JP2003100667A - ウエハ状ワークの分離洗浄方法及び分離洗浄装置 - Google Patents

ウエハ状ワークの分離洗浄方法及び分離洗浄装置

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JP2003100667A
JP2003100667A JP2001295684A JP2001295684A JP2003100667A JP 2003100667 A JP2003100667 A JP 2003100667A JP 2001295684 A JP2001295684 A JP 2001295684A JP 2001295684 A JP2001295684 A JP 2001295684A JP 2003100667 A JP2003100667 A JP 2003100667A
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Isanori Matsuoka
功憲 松岡
Makio Irie
牧夫 入江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライスを終えた段階で相互に密着している
ウエハを容易、かつ、簡便に分離・洗浄する技術を提供
する。 【解決手段】 ウエハ素材1をブロックBに固着し、上
記ウエハ素材1をスライスしてウエハ状ワークWと成
し、上記スライスにより形成した各ウエハ2を分離手段
5により相互に分離して洗浄するように構成する。上記
ブロックBに洗浄液Qの流路6を設け、上記ウエハ素材
1を超えてスライスすることにより、上記ウエハ素材1
のスライス隙間Sと上記洗浄液Qの流路6とを連通し、
上記スライス隙間Sに洗浄液Qを流通可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン等のウエ
ハ素材(以下、これらを単に「ウエハ素材」という)を
スライスしたウエハ状ワークの分離洗浄方法及びその分
離洗浄方法に適用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば太陽電池等に用いられるシ
リコンウエハ等は大型化しており、その大型ウエハは次
のようにして生産される。図4(A)に示すように、上
記ウエハ素材1をブロックBに固着する。上記ブロック
Bは、ウエハ素材1を接着したガラス板等のサブブロッ
ク3をアルミ材等のメインブロック4に固着したものを
いう。次いで、上記ウエハ素材1をワイヤーソー等によ
りウエハ素材1を超えてスライスする。以下、上記ブロ
ックBとスライスしたウエハ2の全体をウエハ状ワーク
Wという。
【0003】次いで、上記ウエハ状ワークWを超音波洗
浄液槽15内に浸漬して粗洗浄を実施する〔図4(B)
参照〕。次いで、上記ウエハ状ワークWを加熱剥離液槽
16内に浸漬してウエハ2をサブブロック3から剥離す
る〔図4(C)参照〕。次いで、剥離した上記ウエハ2
を水洗槽17内で人手を介して1枚ずつ分離し、ウエハ
バスケット18内に収容する〔図4(D)参照〕。次工
程の仕上洗浄及び乾燥等を経て大型ウエハが生産され
る。なお、図4(B)中の符号Gは超音波発振器、図4
(C)中の符号Hはヒータを示す。
【0004】しかしながら、ウエハ状ワークWに付着し
ているスラリー(スライス切削粒子と切削液と切削砥粒
との混合スラリー)を洗浄(粗洗浄)するのに多数の洗
浄液槽15を必要とするうえ、ワイヤーソー等によるス
ライスを終えた段階では、上記スラリーの表面張力によ
りウエハ2が相互に密着しており、スライス隙間内のス
ラリーの粗洗浄が十分に行えず、スライス隙間内にスラ
リーが残存するため、サブブロック3から剥離したウエ
ハ2を水洗槽17内で1枚ずつ分離・洗浄するのも困難
で生産性が低く、ウエハ2が破損する虞れもある。
【0005】そこで、上記不都合を解消するために、特
開平11−111652号公報によるウエハ状ワークの
分離洗浄技術が提案されている。この分離洗浄技術は、
上記ウエハ状ワークを剥離液槽内でウエハバスケットに
収容し、上記ウエハバスケットが備えるスライス隙間維
持手段(ブラシ等)を上記ウエハ状ワークのスライス隙
間に挿入してウエハを分離し、その後でサブブロックか
らウエハを剥離するものである。
【0006】しかしながら、ウエハが大きくなると、ス
ライスを終えた段階でウエハが相互に密着しているた
め、剥離液槽内でスライス隙間維持手段(ブラシ等)を
上記ウエハ状ワークのスライス隙間に挿入して分離する
ことが極めて困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたもので、その目的は、スライスを終
えた段階で相互に密着しているウエハを容易、かつ、簡
便に分離し、粗洗浄する技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成される。即ち、請求項1
に記載の発明は、例えば図1(A)(B)に示すよう
に、ウエハ素材1をブロックBに固着し、上記ウエハ素
材1をスライスしてウエハ状ワークWと成し、上記スラ
イスにより形成した各ウエハ2を相互に分離して洗浄す
るように構成(以下、これを本発明の「基本構成」とい
う)したウエハ状ワークの分離洗浄方法において、上記
ブロック3に洗浄液Qの流路6を設け、上記ウエハ素材
1を超えてスライスすることにより、上記ウエハ素材1
のスライス隙間Sと上記洗浄液Qの流路6とを連通し、
上記スライス隙間Sに洗浄液Qを流通可能に構成した、
ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記ウエハ状ワ
ークの分離洗浄方法を実施するための装置であって、前
記「基本構成」を備えるウエハ状ワークの分離洗浄装置
において、上記ブロック3に洗浄液Qの流路6を設け、
上記ウエハ素材1を超えてスライスすることにより、上
記ウエハ素材1のスライス隙間Sと上記洗浄液Qの流路
6とを連通して分離手段5を構成し、上記スライス隙間
Sに洗浄液Qを流通可能に構成した、ことを特徴とす
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
したウエハ状ワークの分離洗浄装置において、上記ブロ
ックBは、ウエハ素材1を接着したサブブロック3とメ
インブロック4とから成り、上記洗浄液Qの流路6は、
少なくとも上記サブブロック4に凹入形成した隙間連通
凹部8を備え、上記ウエハ素材1を当該隙間連通凹部8
に達するまでスライスすることにより、上記隙間連通凹
部8を上記スライス隙間Sに連通した、ことを特徴とす
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
したウエハ状ワークの分離洗浄装置において、上記サブ
ブロック3とメインブロック4とを離脱可能に構成し
た、ことを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載したウエハ状ワークの分離洗浄装置におい
て、少なくとも上記スライス隙間Sの両端部に当該両端
部からの洗浄液Qの漏れ量を規制する漏れ量規制部材1
0を近接配置した、ことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項2乃至請
求項5のいずれか1項に記載したウエハ状ワークの分離
洗浄装置において、洗浄液Qを上記スライス隙間Sに流
通させて各ウエハ2を相互に分離した状態で、櫛歯状隙
間維持手段9の櫛歯部分9aを上記各スライス隙間S内
に挿入するように構成した、ことを特徴とする。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明によれば、以下の作用・効
果を奏する。 (イ)請求項1及び請求項2に記載の発明では、前記基
本構成を備えるウエハ状ワークの分離洗浄技術におい
て、上記ブロック3に洗浄液Qの流路6を設け、上記ウ
エハ素材1を超えてスライスすることにより、上記ウエ
ハ素材1のスライス隙間Sと上記洗浄液Qの流路6とを
連通し、上記スライス隙間Sに洗浄液Qを流通可能に構
成したことから、スライスを終えた段階で相互に密着し
ているウエハ2を容易、かつ、簡便に分離・洗浄するこ
とができる。
【0015】即ち、スライスを終えた段階では、ウエハ
2は相互に密着しているが、ウエハ素材1を超えてスラ
イスすることにより、上記ウエハ素材1のスライス隙間
Sと上記ブロック3に設けた洗浄液Qの流路6とが連通
する。この状態で上記流路6に洗浄液Qを流通させるこ
とにより、スライス隙間Sに洗浄液Qが流通し、相互に
密着しているウエハ2を当該洗浄液Qにより分離し、洗
浄することができる。つまり、簡単な構成でウエハを迅
速に分離でき、しかも、この分離状態でウエハの洗浄が
できるので、洗浄時間の大幅な短縮が可能になり、か
つ、洗浄液の消費量も格段に低減されることから、ラン
ニングコストの大幅な低減が可能になる。
【0016】(ロ)請求項3に記載の発明では、上記ブ
ロックBがウエハ素材1を接着したサブブロック3とメ
インブロック4とから成り、上記洗浄液Qの流路6が、
少なくとも上記サブブロック3に凹入形成した隙間連通
凹部8を備え、上記ウエハ素材1を当該隙間連通凹部8
に達するまでスライスすることにより、上記隙間連通凹
部8を上記スライス隙間Sに連通したことから、隙間連
通凹部8を介してスライス隙間Sに洗浄液Qを流通させ
ることにより、ウエハ2の分離と粗洗浄とを容易に実施
できる。なお、あらかじめ隙間連通凹部8に洗浄液Qを
流通させておく場合には、スライス完了と同時にスライ
ス隙間Sに洗浄液Qが流通し、ウエハ2の分離と粗洗浄
とを同時に実施できる。この場合には、処理時間の大幅
な短縮が可能になる。
【0017】(ハ)請求項4に記載の発明では、請求項
3に記載の構成に加え、サブブロック3とメインブロッ
ク4とを離脱可能に構成したので、サブブロック3は使
い捨てになるが、メインブロック4は流路を確保した状
態で再利用できる。なお、切削液と洗浄液との混入を嫌
う場合には、スライス工程とその後のウエハ分離・粗洗
浄工程とを分けて実施することができるので至便であ
る。
【0018】(ニ)請求項5に記載の発明では、請求項
3又は請求項4に記載した構成に加えて、上記スライス
隙間Sの両端部に漏れ量規制部材10を近接配置したか
ら、スライス隙間Sの両端部からの洗浄液Qの漏れ量を
規制することにより、洗浄液Qはスライス隙間S内を余
すところなく流通するとともに、その一部分は当該隙間
Sの両端部から流下する。これにより、スライス隙間S
内及びウエハ状ワークWの両端部に付着しているスラリ
ーを効率よく洗い流し、ウエハの洗浄効果が格段に向上
する。
【0019】(ホ)請求項6に記載の発明では、洗浄液
Qを上記スライス隙間Sに流通させて各ウエハ2を相互
に分離した状態で、櫛歯状隙間維持手段9の櫛歯部分9
aでウエハ2の分離状態を維持するように構成したこと
から、当該櫛歯状隙間維持手段9でウエハ2を分離した
ままで、ウエハ状ワークWをウエハバスケット内へ移す
等、次工程への移行に至便性を有する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1(A)は本発明に係る分離
洗浄装置の縦断正面図、図1(B)はその分離洗浄装置
の縦断側面図である。この分離洗浄装置は、仮想線(2
点鎖線)で示すウエハ素材1を洗浄液Qの流路6を有す
るブロックBに固着し、上記ウエハ素材1を超えてスラ
イスすることにより、上記ウエハ素材1のスライス隙間
Sと上記洗浄液Qの流路6とを連通して分離手段5と
し、上記スライス隙間Sに洗浄液Qを流通するように構
成されている。
【0021】即ち、上記ブロックBは、ウエハ素材1を
接着したサブブロック3をメインブロック4に接着して
構成され、上記洗浄液Qの流路6は、メインブロック4
に設けた洗浄液Qの導入路7とサブブロック3の接着面
に凹入形成した隙間連通凹部8とを連通して構成され
る。上記隙間連通凹部8は、ウエハ素材1の長手方向の
寸法よりも若干長い直方体形状の空洞部であり、ウエハ
素材1を当該隙間連通凹部8に達するまでスライスする
ことにより、上記隙間連通凹部8がスライス隙間Sに連
通し、洗浄液Qがスライス隙間Sに流通することによ
り、ウエハの分離手段5が構成される。
【0022】上記構成は、スライスを終えた段階で相互
に密着しているウエハ2を容易、かつ、簡便に分離・粗
洗浄することを意図したものである。即ち、ウエハ素材
1をサブブロック3の接着面に凹入形成した隙間連通凹
部8に達するまでスライスすることにより、上記ウエハ
素材1のスライス隙間Sと上記隙間連通凹部8とが連通
する。この状態で上記導入路7に洗浄液Qを流通させる
ことにより、スライス隙間Sに洗浄液Qが流下し、相互
に密着しているウエハ2が当該洗浄液Qにより分離・洗
浄されることとなる。
【0023】なお、図1(A)中の符号7aは、メイン
ブロック4に設けた導入路7の接続口である。また、図
1(B)中の符号10は、スライス後に上記スライス隙
間Sの両端部に近接配置される漏れ量規制部材10であ
り、スライス隙間Sの両端部からの洗浄液Qの漏れ量を
規制する。これにより、洗浄液Qはスライス隙間S内を
余すところなく流通するとともに、その一部分は当該隙
間Sの両端部から流下し、スライス隙間S内及びウエハ
状ワークWの両端部に付着しているスラリーを効率よく
洗い流すことができる。なお、上記漏れ量規制部材10
に代えて、同様の目的でウエハ状ワークWの外周を包囲
するワーク包囲部材を当該ウエハ状ワークWに近接配置
してもよい。
【0024】なお、洗浄液Qとしては、上記スラリーの
性質に応じて、水、アルカリ性洗浄液、灯油などの石油
系溶剤、セッケン水等の界面活性剤、アセトン、トルエ
ンなどの有機溶剤の少なくとも1種以上を適宜選択して
用いる。また、洗浄液の圧力及び流量は、上記スラリー
の粘度、洗浄による清浄の度合い等により適宜調節す
る。ちなみに、上記スラリーの粘度が、例えば300c
psであれば、圧力を0.05kgf/cm2、流量を
0.5L/minに設定し、粘度が500cpsであれ
ば、圧力を0.1kgf/cm2、流量を1.5L/m
inに設定する。本発明によれば、例示のように洗浄液
の圧力及び流量が極めて小さくても、ウエハを分離し、
高い洗浄効果を得ることができる。
【0025】図2は櫛歯状の隙間維持手段9の斜視図、
図3はその櫛歯状隙間維持手段9の用い方を例示する斜
視図である。この櫛歯状隙間維持手段9は、ウエハ2の
分離状態を維持することを意図したものである。即ち、
洗浄液Qを上記スライス隙間Sに流通させて各ウエハ2
を分離・粗洗浄し、例えば図3に示すように、前記サブ
ブロック3をメインブロック4から離脱した状態で、上
記櫛歯状隙間維持手段9の櫛歯部分9aを上側又は横側
から各スライス隙間S内に挿入すれば、当該櫛歯部分9
aを挿入するのが極めて容易で、かつ、ウエハ2の分離
状態を維持することができる。なお、上下又は左右に対
向配置した一対の櫛歯状隙間維持手段9・9でウエハ2
の分離状態を維持するように構成した場合には、ウエハ
2を分離したままで、当該ウエハ状ワークWをウエハバ
スケット内へ移す等、次工程への移行に至便性を有す
る。
【0026】この発明は上記の実施形態に限定されるも
のではなく、例えば下記のように種々の設計変更が可能
である。 上記の実施形態では、洗浄液Qの流路6を有するブ
ロックBをサブブロック3とメインブロック4とにより
構成したものについて例示したが、上記流路6を有する
単一のブロックBに直接ウエハ素材1を接着し、そのウ
エハ素材1を流路6に達するまでスライスするようにし
ても差し支えない。
【0027】 洗浄液の流路6は、前記導入路7なら
びに隙間連通凹部8に代えて、それらに類する構造を備
え、洗浄液Qを流通するものであれば足りる。また、隙
間連通凹部8は、少なくとも上記サブブロック3に凹入
形成したものであればよく、この隙間連通凹部8に洗浄
液Qを直接導入するようにしてもよい。なお、上記ブロ
ックB自体を揺動させたり、洗浄液Qを超音波で励振さ
せることにより、洗浄効果を高めるようにすることもで
きる。
【0028】 上記の実施形態では、ブロックBにウ
エハ素材1を接着して懸下させ、洗浄液Qをスライス隙
間Sに流下させるものについて例示したが、これに代え
て、ブロックBとウエハ素材1とを上下反転し、スライ
ス後に漏れ量規制部材10をスライス隙間Sの両端部に
近接配置し、洗浄液Qがスライス隙間S内を上昇するよ
うにしても差し支えない。さらに、ブロックBとウエハ
素材1とを横転させて洗浄液Qをスライス隙間Sに横向
きに流通させるようにしても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明に係る分離洗浄装置の縦断
正面図、図1(B)はその分離洗浄装置の縦断側面図で
ある。
【図2】本発明に係る櫛歯状の隙間維持手段の斜視図で
ある。
【図3】上記櫛歯状隙間維持手段の用い方を例示する斜
視図である。
【図4】従来技術の洗浄・分離の手順を示し、図4
(A)はウエハ状ワークの斜視図、図4(B)は粗洗浄
を、図4(C)はサブブロックからのウエハの剥離を、
図4(D)はウエハ相互の分離を、それぞれ示す概要図
である。
【符号の説明】
1…ウエハ素材、2…ウエハ、3…サブブロック、4…
メインブロック、5…分離手段、6…洗浄液の流路、8
…隙間連通凹部、9…櫛歯状隙間維持手段、9a…櫛歯
部分、10…漏れ量規制部材、B…ブロック、Q…洗浄
液、S…スライス隙間、W…ウエハ状ワーク。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ素材(1)をブロック(B)に固
    着し、上記ウエハ素材(1)をスライスしてウエハ状ワ
    ーク(W)と成し、上記スライスにより形成した各ウエ
    ハ(2)を相互に分離して洗浄するように構成したウエ
    ハ状ワークの分離洗浄方法において、 上記ブロック(B)に洗浄液(Q)の流路(6)を設
    け、上記ウエハ素材(1)を超えてスライスすることに
    より、上記ウエハ素材(1)のスライス隙間(S)と上
    記洗浄液(Q)の流路(6)とを連通し、上記スライス
    隙間(S)に洗浄液(Q)を流通可能に構成した、こと
    を特徴とするウエハ状ワークの分離洗浄方法。
  2. 【請求項2】 ウエハ素材(1)をブロック(B)に固
    着し、上記ウエハ素材(1)をスライスしてウエハ状ワ
    ーク(W)と成し、上記スライスにより形成した各ウエ
    ハ(2)を分離手段(5)により相互に分離して洗浄す
    るように構成したウエハ状ワークの分離洗浄装置におい
    て、 上記ブロック(B)に洗浄液(Q)の流路(6)を設
    け、上記ウエハ素材(1)を超えてスライスすることに
    より、上記ウエハ素材(1)のスライス隙間(S)と上
    記洗浄液(Q)の流路(6)とを連通して上記分離手段
    (5)を構成し、上記スライス隙間(S)に洗浄液
    (Q)を流通可能に構成したことを特徴とするウエハ状
    ワークの分離洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したウエハ状ワークの分
    離洗浄装置において、上記ブロック(B)は、ウエハ素
    材(1)を接着したサブブロック(3)とメインブロッ
    ク(4)とから成り、上記洗浄液(Q)の流路(6)
    は、少なくとも上記サブブロック(3)に凹入形成した
    隙間連通凹部(8)を備え、上記ウエハ素材(1)を当
    該隙間連通凹部(8)に達するまでスライスすることに
    より、上記隙間連通凹部(8)と上記スライス隙間
    (S)とを連通したことを特徴とするウエハ状ワークの
    分離洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したウエハ状ワークの分
    離洗浄装置において、上記サブブロック(3)とメイン
    ブロック(4)とを離脱可能に構成した、ことを特徴と
    するウエハ状ワークの分離洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載したウエハ
    状ワークの分離洗浄装置において、少なくとも上記スラ
    イス隙間(S)の両端部に当該両端部からの洗浄液
    (Q)の漏れ量を規制する漏れ量規制部材(10)を近
    接配置した、ことを特徴とするウエハ状ワークの分離洗
    浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至請求項5のいずれか1項に
    記載したウエハ状ワークの分離洗浄装置において、 洗浄液(Q)を上記スライス隙間(S)に流通させて各
    ウエハ(2)を相互に分離した状態で、櫛歯状隙間維持
    手段(9)の櫛歯部分(9a)を上記各スライス隙間
    (S)内に挿入するように構成した、ことを特徴とする
    ウエハ状ワークの分離洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008545268A (ja) * 2005-07-01 2008-12-11 アール・イー・シー・スキャンウェハー・アー・エス シリコンウエハ間の引力の低減
JP7441779B2 (ja) 2020-12-14 2024-03-01 クアーズテック徳山株式会社 被加工物の切断方法

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