JP2003095511A - ロール紙排紙スタッカ及び該ロール紙排紙スタッカを備えた記録装置 - Google Patents

ロール紙排紙スタッカ及び該ロール紙排紙スタッカを備えた記録装置

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JP2003095511A
JP2003095511A JP2001293703A JP2001293703A JP2003095511A JP 2003095511 A JP2003095511 A JP 2003095511A JP 2001293703 A JP2001293703 A JP 2001293703A JP 2001293703 A JP2001293703 A JP 2001293703A JP 2003095511 A JP2003095511 A JP 2003095511A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定長さにカットされた後に排出される、カ
ール癖を有するロール紙を規則正しくスタックする。 【解決手段】 ロール紙排紙スタッカ7は、排紙方向に
延びるアーム部材53,54と、該アーム部材53,5
4と直交する第1支持軸51及び第2支持軸52と、第
1支持軸51と第2支持軸52とによって垂下される布
材50と、によって構成されていて、布材50は、第1
支持軸51から下方に垂下された部分によって形成され
る当接部50aと、該当接部50aから排紙方向下のロ
ール紙受け面50bとを有している。カッターユニット
4によって所定長さにカットされる、カール癖を有する
ロール紙Pは、排紙される際に先端が当接部50aに
当接し、当該先端部を支点に回転して用紙受け面50a
へ落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定長さにカット
され且つ上方に凸となるカール癖を残した状態で排紙手
段から排紙されるロール紙をスタックするロール紙排紙
スタッカに関する。また、本発明は、該ロール紙排紙ス
タッカを備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FAX、プリンタ等に代表される記録装
置においては、被記録材としてロール紙が用いられるこ
とがある。ロール紙は長尺に渡って連続的に印刷動作が
可能である点で利便性が良いが、近年、この様なロール
紙を使用可能な民生用のプリンタ、特に、写真画質を実
現可能なインクジェットプリンタが開発され、デジタル
カメラ等によって撮影された写真を、銀塩写真並の高画
質で、ロール紙に長尺に渡って印刷可能となっている。
【0003】ここで、ロール紙は長尺である為、複数枚
の写真の連続印刷を行った様な場合には、印刷後、ユー
ザ自らが写真サイズに切断する必要がある。従って、こ
の様な切断作業を不要とする為に、排紙部にカッター装
置を設け、当該カッター装置によって自動で切断作業を
行う様に構成することもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロール紙は巻
き解かれた後も巻き取り癖(カール癖)が残る為、前記
カッター装置の下流側に単票紙用の排紙スタッカ、例え
ば、略水平なスタック面を有する排紙スタッカが設けら
れていても、所定長さにカットされた後に排出されるロ
ール紙は、そのカール癖によって規則正しくスタックさ
れず、例えばスタック面上において印刷面同士が干渉
し、以て印刷面を傷める場合もある。
【0005】そこで本発明はこの様な問題に鑑みなされ
たものであり、その課題は、所定長さにカットされた後
に排出される、カール癖を有するロール紙を、規則正し
くスタックすることのできるロール紙排紙スタッカを得
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願請求項1記載のロール紙排紙スタッカは、所定
長さにカットされ且つ上方に凸となるカール癖を残した
状態で排紙手段から排紙されるロール紙をスタックする
ロール紙排紙スタッカであって、凸曲面が上を向いた状
態の前記ロール紙先端部が当接する当接部と、該当接部
から排紙方向下に位置する、凸曲面が下を向いた状態の
前記ロール紙を受けるロール紙受け面と、を備え、前記
ロール紙が、排紙方向を側視して前記当接部に当接した
部分を支点に回転することにより、凸曲面を下にした状
態で前記ロール紙受け面に落下する様に構成されたこと
を特徴とする。
【0007】本願請求項1記載の発明によれば、排紙手
段によって排紙される際に上方に凸となるカール癖を有
するロール紙は、先端部が当接部に当接し、当該当接し
た部分を支点に排紙方向を側視して回転することによっ
て凸曲面が下となる様に姿勢を変え、そして前記当接部
から排紙方向下に位置するロール紙受け面に、凸曲面が
下を向いた状態で落下する。従って、排紙されるロール
紙は凸曲面が下を向いた状態で次々とロール紙受け面に
落下し、スタックされるので、これによってカール癖を
有するロール紙を規則正しくスタックすることが可能と
なる。
【0008】また、凸曲面が上を向いた状態のロール紙
上面に記録を行う場合には、記録面が下を向いた状態で
前記ロール紙受け部へ落下し、そして順次スタックされ
ることになる。従って通常の排紙スタッカ、即ち、記録
面を上にした状態で、後から排紙される用紙が当該記録
面の上に積み上げられていく排紙スタッカとは異なり、
スタックされたロール紙の束は記録面を上にした状態で
上位から下位に向かって記録順となり、以てユーザの利
便性を向上させることが可能となる。
【0009】本願請求項2記載のロール紙排紙スタッカ
は、請求項1において、前記ロール紙受け面が、前記凸
曲面の形状に追従して変形可能であることを特徴とす
る。本願請求項2記載の発明によれば、前記ロール紙受
け面が、ロール紙の凸曲面の形状に追従して変形可能で
あるので、紙質、巻き取り径、使用環境(温度、湿度)
等によってその度合いが変動するロール紙のカール癖に
追従して常に最適なロール紙受け面を形成することが可
能となる。
【0010】本願請求項3記載のロール紙排紙スタッカ
は、請求項2において、前記ロール紙受け面が布材によ
って形成されていることを特徴とする。本願請求項3記
載の発明によれば、ロール紙の凸曲面の形状に追従して
変形可能なロール紙受け面が布材によって形成されてい
るので、前記ロール紙受け面を簡易に且つ低コストに構
成できると共に、布材であるのでロール紙の記録面を傷
めることがなく、以て適切な状態でロール紙をスタック
することができる。
【0011】本願請求項4記載のロール紙排紙スタッカ
は、請求項1において、前記ロール紙の両側端側におい
て排紙方向に延びるアーム部材と、該アーム部材におい
て前記排紙手段側に設けられる、該アーム部材と直交す
る第1の支持軸と、前記アーム部材において前記第1の
支持軸から排紙方向側に所定間隔を置いて設けられる、
前記第1の支持軸に平行な第2の支持軸と、前記第1の
支持軸と前記第2の支持軸とにより、排紙方向を側視し
て下に凸となる様な湾曲状態に垂下される布材と、から
なり、該布材において前記第1の支持軸から垂下された
部分が前記当接部を形成し、且つ、該布材の湾曲面が前
記ロール紙受け面を形成する様に構成されたことを特徴
とする。
【0012】本願請求項4記載の発明によれば、ロール
紙受け面が布材によって形成されているので、ロール紙
受け面がロール紙のカール癖に追従して変形し、従って
前述した本願請求項2及び3記載の発明と同様な作用効
果を得ることができると共に、前記当接部も当該布材に
よって形成されているので、ロール紙先端と布材との摩
擦係数が高まり、これによってロール紙は先端を支点に
回転し易くなり、以て安価に且つ簡易にロール紙の凸曲
面を下にする構成を得ることが可能となる。
【0013】本願請求項5記載のロール紙排紙スタッカ
は、請求項4において、前記第1の支持軸が断面視にお
いて長方形の形状をなし、且つ、当該長方形の形状によ
って排紙方向下に向かう傾斜面を形成する様に設けられ
ていることを特徴とする。
【0014】前記アーム部材が例えば記録装置を構成す
る排紙スタッカに設けられる場合、排紙されるロール紙
は、先ず最初に前記排紙スタッカのスタック面に当接
し、排紙動作に従って当該スタック面上を下流側に進
み、やがて当該ロール紙排紙スタッカに到達する。ここ
で、前記スタック面の下流側端部と当該ロール紙排紙ス
タッカの上流側端部との間、即ち、前記スタック面の下
流側端部と前記第1の支持軸との間に隙間があると、排
紙されるロール紙の先端は当該隙間部分に入り込み、従
ってロール紙が当該ロール紙排紙スタッカ内にスタック
されない事態が生ずることになる。しかし一方で、これ
を防止する為に前記第1の支持軸と前記スタック面の下
流側端部との隙間を狭くする(密着させる)と、当該第
1の支持軸を着脱する際の作業性が低下することにな
る。
【0015】しかし、本願請求項5記載の発明によれ
ば、前記第1の支持軸が断面視において長方形の形状を
なし、且つ、当該長方形の形状によって排紙方向下に向
かう傾斜面を形成する様に設けられているので、傾斜面
の上方を前記スタック面の下流側端部に接近させること
によって前述の様な被記録材先端の入り込みを防止し、
傾斜面の下方を前記スタック面の下流側端部から離すこ
とによって着脱の際の作業性を容易にすることが可能と
なる。
【0016】本願請求項6記載のロール紙排紙スタッカ
は、請求項4または5において、前記第1の支持軸が前
記アーム部材から取り外し可能に設けられ、且つ、前記
アーム部材と前記第2の支持軸とが一体的に形成される
ことによって平面視略コの字形の形状をなし、該平面視
略コの字形の形状が拡開することによって前記アーム部
材の被設部に着脱可能に設けられることを特徴とする。
【0017】本願請求項6記載の発明によれば、前記第
1の支持軸が前記アーム部材から取り外し可能に設けら
れ、且つ、前記アーム部材と前記第2の支持軸とが一体
的に形成されることによって平面視略コの字形の形状を
なし、該平面視略コの字形の形状が拡開することによっ
て前記アーム部の被設部に着脱可能に設けられているの
で、これによって前記アーム部材と前記第2の支持軸と
を低コストで構成でき、且つ、着脱可能な構成を低コス
トに得ることができる。
【0018】本願請求項7記載のロール紙排紙スタッカ
は、請求項6において、前記第1の支持軸が、前記アー
ム部材に取り付けられた状態において前記平面視略コの
字形の形状の拡開を防止するストッパ機能を備えている
ことを特徴とする。本願請求項7記載の発明によれば、
前記第1の支持軸が、前記アーム部材に取り付けられた
状態において前記平面視略コの字形の形状の拡開を防止
するストッパ機能を備えているので、これによって使用
時には前記平面視略コの字形の形状が拡開することによ
って当該ロール紙排紙スタッカが脱落することなく、従
って常に確実にロール紙をスタックすることができる。
【0019】本願請求項8記載の記録装置は、被記録材
に記録を行う記録手段と、該記録部によって記録の行わ
れた被記録材を排紙する排紙手段と、を備えた記録装置
であって、請求項1から7のいずれか1項に記載のロー
ル紙排紙スタッカを備えたことを特徴とする。
【0020】本願請求項8記載の発明によれば、被記録
材に記録を行う記録手段と、該記録部によって記録の行
われた被記録材を排紙する排紙手段と、を備えた記録装
置が、請求項1から7のいずれか1項に記載のロール紙
排紙スタッカを備えているので、前述した本願請求項1
から7のいずれか1項に記載の発明と同様な作用効果を
得ることが可能となる。
【0021】本願請求項9記載の記録装置は、被記録材
に記録を行う記録部と、前記記録部において記録の行わ
れた被記録材を排紙する、回動駆動される排紙駆動ロー
ラと、該排紙駆動ローラとの間で被記録材をニップして
従動回動する排紙従動ローラと、スタッカ基部及び該ス
タッカ基部から排紙方向に引き出し可能な引き出し部に
よって使用状態と収納状態とをとることができ、且つ、
上流側端部に回動支点を備えることによって回動可能に
設けられる排紙スタッカと、略水平姿勢となった前記排
紙スタッカの上流側上方に設けられ、排紙される被記録
材を所定長さでカットする、着脱可能に設けられるカッ
ター装置と、を備えた記録装置であって、請求項1から
7のいずれか1項に記載のロール紙排紙スタッカが、前
記収納状態にある前記排紙スタッカに着脱自在に設けら
れていることを特徴とする。本願請求項9記載の発明に
よれば、上記構成を備えた記録装置が請求項1から7の
いずれか1項に記載のロール紙排紙スタッカを備えてい
るので、前述した本願請求項1から7のいずれか1項に
記載の発明と同様な作用効果を得ることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。 <インクジェットプリンタの構成>先ず、図1乃至図3
を参照しつつ本発明に係るインクジェットプリンタ(以
下「プリンタ」と言う)100の全体構成について説明
する。ここで、図1及び図2はプリンタ100の外観斜
視図であり、図3は同側断面図である。図1において、
プリンタ100は装置本体3の後方側(上流側)に給紙
装置2を、前方側(下流側)に、後に詳説する排紙スタ
ッカ1を備え、被記録材としての用紙P(図3参照)を
給紙装置2によって後方側から給送し、前方側に設けら
れた用紙排出口6から排紙スタッカ1に向けて排出する
構成を有している。
【0023】給紙装置2にはロール状に巻かれたロール
紙ロールRを回動可能に軸支するロール紙ホルダ5が装
着可能となっていて、また、プリンタ100の用紙排出
口6には、ロール紙或いは単票紙を所定長さでカットす
るカッターユニット4が装着可能となっている。図2
は、ロール紙ホルダ5を給紙装置2の後方側に装着し、
且つ、カッターユニット4を用紙排出口6に装着した状
態を示すものである。この様に、プリンタ100は単票
紙とロール紙の双方を使用可能に構成され、且つ、所定
の長さでカット可能に構成されている。
【0024】図1及び図2において排紙スタッカ1は装
置前方及び後方に向かって伸縮する構成(3段構成)と
なっていて、装置前方に向かって伸びることによって上
面が用紙Pの広いスタック面を形成し、以て図1及び図
2に示す使用状態となる。また、装置後方に縮み、且
つ、回動軸30a(図4参照)を中心に上方に回動する
ことによって収納状態となる(当該収納状態は図示省
略)。尚、排紙スタッカ1のより詳細な構成については
後に説明することとし、また、本実施形態におけるプリ
ンタ100は、カッターユニット4によって所定長さに
カットされた、カール癖の残ったロール紙を規則正しく
スタックするロール紙排紙スタッカ7を着脱可能に備え
ているが(図8参照)、当該ロール紙排紙スタッカ7の
詳細な構成についても、後に説明する。
【0025】次に、図3を参照しつつプリンタ100の
内部構成について説明する。先ず、前述の様にプリンタ
100は後部(図3の右側)に給紙装置2を備えてい
る。給紙装置2はホッパ16を備え、該ホッパ16上に
単票紙としての用紙Pを傾斜姿勢で堆積・収納する。
尚、ロール紙の場合はホッパ16の下側から下流側に向
かって給送される(図示は省略)。ホッパ16は給紙装
置2の後部上方に位置する回動支点(図示せず)を中心
に回動可能に設けられ、その先端部が回動駆動される給
紙ローラ14に対して圧接及び離間動作する様になって
いる。堆積された用紙Pの最上位のものは、ホッパ16
が給紙ローラ14に対して圧接動作を行い、当該圧接状
態において給紙ローラ14が回動することによって下流
側に繰り出される。給紙ローラ14は側面視略D形の形
状をなしていて、印刷動作時にはその平坦部が用紙Pに
対向する状態に制御され(図3の状態)、これによって
用紙Pの搬送負荷を軽減する。
【0026】給紙ローラ14から下流の下側には板状体
としての紙案内15が略水平に設けられ、給紙装置2か
ら繰り出された用紙Pの先端が該紙案内15に斜めに当
接し、滑らかに下流側に案内される。紙案内15から下
流には回動駆動される搬送駆動ローラ19aと、該搬送
駆動ローラ19aに圧接する搬送従動ローラ19bと、
からなる搬送ローラ19が設けられ、用紙Pは、当該搬
送ローラ19によってニップされて、一定ピッチで下流
側に搬送される。
【0027】搬送従動ローラ19bは搬送従動ローラホ
ルダ18の下流側において軸支され、当該搬送従動ロー
ラホルダ18は、回動軸18aを中心に図3の時計方向
及び反時計方向に回動可能に設けられ、且つ、ねじりコ
イルばね(図示せず)によって搬送従動ローラ19bが
常に搬送駆動ローラ19aに圧接する方向(図3の反時
計方向)に回動付勢されている。
【0028】次に、給紙ローラ14から搬送ローラ19
に至る用紙Pの給送経路上には、用紙Pの通過を検出す
る、センサ本体部17aと検出子17bとからなる用紙
検出器17が配設されている。検出子17bは側面視略
「く」の字の形状をなし、その中央付近の回動軸17c
を中心に図3の時計方向及び反時計方向に回動可能に設
けられ、回動軸17cから下側は、下流から上流に進む
用紙Pの先端と緩やかな角度で滑らかに当接する様に形
成されている。
【0029】検出子17bの上方に位置するセンサ本体
部17aは発光部(図示せず)及び該発光部からの光を
受ける受光部(図示せず)を備え、検出子17bの回動
軸17cから上側が、その回動動作により、前記発光部
から前記受光部に向かう光の遮断及び通過を行う様にな
っている。よって、図3に示す様に用紙Pの通過に伴っ
て検出子17bが上方に押し上げられるように回動する
と、検出子17bの上側がセンサ本体部17aから外
れ、これによって前記受光部が受光状態となって、用紙
Pの通過を検出する様になっている。
【0030】続いて、搬送ローラ19の下流には、プリ
ンタ100の記録部(記録手段)を構成する、プラテン
28及びインクジェット記録ヘッド13が上下に対向す
る様に配設されている。プラテン28は主走査方向(図
3の紙面表裏方向)に長く、搬送ローラ19によってイ
ンクジェット記録ヘッド13の下へ搬送される用紙P
は、プラテン28によって下から支持される。インクジ
ェット記録ヘッド13はインクカートリッジ11を搭載
するキャリッジ10の底部に設けられ、該キャリッジ1
0は、主走査方向に延びるキャリッジガイド軸12にガ
イドされながら主走査方向に往復動する。
【0031】次に、インクジェット記録ヘッド13から
下流はプリンタ100の排紙部(排紙手段)となってい
て、回動駆動される排紙駆動ローラ20aと、該排紙駆
動ローラ20aに軽く圧接することによって従動回動す
る排紙従動ローラ20bと、からなる排紙ローラ20が
設けられ、インクジェット記録ヘッド13によって印刷
の行われた用紙Pは、排紙ローラ20にニップされつつ
排紙駆動ローラ20aが回動することにより排出され
る。排紙従動ローラ20bは排紙従動ローラホルダ23
に軸支され、該排紙従動ローラホルダ23は、排紙従フ
レーム25に取り付けられている。排紙従フレーム25
は主走査方向に長い板状体からなり、当該排紙従フレー
ム25は、同様に主走査方向に長い板状体からなる排紙
主フレーム24に、上から圧接する様な状態で取り付け
られている。
【0032】続いて、排紙従動ローラ20bのやや上流
には排紙補助ローラ22が設けられ、用紙Pは、該排紙
補助ローラ22によってやや下方に押しつけられる様に
なっている。また、排紙駆動ローラ20aと従動従動ロ
ーラ20bとのニップ点がやや上流側に設定されてい
て、更に、搬送駆動ローラ19aと搬送従動ローラ19
bとのニップ点がやや下流側に設定されている。以上に
よって用紙Pは、排紙ローラ20と搬送ローラ19との
間で僅かに下に凸となる湾曲状態となり、インクジェッ
ト記録ヘッド13の下に位置する用紙Pはプラテン28
に押しつけられ、以て用紙Pの浮き上がりが防止され、
正常な印刷品質が維持される様になっている。
【0033】ここで、用紙Pの後端が搬送ローラ19か
ら外れると、用紙Pは排紙ローラ20のみによってプラ
テン28に押しつけられる様になる。従ってこの場合、
用紙Pの排紙ローラ20から下流側部分が顕著に下方に
垂れ下がると、これにつられて用紙Pの排紙ローラ20
から上流側部分が浮き上がり、正常な印刷品質が得られ
なくなる。そこで、プリンタ100においては、カッタ
ーユニット4及び後述する排紙スタッカ1によって当該
不具合を防止する様に構成されている。
【0034】排紙ローラ20の下流に設けられるカッタ
ーユニット4は、図1及び図2を参照しつつ説明した様
に装置本体3前方側の用紙排出口6に、図示しないスナ
ップ手段によって着脱可能に設けられる。カッターユニ
ット4は主走査方向に往復動可能に設けられるロータリ
カッター43と、該ロータリカッター43によって用紙
Pを剪断する為の板部材44と、ロータリカッター43
へ用紙Pを案内するガイド部材45を有し、図示しない
駆動モータによってロータリカッター43を主走査方向
に往復動させることにより用紙Pをカットする。以上
が、プリンタ100の全体構成である。
【0035】<排紙スタッカの構成および作用効果>次
に、図4乃至図7を参照しつつ、排紙スタッカ1の構成
および作用効果について詳説する。ここで、図4及び図
5は排紙スタッカ1の側面図であり、図4はカッターユ
ニット4を取り外した状態を、図5はカッターユニット
4を取り付けた状態を示している。また、図6は用紙排
出口6を正面から見た斜視図であり、図7は排紙スタッ
カ1の分解斜視図である。
【0036】先ず、図4において排紙スタッカ1は、薄
い箱形の形状をなすスタッカ基部30と、該スタッカ基
部30に収納される、薄い箱形の形状をなす第1引き出
し部31と、該第1引き出し部31に収納される、薄い
箱形の形状をなす第2引き出し部32と、該第2引き出
し部32の先端部に設けられる、板状体からなる用紙ス
トッパ部33と、によって構成され、スタッカ基部30
と、第1引き出し部31と、第2引き出し部32とによ
って、装置前方(排紙方向:図4において左側)及び後
方(図4において右側)に伸縮する構成(3段構成)と
なっている。
【0037】スタッカ基部30の上流側(図4及び図5
の右側)両側面には回動軸30aが設けられていて、該
回動軸30aが、用紙排出口6(図6参照)内の両側壁
に設けられた図示しない軸受け部に軸支され、これによ
って排紙スタッカ1が装置本体3に取り付けられる。そ
して、使用時には装置前方に向かって伸びることによ
り、スタッカ基部30と、第1引き出し部31と、第2
引き出し部32と、の上面が用紙Pの広いスタック面を
形成し、非使用時には、第2引き出し部32が第1引き
出し部31に、第1引き出し部31がスタッカ基部30
にそれぞれ押し込まれることによって収納状態となり、
以てプリンタ100の設置スペースを節約する。また、
更には当該収納状態からスタッカ基部30が回動軸30
aを中心に上方に回動する(図4の時計方向)ことによ
って、プリンタ100の設置スペースを更に節約するこ
とができる様になっている。
【0038】スタッカ基部30は図7に示す様に薄い板
状体からなる蓋部30fを、図示しないスナップ手段に
よって本体部30gに取り付ける構成となっていて、本
体部30gに、第1引き出し部31をスライド可能に収
納する様になっている。より詳しくは、本体部30gに
は、第1引き出し部31の両側面をガイドする、排紙方
向に延びる様に立設されるガイド板30e,30eが本
体部30gと一体的に形成されている。そして、該ガイ
ド板30e,30eにおいて第1引き出し部31と対向
する側(内側)には、排紙方向(図5の左右方向)に延
びる凸条としてのガイドレール上30bと、該ガイドレ
ール上30bの下側に所定間隔を置いて、ガイドレール
上30bと平行に延びる凸条としてのガイドレール下3
0cがそれぞれガイド板30eと一体的に形成されてい
る。ここで、ガイドレール下30cは、ガイドレール上
30bよりも下流側に長く延設されている(図4及び図
5も参照)。
【0039】一方で、第1引き出し部31の両側面にお
いて上流側端部近傍(図5において右側)には、正面視
において長方形の形状をなす係合突起31aが形成され
ている。係合突起31aは、第1引き出し部31がスタ
ッカ基部30内に設けられる際、ガイドレール上30b
とガイドレール下30cとの間に入り込む様になってい
る。即ち、第1引き出し部31をスタッカ基部30の本
体部30gに設ける際、係合突起31aをガイドレール
上30bの後端(図5の右端)からガイドレール上30
bとガイドレール下30cとの間に入れ、これにより、
第1引き出し部31がスタッカ基部30から引き出され
ても、第1引き出し部30bは、ガイドレール上30b
とガイドレース下30cとによってスタッカ基部30の
本体部30gに保持される。
【0040】尚、図7において本体部30g内に形成さ
れた突起部30d,30dは、第1引き出し部31の最
大引き出し位置を規制するストッパであり、当該突起部
30d、30dと、第1引き出し部31に設けられたス
トッパ部31b,31bとが係合することによって、第
1引き出し部31の最大引き出し位置が規制され、これ
によって第1引き出し部31がスタッカ基部30から脱
落しない様になっている。
【0041】以上の様に構成されたことによって、排紙
スタッカ1は以下の様な作用効果を奏する。即ち、排紙
スタッカ1は使用時にプリンタ100の前方側に向かっ
て突出し、且つ、その下側にはプリンタ設置面との間に
空間が形成される為(図4及び図5参照)、上方から必
要以上の外力が付与されると破損し易い構成となってい
る。従って、例えば第1引き出し部31がスタッカ基部
30の本体部30g内に、蓋部30fによって上方から
保持される様に構成されていると、前記外力は強度的に
低い蓋部30fに直接加わり、これによって蓋部30f
が本体部30gから外れ、或いは、蓋部30fが破損す
る虞もある。
【0042】しかし、上述した様に本実施形態に係る排
紙スタッカ1においては、第1引き出し部31が蓋部3
0fではなく強度的に高い本体部30gに、係合突起3
1aとガイドレール上30bとの係合によって支持され
る様になっている。従って、第1引き出し部31或いは
第2引き出し部32に上方から必要以上の外力が加えら
れても、蓋部30fには影響が及ばず、強度的に高い本
体部30gによって第1引き出し部31及び第2引き出
し部32が支持されるので、これによって排紙スタッカ
1の強度を高めることが可能となる。
【0043】ところで、本実施形態においては、第1引
き出し部31或いは第2引き出し部32に上方から外力
が加わると、排紙スタッカ1全体が若干撓むものの、当
該排紙スタッカ1により、装置本体3の前方側を支点と
して装置本体3の後方側が持ち上げ可能となる様な強度
となっている。従って、排紙スタッカ1に必要以上の外
力が上方から加わった場合においても、排紙スタッカ1
が破損する前に装置本体3が上方に持ち上げられ、以て
排紙スタッカ1の破損を効果的に防止することが可能と
なっている。
【0044】次に、排紙スタッカ1のスタック姿勢につ
いて説明する。排紙スタッカ1は、装置前方に向けて引
き出された使用状態において、2つの排紙姿勢を備えて
いる。図4は当該排紙スタッカ1の第1のスタック姿勢
を示すものであり、図5は同第2のスタック姿勢を示す
ものである。
【0045】図4において、排紙スタッカ1は下流側端
部(図4の左側)が上方向を向く様な傾斜姿勢となり、
この様な第1のスタック姿勢において用紙Pをスタック
する。ここで、該傾斜姿勢は、図6に示す付勢手段とし
ての押圧板ばね26によって形成される。即ち、図6に
おいて、用紙排出口6の両側壁に押圧板ばね26,26
が中央に向かって突出する様に設けられていて、スタッ
カ基部30の上流側端部を該押圧板ばね26,26によ
って上方から押さえ付ける構成となっている(図4の矢
印がばね力の作用方向となる)。つまり、第1のスタッ
ク姿勢は強固に保持されない為、従って例えば、前述の
様に上方から必要以上の外力が付与された場合には、排
紙スタッカ1は押圧板ばね26,26の付勢力によって
弾性的に水平方向に回動し、以て排紙スタッカ1の破損
を回避することができるという作用効果が得られること
になる。
【0046】尚、この様な第1のスタック姿勢(傾斜姿
勢)によって用紙Pをスタックするのは、以下の理由に
よる。即ち、プリンタ100は前述の様に排紙ローラ2
0と搬送ローラ19とによって用紙Pを下に凸となる様
な湾曲姿勢とし、これによって用紙Pをプラテン28に
押しつけ、以て用紙Pとインクジェット記録ヘッド13
(図3参照)との距離を規定する。ところが、用紙Pの
後端が搬送ローラ19を外れた後は、用紙Pの搬送姿勢
を規制するのは排紙ローラ20のみとなる。従って、用
紙Pにおいて排紙ローラ20から下流側の部分が下方に
顕著に垂れ下がると、この影響によってインクジェット
記録ヘッド13下の用紙Pがプラテン28から浮き上が
り、正常な印刷品質が得られなくなる。よって、排紙ス
タッカ1を第1のスタック姿勢(傾斜姿勢)とすること
により、用紙Pの下方への顕著な垂れ下がりを防止し、
この様な問題を解決する。
【0047】次に、前述したカッターユニット4を用紙
排出口6に取り付ける場合、傾斜姿勢となった排紙スタ
ッカ1が邪魔となる。ここで、図5において、カッター
ユニット4は前述した様に駆動ローラ41と従動ローラ
42とを備え、カットされた用紙P(或いはカットされ
ない場合も含む)をこれら2つのローラで送り出す機構
を備えている。従って、当該駆動ローラ41と従動ロー
ラ42とによって、用紙Pの後端が搬送ローラ19から
外れた場合でも排紙ローラ20の下流側近傍は下方に垂
れ下がることがなく、従ってカッターユニット4を装着
すれば、前述の様なプラテン28からの用紙Pの浮き上
がりの問題を防止できることになる。
【0048】そこで、本実施形態に係る排紙スタッカ1
は、図4に示す第1のスタック姿勢の他に、図5に示す
第2のスタック姿勢を採ることができる様になってい
る。第2のスタック姿勢は、カッターユニット4を用紙
排出口6に装着する際に、カッターユニット4によって
排紙スタッカ1を前述の押圧板ばね26,26の付勢力
に抗して水平方向に回動させ、そして図示しないスナッ
プ手段によってカッターユニット4を取り付けることに
よって形成される。即ち、カッターユニット4が、排紙
スタッカ1の第2のスタック姿勢を形成する保持手段と
しての機能を果たしている。尚、スタッカ基部30の上
流側端部には、排紙スタッカ1の、水平姿勢から更に下
を向く方向への回動を抑止するストッパ部材27が用紙
排出口6に設けられていて(図4乃至図6参照)、これ
により、排紙スタッカ1が必要以上に下を向く方向に回
動しない様に規制を行っている。
【0049】以上により、本実施形態に係る排紙スタッ
カ1は傾斜姿勢において用紙Pをスタックする第1のス
タック姿勢と、該第1のスタック姿勢から水平方向に回
動して用紙Pをスタックする第2のスタック姿勢と、の
2つの姿勢を切り替え可能に構成されたので、従って、
前記第1のスタック姿勢においては、用紙Pの排紙ロー
ラ20から下流側近傍が顕著に下方に垂れ下がらず正常
な印刷品質を確保することができると共に、前記第2の
スタック姿勢においては、カッターユニット4の装着の
際に排紙スタッカ1が邪魔にならない。尚、第2のスタ
ック姿勢は水平姿勢に限定されず、カッターユニット4
を容易に装着可能な傾斜角度であればどの様な角度であ
っても構わない。
【0050】ところで、排紙スタック1のスタック面
は、第2のスタック姿勢において第1のスタック姿勢と
比してより水平姿勢に近い為、カッターユニット4によ
ってカットされ、排出される用紙Pが排紙スタッカ1上
に落下すると、当該排出された用紙Pが排紙スタッカ1
から滑り落ち、印刷面を汚す場合も発生する。また、カ
ッターユニット4によってカットされない場合において
も、カッターユニット4が装着されることによって排紙
スタッカが第2のスタック姿勢にあれば、用紙P(単票
紙)は排紙スタッカ1から滑り落ちる場合がある。
【0051】そこで、本実施形態に係る排紙スタッカ1
は、下流側先端部に、第2のスタック姿勢におけるスタ
ック面よりも下流側上方に向かって急角度で傾斜する傾
斜面を備えた用紙ストッパ部33が設けられている。当
該用紙ストッパ部は図5に示す様に板状体からなり、回
動支点33cを中心に、用紙Pの排紙経路を側視して第
2引き出し部32の先端で回動可能に設けられ、回動す
ることによって出没自在となっている。即ち、図4に示
す状態が没状態であり、当該没状態において用紙ストッ
パ部33の表側面33aが、スタッカ基部30,第1引
き出し部31の上面と共に用紙Pの滑らかなスタック面
を形成する。また、当該没状態から上流側に起き上がる
方向に回動した図5に示す状態が出状態であり、当該出
状態において用紙ストッパ部33の裏側面33bが第2
のスタック姿勢にある排紙スタッカ1のスタック面より
も急な傾斜面を形成する。尚、用紙ストッパ部33はそ
の端部に側面視においてL字形の形状を有し、回動する
と、当該L字形状によって第2引き出し部32に形成さ
れたストッパ32aに当接する様になっていて、これに
よって出状態における傾斜角度が規制される様構成され
ている。
【0052】以上により、排紙スタッカ1に排出される
用紙Pは、出状態にある用紙ストッパ部33の急斜面に
よって先端から下方に滑り落ちることが無く、以て用紙
Pの印刷面を汚す等の問題を防止することが可能となっ
ている。また同時に、用紙ストッパ部33は傾斜面によ
って形成されている為、長尺の用紙P、例えば、カット
されないロール紙を排出する際にも、当該用紙ストッパ
部33の部分で用紙先端が引っ掛かり、これによって排
紙された用紙Pが排紙スタッカ上で滞留せず、当該用紙
ストッパ部33を乗り越えることによって排紙スタッカ
33上における用紙Pの干渉を防止し、印刷面を汚す等
の不具合を防止することが可能となる。尚、用紙ストッ
パ部33は不要時、例えば、第1のスタック姿勢(傾斜
姿勢)によってスタックを行う場合には、没状態とする
ことによって用紙Pの排紙動作に邪魔にならない様にす
ることが可能となる。
【0053】<ロール紙排紙スタッカの構成および作用
効果>次に、図8乃至図11を参照しつつ、所定長さに
カットされ、且つ、カール癖の残ったロール紙をスタッ
クするロール紙排紙スタッカ7の構成および作用効果に
ついて説明する。ここで、図8はロール紙排紙スタッカ
7を装着した状態を示すプリンタ100の外観斜視図で
あり、図9はロール紙排紙スタッカ7の側面図、図10
(A)は第1支持軸51の正面図(プリンタ100の正
面側から見た図)、図10(B)は同側断面図(図10
(A)のx−x断面図)、図11(A)は第1支持軸5
1の左側軸端部の拡大図(斜視図)、図11(B)は図
11(A)におけるy矢視図である。
【0054】図8において、ロール紙排紙スタッカ7
は、排紙されるロール紙P(図9参照)の両側端側に
おいて排紙方向に延びるアーム部材53,54と、該ア
ーム部材53,54と直交する、上流側に設けられる第
1支持軸51と、該第1支持軸51から排紙方向に所定
間隔を置いて設けられる、第1支持軸51と平行な第2
支持軸52と、第1支持軸51と第2支持軸52とによ
り、排紙方向を側視して下に凸となる様な湾曲状態(図
9参照)に垂下される布材50と、によって構成されて
いて、カッターユニット4が装着され、且つ、排紙スタ
ッカ1の収納状態において、排紙スタッカ1を構成する
スタッカ基部30に着脱可能に取り付けられる様になっ
ている。
【0055】より詳しくは、アーム部材53,54と、
第2支持軸52とは樹脂成形により一体的に形成されて
いて、平面視においてコの字形の形状をなしている。図
9においてアーム部材53,54の上流側(図9の右
側)には、前記コの字形の形状の内側に向かって突出す
る支持突起55(図11(A)も参照)がアーム部材5
3,54と一体的に形成されていて、一方で排紙スタッ
カのスタッカ基部30の両側面には、支持突起55が嵌
入する嵌合孔30hが形成されている。また、支持突起
55の下側にはスタッカ基部30の下面と係合するスト
ッパ部57が形成されていて(図11(A)参照)、従
ってアーム部材53,54を図8に示す矢印方向に拡開
し、スタッカ基部30を両側から挟む様にして支持突起
55を嵌合孔30hに嵌合させると、当該支持突起55
及び嵌合孔30hと、ストッパ部57およびスタッカ基
部30の下面とによって、アーム部材53,54、即
ち、ロール紙排紙スタッカ7が支持される。
【0056】次に、図9において、柔軟に変形可能な布
材50は平面視において長方形の形状をなし(図示せ
ず)、その長さ(排紙方向長さ)は、第1支持軸51と
第2支持軸52との配設間隔よりも充分に長くなってい
る。また、布材50の上流側と下流側には、それぞれ袋
状部50c,50dが形成されている。従って、袋状部
50cに第1支持軸51が、袋状部50dに第2支持軸
52が挿通することにより、布材50は、第1支持軸5
1及び第2支持軸52に、排紙方向を側視して下方に凸
となる様な湾曲状態に垂下される。
【0057】ここで、第2支持軸52は前述の通りアー
ム部材53,54と一体的に形成されているが、一方で
第1支持軸51は、アーム部材53,54から取り外し
可能に構成されている。以下、当該第1支持軸51につ
いて詳説する。図10(B)に示す様に第1支持軸51
は断面が長方形の形状をなし、その両軸端部には、取り
付け部58および59が樹脂成形によって一体的に形成
されている。
【0058】取り付け部58および59は図10(A)
に示す様に正面視において略コの字形の形状をなし、そ
の内側には突起58aおよび59aがそれぞれ形成され
ている。取り付け部58および59は、コの字形の形状
が弾性的に拡開することによってアーム部材53,54
に弾性的に嵌合し、突起58aおよび59aによってア
ーム部材53,54を保持する様に取り付けられ、これ
によって第1支持軸51が容易に外れることなくアーム
部材53,54に装着される様になっている。
【0059】取り付け部59は、取り付け部58とは異
なり内側に突出する掛止突起60が形成されていて、一
方で取り付け部58が取り付けられるアーム部材54の
側には、図11(A)に示す様なU字形の形状をなす掛
止溝56が形成されている。従ってこの様に構成するこ
とにより、取り付け部59をアーム部材54に取り付け
る際、掛止溝56に掛止突起60を掛止させながら取り
付けることになり、装着の方向を間違えること無く第1
支持軸51をアーム部材53および54に正しく取り付
けることができる様になっている。尚、アーム部材53
および54の外側には、図11(B)に示す様な垂直方
向に延びる凸条61が形成されていて(図11(B)は
アーム部材54の側を示す)、取り付け部58および5
9が取り付けられた際に、取り付け部58および59が
揺動しない様に規制を行っている。
【0060】ここで、図10(B)に示す様に第1支持
軸51は、その断面の長方形状が排紙方向下(図10
(B)の左下)に向かう傾斜面をなす様にアーム部材5
3および54に取り付けられる様になっている。これ
は、スタッカ基部30の下流側端部と第1支持軸51と
の間に大なる隙間があると、排紙されるロール紙P
先端がスタッカ基部30の下流側端部と第1支持軸51
との間に入り込み、正常な排紙動作が行えなくなるから
であり、この様に構成することにより、排紙されるロー
ル紙Pの先端がスタッカ基部30の下流側端部と第1
支持軸51との間に入り込まず、正常な排紙動作を行う
ことができると共に、第1支持軸の下側がスタッカ基部
30の下流側端部から離れる為、第1支持軸51の着脱
作業に際してスタッカ基部30の下流側端部が邪魔とな
らず、以て前記着脱作業が容易となる。
【0061】ところで、第1支持軸51は、前述した取
り付け部58および59が設けられることによって、ア
ーム部材53,54をスタッカ基部30から不用意に取
り外しできない様なストッパ機能を発揮する様になって
いる。即ち、取り付け部58および59は、図10
(A)に示す様な略コの字形の形状によってアーム部材
53,54をそれぞれ保持する様に構成されているの
で、従ってこれにより、アーム部材53及び54と、第
2支持軸52とによって形成される平面視略コの字形の
形状が、不用意に拡開しない様なストッパ機能を実現す
ることができる。従って、ロール紙のスタック時にはロ
ール紙排紙スタッカ7が容易に脱落することなく、以て
排紙されるロール紙を確実にスタックすることが可能と
なる。尚、この様なストッパ機能を発揮し得る第1支持
軸51の軸端部の形状は、平面視略コの字形の形状の拡
開を防止できる構造であればどの様なものであっても構
わない。
【0062】以上がロール紙排紙スタッカ7の構成であ
り、次に、図9を参照しつつロール紙排紙スタッカ7の
作用効果について説明する。
【0063】ロール紙排紙スタッカ7の上流側(図9に
おいて右側)には前述したカッターユニット4が装着さ
れていて、排紙されるロール紙Pは、カッターユニッ
ト4内におけるロータリカッター43の配設位置でカッ
トされ、そして上方に凸となる様なカール癖を残した状
態で下流側(図9において左側)へ排紙される。
【0064】より詳しくは、排紙動作に従ってロール紙
先端がスタッカ基部30の上面に当接し、そして排
紙動作が進むことにより更に下流側に進み、やがて先端
部が布材50において第1支持軸51から下方に垂下さ
れた部分(符号50aで示す部分:以下これを「当接
部」と言う)に当接した状態となる。図9において実線
で示す排紙中のロール紙Pは先端が当接部50aに当
接し、且つ、後端がロータリカッター43によって切断
された直後の状態を示している。尚、当該状態では、ロ
ール紙Pは後端部近傍を駆動ローラ41と従動ローラ
42とにニップされた状態にある。
【0065】そして、当該状態から駆動ローラ41が回
動すると、カットされた後端が駆動ローラ41と従動ロ
ーラ42とのニップ点に到達し、符号P’で示す状態
となり、当該状態から駆動ローラ41が更に回動し、カ
ットされた後端が駆動ローラ41と従動ローラ42との
ニップ点から外れると、ロール紙P’は符号P’’
→P’’’で示す様な順にその姿勢を反転させ、印刷
面(凸曲面が上を向いた状態において上側の面)を下に
して、当接部50aから排紙方向下側に位置するロール
紙受け面50bに落下する。そしてまた、次位以降にス
タックされるロール紙Pも同様となる。
【0066】つまり、ロール紙排紙スタッカ7は、排紙
されるロール紙Pを、当接部50aに当接した先端部
を支点に回転(反転)させることによって上を向いた凸
曲面を下を向いた状態とし、そして当該状態でロール紙
受け面50bへ落下させるので、これによってカール癖
を有するロール紙Pを整然と規則正しくスタックする
ことが可能となり、排紙されたロール紙P同士が干渉
して印刷面を傷める等の不具合を防止することができ
る。また、印刷面が下を向いた状態でロール紙受け面5
0bへ落下し、そして順次スタックされるので、印刷面
を上にした状態で印刷順に下から上へ順次積み上げられ
ていく様な排紙スタッカとは異なり、印刷面を上にした
状態で上位から下位に向かって印刷順となり、以てユー
ザの利便性を向上させることが可能となる。
【0067】尚、凸曲面を上にしたロール紙Pが、凸
曲面が下となる様に姿勢を反転させる為の構成として、
本実施形態においては布材50の略垂直に垂下された部
分(当接部50a)を利用しているが、当該構成に限ら
れるものでは無く、ロール紙Pが、その先端部を支点
として排紙方向を側視して回転可能となる様な構成、例
えば、ロール紙P先端との摩擦係数が大なる他の材料
を用いて当接部50aを構成する、或いはロール紙P
先端が引っ掛かる様な突起部を設けて当接部50aを構
成する、等であっても良いし、また、本実施形態に係る
当接部50aの様にロール紙P先端が当接する面が垂
直面に限定されるものではない。即ち、ロール紙P
回転可能となる様に当該ロール紙Pの先端部と接触す
るものであれば、当接部50aはどの様な構成であって
も構わない。従って、例えば図9においてロール紙P
が回転しないまま、その先端部が既にスタックされたロ
ール紙Pの後端(符号50a’で示す部分)に当接
し、そして回転するとすれば、当該既にスタックされた
ロール紙Pの後端部50a’が、排紙されたロール紙
が回転する為に必要な当接部となる。
【0068】尚、この場合において、布材50の長さ
(排紙方向長さ)及び第1支持軸51と第2支持軸52
との配設間隔は、スタックするロール紙Pの長さに合
わせて調節する必要がある。即ち、ロール紙Pの長さ
に対して用紙受け面50bが浅い位置にあると、排紙さ
れたロール紙Pが充分に下方に垂れ下がる前に先端部
が用紙受け面50bに当接してしまい、排紙されたロー
ル紙Pに回転力が働かず、凸曲面を上にした状態のま
まスタックされることになる。従って、排紙されたロー
ル紙Pが回転する様に、布材50の長さ(排紙方向長
さ)及び第1支持軸51と第2支持軸52との配設間隔
を、スタックするロール紙Pの長さに合わせて調節す
ることが必要となる。尚、本実施形態においては、L判
および2L判の写真サイズにカットされたロール紙P
が適切にスタック可能となる様に構成されている。
【0069】ところで、本実施形態においては、ロール
紙受け面50bを柔軟に変形可能な布材50によって形
成している。従って、ロール紙受け面50bが、ロール
紙P の凸曲面の形状に追従して変形可能となり、紙
質、巻き取り径、使用環境(温度、湿度)等によってそ
の度合いが変動するロール紙Pのカール癖に追従して
常に最適なロール紙受け面を形成することが可能となっ
ている。また、布材とすることによって当接部50aと
ロール紙P先端との摩擦係数が高くなり、これによっ
てロール紙Pが回転し易くなっている。
【0070】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、排
紙手段によって排紙される際に上方に凸となるカール癖
を有するロール紙は、排紙の際に先ずその先端部が当接
部に当接し、当該当接した先端を支点に排紙方向を側視
して回転することによって凸曲面が下となる様に姿勢を
変え、そして前記当接部から排紙方向下に位置するロー
ル紙受け面に、凸曲面が下を向いた状態で落下する。従
って、排紙されるロール紙は凸曲面が下を向いた状態で
次々とロール紙受け面に落下し、そしてスタックされる
ので、これによってカール癖を有するロール紙を規則正
しくスタックすることが可能となる。
【0071】また、凸曲面が上を向いた状態のロール紙
上面に記録を行う場合には、記録面が下を向いた状態で
前記ロール紙受け部へ落下し、そして順次スタックされ
ることになる。従って通常の排紙スタッカ、即ち、記録
面を上にした状態で、後から排紙される用紙が当該記録
面の上に積み上げられていく排紙スタッカとは異なり、
スタックされたロール紙の束は記録面を上にした状態で
上位から下位に向かって記録順となり、以てユーザの利
便性が向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの外観斜
視図であり、カッターユニットを取り外した状態を示す
ものである。
【図2】本発明に係るインクジェットプリンタの外観斜
視図であり、カッターユニットを取り付けた状態を示す
ものである。
【図3】本発明に係るインクジェットプリンタの側断面
図である。
【図4】本発明に係る排紙スタッカの側面図であり、カ
ッターユニットを取り外した状態を示すものである。
【図5】本発明に係る排紙スタッカの側断面図であり、
カッターユニットを取り付けた状態を示すものである。
【図6】用紙排出口を正面から見た斜視図である。
【図7】本発明に係る排紙スタッカの分解斜視図であ
る。
【図8】本発明に係るインクジェットプリンタの外観斜
視図であり、ロール紙排紙スタッカの使用状態を示すも
のである。
【図9】本発明に係るロール紙排紙スタッカの側面図で
ある。
【図10】(A)は本発明に係るロール紙排紙スタッカ
を構成する第1支持軸の正面図であり、(B)は(A)
のx−x断面図である。
【図11】(A)は本発明に係るロール紙排紙スタッカ
を構成する第1支持軸の左側軸端部の拡大斜視図であ
り、(B)は(A)のy矢視図である。
【符号の説明】
1 排紙スタッカ 2 給紙装置 3 装置本体 4 カッターユニット 6 用紙排紙口 7 ロール紙排紙スタッカ 13 インクジェット記録ヘッド 19 搬送ローラ 20 排紙ローラ 26 押圧板ばね 27 ストッパ部材 28 プラテン 30 スタッカ基部 31 第1引き出し部 32 第2引き出し部 33 用紙ストッパ部 50 布材 51 第1支持軸 52 第2支持軸 53,54 アーム部 100 インクジェットプリンタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さにカットされ且つ上方に凸とな
    るカール癖を残した状態で排紙手段から排紙されるロー
    ル紙をスタックするロール紙排紙スタッカであって、 凸曲面が上を向いた状態の前記ロール紙先端部が当接す
    る当接部と、 該当接部から排紙方向下に位置する、凸曲面が下を向い
    た状態の前記ロール紙を受けるロール紙受け面と、を備
    え、 前記ロール紙が、排紙方向を側視して前記当接部に当接
    した部分を支点に回転することにより、凸曲面を下にし
    た状態で前記ロール紙受け面に落下する様に構成された
    ことを特徴とするロール紙排紙スタッカ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ロール紙受け面
    が、前記凸曲面の形状に追従して変形可能であることを
    特徴とするロール紙排紙スタッカ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ロール紙受け面
    が布材によって形成されていることを特徴とするロール
    紙排紙スタッカ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記ロール紙の両側
    端側において排紙方向に延びるアーム部材と、 該アーム部材において前記排紙手段側に設けられる、該
    アーム部材と直交する第1の支持軸と、 前記アーム部材において前記第1の支持軸から排紙方向
    側に所定間隔を置いて設けられる、前記第1の支持軸に
    平行な第2の支持軸と、 前記第1の支持軸と前記第2の支持軸とにより、排紙方
    向を側視して下に凸となる様な湾曲状態に垂下される布
    材と、からなり、 該布材において前記第1の支持軸から垂下された部分が
    前記当接部を形成し、且つ、該布材の湾曲面が前記ロー
    ル紙受け面を形成する様に構成されたことを特徴とする
    ロール紙排紙スタッカ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第1の支持軸が
    断面視において長方形の形状をなし、且つ、当該長方形
    の形状によって排紙方向下に向かう傾斜面を形成する様
    に設けられていることを特徴とするロール紙排紙スタッ
    カ。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、前記第1の
    支持軸が前記アーム部材から取り外し可能に設けられ、
    且つ、前記アーム部材と前記第2の支持軸とが一体的に
    形成されることによって平面視略コの字形の形状をな
    し、 該平面視略コの字形の形状が拡開することによって前記
    アーム部材の被設部に着脱可能に設けられることを特徴
    とするロール紙排紙スタッカ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第1の支持軸
    が、前記アーム部材に取り付けられた状態において前記
    平面視略コの字形の形状の拡開を防止するストッパ機能
    を備えていることを特徴とするロール紙排紙スタッカ。
  8. 【請求項8】 被記録材に記録を行う記録手段と、 該記録部によって記録の行われた被記録材を排紙する排
    紙手段と、を備えた記録装置であって、請求項1から7
    のいずれか1項に記載のロール紙排紙スタッカを備えた
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 被記録材に記録を行う記録部と、 前記記録部において記録の行われた被記録材を排紙す
    る、回動駆動される排紙駆動ローラと、 該排紙駆動ローラとの間で被記録材をニップして従動回
    動する排紙従動ローラと、 スタッカ基部及び該スタッカ基部から排紙方向に引き出
    し可能な引き出し部によって使用状態と収納状態とをと
    ることができ、且つ、上流側端部に回動支点を備えるこ
    とによって回動可能に設けられる排紙スタッカと、 略水平姿勢となった前記排紙スタッカの上流側上方に設
    けられ、排紙される被記録材を所定長さでカットする、
    着脱可能に設けられるカッター装置と、を備えた記録装
    置であって、 請求項1から7のいずれか1項に記載のロール紙排紙ス
    タッカが、前記収納状態にある前記排紙スタッカに着脱
    自在に設けられていることを特徴とする記録装置。
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