JP2003096119A - 光硬化性の組成物 - Google Patents

光硬化性の組成物

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JP2003096119A
JP2003096119A JP2001295637A JP2001295637A JP2003096119A JP 2003096119 A JP2003096119 A JP 2003096119A JP 2001295637 A JP2001295637 A JP 2001295637A JP 2001295637 A JP2001295637 A JP 2001295637A JP 2003096119 A JP2003096119 A JP 2003096119A
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Mitsunobu Kawashima
光伸 河島
Mayumi Yamashita
真弓 山下
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光触媒酸化チタンを光重合開始剤として使用
した、光硬化性に優れる光硬化性組成物、および該光硬
化性組成物から得られる成形品を提供する。 【解決手段】 重合性単量体(a)、光触媒酸化チタン
(b)および下記の一般式(I)または一般式(II)で
表される有機基を環の骨格として有する複素環式化合物
(c)を含有する光硬化性組成物;並びに該光硬化性組
成物を硬化させて得られる成形品。 【化1】 〔式中、Xは−O−基、−S−基または−NR−基を表
す。(但し、Rは水素原子または低級アルキル基を表
す。)〕 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光硬化性組成物お
よび成形品に関し、更に詳細には光触媒酸化チタンを含
有し、近紫外線や可視光線の照射により硬化する光硬化
性組成物、および該光硬化性組成物を硬化させて得られ
る成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光触媒酸化チタンを光重合開始剤
の一成分として用いる技術としては、Polymer
Bulletin、Vol.32、597−603頁
(1994年)に、硫化カドミウム/酸化チタンのコロ
イドを用いたメタクリル酸の光重合が報告されている。
また、Journal of Polymer Che
mistry Edition、Vol.17、535
−538頁(1979年)には、白金化酸化チタンおよ
び酢酸を用いたメチルメタクリレートの光重合が報告さ
れている。さらには特開平10−186426号公報に
は、半導体超微粒子、溶剤および重合可能なモノマーか
らなる光重合性樹脂組成物が記載されており、光重合開
始剤である半導体超微粒子の一例として酸化チタンが例
示されている。該公開特許公報には、さらにチオール、
チオフェノール類等の有機化合物を用いることもできる
ことが記載されてはいるものの、具体的には、チオフェ
ノールおよびp−アミノチオフェノールを併用した実施
例が記載されているだけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記公知
技術に関し、硫化カドミウム/酸化チタンのコロイドや
白金化酸化チタンは汎用で入手困難という問題点があ
る。また、半導体超微粒子のなかで光触媒酸化チタンを
単独で光重合開始剤として使用する場合には、実用に十
分な光重合硬化性を得ることができず、更に上記公報に
具体的に記載されているチオフェノールおよびp−アミ
ノチオフェノールを併用したとしても実用的に十分な硬
化性を得ることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、光触媒酸化チタンと特
定の構造を有する複素環式化合物とを併用した場合に、
近紫外線および/または可視光線の照射により重合性単
量体を非常に効果的に光重合硬化させ得ることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、重合性単量体(a)、
光触媒酸化チタン(b)および下記の一般式(I)また
は一般式(II)で表される有機基を環の骨格として有す
る複素環式化合物(c)を含有する光硬化性組成物であ
る。
【0006】
【化8】
【0007】〔式中、Xは−O−基、−S−基または−
NR−基を表す。(但し、Rは水素原子または低級アル
キル基を表す。)〕
【0008】
【化9】
【0009】〔式中、Rは水素原子または低級アルキル
基を表す。〕
【0010】更に、本発明は上記の光硬化性組成物を硬
化させて得られる成形品である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。本発明で使用される重合性単量体(a)としては、
例えばα−シアノアクリル酸エステル、(メタ)アクリ
ル酸エステル、α−ハロゲン化アクリル酸エステル、ク
ロトン酸エステル、桂皮酸エステル、ソルビン酸エステ
ル、マレイン酸エステル、イタコン酸エステル等のエス
テル類、及び(メタ)アクリルアミド誘導体、ビニルエ
ステル類、ビニルエーテル類、モノ−N−ビニル誘導
体、スチレン誘導体等が挙げられる。これらの中でも
(メタ)アクリル酸エステルが好適に用いられる。なお
本明細書においては、(メタ)アクリルをもってメタク
リルとアクリルの両者を包括的に表現する。
【0012】本発明において使用される重合性単量体
(a)の具体例を以下に示す。一つのオレフィン性二重
結合を有する単量体を一官能性単量体とし、オレフィン
性二重結合の数に応じて、二官能性単量体、三官能性単
量体等と表現する。
【0013】一官能性単量体:メチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)
アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブ
チル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリ
レート、ベンジル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、2,3−ジブロモプロピル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、1,3
−ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2,3
−ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、3−メタクリ
ロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、11−メタ
クリロイルオキシウンデシルトリメトキシシラン、(メ
タ)アクリルアミド等。
【0014】二官能性単量体:エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリエチレングルコールジ(メタ)アクリ
レート(オキシエチレン基の数が9以上のもの)、ネオ
ペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10−
デカンジオールジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA
ジグリシジル(メタ)アクリレート、2,2−ビス〔4
−(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニル〕プロ
パン、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシ
ポリエトキシフェニル〕プロパン、2,2−ビス[4−
〔3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプ
ロポキシ〕フェニル]プロパン、1,2−ビス〔3−
(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキ
シ〕エタン、ペンタエリトリトールジ(メタ)アクリレ
ート、1,2−ビス(3−メタクリロイルオキシ−2−
ヒドロキシプロポキシ)エタン、[2,2,4−トリメ
チルヘキサメチレンビス(2−カルバモイルオキシエチ
ル)]ジメタクリレート、1,3−ジ(メタ)アクリロ
リルオキシ−2−ヒドロキシプロパン等。
【0015】三官能性以上の単量体:トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタ
ントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラ(メタ)アクリレート、N,N’−(2,2,4−ト
リメチルヘキサメチレン)ビス〔2−(アミノカルボキ
シ)プロパン−1,3−ジオール〕テトラメタクリレー
ト、1,7−ジアクリロイルオキシ−2,2,6,6−
テトラアクリロイルオキシメチル−4−オキシヘプタン
等。
【0016】重合性単量体(a)としては、上記に例示
した重合性単量体の他、下記に示す酸性基を有する重合
性単量体も用いることができる。かかる酸性基を有する
重合性単量体としては、例えば、リン酸基、ピロリン酸
基、カルボン酸基、スルホン酸基、チオリン酸等の酸性
基を少なくとも一つ以上有する重合性単量体であって、
該化合物の具体例として、以下のものが挙げられる。
【0017】リン酸基含有重合性単量体としては、例え
ば、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルジハイドロ
ジェンホスフェート、3−(メタ)アクリロイルオキシ
プロピルジハイドロジェンホスフェート、4−(メタ)
アクリロイルオキシブチルジハイドロジェンホスフェー
ト、5−(メタ)アクリロイルオキシペンチルジハイド
ロジェンホスフェート、6−(メタ)アクリロイルオキ
シヘキシルジハイドロジェンホスフェート、7−(メ
タ)アクリロイルオキシヘプチルジハイドロジェンホス
フェート、8−(メタ)アクリロイルオキシオクチルジ
ハイドロジェンホスフェート、9−(メタ)アクリロイ
ルオキシノニルジハイドロジェンホスフェート、10−
(メタ)アクリロイルオキシデシルジハイドロジェンホ
スフェート、11−(メタ)アクリロイルオキシウンデ
シルジハイドロジェンホスフェート、12−(メタ)ア
クリロイルオキシドデシルジハイドロジェンホスフェー
ト、16−(メタ)アクリロイルオキシヘキサデシルジ
ハイドロジェンホスフェート、20−(メタ)アクリロ
イルオキシエイコシルジハイドロジェンホスフェート、
ジ〔2−(メタ)アクリロイルオキシエチル〕ハイドロ
ジェンホスフェート、ジ〔4−(メタ)アクリロイルオ
キシブチル〕ハイドロジェンホスフェート、ジ〔6−
(メタ)アクリロイルオキシヘキシル〕ハイドロジェン
ホスフェート、ジ〔8−(メタ)アクリロイルオキシオ
クチル〕ハイドロジェンホスフェート、ジ〔9−(メ
タ)アクリロイルオキシノニル〕ハイドロジェンホスフ
ェート、ジ〔10−(メタ)アクリロイルオキシデシ
ル〕ハイドロジェンホスフェート、1,3−ジ(メタ)
アクリロイルオキシプロピル−2−ジハイドロジェンホ
スフェート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルフ
ェニルハイドロジェンホスフェート、2−(メタ)アク
リロイルオキシエチル 2’−ブロモエチルハイドロジ
ェンホスフェート、2−(メタ)アクリロイルオキシエ
チル フェニルホスホネート等;(5−メタクリロキ
シ)ペンチル−3−ホスホノプロピオネート、(6−メ
タクリロキシ)ヘキシル−3−ホスホノプロピオネー
ト、(10−メタクリロキシ)デシル−3−ホスホノプ
ロピオネート、(6−メタクリロキシ)ヘキシル−3−
ホスホノアセテート、(10−メタクリロキシ)デシル
−3−ホスホノアセテート等;2−メタクリロイルオキ
シエチル(4−メトキシフェニル)ハイドロジェンホス
フェート、2−メタクリロイルオキシプロピル(4−メ
トキシフェニル)ハイドロジェンホスフェート、グリセ
ロールホスフェートジ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリトリトールホスフェートペンタ(メタ)アクリレー
ト等の重合性単量体、およびこれらの酸塩化物等が挙げ
られる。
【0018】ピロリン酸基含有重合性単量体としては、
例えば、ピロリン酸ジ〔2−(メタ)アクリロイルオキ
シエチル〕、ピロリン酸ジ〔4−(メタ)アクリロイル
オキシブチル〕、ピロリン酸ジ〔6−(メタ)アクリロ
イルオキシヘキシル〕、ピロリン酸ジ〔8−(メタ)ア
クリロイルオキシオクチル〕、ピロリン酸ジ〔10−
(メタ)アクリロイルオキシデシル〕等の重合性単量
体、およびこれらの酸塩化物等が挙げられる。
【0019】カルボン酸基含有重合性単量体としては、
例えば、マレイン酸、メタクリル酸、4−(メタ)アク
リロイルオキシエトキシカルボニルフタル酸、4−(メ
タ)アクリロイルオキシブチルオキシカルボニルフタル
酸、4−(メタ)アクリロイルオキシヘキシルオキシカ
ルボニルフタル酸、4−(メタ)アクリロイルオキシオ
クチルオキシカルボニルフタル酸、4−(メタ)アクリ
ロイルオキシデシルオキシカルボニルフタル酸、および
これらの酸無水物;5−(メタ)アクリロイルアミノペ
ンチルカルボン酸、6−(メタ)アクリロイルオキシ−
1,1−ヘキサンジカルボン酸、8−(メタ)アクリロ
イルオキシ−1,1−オクタンジカルボン酸、10−
(メタ)アクリロイルオキシ−1,1−デカンジカルボ
ン酸、11−(メタ)アクリロイルオキシ−1,1−ウ
ンデカンジカルボン酸等の重合性単量体、およびこれら
の酸塩化物等が挙げられる。
【0020】スルホン酸基含有重合性単量体としては、
例えば、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸、スチレンスルホン酸、2−スルホエチ
ル(メタ)アクリレート等の重合性単量体、およびこれ
らの酸塩化物等が挙げられる。
【0021】チオリン酸基含有重合性単量体としては、
例えば、10−(メタ)アクリロイルオキシデシルジハ
イドロジェンジチオホスフェート等の重合性単量体、お
よびこれらの酸塩化物等が挙げられる。
【0022】本発明で使用される光触媒酸化チタン
(b)は、具体的にはアナターゼ型酸化チタンであり、
粒径としては0.001〜30μm、特に0.005〜
20μmのものが好ましい。粒子の形状は球状、棒状、
針状、板状、不定形状など特に制約されない。
【0023】本発明では下記の一般式(I)または一般
式(II)で表される有機基を環の骨格として有する複素
環式化合物(c)が使用される。
【0024】
【化10】
【0025】〔式中、Xは−O−基、−S−基または−
NR−基を表す。(但し、Rは水素原子または低級アル
キル基を表す。)〕
【0026】
【化11】
【0027】〔式中、Rは水素原子または低級アルキル
基を表す。〕
【0028】一般式(I)または一般式(II)中、Rが
表す低級アルキル基としては、炭素数1〜8のアルキル
基が好ましく、具体的には、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチ
ル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル
基、n−ヘプチル基、n−オクチル基が挙げられる。
【0029】上記の複素環式化合物(c)の中でも、下
記の一般式(III)、一般式(IV)、一般式(V)、一般
式(VI)、一般式(VII)で表される化合物が好まし
い。
【0030】
【化12】
【0031】〔式中、Xは−O−基、−S−基または−
NR−基を表す。(但し、Rは水素原子または低級アル
キル基を表す。)〕
【0032】
【化13】
【0033】〔式中、Xは−O−基、−S−基または−
NR−基を表す。(但し、Rは水素原子または低級アル
キル基を表す。)〕
【0034】
【化14】
【0035】〔式中、Xは−O−基、−S−基または−
NR−基を表す。(但し、Rは水素原子または低級アル
キル基を表す。)〕
【0036】
【化15】
【0037】〔式中、Xは−O−基、−S−基または−
NR−基を表す。(但し、Rは水素原子または低級アル
キル基を表す。)〕
【0038】
【化16】
【0039】〔式中、Rは水素原子または低級アルキル
基を表す。〕
【0040】一般式(III)、一般式(IV)、一般式
(V)、一般式(VI)または一般式(VII)中、Rが表す
低級アルキル基としては、炭素数1〜8のアルキル基が
好ましく、具体的には、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル
基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、
n−ヘプチル基、n−オクチル基が挙げられる。
【0041】上記複素環式化合物(c)としては、例え
ば、2−メルカプトチアゾリン、2−メルカプトピリジ
ン、2−メルカプトキノリン、2−メルカプトイミダゾ
ール、2−メルカプト−1−メチルイミダゾール、1−
H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール、2−メ
ルカプトベンゾキサゾール、2−メルカプトベンゾチア
ゾール、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メル
カプト−1−エチルベンズイミダゾール、2−メルカプ
ト−1−ブチルベンズイミダゾール等が挙げられ、これ
らのうち1種または2種以上が用いられる。これらの中
でも2−メルカプトベンゾキサゾール、2−メルカプト
チアゾリン、2−メルカプトピリジン、2−メルカプト
イミダゾール、1−H−1,2,4−トリアゾール−3
−チオール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−メ
ルカプトベンゾイミダゾールが好ましい。
【0042】本発明の光硬化性組成物はさらに水(d)
を含んでいてもよく、該水は、該光硬化性組成物の硬化
に対して悪影響を及ぼすような不純物を含有していない
ものであれば特に制限無く使用することができるが、蒸
留水またはイオン交換水を使用するのが好ましい。
【0043】本発明の光硬化性組成物は、重合性単量体
(a)100重量部に対し、光触媒酸化チタン(b)を
0.1〜300重量部、複素環式化合物(c)を0.0
1〜20重量部含有するのが好ましく、重合性単量体
(a)100重量部に対し、光触媒酸化チタン(b)を
1〜250重量部、複素環式化合物(c)を0.1〜1
0重量部含有するのがより好ましい。
【0044】さらに水(d)を含有する場合には、重合
性単量体(a)100重量部に対し0.01〜70重量
部含有するのが好ましく、1〜50重量部含有するのが
より好ましい。
【0045】本発明の光硬化性組成物は、必要に応じ
て、さらにフィラーを含んでいてもよい。かかるフィラ
ーとしては、無機系フィラーあるいは有機系フィラー及
びこれらの複合体が用いられる。無機系フィラーとして
は、シリカあるいはカオリン、クレー、雲母、マイカな
どのシリカを基材とする鉱物、シリカを基材とし、Al
、B、TiO、ZrO、BaO、La
、SrO、CaO、P等を含有するセラ
ミックスやガラスの類、特にランタンガラス、バリウム
ガラス、ストロンチウムガラス等が挙げられる。さらに
は結晶石英、ヒドロキシアパタイト、アルミナ、酸化チ
タン、酸化イットリビウム、ジルコニア、硫酸バリウム
の他、フルオロアルミノシリケートガラス、カルシウム
フルオロアルミノシリケートガラス、スロトンチウムフ
ルオロアルミノシリケートガラス、バリウムフルオロア
ルミノシリケートガラス、ストロンチウムカルシウムフ
ルオロアルミノシリケートガラスなどを挙げることがで
きる。これらの中でも、フルオロアルミノシリケートガ
ラス、バリウムフルオロアルミノシリケートガラス等の
イオン溶出性ガラス等も用いられる。有機系フィラーと
しては、ポリメチルメタクリレート、ポリアミド、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、クロロプレンゴム、ニトリ
ルゴム、スチレン−ブタジエンゴム等の有機樹脂が挙げ
られる。また、これらの有機樹脂中に非溶出性ガラスフ
ィラーを分散させたり、非溶出性ガラスフィラーを上記
有機樹脂でコーティングした無機/有機複合フィラー等
も挙げられる。これらのフィラーは、必要に応じてシラ
ンカップリング剤等の公知の表面処理剤で予め表面処理
してから用いてもよい。かかる表面処理剤としては、例
えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリ(β−メ
トキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロイルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等
が挙げられる。
【0046】本発明の光硬化性組成物にさらにフィラー
を含有させる場合のフィラーの含有量は、該光硬化性組
成物全重量に対して好ましくは10〜80重量%、さら
に好ましくは20〜70重量%である。
【0047】さらに、本発明の光硬化性組成物は、必要
に応じて、公知の安定剤、化学重合開始剤、染料、顔料
等を含んでいてもよい。
【0048】本発明の光硬化性組成物は、例えば、近紫
外線および/または可視光線を照射することにより重合
硬化させることができる。本発明の光硬化性組成物を硬
化する際に使用し得る光源としては、例えば、ハロゲン
ランプ、水銀ランプ、タングステンランプ、キセノンラ
ンプ、発光ダイオード等を挙げることができる。
【0049】本発明の光硬化性組成物は、例えば、所望
の形態にした後、近紫外線および/または可視光線を照
射することにより重合硬化させて成形品を得ることがで
きる。より具体的には、本発明の光硬化性組成物をガラ
ス、プラスチック等の基盤の上に浸漬法、スピンコート
法等により所望の形態にした後、光照射を行い、目的と
する形態の成形品を得たり、歯牙あるいはツメなどの生
体硬組織表面に塗布し、光照射を行って被膜を形成した
り、齲蝕により生じた歯牙窩洞に塗布あるいは充填し、
光照射を行って歯の形態を回復したりする方法が挙げら
れる。光照射による硬化に際しては、全露光して全体を
硬化させる以外にも、走査露光することにより部分的に
硬化させ、未硬化の部分を洗浄などで取り除くことによ
り、目的とする成形品を得ることも可能である。
【0050】本発明の光硬化性組成物は、光硬化性に優
れているので、塗料分野、光造形分野、歯科材料分野な
どのように、光硬化性樹脂を使用するような用途におい
て、好適に使用することができる。
【0051】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるも
のではない。
【0052】実施例1 2,2−ビス[4−〔3−メタクリロイルオキシ−2−
ヒドロキシプロポキシ〕フェニル]プロパン(Bis−
GMA)60重量部、トリエチレングリコールジメタク
リレート(TEGDMA)40重量部、光触媒酸化チタ
ン(ST−01、石原産業社製)10重量部および2−
メルカプトベンゾキサゾール5重量部からなるスラリー
状組成物を調製した。得られた組成物5mlを無色透明
ガラス製サンプル管(内径18mm、高さ45mm、肉
厚約1mm)に入れて、側方よりハロゲンランプ(JC
P 100V−1000W、フィリップス社製)を光源
とするスライドプロジェクターにより光照射を行った。
5分間光照射した後、組成物の性状を確認したところ該
組成物は重合が進行し、よく硬化していた。
【0053】比較例1 実施例1の組成物から光触媒酸化チタンを除いた組成
物、すなわちBis−GMA60重量部、TEGDMA
40重量部および2−メルカプトベンゾキサゾール5重
量部からなる液体組成物を調製した。得られた組成物5
mlを無色透明ガラス製サンプル管(内径18mm、高
さ45mm、肉厚約1mm)に入れて、側方よりハロゲ
ンランプ(JCP 100V−1000W、フィリップ
ス社製)を光源とするスライドプロジェクターにより光
照射を行った。5分間光照射した後、組成物の性状を確
認したところ該組成物の性状に変化は認められず、液体
のままであった。
【0054】比較例2 実施例1の組成物から2−メルカプトベンゾキサゾール
を除いた組成物、すなわちBis−GMA60重量部、
TEGDMA40重量部および光触媒酸化チタン(ST
−01、石原産業社製)10重量部からなるスラリー状
組成物を調製した。得られた組成物5mlを無色透明ガ
ラス製サンプル管((内径18mm、高さ45mm、肉
厚約1mm)に入れて、側方よりハロゲンランプ(JC
P 100V−1000W、フィリップス社製)を光源
とするスライドプロジェクターにより光照射を行った。
5分間光照射した後、組成物の性状を確認したところ該
組成物のごく一部にゲル化が見られたものの性状に大き
な変化は認められず、大方はスラリー状のままであっ
た。
【0055】実施例2 Bis−GMA50重量部、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート(HEMA)40重量部、水10重量部、光
触媒酸化チタン(ST−01、石原産業社製)10重量
部および2−メルカプトベンゾキサゾール5重量部から
なるスラリー状組成物を調製した。得られた組成物5m
lを無色透明ガラス製サンプル管(内径18mm、高さ
45mm、肉厚約1mm)に入れて、側方よりハロゲン
ランプ(JCP 100V−1000W、フィリップス
社製)を光源とするスライドプロジェクターにより光照
射を行った。5分間光照射した後、組成物の性状を確認
したところ該組成物は重合が進行し、よく硬化してい
た。
【0056】比較例3 Bis−GMA50重量部、HEMA40重量部、水1
0重量部、光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業社
製)10重量部および酢酸を5重量部からなるスラリー
状組成物を調製した。得られた組成物5mlを無色透明
ガラス製サンプル管(内径18mm、高さ45mm、肉
厚約1mm)に入れて、側方よりハロゲンランプ(JC
P 100V−1000W、フィリップス社製)を光源
とするスライドプロジェクターにより光照射を行った。
5分間光照射した後、組成物の性状を確認したところ該
組成物のごく一部にゲル化が見られたものの性状に大き
な変化は認められず、大方はスラリー状のままであっ
た。
【0057】比較例4 Bis−GMA50重量部、HEMA40重量部、水1
0重量部、光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業社
製)10重量部およびチオフェノールを5重量部からな
るスラリー状組成物を調製した。得られた組成物5ml
を無色透明ガラス製サンプル管(内径18mm、高さ4
5mm、肉厚約1mm)に入れて、側方よりハロゲンラ
ンプ(JCP 100V−1000W、フィリップス社
製)を光源とするスライドプロジェクターにより光照射
を行った。5分間光照射した後、組成物の性状を確認し
たところ該組成物のごく一部にゲル化が見られたものの
性状に大きな変化は認められず、大半はスラリー状のま
まであった。
【0058】比較例5 Bis−GMA50重量部、HEMA40重量部、水1
0重量部、光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業社
製)10重量部およびp−アミノチオフェノールを5重
量部からなるスラリー状組成物を調製した。得られた組
成物5mlを無色透明ガラス製サンプル管(内径18m
m、高さ45mm、肉厚約1mm)に入れて、側方より
ハロゲンランプ(JCP 100V−1000W、フィ
リップス社製)を光源とするスライドプロジェクターに
より光照射を行った。5分間光照射した後、組成物の性
状を確認したところ該組成物の性状に変化は無く、光効
果は認められなかった。
【0059】比較例6 Bis−GMA50重量部、HEMA40重量部、水1
0重量部、光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業社
製)10重量部、チオフェノール5重量部およびp−ア
ミノチオフェノール5重量部からなるスラリー状組成物
を調製した。得られた組成物5mlを無色透明ガラス製
サンプル管(内径18mm、高さ45mm、肉厚約1m
m)に入れて、側方よりハロゲンランプ(JCP 10
0V−1000W、フィリップス社製)を光源とするス
ライドプロジェクターにより光照射を行った。5分間光
照射した後、組成物の性状を確認したところ該組成物の
ごく一部にゲル化が見られたものの性状に大きな変化は
認められず、大半はスラリー状のままであった。
【0060】実施例3 Bis−GMA50重量部、TEGDMA40重量部、
光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業社製)10重
量部および2−メルカプトベンゾキサゾール5重量部か
らなるペースト状組成物を調製した。得られた組成物5
mlを無色透明ガラス製サンプル管(内径18mm、高
さ45mm、肉厚約1mm)に入れて、側方より青色発
光ダイオードを光源とする歯科用可視光線照射器(クー
ルブルー、デンタルシステムドットコム社製)により光
照射を行った。5分間光照射した後、組成物の性状を確
認したところ該組成物は重合が進行し、よく硬化してい
た。
【0061】実施例4 Bis−GMA50重量部、HEMA40重量部、水1
0重量部、光触媒酸化チタン(E−23、エコデバイス
社製)200重量部および2−メルカプトベンゾキサゾ
ール5重量部からなるペースト状組成物を調製した。得
られた組成物1mlをスライドガラスに置き、上方より
ハロゲンランプ(JCP 100V−1000W、フィ
リップス社製)を光源とするスライドプロジェクターに
より光照射を行った。5分間光照射した後、組成物の性
状を確認したところ該組成物は重合が進行し、よく硬化
していた。
【0062】実施例5 [2,2,4−トリメチルヘキサメチレンビス(2−カ
ルバモイルオキシエチル)]ジメタクリレート40重量
部、TEGDMA20重量部、HEMA30重量部、水
10重量部、光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業
社製)10重量部および2−メルカプトチアゾリン5重
量部からなるスラリー状組成物を調製した。得られた組
成物5mlを無色透明ガラス製サンプル管(内径18m
m、高さ45mm、肉厚約1mm)に入れて、側方より
ハロゲンランプ(JCP 100V−1000W、フィ
リップス社製)を光源とするスライドプロジェクターに
より光照射を行った。5分間光照射した後、組成物の性
状を確認したところ該組成物は重合が進行し、よく硬化
していた。
【0063】実施例6 [2,2,4−トリメチルヘキサメチレンビス(2−カ
ルバモイルオキシエチル)]ジメタクリレート40重量
部、TEGDMA20重量部、HEMA30重量部、水
10重量部、光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業
社製)10重量部および2−メルカプトピリジン5重量
部からなるスラリー状組成物を調製した。得られた組成
物5mlを無色透明ガラス製サンプル管(内径18m
m、高さ45mm、肉厚約1mm)に入れて、側方より
ハロゲンランプ(JCP 100V−1000W、フィ
リップス社製)を光源とするスライドプロジェクターに
より光照射を行った。5分間光照射した後、組成物の性
状を確認したところ該組成物は重合が進行し、よく硬化
していた。
【0064】実施例7 [2,2,4−トリメチルヘキサメチレンビス(2−カ
ルバモイルオキシエチル)]ジメタクリレート40重量
部、TEGDMA20重量部、HEMA30重量部、水
10重量部、光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業
社製)10重量部および2−メルカプトイミダゾール5
重量部からなるスラリー状組成物を調製した。得られた
組成物5mlを無色透明ガラス製サンプル管(内径18
mm、高さ45mm、肉厚約1mm)に入れて、側方よ
りハロゲンランプ(JCP 100V−1000W、フ
ィリップス社製)を光源とするスライドプロジェクター
により光照射を行った。5分間光照射した後、組成物の
性状を確認したところ該組成物は重合が進行し、よく硬
化していた。
【0065】実施例8 [2,2,4−トリメチルヘキサメチレンビス(2−カ
ルバモイルオキシエチル)]ジメタクリレート40重量
部、TEGDMA20重量部、HEMA30重量部、水
10重量部、光触媒酸化チタン(ST−01、石原産業
社製)10重量部および1−H−1,2,4−トリアゾ
ール−3−チオール5重量部からなるスラリー状組成物
を調製した。得られた組成物5mlを無色透明ガラス製
サンプル管(内径18mm、高さ45mm、肉厚約1m
m)に入れて、側方よりハロゲンランプ(JCP 10
0V−1000W、フィリップス社製)を光源とするス
ライドプロジェクターにより光照射を行った。5分間光
照射した後、組成物の性状を確認したところ該組成物は
重合が進行し、よく硬化していた。
【0066】
【発明の効果】本発明の光硬化性組成物は、光触媒酸化
チタンと特定の構造を有する複素環式化合物とを併用す
ることにより、光硬化性が非常に優れている。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合性単量体(a)、光触媒酸化チタン
    (b)および下記の一般式(I)または一般式(II)で
    表される有機基を環の骨格として有する複素環式化合物
    (c)を含有する光硬化性組成物。 【化1】 〔式中、Xは−O−基、−S−基または−NR−基を表
    す。(但し、Rは水素原子または低級アルキル基を表
    す。)〕 【化2】 〔式中、Rは水素原子または低級アルキル基を表す。〕
  2. 【請求項2】 前記複素環式化合物(c)が、下記の一
    般式(III)、一般式(IV)、一般式(V)、一般式(V
    I)または一般式(VII)で表される化合物である請求項
    1に記載の光硬化性組成物。 【化3】 〔式中、Xは−O−基、−S−基または−NR−基を表
    す。(但し、Rは水素原子または低級アルキル基を表
    す。)〕 【化4】 〔式中、Xは−O−基、−S−基または−NR−基を表
    す。(但し、Rは水素原子または低級アルキル基を表
    す。)〕 【化5】 〔式中、Xは−O−基、−S−基または−NR−基を表
    す。(但し、Rは水素原子または低級アルキル基を表
    す。)〕 【化6】 〔式中、Xは−O−基、−S−基または−NR−基を表
    す。(但し、Rは水素原子または低級アルキル基を表
    す。)〕 【化7】 〔式中、Rは水素原子または低級アルキル基を表す。〕
  3. 【請求項3】 更に水(d)を含有する請求項1または
    2に記載の光硬化性組成物。
  4. 【請求項4】 近紫外線および/または可視光線の照射
    により硬化することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か一項に記載の光硬化性組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光
    硬化性組成物を硬化させて得られる成形品。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004067580A1 (ja) * 2003-01-28 2004-08-12 National Institute For Materials Science ゲル化コロイド結晶前駆体とゲル化コロイド結晶、及びゲル化コロイド結晶の作製方法とその作製装置
JP2014089860A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Mitsubishi Rayon Co Ltd 硬化物、有機el素子用基板及びそれらの製造方法
JP2016124891A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 東洋インキScホールディングス株式会社 光学的立体造形活性エネルギー線重合性樹脂組成物、及び立体造形物
JP2021517200A (ja) * 2018-05-10 2021-07-15 サン・ケミカル・コーポレーション 半導体金属酸化物材料を含む化学線硬化性組成物

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