0069】ステップS211では、OSのネットワー
ク通信機能を用いて文字列変数Hで示されるホストコン
ピュータ2001のハードディスク2006中にある。
カラープリンタ1013用の色補正処理用データファイ
ルのいずれか1つについて、そのバージョン情報として
作成日時情報を取得する。
【0070】ステップS212では、ステップS201
およびステップS211で取得したデータファイルの作
成日時情報を比較する。その結果、CD−ROM媒体4
001にストアされているデータファイルの方が新しい
と判定した場合にはステップS213へ進む。他方、そ
うでないと判定した場合には、色補正処理用データファ
イルのインストール処理を終了する。
【0071】ステップS213では、OSのネットワー
ク通信機能を用いて文字列変数Hで示されるホストコン
ピュータ2001のハードディスク2006中から、カ
ラープリンタ1013用の色補正処理用データファイル
をすべて削除し、ステップS205へ進む。
【0072】以上説明したインストール処理において、
ステップS202でホストコンピュータ1001のハー
ドディスク1006に色補正処理用データファイルが既
に存在していると判定した場合には、ステップS203
ないしステップS205で色補正処理用データファイル
のバージョン情報を参照し更新処理を行う。
【0073】ステップS202でホストコンピュータ1
001のハードディスク1006には色補正処理用デー
タファイルがないと判定した場合には、ステップS20
6以降の処理でコンピュータネットワーク中で色補正処
理用データファイルを共有するかどうかを判定する。ス
テップS206でホストコンピュータ1001がコンピ
ュータネットワークに接続されていないと判定した場合
には、他のホストコンピュータとの間で色補正処理用デ
ータファイルを共有することはできないため、ステップ
S205へ進み、ホストコンピュータ1001のハード
ディスク1006へ色補正処理用データファイルをコピ
ーしている。
【0074】ステップS207ないしステップS210
の処理において、カラープリンタ1013用プリンタド
ライバおよび色補正処理用データファイルが既にインス
トールされたホストコンピュータ2001がコンピュー
タネットワーク4001中に存在しないと判定した場合
も同様である。
【0075】ステップS207ないしステップS210
の処理でカラープリンタ1013用プリンタドライバお
よび色補正処理用データファイルが既にインストールさ
れたホストコンピュータ2001が見つかった場合に
は、ステップS211およびステップS212の処理に
より、ホストコンピュータ2001にインストール済み
の色補正処理用データファイルと、本処理でインストー
ルしようとしているCD−ROM媒体4001にストア
されている色補正処理用データファイルのバージョン情
報を比較する。
【0076】ステップS212においてCD−ROM媒
体4001中のデータファイルの方が新しくはないと判
定した場合には、ホストコンピュータ2001に既にイ
ンストール済みのデータファイルをコンピュータネット
ワーク3001中で共有するものとし、CD−ROM媒
体4001中のデータファイルは使用しない。
【0077】ステップS212においてCD−ROM媒
体4001中のデータファイルの方が新しいと判定した
場合には、ステップS205で色補正処理用データファ
イルをホストコンピュータ1001のハードディスク1
006にコピーし、コンピュータネットワーク3001
中で共有して色補正処理で使用するが、コンピュータネ
ットワーク3001中のホストコンピュータ群全体で最
新のデータファイルを使用できるようにするため、予め
ステップS213において既にホストコンピュータ20
01にインストール済みのデータファイルを削除し、古
いデータファイルが使用されないようにする。
【0078】以上の処理により、コンピュータネットワ
ーク3001中では、常時ただ1つのホストコンピュー
タのハードディスクに、カラープリンタ1013用の最
新の色補正処理用データファイルがストアされている状
態を保持することができる。
【0079】また、上述したように、コンピュータネッ
トワーク3001中では常時ただ1つのホストコンピュ
ータのみに最新の色補正処理用データファイルがストア
されているため、ステップS202でホストコンピュー
タ1001のハードディスク1006に色補正処理用デ
ータファイルが存在すると判定した場合には、ステップ
S203ないしステップS205において他のホストコ
ンピュータを考慮せずにデータファイルの更新処理を行
うことができる。
【0080】このことにより、共通のカラープリンタ1
013からの印刷を行う複数のホストコンピュータの
内、色補正処理用データはただ1つのホストにしかスト
アされず、コンピュータネットワーク3001全体での
ハードディスク使用量を削減することができる。
【0081】また、色補正処理用データファイルの複数
バージョンがコンピュータネットワーク内に共存するこ
とを防ぎ、すべてのホストコンピュータで共通の色補正
処理を行うことができる。
【0082】さらに、このようなインストール手順にお
いてインストーラがバージョンのチェックを行うため、
誤って旧バージョンのデータファイルがインストールさ
れることを防ぐことができる。
【0083】また、このインストール手順においてコン
ピュータネットワーク3001中からの前記データファ
イルの検索を行うため、ユーザはコンピュータネットワ
ーク3001中のどのホストコンピュータでこのインス
トール処理を行っても、データファイルを正しく更新す
ることができる。
【0084】なお、このインストール処理はCD−RO
M媒体4001中にストアされている色補正処理用デー
タファイル専用のインストーラプログラムによって行わ
れる他、CD−ROM媒体4001にストアされている
プリンタドライバと共通のインストーラプログラムによ
って行われるものであってもよく、OSによって行われ
るものであってもよい。
【0085】また、このインストール方法では、ホスト
コンピュータ1001に直接接続されたカラープリンタ
1013への出力を行う際に使用する色補正処理用デー
タファイルのインストール方法について説明したが、他
のホストコンピュータに接続されたカラープリンタや、
ネットワークインタフェースを介して直接コンピュータ
ネットワーク3001に接続されたカラープリンタ用の
色補正処理用データファイルをインストールする場合も
同様の手順で行うことができる。
【0086】図3はホストコンピュータ1001からカ
ラープリンタ1013への出力を行う際のプリンタドラ
イバによる画像記録データ生成に伴う色補正処理手順を
示すフローチャートである。ただし、この色補正処理で
使用する色補正処理用データファイルは上述したように
してインストールされたものである。
【0087】図1のホストコンピュータ1001のRA
M1007中にロードされたアプリケーションプログラ
ムによる印刷処理の実行によって、カラープリンタ10
13用プリンタドライバの色補正処理手続きが呼び出さ
れると、まず、ステップS301でフラグ変数FをFA
LSEに初期化する。この変数Fはコンピュータネット
ワーク3001を介した色補正処理用データファイルの
転送処理を行うか否かを示す。
【0088】ステップS302において、カラープリン
タ1013での印刷対象となる印刷媒体の種類、プリン
タドライバによる画像処理方法、使用するインクの種類
などの印刷条件を取得する。ついで、ステップS303
でこの印刷条件をもとに後述する色補正演算処理の際に
必要なデータファイル名を選択し、文字列変数Nにスト
アする。
【0089】ステップS304では、ステップS303
で選択されたデータファイルNがハードディスク100
6の色補正処理用データファイルストア領域に存在する
か否かを判定する。存在すると判定した場合にはステッ
プS310へ進み、存在しないと判定した場合にはステ
ップS305へ進む。これはデータファイルNがコンピ
ュータネットワーク3001を介して他のホストコンピ
ュータと共有されている場合である。
【0090】ステップS305では、フラグ変数Fに値
TRUEをストアし、以下コンピュータネットワーク3
001を介したデータファイルNの転送処理を行うこと
を示す。
【0091】ステップS306ではOSのネットワーク
通信機能を用いて、コンピュータネットワーク3001
中からカラープリンタ1013用のプリンタドライバが
インストールされているホストコンピュータ2001を
検索する。
【0092】ステップS307では、ステップS306
で見つかったホストコンピュータ名を文字列変数Hにス
トアする。以下ホストコンピュータHは図1のホストコ
ンピュータ2001であるものとする。
【0093】ステップS308ではOSのネットワーク
通信機能を用いて、文字列変数Hで示されるホストコン
ピュータ2001のハードディスク2006中の色補正
処理用データファイルストア領域に、データファイルN
が存在するか否かを判定し、分岐する。データファイル
Nが存在した場合にはステップS309に進み、存在し
なかった場合にはステップS306へ戻り、他のホスト
コンピュータを検索する。
【0094】ステップS309ではOSのネットワーク
通信機能を用いて、文字列変数Hで示されるホストコン
ピュータ2001のハードディスク2006から、ホス
トコンピュータ1001のハードディスク1006中の
色補正処理用データファイルストア領域へ、ファイル名
Nの色補正処理用データファイルをコピーし、ステップ
S310へ進む。
【0095】ステップS310では、ステップS303
で選ばれたデータファイルNをハードディスク1006
中の色補正処理用データファイルストア領域から読み込
み、ステップS302で取得された印刷条件に最適な色
補正処理を行う。
【0096】ステップS311ではフラグ変数Fの値に
より分岐する。FがFALSEの場合には色補正処理を
終了する。FがTRUEの場合には、コンピュータネッ
トワーク3001を介してデータファイルNの転送を行
った場合であり、データファイルNは文字列変数Hで示
されるホストコンピュータ2001のハードディスク2
006にもストアされているため、ハードディスク10
06中のデータファイルNは不要である。ステップS3
12でハードディスク1006中の色補正処理用データ
ファイルストア領域からデータファイルNを削除し、色
補正処理を終了する。
【0097】このような一連の処理は、プリンタドライ
バによって行われる場合の他、OSが提供する色処理機
能として行われたり、他の色処理ソフトウェアによって
行われるものであってもよい。
【0098】また、色補正処理方法ではホストコンピュ
ータに直接接続されたカラープリンタ1013への出力
を行うための色補正処理方法について説明したが、他の
ホストコンピュータに接続されたカラープリンタや、ネ
ットワークインタフェースを介して直接コンピュータネ
ットワーク3001に接続されたカラープリンタへの出
力を行うための色補正処理も同様の手順で行うことがで
きる。
【0099】図4はホストコンピュータ1001からカ
ラープリンタ1013への出力を行う際に使用された色
補正処理用データファイルのアンインストール手順を示
すフローチャートである。ただし、このアンインストー
ル方法によりアンインストールされる色補正処理用デー
タファイルは、上述したインストール方法に従いインス
トールされ、色補正処理方法に従い使用されたものであ
る。
【0100】ホストコンピュータ1001のユーザによ
るキーボード・マウス1011の操作によりカラープリ
ンタ1013用プリンタドライバのアンインストールが
指示された際、RAM1007にロードされているOS
の機能によってこのプリンタドライバの削除処理が終了
した後にCPU1003によって実行される。
【0101】ステップS401において、ホストコンピ
ュータ1001のハードディスク1006の色補正処理
用データファイルストア領域にカラープリンタ1013
向け色補正処理用データファイルが存在するか否かを判
定し、判定結果に従って分岐する。存在すると判定した
場合にはステップS402へ進む。他方、存在しないと
判定した場合には何らの処理を行う必要はないため直ち
にこのアンインストール処理を終了する。
【0102】ステップS402では、ホストコンピュー
タ1001がコンピュータネットワークに接続されてい
るか否かを判定し、判定結果によって分岐する。接続さ
れていると判定した場合にはステップS403へ進み、
そうでない場合にはステップS406へ進む。
【0103】ステップS403では、OSのネットワー
ク通信機能を用いてコンピュータネットワーク3001
中からカラープリンタ1013用のプリンタドライバが
存在するホストコンピュータ2001を検索する。つい
で、ステップS404では、ステップS403でホスト
コンピュータ2001が見つかったか否かによって分岐
する。見つかった場合にはステップS405へ進み、見
つからなかった場合にはステップS406へ進む。
【0104】ホストコンピュータ2001が見つかった
場合、ホストコンピュータ2001は図1のホストコン
ピュータ2001であるものとする。
【0105】ステップS405では、OSのネットワー
ク通信機能を用い、コンピュータネットワーク3001
を介してハードディスク1006中にあるカラープリン
タ1013用の色補正処理用データファイルをすべて、
ステップS403で見つかったホストコンピュータ20
01のハードディスク2006中の色補正処理用データ
ファイルストア領域にコピーする。
【0106】ステップS406では、ハードディスク1
006の色補正処理用データファイルストア領域からカ
ラープリンタ1013用の色補正処理用データファイル
をすべて削除しこの処理を終了する。
【0107】以上の処理において、ステップS402で
ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワー
クに接続されていないと判定した場合、アンインストー
ルすべき色補正処理用データファイルは他のホストコン
ピュータと共有されていないため、直ちにステップS4
06へ進み、色補正処理用データファイルを削除するこ
とができる。
【0108】他方、ステップS402でホストコンピュ
ータがコンピュータネットワークに接続されていると判
定した場合には、色補正処理用データファイルはコンピ
ュータネットワーク中の他のホストコンピュータとの間
で共有されている可能性がある。そこで、ステップS4
03およびステップS404で実際に共有されているか
否かを判定し、共有されている場合にはステップS40
5でプリンタ1013用プリンタドライバがインストー
ルされている他のホストコンピュータに色補正処理用デ
ータファイルをコピーし、コンピュータネットワーク3
001中の他のホストコンピュータで適正な色補正処理
が行えるように維持している。
【0109】このような一連の処理は、OSによって行
われる場合の他、予めハードディスク1006中にスト
アされているアンインストーラプログラムによって行わ
れるものであってもよい。
【0110】また、このアンインストール方法はホスト
コンピュータに直接接続されたカラープリンタ1013
への出力を行う際に用いられる色補正処理用データファ
イルのアンインストール方法について説明したが、他の
ホストコンピュータに接続されたカラープリンタや、ネ
ットワークインタフェースを介して直接コンピュータネ
ットワーク3001に接続されたカラープリンタへの出
力を行うための色補正処理も同様に手順で行うことがで
きる。
【0111】<第2の実施の形態>第1の実施の形態で
は、カラープリンタ1013用色補正処理用データファ
イルのすべてをコンピュータネットワーク内の単一のホ
ストコンピュータのみにストアすることにより、コンピ
ュータネットワーク内のホストコンピュータ群全体での
ハードディスク使用量を削減し、かつ複数バージョンの
共存を回避することによりすべてのホストコンピュータ
で最新の同一のデータファイルを使用した色処理を実現
する例を説明した。
【0112】しかし、第1の実施の形態では、単一のホ
ストコンピュータ以外のホストコンピュータにおいては
色補正処理を行う度にコンピュータネットワークを介し
たデータファイルの転送を行わなければならないため、
処理時間が増大してしまうことになる。
【0113】そこで、本実施の形態では、使用頻度の高
い一部のデータファイルはすべてのホストコンピュータ
にストアするようにした。そして、本実施の形態では、
プリンタ1013用色補正処理用データファイルを事前
に予想される使用頻度に応じて、予め重要度の高いもの
と低いものの2グループに分割しておくようにした。
【0114】図5および図6は図1のホストコンピュー
タ1001でカラープリンタ1013による印刷を行う
際に使用される色補正処理用データファイルをインスト
ールするインストーラプログラムを示すフローチャート
である。
【0115】このインストール処理はホストコンピュー
タ1001へのプリンタドライバインストール直後と、
色補正処理用データファイルを更新する際に行われる。
【0116】ホストコンピュータ1001のユーザによ
り、CD−ROM媒体4001がCD−ROMドライブ
1016に挿入され、キーボード・マウス1011によ
って色補正処理用データファイルのインストール処理の
開始が指示されると、CD−ROM4001内にストア
されているインストーラプログラムがRAM1007中
にロードされ、CPU1003によって実行が開始され
る。
【0117】ステップS501でCD−ROM媒体40
01にストアされているインストール対象のカラープリ
ンタ1013用色補正処理用データファイルのいずれか
1つについて、バージョン情報として色補正処理用デー
タファイルの作成日時情報を取得する。
【0118】ステップS502では、ホストコンピュー
タ1001のハードディスク1006中の色補正処理用
データファイルストア領域に、カラープリンタ1013
用色補正処理用データファイルが既にインストールされ
ているか否かを判定し、判定結果に基づいて分岐する。
色補正処理用データファイルがハードディスク1006
中に既に存在していると判定した場合にはステップS5
03へ進み、そうでない場合にはステップS507へ進
む。
【0119】ステップS503ではホストコンピュータ
1001のハードディスク1006中の色補正処理用デ
ータファイルストア領域にあるカラープリンタ1013
向け色補正処理用データファイルの重要度の高いものの
いずれか1つについて、そのバージョン情報として作成
日時情報を取得する。
【0120】ついで、ステップS504では、ステップ
S501およびステップS503で取得したデータファ
イルの作成日時情報を比較する。そして、CD−ROM
媒体4001にストアされているデータファイルの方が
新しいと判定した場合にはステップS505へ進み、そ
うでないと判定した場合にはこのインストールに係る一
連の処理を終了する。
【0121】ステップS505では、CD−ROM媒体
4001にストアされている色補正処理用データファイ
ルのすべてをハードディスク1006の色補正処理用デ
ータファイルストア領域にコピーする。これによりホス
トコンピュータ1001の前記データファイルを更新す
る。
【0122】ついで、ステップS506では、ホストコ
ンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続
されているか否かを判定する。ホストコンピュータ10
01がコンピュータネットワーク3001に接続されて
いると判定した場合にはステップS520へ進み、コン
ピュータネットワーク3001内の他のホストコンピュ
ータの色補正処理用データファイルもCD−ROM媒体
4001にストアされている新しいバージョンに更新し
ていく。他方、コンピュータネットワークには接続され
ていないと判定した場合には、このインストールにかか
る一連の処理を終了する。
【0123】ステップS502でホストコンピュータ1
001には色補正処理用データファイルはインストール
されていないと判定した場合には、ステップS507に
おいて、ホストコンピュータ1001がコンピュータネ
ットワークに接続されているか否かを判定する。ホスト
コンピュータ1001がコンピュータネットワーク30
01に接続されていると判定した場合にはステップS5
09へ進み、コンピュータネットワークには接続されて
いないと判定した場合にはステップS508へ進む。
【0124】ステップS508では、コンピュータネッ
トワークを介して複数ホストで色補正処理用データファ
イルを共有することはできないため、CD−ROM媒体
4001中の前記色補正処理用データファイルのすべて
をハードディスク1006中の色補正処理用データファ
イルストア領域にコピーし、このインストール処理を終
了する。
【0125】他方、ステップS509では、OSのネッ
トワーク通信機能を用いてコンピュータネットワーク3
001に接続されたホストコンピュータの中から、カラ
ープリンタ1013用のプリンタドライバがインストー
ルされているホストコンピュータ2001を検索する。
ステップS509での検索の結果、ホストコンピュータ
2001が見つかったかどうかによってステップS51
0では分岐する。見つかった場合にはステップS511
へ進む。見つからなかった場合にはステップS508へ
進み、全データファイルをCD−ROM媒体からハード
ディスク1006にコピーして処理を終了する。
【0126】ステップS511では、文字列変数Hにス
テップS509で見つかったホスト名を記録する。以
下、文字列変数Hで示されるホストコンピュータ200
1は図1のホストコンピュータ2001であるものとす
る。
【0127】ついで、ステップS512ではOSのネッ
トワーク通信機能を用いて、文字列変数Hが示すホスト
コンピュータ2001のハードディスク2006中の色
補正処理用データファイルストア領域にあるカラープリ
ンタ1013向け色補正処理用データファイルの重要度
の高いもののいずれか1つについて、そのバージョン情
報として作成日時情報を取得する。
【0128】ステップS513では、ステップS501
およびステップS511で取得したデータファイルの作
成日時情報を比較する。その結果、CD−ROM媒体4
001にストアされているデータファイルの方が古いと
判定した場合にはステップS514へ進み、そうでない
と判定した場合にはステップS515へ進む。
【0129】ステップS514では、CD−ROM媒体
4001からインストールしようとしたデータファイル
よりもホストコンピュータ2001に既にインストール
されているデータファイルの方が新しいため、CD−R
OM媒体4001のデータファイルは使用せず、OSの
ネットワーク通信機能を用いてホストコンピュータ20
01のハードディスク2006中の色補正処理用データ
ファイルストア領域からカラープリンタ1013向け色
補正処理用データファイルの内重要度の高いものだけを
ハードディスク1006にコピーし、処理を終了する。
【0130】ステップS515では、再び、ステップS
501およびステップS511で取得したデータファイ
ルの作成日時情報を比較、その結果により分岐する。C
D−ROM媒体4001にストアされている色補正処理
用データファイルの方が新しいと判定した場合はステッ
プS517へ進み、そうでないと判定した場合にはステ
ップS516へ進む。
【0131】ステップS516では、CD−ROM媒体
4001からインストールしようとしたデータファイル
と、ホストコンピュータ2001に既にインストールさ
れているデータファイルのバージョンが同一の場合であ
り、CD−ROM媒体4001からカラープリンタ10
13向け色補正処理用データファイルの内重要度の高い
ものだけをハードディスク1006にコピーし、処理を
終了する。
【0132】ステップS517では、コンピュータネッ
トワーク3001中の各ホストコンピュータにインスト
ール済みのデータファイルよりも、CD−ROM媒体4
001にストアされているデータファイルの方が新しい
場合である。ステップS517ではCD−ROM媒体4
001にストアされている色補正処理用データファイル
のすべてをハードディスク1006の色補正処理用デー
タファイルストア領域にコピーし、その後以下の処理で
コンピュータネットワーク3001中の各ホストコンピ
ュータにインストール済みのデータファイルを更新す
る。
【0133】ステップS518では、文字列変数Hで示
される前記ホストコンピュータ2001のハードディス
ク2006中の色補正処理用データファイルストア領域
から、カラープリンタ1013用のデータファイルをす
べて削除する。
【0134】ついで、ステップS519ではOSのネッ
トワーク通信機能を用いて、ハードディスク1006の
色補正処理用データファイルストア領域から、カラープ
リンタ1013用データファイルの内重要度の高いもの
を文字列変数Hで示されるホストコンピュータ2001
のハードディスク2006中の色補正処理用データファ
イルストア領域にコピーする。
【0135】ステップS520では、OSのネットワー
ク通信機能を用いてコンピュータネットワーク3001
中から、カラープリンタ1013用のプリンタドライバ
がインストールされた他のホストコンピュータを検索す
る。ステップS521では、前記ステップS520での
検索の結果、他のホストコンピュータが見つかった場合
にはステップS522へ進み、これ以上見つからなかっ
た場合には一連の処理を終了する。
【0136】ステップS522では、ステップS520
で新たに見つかったホストコンピュータの名前を文字列
変数HにストアしてステップS518に戻り、このホス
トコンピュータをホストコンピュータ2001とみなし
てステップS518からステップS521の処理を繰り
返す。
【0137】ここで、ステップS502でハードディス
ク1006中のカラープリンタ1013用色補正処理用
データファイルが存在すると判定した場合には、まずス
テップS503およびステップS504でインストール
用のCD−ROM媒体4001中の色補正処理用データ
ファイルとのバージョン比較を行う。CD−ROM媒体
4001中のデータファイルの方が古いか、同じバージ
ョンの場合は、色補正処理用データファイルによってホ
ストコンピュータ1001中のデータファイルを更新す
ることはできない。
【0138】また、ホストコンピュータ1001がコン
ピュータネットワークに接続され、他のホストコンピュ
ータとの間でデータファイルを共有していても、それら
すべてのホストコンピュータについてデータファイルの
更新はできないため、直ちに本処理を終了する。
【0139】CD−ROM媒体4001中のデータファ
イルの方が新しい場合には、まずステップS505でホ
ストコンピュータ1001のデータファイルを更新した
上で、ステップS506でコンピュータネットワークの
有無を判定し、ホストコンピュータ1001がコンピュ
ータネットワークに接続されていない場合には、本処理
を終了する。他方、コンピュータネットワークに接続さ
れていた場合にはステップS520へ進み、ステップS
518ないしステップS522の処理により他のホスト
コンピュータのデータファイルも更新する。
【0140】当初ステップS502での判定により、ホ
ストコンピュータ1001にはまだデータファイルがイ
ンストールされていない場合には、まずステップS50
7からの処理により、コンピュータネットワークを介し
た他のホストコンピュータの検索を行う。このとき、ス
テップS508で本処理を終了した場合には、色補正処
理用データファイルのすべてを常時ハードディスク10
06から直接読み込み、色補正処理の際に使用すること
ができるようになる。したがって、色補正処理時にコン
ピュータネットワーク3001を介したデータ転送は不
要であり、高速な色補正処理を行うことができる。
【0141】また、ステップS514またはステップS
516で本処理を終了した場合には、カラープリンタ1
013向けの色補正処理用データファイルのうち重要度
の高いものは、常時ハードディスク1006から直接読
み込むことができる。従って、これらのデータファイル
を使用する際にはコンピュータネットワーク3001を
介したデータ転送は不要であり、高速に色補正処理を行
うことができる。他方、重要度の低いデータファイルに
ついては、次の(イ)、(ロ)のいずれかである。
【0142】(イ)ホストコンピュータ2001に既に
インストールされている。
【0143】(ロ)コンピュータネットワーク3001
中に、ホストコンピュータ1001、ホストコンピュー
タ2001とは別の第3のホストコンピュータが存在
し、該第3のホストコンピュータに既にインストールさ
れている。従って、重要度の低いデータファイルはコン
ピュータネットワーク3001を介して前記第2または
第3のホストコンピュータのハードディスクからハード
ディスク1006へコピーすることにより読み込むこと
ができる。
【0144】このうち、ステップS514で終了した場
合には、ステップS509で見つかったホストコンピュ
ータのハードディスクにストアされているデータファイ
ルが最新のものであり、それをハードディスク1006
にコピーすることにより最新版のデータファイルを使用
可能にしている。ステップS516で終了した場合に
は、ステップS509で見つかったホストコンピュータ
のハードディスクと、CD−ROM媒体4001のいず
れにストアされているデータファイルも最新のものであ
るため、コンピュータネットワーク3001を介したデ
ータ転送を減らすために、CD−ROM媒体4001か
らのコピーを行っている。
【0145】ステップS521での分岐により本処理を
終了した場合には、ステップS508で本処理を終了し
た場合と同様ハードディスク1006中にすべてのデー
タファイルがストアされる。したがって、ホストコンピ
ュータ1001上での色補正処理時にはコンピュータネ
ットワーク3001を介したデータ転送は不要であり、
高速な色補正処理を行うことができる。この場合、コン
ピュータネットワーク3001中、カラープリンタ10
13用プリンタドライバをインストールしているすべて
のホストコンピュータに対して、CD−ROM媒体40
01からハードディスク1006にコピーしたデータフ
ァイルの内重要度が高いものをコピーすることにより、
これらすべてのホストコンピュータで最新のデータファ
イルのうち重要度が高いものは、コンピュータネットワ
ーク3001を介したデータ転送を行うことなく使用で
きるようにする。このとき、ステップS519で重要度
の低いデータファイルはコピーしないため、コンピュー
タネットワーク3001を介したデータ転送量および各
ホストコンピュータにおけるハードディスクの占有量を
削減することができる。
【0146】さらに、ステップS519でのコピー処理
を行う前にステップS518では、各ホストに既にイン
ストールされている、より古いデータファイルを予め削
減しているため、複数バージョンのデータファイルがコ
ンピュータネットワーク3001内に混在することによ
り、使用するホストコンピュータによってカラープリン
タ1013からの出力色に違いが出ることを防いでい
る。
【0147】第2の実施の形態におけるインストール処
理は、CD−ROM媒体4001中にストアされている
色補正処理用データファイル専用のインストーラプログ
ラムによって行われる他、CD−ROM媒体4001に
ストアされているプリンタドライバと共通のインストー
ラプログラムによって行われるものであってもよく、O
Sによって行われるものであってもよい。
【0148】また、第2の実施の形態では、ホストコン
ピュータ1001に直接接続されたカラープリンタ10
13への出力を行う際に使用する色補正処理用データフ
ァイルのインストール方法について説明したが、他のホ
ストコンピュータに接続されたカラープリンタや、ネッ
トワークインタフェースを介して直接コンピュータネッ
トワーク3001に接続されたカラープリンタ用の色補
正処理用データファイルをインストールする場合も同様
の手順で行うことができる。
【0149】本実施の形態におけるインストール方法に
よって色補正処理用データファイルをインストール済み
のホストコンピュータからカラープリンタに対して出力
を行う際の、プリンタドライバによる色補正処理用デー
タファイルを用いた色補正処理は、第1の実施の形態に
おける色補正処理方法に従って行う。
【0150】この色補正処理の際、すべての色補正処理
用データファイルがハードディスクにインストールされ
たホストコンピュータにおいては、コンピュータネット
ワークを介したデータファイルの転送なしにハードディ
スクから直接データファイルを読み込むことができるた
め、高速に色補正処理を行うことができる。
【0151】重要度の高いデータファイルのみがインス
トールされたホストコンピュータにおいても、この重要
度の高いデータファイルを使用する印刷条件での印刷を
行う場合には、ハードディスクから直接データファイル
を読み込むことができるため、高速に処理を行うことが
できる。他方、重要度の低いデータファイルを使用する
印刷条件で印刷を行う場合には、コンピュータネットワ
ークを介したデータ転送を行い、色補正処理用データフ
ァイルをハードディスクにコピーすることにより適正な
色補正処理が可能であり、その後使用したデータファイ
ルをハードディスクから削除することにより、ハードデ
ィスクの使用容量を削減することができる。
【0152】図7はホストコンピュータ1001からカ
ラープリンタ1013に対する出力を行う際に使用され
た色補正処理用データファイルのアンインストール手順
を示すフローチャートである。ただし、このアンインス
トール方法でアンインストールするデータファイルは、
第1の実施の形態におけるインストール方法に従いイン
ストールされ、色補正処理方法に従い使用されたもので
ある。
【0153】ホストコンピュータ1001のユーザによ
るキーボード・マウス1011の操作によってカラープ
リンタ1013用プリンタドライバのアンインストール
が指示された際、RAM1007にロードされているO
Sの機能によってこのプリンタドライバの削除処理が終
了した後にCPU1003によって実行される。
【0154】ステップS701において、ホストコンピ
ュータ1001のハードディスク1006の色補正処理
用データファイルストア領域にカラープリンタ1013
向け色補正処理用データファイルのうち、重要度の低い
ものが存在するか否かを判定し、判定結果に従って分岐
する。存在した場合にはステップS702へ進み、存在
しなかった場合にはステップS706へ進む。
【0155】ステップS702では、ホストコンピュー
タ1001がコンピュータネットワークに接続されてい
るか否かを判定し、判定の結果によって分岐する。接続
されていると判定した場合にはステップS703へ進
み、そうでない場合にはステップS706へ進む。
【0156】ステップS703では、OSのネットワー
ク通信機能を用いてコンピュータネットワーク3001
中からカラープリンタ1013用のプリンタドライバが
存在するホストコンピュータ2001を検索する。つい
で、ステップS704では、ステップS703でホスト
コンピュータ2001が見つかったか否かによって分岐
する。見つかった場合にはステップS705へ進み、見
つからなかった場合にはステップS706へ進む。ホス
トコンピュータ2001が見つかった場合、ホストコン
ピュータ2001は図1のホストコンピュータ2001
であるものとする。
【0157】ステップS705では、OSのネットワー
ク通信機能を用い、コンピュータネットワーク3001
を介してハードディスク1006中にあるカラープリン
タ1013用の色補正処理用データファイルのうち重要
度の低いものをすべて、ステップS703で見つかった
ホストコンピュータ2001のハードディスク2006
中の色補正処理用データファイルストア領域にコピーす
る。
【0158】ステップS706では、ハードディスク1
006の色補正処理用データファイルストア領域からカ
ラープリンタ1013用色補正処理用データファイルを
すべて削除し、一連の処理を終了する。
【0159】本実施の形態におけるインストール方法に
従ったインストールおよび色補正処理方法に従った色補
正処理を行った場合、カラープリンタ1013向け色補
正処理用データファイルの内重要度の高いものは、コン
ピュータネットワーク3001中でカラープリンタ10
13用プリンタドライバがインストールされたすべての
ホストコンピュータのハードディスク中にストアされて
おり、重要度の低いもののみが単一のホストコンピュー
タのみにインストールされコンピュータネットワーク内
で共有されている。したがって、本実施の形態における
アンインストール処理において、ステップS701でハ
ードディスク1006に重要度の低いデータファイルが
存在しないと判定した場合には、ハードディスク100
6中にあるカラープリンタ1013用色補正処理用デー
タファイルはいずれも他のホストコンピュータとの間で
共有されることはない重要度の高いものであるため、直
ちにステップS706で削除することができる。
【0160】他方、ステップS702でホストコンピュ
ータ1001がコンピュータネットワークに接続されて
いないと判定した場合には、ハードディスク1006中
のすべてのデータファイルは他のホストコンピュータと
の間で共有されることはないため、やはり直ちにステッ
プS706で削除することができる。さらに、ステップ
S704でコンピュータネットワーク3001中にカラ
ープリンタ1013用プリンタドライバがインストール
されたホストコンピュータ2001がないと判定した場
合も、データファイルが共有されることはなく、同様に
直ちにステップS706へ進むことができる。
【0161】一方、ステップS704でホストコンピュ
ータ2001が存在すると判定した場合には、ハードデ
ィスク1006中にある重要度の低いデータファイルは
コンピュータネットワーク3001中でホストコンピュ
ータ2001を含む他のホストコンピュータとの間で共
有されており、コンピュータネットワーク3001中で
はハードディスク1006にしか存在しないため、直ち
に削除することはできない。そこでステップS705で
重要度の低いデータファイルをホストコンピュータ20
01に移動することにより、色補正処理用データファイ
ルがコンピュータネットワーク3001中から消滅する
ことを防いでいる。
【0162】なお、本実施の形態おけるアンインストー
ル処理はOSによって行われる場合の他、予めハードデ
ィスク1006中にストアされているアンインストーラ
プログラムによって行われるものであってもよい。
【0163】また、このアンインストール方法はホスト
コンピュータに直接接続されたカラープリンタ1003
への出力を行う際に用いられる色補正処理用データファ
イルのアンインストール方法について説明したが、他の
ホストコンピュータに接続されたカラープリンタや、ネ
ットワークインタフェースを介して直接コンピュータネ
ットワーク3001に接続されたカラープリンタへの出
力を行うための色補正処理も同様の手順で行うことがで
きる。
【0164】以上のように、上述した実施の形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(または、CPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出し実行することによっても、本発明の目的が達成され
ることは言うまでもない。
【0165】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0166】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM(compact disk ROM)、CD−R(compact dis
k recordable)、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROM(read only memory)、等々を用いることが
できる。
【0167】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(opera
ting system)などが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0168】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、上記のように構成したので、コンピュータネッ
トワークを介して接続された複数の情報処理装置で同一
の電子機器を使用する環境において、色補正処理用デー
タファイルを適切なバージョンのものに保つことができ
る。
【0170】請求項2の発明によれば、上記のように構
成したので、第1ストレージ手段の色補正処理用データ
ファイルを古いバージョンのファイルによって不適切に
更新することを防ぐことができる。
【0171】請求項3の発明によれば、上記のように構
成したので、前記ネットワーク内で共有されている色補
正処理用データファイルのバージョンを常に最新に保つ
ことができる。
【0172】請求項4の発明によれば、上記のように構
成したので、ネットワーク内でデータファィルを共有
し、格納領域を低減させつつ、ネットワーク内にホスト
ごとに異なるバージョンの色補正処理用データファイル
が存在し、ホストコンピュータによって色補正結果が変
わるという不具合を防ぐことができる。
【0173】請求項5の発明によれば、上記のように構
成したので、ネットワーク内で常に最新の色補正処理用
データファイルが使用できるように保つことができる。
【0174】請求項6の発明によれば、上記のように構
成したので、色補正処理時にネットワークを介して色補
正処理用データファイルが転送される頻度を減らし、高
速に色処理を行うようにすることができる。
【0175】請求項7の発明によれば、上記のように構
成したので、ネットワーク内の各ホストコンピュータの
色補正処理用データファイルを最新版に更新することが
できる。
【0176】請求項8の発明によれば、上記のように構
成したので、本情報処理装置の色補正処理用データファ
イルを記憶媒体のものよりも新しい最新版に更新するこ
とができる。
【0177】請求項9の発明によれば、上記のように構
成したので、コンピュータネットワークを介して接続さ
れた複数の情報処理装置で同一の電子機器を使用する環
境において、色補正処理用データファイルを適切なバー
ジョンのものに保つことができる。
【0178】請求項10の発明によれば、上記のように
構成したので、第1ストレージ手段の色補正処理用デー
タファイルを古いバージョンのファイルによって不適切
に更新することを防ぐことができる。
【0179】請求項11の発明によれば、上記のように
構成したので、前記ネットワーク内で共有されている色
補正処理用データファイルのバージョンを常に最新に保
つことができる。
【0180】請求項12の発明によれば、上記のように
構成したので、ネットワーク内でデータファィルを共有
し、格納領域を低減させつつ、ネットワーク内にホスト
ごとに異なるバージョンの色補正処理用データファイル
が存在し、ホストコンピュータによって色補正結果が変
わるという不具合を防ぐことができる。
【0181】請求項13の発明によれば、上記のように
構成したので、ネットワーク内で常に最新の色補正処理
用データファイルが使用できるように保つことができ
る。
【0182】請求項14の発明によれば、上記のように
構成したので、色補正処理時にネットワークを介して色
補正処理用データファイルが転送される頻度を減らし、
高速に色処理を行うようにすることができる。
【0183】請求項15の発明によれば、上記のように
構成したので、ネットワーク内の各ホストコンピュータ
の色補正処理用データファイルを最新版に更新すること
ができる。
【0184】請求項16の発明によれば、上記のように
構成したので、本情報処理装置の色補正処理用データフ
ァイルを記憶媒体のものよりも新しい最新版に更新する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1のカラープリンタ1013への印刷時の色
補正処理用に使用する色補正処理用データファイルのホ
ストコンピュータ1001へのインストールを行なうイ
ンストーラプログラムを示すフローチャートである。
【図3】ホストコンピュータ1001からカラープリン
タ1013への出力を行う際のプリンタドライバによる
画像記録データ生成に伴う色補正処理手順を示すフロー
チャートである。
【図4】ホストコンピュータ1001からカラープリン
タ1013への出力を行う際に使用された色補正処理用
データファイルのアンインストール手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】図1のホストコンピュータ1001でカラープ
リンタ1013による印刷を行う際に使用される色補正
処理用データファイルをインストールするインストーラ
プログラムを示すフローチャート(その1)である。
【図6】図1のホストコンピュータ1001でカラープ
リンタ1013による印刷を行う際に使用される色補正
処理用データファイルをインストールするインストーラ
プログラムを示すフローチャート(その2)である。
【図7】ホストコンピュータ1001からカラープリン
タ1013に対する出力を行う際に使用された色補正処
理用データファイルのアンインストール手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】カラーマッチングシステムの概念を説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
1001 ホストコンピュータ 1003 CPU 1004 ROM 1006 ハードディスク 1007 RAM 1009 ディスプレイ装置 1011 キーボード・マウス 1012 データ入出力コントローラ 1013 カラープリンタ 1014 ネットワーク通信コントローラ 1016 CD−ROMドライブ 2001 ホストコンピュータ 2006 ハードディスク 3001 コンピュータネットワーク 4001 CD−ROM媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 AA01 LG07 5B057 CA01 CB01 CE17 CH01 CH11 CH12 5B082 GA05 HA03 HA05 5C077 MP08 PP37 PQ12 PQ22 5C079 LB01 MA01 MA11 NA03

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像に対する補正処理用データフ
    ァイルをインストール可能な第1ストレージ手段を有
    し、通信可能に接続したカラー画像記録装置による画像
    の入出力を制御する情報処理装置において、 本情報処理装置に接続したネットワークに接続された他
    の情報処理装置の第2ストレージ手段から、前記カラー
    画像記録装置により入出力処理される画像に対する色補
    正処理用データファイルを検索する検索手段と、 不揮発性記憶媒体にストアされている色補正処理用デー
    タファイルのバージョン情報を取得する第1取得手段
    と、 前記第1ストレージ手段の色補正処理用データファイル
    のバージョン情報を取得する第2取得手段と、 前記第2ストレージ手段の色補正処理用データファイル
    のバージョン情報を取得する第3取得手段と、 前記第1取得手段と前記第2取得手段によりそれぞれ取
    得されたバージョン情報に基づき、前記不揮発性記憶媒
    体にストアされている色補正処理用データファイルの使
    用を制御する第1制御手段と、 前記第1取得手段と前記第3取得手段によりそれぞれ取
    得されたバージョン情報に基づき、前記不揮発性記憶媒
    体にストアされている色補正処理用データファイルの使
    用を制御する第2制御手段とを有することを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1制御手段お
    よび前記第2制御手段は、それぞれバージョン情報の新
    旧比較の結果に基づいて前記不揮発性記憶媒体にストア
    されている色補正処理用データファイルの前記第1スト
    レージ手段へのコピー処理を制御することを特徴とする
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第2制御手段
    は、前記第3取得手段により取得されたバージョン情報
    よりも前記第1取得手段により取得されたバージョン情
    報の方が新しい場合に、前記不揮発性記憶媒体から前記
    第1ストレージ手段へ色補正処理用データファイルをコ
    ピーさせることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記他の情報処理装
    置の第2ストレージ手段の色補正処理用データファイル
    を削除する削除手段をさらに有することを特徴とする情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記削除手段は、前
    記第3取得手段により取得されたバージョン情報よりも
    前記第1取得手段により取得されたバージョン情報の方
    が新しい場合に、前記第2ストレージ手段の色補正処理
    用データファイルを削除することを特徴とする情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、前記第1ストレージ
    手段と前記第2ストレージ手段の間で色補正処理用デー
    タファイルの転送を行う転送手段をさらに有することを
    特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記転送手段は、前
    記第3取得手段により取得されたバージョン情報よりも
    前記第1取得手段により取得されたバージョン情報の方
    が新しい場合に、前記第1ストレージ手段から前記第2
    ストレージ手段へ色補正処理用データファイルを転送す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記転送手段は、前
    記第1取得手段により取得されたバージョン情報よりも
    前記第3取得手段により取得されたバージョン情報の方
    が新しい場合に、前記第2ストレージ手段から前記第1
    ストレージ手段へ色補正処理用データファイルを転送す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 カラー画像に対する補正処理用データフ
    ァイルをインストール可能な第1ストレージ手段を有
    し、通信可能に接続したカラー画像記録装置による画像
    の入出力を制御する情報処理装置のファイル管理方法に
    おいて、 本情報処理装置に接続したネットワークに接続された他
    の情報処理装置の第2ストレージ手段から、前記カラー
    画像記録装置により入出力処理される画像に対する色補
    正処理用データファイルを検索する検索ステップと、 不揮発性記憶媒体にストアされている色補正処理用デー
    タファイルのバージョン情報を取得する第1取得ステッ
    プと、 前記第1ストレージ手段の色補正処理用データファイル
    のバージョン情報を取得する第2取得ステップと、 前記第2ストレージ手段の色補正処理用データファイル
    のバージョン情報を取得する第3取得ステップと、 前記第1取得ステップと前記第2取得ステップによりそ
    れぞれ取得したバージョン情報に基づき、前記不揮発性
    記憶媒体にストアされている色補正処理用データファイ
    ルの使用を制御する第1制御ステップと、 前記第1取得ステップと前記第3取得ステップによりそ
    れぞれ取得したバージョン情報に基づき、前記不揮発性
    記憶媒体にストアされている色補正処理用データファイ
    ルの使用を制御する第2制御ステップとことを特徴とす
    るファイル管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記第1制御ステ
    ップおよび前記第2制御ステップは、それぞれバージョ
    ン情報の新旧比較の結果に基づいて前記不揮発性記憶媒
    体にストアされている色補正処理用データファイルの前
    記第1ストレージ手段へのコピー処理を制御することを
    特徴とするファイル管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記第2制御ス
    テップは、前記第3取得ステップにより取得されたバー
    ジョン情報よりも前記第1取得ステップにより取得され
    たバージョン情報の方が新しい場合に前記不揮発性記憶
    媒体から前記第1ストレージ手段へ色補正処理用データ
    ファイルをコピーさせることを特徴とするファイル管理
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、前記第2ストレ
    ージ手段にインストールされている色補正処理用データ
    ファイルを削除する削除ステップをさらに有することを
    特徴とするファイル管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記削除ステッ
    プは、前記第3取得ステップにより取得されたバージョ
    ン情報よりも前記第1取得ステップにより取得されたバ
    ージョン情報の方が新しい場合に、前記第2ストレージ
    手段の色補正処理用データファイルを削除することを特
    徴とするファイル管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項10において、前記第1ストレ
    ージ手段と前記第2ストレージ手段の間で色補正処理用
    データファイルの転送を行う転送ステップをさらに有す
    ることを特徴とするファイル管理方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記転送ステッ
    プは、前記第3取得ステップにより取得されたバージョ
    ン情報よりも前記第1取得ステップにより取得されたバ
    ージョン情報の方が新しい場合に、前記第1ストレージ
    手段から前記第2ストレージ手段へ色補正処理用データ
    ファイルを転送することを特徴とするファイル管理方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項14において、前記転送ステッ
    プは、前記第1取得ステップにより取得されたバージョ
    ン情報よりも前記第3取得ステップにより取得されたバ
    ージョン情報の方が新しい場合に、前記第2ストレージ
    手段から前記第1ストレージ手段へ色補正処理用データ
    ファイルを転送することを特徴とするファイル管理方
    法。
  17. 【請求項17】 カラー画像に対する補正処理用データ
    ファイルをインストール可能な第1ストレージ手段を有
    し、通信可能に接続したカラー画像記録装置による画像
    の入出力を制御する第1情報処理装置に、 前記第1情報処理装置に接続したネットワークに接続さ
    れた第2情報処理装置の第2ストレージ手段から、前記
    カラー画像記録装置により入出力処理される画像に対す
    る色補正処理用データファイルを検索する検索手順と、 不揮発性記憶媒体にストアされている色補正処理用デー
    タファイルのバージョン情報を取得する第1取得手順
    と、 前記第1ストレージ手段の色補正処理用データファイル
    のバージョン情報を取得する第2取得手順と、 前記第2ストレージ手段の色補正処理用データファイル
    のバージョン情報を取得する第3取得手順と、 前記第1取得手順と前記第2取得手順によりそれぞれ取
    得したバージョン情報に基づき、前記不揮発性記憶媒体
    にストアされている色補正処理用データファイルの使用
    を制御する第1制御手順と、 前記第1取得手順と前記第3取得手順によりそれぞれ取
    得したバージョン情報に基づき、前記不揮発性記憶媒体
    にストアされている色補正処理用データファイルの使用
    を制御する第2制御手順とを実行させるためのプログラ
    ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記第1制御手
    順および第2制御手順が、それぞれバージョン情報の新
    旧比較の結果に基づいて前記不揮発性記憶媒体にストア
    されている色補正処理用データファイルの前記第1スト
    レージ手段へのコピー処理を制御するプログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記第2制御手
    順が、前記第3取得手順により取得されたバージョン情
    報よりも前記第1取得手順により取得されたバージョン
    情報の方が新しい場合に前記不揮発性記憶媒体から前記
    第1ストレージ手段へ色補正処理用データファイルをコ
    ピーさせるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項18において、前記第2ストレ
    ージ手段の色補正処理用データファイルを削除する削除
    手順をさらに前記第1情報処理装置に実行させるための
    プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記削除手順
    が、前記第3取得手順により取得されたバージョン情報
    よりも前記第1取得手順により取得されたバージョン情
    報の方が新しい場合に、前記第2ストレージ手段の色補
    正処理用データファイルを削除するプログラムを記憶し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項18において、前記第1ストレ
    ージ手段と前記第2ストレージ手段の間で色補正処理用
    データファイルの転送を行う転送手順をさらに前記第1
    情報処理装置に実行させるためのプログラムを記憶した
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記転送手順
    が、前記第3取得手順により取得されたバージョン情報
    よりも前記第1取得手順により取得されたバージョン情
    報の方が新しい場合に、前記第1ストレージ手段から前
    記第2ストレージ手段へ色補正処理用データファイルを
    転送するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  24. 【請求項24】 請求項22において、前記転送手順
    が、前記第1取得手順により取得されたバージョン情報
    よりも前記第3取得手順により取得されたバージョン情
    報の方が新しい場合に、前記第2ストレージ手段から前
    記第1ストレージ手段へ色補正処理用データファイルを
    転送するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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