JP2003094980A - 車両走行制御装置 - Google Patents

車両走行制御装置

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JP2003094980A
JP2003094980A JP2001290971A JP2001290971A JP2003094980A JP 2003094980 A JP2003094980 A JP 2003094980A JP 2001290971 A JP2001290971 A JP 2001290971A JP 2001290971 A JP2001290971 A JP 2001290971A JP 2003094980 A JP2003094980 A JP 2003094980A
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control
vehicle
traveling
driver
state
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JP2001290971A
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English (en)
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Kenji Kimura
賢治 木村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Traffic Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先行車両との相対位置関係に基づく走行制御に
おいて、運転者の操作負担を軽減させる。 【解決手段】クルーズスイッチのON状態においては、
第1走行制御の終了条件が満たされることによって第1
走行制御が終了させられても、クルーズ制御が終了させ
られることはなく、アクセルペダルの踏み込みが解除さ
れた場合に第2走行制御が開始される(S53,5
4)。運転者はクルーズスイッチを再度ON状態に操作
する必要がないのであり、クルーズスイッチの操作負担
を軽減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、車両の走行状態を
制御する車両走行制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平11−91398号公報には、自
車両と先行車両との間の相対位置関係に基づいて自車両
の走行状態を制御する車両走行制御装置が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題、課題解決手段および効
果】本発明は上述の車両走行制御装置を使用勝手のよい
ものとすることを課題とする。例えば、制御の多様化を
図ったり、運転者の操作負担軽減を図ったりする。上記
課題は、車両走行制御装置を下記各態様の構成のものと
することによって解決される。各態様は、請求項と同様
に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の
項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくま
で、本明細書に記載の技術の理解を容易にするためであ
り、本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組み合
わせが以下の各項に限定されると解釈されるべきではな
い。また、1つの項に複数の事項が記載されている場
合、常に、すべての事項を一緒に採用しなければならな
いものではなく、一部の事項のみを取り出して採用する
ことも可能である。
【0004】以下の各項のうち、(1)項〜(3)項が請求項
1〜3にそれぞれ対応し、(5)項,(6)項がそれぞれ請求
項4,5に対応し、(8)項,(9)項がそれぞれ請求項6,
7に対応する。
【0005】(1)自車両と先行車両との相対位置関係に
基づいて自車両の走行状態を制御する走行制御装置であ
って、前記相対位置関係に基づいて加速制御と減速制御
との両方を行う第1走行制御手段と、前記相対位置関係
に基づく加速制御は行わないで、減速制御を行う第2走
行制御手段とを含むことを特徴とする車両走行制御装
置。本項に記載の車両走行制御装置には、第1走行制御
手段と第2走行制御手段とが含まれる。第1走行制御手
段によれば、先行車両との相対位置関係に基づいて加速
制御と減速制御とが自動で行われ、第2走行制御手段に
よれば、相対位置関係に基づく加速制御は行われない
が、相対位置関係に基づく減速制御が行われる。このよ
うに、第1走行制御手段と第2走行制御手段との両方を
有するものとすれば、車両走行制御の多様化を図ること
ができる。加速制御は、駆動装置を制御することによっ
て行われ、減速制御は、駆動装置とブレーキ装置との少
なくとも一方を制御することによって行われる。例え
ば、先行車両との相対位置関係に基づいて自車両を早急
に減速させる必要性が高い場合にブレーキ装置を作動さ
せ、早急に減速させる必要が低い場合に駆動装置の制御
により車両を減速させるようにすることができる。 (2)前記第2走行制御手段が、運転者によってアクセル
操作部材の操作が解除された場合に、前記相対位置関係
に基づく減速制御を行うアクセル操作解除時減速制御部
を含む(1)項に記載の車両走行制御装置。第2走行制御
手段によれば、運転者によるアクセル操作部材の操作が
解除された場合に、先行車両との相対位置関係に基づく
減速制御が行われる。アクセル操作が解除された場合に
減速制御が行われるため、空走時間を短くし得るという
利点がある。このように、第2走行制御手段によれば、
加速が運転者によるアクセル操作部材の操作に応じて行
われ、減速が先行車両との相対位置関係に基づいて制御
されるのであり、運転者はブレーキ操作部材を操作する
必要が殆どなくなり、運転者によるブレーキ操作部材の
操作負担を軽減させることができる。運転者がアクセル
操作部材を操作した場合には、そのアクセル操作部材の
操作状態に基づく駆動装置の制御が行われる(アクセル
操作状態に基づく加速制御が行われる)ようにすること
ができるが、不可欠ではない。アクセル操作状態に基づ
く加速制御が行われなくても、アクセルペダルの操作に
伴って駆動装置が作動させられ、それに応じた駆動トル
クが出力される場合がある。いずれにしても、車両はア
クセル操作部材の操作状態に応じて走行する。
【0006】(3)運転者による運転操作部材の操作に応
じて、前記第1走行制御手段による制御を終了させる第
1走行制御終了手段を含む(1)項または(2)項に記載の車
両走行制御装置。第1走行制御手段は、自車両の加速制
御、減速制御を先行車両との相対位置関係に基づいて行
う手段であり、第1走行制御においては、運転者によっ
て運転操作部材の操作が行われなくても加速、減速が行
われる。この意味において、第1走行制御手段は全自動
制御手段と称することができる。この第1走行制御手段
による制御は、車両の加速・減速が頻繁に行われる場合
に適した制御であり、比較的走行速度が小さい場合に適
している。この意味において、この第1走行制御手段を
渋滞時走行制御手段と称することができる。渋滞中の走
行時に運転操作部材の操作が不要となれば、運転者によ
る操作負担を軽減させることができる。また、車両が停
止しても第1走行制御手段により制御が継続して行われ
るようにすることが望ましい。渋滞時には、停止、発進
が頻繁に行われることが多いからである。この場合に
は、第1走行制御手段によって、車両の停止、発進が自
動で行われるようにすることができる。停止、発進は、
減速、加速の一態様であると考えることができるのであ
る。第1走行制御手段による制御が運転者による運転操
作部材の操作が行われない状態で行われる場合におい
て、運転者による運転操作部材の操作が行われた場合
に、第1走行制御手段による制御が終了させられるよう
にすることができる。運転者によって運転操作部材が操
作されたということは、運転者が全自動制御を望んでい
ないと考えることができるからである。なお、第1走行
制御手段による制御は、運転操作部材としてのブレーキ
操作部材が操作された場合に終了させられることがな
く、アクセル操作部材が操作された場合に終了させられ
るようにすることができる。このように、運転操作部材
にはブレーキ操作部材とアクセル操作部材とが含まれる
が、これらを加減速操作部材と称することもできる。ま
た、車両の走行速度が第1設定値以上になった場合に終
了させられるようにすることができる。走行速度が第1
設定速度以上になれば、渋滞が解消し、渋滞時走行制御
を行う必要性が低いからである。さらに、アクセル操作
部材が操作され、かつ、車両の走行速度が上記第1設定
値またはそれとは異なる設定値以上になった場合に終了
させられるようにすることもできる。
【0007】(4)当該車両走行制御装置による制御が運
転者による指示操作部材の操作によって指示された状態
において、前記第1走行制御手段による制御が終了した
後、運転者によるアクセル操作部材の操作が解除された
場合に、前記第2走行制御手段による制御を開始させる
制御移行手段を含む(1)項ないし(3)項のいずれか1つに
記載の車両走行制御装置。 (5)当該車両走行制御装置による制御が運転者による指
示操作部材の操作によって指示された状態において、前
記第1走行制御手段による制御が運転者による運転操作
部材の操作に応じて終了させられた後、運転者によるア
クセル操作部材の操作が解除された場合に、前記第2走
行制御手段による制御を開始させる制御移行手段を含む
(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の車両走行制御
装置。第1走行制御手段による制御が終了させられた場
合であっても、指示操作部材の操作によって車両走行制
御装置による制御が指示された状態にある場合には、先
行車両との相対位置関係に基づく走行制御が終了させら
れることがない。その後、運転者によるアクセル操作が
解除された場合に、第2走行制御手段による制御が開始
される。アクセル操作が解除されたことから、運転者が
先行車両との相対位置関係に基づく走行制御を望むよう
になったと推定することができる。運転者は指示操作部
材の操作を再度行う必要がないのであり、運転者による
操作負担を軽減させることができる。
【0008】(6)前記第2走行制御手段による制御を、
前記自車両の走行速度が第2設定値以上になった場合に
終了させる第2走行制御終了手段を含む(1)項ないし(5)
項のいずれか1つに記載の車両走行制御装置。走行速度
が第2設定値以上になった場合には、第2走行制御手段
による制御が不要になったため、第2走行制御が終了さ
せられるようにすることが望ましい。 (7)当該車両走行制御装置による制御を、前記自車両の
走行速度が第3設定値以上になった場合に終了させる走
行制御終了手段を含む(1)項ないし(6)項のいずれか1つ
に記載の車両走行制御装置。走行速度が第3設定値以上
になった場合には、車両走行制御装置による制御が不要
になったとすることができるため、終了させることが望
ましい。なお、第1走行制御、第2走行制御がそれぞれ
走行速度が第1,第2設定値以上になった場合に終了さ
せられる場合には、第1走行制御が終了させられる場合
の第1設定値より第2走行制御が終了させられる場合の
第2設定値の方を大きくすることができる。また、第3
設定値は第2設定値と同じ大きさにすることができる
が、第2設定値とは異なる大きさにしてもよい。
【0009】(8)当該車両走行制御装置による制御が運
転者による指示操作部材の操作によって指示された状態
において、運転者によるブレーキ操作部材の操作に起因
して車両が停止させられた後の発進時の、アクセル操作
部材の操作中に、前記車両の走行速度が第1設定値以上
になった場合に前記第2走行制御手段を選択し、第1設
定値に達しなかった場合に前記第1走行制御手段を選択
する制御手段選択部を含む(1)項ないし(7)項のいずれか
1つに記載の車両走行制御装置。本項に記載の車両走行
制御装置においては、ブレーキ操作部材の操作によって
車両が停止させられた場合であっても、指示操作部材の
操作によって走行制御装置による制御が指示された状態
にある場合には、その指示状態が解除されるわけではな
い。その場合に、発進時のアクセル操作部材の操作によ
り走行速度が第1設定値以上になった場合に第2走行制
御手段が選択され、走行速度が第1設定値より小さい場
合に第1走行制御手段が選択される。なお、運転者によ
る選択操作部材の操作によって、第1走行制御手段と第
2走行制御手段とのいずれか一方が選択されるようにす
ることができる。
【0010】(9)自車両と先行車両との相対位置関係に
基づいて自車両の走行状態を制御する走行制御装置であ
って、当該車両走行制御装置による制御が運転者による
指示操作部材の操作によって指示された状態において、
前記車両の加速制御と減速制御との両方を、運転者によ
る運転操作部材の操作が行われない状態で行う第1走行
制御手段と、運転者により、アクセル操作部材が操作さ
れている間は、そのアクセル操作部材の操作に応じた前
記車両の走行速度の制御を許容し、そのアクセル操作部
材の操作が解除された場合に、運転者による運転操作部
材の操作なしで減速させる第2走行制御手段とを含むこ
とを特徴とする車両走行制御装置。本項に記載の車両走
行制御装置において、第2走行制御手段によれば、運転
者によるアクセル操作部材の操作が行われない場合に減
速させられ、アクセル操作部材の操作が行われた場合に
は、そのアクセル操作に応じて走行する。本項に記載の
車両走行制御装置によれば、運転者がブレーキ操作部材
を操作する必要がなくなり、その分、運転者による操作
負担を軽減させることができる。
【0011】(10)当該車両走行制御装置による制御が
運転者による指示操作部材の操作によって指示された状
態において、予め定められた移行条件が満たされた場合
に、前記第1走行制御手段による制御を終了させて、第
2走行制御手段による制御を開始させる制御移行手段を
含む(1)項ないし(9)項のいずれか1つに記載の車両走行
制御装置。 (11)当該車両走行制御装置による制御が運転者による
指示操作部材の操作によって指示された状態において、
予め定められた移行条件が満たされた場合に、前記第2
走行制御手段による制御を終了させて、第1走行制御手
段による制御を開始させる制御移行手段を含む(1)項な
いし(9)項のいずれか1つに記載の車両走行制御装置。 (12)当該車両走行制御装置による制御が運転者による
指示操作部材の操作によって指示された状態において、
前記第1走行制御手段と前記第2走行制御手段とのいず
れか一方を予め定められた条件に基づいて選択する制御
手段選択手段を含む(1)項ないし(11)項のいずれか1つ
に記載の車両走行制御装置。 (13)当該車両走行制御装置による制御が運転者による
指示操作部材の操作によって指示された状態において、
車両の走行速度が設定速度以上である場合に、前記第2
走行制御手段を選択する第2選択手段を含む(1)項ない
し(12)項のいずれか1つに記載の車両走行制御装置。第
1走行制御手段と第2走行制御手段とでは、第1走行制
御手段の方が、より低速走行時の制御により適してい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である車両走
行制御装置について説明する。図1において、車両走行
制御装置はコンピュータを主体とする走行制御部10を
含む。走行制御部10は、CPU12,ROM14,R
AM16,入出力部18等を含む。入出力部18には、
先行車両との相対位置関係を検出する相対位置検出装置
20、自車両の走行速度を検出する車速センサ21、ア
クセルペダル26の操作状態を検出するアクセルスイッ
チ27(アクセルスイッチは、アクセル開度量を検出す
るものとしたり、設定開度以上のアクセル操作量を検出
するものとしたりすることができる。これらアクセル開
度センサ、アクセル操作量センサ等によって検出された
アクセル開度やアクセル操作量が設定値以上の場合にO
N状態にあるとすることができる)、ブレーキペダル2
9の操作状態を検出するブレーキスイッチ30、クルー
ズスイッチ32、クルーズ制御(走行制御の一態様であ
り追従制御と称することもある)において目標車間距離
等を決定する際に操作されるダイヤル33等が接続され
るとともに、駆動装置36の駆動ECU38,ブレーキ
装置40のブレーキECU42等が接続されている。駆
動ECU38は駆動制御アクチュエータ44を制御し、
ブレーキECU42はブレーキ制御アクチュエータ46
を制御する。
【0013】相対位置検出装置20は、ミリ波レーダや
レーザレーダ等の測距センサとCCDカメラとを含むも
のとすることができる。CCDカメラにより前方物体を
検出し、それにより測距センサの方向を制御する。測距
センサにより、図2に示すように、自車両50と前方の
車両(以下、先行車両と称する。先行車両は前方車両と
称することもできる)52との間の車間距離D等が検出
される。なお、相対位置検出装置20は、測距センサと
CCDカメラとの両方を含むものでなく、いずれか一方
を含むものとすることもできる。
【0014】クルーズスイッチ32は、クルーズコント
ロールを指示する状態と指示しない状態とに、運転者の
操作によって切り換え可能な指示操作部材としてのスイ
ッチである。クルーズコントロールは、自車両50と前
方の車両52との相対位置関係に基づいて行われる自車
両50の走行状態の制御であり、例えば、自車両50と
先行車両52との相対位置関係(例えば、車間距離D、
車頭時間D/V、相対速度等)が運転者の所望する関係
に保たれるように、駆動装置36やブレーキ装置40が
制御される。本実施形態においては、相対位置関係とし
ての車間距離に基づいて制御されるのであり、ダイヤル
33が指示するダイヤル値に基づいて求められた目標車
間距離に実際の車間距離が近づくように制御される。目
標車間距離は、運転者によって操作されたダイヤル33
のダイヤル値に基づいて決定される。目標車間距離は、
ダイヤル値が大きい場合は小さい場合より大きい値に決
定することができる。例えば、ダイヤル値とその時点の
自車両の走行速度とに基づいて決まる値とすることがで
きる。
【0015】駆動装置36は、エンジンを含むものであ
っても、エンジンを含まないで駆動用電動モータを含む
ものであってもよい。いずれにしても、駆動ECU38
によって駆動制御アクチュエータ44が制御されること
により、運転者によってアクセルペダル26が操作され
なくても、車両を加速(発進も含む)させることができ
る。駆動制御アクチュエータ44は、燃料噴射装置、ス
ロットルバルブ制御装置等を含むものとしたり、電動モ
ータの駆動回路等を含むものとしたりすることができ
る。ブレーキ装置40は、摩擦ブレーキを含むものであ
っても、回生ブレーキを含むものであってもよく、摩擦
ブレーキを含む場合には、摩擦係合部材が液圧によりブ
レーキ回転体に押し付けられる液圧ブレーキであって
も、電動アクチュエータの作動によって押し付けられる
電動ブレーキであってもよい。ブレーキECU42によ
ってブレーキ制御アクチュエータ46が制御されること
により、運転者によってブレーキペダル29が操作され
なくてもブレーキ60を自動で作動させることができ
る。ブレーキ制御アクチュエータ46は、例えば、摩擦
係合部材の押付力を制御する押付力制御装置を含むもの
とすることができる。
【0016】ブレーキ装置40は、本実施形態において
は、液圧により作動させられる液圧ブレーキ60を含む
ものであり、それのブレーキ回路を図3に示す。ブレー
キペダル29には、ブースタ64を介してマスタシリン
ダ66の加圧ピストンが連携させられる。マスタシリン
ダ66の加圧室には、ブレーキペダル29の操作により
液圧が発生させられる。加圧室には、液通路68を介し
て液圧ブレーキ60のブレーキシリンダ70が接続され
る。液圧ブレーキ60は、ブレーキシリンダ70の液圧
により作動させられて、車輪71の回転を抑制する。液
通路68の途中には圧力制御弁72が設けられる。ま
た、ブレーキシリンダ70に対応してそれぞれ液圧制御
弁装置74が設けられる。液圧制御弁装置74は、増圧
制御弁76と減圧制御弁78とを含む。増圧制御弁76
は、圧力制御弁72とブレーキシリンダ70との間に設
けられ、減圧制御弁78は、ブレーキシリンダ70とリ
ザーバ80との間に設けられる。リザーバ80からは、
ポンプ通路82が延び出させられて、液通路68の圧力
制御弁72の下流側に接続される。ポンプ通路82に
は、ポンプ84が設けられている。ポンプ84はポンプ
モータ86により駆動されるが、ポンプ84およびポン
プモータ86により動力液圧源88が構成される。
【0017】マスタシリンダ66からは作動液供給通路
90が延び出させられて、ポンプ通路82の逆止弁92
よりポンプ側に接続される。逆止弁92は、マスタシリ
ンダ66からリザーバ80への作動液の流れを阻止する
ものであり、この逆止弁92によってマスタシリンダ6
6から流出させられた作動液が直接ポンプ84によって
汲み上げられることになる。作動液供給通路90の途中
には、電磁開閉弁94が設けられる。電磁開閉弁94が
開状態にされれば、マスタシリンダ66から作動液が流
出させられる。マスタリザーバ96の作動液がマスタシ
リンダ66を経て供給される場合もある。
【0018】圧力制御弁72は、図4に示すように、弁
子100および弁座102を含むシーティング弁103
と、これら弁子100および弁座102の相対位置を制
御する磁気力を発生させるコイル104とを含む。この
圧力制御弁72は、コイル104が励磁されない非作用
状態(OFF状態)では、スプリング106の弾性力に
よって弁子100が弁座102から離間させられる常開
弁である。コイル104が励磁される作用状態(ON状
態)では、コイル104の磁気力F1 が、弁子100を
弁座102に着座させる向きに作用する。また、弁子1
00には、前後の差圧に基づく差圧作用力F2 とスプリ
ング106の弾性力F3 とが磁気力F1 と逆向きに作用
する。
【0019】差圧作用力F2 に対して吸引力F1 が大き
く、式 F2 ≦F1 −F3 が成立する領域では、弁子100が弁座102に着座
し、ブレーキシリンダ70からの作動液の流出が阻止さ
れる。ブレーキシリンダ70にはポンプ84から高圧の
作動液が供給されることにより液圧が増加させられる。
差圧作用力F2 が大きくなり、式 F2 >F1 −F3 が成立すると、弁子100が弁座102から離間させら
れる。ブレーキシリンダ70の作動液がマスタシリンダ
66に戻され、減圧させられる。この式において、弾性
力F3 を無視すれば、ブレーキシリンダ液圧が、マスタ
シリンダ液圧に対してコイル吸引力F1 に基づく差圧分
高い液圧に制御されることになる。ブレーキペダル29
が非操作状態にある場合には、マスタシリンダの液圧は
大気圧であるため、前後の差圧はブレーキシリンダ液圧
に対応する大きさとなる。コイル104の磁気力である
吸引力F1 の大きさは、コイル104の励磁電流Iの大
きさに応じてリニアに変化するように設計されている。
【0020】動力液圧源88が作動状態にされた場合に
おいて、圧力制御弁72への供給電流Iが制御されるこ
とによって、ブレーキシリンダ70の液圧が制御され
る。これら圧力制御弁72と駆動液圧源88とによれ
ば、運転者によってブレーキペダル29が操作されなく
ても、自動でブレーキ60を作動させることができる。
供給電流Iは、先行車両52との間の相対位置関連とし
ての車間距離に基づいて制御される。本実施形態におい
ては、動力液圧源88、圧力制御弁72等によりブレー
キ制御アクチュエータ46が構成される。
【0021】以下、走行制御としてのクルーズ制御につ
いて説明する。本実施形態におけるクルーズ制御は渋滞
時等に行われる。ダイヤル値に基づいて目標車間距離が
決定され、実際の車間距離が目標車間距離に近づくよう
に、駆動装置36とブレーキ装置40との少なくとも一
方が制御される。加速制御は、駆動装置36の制御によ
り行われるが、減速制御は、駆動装置36の制御により
行われる場合、ブレーキ装置40の制御により行われる
場合、両方が制御される場合がある。
【0022】本実施形態におけるクルーズ制御は互いに
異なる形態の2つの制御が含まれる。一方は、実際の車
間距離が目標車間距離に近づくように、駆動装置36,
ブレーキ装置38の両方を制御する第1走行制御であ
る。車間距離に基づく加速制御、減速制御の両方が自動
で行われるのであり、運転者によってアクセルペダル2
6,ブレーキペダル29が操作されなくても、車両が加
速、減速させられる。この第1走行制御は、全自動制御
と称することができる。第1走行制御は、アクセルペダ
ル26やブレーキペダル29が操作された場合、走行速
度が第1設定値以上の場合に終了させられる。なお、加
速制御は駆動装置36の制御によって行われるが、減速
制御は駆動装置36の制御によって行われるようにして
も、ブレーキ装置40の制御によって行われるようにし
ても、駆動装置36とブレーキ装置40との両方が制御
されるようにしてもよい。
【0023】他方は、加速は運転者によるアクセルペダ
ル26の操作に応じて行われ、車間距離に基づく減速制
御がアクセルペダル26の操作が解除された場合に行わ
れる第2走行制御である。駆動装置36においては、車
両の走行状態が、アクセルペダル26の操作状態に応じ
た状態となるように、駆動制御アクチュエ−タ44が制
御される場合と、アクセルペダル26の操作に応じた駆
動トルクが制御なしで出力される場合とがある。いずれ
にしても、車両はアクセルペダル26の操作状態に応じ
て走行する。アクセルペダル26の操作が解除された場
合に車間距離に基づく減速制御が行われるのであるが、
アクセルペダル26の操作が解除された場合に、常に、
減速させられるわけではなく、減速させることが必要な
場合、例えば、実際の車間距離が目標車間距離より短い
場合に、減速させられる。この意味において、第2走行
制御を半自動制御と称することができる。
【0024】また、クルーズ制御は、クルーズスイッチ
32のON状態において行われるのであるが、ON状態
においては、第1走行制御が終了させられても、クルー
ズ制御自体が終了させられるのではなく、予め定められ
た移行条件が満たされた場合に第2走行制御が開始され
る。さらに、第1走行制御、第2走行制御によって車両
が停止させられることがあるが、この場合においてもク
ルーズ制御が終了させられるわけではない。制御によっ
て車両が停止させられた後に、第1走行制御においては
自動発進させられ、第2走行制御においては、アクセル
ペダル26の操作によって発進させられる。それに対し
て、ブレーキペダル29が操作されることによって車両
が停止させられた場合には、発進時の車速等に基づいて
第1走行制御または第2走行制御が開始される。ブレー
キペダル29が操作されれば、第1走行制御は終了させ
られるため自動発進させられることはない。アクセルペ
ダル26の操作によって発進させられるのであるが、発
進時の車速に基づいて第1走行制御と第2走行制御との
いずれか一方が選択されるのである。第2走行制御は、
車速が第2設定値以上になると終了させられる。この場
合には、クルーズ制御自体が終了させられる。車速が第
2設定値以上になれば、渋滞時走行制御を行う必要がな
いからである。このように、第2走行制御の終了条件と
クルーズ制御の終了条件とで、共通の要件が含まれる。
クルーズ制御は、運転者によってクルーズスイッチ32
がOFFにされた場合にも終了させられる。なお、本実
施形態においては、第2設定値は前述の第1設定値より
大きい値とされている。
【0025】走行制御は、図5のフローチャートで表さ
れるクルーズコントロールプログラムの実行に従って行
われる。ステップ1(以下、S1と略称する。他のステ
ップについても同様とする)において、クルーズスイッ
チ32がON状態にあるか否か、S2において、クルー
ズ制御の終了条件が満たされるか否かが判定される。本
実施形態においては、上述のように、自車両50の走行
速度が第2設定値以上の場合に終了条件が満たされたと
されて、クルーズ制御が終了させられる。S3におい
て、第1制御フラグがセット状態にあるか否か、S4に
おいて、第2制御フラグがセット状態にあるか否か、S
5において、第1終了フラグがセット状態にあるか否
か、S6において、停止フラグがセット状態にあるか否
かが判定される。いずれのフラグもリセット状態にある
場合には、S7において、車両がほぼ停止中であるか否
かが判定され(本実施形態においては、車速が設定速度
以下の場合に停止中であるとされる)、停止中でない場
合には、S8において第1制御フラグがセットされ、停
止中の場合には、S9において制御の選択が行われる。
制御の選択においては、第1走行制御と第2走行制御と
のいずれかが選択される。
【0026】第1制御フラグがセット状態にある場合に
は、S3における判定がYESとなり、S10において
第1走行制御が行われる。図6に示すように、S21に
おいて、第1走行制御の終了条件が満たされるか否かが
判定され、満たされない場合には、S22において、車
間距離に基づいて加速制御と減速制御との両方が行われ
る。第1走行制御の終了条件は、本実施形態において
は、ブレーキペダル29が操作されたこと、アクセルペ
ダル26が操作されたこと、車速が第1設定値以上にな
ったことの少なくとも1つが満たされた場合に第1走行
制御の終了条件が満たされたとされる。第1走行制御の
終了条件が満たされた場合には、S23において、第1
終了フラグがセットされて、S24、25において第1
制御フラグがリセットされ、第1走行制御の終了処理が
行われる。例えば、加速制御や減速制御が解除される等
の処理が行われるのである。第1走行制御においては、
車両の減速、加速が運転者によるブレーキ操作やアクセ
ル操作が行われなくても行われる。そのため、渋滞時等
頻繁に停止、発進を繰り返す場合であっても、運転者に
よる運転操作の負担を軽減させることができる。
【0027】第1終了フラグがセット状態にある場合に
は、S5における判定がYESとなり、S12において
移行制御が行われる。図8に示すように、S51におい
て、ブレーキスイッチ30がON状態か否かが判定さ
れ、S52においてアクセルスイッチ27がOFF状態
にあるか否かが判定される。アクセルスイッチ27がO
FF状態にある場合には前回ON状態にあるか否かが判
定される。アクセルスイッチ27がON状態からOFF
状態に切り換えられたと判定された場合には、S54,
55において、第2制御フラグがセットされ、第1終了
フラグがリセットされる。第1走行制御が終了された
後、アクセルペダル26がON状態からOFF状態に切
り換えられた場合に、第2走行制御が開始される。この
ように、クルーズスイッチ32がON状態にある間は、
クルーズ制御が継続して続けられる。第1走行制御が終
了させられて第2走行制御に移行するのであり、第1走
行制御の終了条件が満たされた場合にクルーズ制御が終
了させられるわけではない。運転者が再度クルーズスイ
ッチ32をON状態に切り換える必要がなくなり、クル
ーズスイッチ32の操作負担を軽減させることができ
る。
【0028】それに対して、ブレーキスイッチ30がO
N状態にある場合には、S56において、車両が停止状
態にあるか否かが判定される。停止状態にある場合に
は、S57において、停止フラグがセットされる。第1
終了フラグがセット状態にあるのは、第1走行制御中に
アクセルペダル26が操作された場合、ブレーキペダル
29が操作された場合、車速が第1設定値以上である場
合のいずれかであるため、ブレーキペダル29が踏み込
まれて、停止することなく、アクセルペダル26が踏み
込まれて解除される場合(第2走行制御が開始される場
合:S55)や、アクセルペダル26が踏み込まれるこ
となく、車両が停止させられる場合(停止フラグがセッ
トされる場合:S57)があるのである。
【0029】第2制御フラグがセットされた場合には、
S4における判定がYESとなり、S11において第2
走行制御が行われる。図7に示すように、S71におい
て、第2走行制御の終了条件が満たされるか否かが判定
される。第2走行制御の終了条件は、車速が第2設定値
以上になったことである。第2走行制御の終了条件が満
たされない場合には、S72においてブレーキスイッチ
30がON状態にあるか否かが判定される。ブレーキペ
ダル29が踏み込まれていない場合には、S73におい
て、アクセルスイッチ27がON状態にあるか否かが判
定される。アクセルスイッチ27がON状態にある場合
には、アクセルペダル26の操作状態に応じた駆動トル
クが出力される。アクセルスイッチ27がOFF状態に
ある場合には、S74において、車間距離に基づく減速
制御が行われる。
【0030】ブレーキスイッチ30がON状態にある場
合には、S75において停止状態にあるか否かが判定さ
れる。停止状態にある場合には、S76〜78におい
て、停止フラグがセットされ、第2制御フラグがリセッ
トされて、第2走行制御の終了処理が行われる。終了条
件が満たされた場合には、S71の判定がYESとな
り、図1のS79、80において、すべてのフラグ等が
リセットされて、クルーズ制御の終了処理が行われる。
このように、第2走行制御においては、アクセル操作が
解除された場合に車間距離に基づく減速制御が行われ
る。そのため、運転者はブレーキ操作を行う必要が殆ど
なくなるという利点がある。渋滞時には、アクセルペダ
ル26の操作の後にブレーキペダル29の操作が行われ
る可能性が高いのである。
【0031】停止フラグがセットされている場合には、
S6の判定がYESとなり、S9において制御手段の選
択が行われる。図9に示すように、S101においてア
クセルスイッチ27がON状態にあるか否かが判定され
る。ブレーキ操作によって車両が停止状態にされた時点
には、アクセルスイッチ27がOFF状態にある。その
ため、判定がNOとなり、S102において、前回もO
FF状態にあるか否かが判定される。OFF状態が継続
している場合には、S103において、設定時間が経過
したか否かが判定される。設定時間は、渋滞時の信号停
止時間より設定時間以上大きい値とすることができる。
設定時間が経過した後は、車両を直ちに発進させる意図
がないとされて、S104において、クルーズスイッチ
32が自動でOFF状態に切り換えられ、すべてのフラ
グがリセットされる。
【0032】それに対して、車両を発進させる場合に
は、運転者はアクセルペダル26を操作する。ブレーキ
ペダル29の操作により第1走行制御が終了させられた
ため、自動で発進させられることはない。アクセルスイ
ッチ27がON状態に切り換えられると、S101にお
ける判定がYESとなり、S105において、走行速度
が検出され、その時点で記憶されている最大値より大き
いか否かが判定される。最大値より大きい場合には、S
107において、今回の走行速度が最大値とされる。ア
クセルペダル26が踏み込まれている間中、車速が検出
されて、最大値が求められる。
【0033】アクセルスイッチ27がOFF状態に切り
換えられると、S102における判定がYESとなっ
て、S108,109において、最大車速が第2設定値
α以上であるか、第1設定値β以上であるかが判定され
る。第2設定値α以上である場合には、S104におい
て、前述のように、クルーズスイッチ32が自動でOF
F状態に切り換えられる。渋滞時走行制御において、車
速が大きくなれば、渋滞時走行制御を継続して行う必要
がないからである。第2設定値αより小さいが第1設定
値βより大きい場合はS110において第2制御フラグ
がセットされ、第1設定値β以下の場合はS111にお
いて第1制御フラグがセットされる。このように、ブレ
ーキ操作によって車両が停止した場合には、発進時の車
速が第1設定値以上の場合には第2走行制御が行われ、
第1設定値より小さい場合は第1走行制御が行われる。
【0034】以上のように、本実施形態においては、走
行制御部10の図5のS10(図6のフローチャートで
表されるルーチン)を記憶する部分、実行する部分等に
より第1走行制御手段が構成され、S11(図7のフロ
ーチャートで表されるルーチン)を記憶する部分、実行
する部分等により第2走行制御手段が構成され、S12
(図8のフローチャートで表されるルーチン)を記憶す
る部分、実行する部分等により制御移行手段が構成さ
れ、S9(図9のフローチャートで表されるルーチン)
を記憶する部分、実行する部分等により制御手段選択手
段が構成される。また、第2走行制御手段のうちのS7
4を記憶する部分、実行する部分等によりアクセル操作
解除時減速制御部が構成される。また、S21、23〜
25を記憶する部分、実行する部分等により第1走行制
御終了手段が構成され、S71を記憶する部分、実行す
る部分等により第2走行制御終了手段が構成される。第
2走行制御終了手段は走行制御終了手段でもある。
【0035】なお、上記実施形態においては、第1走行
制御の終了条件が、ブレーキペダル29が操作された場
合、アクセルペダル26が操作された場合、車速が第1
設定値を超えた場合の少なくとも1つが満たされたこと
とされていたが、アクセルペダル26が操作され、か
つ、車両の走行速度が第1設定値を超えた場合に満たさ
れるようにすることができる。また、第2走行制御にお
いては、アクセルペダル26の操作が解除された場合に
は必ず減速させられるようにすることもできる。この場
合には、運転者が、ブレーキペダル29を操作する必要
性がさらに低くなる。アクセルペダル26の操作によっ
て車両の走行速度を制御することができ、運転操作部材
の操作負担を軽減させることができる。さらに、アクセ
ルペダル26,ブレーキペダル29の操作の有無とは関
係なく、車速が設定値より大きいかそれ以下かに基づい
て第1走行制御と第2走行制御とのいずれかが選択され
るようにすることができる。また、第2走行制御中に、
車速が第1設定値以下の状態が設定時間以上継続した場
合等には第1走行制御に戻されるようにすることもでき
る。さらに、第1走行制御と第2走行制御とが運転者に
よる選択操作部材の操作によって選択されるようにする
ことができる。また、制御手段の選択が行われる場合の
しきい値である設定速度(第1設定速度)と第1走行制
御が終了させられる場合の設定速度とは同じ大きさであ
っても異なる大きさであってもよい。
【0036】本発明は、前記〔発明が解決しようとする
課題、課題解決手段および効果〕に記載の態様の他、当
業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した態様で
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である車両走行制御装置の
全体を示す図である。
【図2】上記車両走行制御装置が搭載された自車両と先
行車両との相対位置関係を示す図である。
【図3】上記車両走行制御装置によって制御されるブレ
ーキ装置を示す回路図である。
【図4】上記ブレーキ装置に含まれる液圧制御弁を概念
的に示す図である。
【図5】上記走行制御装置のROMに格納されたクルー
ズコントロールのプログラムを表すフローチャートであ
る。
【図6】上記プログラムの一部を表すフローチャートで
ある。
【図7】上記プログラムの一部を表すフローチャートで
ある。
【図8】上記プログラムの一部を表すフローチャートで
ある。
【図9】上記プログラムの一部を表すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10走行制御部 20相対位置検出装置 27アクセルスイッチ 30ブレーキスイッチ 32クルーズスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 B60R 21/00 624D 624G 627 627 B60T 7/12 B60T 7/12 F F02D 29/02 301 F02D 29/02 301D G08G 1/09 G08G 1/09 V 1/16 1/16 C Fターム(参考) 3D041 AA11 AA41 AB01 AC04 AC26 AD10 AD41 AD46 AD51 AE04 AE41 AF01 3D044 AA01 AA11 AA14 AA21 AA25 AB01 AC03 AC15 AC24 AC26 AC59 AD04 AD21 AE04 AE21 3D046 BB18 BB19 CC01 CC02 CC06 EE01 GG02 HH02 HH05 HH20 HH22 LL02 LL05 LL23 LL37 LL46 3G093 AA01 BA23 BA24 CB11 CB13 DA06 DB05 DB15 EA09 EB04 FA04 5H180 AA01 CC03 CC12 CC14 LL01 LL04 LL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自車両と先行車両との相対位置関係に基づ
    いて自車両の走行状態を制御する走行制御装置であっ
    て、 前記相対位置関係に基づいて加速制御と減速制御との両
    方を行う第1走行制御手段と、 前記相対位置関係に基づく加速制御は行わないで、減速
    制御を行う第2走行制御手段とを含むことを特徴とする
    車両走行制御装置。
  2. 【請求項2】前記第2走行制御手段が、運転者によって
    アクセル操作部材の操作が解除された場合に、前記相対
    位置関係に基づく減速制御を行うアクセル操作解除時減
    速制御部を含む請求項1に記載の車両走行制御装置。
  3. 【請求項3】運転者による運転操作部材の操作に応じ
    て、前記第1走行制御手段による制御を終了させる第1
    走行制御終了手段を含む請求項1または2に記載の車両
    走行制御装置。
  4. 【請求項4】当該車両走行制御装置による制御が運転者
    による指示操作部材の操作によって指示された状態にお
    いて、前記第1走行制御手段による制御が運転者による
    運転操作部材の操作に応じて終了させられた後、運転者
    によるアクセル操作部材の操作が解除された場合に、前
    記第2走行制御手段による制御を開始させる制御移行手
    段を含む請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両
    走行制御装置。
  5. 【請求項5】前記第2走行制御手段による制御を、前記
    自車両の走行速度が第2設定値以上になった場合に終了
    させる第2走行制御終了手段を含む請求項1ないし4の
    いずれか1つに記載の車両走行制御装置。
  6. 【請求項6】当該車両走行制御装置による制御が運転者
    による指示操作部材の操作によって指示された状態にお
    いて、運転者によるブレーキ操作部材の操作に起因して
    車両が停止させられた後の発進時の、アクセル操作部材
    の操作中に、前記車両の走行速度が第1設定値以上にな
    った場合に前記第2走行制御手段を選択し、第1設定値
    に達しなかった場合に前記第1走行制御手段を選択する
    制御手段選択部を含む請求項1ないし5のいずれか1つ
    に記載の車両走行制御装置。
  7. 【請求項7】自車両と先行車両との相対位置関係に基づ
    いて自車両の走行状態を制御する走行制御装置であっ
    て、 当該車両走行制御装置による制御が運転者による指示操
    作部材の操作によって指示された状態において、前記車
    両の加速制御と減速制御との両方を、運転者による運転
    操作部材の操作が行われない状態で行う第1走行制御手
    段と、 運転者により、アクセル操作部材が操作されている間
    は、そのアクセル操作部材の操作に応じた前記車両の走
    行を許容し、そのアクセル操作部材の操作が解除された
    場合に、運転者による運転操作部材の操作なしで減速さ
    せる第2走行制御手段とを含むことを特徴とする車両走
    行制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069997A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両速度制御装置および車両速度制御方法
JP2017138740A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069997A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両速度制御装置および車両速度制御方法
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