JP2003097629A - 防振マウント - Google Patents

防振マウント

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JP2003097629A
JP2003097629A JP2001289180A JP2001289180A JP2003097629A JP 2003097629 A JP2003097629 A JP 2003097629A JP 2001289180 A JP2001289180 A JP 2001289180A JP 2001289180 A JP2001289180 A JP 2001289180A JP 2003097629 A JP2003097629 A JP 2003097629A
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elastic
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vibration
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Tatsuo Hiruta
辰夫 昼田
Katsuyuki Shinohara
克行 篠原
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/15Mounting of subframes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/41Elastic mounts, e.g. bushings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/41Elastic mounts, e.g. bushings
    • B60G2204/4104Bushings having modified rigidity in particular directions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム状弾性突起のへたりを防止した防振マウ
ントを提供する。 【解決手段】 外筒2の軸方向一端側にゴム状弾性突起
16を突設して、ストッパ金具26に対接させる。ゴム
状弾性突起16を構成する各山部17に、ばね定数調整
穴18を形成して、ゴム状弾性突起16を変形しやすく
する。所定のばね定数のゴム状弾性突起16の断面積が
大きくなる。ゴム状弾性突起16に生じる平均の応力度
が小さくなり、へたりが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の車
体フレームと、サスペンション機構の一部に組み込まれ
るサスペンションメンバーとの間に介装されて、車体側
に伝達される振動を減衰するための防振マウントに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば自動車の車体フレーム
と、サスペンション機構の一部に組み込まれるサスペン
ションメンバーとの間には、車体側に伝達される振動を
減衰するための防振マウントが介装されている。図6に
防振マウントの一例を示す。
【0003】この防振マウントは、内筒101と、内筒
101の外方に配置された外筒102と、内外筒10
1、102間に介設されたゴム状弾性体103とを備え
ており、内筒101が車体フレーム104に取り付けら
れ、外筒102がサスペンションメンバー105の開口
106に圧入固定されて、車体フレーム104とサスペ
ンションメンバー105とを防振的に連結する。
【0004】内筒101の内部には、車体フレーム10
4の下面側に突設されたボルト107が挿通され、この
ボルト107にナット108が螺合されて、内筒101
が車体フレーム104の下面側に固定される。また、内
筒101及びナット108間には、座金109及びスト
ッパ金具110が介在されて、内筒101の軸方向下端
側に、略円板状のストッパ金具110が固定される。
【0005】外筒102の軸方向下端側には、ゴム状弾
性体103と連続するゴム状弾性突起111及びストッ
パゴム状弾性部112が突設され、これらがストッパ金
具110と軸方向に対向して、外筒102の下方への大
変位を規制している。
【0006】図7に示すように、ゴム状弾性突起111
は、ゴム状弾性部112よりも下方に突出して形成さ
れ、サスペンションメンバー105の自重が作用した状
態で、ストッパ金具109に対接するようになってお
り、外筒102の大変位を規制するときに、ゴム状弾性
突起111及びストッパゴム状弾性部112のストッパ
金具109への当たりが柔らかくなるようにされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の防振
マウントでは、内外筒が相対的に軸方向に変位すると
き、両者を弾性的に連結するゴム状弾性体に、主にせん
断力が作用するため、内外筒間のばね定数を大きくしに
くい。そのため、サスペンションメンバーの自重が大き
いときには、内外筒間の相対的変位量が大きくなる。
【0008】これに対して、ストッパ金具に対接するゴ
ム状弾性突起の剛性を高めて、内外筒間のばね定数を大
きくすることが考えられるが、その分、ゴム状弾性突起
に大きな力が作用するため、熱や振動の繰り返しによる
経年変化により、ゴム状弾性突起に、いわゆるへたり
(疲労による軟化現象や破壊)を生じさせることが懸念
される。
【0009】サスペンションメンバーの自重が作用した
状態で、ゴム状弾性突起にへたりが生じたとき、ゴム状
弾性突起は、軸方向に大きく変形して軸直角方向に膨ら
み、その断面積が大きくなる。そのため、逆に、ゴム状
弾性突起のばね定数が大きくなって、自動車等の乗り心
地性能が低下する恐れがある。
【0010】本発明は、経年変化によるゴム状弾性突起
のへたりを防止して、自動車等の乗り心地性能を低下さ
せない防振マウントを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、内筒と、該内筒の外方に配置された外筒
と、内外筒間に介設されたゴム状弾性体とを備え、前記
内筒の軸方向一端側に固定されるストッパ金具に対接す
るゴム状弾性突起が、前記外筒の軸方向一端側に突設さ
れ、前記ゴム状弾性突起に、ばね定数調整穴が形成され
たことを特徴とする防振マウントを提供する。
【0012】すなわち、内筒の軸方向一端側にストッパ
金具を固定して、ストッパ金具に対接するゴム状弾性突
起を外筒の軸方向一端側に突設し、このゴム状弾性突起
の剛性を高めて、内外筒間の軸方向のばね定数を大きく
する。また、ゴム状弾性突起に、ばね定数調整穴を形成
することによって、ゴム状弾性突起のへたりを防止す
る。
【0013】つまり、ゴム状弾性突起に、ばね定数調整
穴を形成することによって、ゴム状弾性突起が変形しや
すくなり、その剛性(ばね定数)が小さくなる。このゴ
ム状弾性突起のばね定数を所定の大きさにすれば、ばね
定数調整穴を有しないゴム状弾性突起よりも断面積が大
きくなるため、ゴム状弾性突起に生じる平均の応力度が
小さくなり、そのへたりを防止することができる。
【0014】また、本発明は、上記の防振マウントにお
いて、前記ゴム状弾性突起は、複数の山部に分割して形
成され、各山部に、ばね定数調整穴が形成されたことを
特徴とする防振マウントを提供する。
【0015】すなわち、ゴム状弾性突起を複数の山部に
分割して形成して、軸方向に圧縮されるゴム状弾性突起
を軸直角方向に膨らみやすくする。そうすれば、ゴム状
弾性突起が軸方向に変形しやすくなるため、そのばね定
数を所定の大きさにするときの断面積を大きくして平均
の応力度を小さくし、ゴム状弾性突起のへたりを防止す
ることができる。
【0016】また、上記の防振マウントを、前記外筒の
軸方向一端側にストッパゴム状弾性部が設けられ、該ス
トッパゴム状弾性部及び前記ゴム状弾性突起間に溝部が
形成されたことを特徴とする防振マウントとすることに
より、本発明の好適な態様を提供することができる。
【0017】すなわち、外筒の軸方向一端側に、ゴム状
弾性突起とは別に、ストッパゴム状弾性部を設けて、内
外筒間の軸方向の大変位を規制する。このとき、ストッ
パゴム状弾性部とゴム状弾性突起との間に溝部を形成す
ることにより、ゴム状弾性突起を軸直角方向に膨らみや
すくして、そのへたりを防止する。
【0018】また、上記の防振マウントを、前記ゴム状
弾性体に、軸方向に貫通する貫通穴が形成され、該貫通
穴の外方に、前記ゴム状弾性突起が設けられたことを特
徴とする防振マウントとすることにより、本発明の好適
な態様を提供することができる。
【0019】すなわち、ゴム状弾性体に、軸方向に貫通
する貫通穴を形成する場合、ゴム状弾性突起を貫通穴の
外方に設けることにより、貫通穴を形成した向きでのこ
じり方向(内外筒の中心軸同士を互いに傾斜させる方
向)のばね定数を大きくして、両こじり方向のばね定数
の大きさを調節することができる。
【0020】つまり、ゴム状弾性体に、軸方向に貫通す
る貫通穴を形成することにより、内外筒間の軸直角方向
のばね定数のうち、貫通穴を形成した向きのばね定数を
他の向きのばね定数よりも小さくすることができる。こ
のとき、貫通穴を形成した向きでは、こじり方向のばね
定数も小さくなるが、ゴム状弾性突起を貫通穴の外方に
設けることによって、貫通穴を形成した向きでのこじり
方向のばね定数を大きくして、両こじり方向のばね定数
の大きさを調節することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るの実施に形態
について、図面を用いて説明する。図1は本発明の防振
マウントの部分斜視図、図2はその底面図、図3はその
A−A断面図、図4はゴム状弾性突起の正面図、図5は
防振マウントの装着状態を示す軸方向断面図である。
【0022】この防振マウントは、内筒1と、内筒1の
外方に配置された外筒2と、内外筒1、2間に介設され
たゴム状弾性体3とを備えており、内筒1が車体フレー
ム4に取り付けられ、外筒2がサスペンションメンバー
5に取り付けられて、車体フレーム4とサスペンション
メンバー5とを防振的に連結する。
【0023】内筒1は、例えば鋼製の筒状とされ、その
内側をボルト6が挿通して、車体フレーム4の下面側に
ボルト締結される。この内筒1の上端部7は、車体フレ
ーム4との当接面積を大きくするように、軸直角方向外
方に折曲され、ボルト締結による車体フレーム4の陥没
を防止する。
【0024】外筒2は、例えば鋼製の筒状とされ、サス
ペンションメンバー5の開口8に、下方から圧入固定さ
れる。外筒2の上端部9は、軸直角方向内方に折曲され
ており、この防振マウントを装着した状態で、上端部9
の上面側と車体フレーム4の下面側とが軸方向に対向す
るようになっている。外筒2の下端部10は、軸直角方
向外方に折曲され、開口8に圧入固定する際の位置決め
とされると共に、後述するゴム状弾性突起16及びスト
ッパゴム状弾性部20を軸方向に支持する。
【0025】ゴム状弾性体3は、略リング状とされ、そ
の内周側が内筒1の外周面に固着され、外周側が外筒2
の内周面に固着されて、内外筒1、2を結合する。この
ゴム状弾性体3は、その中心軸に対して互いに対称な位
置に、軸方向に貫通する二つの貫通穴11が形成されて
おり、軸直角方向のうち、貫通穴11が形成された方向
のばね定数が、他方向のばね定数よりも小さくされてい
る。
【0026】ゴム状弾性体3の周方向で両貫通穴11間
には、例えば鋼製で、ゴム状弾性体3を内筒1側と外筒
2側とに仕切る補強プレート12が配され、この補強プ
レート12を介して、ゴム状弾性体3の内筒1側と外筒
2側とが一体化されている。
【0027】補強プレート12の中央部には、外筒2側
に突出する凹部13が形成されており、この凹部13が
ゴム状弾性体3の周方向への膨らみを規制することによ
って、軸直角方向のうち、補強プレート12が配された
方向のばね定数が大きくされる。また、凹部13には、
二つの小孔14が形成され、ゴム状弾性体3の内筒1側
と外筒2側とが一体的に加硫成形される。
【0028】ゴム状弾性体3の上端側で、外筒2の上端
部9の上面側には、周方向に連続するリバウンド用スト
ッパ15がゴム状弾性体3と連続して形成され、この防
振マウントを装着した状態で、車体フレーム4の下面側
と軸方向に対向し、リバウンド時に車体フレーム4の下
面側に当接して、リバウンド時の大変位を規制する。
【0029】ゴム状弾性体3の下端側で、貫通穴11の
外方には、下方に突出するゴム状弾性突起16がゴム状
弾性体3と連続して形成され、その外方側が外筒2の下
端部10の下面側で支持されている。このゴム状弾性突
起16は、二つの山部17が周方向に並設されてなり、
各山部17の外方側側面に、ばね定数調整穴18が凹設
されている。
【0030】各山部17の頂部には、多数の小突起19
が形成され、後述するストッパ金具26との接触による
発生音を小さくする。なお、ばね定数調整穴18は、各
山部17を軸直角方向に貫通してもよいが、加硫成形時
にバリが生成されないように、各山部17を貫通させる
ことなく、外方側側面に凹設するに止めている。また、
ばね定数調整穴18には、例えば異硬度ゴム等を配置す
るようにしてもよい。
【0031】ゴム状弾性体3の下端側で、ゴム状弾性突
起16間には、断面略正方形で下方に突出するストッパ
ゴム状弾性部20が周方向に連続して形成されている。
このストッパゴム状弾性部20は、その軸方向高さがゴ
ム状弾性突起16よりも低くされ、ゴム状弾性突起16
とストッパゴム状弾性部20との間には、溝部21が形
成されている。
【0032】次に、この防振マウントが車体フレーム及
びサスペンションメンバーに装着されたときの様子につ
いて説明する。まず、内筒1は、車体フレーム4の下面
側に突設されたボルト6及びナット22により、車体フ
レーム4の下面側に取り付けられる。
【0033】ボルト6は、内筒1よりも長くされ、内筒
1の下端から突出する先端部23にナット22が螺合さ
れる。このボルト6の基端部24は、内筒1を挿通でき
るだけの大きさとなるように、先端部23よりも太くさ
れ、内筒1の軸直角方向の移動を阻止する。内筒1の下
端面とナット8との間には、内筒1側から順番に、座金
25とストッパ金具26とが介在されて、座金25及び
ストッパ金具26が内筒1の軸方向下端側に固定され
る。
【0034】座金25は、内筒1の外径とほぼ同じ直径
で、中央にボルト孔が形成された例えば鋼製の円板状と
され、ナット22の締結力を内筒1に伝えると共に、そ
の厚さを選択することによって、外筒2に対するストッ
パ金具26の軸方向位置を調節する。
【0035】ストッパ金具26は、例えば鋼製で、中央
にボルト孔が形成された略円板状とされ、その直径は、
外筒2の直径よりも大きくされて、周縁部27の上面と
ゴム状弾性突起16及びストッパゴム状弾性部20が対
向するようになっている。このストッパ金具26の中央
部28は、上方に折曲されてストッパ金具26全体を補
強すると共に、周縁部27の軸方向位置を調節してい
る。
【0036】外筒2にサスペンションメンバー5の自重
が作用したとき、外筒2が下方に移動して、ストッパ金
具26の周縁部27にゴム状弾性突起16が対接する。
ゴム状弾性体3のばね定数に、ゴム状弾性突起16のば
ね定数が加わることにより、内外筒1、2間の軸方向ば
ね定数が大きくなり、ゴム状弾性突起16が設けられた
向き(貫通穴11が形成された向き)のこじり方向のば
ね定数が大きくなる。
【0037】この状態では、ストッパゴム状弾性部20
は、ストッパ金具26の周縁部27と離間しており、外
筒2の下方への変位が大きくなったときに、ストッパゴ
ム状弾性部20とストッパ金具26の周縁部27とが当
接して、内外筒1、2間の大変位を規制する。
【0038】上記構成によれば、ゴム状弾性突起16を
ストッパ金具26に対接させることにより、内外筒1、
2間の軸方向ばね定数と、貫通穴11が形成された向き
のこじり方向のばね定数とが大きくなる。このとき、ゴ
ム状弾性突起16を二つの山部17で構成し、各山部1
7にばね定数調整穴18を形成することにより、ゴム状
弾性突起16が変形しやすくなって、そのばね定数が小
さくなる。そのため、ゴム状弾性突起16ばね定数を所
定の大きさに設定するとき、ゴム状弾性突起16の断面
積が大きくなって、平均の応力度が小さくなり、へたり
が生じにくくなる。
【0039】また、変位が大きくなったときに、ストッ
パ金具26に当接するストッパゴム状弾性部20を設け
るため、内外筒1、2間の大変位を阻止して、ゴム状弾
性突起16に、へたりが生じにくくなる。このとき、ゴ
ム状弾性突起16及びストッパゴム状弾性部20間に溝
部21を形成するため、ゴム状弾性突起16が変形しや
すくなり、そのへたりが生じにくくなる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、外筒の軸方向一端側に、ストッパ金具に対接す
るゴム状弾性突起を設けて、ゴム状弾性体のばね定数
に、ゴム状弾性突起のばね定数を加えることにより、内
外筒間の軸方向ばね定数及びこじり方向ばね定数を大き
くすることができる。
【0041】このとき、ゴム状弾性突起に、ばね定数調
整穴を形成することにより、ゴム状弾性突起を変形しや
すくして、ばね定数を所定の大きさに設定するときの断
面積を大きくすることができる。そのため、ゴム状弾性
突起に生じる平均の応力度を小さくして、へたりが生じ
ないようにすることができる。
【0042】その結果、悪路走行等による大変位が繰り
返し作用したときにも、ゴム状弾性突起にへたりが生じ
ず、へたりによってゴム状弾性突起の断面積が増大する
ことがないため、自動車等の乗り心地性能を低下させる
ことなく、新品の状態の乗り心地性能を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振マウントの部分斜視図
【図2】その底面図
【図3】そのA−A断面図
【図4】ゴム状弾性突起の正面図
【図5】防振マウントの装着状態を示す軸方向断面図
【図6】従来の防振マウントの軸方向断面図
【図7】従来のゴム状弾性突起の正面図
【符号の説明】
1 内筒 2 外筒 3 ゴム状弾性体 11 貫通穴 16 ゴム状弾性突起 17 山部 18 ばね定数調整穴 20 ストッパゴム状弾性部 21 溝部 26 ストッパ金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒と、該内筒の外方に配置された外筒
    と、内外筒間に介設されたゴム状弾性体とを備え、前記
    内筒の軸方向一端側に固定されるストッパ金具に対接す
    るゴム状弾性突起が、前記外筒の軸方向一端側に突設さ
    れ、前記ゴム状弾性突起に、ばね定数調整穴が形成され
    たことを特徴とする防振マウント。
  2. 【請求項2】 前記ゴム状弾性突起は、複数の山部に分
    割して形成され、各山部に、ばね定数調整穴が形成され
    たことを特徴とする請求項1記載の防振マウント。
  3. 【請求項3】 前記外筒の軸方向一端側にストッパゴム
    状弾性部が設けられ、該ストッパゴム状弾性部及び前記
    ゴム状弾性突起間に溝部が形成されたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の防振マウント。
  4. 【請求項4】 前記ゴム状弾性体に、軸方向に貫通する
    貫通穴が形成され、該貫通穴の外方に、前記ゴム状弾性
    突起が設けられたことを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の防振マウント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008120728A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-09 Bridgestone Corporation 防振装置
JP2010134197A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Sanyo Electric Co Ltd 画像表示システム
KR102114086B1 (ko) * 2019-01-31 2020-05-25 주식회사 삼우농기 트랙터용 바디 마운트

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