JP3902873B2 - 情報処理装置のソフトウエアインストール方法および情報処理装置のソフトウエアアンインストール方法および情報処理装置の色補正処理方法およびソフトウエアインストール方法 - Google Patents

情報処理装置のソフトウエアインストール方法および情報処理装置のソフトウエアアンインストール方法および情報処理装置の色補正処理方法およびソフトウエアインストール方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータが読み込み可能な所定の記憶媒体からカラー電子機器の制御をする制御プログラムおよび前記制御プログラムに付随する該制御プログラムが前記カラー電子機器を制御する際に該カラー電子機器へ出力するデータに対して行なわれる色補正処理に使用する色補正処理用データファイルをインストール可能な記憶部を有する情報処理装置のソフトウエアインストール方法ならびに情報処理装置のソフトウエアアンインストール方法および情報処理装置の色補正処理方法およびソフトウエアアンインストール方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータなどのホストコンピュータで作成した画像をカラープリンタによつて印刷する際、該カラープリンタの機種、使用する印刷媒体の種類、プリンタドライバによる画像処理方法などの出力条件の違いによって、出力画像に色再現の差異が生じる場合がある。
【0003】
また、ホストコンピュータのディスプレイ装置やカラープリンタ等の各デバイスの再現できる色の範囲の違い、各デバイスの採用している色空間の違い等によって、ホストコンピュータのディスプレイ装置に表示されるカラー画像とカラープリンタで印刷されるカラー画像との間で、色再現の差異が生じる場合がある。
【0004】
さらに、カラースキャナやデジタルカメラ等のカラー画像入力装置からカラー画像を入力し、該カラー画像をカラープリンタやカラーディスプレイ等のカラー画像出力装置によつて出力(印刷,表示)する際も同様に、カラー画像入力装置やカラー画像出力装置の各デバイスの再現できる色の範囲の違い、各デバイスの採用している色空間の違い等によって、画像に色再現の差異が生じる場合がある。
【0005】
以下、特にカラープリンタの場合について説明するが、カラーディスプレイ等の他のカラー画像出力装置,カラースキャナ,デジタルカメラ等のカラー画像入力装置についても同様である。
【0006】
上記色再現の差異を補償するためには、上記ホストコンピュータ上で動作するOSまたはプリンタドライバによる色補正処理が行われている。該色補正処理の際に上記出力条件を反映させる方法の一つとして、色補正処理を行う際にホストコンピュータの外部記憶装置の特定の領域から、上記出力条件におけるカラープリンタの出力色の特性を記述したデータファイルを読み込み、該データに基づいて色補正処理を行う方法がある。
【0007】
この色補正処理方法において、特に上記データとしてICC(International Color Consortium)プロファイルフォーマットに準拠したデータファイルを用いる処理方法は、現在各種OSによるカラーマッチングシステムに採用されている。
【0008】
図12は、カラーマッチングシステムの概念図である。
【0009】
この方法によって種々の上記出力条件下で色補正処理を行うためには、上記出力条件の様々な組み合わせにおける出力色の特性をそれぞれデータファイルとして、ホストコンピュータの外部記憶装置中にあらかじめ準備しておく必要がある。
【0010】
そのため、上記ホストコンピュータに対して上記プリンタドライバをインストールする際には、該プリンタドライバとともに上記データファイル群の全体を上記ホストコンピュータの外部記憶装置にコピーしている。また、上記プリンタドライバのアンインストールの際には、該プリンタドライバとともに上記データファイル群の全体を削除している。
【0011】
ネットワーク上の複数のホストコンピュータが同一機種のカラープリンタを使用する場合にも、同様に上記のインストール方法、アンインストール方法および色補正処理方法が用いられる。即ち、プリンタドライパのインストールの際には、各ホストコンピュータの外部記憶装置中に上記データファイル群の全体がそれぞれインストールされる。
【0012】
また、色補正処理時には、各ホストコンピュータ上で、他のホストコンピュータとは独立して、OSまたはプリンタドライバが色補正処理を行う。そしてプリンタドライパのアンインストールに際しては、各ホストコンピュータの外部記憶装置中に格納されている上記データファイル群は、他のホストコンピュータと無関係にすべて削除される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の色補正処理方法によって、上記データファイル群を用いることにより、様々な印刷条件の下で適切な色補正処理を行うことができる。しかしその反面、上記印刷条件の組み合わせは数多くに及び、またそれぞれの印刷条件に対応する個々のデータファイルの容量が大きいため、上記データファイル群全体を格納するためには、個々のホストコンピゴータの外部記憶装置上で常時大きな領域を占有しなければならないという問題点があった。
【0014】
また、個々のホストコンピュータヘのプリンタドライバのインストール時には上記データファイル群の全体をインストールしなければならないため、CD−ROMなどのソフトウエア配布媒体からホストコンピュータの外部記憶装置へのデータ転送量が大きくなり、インストール処理には多くの時間が必要になっているという問題点もあった。
【0015】
これらの問題点はコンピュータネットワーク上の複数のホストコンピュータが同一機種のカラープリンタを使用する環境においても全く同様である。
【0016】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置から同一機種のカラー電子機器を使用する環境において、カラー電子機器の制御プログラムおよび制御プログラムに付随する色補正処理用データファイルの適切なインストールを行うことができる情報処理装置のソフトウエアインストール方法および情報処理装置のソフトウエアアンインストール方法および情報処理装置の色補正処理方法およびソフトウエアアンインストール方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、コンピュータが読み込み可能な所定の記憶媒体からカラー電子機器の制御をする制御プログラムおよび前記制御プログラムに付随する該制御プログラムが前記カラー電子機器を制御する際に、該カラー電子機器へ出力するデータに対して行なわれる色補正処理時に使用する複数の色補正処理用データファイルをインストール可能な記憶部を有し、前記制御プログラムは、色補正処理時に前記電子機器のカラー画像出力条件に基づいて前記複数の色補正処理用データファイルの内いずれか一つのデータファイルを選択し、前記選択されたデータファイルが前記記憶部に存在する場合には該記憶部に存在するデータファイルを使用し、前記選択されたデータファイルが前記記憶部に存在しない場合にはネットワークを介して他の情報処理装置から前記選択されたデータファイルを検索し、該検索されたデータファイルを前記記憶部に転送した上で使用する情報処理装置のソフトウエアインストール方法において、前記複数の色補正処理用データファイルの内、予め重要度が高いと分類されている色補正処理用データファイルを、前記記憶媒体から前記記憶部へコピーするコピー工程と、前記制御プログラムと同じ制御プログラムがインストールされている他の情報処理装置をネットワークを介して検索する検索工程と、該検索結果により前記制御プログラムと同じ制御プログラムがインストールされている他の情報処理装置が存在しない場合、前記複数の色補正処理用データファイルを格納する前記記憶媒体から前記記憶部へ前記複数の色補正処理用データファイルの内予め重要度が低いと分類されている色補正処理用データファイルもコピーするように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする。
【0021】
本発明に係る第の発明は、コンピュータが読み込み可能な所定の記憶媒体からカラー電子機器の制御をする制御プログラムおよび前記制御プログラムに付随する該制御プログラムが前記カラー電子機器を制御する際に、該カラー電子機器へ出力するデータに対して行う色補正処理に使用する色補正処理用データファイルがインストールされている記憶部を有する情報処理装置のソフトウエアアンインストール方法において、前記制御プログラムと同じプログラムがインストールされている他の情報処理装置をネットワークを介して検索する検索工程と、該検索された前記他の情報処理装置に、前記複数の色補正処理用データファイルのそれぞれが存在するか否かをネットワークを介して検索し、該検索結果に基づいて、前記他の情報処理装置に存在しない色補正処理用データファイルについては前記記憶部から前記他の情報処理装置に転送する転送工程と、前記制御プログラム及び前記複数の色補正処理用データファイルを前記記憶部から削除する削除工程と、を有することを特徴とする。
【0023】
本発明に係る第の発明は、コンピュータが読み込み可能な所定の記憶媒体からカラー電子機器の制御をする制御プログラムおよび前記制御プログラムに付随する該制御プログラムが前記カラー電子機器を制御する際に該カラー電子機器へ出力するデータに対して行う色補正処理に使用する複数の色補正処理用データファイルの一部またはすべてがインストールされている記憶部を有する情報処理装置の色補正処理方法において、前記カラー電子機器が実行する印刷処理の印刷条件に応じて、前記記憶部にインストールされていないものを含めた前記複数の色補正処理用データファイルの中から、色補正処理時に使用すべき色補正処理用データファイルを選択する選択工程と、該選択された色補正処理用データファイルが前記記憶部に存在するか否かを判定する第1の判定工程と、前記第1の判定工程で、前記選択された色補正処理用データファイルが前記記憶部に存在しないと判定された場合、ネットワークを介して前記制御プログラムと同じ制御プログラムがインストールされている他の情報処理装置を検索する検索工程と、該検索された他の情報処理装置に対して、前記選択工程で選択された色補正処理用データファイルがインストールされているか否かを判定する第2の判定工程と、前記第2の判定工程で、前記他の情報処理装置に前記選択された色補正処理用データファイルがインストールされていると判定された場合、前記他の情報処理装置から前記選択工程で選択された色補正処理用データファイルを前記記憶部に転送する転送工程と、前記制御プログラムおよび前記選択された色補正処理用データファイルを用いて、前記印刷条件に応じた色補正処理を実行する色補正処理工程と、を有し、前記色補正処理工程は、前記選択された色補正処理用データファイルが前記記憶部に存在する場合には該記憶部に存在する色補正処理用データファイルを用い、前記選択された色補正処理用データファイルが前記記憶部に存在しない場合には前記転送工程により転送された色補正処理用データファイルを用いて前記色補正処理を行う、ことを特徴とする。
【0030】
本発明に係る第10の発明は、印刷処理時に、複数の色補正用のデータファイルの中から印刷条件に適合した一つの色補正用データファイルを選択し、選択されたデータファイルを使用して印刷画像に対する色補正処理を行うプログラムであって、前記選択されたデータファイルが該プログラムを実行中の電子機器内の記憶部に記憶されている場合には該記憶部中のデータファイルを用い、記憶されていない場合にはネットワークを介して他の電子機器から前記選択されたデータファイルを検索し、見つかったデータファイルを前記記憶部に転送した上で色補正処理に用いるプログラムのインストール時に、前記プログラムならびに前記プログラムが印刷処理時に使用する前記複数の色補正用のデータファイルのうち使用頻度に基づく重要度が高い一つ以上の色補正用のデータファイルを記憶媒体から前記記憶部に記憶させ、ネットワークを介して相互にデータの送受が可能であり前記プログラムがインストールされた他の電子機器が検索された場合、使用頻度に基づく重要度が低い一つ以上の色補正用のデータファイルの内の個々のデータファイル前記他の電子機器が記憶していなかった場合、データファイルを前記記憶媒体から前記記憶部に記憶させ、前記他の電子機器が検索されなかった場合には前記使用頻度に基づく重要度が低い色補正用のデータファイルも前記記憶媒体から前記記憶部に記憶させる、ことを特徴とする。
【0059】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
(システム構成の説明)
図1は、本発明の第1実施形態を示す情報処理装置を適用可能なコンピュータシステムの構成を説明するブロック図である。
【0060】
図において、1001はホストコンピュータで、本実施形態におけるプリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルのインストール対象となり、該プリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルによる色補正処理を行い、また該プリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルのアンインストール対象となる。また、2001は他のホストコンピュータで、ホストコンピュータ1001とコンピュータネットワーク3001によって接続されている。
【0061】
1003,2003はCPUで、それぞれホストコンピュータ1001,2001をそれぞれ総括制御する。1004,2004はROMで、それぞれホストコンピュータ1001、2001内の後述する各コントローラ類の制御を行うプログラムおよび該プログラム中で用いられるデータ等を格納している。該プログラムは、各ホストコンピュータのCPU1003,2003によって実行される。
【0062】
1005,2005はハードディスクドライブコントローラで、それぞれハードディスク1006,2006に対するデータアクセスの制御を行う。ハードディスクl006,2006には、それぞれホストコンピュータ1001,2001上で動作するオペレーティングシステム,アプリケーションソフトウエア,後述するカラープリンタによる印刷の制御を行うプリンタドライバ,該印刷に付随して行われる色補正処理において用いられる色補正処理用データファイル(プロファイル)が格納される。
【0063】
特に、上記プリンタドライバおよび上記色補正処理用データファイルについては、ハードディスクl006、2006中における、その格納されるべき領域がオペレーティングシステムによって指定されている。
【0064】
1007,2007はRAMで、それぞれハードディスクl006,2006に格納されたオペレーティングシステム,アプリケーションソフトウエア,プリンタドライバなどのソフトウエアが、それぞれハードディスクドライブコントローラ(HDDコントローラ)1005,2005を介してロードされ、それらのソフトウエアはそれぞれCPUl003,2003によって実行される。
【0065】
また、各ソフトウエア実行時のワークエリアもRAM1007,2007中に確保される。さらに、ホストコンピュータ1001に対するプリンタドライバのインストール時には、インストーラプログラムがRAM1007中にロードされ、CPU1003によって実行される。
【0066】
1008,2008はディスプレイコントローラで、それぞれCPU1003,2003の制御にしたがって、ディスプレイ装置1009,2009を通じてホストコンピュータ1001,2001のユーザに対する画像表示を行う。1010,2010はキーボードマウスコントローラで、それぞれCPU1003,2003の制御にしたがって、ホストコンピュータ100l,2001のユーザからのキーボードマウスl0ll,2011を介した入力を受け付ける。
【0067】
ディスプレイ装置1009,2009、キーボードマウス1011,2011を用いて、ホストコンピュータ1001,2001のユーザは、ホストコンピュータ1001,2001の対話的な操作を行う。
【0068】
1012,2012はデータ入出カコントローラで、それぞれCPUl003,2003の制御にしたがって、ホストコンピュータ1001,2001に接続されたカラープリンタl013,2013との通信を行う。カラープリンタ1013,2013は、それぞれホストコンピュータ1001,2001からの入カデータにしたがって、画像の印刷を行う。
【0069】
1014,2014はネットワ‐ク通信コントローラで、コンピュータネットワーク3001に接続され、それぞれCPUl003,2003の制御にしたがって、ホストコンピュータ1001,2001のコンピュータネットワーク3001を介した他のホストコンピュータとの通信機能を実現する。
【0070】
1015はCD−ROMドライブコントローラで、CPU1003の制御にしたがって、CD−ROMドライブ1016からのデータ読み込みの制御を行う。
【0071】
また、4001はCD−ROM媒体で、ホストコンピュータ1001にインストールされ、カラープリンタl013を制御するソフトウエアであるプリンタドライバ,付随する複数の色補正処理用データファイルおよびそれらをインストールするためのインストーラプログラム等が格納されており、CD−ROMドライブ1016を介して読み込みが可能なものである。この中で、上記複数の色補正処理用データファイルは、予測される使用頻度に基づいて、重要度高または重要度低の2種に分類されている。
(処理動作の説明)
以下、図2のフローチャートを参照して、図1に示したコンピュータシステムにおけるホストコンピュータ1001へのプリンタドライバおよび色補正処理用データファイルの第1のインストール方法について詳細に説明する。
【0072】
図2は、本発明における第1のインストール方法の一例を示すフローチャートであり、プリンタドライバおよび該プリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルのインストール処理方法の手順に対応する。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0073】
ホストコンピュータ1001のユーザが、CD−ROM4001をCD−ROMドライブ1016に挿入し、キーボードマウス1011によってインストール処理の開始を指示すると、CD−ROM4001内に格納されたインストーラプログラムがRAM1007中にロードされ、CPU1003によって実行が開始される。
【0074】
インストーラプログラムは、まずCD−ROM4001内に格納されているプリンタドライバをハードディスクl006中のプリンタドライバ格納領域にコピーし(1)、次に、CD−ROM4001内に格納されている色補正処理用データファイルの内の重要度の高いものを、強制的にハードディスクl006中の色補正処理用データファイル格納領域にコピーする(2)。
【0075】
続いて、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されているか否かを判定(検索)し(3)、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されていないと判定された場合には、処理は後述するステップ(6)に移る。
【0076】
一方、ステップ(3)で、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されていると判定された場合には、処理は続くステップ(4)に移る。ここで検出されたネットワークは図1中のコンピュータネットワーク3001であるとする。
【0077】
次に、ステップ(4)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、コンピュータネットワーク3001中から、上記プリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされている他のホストコンピュータを検索する。
【0078】
続いて、ステップ(4)での検索の結果、上記他のホストコンピュータが見つかったか否かを判定し(5)、上記他のホストコンピュータが見つかったと判定された場合は、そのままインストール処理は終了する。
【0079】
一方、ステップ(5)で、上記他のホストコンピュータが見つからなかったと判定された場合は、上記ステップ(2)においてコピーされなかった、重要度の低い色補正処理用データファイルをCD−ROM4001からハードディスク1006中の色補正処理用データファイル格納領域にコピーし(6)、プリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルのインストール処理が終了する。
【0080】
なお、上記処理のステップ(3)で、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されていないと判定された場合には、他のホストコンピュータとの間でのコンピュータネットワークを介した色補正処理用データファイルの共有は不可能であるので、上記ステップ(2)の後にステップ(6)を実行することにより、色補正処理に必要な全てのデータファイルを、ホストコンピュータ1001内のハードディスク1006にコピーしている。
【0081】
また、ステップ(5)において、ステップ(1)でコピーされたプリンタドライバと同―のプリンタドライバが既にインストールされた他のホストコンピュータが、コンピュータネットワーク3001中に見つからなかった場合にも、ホストコンピュータ1001での色補正処理に必要なデータファイルはコンピュータネットワーク3001中に存在していないため、ステップ(1),(2)とともにステップ(6)を実行することにより、色補正処理に必要なすべてのデータファイルをホストコンピュータ1001内のハードディスク1006にコピーしている。
【0082】
さらに、ステップ(5)において、上記他のホストコンピュータが見つかった場合とは、本インストール方法と、後述する色補正処理方法、アンインストール方法が併用されている限りにおいては、以下の(イ),(ロ)のいずれかの場合である。
【0083】
(イ)ステップ(4)で検索された上記他のホストコンピュータのハードディスク中に、色補正処理に必要なデータファイルの内重要度の低いものが既にコピーされている場合。
【0084】
(ロ)ステップ(4)で検索された上記他のホストコンピュータとはさらに別に、コンピュータネットワーク3001に接続された第3のホストコンピュータが存在し、上記他のホストコンピュータに上記プリンタドライバがインストールされる以前に、上記第3のホストコンピュータのハードディスク中に、色補正処理に必要なデータファイルの内重要度の低いものが既にコピーされている場合。
【0085】
したがって、(イ),(ロ)の場合、色補正処理に必要なデータファイルの内重要度の低いものは、コンピュータネットワーク3001を介して他のホストコンピュータと共有することが可能であり、ホストコンピュータ1001内のハードディスクl006に格納する必要はない。そのためステップ(6)を実行せず、上記重要度の低いデータファイルのコピーを行わない。
【0086】
このことにより、ハードディスクl006内のデータファイルによる占有量を低減することができるとともに、重要度の低いデータファイルのコピー(ステップ(6)の実行)にかかる時間を削減することができる。
【0087】
また、ステップ(2)においてコピーされる重要度の高いデータファイルについても、上記と同様の条件で、コピーを行う必要のない場合がある。しかし、本実施形態では、使用される可能性の高いデータファイルが、後述する色補正処理時にコンピュータネットワークを介してコピーされることにより、色補正処理の所要時間が長くなる可能性を減少させるため、重要度の高いデータファイルについてはインストールの時点でコピーを行う。
【0088】
さらに、上記プリンタドライバと色補正処理用データファイルのインストールは、プリンタドライバとともに配布されるインストーラプログラムによって行われるほか、オペレーティングシステムによって行われるものであってもよい。
【0089】
なお、本実施形態では、ステップ(5)において、上記他のホストコンピュータが見つからなかったと判定された場合、ステップ(6)において、上記ステップ(2)でコピーされなかった重要度の低い色補正処理用データファイルをCD−ROM4001からハードディスク1006中の色補正処理用データファイル格納領域にコピーする場合について説明したが、重要度の低い色補正処理用データファイルに関してはインストール時にハードディスク1006中にコピーすることなく、色補正処理時にCD−ROM4001またはその他の記憶媒体等から読み出して使用制御するように構成してもよい。
【0090】
以下、図3のフローチャートを参照してホストコンピュータ1001から、カラープリンタ1013に対する出力を行う際の第1の色補正処理方法について詳細に説明する。ただし、カラープリンタ1013を制御するプリンタドライバは図2に示したフローチャートにしたがってインストールされたものであるとする。
【0091】
図3は、本発明における第1の色補正処理方法を説明するフローチャートであり、図2のフローチャートに示した方法によりインストールされた上記プリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルを用いて印刷を行う際の色補正処理方法の手順に対応する。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0092】
図1に示したRAM1007上にロードされたアプリケーションソフトウエアによる印刷処理の実行によって、プリンタドライバの色補正処理手続きが呼び出されると、まず、フラグ変数FをFALSEに初期化する(1)。該変数Fは、後述するファイル転送処理を行うか否かを示す。
【0093】
次に、印刷対象となる印刷媒体,プリンタドライバによる画像処理方法,使用するインクの種類などの印刷条件を取得する(2)。続いて、該印刷条件を元に、後述する色補正演算処理の際に必要なデータファイル名を選択し、文字列変数Nに格納する(3)。
【0094】
次に、ステップ(3)で選択されたファイル名Nのデータファイルが、ホストコンピュータ1001内のハードディスクl006中の色補正処理用データファイル格納領域に存在するか否かを判定し(4)、該判定の結果、ファイル名Nのデータファイルがハードディスクl006中に存在すれば、処理はステップ(10)に移り、ファイル名Nのデータファイルがハードディスクl006中になければ、続くステップ(5)を実行する。
【0095】
次にステップ(5)において、フラグ変数FをTRUEに変更し、後続の各ステップでファイル転送処理を行うことを示す。
【0096】
次に、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、コンピュータネットワーク3001中から、上記プリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされている他のホストコンピュータを検索し(6)、該ステップで検索されたホストは図1中のホストコンピュータ2001であるとする。
【0097】
続いて、ステップ(6)で見つかったホストコンピュータ2001のホスト名を文字列変数Hに格納し(7)、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ホストコンピュータ2001のハードディスク2006中の色補正処理用データファイル格納領域に、ファイル名がNであるデータファイルが存在するか否かを判定(検索)する(8)。該判定の結果、上記ハードディスク2006にデータファイルNが存在しなければ、処理はステップ(6)に戻り、ステップ(6)の検索条件を満たす、さらに別のホストコンピュータを探す。
【0098】
一方、ステップ(8)で上記ホストコンピュータHにデータファイルNが存在すれば、処理は続くステップ(9)に進む。
【0099】
ステップ(9)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ステップ(6)で検索されたホストコンピュータ2001のハードディスク2006から、ホストコンピュータ1001のハードディスクl006へ、ステップ(3)で選択されたファイル名Nのデータファイルの転送を行う。
【0100】
次に、ステップ(3)で選択されたファイル名Nのデータファイルをハードディスク1006から読み込み、ステップ(2)で取得された印刷条件に最適な色補正演算処理を行い(10)、フラグ変数FがTRUEであるか否か、即ちステップ(5)からステップ(9)の一連の処理により、コンピュータネットワークを介したファイル転送が行われたか否かを判定する(11)。該判定の結果、FがTRUEであれば、ハードディスクl006中にあるデータファイルNのコピーを削除して(12)、プリンタドライバによる色補正処理は終了する。
【0101】
一方、ステップ(11)でFがFALSEであれば色補正処理は終了する。
【0102】
なお、上記処理方法中のステップ(4)において、ホストコンピュータ100l内のハードディスク1006内に色補正処理用データファイルNが存在すると判定された場合には、CPU1003による該データファイルNを用いた色補正演算処理が直ちに実行可能であり、ステップ(5)〜(9)の処理は不要であり、行わない。また、ステップ(12)によるファイル削除も不要である。
【0103】
それに対し、ステップ(4)において、色補正処理用データファイルNがハードディスク1006内に存在しないと判定された場合には、該データファイルはコンピュータネットワ―ク3001を介した共有により、他のホストコンピュータ内にあるといえる。
【0104】
そこで、ステップ(5)〜(9)の処理により、データファイルNを探してハードディスク1006内にコピーすることにより、ステップ(10)におけるデータファイルNを用いた色補正演算処理が可能となる。また、該ファイルは色補正処理の終了後は不要となるため、ステップ(12)で削除される。
【0105】
さらに、ステップ(10)における色補正演算処理は、プリンタドライバ内部で行われる場合のほか、オペレーティングシステムが提供する色処理機能を用いて行われる場合、その他の色処理ソフトウエアの機能を用いて行われる場合がある。
【0106】
以下、図4のフローチャートを参照して、ホストコンピュータ1001からのプリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルの第1のアンインストール方法について詳細に説明する。ただし、上記プリンタドライバおよび付随する色補正処理用デエタファイルは、図2のフローチャートにしたがってインストールされ、また図3のフローチャートにしたがった色補正処理の際に用いられた可能性があるものとする。
【0107】
図4は、本発明における第1のアンインストール方法を説明するフローチャートであり、ホストコンピュータ1001からのプリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルのアンインストール処理方法の手順に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0108】
ホストコンピュータ1001のユーザが、キーボードマウスl0llによってアンインストール処理の開始を指示すると、ハードディスクl006内に格納された上記プリンタドライバがRAM1007中にロードされ、CPU1003によって、以下に示すアンインストール手続きの実行が開始される。
【0109】
まず、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されているか否かを判定し(1)、ホストコンピュータ100lがコンピュータネットワークに接続されていないと判定された場合には、処理は後述するステップ(10)に移り、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されていると判定された場合には、処理は続くステップ(2)に移る。ここで検出されたネットワークは図1中のコンピュータネットワーク3001であるとする。
【0110】
次にステップ(2)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、コンピュータネットワーク3001中から、上記プリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされている他のホストコンピュータを検索する。
【0111】
続いて、ステップ(2)での検索の結果、上記他のホストコンピュータが見つからなかった場合には後述するステップ(10)に進み、上記他のホストコンピュータが見つかった場合には、続くステップ(4)に進む。ここで上記他のホストコンピュータは図1中のホストコンピュータ2001であるとする。
【0112】
次に、ステップ(4)において、上記ステップ(2)で検索されたホストコンピュータ2001のホスト名を文字列変数Hに格納する。また、ハードディスクl006内にある、上記プリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルの数を整数変数nに格納する。該変数nは、以下のステップ(5)〜(9)における処理の対象となる、上記色補正処理用データファイルの残数を示す。
【0113】
次に、ステップ(5)において、上記色補正処理用データファイルの中において、第n番目のもののファイル名を文字列変数Nに格納する。
【0114】
次に、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ホストコンピュータ2001のハードディスク2006中の色補正処理用データファイル格納領域に、ファイル名がNであるデータファイルが存在するか否かを判定(検索)し(6)、上記ハードディスク2006にデータファイルNが存在すれば、処理はステップ(8)に進み、上記ホストコンピュータHにデータファイルNが存在しなければ、処理は続くステップ(7)に進む。
【0115】
次に、ステップ(7)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ホストコンピュータ1001のハードディスクl006から、ステップ(2)で検索されたホストコンピュータ2001のハードディスク2006へ、ファイル名Nのデータファイルの転送を行う。
【0116】
次に、上記変数nの値を1減少させ(8)、上記変数nの値が「0」であるか否かを判定し(9)、「0」でないと判定された場合は、ステップ(5)に戻り、次のデータファイルに対する処理を行う。
【0117】
一方、ステップ(9)上記変数nの値が「0」である場合には、すべてのデータファイルに対する処理が終了しているので、続くステップ(10)に移る。
【0118】
次に、ステップ(10)において、ハードディスクl006中にある、上記プリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルをすべて削除する。
【0119】
次に、ハードディスクl006中にある、上記プリンタドライバ自体を削除し(11)、上記プリンタドライバおよび付随するすべての色補正処理用データファイルのアンインストール処理が終了する。
【0120】
なお、上記アンインストール方法中のステップ(1)で、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されていないと判定された場合、およびステップ(3)で、アンインストール対象のプリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされているホストコンピュータが、コンピュータネットワーク3001内に存在しないと判定された場合には、他のホストコンピュータとの色補正処理用データファイルの共有は行っていないといえるので、直ちにハードディスクl006からアンインストール対象のデータファイルおよびプリンタドライバを削除することができる。
【0121】
また、ステップ(3)で、アンインストール対象のプリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされているホストコンピュータが、コンピュータネットワーク3001内に存在すると判定された場合には、アンインストール対象の色補正処理用データファイルが、コンピュータネットワーク3001を介して他のホストコンピュータとの間で共有されている可能性があるので、上記データファイルをハードディスクl006から削除すると、コンピュータネットワーク3001内から上記データファイルが消失してしまう可能性がある。
【0122】
そのため、ステップ(4)〜(10)の処理により、コンピュータネットワーク3001内のホストコンピュータであり、上記プリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされているホストコンピュータを一つ見つけ、該ホストコンピュータに上記データファイルをコピーすることにより、データフタィルの消失を防ぐ。
【0123】
さらに、ステップ(6)の転送制御ステップにおいて、上記コピーの際に、転送先のホストコンピュータに転送しようとしているデータファイルが既に存在しているか否かを判定することによって、不要なファイル転送をなくし、アンインストール処理の高速化をはかうている。
【0124】
また、上記プリンタドライバと色補正処理用データファイルのアンインストールは、プリンタドライバによって行われるほか、専用のアンインストールプログラムまたはオペレーティングシステムによって行われるものであってもよい。
【0125】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、インストール方法および色補正方法とともに、アンインストール方法をセットで用いることを前提とした場合について説明したが、第1実施形態に示したアンインストール方法によらずにデータファイルを削除した場合に消失してしまった可能性のあるデータファイルの回復を行うように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0126】
上述したように、第1実施形態では、インストール方法および色補正方法とともに、アンインストール方法をセットで用いることを前提としている。そのため、第1実施形態におけるアンインストール方法によらずに、色補正処理用データファイルを削除してしまった場合には、コンピュータネットワーク中から該データファイルが消失してしまう可能性がある。
【0127】
第1実施形態に示した方法によるインストーラを用いる場合には、データファイルが消失してしまった際には、上記コンピュータネットワーク中で上記データファイルを用いるプリンタドライバがインストールされているすべてのホストコンピュータにおいて、該プリンタドライバのアンインストールを行った上で、再インストールを行わなければ適正な色補正処理を行うことができなくなってしまう。
【0128】
以下、図5のフローチャートを参照して、図1に示したコンピュータシステムにおけるホストコンピュータ1001へのプリンタドライバおよび色補正処理用データファイルの第2のインストール方法について詳細に説明する。
【0129】
図5は、本発明における第2のインストール方法の一例を示すフローチャートであり、プリンタドライバおよび該プリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルのインストール処理方法の手順に対応する。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0130】
なお、図5のステップ(1)〜(4)およびステップ(6)は、それぞれ図2に示したステップ(1)〜(4)およびステップ(6)と同一である。
【0131】
ホストコンピュータ1001のユーザが、CD−ROM4001をCD−ROMドライブ1016に挿入し、キーボードマウス1011によってインストール処理の開始を指示すると、CD−ROM4001内に格納されたインストーラプログラムがRAM1007中にロードされ、CPU1003によって実行が開始される。
【0132】
インストーラプログラムは、まずCD−ROM4001内に格納されているプリンタドライバをハードディスクl006中のプリンタドライバ格納領域にコピーし(1)、次に、CD−ROM4001内に格納されている色補正処理用データファイルの内の重要度の高いものを、強制的にハードディスクl006中の色補正処理用データファイル格納領域にコピーする(2)。
【0133】
続いて、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されているか否かを判定(検索)し(3)、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されていないと判定された場合には、処理は後述するステップ(6)に移る。
【0134】
一方、ステップ(3)で、ホストコンピュータ1001がコンピュータネットワークに接続されていると判定された場合には、処理は続くステップ(4)に移る。ここで検出されたネットワークは図1中のコンピュータネットワーク3001であるとする。
【0135】
次に、ステップ(4)ステップにおいて、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、コンピュータネットワーク3001中から、上記プリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされている他のホストコンピュータを検索する。
【0136】
続いて、ステップ(4)での検索の結果、上記他のホストコンピュータが見つかつたか否か判定し(5)、上記他のホストコンピュータが見つかった場合には、処理を終了せず、ステップ(7)へ進む。
【0137】
一方、ステップ(5)で、上記他のホストコンピュータが見つからなかったと判定された場合は、上記ステップ(2)においてコピーされなかった、重要度の低い色補正処理用データファイルをCD−ROM4001からハードディスク1006中の色補正処理用データファイル格納領域にコピーし(6)、インストール処理を終了する。
【0138】
ステップ(7)では、上記見つかった他のホストコンピュータのホスト名を文字列変数Hに格納するとともに、ステップ(2)でコピーされなかった、重要度の低い色補正処理用データファイルの数を整数変数nに格納し、重要度の低いデータファイルの内n番目のもののファイル名を文字列変数Nに格納する(8)。
【0139】
次に、OSのネットワーク機能を用いて、ホストHのハードディスク中の色補正処理用データファイル格納領域にファイル名Nのファイルがあるか否かを判定(検索)し(9)、ファイルが見つかった場合には処理はステップ(11)に進み、見つからなかった場合には、続くステップ(10)が実行される。
【0140】
ステップ(10)において、CD−ROM4001中の色補正処理用データファイルNをハードディスク1006中にコピーする。
【0141】
次に、変数nの値を1減じ(11)、変数nが「0」であるか否かを判定し(12)、nが「0」である場合には、インストール処理を終了する。
【0142】
一方、ステップ(12)で、変数nが「0」でない場合には、ステップ(8)に戻り、次のデータファイルについての処理を行う。
【0143】
なお、上記フローチャートにおいて、ステップ(7)〜(12)は、ステップ(4)において検索されたコンピュータネットワーク上のホストコンピュータHに、重要度の低い各データファイルが存在するか否かを判定し、存在しない場合にはホストコンピュータ1001のハードディスクに該データファイルをコピーする。該コピー処理により、すべてのデータファイルはホストコンピュータ1001とホストコンピュータH(同一のプリンタドライバがインストールされているネットワーク上の他のホストコンピュータ)の少なくともいずれかに存在するようになる。
【0144】
以上の処理によって第1の実施形態のアンインストール方法によらず、データファイルを削除することにより、消失してしまった可能性のあるデータファイルの回復を行っている。
【0145】
なお、本実施形態では、ステップ(5)において、上記他のホストコンピュータが見つからなかったと判定された場合、ステップ(6)において、上記ステップ(2)でコピーされなかった重要度の低い色補正処理用データファイルをCD−ROM4001からハードディスク1006中の色補正処理用データファイル格納領域にコピーする場合について説明したが、重要度の低い色補正処理用データファイルに関してはインストール時にハードディスク1006中にコピーすることなく、色補正処理時にCD−ROM4001またはその他の記憶媒体等から読み出して使用制御するように構成してもよい。
【0146】
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態では、色補正処理を行う際、インストール時に重要度が低いと分類されたデータファイルを使用する場合、該データファイルを他のコンピュータよりコピーする構成について説明したが、インストール時に重要度が低いと分類されたデータファイルであっても、使用頻度の高いデータファイルはハードディスク内に保持するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0147】
図6は、テーブルファイル中のデータ構成を示す図であり、図2のステップ(5)において、ネットワーク3001を介して同一プリンタドライバがインストールされているホストが見つかった場合に、ハードディスクl006中に作成される。
【0148】
図において、R1001はデータファイル名記録欄で、ハードディスクl006中に存在する色補正処理用データファイルのファイル名を記録される。R1002は最終使用日時記録欄で、データファイル名記録欄R1001に記録される各ファイル名に対応づけて、インストールを行った日時が記録される。
【0149】
上記テーブルファイルは、後述する色補正処理の際に、インストール時に用いられるあらかじめ定義された上記重要度とは別に、個々のホストコンピュータにおける各データファイルの重要度を評価するために用いる。
【0150】
上述したように、上記第1実施形態では、色補正処理を行う際に、必要なデータファイルがローカルハードディスクに存在しなかった場合、ネットワークを介して他のホストからコピーを行うが、色補正処理の終了後、ここでコピーしたデータファイルを削除する。そのため、プリンタドライバのインストール時にすべての色補正処理用データファイルをコピーしなかったホストコンピュータにおいて、インストール時に重要度が低いと分類されていたデータファイルを使用する際には、該データファイルの実際の使用頻度に関わらず、該データファイルのコピーを行う必要がある。
【0151】
本実施形態では上記第1実施形態の処理に加えて、以下の処理を行う。
【0152】
まず、図2のステップ(5)において、同一プリンタドライバがインストールされているホストが見つかった場合に、図6に示したようなテーブルファイルをハードディスクl006中に作成する。該テーブルファイルには、ハードディスクl006中に存在する色補正処理用データファイルのファイル名を欄R1001に記録する。また、各ファイル名に対応づけて、該ファイルの最終使用日時欄R1002に、インストールを行った日時を記録する。
【0153】
上記テーブルファイルは、後述する色補正処理の際に、インストール時に用いられるあらかじめ定義された上記重要度とは別に、個々のホストコンピュータにおける各データファイルの重要度を評価するために用いる。
【0154】
以下、図7のフローチャートを参照して、図1に示したホストコンピュータ100lからカラープリンタ1013に対する出力を行う際の第2の色補正処理方法について詳細に説明する。ただし、カラープリンタ1013を制御するプリンタドライバは図2に示したフローチャートにしたがってインストールされ、かつ図2のステップ(5)で同一プリンタドライバがインストールされているホストが見つかった場合に、図6に示したようなテーブルファイルをハードディスクl006中に作成するものとする。
【0155】
図7は、本発明における第2の色補正処理方法を説明するフローチャートであり、図2のフローチャートに示した方法によりインストールされた上記プリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルを用いて印刷を行う際の色補正処理方法の手順に対応する。なお、(1)〜(13)は各ステップを示す。
【0156】
また、図7のステップ(1)〜(3)並びにステップ(4)〜(7)およびステップ(11)は、それぞれ図3に示したステップ(2)〜(4)ならびにステップ(6)〜(9)およびステップ(10)と同一である。
【0157】
図1に示したRAM1007上にロードされたアプリケーションソフトウエアによる印刷処理の実行によって、プリンタドライバの色補正処理手続きが呼び出されると、まず、印刷対象となる印刷媒体,プリンタドライバによる画像処理方法,使用するインクの種類などの印刷条件を取得する(1)。続いて、該印刷条件を元に、後述する色補正演算処理の際に必要なデータファイル名を選択し、文字列変数Nに格納する(2)。
【0158】
次に、ステップ(2)で選択されたファイル名Nのデータファイルが、ホストコンピュータ1001内のハードディスクl006中の色補正処理用データファイル格納領域に存在するか否かを判定し(3)、該判定の結果、ファイル名Nのデータファイルがハードディスクl006中に存在すれば、処理はステップ(11)に移り、一方、ファイル名Nのデータファイルがハードディスクl006中になければ、続くステップ(4)を実行する。
【0159】
ステップ(4)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、コンピュータネットワーク3001中から、上記プリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされている他のホストコンピュータを検索し、該ステップで検索されたホストは図1中のホストコンピュータ2001であるとする。
【0160】
続いて、ステップ(4)で見つかったホストコンピュータ2001のホスト名を文字列変数Hに格納し(5)、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ホストコンピュータ2001のハードディスク2006中の色補正処理用データファイル格納領域に、ファイル名がNであるデータファイルが存在するか否かを判定(検索)する(6)。該判定の結果、上記ハードディスク2006にデータファイルNが存在しなければ、処理はステップ(4)に戻り、ステップ(4)の検索条件を満たす、さらに別のホストコンピュータを探す。
【0161】
一方、ステップ(6)で上記ホストコンピュータHにデータファイルNが存在すれば、処理は続くステップ(7)に進む。
【0162】
ステップ(7)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ステップ(4)で検索されたホストコンピュータ2001のハードディスク2006から、ホストコンピュータ1001のハードディスクl006へ、ステップ(1)で選択されたファイル名Nのデータファイルの転送を行う。
【0163】
次に、ホストコンピュータ1001におけるデータファイルの使用頻度に基づく該データファイルの管理を行うため、以下のステップ(8)〜(10)の処理を行う。
【0164】
ステップ(8)において、ハードディスク1006に格納されたテーブルファイル中から、最終使用日時欄R1002の値が最も古いファイルを検索し、該ファイル名を文字列変数N2に格納する。
【0165】
続いて上記データファイルN2をハードディスク1006から削除し(9)、上記テーブルファイル中から、ステップ(9)で削除されたファイルN2のエントリを削除し、ステップ(7)でハードディスク1006にコピーされたファイルNのエントリを新たに追加する(10)。
【0166】
次に、ファイル名Nのデータファイルをハードディスク1006から読み込み、ステップ(3)で取得された印刷条件に最適な色補正演算処理を行い(11)、ハードディスク1006内に上記テーブルファイルが存在するか否かを判定する(12)。該判定の結果、テーブルファイルが存在しなければ、色補正処理を終了し、テーブルファイルが存在していれば、処理はステップ(13)に移る。
【0167】
ステップ(13)において、ハードディスク1006内の上記テーブルファイル中、ステップ(11)で使用されたファイルNのエントリの最終使用日時欄R1002を更新し、色補正処理を終了する。
【0168】
なお、ステップ(8)は、最終使用日時が最も古いファイルを、ホストコンピュータ1001における最も重要度の低いデータファイルであるとみなし、ステップ(9)におけるファイル削除の対象とする。これにより、ハードディスクl006内のデータファイル数を一定に保ちながら、ホストコンピュータ1001における実際の使用頻度の高いデータファイルをハードディスクl006内に保持する。
【0169】
以下、図8のフローチャートを参照して、ホストコンピュータ1001からのプリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルの第2のアンインストール方法について詳細に説明する。ただし、上記プリンタドライバおよび付随する色補正処理用デエタファイルは、図2のフローチャートにしたがってインストールされ、かつ図2のステップ(5)で同一プリンタドライバがインストールされているホストが見つかった場合に、図6に示したようなテーブルファイルをハードディスクl006中に作成するものとする。また、図7のフローチャートにしたがった色補正処理の際に用いられた可能性があるものとする。
【0170】
図8は、本発明における第2のアンインストール方法を説明するフローチャートであり、ホストコンピュータ1001からのプリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルのアンインストール処理方法の手順に対応する。なお、(1)〜(14)は各ステップを示す。また、図8のステップ(3)〜(5)およびステップ(8)〜(14)は、それぞれ図4に示したステップ(2)〜(4)およびステップ(5)〜(11)と同一である。
【0171】
ホストコンピュータ1001のユーザが、キーボードマウスl0llによってアンインストール処理の開始を指示すると、ハードディスクl006内に格納された上記プリンタドライバがRAM1007中にロードされ、CPU1003によって、以下に示すアンインストール手続きの実行が開始される。
【0172】
まず、ホストコンピュータ1001がハードディスクl006に図6に示したテーブルファイルが存在するか否かを判定し(1)、存在する場合は、ハードディスクl006から図6に示したテーブルファイルを削除し(2)、ステップ(13)の処理に移行する。
【0173】
一方、ステップ(1)でホストコンピュータ1001がハードディスクl006に図6に示したテーブルファイルが存在しない場合は、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、コンピュータネットワーク3001中から、上記プリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされている他のホストコンピュータを検索する(3)。
【0174】
続いて、ステップ(3)での検索の結果を判定し(4)、上記他のホストコンピュータが見つからなかった場合には後述するステップ(13)に進み、上記他のホストコンピュータが見つかった場合には、続くステップ(5)に進む。ここで上記他のホストコンピュータは図1中のホストコンピュータ2001であるとする。
【0175】
次に、ステップ(5)において、上記ステップ(3)で検索されたホストコンピュータ2001のホスト名を文字列変数Hに格納する。また、ハードディスクl006内にある、上記プリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルの数を整数変数nに格納する。該変数nは、後述するステップ(8)〜(12)における処理の対象となる、上記色補正処理用データファイルの残数を示す。次に、OSのネットワーク通信機能を用い、ホストHにテーブルファイルが存在するか否かを判定し(6)、存在しなければ、ステップ(8)に進み、存在すれば、ホストHからテーブルファイルを削除する(7)。
【0176】
次に、ステップ(8)において、上記色補正処理用データファイルの中において、第n番目のもののファイル名を文字列変数Nに格納する。
【0177】
次に、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ホストコンピュータ2001のハードディスク2006中の色補正処理用データファイル格納領域に、ファイル名がNであるデータファイルが存在するか否かを判定(検索)し(9)、上記ハードディスク2006にデータファイルNが存在すれば、処理はステップ(11)に進み、上記ホストコンピュータHにデータファイルNが存在しなければ、処理は続くステップ(10)に進む。
【0178】
次に、ステップ(10)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ホストコンピュータ1001のハードディスクl006から、ステップ(3)で検索されたホストコンピュータ2001のハードディスク2006へ、ファイル名Nのデータファイルの転送を行う。
【0179】
次に、上記変数nの値を1減少させ(11)、上記変数nの値が「0」であるか否かを判定し(12)。「0」でないと判定された場合は、ステップ(8)に戻り、次のデータファイルに対する処理を行う。
【0180】
一方、ステップ(12)上記変数nの値が「0」である場合には、すべてのデータファイルに対する処理が終了しているので、続くステップ(13)に移る。
【0181】
次に、ステップ(13)において、ハードディスクl006中にある、上記プリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルをすべて削除する。
【0182】
次に、ハードディスクl006中にある、上記プリンタドライバ自体を削除し(14)、上記プリンタドライバおよび付随するすべての色補正処理用データファイルのアンインストール処理が終了する。
【0183】
以上の処理により、本実施形態では、第1の実施形態の場合に比べ、色補正処理時のネットワークを介したデータファイル転送の頻度を低減することができる。
【0184】
なお上記テーブルファイルのサイズは十分に小さいものであるといえ、そのハードディスク中での占有容量は問題にならないといえる。
【0185】
〔第4実施形態〕
上記第1〜第3の実施形態においては、インストール時にすべてのデータファイルをコピーしたホストコンピュータにおいては、アンインストールされるまで、全てのデータファイルをハードディスク内に保持する構成について説明したが、インストール時にすべてのデータファイルをコピーしたホストコンピュータにおいても、使用頻度が少ないデータファイルは、該ファイルの使用頻度がより多いホストコンピュータに移動するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0186】
上述したように、上記第1〜第3の実施形態においては、プリンタドライバのインストール時にすべてのデータファイルをコピーしたホストコンピュータについては、該ホストコンピュータにおける色補正処理実行の頻度に関わらず、上記プリンタドライバのアンインストールを行うまで、全てのデータファイルがローカルハードディスク内に存続し続ける。
【0187】
まず、本実施形態では、第1の実施形態で示した図2のフローチャートの処理に加えて、以下の処理を行う。
【0188】
図2のステップ(2)で、図6に示すようなテーブルファイルをハードディスク1006中に作成する。該テーブルファイルには、上記プリンタドライバに付随するすべての色補正処理用データファイルのファイル名を欄R1001に記録する。また、各ファイル名に対応づけて、該ファイルの最終使用日時欄R1002に、インストールを行った日時を記録する。
【0189】
以下、図9のフローチャートを参照して、ホストコンピュータ100lからカラープリンタ1013に対する出力を行う際の第3の色補正処理方法について詳細に説明する。ただし、カラープリンタ1013を制御するプリンタドライバは図2に示したフローチャートにしたがってインストールされ、図2のステップ(2)で、図6に示すようなテーブルファイルをハードディスク1006中に作成するものであるとする。
【0190】
図9は、本発明における第3の色補正処理方法を説明するフローチャートであり、図2のフローチャートに示した方法によりインストールされた上記プリンタドライバおよび付随する色補正処理用データファイルを用いて印刷を行う際の色補正処理方法の手順に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0191】
また、図9のステップ(1)〜(3)ならびにステップ(4)〜(7)およびステップ(10)は、それぞれ図3に示したステップ(2)〜(4)ならびにステップ(6)〜(9)およびステップ(10)と同一である。
【0192】
図1に示したRAM1007上にロードされたアプリケーションソフトウエアによる印刷処理の実行によって、プリンタドライバの色補正処理手続きが呼び出されると、まず、印刷対象となる印刷媒体,プリンタドライバによる画像処理方法,使用するインクの種類などの印刷条件を取得する(1)。続いて、該印刷条件を元に、後述する色補正演算処理の際に必要なデータファイル名を選択し、文字列変数Nに格納する(2)。
【0193】
次に、ステップ(2)で選択されたファイル名Nのデータファイルが、ホストコンピュータ1001内のハードディスクl006中の色補正処理用データファイル格納領域に存在するか否かを判定し(3)、該判定の結果、ファイル名Nのデータファイルがハードディスクl006中に存在すれば、処理はステップ(10)に移り、一方、ファイル名Nのデータファイルがハードディスクl006中になければ、続くステップ(4)を実行する。
【0194】
ステップ(4)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、コンピュータネットワーク3001中から、上記プリンタドライバと同一のプリンタドライバがインストールされている他のホストコンピュータを検索し、該ステップで検索されたホストは図1中のホストコンピュータ2001であるとする。
【0195】
続いて、ステップ(4)で見つかったホストコンピュータ2001のホスト名を文字列変数Hに格納し(5)、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ホストコンピュータ2001のハードディスク2006中の色補正処理用データファイル格納領域に、ファイル名がNであるデータファイルが存在するか否かを判定(検索)する(6)。該判定の結果、上記ハードディスク2006にデータファイルNが存在しなければ、処理はステップ(4)に戻り、ステップ(4)の検索条件を満たす、さらに別のホストコンピュータを探す。
【0196】
一方、ステップ(6)で上記ホストコンピュータHにデータファイルNが存在すれば、処理は続くステップ(7)に進む。
【0197】
ステップ(7)において、OSのネットワーク通信機能を用いることにより、ステップ(4)で検索されたホストコンピュータ2001のハードディスク2006から、ホストコンピュータ1001のハードディスクl006へ、ステップ(1)で選択されたファイル名Nのデータファイルの転送を行う。
【0198】
次に、OSのネットワーク通信機能を用いて、ホストコンピュータ1001のハードディスクl006およびホストコンピュータ2001のハードディスク2006それぞれの中のテーブルファイルにおける、ステップ(7)で転送されたファイル名Nのデータファイルの最終使用日時を比較し、ホストコンピュータ2001のハードディスク2006のテーブルファイルにおける最終使用日時の方がホストコンピュータ1001のハードディスク1006のテーブルファイルにおける最終使用日時より古いか否かを判定し(8)、ホストコンピュータ2001における最終使用日時がホストコンピュータ1001におけるより最終使用日時より古くないと判定された場合には、ステップ(10)の処理に進む。
【0199】
一方、ステップ(8)で、ホストコンピュータ2001における最終使用日時がホストコンピュータ1001における最終使用日時より古いと判定された場合には、OSのネットワーク通信機能を用いて、ホストコンピュータ2001内のハードディスク2006中からステップ(7)で転送されたファイル名Nのファイルを削除する(9)。
【0200】
次に、ステップ(2)で選択されたファイル名Nのデータファイルをハードディスク1006から読み込み、ステップ(1)で取得された印刷条件に最適な色補正演算処理を行い(10)、ハードディスク1006内の上記テーブルファイル中、ステップ(10)で使用されたファイルNのエントリの最終使用日時欄R1002を更新し(11)、色補正処理を終了する。
【0201】
さらに、本実施形態では、第1の実施形態で示した図4のフローチャートの処理に加えて、以下の処理を行う。
【0202】
図4のステップ(10)で、ハードディスクl006中にある、上記プリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルをすべて削除するとともに、図6に示したテーブルファイルをハードディスク1006中から削除するようにする。
【0203】
以上の処理により、インストール時にすべてのデータファイルをコピーしたホストコンピュータにおいても、使用頻度が少ないデータファイルは、該ファイルの使用頻度がより多いホストコンピュータに移動するため、上記ホストコンピュータのハードディスク占有容量を削減することができる。
【0204】
本実施形態においても上記テーブルファイルのサイズは十分に小さいものであるといえ、ハードディスク中での占有容量は問題にならないといえる。
【0205】
以上説明したように、コンピュータネットワークを介して接続された複数のホストコンピュータから同一機種のカラープリンタを使用する環境において、上記コンピュータネットワーク内で共有可能な色補正処理用データファイルのコピーを省略することによって、上記色補正処理用データファイルのインストール処理時間を減少させるとともに、ホストコンピュータにおける上記色補正処理用データファイルによる外部記憶装置の占有領域を減少させることができる。
【0206】
また、上記コンピュータネットワーク上でのデータファイルの消失に対して、インストール処理の際にデータファイルの回復を行い、適正に対応することができる。
【0207】
さらに、インストールされたデータファイルを用いる色補正処理時に生じるファイル転送の頻度を軽減し、色補正処理を高速化することができる。
【0208】
また、第1のインストール方法によってインストールされ、上記コンピュータネットワーク内で共有されている上記色補正処理用データファイル群を適正にアンインストールすることができる。
【0209】
さらに、ファイル転送量を削減し、アンインストールを高速化することができる。
【0210】
また、第1のインストール方法によってインストールされた上記色補正処理用データファイル群を上記コンピュータネットワーク内で共有して用いることにより適正に色補正処理を行うことができる。
【0211】
さらに、上記色補正処理用データファイルによる外部記憶装置の占有領域を減少させることができる。
【0212】
なお、上記第1〜第4実施形態では、ホストコンピュータに通信可能に接続されたカラープリンタのプリンタドライバおよび該プリンタドライバに付随するデータファイル群のホストコンピュータへのインストール方法ならびにアンインストール方法および色補正処理方法について説明したが、カラープリンタのプリンタドライバおよび該プリンタドライバに付随するデータファイル群に限定されるものではなく、ホストコンピュータに通信可能に接続されたカラー画像を入力または出力処理する電子機器の制御プログラムおよび該制御プログラムに付随する色補正処理用データファイル群であっても、本発明を適用可能なことはいうまでもない。さらに、上記カラー画像を入出力する電子機器以外の電子機器の制御プログラムおよび該制御プログラムに付随するデータファイル群のインストール方法およびアンインストール方法にも本発明は適用可能である。
【0213】
また、上記電子機器は、例えばスキャナ,デジタルカメラ,ディスプレイ等の図12に示したカラーマッチングシステムを適用した電子機器であれば、いかなる電子機器であってもよい。
【0214】
さらに、カラープリンタは、電子写真方式であっても、インクジェット式、昇華式であってもその他の方式でもよい。
【0215】
また、上記第1〜第4実施形態では、CD−ROMからプリンタドライバおよびプリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルを読み出してインストールする場合について説明したが、CD−ROM以外の記録媒体、例えばフロッピーディスク,光磁気ディスク,磁気テープ等から読み出してインストールするように構成してもよい。
【0216】
さらに、プリンタドライバおよびプリンタドライバに付随する色補正処理用データファイルをネットワークを介して取得するように構成してもよい。
【0217】
以下、図10,図11に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0218】
図10,図11は、本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0219】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0220】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0221】
本実施形態における図2,図3,図4,図5,図7,図8,図9に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0222】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0223】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0224】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0225】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0226】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0227】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0228】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0229】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置から同一機種のカラー電子機器を使用する環境において、ネットワーク内で共有可能な色補正処理用データファイルおよび情報処理装置の記憶部に格納される前記色補正処理用データファイルを使用することによって、色補正処理用データファイルのインストール処理時間を減少させるとともに、情報処理装置の記憶部の色補正処理用データファイル占有領域を減少させることができる。
【0230】
また、ネットワーク内で共有可能な色補正処理用データファイルのコピー処理を省略することによって、色補正処理用データファイルのインストール処理時間を減少させるとともに、情報処理装置の記憶部の色補正処理用データファイル占有領域を減少させることができる。
【0231】
また、ネットワーク上での色補正処理用データファイルの消失が発生した場合、インストール処理の際にデータファイルの回復を行い、適正に対応することができる。
【0232】
さらに、色補正処理時に生じる他の情報処理装置からのファイル転送の頻度を軽減し、色補正処理を高速化することができる。
【0233】
また、ネットワーク内で共有されている上記色補正処理用データファイル群を適正にアンインストールすることができる。
【0234】
さらに、ファイル転送量を削減し、アンインストールを高速化することができる。
【0235】
また、色補正処理用データファイル群をネットワーク内で共有して用いることにより適正に色補正処理を行うことができる。
【0236】
さらに、情報処理装置の記憶部内の色補正処理用データファイル占有領域を減少させることができる。
【0237】
また、重要度の高い色補正処理用データファイルのみを情報処理装置の記憶部格納し、色補正処理時のファイル転送の頻度を減少させることができる。
【0238】
さらに、使用頻度の高い色補正処理用データファイルのみを情報処理装置の記憶部に格納し、色補正処理時のファイル転送の頻度を減少させることができる。
【0239】
また、各色補正処理用データファイルを適切な情報処理装置に格納し、色補正処理時のファイル転送の頻度を減少させることができる。
【0240】
また、各色補正処理用データファイルを重要度に応じた適切な情報処理装置に格納し、色補正処理時のファイル転送の頻度を減少させることができる。
【0242】
従って、ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置から同一機種のカラー画像を入力または出力処理するカラー電子機器を使用する環境において、電子機器の制御プログラムおよび制御プログラムに付随する色補正処理用データファイルの適切なインストール、ならびにアンインストール、および色補正用処理を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す情報処理装置を適用可能なコンピュータシステムの構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明における第1のインストール方法の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明における第1の色補正処理方法を説明するフローチャートである。
【図4】本発明における第1のアンインストール方法を説明するフローチャートである。
【図5】本発明における第2のインストール方法の一例を示すフローチャートである。
【図6】テーブルファイル中のデータ構成を示す図である。
【図7】本発明における第2の色補正処理方法を説明するフローチャートである。
【図8】本発明における第2のアンインストール方法を説明するフローチャートである。
【図9】本発明における第3の色補正処理方法を説明するフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像出力装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図11】本発明に係る画像出力装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図12】カラーマッチングシステムの概念図である。
【符号の説明】
1001 ホストコンピュータ
1003 CPU
1004 ROM
1006 ハードディスク
1007 RAM
l009 ディスプレイ装置
1013 カラープリンタ
1016 CD−ROMドライブ
2001 ホストコンピュータ
2006 ハードディスク
2013 カラープリンタ
4001 CD−ROM媒体

Claims (10)

  1. コンピュータが読み込み可能な所定の記憶媒体からカラー電子機器の制御をする制御プログラムおよび前記制御プログラムに付随する該制御プログラムが前記カラー電子機器を制御する際に、該カラー電子機器へ出力するデータに対して行なわれる色補正処理時に使用する複数の色補正処理用データファイルをインストール可能な記憶部を有し、前記制御プログラムは、色補正処理時に前記電子機器のカラー画像出力条件に基づいて前記複数の色補正処理用データファイルの内いずれか一つのデータファイルを選択し、前記選択されたデータファイルが前記記憶部に存在する場合には該記憶部に存在するデータファイルを使用し、前記選択されたデータファイルが前記記憶部に存在しない場合にはネットワークを介して他の情報処理装置から前記選択されたデータファイルを検索し、該検索されたデータファイルを前記記憶部に転送した上で使用する情報処理装置のソフトウエアインストール方法において、
    前記複数の色補正処理用データファイルの内、予め重要度が高いと分類されている色補正処理用データファイルを、前記記憶媒体から前記記憶部へコピーするコピー工程と、
    前記制御プログラムと同じ制御プログラムがインストールされている他の情報処理装置をネットワークを介して検索する検索工程と、
    該検索結果により前記制御プログラムと同じ制御プログラムがインストールされている他の情報処理装置が存在しない場合、前記複数の色補正処理用データファイルを格納する前記記憶媒体から前記記憶部へ前記複数の色補正処理用データファイルの内予め重要度が低いと分類されている色補正処理用データファイルもコピーするように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置のソフトウエアインストール方法。
  2. コンピュータが読み込み可能な所定の記憶媒体からカラー電子機器の制御をする制御プログラムおよび前記制御プログラムに付随する該制御プログラムが前記カラー電子機器を制御する際に、該カラー電子機器へ出力するデータに対して行う色補正処理に使用する色補正処理用データファイルがインストールされている記憶部を有する情報処理装置のソフトウエアアンインストール方法において、
    前記制御プログラムと同じプログラムがインストールされている他の情報処理装置をネットワークを介して検索する検索工程と、
    該検索された前記他の情報処理装置に、前記複数の色補正処理用データファイルのそれぞれが存在するか否かをネットワークを介して検索し、該検索結果に基づいて、前記他の情報処理装置に存在しない色補正処理用データファイルについては前記記憶部から前記他の情報処理装置に転送する転送工程と、
    前記制御プログラム及び前記複数の色補正処理用データファイルを前記記憶部から削除する削除工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置のソフトウエアアンインストール方法。
  3. コンピュータが読み込み可能な所定の記憶媒体からカラー電子機器の制御をする制御プログラムおよび前記制御プログラムに付随する該制御プログラムが前記カラー電子機器を制御する際に該カラー電子機器へ出力するデータに対して行う色補正処理に使用する複数の色補正処理用データファイルの一部またはすべてがインストールされている記憶部を有する情報処理装置の色補正処理方法において、
    前記カラー電子機器が実行する印刷処理の印刷条件に応じて、前記記憶部にインストールされていないものを含めた前記複数の色補正処理用データファイルの中から、色補正処理時に使用すべき色補正処理用データファイルを選択する選択工程と、
    該選択された色補正処理用データファイルが前記記憶部に存在するか否かを判定する第1の判定工程と、
    前記第1の判定工程で、前記選択された色補正処理用データファイルが前記記憶部に存在しないと判定された場合、ネットワークを介して前記制御プログラムと同じ制御プログラムがインストールされている他の情報処理装置を検索する検索工程と、
    該検索された他の情報処理装置に対して、前記選択工程で選択された色補正処理用データファイルがインストールされているか否かを判定する第2の判定工程と、
    前記第2の判定工程で、前記他の情報処理装置に前記選択された色補正処理用データファイルがインストールされていると判定された場合、前記他の情報処理装置から前記選択工程で選択された色補正処理用データファイルを前記記憶部に転送する転送工程と、
    前記制御プログラムおよび前記選択された色補正処理用データファイルを用いて、前記印刷条件に応じた色補正処理を実行する色補正処理工程と、を有し、
    前記色補正処理工程は、前記選択された色補正処理用データファイルが前記記憶部に存在する場合には該記憶部に存在する色補正処理用データファイルを用い、前記選択された色補正処理用データファイルが前記記憶部に存在しない場合には前記転送工程により転送された色補正処理用データファイルを用いて前記色補正処理を行う、
    ことを特徴とする情報処理装置の色補正処理方法。
  4. 前記色補正処理の実行後、前記記憶部に記憶される前記複数の色補正処理用データファイルから、いずれかの色補正処理用データファイルを削除する第1の削除工程を設けたことを特徴とする請求項記載の情報処理装置の色補正処理方法。
  5. 前記第1の削除工程は、前記記憶部に記憶される前記複数の色補正処理用データファイルの各々に重要度を設定し、該設定した重要度に基づいて、前記記憶部に記憶される前記複数の色補正処理用データファイルから、いずれかの色補正処理用データファイルを削除するかを決定することを特徴とする請求項記載の情報処理装置の色補正処理方法。
  6. 前記第1の削除工程は、情報処理装置自身による各色補正処理用データファイルの使用頻度に基づいて、前記記憶部に記憶される前記複数の色補正処理用データファイルの各々の重要度を動的に設定することを特徴とする請求項記載の情報処理装置の色補正処理方法。
  7. 前記選択工程において選択された色補正処理用データファイルを、前記転送工程による転送後、前記他の情報処理装置から削除する第2の削除工程を設けたことを特徴とする請求項記載の情報処理装置の色補正処理方法。
  8. 前記第2の削除工程は、前記他の情報処理装置にインストールされている前記選択工程により選択された色補正処理用データファイルおよび前記転送工程により転送され前記記憶部に存在する色補正処理用データファイルの各々に重要度を設定し、該設定した重要度に基づいて、前記他の情報処理装置にインストールされている前記選択工程により選択された色補正処理用データファイルを前記転送工程による転送後、前記他の情報処理装置から削除するか否かを決定することを特徴とする請求項記載の情報処理装置の色補正処理方法。
  9. 前記第2の削除工程は、前記他の情報処理装置による前記選択手段により選択された色補正処理用データファイルの使用頻度に基づいて、前記他の情報処理装置にインストールされている前記選択工程により選択された色補正処理用データファイルおよび前記転送工程により転送され前記記憶部に存在する色補正処理用データファイルの各々の重要度を動的に設定することを特徴とする請求項記載の情報処理装置の色補正処理方法。
  10. 印刷処理時に、複数の色補正用のデータファイルの中から印刷条件に適合した一つの色補正用データファイルを選択し、選択されたデータファイルを使用して印刷画像に対する色補正処理を行うプログラムであって、前記選択されたデータファイルが該プログラムを実行中の電子機器内の記憶部に記憶されている場合には該記憶部中のデータファイルを用い、記憶されていない場合にはネットワークを介して他の電子機器から前記選択されたデータファイルを検索し、見つかったデータファイルを前記記憶部に転送した上で色補正処理に用いるプログラムのインストール時に、
    前記プログラムならびに前記プログラムが印刷処理時に使用する前記複数の色補正用のデータファイルのうち使用頻度に基づく重要度が高い一つ以上の色補正用のデータファイルを記憶媒体から前記記憶部に記憶させ、
    ネットワークを介して相互にデータの送受が可能であり前記プログラムがインストールされた他の電子機器が検索された場合、使用頻度に基づく重要度が低い一つ以上の色補正用のデータファイルの内の個々のデータファイル前記他の電子機器が記憶していなかった場合、データファイルを前記記憶媒体から前記記憶部に記憶させ
    前記他の電子機器が検索されなかった場合には前記使用頻度に基づく重要度が低い色補正用のデータファイルも前記記憶媒体から前記記憶部に記憶させる、
    ことを特徴とするソフトウエアインストール方法。
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