JP2003100383A - レバー嵌合式電源回路遮断装置 - Google Patents

レバー嵌合式電源回路遮断装置

Info

Publication number
JP2003100383A
JP2003100383A JP2001292498A JP2001292498A JP2003100383A JP 2003100383 A JP2003100383 A JP 2003100383A JP 2001292498 A JP2001292498 A JP 2001292498A JP 2001292498 A JP2001292498 A JP 2001292498A JP 2003100383 A JP2003100383 A JP 2003100383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
connector housing
locking
locking hole
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001292498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3958544B2 (ja
Inventor
Hirotaka Fukushima
宏高 福島
Satoru Oshita
悟 大下
Minoru Masuda
穣 増田
Hidehiko Kuboshima
秀彦 久保島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2001292498A priority Critical patent/JP3958544B2/ja
Publication of JP2003100383A publication Critical patent/JP2003100383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3958544B2 publication Critical patent/JP3958544B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方のコネクタハウジングを他方のコネクタ
ハウジングに嵌合する作業をする際にレバーが所望の回
転位置に保持され作業性が良い。 【解決手段】 一方のコネクタハウジング1に移動自在
にレバー2を設け、このレバー2にカム溝21を、他方
のコネクタハウジング3にカムピン36を設け、レバー
2を移動開始位置より嵌合完了位置に移動すると、カム
ピン36がカム溝21にガイドされることによって一方
のコネクタハウジング1が他方のハウジング3に近接移
動して双方のコネクタハウジング1,3の端子9,35
同士が接触されるレバー嵌合式電源回路遮断装置1Aで
あって、レバー2に第1係止孔22及び第2係止孔22
を設け、一方のコネクタハウジング1に係止突起12を
設け、レバー2を移動開始位置と嵌合完了位置とのそれ
ぞれで保持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カム機構を利用し
てレバーを低操作力で操作することにより一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに装着・取り
外し可能なレバー嵌合式電源回路遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレバー嵌合式電源回路遮断装置
に適用可能なレバー嵌合式コネクタとして、図20〜図
22に示す実開平4−29179号公報に開示されたも
のがある。
【0003】図20〜図22に示すように、レバー嵌合
式コネクタ100は、双方のコネクタハウジング10
1,102に近接・離間移動によって接触・非接触とさ
れる端子103,104がそれぞれ設けられている。一
方のコネクタハウジング101には支持ピン105を中
心に回転支持されたレバー106が設けられ、このレバ
ー106には支持ピン105からの距離が開口部107
aより奥に向かうに従って徐々に短くなるカム溝107
が設けられていると共に、支持ピン105の位置より十
分に離間した箇所に係止孔108が形成されている。ま
た、他方のコネクタハウジング102にはカムピン10
9が設けられていると共に、レバー106の回転軌跡上
に係止突起110が設けられている。
【0004】上記レバー嵌合式コネクタ100を導通状
態とするには、レバー106を図20に示す回転開始位
置に位置合わせした一方のコネクタハウジング101に
他方のコネクタハウジング102を図20の矢印D方向
に移動して双方のコネクタハウジング101,102を
突き合わせる。そして、一方のコネクタハウジング10
1のレバー106のカム溝107に他方のコネクタハウ
ジング102のカムピン109を挿入する。次に、図2
0の矢印E方向のレバー106を回転すると、カム溝1
07内をカムピン109がガイドされつつ移動して双方
のコネクタハウジング101,102が徐々に近接さ
れ、双方の端子103,104が接触される。
【0005】そして、図21に示すように、レバー10
6を嵌合完了位置まで回転すると、レバー106の係止
孔108及びエッジ部に他方のコネクタハウジング10
2の係止突起110が係止する。レバー106の係止孔
108に係止される係止突起110は、図22(a)〜
(c)に示すように、レバー106が係止突起110に
突き当たると弾性たわみ変形して回転移動が許容され、
レバー106が嵌合完了位置に位置すると、係止孔10
8と係止突起110との位置が一致してレバー106が
弾性復帰変形して係止孔108に係止突起110が挿入
されるものである。
【0006】このレバー嵌合式コネクタ100では、カ
ム機構を利用してレバー106を低操作力で操作するこ
とにより一方のコネクタハウジング101を他方のコネ
クタハウジング102に装着・取り外しできると共に、
嵌合完了位置ではレバー106が係止孔108及び係止
突起110によって位置保持されるため、車両等の振動
によってレバー106が移動することによって生じる、
例えば端子103,104間が接触不良になるという事
故を防止できるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレバー嵌合式コネクタ100では、レバー106の
回転開始位置では回転自由であるため、一方のコネクタ
ハウジング101を他方のコネクタハウジング102に
嵌合する作業をする際に、レバー106が回転開始位置
より位置ずれしないように慎重に取り扱わなければなら
ず、作業性が悪いという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、一方のコネクタハウジングを
他方のコネクタハウジングに嵌合する作業をする際に、
レバーが所望の位置に保持され作業性が良いレバー嵌合
式電源回路遮断装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、双方
のコネクタハウジングに近接・離間移動によって接触・
非接触とされる端子をそれぞれ設け、前記一方のコネク
タハウジングに移動自在にレバーを設け、このレバーと
前記他方のコネクタハウジングとのいずれか一方にカム
溝を、他方にこのカム溝に係合されるカムピンをそれぞ
れ設け、このカムピンが前記カム溝に係合された状態で
前記レバーを移動開始位置より嵌合完了位置に移動する
と、前記カムピンが前記カム溝にガイドされることによ
って前記一方のコネクタハウジングが前記他方のハウジ
ングに近接移動して双方のコネクタハウジングの前記端
子同士が接触されるレバー嵌合式電源回路遮断装置であ
って、前記レバーを移動開始位置と嵌合完了位置とのそ
れぞれの位置に保持する仮係止手段を設けたことを特徴
とする。
【0010】このレバー嵌合式電源回路遮断装置では、
レバーが仮係止手段によって嵌合完了位置のみならず移
動開始位置でも保持される。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載のレバー
嵌合式電源回路遮断装置であって、前記仮係止手段は、
前記レバーと前記一方のコネクタハウジングとのいずれ
か一方に設けられた第1係止孔及び第2係止孔と、他方
に設けられた係止突起とからなり、前記レバーの回転開
始位置で前記第1係止孔に前記係止突起が挿入され、前
記レバーの嵌合完了位置で前記第2係止孔に前記係止突
起が挿入されることで位置が保持されるようにしたこと
を特徴とする。
【0012】このレバー嵌合式電源回路遮断装置では、
請求項1の発明と同様の作用が得られる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2記載のレバー
嵌合式電源回路遮断装置であって、前記第1係止孔及び
前記第2係止孔に係止される前記係止突起は同一のもの
であることを特徴とする。
【0014】このレバー嵌合式電源回路遮断装置では、
請求項2の発明の作用に加え、係止突起を1箇所に設け
れば良い。
【0015】請求項4の発明は、請求項2記載のレバー
嵌合式電源回路遮断装置であって、前記係止突起は、前
記第1係止孔及び第2係止孔より退出する方向に弾性撓
み変形可能な可撓アーム部に設けられていることを特徴
とする。
【0016】このレバー嵌合式電源回路遮断装置では、
請求項2の発明の作用に加え、回転開始位置や嵌合完了
位置に位置するレバーに移動力を作用させると、可撓ア
ーム部が弾性撓み変形して係止突起が第1係止孔や第2
係止孔より離脱する。また、係止突起が第1係止孔や第
2係止孔に係合され、或いは、離脱される際の係止突起
へのダメージが少ない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1〜図19は本発明の一実施形態のレバ
ー嵌合式電源回路遮断装置を示し、図1(a)は一方の
コネクタハウジングの分解正面図、図1(b)は一方の
コネクタハウジングの分解側面図、図2はレバーの斜視
図、図3(a)はレバーの側面図、図3(b)は図3
(a)のA−A線に沿う断面図、図4はレバーを装着し
た一方のコネクタハウジングであって、レバーが回転開
始位置に位置する状態を示す正面図、図5はレバーを装
着した一方のコネクタハウジングであって、レバーが回
転開始位置に位置する状態を示す背面図、図6(a)は
レバーを装着した一方のコネクタハウジングの一部を切
り欠いた平面図、図6(b)はレバーを装着した一方の
コネクタハウジングの底面図、図7は他方のコネクタハ
ウジングの一部を切り欠いた正面図、図8(a)は他方
のコネクタハウジングの平面図、図8(b)は図8
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0019】図10〜図12及び図15〜図19に示す
ように、レバー嵌合式電源回路遮断装置1Aは、一方の
コネクタハウジング1と、この一方のコネクタハウジン
グ1に取り付けられたレバー2と、このレバー2の操作
により一方のコネクタハウジング1が装着される他方の
コネクタハウジング3とを備えている。
【0020】図1及び図4〜図6に示すように、一方の
コネクタハウジング1は、ハウジング本体4とこのハウ
ジング本体4の上方を塞ぐように装着されるカバー5と
を有し、ハウジング本体4の三角錐の一対の突起(凸
部)6,6にカバー5の係止孔7が挿入されることによ
ってカバー5がハウジング本体4に装着されるようにな
っている。三角錐の各突起6は、下方側がハウジング本
体4の面に対して垂直面になり、上方及び側方が共にハ
ウジング本体4の面より徐々に立ち上がる傾斜面になる
ように設けられており、これによってカバー5は図1
(a)にて実線で示すようにハウジング本体4の上方か
らと、図1(a)にて仮想線で示すようにハウジング本
体4の側方からとの両方向から装着可能になっている。
従って、狭いスペースにレバー嵌合式電源回路遮断装置
1Aが設置される場合においてカバー5の装着や取り外
しを容易に行うことができるようになっている。
【0021】ハウジング本体4の下方には端子フード部
8が設けられ、この端子フード部8内に図5及び図6
(b)に示す一対の雄端子(端子)9,9が下方に突出
された状態で設けられている。この一対の雄端子9,9
はハウジング本体4内に収容された図5及び図6(b)
に示すヒューズ10を介して電気的に接続されている。
【0022】ハウジング本体4の外壁には一対のガイド
ピン11,11が突設されており、この各ガイドピン1
1は円柱形状の上下端部をカットした略楕円形状を有し
ている。つまり、長寸法幅の部分と短寸法幅の部分とが
構成されている。そして、一対のガイドピン11,11
には、レバー2の後述するガイド溝20にそれぞれ係合
されるようになっている。
【0023】また、ハウジング本体4の外壁には略半球
状の一対の係止突起(凸部)12,12が突設されてお
り、この各係止突起12はハウジング本体4の外壁の一
対のスリット13,13間で形成された可撓アーム部1
4に設けられている。一対の係止突起12,12はレバ
ー2の後述する第1係止孔22及び第2係止孔23が挿
入されることによってレバー2を所定の位置に保持する
ものであり、可撓アーム部14の弾性撓み変形によって
ハウジング本体4の内側方向に容易に変移するようにな
っている。さらに、ハウジング本体4の外壁には一対の
レバー軌跡矯正用ガイド溝15,15が設けられてお
り、この各レバー軌跡矯正用ガイド溝15を形成する一
方の段差側面15aは、上下方向に延びる垂直段差側面
と水平方向に延びる水平段差側面とこれらの側面を円弧
状に結ぶ円弧段差側面とから形成されている。そして、
この一対のレバー軌跡矯正用ガイド溝15,15には他
方のコネクタハウジング3の後述する一対のレバー軌跡
矯正用ガイドピン24,24が係合され、一対のレバー
軌跡矯正用ガイドピン24,24はレバー軌跡矯正用ガ
イド溝15の段差側面15aに沿って摺動されるように
なっている。
【0024】また、ハウジング本体4には一対のレバー
回転ストッパー部16,16が突設されている。この一
対のレバー回転ストッパー部16,16は、レバー2が
一方のコネクタハウジング1に直立状態となる図10の
回転開始位置と、レバー2が一方のコネクタハウジング
1に平行状態となる図11の回転完了位置との間でのみ
回転可能なようにレバー2の回転を規制している。
【0025】図2〜図6に示すように、レバー2は、間
隔を置いて平行に配置された一対のアームプレート部1
8a,18bと、この一対のアームプレート部18a,
18bを連結する操作部19とを備えている。一対のア
ームプレート部18a,18bには水平方向に延びるガ
イド溝20が対称位置に設けられており、この各ガイド
溝20に一方のコネクタハウジング1の一対のガイドピ
ン11,11がそれぞれ挿入されている。各ガイド溝2
0は、一端側の円弧状の円弧部20aと、これに連通さ
れる直線状のストレート部20bとから構成されてい
る。この円弧部20aの直径はガイドピン11の円弧部
分(長寸法幅の部分)の直径より若干だけ大きく、スト
レート部20bの幅はガイドピン11のカットされた部
分(短寸法幅の部分)の幅より若干だけ大きくそれぞれ
設けられている。そして、レバー2は、図11に示す回
転完了位置以外の回転位置ではガイドピン11がガイド
溝20の円弧部20aにのみ配置可能とされ、図10の
回転開始位置と図11の回転完了位置との間の回転移動
が許容され、図11に示す回転完了位置(図12に示す
嵌合完了位置)の回転位置ではガイドピン11がガイド
溝20の円弧部20aからストレート部20bへのスラ
イド移動が可能とされ、図11の回転完了位置と図12
の嵌合完了位置との間のスライドによる直線移動が許容
される。レバー2は、以上のように一方のコネクタハウ
ジング1に対して回転移動、且つ、直線移動可能に設け
られている。
【0026】また、一対のアームプレート部18a,1
8bには対称位置にカム溝21が設けられており、この
一対のカム溝21は一方のコネクタハウジング1を他方
のコネクタハウジング3に装着する際に他方のコネクタ
ハウジング3の後述するカムピン36を挿入する。この
各カム溝21は、一端側がアームプレート部18a,1
8bの端面に開口する開口部21aを有し、この開口部
21aから奥に向かうに従ってガイド溝20の円弧部2
0aからの距離rを徐々に近接する方向に可変する屈曲
部21bと、ガイド溝20のストレート部20bに平行
に配置されたストレート部21cとから構成されてい
る。
【0027】さらに、図10に示すように、レバー2が
直立状態とされた場合に開口部21aの上方の側壁面
は、レバー2を用いずに一方のコネクタハウジング1を
他方のコネクタハウジング3に挿入してコネクタ仮嵌合
位置とする際に、カムピン36が当接されるカム溝21
の側壁ストッパ面17として形成されている。つまり、
それ以上のカムピン36の挿入が阻止され、その以降は
レバー2の操作によってのみ挿入されるようになってい
る。
【0028】また、一対のアームプレート部18a,1
8bには第1係止孔(凹部)22及び第2係止孔(凹
部)23が対称位置にそれぞれ設けられており、この第
1係止孔22及び第2係止孔23に一方のコネクタハウ
ジング1の係止突起12が挿入されている。レバー2が
一方のコネクタハウジング1に直立状態となる回転開始
位置(移動開始位置)では第1係止孔22に係止突起1
2が挿入されることによってレバー2が回転開始位置に
位置保持される。さらに、レバー2が一方のコネクタハ
ウジング1に平行状態となる嵌合完了位置では第2係止
孔23に係止突起12が挿入されることによってレバー
2が嵌合完了位置に位置保持される。つまり、第1係止
孔22及び第2係止孔23と係止突起12によってレバ
ー2を回転開始位置(移動開始位置)と嵌合完了位置と
の位置にそれぞれ位置保持する仮係止手段が構成されて
いる。尚、レバー2の回転完了位置は操作途中位置であ
るため、係止突起12は係止されない。
【0029】さらに、一対のアームプレート部18a,
18bの内壁にはレバー軌跡矯正用ガイドピン24,2
4がそれぞれ設けられており、この一対のレバー軌跡矯
正用ガイドピン24,24は一方のコネクタハウジング
1の一対のレバー軌跡矯正用ガイド溝15,15に係合
されている。また、一対のアームプレート部18a,1
8bの一方は他方に比べて幅広に設けられ、この幅広の
アームプレート部18bには図3(a)及び図5に示す
コネクタ部25が設けられ、このコネクタ部25には嵌
合検知用端子としての嵌合検知用雄端子26が設けられ
ている。さらに、操作部19には指挿入孔27が設けら
れており、この指挿入孔27は人間の指一本のみがよう
やく挿入できる程度の大きさに設定されている。
【0030】図7及び図8に示すように、他方のコネク
タハウジング3は上面が解放された概略直方体形状を有
し、その内部スペースが一方のコネクタハウジング1の
装着スペース30となっている。この装着スペース30
の下面となる底面部31には図18及び図19に示すボ
ルト挿入孔32が形成され、このボルト挿入孔32に挿
入されたボルト33によって他方のコネクタハウジング
3が図示しない所望の取付面に固定されるようになって
いる。
【0031】また、装着スペース30の下面となる底面
部31には端子フード収容部34が上下方向に突出した
状態で一体的に設けられており、この端子フード収容部
34内には図5及び図6(b)に示す一対の雌端子(端
子)35,35がそれぞれ収容されている。一方のコネ
クタハウジング1が他方のコネクタハウジング3の上方
から下方に近接移動されると、一方のコネクタハウジン
グ1の一対の雄端子9,9が端子フード収容部34内に
入り込んで一対の雌端子35,35に接触され、また、
相互の端子9,35間が接触状態にあって一方のコネク
タハウジング1が下方から上方に離間移動されると、一
対の雄端子9,9が端子フード収容部34内から退出し
て一対の雌端子35,35と非接触とされる。各雌端子
35にはリード線39aの一端側が接続されており、リ
ード線39aの一方は電源回路Dの負荷部40側に、他
方は電源回路Dの電源部41側にそれぞれ導かれてい
る。つまり、図9に示すように、双方のコネクタハウジ
ング1,3の雄端子9と雌端子35とによって電源回路
DのパワースイッチSW1が構成されている。
【0032】また、他方のコネクタハウジング3の内周
壁の対称位置には一対のカムピン36,36が突設され
ており、この一対のカムピン36,36は、一方のコネ
クタハウジング1が装着される際にレバー2のカム溝2
1に挿入されるようになっている。さらに、他方のコネ
クタハウジング3の装着スペース30内にはコネクタ部
37が設けられており、このコネクタ部37には嵌合検
知用端子としての一対の嵌合検知用雌端子38,38が
配置されている。この一対の嵌合検知用雌端子38,3
8とレバー2の一対の嵌合検知用雄端子26,26とに
よって嵌合検知スイッチSW2が構成されている。この
嵌合検知スイッチSW2は一対の嵌合検知用雌端子3
8,38にレバー2の一対の嵌合検知用雌端子26,2
6が接触されることによってオンされ、レバー2の一対
の嵌合検知用雌端子26,26が非接触の状態でオフさ
れる。この一対の雌端子38,38にはリード線39b
がそれぞれ接続されており、この双方のリード線39b
は電源回路D内のリレー回路42に導かれている。
【0033】次に、電源回路Dを説明する。図9に示す
ように、電源回路Dは、負荷部40と、この負荷部40
に電源を供給する電源部41とを有し、この負荷部40
と電源部41には双方のコネクタハウジング1,3の端
子9,35によるパワースイッチSW1とリレー回路4
2とが直列に接続されている。リレー回路42は嵌合検
知スイッチSW2のオン時にはオンされ、嵌合検知スイ
ッチSW2のオフ時にはオフされる電気回路である。双
方のコネクタハウジング1,3の端子9,35によるパ
ワースイッチSW1は、上述したように機械的なスイッ
チである。
【0034】次に、レバー嵌合式電源回路遮断装置1A
の動作を図10〜図18を用いて説明する。図10は一
方のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウジング
3に装着前の状態を示す斜視図、図11は一方のコネク
タハウジング1を他方のコネクタハウジング3に装着す
る過程であって、レバー2が回転完了位置にある状態を
示す斜視図、図12は一方のコネクタハウジング1を他
方のコネクタハウジング3に装着完了した状態を示す斜
視図、図13(a)は一方のコネクタハウジング1を他
方のコネクタハウジング3に装着する際のカムピン36
の移動過程を説明するものであって、レバー2が回転開
始位置と回転完了位置との間にある状態を示す正面図、
図13(b)は一方のコネクタハウジング1を他方のコ
ネクタハウジング3に装着する際のカムピン36の移動
過程を説明するものであって、レバー2が回転完了位置
にある状態を示す正面図、図13(c)は一方のコネク
タハウジング1を他方のコネクタハウジング3に装着す
る際のカムピン36の移動過程を説明するものであっ
て、レバー2が嵌合完了位置にある状態を示す正面図、
図14(a)は一方のコネクタハウジング1を他方のコ
ネクタハウジング3に装着する際のレバー軌跡矯正用ガ
イドピン24の移動過程を説明するものであって、レバ
ー2が回転開始位置と回転完了位置との間にある状態を
示す正面図、図14(b)は一方のコネクタハウジング
1を他方のコネクタハウジング3に装着する際のレバー
軌跡矯正用ガイドピン24の移動過程を説明するもので
あって、レバー2が回転完了位置にある状態を示す正面
図、図14(c)は一方のコネクタハウジング1を他方
のコネクタハウジング3に装着する際のレバー軌跡矯正
用ガイドピン24の移動過程を説明するものであって、
レバー2が嵌合完了位置にある状態を示す正面図、図1
5(a)は一方のコネクタハウジング1を他方のコネク
タハウジング3に装着完了した状態を示す平面図、図1
5(b)は一方のコネクタハウジング1を他方のコネク
タハウジング3に装着完了した状態を示す正面図、図1
6は一方のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウ
ジング3に装着完了した状態を示す断面図、図17は図
16の要部の拡大図、図18は図15(a)のC−C線
に沿う断面図である。
【0035】先ず、レバー嵌合式電源回路遮断装置1A
により電源回路Dを導通状態とする動作を説明する。図
10に示すように、レバー2を回転開始位置(移動開始
位置)として一方のコネクタハウジング1を他方のコネ
クタハウジング3の上方より装着スペース30内に挿入
する。すると、一方のコネクタハウジング1の端子フー
ド部8が他方のコネクタハウジング3の端子フード収容
部34に嵌合しつつ挿入されると共に、レバー2の一対
のカム溝21,21に他方のコネクタハウジング3の一
対のカムピン36,36が挿入される。そして、一対の
カムピン36,36が一対のカム溝21,21の各開口
部21aに入り込み、一対のカムピン36,36が一対
のカム溝21,21の各側壁ストッパ面17に当接する
コネクタ仮嵌合位置にセットする。このコネクタ仮嵌合
位置では双方のコネクタハウジング1,3の端子9,3
5間同士は未だ非接触である。
【0036】次に、レバー2を図10の矢印A1方向に
回転させると、レバー2が一対のガイドピン11,11
を中心として回転して図10の回転開始位置から図11
の回転完了位置まで回転される。また、図13(a)に
示すように、レバー2の一対のカム溝21,21内を他
方のコネクタハウジング3の一対のカムピン36,36
が移動することによって一方のコネクタハウジング1が
他方のコネクタハウジング3内に徐々に近接移動されて
入り込む。そして、この近接移動によってレバー2が回
転完了位置に位置するまでに双方のコネクタハウジング
1,3の端子9,35間が接触状態とされると共に、レ
バー2の回転完了位置では双方のコネクタハウジング
1,3がコネクタ嵌合位置となる。
【0037】次に、レバー2を図11の矢印B1方向に
スライドさせると、レバー2の一対のガイド溝20,2
0内を一対のガイドピン11,11がスライドすると共
に、図13(b),(c)に示すように、他方のコネク
タハウジング3の一対のカムピン36,36がレバー2
の一対のカム溝21,21内をスライド移動することに
よってレバー2が図11の回転完了位置から図12の嵌
合完了位置までスライド移動(直線移動)する。このス
ライド移動によってレバー2が嵌合完了位置に位置する
までにレバー2の嵌合検知用雄端子26が他方のコネク
タハウジング3の一対の嵌合検知用雌端子38,38に
接触される。そして、嵌合検知スイッチSW2がオンさ
れると、リレー回路42がオンされ、これによって初め
て電源回路Dが導通状態とされる。
【0038】次に、レバー嵌合式電源回路遮断装置1A
により導通状態である電源回路Dを非導通状態(電源遮
断)とする動作を説明する。図12の状態にあって、レ
バー2を図12の矢印B2方向にスライドさせる。する
と、レバー2の一対のガイド溝20,20内を一対のガ
イドピン11,11がスライドすると共に、他方のコネ
クタハウジング3の一対のカムピン36,36がレバー
2の一対のカム溝21,21内をスライド移動すること
によってレバー2が図12の嵌合完了位置から図11の
回転完了位置までスライド移動する。このスライド移動
によってレバー2が回転完了位置に位置するまでにレバ
ー2の嵌合検知用雄端子26が他方のコネクタハウジン
グ3の一対の嵌合検知用雌端子38,38より離間して
非接触状態とされる。そして、嵌合検知スイッチSW2
がオフされると、リレー回路42がオフされ、この時点
で既に電源回路Dが非導通状態とされる。
【0039】次に、レバー2を図11の矢印A2方向に
回転させる。すると、レバー2が一対のガイドピン1
1,11を中心として回転して図11の回転完了位置か
ら図10の回転開始位置まで回転される。また、レバー
2の一対のカム溝21,21内を他方のコネクタハウジ
ング3の一対のカムピン36,36が移動することによ
って一方のコネクタハウジング1が他方のコネクタハウ
ジング3の上方に徐々に離間移動されて引き出される。
そして、この離間移動によってレバー2が回転開始位置
に位置するまでに双方のコネクタハウジング1,3の端
子9,35間が非接触状態とされると共に、レバー2の
回転開始位置では双方のコネクタハウジング1,3がコ
ネクタ仮嵌合位置となる。
【0040】尚、一方のコネクタハウジング1を他方の
コネクタハウジング3より完全に離間したい場合には、
一方のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウジン
グ3の上方より取り出せば良い。
【0041】以上、このレバー嵌合式電源回路遮断装置
1Aでは、レバー2を回転開始位置から回転完了位置に
回転移動した過程では、双方のコネクタハウジング1,
3の端子9,35間が接触状態となりパワースイッチS
W1がオンされるが、電源回路Dは未だ非導通であり、
レバー2を回転完了位置から嵌合完了位置にスライド移
動(直線移動)した過程で嵌合検知スイッチSW2がオ
ンされ、これによってリレー回路42がオンされて電源
回路Dが初めて導通状態となるため、レバー2の操作途
中で電源回路Dが導通状態となるのを確実に防止するこ
とができる。従って、レバー2の操作が完了していない
ため、電源回路Dが未だ非導通であるとの認識が正当な
ものとなり、事故の発生を未然に防止できることにな
る。
【0042】また、電源回路Dを導通状態から非導通状
態とするに際し、レバー2を嵌合完了位置から回転完了
位置に直線移動した過程では、嵌合検知スイッチSW2
がオフされ、これによってリレー回路42がオフされて
電源回路Dが非導通状態となり、レバー2を回転完了位
置から回転開始位置に回転移動した過程で双方の端子
9,35間のパワースイッチSW1が離間状態となり、
電源回路Dがオフされてから端子9,35間のパワース
イッチSW1が離間されるまでにタイムラグがあり、放
電時間が確保されるため、アーク放電の発生を防止する
ことができる。
【0043】要約すれば、電源回路Dを導通させるレバ
ー2の操作は回転操作とスライド操作との2アクション
からなり、後のスライド操作によって電源回路Dが導通
され、また、電源回路Dを非導通とさせるレバー2の操
作はその逆の2アクションからなり、先のスライド操作
で電源回路Dがオフされ、その次の回転操作で端子9,
35間のパワースイッチSW1が遅れてオフされ、放電
時間を確保することができる。
【0044】また、前記レバー嵌合式電源回路遮断装置
1Aでは、図10及び図12に示すように、回転開始位
置(移動開始位置)にあってはレバー2の第1係止孔2
2に一方のコネクタハウジング1の係止突起12が挿入
されて位置保持され、嵌合完了位置にあってはレバー2
の第2係止孔23に一方のコネクタハウジング1の係止
突起12が挿入されて位置保持されるので、嵌合完了位
置のみならず回転開始位置でも保持される。従って、一
方のコネクタハウジング1を他方のコネクタハウジング
3に嵌合する際にレバー2が所望の回転位置に保持さ
れ、レバー2のカム溝21の開口部21aと他方のコネ
クタハウジング3のカムピン36との位置が確実に一致
し、作業性が良い。さらに、嵌合完了位置にあっても位
置保持されるため、従来例と同様に、車両等の振動によ
ってレバー2が移動することによって生じる、例えば端
子9,35間が接触不良になるという事故を防止するこ
とができる。
【0045】尚、前記実施形態では、第1係止孔22及
び第2係止孔23と係止突起12とによって仮係止手段
を構成したが、仮係止手段は回転開始位置と嵌合完了位
置とのそれぞれにレバー2を仮に位置保持できる手段で
あれば良い。
【0046】また、前記実施形態では、レバー2の第1
係止孔22及び第2係止孔23に係止される係止突起1
2は同一のものを利用したので、係止突起12を1箇所
に設ければ良いため、構成の簡略化に寄与する。尚、係
止突起を2箇所に設けても良いことは勿論である。
【0047】さらに、前記実施形態では、係止突起12
は第1係止孔22及び第2係止孔23より退出する方向
に弾性撓み変形可能な可撓アーム部14に設けられてい
るので、回転開始位置や嵌合完了位置に位置するレバー
2に移動力を作用させると、可撓アーム部14が弾性撓
み変形して係止突起12が第1係止孔22や第2係止孔
23より離脱するため、レバー2の操作がスムーズであ
る。また、係止突起12が第1係止孔22や第2係止孔
23に係合され、或いは、離脱される際の係止突起12
へのダメージが少なく係止突起12の損傷防止に有効で
ある。
【0048】また、前記実施形態では、第1係止孔22
及び第2係止孔23はレバー2に、係止突起12は一方
のコネクタハウジング1に、それぞれ設けられている
が、この逆に第1係止孔22及び第2係止孔23を一方
のコネクタハウジング1に、係止突起12をレバー2
に、それぞれ設けても良い。これにより、設計の自由度
の向上になる。
【0049】さらに、前記実施形態では、レバー2は嵌
合完了位置にあって指挿入孔27によって指一本のみで
スライド移動の操作が可能とされているので、レバー2
を嵌合完了位置から回転完了位置にスライド移動させる
操作では指一本を用いてレバー2を操作するしかなく、
その後の回転操作ではレバー2を操作する指を持ち替え
る等して操作する必要がある。従って、電源回路Dがオ
フされてから端子9,35間のパワースイッチSW1が
離間されるまでに大きなタイムラグが発生して十分な放
電時間が確保されるため、確実にアーク放電を防止する
ことができる。
【0050】尚、図19(a)は一方のコネクタハウジ
ング1が装着状態ではボルト回転工具43をボルト33
に装着できないことを説明するための断面図、図19
(b)は一方のコネクタハウジング1が取り外された状
態であって、ボルト回転工具43をボルト33に装着し
た状態を示す断面図である。前記実施形態では、図19
(a)に示すように、一方のコネクタハウジング1を他
方のコネクタハウジング3に装着されている場合にはボ
ルト回転工具43をボルト33に装着できず他方のコネ
クタハウジング3を取り外しできない。そして、図19
(b)に示すように、一方のコネクタハウジング1を他
方のコネクタハウジング3より取り外した場合に限りボ
ルト回転工具43をボルト33に装着して他方のコネク
タハウジング3を取付面より取り外しできる。従って、
電源回路Dが確実に非導通状態となった場合にのみ他方
のコネクタハウジング3を取付面から取り外しでき、作
業者への安全を確保することができる。
【0051】尚、前記実施形態では、レバー2が一方の
コネクタハウジング1に回転移動、且つ、直線移動自在
に設けられ、レバー2を回転移動と直線移動(スライド
移動)とによって回転開始位置(移動開始位置)から嵌
合完了位置に移動するようになっているが、従来例のよ
うにレバー2を回転移動のみによって移動開始位置から
嵌合完了位置に移動するものであっても、また、レバー
2を直線移動(スライド移動)のみによって移動開始位
置から嵌合完了位置に移動するものであっても本発明は
適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一方のコネクタハウジングに移動自在にレバー
を設け、このレバーと他方のコネクタハウジングとのい
ずれか一方にカム溝を他方にこのカム溝が係合されるカ
ムピンを設け、レバーを移動開始位置より嵌合完了位置
に移動すると、カムピンがカム溝にガイドされることに
よって一方のコネクタハウジングが他方のハウジングに
近接移動して双方のコネクタハウジングの端子同士が接
触されるレバー嵌合式電源回路遮断装置であって、レバ
ーを移動開始位置と嵌合完了位置とのそれぞれの位置に
保持する仮係止手段を設けたので、レバーが仮係止手段
によって嵌合完了位置のみならず移動開始位置でも保持
されるため、一方のコネクタハウジングを他方のコネク
タハウジングに嵌合する作業をする際にレバーが所望の
位置に保持され作業性が良い。
【0053】請求項2の発明によれば、仮係止手段をレ
バーと一方のコネクタハウジングとのいずれか一方に設
けた第1係止孔及び第2係止孔と他方に設けた係止突起
とで構成し、レバーの回転開始位置で第1係止孔に係止
突起が挿入され、レバーの嵌合完了位置で第2係止孔に
係止突起が挿入されることにより、請求項1の発明と同
様の効果が得られる。
【0054】請求項3の発明によれば、第1係止孔及び
第2係止孔に係止される係止突起は同一のものとしたの
で、請求項2の発明の効果に加え、係止突起を1箇所に
設ければ良いため、構成の簡略化に寄与する。
【0055】請求項4の発明によれば、係止突起を第1
係止孔及び第2係止孔より退出する方向に弾性撓み変形
可能な可撓アーム部に設けたので、回転開始位置や嵌合
完了位置に位置するレバーに移動力を作用させると、可
撓アーム部が弾性変形して係止突起が第1係止孔や第2
係止孔より離脱するため、レバーの操作がスムーズであ
る。また、係止突起が第1係止孔や第2係止孔に係合さ
れ、或いは、離脱される際の係止突起へのダメージが少
なく係止突起の損傷防止に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は一方のコ
ネクタハウジングの分解正面図、(b)は一方のコネク
タハウジングの分解側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、レバーの斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施形態を示し、(a)はレバーの
側面図、(b)は図3(a)のA−A線に沿う断面図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態を示し、レバーを装着した
一方のコネクタハウジングであって、レバーが回転開始
位置に位置する状態を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、レバーを装着した
一方のコネクタハウジングであって、レバーが回転開始
位置に位置する状態を示す背面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、(a)はレバーを
装着した一方のコネクタハウジングの一部切欠平面図、
(b)はレバーを装着した一方のコネクタハウジングの
底面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示し、他方のコネクタハ
ウジングの一部切欠正面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示し、(a)は他方のコ
ネクタハウジングの平面図、(b)は図8(a)のB−
B線に沿う断面図である。
【図9】本発明の一実施形態を示し、電源回路の回路図
である。
【図10】本発明の一実施形態を示し、一方のコネクタ
ハウジングを他方のコネクタハウジングに装着前の状態
を示す斜視図である。
【図11】本発明の一実施形態を示し、一方のコネクタ
ハウジングを他方のコネクタハウジングに装着する過程
であって、レバーが回転完了位置にある状態を示す斜視
図である。
【図12】本発明の一実施形態を示し、一方のコネクタ
ハウジングを他方のコネクタハウジングに装着完了した
状態を示す斜視図である。
【図13】本発明の一実施形態を示し、(a)は一方の
コネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装着
する際のカムピンの移動過程を説明するものであって、
レバーが回転開始位置と回転完了位置との間にある状態
を示す正面図、(b)は一方のコネクタハウジングを他
方のコネクタハウジングに装着する際のカムピンの移動
過程を説明するものであって、レバーが回転完了位置に
ある状態を示す正面図、(c)は一方のコネクタハウジ
ングを他方のコネクタハウジングに装着する際のカムピ
ンの移動過程を説明するものであって、レバーが嵌合完
了位置にある状態を示す正面図である。
【図14】本発明の一実施形態を示し、(a)は一方の
コネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装着
する際のレバー軌跡矯正用ガイドピンの移動過程を説明
するものであって、レバーが回転開始位置と回転完了位
置との間にある状態を示す正面図、(b)は一方のコネ
クタハウジングを他方のコネクタハウジングに装着する
際のレバー軌跡矯正用ガイドピンの移動過程を説明する
ものであって、レバーが回転完了位置にある状態を示す
正面図、(c)は一方のコネクタハウジングを他方のコ
ネクタハウジングに装着する際のレバー軌跡矯正用ガイ
ドピンの移動過程を説明するものであって、レバーが嵌
合完了位置にある状態を示す正面図である。
【図15】本発明の一実施形態を示し、(a)は、一方
のコネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装
着完了した状態を示す平面図、(b)は一方のコネクタ
ハウジングを他方のコネクタハウジングに装着完了した
状態を示す正面図である。
【図16】本発明の一実施形態を示し、一方のコネクタ
ハウジングを他方のコネクタハウジングに装着完了した
状態を示す断面図である。
【図17】本発明の一実施形態を示し、図16の要部の
拡大図である。
【図18】本発明の一実施形態を示し、図15(a)の
C−C線に沿う断面図である。
【図19】本発明の一実施形態を示し、(a)は一方の
コネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに装着
状態ではボルト回転工具をボルトに装着できないことを
説明するための断面図、(b)は一方のコネクタハウジ
ングを他方のコネクタハウジングより取り外された状態
であって、ボルト回転工具をボルトに装着した状態を示
す断面図である。
【図20】従来例を示し、レバー嵌合式電源回路遮断装
置の装着手前の斜視図である。
【図21】従来例を示し、レバー嵌合式電源回路遮断装
置の装着後の斜視図である。
【図22】従来例を示し、(a)は係止孔に係止突起が
挿入前の断面図、(b)は係止孔に係止突起が挿入直前
の断面図、(c)は係止孔に係止突起が挿入された状態
の断面図である。
【符号の説明】
1A レバー嵌合式電源回路遮断装置 1 一方のコネクタハウジング 2 レバー 3 他方のコネクタハウジング 9 雄端子(端子) 12 係止突起(仮係止手段) 14 可撓アーム部 21 カム溝 22 第1係止孔(仮係止手段) 23 第2係止孔(仮係止手段) 35 雌端子(端子) 36 カムピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 穣 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 久保島 秀彦 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA03 FA09 FB07 FC06 FC25 FC29 FC31 HB04 HB05 HB11 MA11 MA19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方のコネクタハウジングに近接・離間
    移動によって接触・非接触とされる端子をそれぞれ設
    け、前記一方のコネクタハウジングに移動自在にレバー
    を設け、このレバーと前記他方のコネクタハウジングと
    のいずれか一方にカム溝を、他方に該カム溝に係合され
    るカムピンをそれぞれ設け、このカムピンが前記カム溝
    に係合された状態で前記レバーを移動開始位置より嵌合
    完了位置に移動すると、前記カムピンが前記カム溝にガ
    イドされることによって前記一方のコネクタハウジング
    が前記他方のハウジングに近接移動して双方のコネクタ
    ハウジングの前記端子同士が接触されるレバー嵌合式電
    源回路遮断装置であって、 前記レバーを移動開始位置と嵌合完了位置とのそれぞれ
    の位置に保持する仮係止手段を設けたことを特徴とする
    レバー嵌合式電源回路遮断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレバー嵌合式電源回路遮
    断装置であって、 前記仮係止手段は、前記レバーと前記一方のコネクタハ
    ウジングとのいずれか一方に設けられた第1係止孔及び
    第2係止孔と、他方に設けられた係止突起とからなり、
    前記レバーの移動開始位置で前記第1係止孔に前記係止
    突起が挿入され、前記レバーの嵌合完了位置で前記第2
    係止孔に前記係止突起が挿入されることで位置が保持さ
    れるようにしたことを特徴とするレバー嵌合式電源回路
    遮断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のレバー嵌合式電源回路遮
    断装置であって、 前記第1係止孔及び前記第2係止孔に係止される前記係
    止突起は同一のものであることを特徴とするレバー嵌合
    式電源回路遮断装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のレバー嵌合式電源回路遮
    断装置であって、 前記係止突起は、前記第1係止孔及び第2係止孔より退
    出する方向に弾性撓み変形可能な可撓アーム部に設けら
    れていることを特徴とするレバー嵌合式電源回路遮断装
    置。
JP2001292498A 2001-09-25 2001-09-25 レバー嵌合式電源回路遮断装置 Expired - Fee Related JP3958544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292498A JP3958544B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 レバー嵌合式電源回路遮断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292498A JP3958544B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 レバー嵌合式電源回路遮断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003100383A true JP2003100383A (ja) 2003-04-04
JP3958544B2 JP3958544B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=19114453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001292498A Expired - Fee Related JP3958544B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 レバー嵌合式電源回路遮断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3958544B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203252A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Yazaki Corp 回路遮断装置
JP2011238407A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
DE102014201396A1 (de) 2013-01-28 2014-07-31 Yazaki Corporation Stromzufuhr-Unterbrechungsvorrichtung
US10651595B2 (en) 2017-09-08 2020-05-12 Tyco Electronics Japan G.K. Lever actuated connector and connector assembly

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203252A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Yazaki Corp 回路遮断装置
JP2011238407A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
DE102014201396A1 (de) 2013-01-28 2014-07-31 Yazaki Corporation Stromzufuhr-Unterbrechungsvorrichtung
CN103972715A (zh) * 2013-01-28 2014-08-06 矢崎总业株式会社 电力切断装置
US9028267B2 (en) 2013-01-28 2015-05-12 Yazaki Corporation Power shutoff device
US10651595B2 (en) 2017-09-08 2020-05-12 Tyco Electronics Japan G.K. Lever actuated connector and connector assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP3958544B2 (ja) 2007-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3820354B2 (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
JP4272037B2 (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
JP2003100382A (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
JP3798280B2 (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
JP5872824B2 (ja) 電源回路遮断装置
JP5732315B2 (ja) 電源回路遮断装置
JPH0620303Y2 (ja) 電気コネクタの結合確認装置
EP1296341B1 (en) Lever fitting-type manual disconnector
EP1662621B1 (en) Electrical connector
KR100740853B1 (ko) 커넥터와 커넥터 조립 방법
WO2012063549A1 (ja) 電源回路遮断装置
EP2595257B1 (en) Connector and assembling method therefor
JP6929821B2 (ja) 電気コネクタ
JP3374735B2 (ja) コネクタ
EP1115181A1 (en) Electrical connector
CN115939860A (zh) 连接器装置
JP2003100385A (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
US20080261434A1 (en) Connector engaging structure
JP2003100383A (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
WO2012063598A1 (ja) 電源回路遮断装置
CN218415198U (zh) 一种门触点开关及其插座
EP3644454B1 (en) Service plug
JP3964143B2 (ja) ブレーカ装置
JP2023156650A (ja) サービスプラグ
JPH0231850Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3958544

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees