JP2003100386A - レバー嵌合式電源回路遮断装置 - Google Patents

レバー嵌合式電源回路遮断装置

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JP2003100386A JP2001292275A JP2001292275A JP2003100386A JP 2003100386 A JP2003100386 A JP 2003100386A JP 2001292275 A JP2001292275 A JP 2001292275A JP 2001292275 A JP2001292275 A JP 2001292275A JP 2003100386 A JP2003100386 A JP 2003100386A
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Minoru Masuda
穣 増田
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秀彦 久保島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 修理等を行うために他方のコネクタハウジン
グを取付面から取り外す際に、作業者への安全性を十分
に確保するようにした。 【解決手段】 一方のコネクタハウジング1に移動自在
にレバー2を設け、このレバー2にカム溝を他方のコネ
クタハウジング3にカムピンを設け、このカムピンがカ
ム溝に係合された状態でレバー2を移動すると、カムピ
ンがカム溝にガイドされることによって一方のコネクタ
ハウジング1が他方のコネクタハウジング3に近接移動
して双方のコネクタハウジング1,3の端子同士が接触
されるレバー嵌合式電源回路遮断装置1Aであって、一
方のコネクタハウジング1が他方のコネクタハウジング
3に装着され、双方の端子間が接続状態の位置で、一方
のコネクタハウジング1が他方のコネクタハウジング3
を固定するボルト33の真上位置に配置されてボルト着
脱工具43の装着を阻止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カム機構を利用し
てレバーを低操作力で操作することにより一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着・取り
外し可能なレバー嵌合式電源回路遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気自動車では、バッテリーであ
る電源の容量が通常のガソリンエンジン車等に比べて大
容量であるため、電気系統等をメンテナンスするような
場合には回路遮断装置によって電源回路を開放して作業
安全性を確保する。この種の従来の電源回路遮断装置と
して、図29〜図32に示す特開平9−265874号
公報に開示されたものがある。
【0003】図29〜図32に示すように、この回路遮
断装置100は、装置本体101とこの装置本体101
に着脱自在に設けられた着脱プラグ102とから構成さ
れている。装置本体101には一対の雄端子103,1
03が設けられ、この一対の雄端子103,103の一
方が負荷部に、他方がヒューズ104を介して電源部に
それぞれ電気的に接続されている。装置本体101の一
対の雄端子103,103の両外側位置にはガイド溝1
05を有する一対の垂直ガイド壁部106,106がそ
れぞれ設けられている。
【0004】また、図32に示すように、装置本体10
1にはリードスイッチ107aが設けられており、この
リードスイッチ107aのオン・オフによって電源回路
の導通・非導通が検知される。さらに、図29及び図3
2に示すように、装置本体101にはボルト取付孔10
8が適所に設けられ、このボルト取付孔108に挿入さ
れた図示しないボルトによって装置本体101が図示し
ない取付面に固定されるようになっている。
【0005】着脱プラグ102は、一対の突起109,
109が左右側面に設けられた操作レバー110と、こ
の操作レバー110に支軸111を介して回転自在に設
けられたプラグ本体112と、このプラグ本体112に
固定され、ブスバー113によって電気的に接続された
一対の雌端子114,114とを備えている。また、操
作レバー110の左右対称位置にはマグネット107b
がそれぞれ埋設されている。
【0006】操作者が着脱プラグ102の操作レバー1
10を握持し、図31の実線位置から仮想線位置で示す
ように、一対の突起109,109を装置本体101の
一対のガイド溝105,105に合わせて挿入すると、
その着脱プラグ102の挿入ストロークで雌端子114
に雄端子103が挿入され、図30に示すように、一対
の雄端子103,103間が一対の雌端子114,11
4及びブスバー113を介して電気的に接続され、電源
回路が導通状態となる。このように着脱プラグ102を
装置本体101に挿入した後に、図31の仮想線位置か
ら実線位置で示すように、操作レバー110をプラグ本
体112に対して回転させ、図32に示すように、操作
レバー110を装置本体101上に横倒しさせた状態と
する。この操作レバー110の横倒し直前にマグネット
107bがリードスイッチ107aに近接対向してリー
ドスイッチ107aがオンされる。これにより電源回路
が導通状態とされたことが電気的に検知される。
【0007】また、回路遮断状態とするには、横倒し状
態の操作レバー110を直立状態まで回転し、装置本体
101に装着された着脱プラグ102を装置本体101
より上方に引き抜く。すると、その着脱プラグ102の
引き抜きストロークで一対の雌端子114,114が一
対の雄端子103,103より外れ、一対の雄端子10
3,103間が遮断され、電源回路が遮断状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電源回路遮
断装置100では、操作レバー110を装置本体101
に挿入し、双方の端子103,114間が接続状態で
も、装置本体101のボルト挿入孔108のボルトを締
結解除して装置本体101を取付面から取り外しできる
ようになっている。従って、修理等のために装置本体1
01を取り外しする場合に、作業者への安全性を確保す
ることができないという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、修理等を行うために他方のコ
ネクタハウジングを取付面から取り外す際に、非導電状
態においてのみ固定手段の取り外しが可能となって、作
業者への安全性を十分に確保することができるレバー嵌
合式電源回路遮断装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、双方
のコネクタハウジングに近接・離間移動によって接触・
非接触とされる端子をそれぞれ設け、前記一方のコネク
タハウジングに移動自在にレバーを設け、このレバーと
前記他方のコネクタハウジングとのいずれか一方にカム
溝を、他方に該カム溝に係合されるカムピンをそれぞれ
設け、このカムピンが前記カム溝に係合された状態で前
記レバーを移動すると、前記カムピンが前記カム溝にガ
イドされることによって前記一方のコネクタハウジング
が前記他方のコネクタハウジングに近接移動して前記双
方のコネクタハウジングの端子同士が接触されるレバー
嵌合式電源回路遮断装置であって、前記レバーの移動
は、前記双方の端子間が接触・非接触にされる回転開始
位置と回転完了位置との間の回転移動と、嵌合検知スイ
ッチがオン・オフされる回転完了位置と嵌合完了位置と
の間の直線移動とからなり、前記嵌合検知スイッチによ
りオン・オフされるリレー回路と前記双方のコネクタハ
ウジングの各端子によるパワースイッチとが電源回路に
直列接続で介在されるようにしたことを特徴とする。
【0011】このレバー嵌合式電源回路遮断装置では、
一方のコネクタハウジングを他方のコネクタハウジング
より取り外すか、レバーを回転開始位置としなければ他
方のコネクタハウジングが取り外されないことから、レ
バーを回転移動と直線移動とによって操作することによ
って電源回路の遮断作業を行う装置においても、修理等
を行うために他方のコネクタハウジングを取付面から取
り外す際に、作業者への安全性が十分に確保される。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のレバー
嵌合式電源回路遮断装置であって、前記一方のコネクタ
ハウジングが前記他方のコネクタハウジングに装着さ
れ、前記双方の端子間が接続状態の位置で、前記一方の
コネクタハウジング或いは前記レバーが前記他方のコネ
クタハウジングを固定する固定手段への工具の装着を阻
止する位置に配置されるようにしたことを特徴とする。
【0013】このレバー嵌合式電源回路遮断装置では、
一方のコネクタハウジングを他方のコネクタハウジング
より取り外すか、少なくともレバーを端子間が非接触状
態となる位置とした場合に限り、他方のコネクタハウジ
ングが取り外される。
【0014】請求項3の発明は、請求項1記載のレバー
嵌合式電源回路遮断装置であって、前記固定手段はボル
トであり、前記一方のコネクタハウジングが前記他方の
コネクタハウジングに装着され、前記双方の端子間が接
続状態の位置で、前記ボルトの真上位置に前記一方のコ
ネクタハウジング或いは前記レバーが配置されるように
したことを特徴とする。
【0015】このレバー嵌合式電源回路遮断装置では、
他方の固定手段がボルトである場合に、一方のコネクタ
ハウジングを他方のコネクタハウジングより取り外す
か、少なくともレバーを端子間が非接触状態となる位置
としなければ、ボルトの締結解除作業を行うことができ
ない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1〜図19は本発明の第1実施形態の高
電圧・大電流回路用のレバー嵌合式電源回路遮断装置を
示し、図1(a)は一方のコネクタハウジングの分解正
面図、図1(b)は一方のコネクタハウジングの分解側
面図、図2はレバーの斜視図、図3(a)はレバーの側
面図、図3(b)は図3(a)のA−A線に沿う断面
図、図4はレバーを装着した一方のコネクタハウジング
であってレバーが回転開始位置に位置する状態を示す正
面図、図5はレバーを装着した一方のコネクタハウジン
グであって、レバーが回転開始位置に位置する状態を示
す背面図、図6(a)はレバーを装着した一方のコネク
タハウジングの一部を切り欠いた平面図、図6(b)は
レバーを装着した一方のコネクタハウジングの底面図、
図7は他方のコネクタハウジングの一部を切り欠いた正
面図、図8(a)は他方のコネクタハウジングの平面
図、図8(b)は図8(a)のB−B線に沿う断面図で
ある。
【0018】図10〜図12及び図15〜図19に示す
ように、高電圧・大電流回路用のレバー嵌合式電源回路
遮断装置1Aは、合成樹脂製の一方のコネクタハウジン
グ1と、この一方のコネクタハウジング1に取り付けら
れた合成樹脂製のレバー2と、このレバー2の操作によ
り一方のコネクタハウジング1が装着される合成樹脂製
の他方のコネクタハウジング3とを備えている。
【0019】図1及び図4〜図6に示すように、一方の
コネクタハウジング1は、ハウジング本体4とこのハウ
ジング本体4の上方を塞ぐように装着されるカバー5と
を有し、ハウジング本体4の三角錐の一対の突起(凸
部)6,6にカバー5の係止孔7が挿入されることによ
ってカバー5がハウジング本体4に装着されるようにな
っている。三角錐の各突起6は、下方側がハウジング本
体4の面に対して垂直面になり、上方及び側方が共にハ
ウジング本体4の面より徐々に立ち上がる傾斜面になる
ように設けられており、これによってカバー5は図1
(a)にて実線で示すようにハウジング本体4の上方か
らと、図1(a)にて仮想線で示すようにハウジング本
体4の側方からとの両方向から装着可能になっている。
従って、狭いスペースにレバー嵌合式電源回路遮断装置
1Aが設置される場合においてカバー5の装着や取り外
しを容易に行うことができるようになっている。
【0020】ハウジング本体4の下方には端子フード部
8が設けられ、この端子フード部8内に図5及び図6
(b)に示す一対の雄端子(端子)9,9が下方に突出
された状態で設けられている。この一対の雄端子9,9
はハウジング本体4内に収容された図6(a)及び図1
8に示すヒューズ10を介して電気的に接続されてい
る。
【0021】ハウジング本体4の外壁には一対のガイド
ピン11,11が突設されており、この各ガイドピン1
1は円柱形状の上下端部をカットした略楕円形状を有し
ている。つまり、長寸法幅の部分と短寸法幅の部分とが
構成されている。そして、一対のガイドピン11,11
には、レバー2の後述するガイド溝20にそれぞれ係合
されるようになっている。
【0022】また、ハウジング本体4の外壁には略半球
状の一対の係止突起(凸部)12,12が突設されてお
り、この各係止突起12はハウジング本体4の外壁の一
対のスリット13,13間で形成された可撓アーム部1
4に設けられている。一対の係止突起12,12はレバ
ー2の後述する第1係止孔22及び第2係止孔23が挿
入されることによってレバー2を所定の位置に保持する
ものであり、可撓アーム部14の弾性撓み変形によって
ハウジング本体4の内側方向に容易に変移するようにな
っている。さらに、ハウジング本体4の外壁には一対の
レバー軌跡矯正用ガイド溝15,15が設けられてお
り、この各レバー軌跡矯正用ガイド溝15を形成する一
方の段差側面15aは、上下方向に延びる垂直段差側面
と水平方向に延びる水平段差側面とこれらの側面を円弧
状に結ぶ円弧段差側面とから形成されている。そして、
この一対のレバー軌跡矯正用ガイド溝15,15には他
方のコネクタハウジング3の後述する一対のレバー軌跡
矯正用ガイドピン24,24が係合され、一対のレバー
軌跡矯正用ガイドピン24,24はレバー軌跡矯正用ガ
イド溝15の段差側面15aに沿って摺動されるように
なっている。
【0023】また、ハウジング本体4には一対のレバー
回転ストッパー部16,16が突設されている。この一
対のレバー回転ストッパー部16,16は、レバー2が
一方のコネクタハウジング1に直立状態となる図10の
回転開始位置と、レバー2が一方のコネクタハウジング
1に平行状態となる図11の回転完了位置との間でのみ
回転可能なようにレバー2の回転を規制している。
【0024】図2〜図6に示すように、レバー2は、間
隔を置いて平行に配置された一対のアームプレート部1
8a,18bと、この一対のアームプレート部18a,
18bを連結する操作部19とを備えている。一対のア
ームプレート部18a,18bには水平方向に延びるガ
イド溝20が対称位置に設けられており、この各ガイド
溝20に一方のコネクタハウジング1の一対のガイドピ
ン11,11がそれぞれ挿入されている。各ガイド溝2
0は、一端側の円弧状の円弧部20aと、これに連通さ
れる直線状のストレート部20bとから構成されてい
る。この円弧部20aの直径はガイドピン11の円弧部
分(長寸法幅の部分)の直径より若干だけ大きく、スト
レート部20bの幅はガイドピン11のカットされた部
分(短寸法幅の部分)の幅より若干だけ大きくそれぞれ
設けられている。そして、レバー2は、図11に示す回
転完了位置以外の回転位置ではガイドピン11がガイド
溝20の円弧部20aにのみ配置可能とされ、図10の
回転開始位置と図11の回転完了位置との間の回転移動
が許容され、図11に示す回転完了位置(図12に示す
嵌合完了位置)の回転位置ではガイドピン11がガイド
溝20の円弧部20aからストレート部20bへのスラ
イド移動が可能とされ、図11の回転完了位置と図12
の嵌合完了位置との間のスライドによる直線移動が許容
される。レバー2は、以上のように一方のコネクタハウ
ジング1に対して回転移動、且つ、直線移動可能に設け
られている。
【0025】また、一対のアームプレート部18a,1
8bには対称位置にカム溝21が設けられており、この
一対のカム溝21は一方のコネクタハウジング1を他方
のコネクタハウジング3に装着する際に他方のコネクタ
ハウジング3の後述するカムピン36を挿入する。この
各カム溝21は、一端側がアームプレート部18a,1
8bの端面に開口する開口部21aを有し、この開口部
21aから奥に向かうに従ってガイド溝20の円弧部2
0aからの距離rを徐々に近接する方向に可変する屈曲
部21bと、ガイド溝20のストレート部20bに平行
に配置されたストレート部21cとから構成されてい
る。
【0026】さらに、図10に示すように、レバー2が
直立状態とされた場合に開口部21aの上方の側壁面
は、レバー2を用いずに一方のコネクタハウジング1を
他方のコネクタハウジング3に挿入してコネクタ仮嵌合
位置とする際に、カムピン36が当接されるカム溝21
の側壁ストッパ面17として形成されている。つまり、
それ以上のカムピン36の挿入が阻止され、それ以降は
レバー2の操作によってのみ挿入されるようになってい
る。
【0027】また、一対のアームプレート部18a,1
8bには第1係止孔(凹部)22及び第2係止孔(凹
部)23が対称位置にそれぞれ設けられており、この第
1係止孔22及び第2係止孔23に一方のコネクタハウ
ジング1の係止突起12が挿入されている。レバー2が
一方のコネクタハウジング1に直立状態となる回転開始
位置では第1係止孔22に係止突起12が挿入されるこ
とによってレバー2が回転開始位置に位置保持される。
さらに、レバー2が一方のコネクタハウジング1に平行
状態となる嵌合完了位置では第2係止孔23に係止突起
12が挿入されることによってレバー2が嵌合完了位置
に位置保持される。尚、レバー2の回転完了位置は操作
途中位置であるため、係止突起12は係止されない。
【0028】さらに、一対のアームプレート部18a,
18bの内壁にはレバー軌跡矯正用ガイドピン24,2
4がそれぞれ設けられており、この一対のレバー軌跡矯
正用ガイドピン24,24は一方のコネクタハウジング
1の一対のレバー軌跡矯正用ガイド溝15,15に係合
されている。また、一対のアームプレート部18a,1
8bの一方は他方に比べて幅広に設けられ、この幅広の
アームプレート部18bには図3(a)及び図5に示す
コネクタ部25が設けられ、このコネクタ部25には嵌
合検知用端子としての嵌合検知用雄端子26が設けられ
ている。さらに、操作部19には指挿入孔27が設けら
れており、この指挿入孔27は人間の指一本のみがよう
やく挿入できる程度の大きさに設定されている。
【0029】図7及び図8に示すように、他方のコネク
タハウジング3は上面が解放された概略直方体形状を有
し、その内部スペースが一方のコネクタハウジング1の
装着スペース30となっている。この装着スペース30
の下面となる底面部31には図18及び図19に示すボ
ルト挿入孔32が形成され、このボルト挿入孔32に挿
入された固定手段であるボルト33によって他方のコネ
クタハウジング3が図示しない所望の取付面に固定され
るようになっている。
【0030】また、装着スペース30の下面となる底面
部31には端子フード収容部34が上下方向に突出した
状態で一体的に設けられており、この端子フード収容部
34内には図5及び図6(b)に示す一対の雌端子(端
子)35,35がそれぞれ収容されている。一方のコネ
クタハウジング1が他方のコネクタハウジング3の上方
から下方に近接移動されると、一方のコネクタハウジン
グ1の一対の雄端子9,9が端子フード収容部34内に
入り込んで一対の雌端子35,35に接触され、また、
相互の端子9,35間が接触状態にあって一方のコネク
タハウジング1が下方から上方に離間移動されると、一
対の雄端子9,9が端子フード収容部34内から退出し
て一対の雌端子35,35と非接触とされる。各雌端子
35にはリード線39aの一端側が接続されており、リ
ード線39aの一方は電源回路Dの負荷部40側に、他
方は電源回路Dの電源部41側にそれぞれ導かれてい
る。つまり、図9に示すように、双方のコネクタハウジ
ング1,3の雄端子9と雌端子35とによって電源回路
DのパワースイッチSW1が構成されている。
【0031】また、他方のコネクタハウジング3の内周
壁の対称位置には一対のカムピン36,36が突設され
ており、この一対のカムピン36,36は、一方のコネ
クタハウジング1が装着される際にレバー2のカム溝2
1に挿入されるようになっている。さらに、他方のコネ
クタハウジング3の装着スペース30内にはコネクタ部
37が設けられており、このコネクタ部37には嵌合検
知用端子としての一対の嵌合検知用雌端子38,38が
配置されている。この一対の嵌合検知用雌端子38,3
8とレバー2の一対の嵌合検知用雄端子26,26とに
よって嵌合検知スイッチSW2が構成されている。この
嵌合検知スイッチSW2は一対の嵌合検知用雌端子3
8,38にレバー2の一対の嵌合検知用雌端子26,2
6が接触されることによってオンされ、レバー2の一対
の嵌合検知用雌端子26,26が非接触の状態でオフさ
れる。この一対の雌端子38,38にはリード線39b
がそれぞれ接続されており、この双方のリード線39b
は電源回路D内のリレー回路42に導かれている。
【0032】次に、電源回路Dを説明する。図9に示す
ように、電源回路Dは、負荷部40と、この負荷部40
に電源を供給する電源部41とを有し、この負荷部40
と電源部41には双方のコネクタハウジング1,3の端
子9,35によるパワースイッチSW1とリレー回路4
2とが直列に接続されている。リレー回路42は嵌合検
知スイッチSW2のオン時にはオンされ、嵌合検知スイ
ッチSW2のオフ時にはオフされる電気回路である。双
方のコネクタハウジング1,3の端子9,35によるパ
ワースイッチSW1は、上述したように機械的なスイッ
チである。
【0033】次に、レバー嵌合式電源回路遮断装置1A
の動作を図10〜図18を用いて説明する。図10は一
方のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウジング
3に装着前の状態を示す斜視図、図11は一方のコネク
タハウジング1を他方のコネクタハウジング3に装着す
る過程であって、レバー2が回転完了位置にある状態を
示す斜視図、図12は一方のコネクタハウジング1を他
方のコネクタハウジング3に装着完了した状態を示す斜
視図、図13(a)は一方のコネクタハウジング1を他
方のコネクタハウジング3に装着する際のカムピン36
の移動過程を説明するものであって、レバー2が回転開
始位置と回転完了位置との間にある状態を示す正面図、
図13(b)は一方のコネクタハウジング1を他方のコ
ネクタハウジング3に装着する際のカムピン36の移動
過程を説明するものであって、レバー2が回転完了位置
にある状態を示す正面図、図13(c)は一方のコネク
タハウジング1を他方のコネクタハウジング3に装着す
る際のカムピン36の移動過程を説明するものであっ
て、レバー2が嵌合完了位置にある状態を示す正面図、
図14(a)は一方のコネクタハウジング1を他方のコ
ネクタハウジング3に装着する際のレバー軌跡矯正用ガ
イドピン24の移動過程を説明するものであって、レバ
ー2が回転開始位置と回転完了位置との間にある状態を
示す正面図、図14(b)は一方のコネクタハウジング
1を他方のコネクタハウジング3に装着する際のレバー
軌跡矯正用ガイドピン24の移動過程を説明するもので
あって、レバー2が回転完了位置にある状態を示す正面
図、図14(c)は一方のコネクタハウジング1を他方
のコネクタハウジング3に装着する際のレバー軌跡矯正
用ガイドピン24の移動過程を説明するものであって、
レバー2が嵌合完了位置にある状態を示す正面図、図1
5(a)は一方のコネクタハウジング1を他方のコネク
タハウジング3に装着完了した状態を示す平面図、図1
5(b)は一方のコネクタハウジング1を他方のコネク
タハウジング3に装着完了した状態を示す正面図、図1
6は一方のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウ
ジング3に装着完了した状態を示す断面図、図17は図
16の要部の拡大図、図18は図15(a)のC−C線
に沿う断面図である。
【0034】先ず、レバー嵌合式電源回路遮断装置1A
により電源回路Dを導通状態とする動作を説明する。図
10に示すように、レバー2を回転開始位置として一方
のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウジング3
の上方より装着スペース30内に挿入すると、一方のコ
ネクタハウジング1の端子フード部8が他方のコネクタ
ハウジング3の端子フード収容部34に嵌合しつつ挿入
されると共に、レバー2の一対のカム溝21,21に他
方のコネクタハウジング3の一対のカムピン36,36
が挿入される。そして、一対のカムピン36,36が一
対のカム溝21,21の各開口部21aに入り込み、一
対のカムピン36,36が一対のカム溝21,21の各
側壁ストッパ面17に当接するコネクタ仮嵌合位置にセ
ットする。このコネクタ仮嵌合位置では双方のコネクタ
ハウジング1,3の端子9,35間同士は未だ非接触で
ある。
【0035】次に、レバー2を図10の矢印A1方向に
回転させると、レバー2が一対のガイドピン11,11
を中心として回転して図10の回転開始位置から図11
の回転完了位置まで回転される。また、図13(a)に
示すように、レバー2の一対のカム溝21,21内を他
方のコネクタハウジング3の一対のカムピン36,36
が移動することによって一方のコネクタハウジング1が
他方のコネクタハウジング3内に徐々に近接移動されて
入り込む。そして、この近接移動によってレバー2が回
転完了位置に位置するまでに双方のコネクタハウジング
1,3の端子9,35間が接触状態とされると共に、レ
バー2の回転完了位置では双方のコネクタハウジング
1,3がコネクタ嵌合位置となる。
【0036】次に、レバー2を図11の矢印B1方向に
スライドさせると、レバー2の一対のガイド溝20,2
0内を一対のガイドピン11,11がスライドすると共
に、図13(b),(c)に示すように、他方のコネク
タハウジング3の一対のカムピン36,36がレバー2
の一対のカム溝21,21内をスライド移動することに
よってレバー2が図11の回転完了位置から図12の嵌
合完了位置までスライド移動(直線移動)する。このス
ライド移動によってレバー2が嵌合完了位置に位置する
までにレバー2の嵌合検知用雄端子26が他方のコネク
タハウジング3の一対の嵌合検知用雌端子38,38に
接触される。そして、嵌合検知スイッチSW2がオンさ
れると、リレー回路42がオンされ、これによって初め
て電源回路Dが導通状態とされる。
【0037】次に、レバー嵌合式電源回路遮断装置1A
により導通状態である電源回路Dを非導通状態(電源遮
断)とする動作を説明する。図12の状態にあって、レ
バー2を図12の矢印B2方向にスライドさせる。する
と、レバー2の一対のガイド溝20,20内を一対のガ
イドピン11,11がスライドすると共に、他方のコネ
クタハウジング3の一対のカムピン36,36がレバー
2の一対のカム溝21,21内をスライド移動すること
によってレバー2が図12の嵌合完了位置から図11の
回転完了位置までスライド移動する。このスライド移動
によってレバー2が回転完了位置に位置するまでにレバ
ー2の嵌合検知用雄端子26が他方のコネクタハウジン
グ3の一対の嵌合検知用雌端子38,38より離間して
非接触状態とされる。そして、嵌合検知スイッチSW2
がオフされると、リレー回路42がオフされ、この時点
で既に電源回路Dが非導通状態とされる。
【0038】次に、レバー2を図11の矢印A2方向に
回転させる。すると、レバー2が一対のガイドピン1
1,11を中心として回転して図11の回転完了位置か
ら図10の回転開始位置まで回転される。また、レバー
2の一対のカム溝21,21内を他方のコネクタハウジ
ング3の一対のカムピン36,36が移動することによ
って一方のコネクタハウジング1が他方のコネクタハウ
ジング3の上方に徐々に離間移動されて引き出される。
そして、この離間移動によってレバー2が回転開始位置
に位置するまでに双方のコネクタハウジング1,3の端
子9,35間が非接触状態とされると共に、レバー2の
回転開始位置では双方のコネクタハウジング1,3がコ
ネクタ仮嵌合位置となる。
【0039】尚、一方のコネクタハウジング1を他方の
コネクタハウジング3より完全に離間したい場合には、
一方のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウジン
グ3の上方より取り出せば良い。
【0040】以上、このレバー嵌合式電源回路遮断装置
1Aでは、レバー2を回転開始位置から回転完了位置に
回転移動した過程では、双方のコネクタハウジング1,
3の端子9,35間が接触状態となりパワースイッチS
W1がオンされるが、電源回路Dは未だ非導通であり、
レバー2を回転完了位置から嵌合完了位置にスライド移
動(直線移動)した過程で嵌合検知スイッチSW2がオ
ンされ、これによってリレー回路42がオンされて電源
回路Dが初めて導通状態となるため、レバー2の操作途
中で電源回路Dが導通状態となるのを確実に防止するこ
とができる。従って、レバー2の操作が完了していない
ため、電源回路Dが未だ非導通であるとの認識が正当な
ものとなり、事故の発生を未然に防止できることにな
る。
【0041】また、電源回路Dを導通状態から非導通状
態とするに際し、レバー2を嵌合完了位置から回転完了
位置に直線移動した過程では、嵌合検知スイッチSW2
がオフされ、これによってリレー回路42がオフされて
電源回路Dが非導通状態となり、レバー2を回転完了位
置から回転開始位置に回転移動した過程で双方の端子
9,35間のパワースイッチSW1が離間状態となり、
電源回路Dがオフされてから端子9,35間のパワース
イッチSW1が離間されるまでにタイムラグがあり、放
電時間が確保されるため、アーク放電の発生を防止する
ことができる。
【0042】要約すれば、電源回路Dを導通させるレバ
ー2の操作は回転操作とスライド操作との2アクション
からなり、後のスライド操作によって電源回路Dが導通
され、また、電源回路Dを非導通とさせるレバー2の操
作はその逆の2アクションからなり、先のスライド操作
で電源回路Dがオフされ、その次の回転操作で端子9,
35間のパワースイッチSW1が遅れてオフされ、放電
時間を確保することができる。
【0043】また、図19(a)は一方のコネクタハウ
ジング1が装着状態ではボルト着脱工具(工具)43を
ボルト33に装着できないことを説明するための断面
図、図19(b)は一方のコネクタハウジング1が取り
外された状態であって、ボルト着脱工具43をボルト3
3に装着した状態を示す断面図である。前記第1実施形
態では、図19(a)に示すように、一方のコネクタハ
ウジング1を他方のコネクタハウジング3に装着されて
いる場合にはボルト着脱工具43をボルト33に装着で
きず他方のコネクタハウジング3を取り外しできない。
【0044】そして、図19(b)に示すように、一方
のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウジング3
より取り外した場合に限り、ボルト着脱工具43をボル
ト33に装着して他方のコネクタハウジング3を取付面
より取り外しすることができる。従って、修理等を行う
ために他方のコネクタハウジング3を取付面から取り外
す際に、一対の端子9,35間が非接触状態である場合
にのみ他方のコネクタハウジング3を取付面から取り外
しすることができ、作業者への安全性を十分に確保する
ことができる。
【0045】さらに、前記第1実施形態では、レバー2
は嵌合完了位置にあって指挿入孔27によって指一本の
みでスライド移動の操作が可能とされているので、レバ
ー2を嵌合完了位置から回転完了位置にスライド移動さ
せる操作では指一本を用いてレバー2を操作するしかな
く、その後の回転操作ではレバー2を操作する指を持ち
替える等して操作する必要がある。従って、電源回路D
がオフされてから端子9,35間のパワースイッチSW
1が離間されるまでに大きなタイムラグが発生して十分
な放電時間が確保されるため、アーク放電の発生を確実
に防止することができる。
【0046】尚、前記第1実施形態では、カム溝21が
レバー2に、カムピン36が他方のコネクタハウジング
3に、それぞれ設けられているが、この逆にカム溝21
を他方のコネクタハウジング3に、カムピン36をレバ
ー2にそれぞれ設けても良い。これにより、設計の自由
度の向上になる。また、前記第1実施形態では、ガイド
溝20がレバー2に、ガイドピン11が一方のコネクタ
ハウジング1に、それぞれ設けられているが、この逆に
ガイド溝20を一方のコネクタハウジング1に、ガイド
ピン11をレバー2にそれぞれ設けても良い。これによ
り、設計の自由度の向上になる。
【0047】図20〜図28は本発明の第2実施形態の
高電圧・大電流回路用のレバー嵌合式電源回路遮断装置
を示し、図20(a)はレバーが取り付けられた一方の
コネクタハウジングの正面図、図20(b)はレバーが
取り付けられた一方のコネクタハウジングの側面図、図
20(c)はレバーが取り付けられた一方のコネクタハ
ウジングの底面図、図21は他方のコネクタハウジング
の平面図、図22は一方のコネクタハウジングを他方の
コネクタハウジングに装着する過程であって、レバーが
回転開始位置にある状態を示す平面図、図23は一方の
コネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装着
する過程であって、レバーが回転完了位置にある状態を
示す平面図、図24は一方のコネクタハウジングを他方
のコネクタハウジングに装着完了し、レバーは嵌合完了
位置にある状態を示す平面図、図25は一方のコネクタ
ハウジングを他方のコネクタハウジングに挿入する状態
を示し、図20のD1−D1及び図21のD2−D2線
に対応する断面図、図26は図21のE−E線に沿う断
面図、図27は図21のF−F線に沿う断面図、図28
は図23のG−G線に沿う断面図である。
【0048】この第2実施形態のレバー嵌合式電源回路
遮断装置1A′は、前記第1実施形態と同様に、合成樹
脂製の一方のコネクタハウジング1′と、この一方のコ
ネクタハウジング1′に取り付けられた合成樹脂製のレ
バー2′と、このレバー2′の操作により一方のコネク
タハウジング1′が装着される合成樹脂製の他方のコネ
クタハウジング3′とを備えている。
【0049】一方のコネクタハウジング1′には前記第
1実施形態と同様の機能を有する一対の雄端子9,9
と、ガイドピン11等が設けられ、レバー2′には前記
第1実施形態と同様の機能を有するガイド溝20とカム
溝21と嵌合検知用雄端子26等が設けられ、他方のコ
ネクタハウジング3′には前記第1実施形態と同様の機
能を有する一対の雌端子35,35とカムピン36と一
対の嵌合検知用雌端子38,38等が設けられているの
で、同一構成部分には同一符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0050】また、前記第1実施形態と同様に、嵌合検
知用雄端子26と嵌合検知用雌端子38により嵌合検知
スイッチSW2(図9を援用)が構成され、この嵌合検
知スイッチSW2によりオン・オフされるリレー回路4
2と双方のコネクタハウジング1′,3′の各端子9,
35によるパワースイッチSW1とが直列接続で電源回
路Dに介在されている。
【0051】そして、この第2実施形態と前記第1実施
形態とは以下の点で異なる。即ち、前記第1実施形態で
はヒューズ10が一方のコネクタハウジング1内に収容
されていたが、この第2実施形態ではヒューズ10が他
方のコネクタハウジング3′内に収容されている。ま
た、前記第1実施形態では他方のコネクタハウジング3
内の装着スペース30内にボルト挿入孔32が設けら
れ、このボルト挿入孔32に挿入された固定手段である
ボルト33によって他方のコネクタハウジング3が図示
しない取付面に固定されている。つまり、前記第1実施
形態では、他方のコネクタハウジング3に装着された一
方のコネクタハウジング1がボルト33の真上位置に来
るように配置されていたが、この第2実施形態では、他
方のコネクタハウジング3′に装着される一方のコネク
タハウジング1′の真下位置ではない2箇所にボルト挿
入孔32が設けられ、この各ボルト挿入孔32に挿入さ
れた固定手段であるボルト33a,33bによって他方
のコネクタハウジング3′が図示しない取付面に固定さ
れている。
【0052】そして、一箇所のボルト挿入孔32に挿入
されるボルト33aは、一方のコネクタハウジング1′
が他方のコネクタハウジング3′に挿入され、レバー
2′が図23の回転完了位置及び図24の嵌合完了位置
に位置する場合にあってはレバー2′が真上位置となる
位置に配置されている。レバー2′が図22の回転開始
位置に位置する場合にあっては、レバー2′がボルト3
3aの真上位置とはならない位置に配置されている。
【0053】この第2実施形態のレバー嵌合式電源回路
遮断装置1A′においても、レバー2′を回転開始位置
として一方のコネクタハウジング1′を他方のコネクタ
ハウジング3′の上方より近接させ、レバー2′の一対
のカム溝21,21に他方のコネクタハウジング3の一
対のカムピン36,36を挿入する。そして、レバー
2′を図22の回転開始位置から図23の回転完了位置
に回転し、その後にレバー2′を図23の回転完了位置
から図24の嵌合完了位置に直線移動(スライド移動)
することによって電源回路Dを導通状態にすることがで
きる。また、嵌合完了位置にあるレバー2′を上記と逆
の動作によって回転開始位置とすることによって電源回
路Dを非導通状態にすることができる。そして、この第
2実施形態のレバー嵌合式電源回路遮断装置1A′でも
前記第1実施形態のレバー嵌合式電源回路遮断装置1A
と同様の種々の効果が得られる。
【0054】また、この第2実施形態では、図23及び
図24に示すように、一方のコネクタハウジング1′が
他方のコネクタハウジング3′に装着され、双方の端子
9,35間が接続状態の位置(レバー2′の回転完了位
置及び嵌合完了位置)では、図28に示すボルト着脱工
具(工具)43をボルト33aに装着できず他方のコネ
クタハウジング3′を取り外しできない。そして、一方
のコネクタハウジング1′を他方のコネクタハウジング
3′より取り外した場合、及び、一方のコネクタハウジ
ング1′が他方のコネクタハウジング3′に装着されて
いるが、双方の端子9,35間が非接続状態の位置(レ
バー2′の回転開始位置)に限り、ボルト着脱工具43
をボルト33aに装着して他方のコネクタハウジング
3′を取付面より取り外しすることができる。従って、
修理等を行うために他方のコネクタハウジング3′を取
付面から取り外す際に、作業者への安全性を十分に確保
することができる。
【0055】特に、レバー2′が嵌合完了位置に位置す
る場合のみならず、図28に示すように、レバー2′が
回転完了位置にあっても、ボルト着脱工具43をボルト
33aに装着できないため、嵌合検知スイッチSW2が
故障によりリレー回路42が常時導通状態となった場合
においても作業者への安全性を十分に確保することがで
きる。また、レバー2′の回転開始位置では他方のコネ
クタハウジング3′を取り外しできるため、一方のコネ
クタハウジング1′を装着した状態にもかかわらず作業
者への安全性を確保しつつ取り外し作業を行うことがで
きる。
【0056】また、この第2実施形態及び前記第1実施
形態では、固定手段がボルト33,33a,33bであ
るため、ボルト着脱工具43の装着を阻止するべくボル
ト33,33aの真上位置に一方のコネクタハウジング
1やレバー2′が配置されるようにしたが、固定手段は
他方のコネクタハウジング3,3′を取付面に固定でき
るものであれば良く、ボルト以外のものでも良い。そし
て、一方のコネクタハウジング1,1′が他方のコネク
タハウジング3,3′に装着され、双方の端子9,35
間が接続状態の位置では、固定手段に対する工具の装着
を阻止する位置に一方のコネクタハウジング1,1′や
レバー2,2′が配置されれば良い。
【0057】尚、前記第2実施形態では、カム溝21が
レバー2′に、カムピン36が他方のコネクタハウジン
グ3′に、それぞれ設けられているが、この逆にカム溝
21を他方のコネクタハウジング3′に、カムピン36
をレバー2′に、それぞれ設けても良い。これにより、
設計の自由度の向上になる。さらに、前記第1及び第2
実施形態では、レバー2,2′が一方のコネクタハウジ
ング1,1′に回転移動、且つ、直線移動自在に設けら
れ、レバー2,2′を回転移動と直線移動(スライド移
動)とによって回転開始位置(移動開始位置)から嵌合
完了位置に移動するようになっているが、従来例のよう
にレバー2,2′を回転移動のみによって移動開始位置
から嵌合完了位置に移動するものであっても、また、レ
バー2′を直線移動(スライド移動)のみによって移動
開始位置から嵌合完了位置に移動するものであっても本
発明は適用可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、レバーの移動は、双方の端子間が接触・非接触
にされる回転開始位置と回転完了位置との間の回転移動
と、嵌合検知スイッチがオン・オフされる回転完了位置
と嵌合完了位置との間の直線移動とからなり、嵌合検知
スイッチによりオン・オフされるリレー回路と双方のコ
ネクタハウジングの各端子によるパワースイッチとが電
源回路に直列接続で介在されるようにしたので、一方の
コネクタハウジングを他方のコネクタハウジングより取
り外すか、レバーを回転開始位置としなければ他方のコ
ネクタハウジングを取り外しできないことから、レバー
を回転移動と直線移動とによって操作することによって
電源回路の遮断作業を行う装置においても、修理等を行
うために他方のコネクタハウジングを取付面から取り外
す際に、作業者への安全性を十分に確保することができ
る。
【0059】請求項2の発明によれば、一方のコネクタ
ハウジングが他方のコネクタハウジングに装着され、双
方の端子間が接続状態の位置で、一方のコネクタハウジ
ング或いはレバーが他方のコネクタハウジングを固定す
る固定手段への工具の装着を阻止する位置に配置される
ようにしたので、一方のコネクタハウジングを他方のコ
ネクタハウジングより取り外すか、少なくともレバーを
端子間が非接触状態となる位置とした場合に限り他方の
コネクタハウジングを取り外しできる。このため、修理
等を行うために他方のコネクタハウジングを取付面から
取り外す際に、作業者への安全性を十分に確保すること
ができる。
【0060】請求項3の発明によれば、固定手段はボル
トであり、一方のコネクタハウジングが他方のコネクタ
ハウジングに装着され、双方の端子間が接続状態の位置
で、ボルトの真上位置に一方のコネクタハウジング或い
はレバーが配置されるようにしたので、他方の固定手段
がボルトである場合に、一方のコネクタハウジングを他
方のコネクタハウジングより取り外すか、少なくともレ
バーを端子間が非接触状態となる位置としなければ、ボ
ルトの締結解除の作業をすることができない。このた
め、修理等を行うために他方のコネクタハウジングを取
付面から取り外す際に、作業者への安全性を十分に確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(a)は一方の
コネクタハウジングの分解正面図、(b)は一方のコネ
クタハウジングの分解側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、レバーの斜視図
である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、(a)はレバー
の側面図、(b)は図3(a)のA−A線に沿う断面図
である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、レバーを装着し
た一方のコネクタハウジングであって、レバーが回転開
始位置に位置する状態を示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、レバーを装着し
た一方のコネクタハウジングであって、レバーが回転開
始位置に位置する状態を示す背面図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、(a)はレバー
を装着した一方のコネクタハウジングの一部切欠平面
図、(b)はレバーを装着した一方のコネクタハウジン
グの底面図である。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、他方のコネクタ
ハウジングの一部切欠正面図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、(a)は他方の
コネクタハウジングの平面図、(b)は図8(a)のB
−B線に沿う断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態を示し、電源回路の回路
図である。
【図10】本発明の第1実施形態を示し、一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着前の状
態を示す斜視図である。
【図11】本発明の第1実施形態を示し、一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着する過
程であって、レバーが回転完了位置にある状態を示す斜
視図である。
【図12】本発明の第1実施形態を示し、一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着完了し
た状態を示す斜視図である。
【図13】本発明の第1実施形態を示し、(a)は一方
のコネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装
着する際のカムピンの移動過程を説明するものであっ
て、レバーが回転開始位置と回転完了位置との間にある
状態を示す正面図、(b)は一方のコネクタハウジング
を他方のコネクタハウジングに装着する際のカムピンの
移動過程を説明するものであって、レバーが回転完了位
置にある状態を示す正面図、(c)は一方のコネクタハ
ウジングを他方のコネクタハウジングに装着する際のカ
ムピンの移動過程を説明するものであって、レバーが嵌
合完了位置にある状態を示す正面図である。
【図14】本発明の第1実施形態を示し、(a)は一方
のコネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装
着する際のレバー軌跡矯正用ガイドピンの移動過程を説
明するものであって、レバーが回転開始位置と回転完了
位置との間にある状態を示す正面図、(b)は一方のコ
ネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装着す
る際のレバー軌跡矯正用ガイドピンの移動過程を説明す
るものであって、レバーが回転完了位置にある状態を示
す正面図、(c)は一方のコネクタハウジングを他方の
コネクタハウジングに装着する際のレバー軌跡矯正用ガ
イドピンの移動過程を説明するものであって、レバーが
嵌合完了位置にある状態を示す正面図である。
【図15】本発明の第1実施形態を示し、(a)は、一
方のコネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに
装着完了した状態を示す平面図、(b)は一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着完了し
た状態を示す正面図である。
【図16】本発明の第1実施形態を示し、一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着完了し
た状態を示す断面図である。
【図17】本発明の第1実施形態を示し、図16の要部
の拡大図である。
【図18】本発明の第1実施形態を示し、図15(a)
のC−C線に沿う断面図である。
【図19】本発明の第1実施形態を示し、(a)は一方
のコネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装
着状態ではボルト着脱工具をボルトに装着できないこと
を説明するための断面図、(b)は一方のコネクタハウ
ジングを他方のコネクタハウジングより取り外された状
態であって、ボルト着脱工具をボルトに装着した状態を
示す断面図である。
【図20】本発明の第2実施形態を示し、(a)はレバ
ーが取り付けられた一方のコネクタハウジングの正面
図、(b)はレバーが取り付けられた一方のコネクタハ
ウジングの側面図、(c)はレバーが取り付けられた一
方のコネクタハウジングの底面図である。
【図21】本発明の第2実施形態を示し、他方のコネク
タハウジングの平面図である。
【図22】本発明の第2実施形態を示し、一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着する過
程であって、レバーが回転開始位置にある状態を示す平
面図である。
【図23】本発明の第2実施形態を示し、一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着する過
程であって、レバーが回転完了位置にある状態を示す平
面図である。
【図24】本発明の第2実施形態を示し、一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着完了
し、レバーは嵌合完了位置にある状態を示す平面図であ
る。
【図25】本発明の第2実施形態を示し、一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに挿入する状
態を示し、図20のD1−D1及び図21のD2−D2
線に対応する断面図である。
【図26】本発明の第2実施形態を示し、図21のE−
E線に沿う断面図である。
【図27】本発明の第2実施形態を示し、図21のF−
F線に沿う断面図である。
【図28】本発明の第2実施形態を示し、図23のG−
G線に沿う断面図である。
【図29】従来例を示し、電源回路遮断装置の装着手前
の斜視図である。
【図30】従来例を示し、装置本体に着脱プラグを挿入
した状態を示す断面図である。
【図31】従来例を示し、装置本体に着脱プラグを装着
する過程を示す側面図である。
【図32】従来例を示し、装置本体に着脱プラグを装着
完了した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1A,1A′ レバー嵌合式電源回路遮断装置 1,1′ 一方のコネクタハウジング 2,2′ レバー 3,3′ 他方のコネクタハウジング 9 雄端子(端子) 21 カム溝 33,33a ボルト(固定手段) 35 雌端子(端子) 36 カムピン 42 リレー回路 43 ボルト着脱工具(工具) D 電源回路 SW1 パワースイッチ SW2 嵌合検知スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 31/24 H01H 31/24 H01R 13/44 H01R 13/46 304L 13/46 304 13/703 13/703 13/44 R Z (72)発明者 福島 宏高 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 大下 悟 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 増田 穣 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 久保島 秀彦 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 深尾 泰祥 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB07 FB20 FC25 FC27 FC31 FC36 FC38 HB02 HB04 HB05 HB07 HC11 HC19 KA09 MA19 MA27 MB20 5E087 EE01 EE04 FF02 LL36 MM12 PP01 PP07 QQ04 RR16 RR17 RR22 RR36

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方のコネクタハウジングに近接・離間
    移動によって接触・非接触とされる端子をそれぞれ設
    け、前記一方のコネクタハウジングに移動自在にレバー
    を設け、このレバーと前記他方のコネクタハウジングと
    のいずれか一方にカム溝を、他方に該カム溝に係合され
    るカムピンをそれぞれ設け、このカムピンが前記カム溝
    に係合された状態で前記レバーを移動すると、前記カム
    ピンが前記カム溝にガイドされることによって前記一方
    のコネクタハウジングが前記他方のコネクタハウジング
    に近接移動して前記双方のコネクタハウジングの端子同
    士が接触されるレバー嵌合式電源回路遮断装置であっ
    て、 前記レバーの移動は、前記双方の端子間が接触・非接触
    にされる回転開始位置と回転完了位置との間の回転移動
    と、嵌合検知スイッチがオン・オフされる回転完了位置
    と嵌合完了位置との間の直線移動とからなり、前記嵌合
    検知スイッチによりオン・オフされるリレー回路と前記
    双方のコネクタハウジングの各端子によるパワースイッ
    チとが電源回路に直列接続で介在されるようにしたこと
    を特徴とするレバー嵌合式電源回路遮断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレバー嵌合式電源回路遮
    断装置であって、 前記一方のコネクタハウジングが前記他方のコネクタハ
    ウジングに装着され、前記双方の端子間が接続状態の位
    置で、前記一方のコネクタハウジング或いは前記レバー
    が前記他方のコネクタハウジングを固定する固定手段へ
    の工具の装着を阻止する位置に配置されるようにしたこ
    とを特徴とするレバー嵌合式電源回路遮断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレバー嵌合式電源回路遮
    断装置であって、 前記固定手段はボルトであり、前記一方のコネクタハウ
    ジングが前記他方のコネクタハウジングに装着され、前
    記双方の端子間が接続状態の位置で、前記ボルトの真上
    位置に前記一方のコネクタハウジング或いは前記レバー
    が配置されるようにしたことを特徴とするレバー嵌合式
    電源回路遮断装置。
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