JP2003094887A - 塗膜転写具のクラッチ装置 - Google Patents

塗膜転写具のクラッチ装置

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JP2003094887A
JP2003094887A JP2001290655A JP2001290655A JP2003094887A JP 2003094887 A JP2003094887 A JP 2003094887A JP 2001290655 A JP2001290655 A JP 2001290655A JP 2001290655 A JP2001290655 A JP 2001290655A JP 2003094887 A JP2003094887 A JP 2003094887A
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coating film
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JP2001290655A
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Takehiko Tsuchiyama
土山  武彦
Norikazu Kakigi
典一 柿木
Shigeru Tamai
繁 玉井
Masatoshi Shintani
全利 新谷
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Toppan Inc
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Seed Co Ltd
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係合アームの撓み変形量に十分見合った変形
可能量が得られる弾性ブリッジの構成を提供する。 【解決手段】 係合アーム15と駆動歯車7のボス部8
の間に一体に接続される弾性ブリッジ21が、この係合
アーム15の先端側の左右両側縁から横外方に突出した
後、駆動歯車7のボス部8の外周面に至るように構成さ
れていて、係合アーム15の上下方向の弾性を補強する
弾性補強部材として機能し、係合アーム15の弾性変形
に追随可能な弾性変形量を確保できる構成とされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は塗膜転写具のクラッチ
装置に関し、さらに詳細には、各種塗膜転写テープ上の
塗膜を転写する塗膜転写具において、巻取りリールおよ
び繰出しリールにおける塗膜転写テープの繰出し速度と
巻取り速度を同期させるクラッチ装置に関する。
【従来の技術】
【0002】近年、各種の塗膜が剥離紙等の基材テープ
に粘着されてなる塗膜転写テープをケースの一端から繰
出しつつ、被転写面に塗膜転写テープの塗膜を転写粘着
する塗膜転写具が多く市販されている。塗膜転写テープ
としては、例えば、剥離紙に白色塗膜が粘着されてな
る、文字などを消すための修正テープ、また、剥離紙に
有色塗膜が粘着されてなる、文字などを強調するための
マーキングテープ、更に剥離紙に粘着塗膜が粘着されて
なる粘着テープなどがある。
【0003】これら塗膜転写テープ上の塗膜は、従来の
修正液やマーキングペンと異なり、転写後において乾か
す手間がいらず、かつ、均一な厚さにコーティングする
ことかできる。また、これら塗膜は弱粘着性の粘着体で
構成されているから、いったん被転写面に転写しても、
消しゴムなどを用いることで、容易に剥がすことがで
き、したがって、被転写面を汚損することがなく、大変
使い易い利点がある。
【0004】そして、この種の塗膜転写具の基本的な構
造は、図6に示されるとおりである。すなわち、塗膜転
写テープ011を巻装した繰出しリール01と、転写使
用後の塗膜転写テープ011を巻取り回収する巻取りリ
ール02とが、ケース03内に回転可能に設けられる。
そして、これら両リール01、02が、歯車機構などか
らなる、駆動部04により連動するいわゆる自動巻取り
方式が採用されている塗膜転写具が一般的である。
【0005】更に具体的には、駆動部04は、繰出しリ
ール01と巻取りリール02を互いに同期して連動させ
るもので、連動機構05とクラッチ機構06(図7参
照)が備わっている。
【0006】この連動機構05は、両リール01、02
を相互に連動可能に連係させる。具体的には、駆動歯車
07と従動歯車08から構成されている。両歯車07、
08は、その円柱状のボス部09(以下単にボス部とい
う)が、ケース03本体の内側面に起立状に設けられた
円柱状の支軸010に自由回転可能に嵌挿されている。
駆動歯車07と巻取りリール02の従動歯車08は、所
定の歯車比をもって、噛み合わされている。併せて、巻
取りリール02が、常に一定の回転比をもって、繰出し
リール01に連動回転されるように構成されている。
【0007】また、クラッチ機構06は、繰出しリール
01と巻取りリール02における、塗膜転写テープ01
1の繰出し速度と巻取り速度を同期させる機能を果たす
もので、従前より種々の方式が採用されている。
【0008】クラッチ機構06の代表的な例は、図7に
示されるように、金属スプリングを採用する方式であ
る。この方式は、具体的には、円柱状の駆動歯車07の
ボス部09に金属製の板状スプリング012が巻き付け
られていて、その反発力を利用して、駆動歯車07の回
転がテープと同調するように制御されるものがある(例
えば、実用新案登録第2591750号公報参照)。ま
た、つるまきバネが上記ボス部09と、これに嵌挿され
る繰出しリール01の間の隙間に嵌入され、その反発力
を利用して、前記板状スプリングを採用したものと同様
の効果を図るものなども市販されている。
【0009】いずれにしても、円柱状のボス部09と繰
出しリール01の間にスプリング012が介在されて、
その反発力を利用して駆動歯車07と繰出しリール01
が摩擦係合される構成が採用されている。このクラッチ
機構06の摩擦力により、繰出しリール01の回転力が
駆動歯車07に伝達される。併せて、繰出しリール01
と駆動歯車07の間に過度の回転力が作用した場合、繰
出しリール01と駆動歯車07が相対的に滑り回転す
る。その結果、塗膜転写テープ011の円滑な走行と過
度な張力の回転力に起因する破断防止が確保される構成
になっている。
【0010】また、これらの従前の構造は、両リール0
1、01を支持する円柱状の支軸010を中心にした円
環状のリブ013が、ケース03の内側に設けられてい
て、各リールの円滑な回転が保たれる。更に、少なくと
も繰出しリール01側には、この繰出しリール01を供
給方向へのみ回転させる、ラチェット機構014が設け
られている。このラチェット機構014は、繰出しリー
ル01を支持する円柱状の支軸010を中心にして設け
られた円環状のギア列015と、駆動歯車07に設けら
れていて、このギア列015に噛合する突起016を下
側に備えた、舌片017で構成されている。このラチェ
ット機構014は、巻取りリール02側にも設けらてい
る製品もある。
【0011】更に、図6中の018は、ケース03に取
り付けられる転写ヘッドを示している。この転写ヘッド
018は、ガイド019の間の塗膜転写テープ011を
ケース03の外に突出するよう導き、被転写面P上に加
圧する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の提案や製品は、駆動歯車の回転伝達手段として、板状
スプリングやつるまきバネを必要とする。したがって、
構成部品点数が多くなり、併せて組立加工にもそれだけ
手数を要し、必然的に製品コストの上昇を余儀なくされ
ていた。
【0013】これらの現状を踏まえて本発明者等は、パ
ーツ数を可能な限り少なくし、もってローコストで提供
できる方途を模索した。そして、さらなる改良工夫の結
果、図8に示されるように、合成樹脂製の駆動歯車それ
自体に、その回転伝達手段を設ける手立てを思い立つに
至り、早速実施してみた。
【0014】具体的には図示されるように、この回転伝
達手段、つまり、クラッチ機構06は、ボス部09を中
心に備えた駆動歯車07に設けられた複数の係合アーム
020で構成される。これらの係合アーム020は、駆
動歯車07の回転軸線021を中心にして、周方向に相
互に間隔をもって、複数個設けられている。係合アーム
020は、駆動歯車07の径方向へ延びて形成されると
ともに、その基端つまり径方向外側端が、駆動歯車07
のボス部09と外周縁に形成される歯部022の間にあ
る平板部分071に対して一体的に接続形成されてい
る。係合アーム020の左右側縁は、スリット023を
介して平板部分071と非連続に形成されている。ま
た、係合アーム020の先端つまり径方向内側端には、
繰出しリール01の下面に弾発力をもって摩擦接触され
る、係合用突起024が一体に設けられている。更に、
この係合アーム020の先端とこの駆動歯車07のボス
部09の外周面が、薄肉厚の弾性ブリッジ025で一体
に連結されている。この弾性ブリッジ025の存在によ
り、係合アーム020は、上下方向、つまり繰出しリー
ル01の軸方向に弾性補強されることとなる。その結
果、係合アーム020は、繰出しリール01の抜け止め
部026(図例では、駆動歯車07のボス部09の上端
に嵌め止めされる)との協同作用により、繰出しリール
01の下面に弾発力をもって摩擦接触する。なお、この
抜け止め部026が、ボス部09へ嵌め止めされること
により、繰出しリール01が係合アーム020側に摩擦
接触されるように、その嵌め止め(嵌合)寸法が設定さ
れている。
【0015】本発明者等が開発した上記のクラッチ機構
06は、駆動歯車07それ自体にその回転伝達手段を設
ける構成としたために、少なくとも従来の構造(図7)
のようなスプリングなどの別個独立した部材を必要とし
ないので、組立加工の手数を少なくとも1工程削減で
き、部品点数も1つ削減できるに至り、コストの低減化
もうまく果たせるに至った。
【0016】本発明者等が開発した上記の改良品は、確
かに、従前の提案や製品の問題点を解消してあまりある
優れた提案である。しかし、種々耐久試験などを行った
結果、まだ完全なものではなく、さらなる改善の余地の
あることが判明した。
【0017】すなわち、上記改良品に存在する不具合点
は、弾性ブリッジ025の白化現象であった。白化が発
生すると、樹脂が弾性を示さなくなるので、弾性ブリッ
ジ025の弾性補強作用が無力化して、 係合アーム02
0のクラッチ力(回転伝達力)が適正領域から外れる。
また、使用時には係合アーム020に大きな応力が付加
されるので、時間の経過とともにクリープによるクラッ
チ力の低下も大きくなる。しかも、白化の発生が、製品
を組立加工するときに付加される応力の大小差によって
も異なり、製品の歩留りを所望のレベルに維持するのが
難しいこともわかった。
【0018】この白化現象を詳細に検討した結果、以下
の事柄が判明した。この弾性ブリッジ025は、先にも
説明したが、上下幅つまり厚さは、薄肉厚(係合アーム
020の肉厚の約1/3程度)で、左右幅は、係合アー
ム020と同幅に設定されている。しかも、係合アーム
020の先端と駆動歯車07のボス部09の外周面が弾
性ブリッジ025により直線的に連結されている。その
結果、弾性ブリッジ025の変形可能量が少ないことが
わかった。つまり、係合アーム020の撓み量の大きさ
に対して、これをうまく吸収するに足る変形可能量が弾
性ブリッジ025には不足していることがわかった。
【0019】その結果、弾性ブリッジ025に大きな応
力が働き、樹脂の弾性応力を超えてしまい、特に、強度
弱点部になるこの弾性ブリッジ025と駆動歯車07の
ボス部09、そして弾性ブリッジ025と係合アーム0
20の、それぞれの連結部分に白化が発生していること
を知見した。
【0020】本発明者等はこの知見に基づきいて、さら
なる検討と開発に取り組んだ。その結果、この白化の最
大の原因は、弾性ブリッジ025の変形可能量の少なさ
から、ボス部09と係合アーム020先端とのそれぞれ
の接続部に上下方向の、単純な折曲げ応力が繰り返し負
荷されたり、上下一方向への曲げ応力が継続的に負荷さ
れ続ける結果であることを突き止めた。そこで、本発明
者等は、この更なる新知見に基づき、弾性ブリッジの変
形可能量の少なさをうまく解消する手段を模索した。そ
の結果、弾性ブリッジの白化をうまく解消できる塗膜転
写具のクラッチ装置の開発に成功したので、ここに提案
する。
【0021】したがって、本発明は、係合アームの撓み
変形量に十分見合った変形可能量が得られる弾性ブリッ
ジの構造を提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】以上の技術的な課題を解
決するために、本発明の請求項1記載の塗膜転写具のク
ラッチ装置は、手持ち操作可能なケース内に、塗膜転写
テープが巻装された繰出しリールと、使用後の塗膜転写
テープを回収する巻取りリールとが回転可能に設けられ
るとともに、前記ケースの先端部に、塗膜転写テープを
被転写面に加圧する塗膜転写ヘッドが突設され、前記巻
取りリールおよび繰出しリールが連動機構を介して相互
に連動する自動巻取り式に構成されてなる塗膜転写具に
おいて、前記両リールの少なくとも一方に設けられて、
これら両リールにおける塗膜転写テープの繰出し速度と
巻取り速度を同期させるクラッチ装置であって、前記連
動機構を構成する歯車に一体形成された複数の係合アー
ムと、前記歯車と同軸状にかつ相対的に回転可能に配さ
れた前記リールのコアとが、軸方向へ弾発的に摩擦係合
されてなり、前記係合アームは、前記歯車の外周部分か
ら径方向内方へ延びて設けられた片持ち梁の形態とされ
るとともに、その自由端側部分が弾性ブリッジ部材を介
して前記歯車のボス部に接続され、前記弾性ブリッジ
は、前記係合アームの弾性変形に追随可能な弾性変形量
を確保できるように構成されていることを特徴とする。
【0023】
【作用】以上の手段は、弾性ブリッジが係合アームの弾
性変形に追随可能な弾性変形量を確保できるように構成
することにより、その白化現象の発生を有効に防止する
ものであり、好適な実施形態として、前記弾性ブリッジ
の長さが、弾性ブリッジが係合アームの弾性変形に追随
可能な弾性変形量を確保できるように可及的に延長され
ている。この延長によって、弾性ブリッジは、所望の伸
びが得られるようになった。すなわち、弾性ブリッジが
その弾性領域内で係合アームの弾性変形に追随して変形
できるようになり、その結果、大きな応力の発生をうま
く抑えることができるようになり、白化が抑えられ、反
力も安定するようになった。
【0024】
【発明の効果】したがって、この発明は以下の効果を奏
する。本発明の請求項1記載の塗膜転写具のクラッチ装
置は、弾性ブリッジに対する大きな応力の発生がうまく
抑えられ、白化が抑えられ、反力も安定するようになっ
た。
【0025】このように、本発明の請求項1の塗膜転写
具のクラッチ装置によれば、1つのパーツ、つまり連動
機構に歯車例えば駆動歯車にて、クラッチ作用を発揮す
る回転伝達手段を得ることができる。したがって、成
形、セットにおけるクラッチ力(回転伝達力)のバラツ
キも解消でき、歩留りを飛躍的に改善でき、コスト低
減、更には工程数から見ても、格段に有利な構造を提供
できるようになった。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面の記載に従って詳細に説明する。
【0027】実施形態1 本発明に係る塗膜転写具のクラッチ装置が図1に示され
ており、このクラッチ装置は、具体的には図2〜図4に
示される字消し具のクラッチ機構として適用されたもの
である。
【0028】この字消し具は、誤字などを修正する際に
使用されるものであって、図2および図3に示されるよ
うに、片手操作による横引き使用タイプの構造を備え
る。具体的には、字消し具は、手持ち可能なケース1内
に、繰出しリール2と巻取りリール3がそれぞれ回転可
能に設けられている。また、ケース1の先端部には塗膜
転写テープTを被転写面に加圧する塗膜転写ヘッド4が
設けられている。上記繰出しリール2と巻取りリール3
は、駆動部5により連動する、いわゆる自動巻取り式が
採用されている。ケース1は、合成樹脂を素材にして、
射出成形などによって成形されていて、ケース本体1a
と蓋体1bからなる二分割構造とされている(図4参
照)。
【0029】繰出しリール2と巻取りリール3は、それ
ぞれ転写塗膜として修正塗膜を有する塗膜転写テープT
を巻回する中空ドラムの形態に形成されている。繰出し
リール2の外周に塗膜転写テープTが巻装されている。
また、巻取りリール3は、その外周に塗膜転写テープT
の繰出し側の先端が接続されて使用後の塗膜転写テープ
T’を巻取り回収可能とされている。そして、これら繰
出しリール2と巻取りリール3は、ケース本体1aの内
側面に起立状に設けられた中空の支軸6に回転可能に軸
支されている。
【0030】この場合、両リール2、3は、直接、支軸
6に支持されるのではなく、具体的には以下のようにし
て支持されている。
【0031】まず、繰出しリール2の場合は以下のとお
りである。図1および図4に示されるように、上記駆動
部5を構成する駆動歯車7の中心に一体に備わった円筒
状のボス部8が上記支軸6に嵌合され、この円筒状のボ
ス部8に繰出しリール2が嵌合される。その結果、繰出
しリール2が支軸6に回転自在に支持されることにな
る。
【0032】また、巻取りリール3は以下のとおりであ
る。図3に示されるように、周面にスプライン歯を備え
た回転筒体9が中空の支軸6に回転可能に軸支され、こ
の回転筒体9と一体回転可能に巻取りリール3がスプラ
イン嵌合される。その結果、巻取りリール3は、上記支
軸6に回転可能に軸支されることになる。
【0033】巻取りリール3を嵌合する上記回転筒体9
の下端には、上記駆動歯車7と噛合する従動歯車10が
一体に設けられている。また、巻取りリール3の上下両
端には、テープ走行用の案内フランジ11(図2参照)
が夫々設けられている。
【0034】塗膜転写テープTは、従来周知の構造のも
のが採用されている。例えばプラスチック製あるいは紙
製のフィルム基材の片面に剥離剤層が形成されていると
ともに、この上に、白色の修正塗料層が形成され、更に
その上に感圧接着剤層が形成されてなるものなどであ
る。
【0035】上記繰出しリール2から繰り出された塗膜
転写テープTは、後述する保持枠体27に設けられたガ
イドピン12aを介して上記塗膜転写ヘッド4へ導か
れ、この塗膜転写ヘッド4の先端加圧部を経由して反転
され、上記保持枠体27に設けられたガイドローラ付き
ガイドピン12bを介して巻取りリール3に巻回される
(図2参照)。つまり、一方のガイドピン12aは、繰
出しリール2から繰り出される塗膜転写テープTを案内
するためのものであり、他方のガイドローラ付きガイド
ピン12bは、巻取りリール3に巻き取られる塗膜転写
テープT’を案内するためのものであり、これら両ガイ
ドピン12a、12bにより塗膜転写テープ案内用のガ
イドピン12が構成される。また、ガイドローラ付きガ
イドピン12bのガイドローラ12cは、このガイドピ
ン12bに回転可能に軸支されている。
【0036】上記駆動部5は、図3に示されるように、
繰出しリール2と巻取りリール3を互いに同期して連動
させるもので、連動機構13とクラッチ機構14が備わ
って構成されている。
【0037】連動機構13は、巻取りリール3と繰出し
リール2を相互に連動するためのものであって、上記繰
出しリール2の駆動歯車7と、巻取りリール3の回転筒
体9の下端部に設けられている従動歯車10とから構成
されている。これら駆動歯車7と従動歯車10とは、所
定の歯車比をもって噛み合わされ、巻取りリール3が常
に一定の回転比を持って繰出しリール2に連動回転され
る。
【0038】クラッチ機構14は、繰出しリール2と巻
取りリール3における塗膜転写テープTの繰出し速度と
巻取り速度を同期させるものであって、両リール2、3
の少なくとも一方に設けられる。図示の実施形態のクラ
ッチ機構14は、繰出しリール2側に設けられており、
具体的には、図1、3および図4に示されるように、上
記連動機構13を構成する駆動歯車7に設けられた複数
個の係合アーム15、15、…から構成される。
【0039】図示の実施形態の係合アーム15は、駆動
歯車7の回転軸線16を中心にして周方向に相互に間隔
をもって4本設けられている。各係合アーム15は、駆
動歯車7に一体形成された片持ち梁の形態とされ、駆動
歯車7の外周部分から径方向内方へ延びて設けられると
ともに、その先端側部分つまり内径自由端側部分が、弾
性ブリッジ21を介して駆動歯車7のボス部8に接続さ
れてる。
【0040】具体的には、係合アーム15は、駆動歯車
7のボス部8と外周縁に形成される歯部17を繋ぐ平板
部分18に対して、その基端部つまり駆動歯車7の歯部
17存在側のみが一体に連結されている。また、係合ア
ーム15の左右側縁は、スリット19を介して上記平板
部分18と非連続になっている。一方、係合アーム15
の自由端部つまり駆動歯車7のボス部8存在側端部に
は、繰出しリール2のコア下面に摩擦接触される係合突
起20が一体に設けられている。更に、この係合アーム
15の自由端側部分と上記駆動歯車7のボス部8が、薄
肉厚の弾性ブリッジ21により橋絡状に連結されてい
る。
【0041】この弾性ブリッジ21は、係合アーム15
の上下方向つまり繰出しリール2の軸方向の弾性を補強
する弾性補強部材として機能するもので、係合アーム1
5の弾性変形に追随可能な弾性変形量を確保できる構成
とされている。
【0042】図示の弾性ブリッジ21は、係合アーム1
5の厚さ寸法よりも小さな厚さ寸法を有する薄肉平板状
とされるとともに、その長さが、係合アーム15の弾性
変形に追随可能な弾性変形量を確保できるように設定さ
れている。
【0043】また、弾性ブリッジ21の平面形状は、図
1および図3に示されるように、係合アーム15の両側
縁に接続された二股ブリッジの形態とされており、具体
的には、駆動歯車7のボス部8から上記係合アーム15
とほぼ平行に延びるとともに、この係合アーム15の自
由端近傍の両側縁に円弧状に接続されている。
【0044】換言すれば、弾性ブリッジ21は、係合ア
ーム15の先端からやや基端側、つまり駆動歯車7の歯
部17存在側に寄った位置の左右両側縁からいったん横
外方に突出した後、駆動歯車7のボス部8に向って弧を
描きながら方向が変えられ、この弧を描きながら方向変
換する部位22に引き続いて、係合アーム15と平行姿
勢を保って駆動歯車7のボス部8に向って延設され、最
終的にこのボス部8の外周面に接続される。
【0045】この弾性ブリッジ21の存在により、係合
アーム15は、上下方向つまり繰出しリール2の軸方向
へ弾性補強されて、適正なクラッチ力(摩擦係合力)を
有することとなる。つまり、係合アーム15は、繰出し
リール2の抜け止め部23(図1および図4参照:図示
の実施形態においては、駆動歯車7のボス部8の上端
に、嵌脱自在に嵌め止めされる)との協同作用により、
繰出しリール2のコア下面に所望の弾発力をもって軸方
向へ弾発的に摩擦接触つまり摩擦係合するように働く。
【0046】そして、このクラッチ機構14の摩擦係合
力により、繰出しリール2の回転力が駆動歯車7に伝達
される。併せて、駆動歯車7と繰出しリール2の間に過
度の回転力が作用した場合、繰出しリール2と駆動歯車
7が、上記クラッチ機構14の摩擦係合力に抗して相対
的に滑り回転し、過度の張力による塗膜転写テープTの
破断の防止と円滑な走行が確保される。
【0047】以上のように、本発明においては、弾性ブ
リッジ21が係合アーム15の弾性変形に追随可能な弾
性変形量を確保できるように構成することにより、その
白化現象の発生が有効に防止される。具体的には、弾性
ブリッジ21の長さが、係合アーム15の弾性変形に追
随可能な弾性変形量を確保できるように設定されてお
り、これにより、弾性ブリッジ21は従来よりも大きな
長さを確保されて、所望の伸びが得られるようになっ
た。その結果、弾性ブリッジ21において、大きな応力
さらには白化現象の発生が有効に防止されて、所望の弾
性補強作用が安定して確保され得ることとなった。
【0048】特に、本実施形態では、弾性ブリッジ21
が、係合アーム15の先端側の左右両側縁に接続される
構成が採用されたことにより、つまり弾性ブリッジ21
を係合アーム15の先端側の左右両側縁から突出させた
ことによって、係合アーム15の上下方向の変形に対し
て、弾性ブリッジ21の弧を描きながら方向変換する部
位22に捩れ現象が生じるようになった。したがって、
この部位22がいわゆるトーションバーとしての機能を
発揮する結果、弾性ブリッジ21の白化現象がより確実
に抑えられることが期待される。
【0049】なお、駆動歯車7のボス部8の上端に嵌め
止めされる上記抜け止め部23は、この嵌め止めによ
り、繰出しリール2が係合アーム15側に弾発力をもっ
て摩擦接触されるように、その嵌め止め(嵌合)寸法が
設定されている。
【0050】また、上記ケース本体1aと駆動歯車7と
の間には、繰出しリール2と巻取りリール3の逆回転を
防止する逆転防止機構24が設けられている。この逆転
防止機構24そのものは、図1および図4に示されるよ
うに、従来公知の構造を備えている。つまり、駆動歯車
7に設けられた係止爪25と、ケース本体1aの内側面
に、中空の支軸6と同心の環状に設けられた多数の逆転
防止爪26、26、…から構成される。これら係止爪2
5と逆転防止爪26、26、…との係脱動作により、繰
出しリール2と巻取りリール3の正回転を許容する一
方、これと逆方向への回転を阻止する。
【0051】したがって、以上のように構成された字消
し具は、まず、ケース1を手指で把持する。この把持姿
勢で、塗膜転写ヘッド4の先端加圧部を誤字などの修正
すべき紙面上の被修正部分(被転写部分)の開始端に当
てて、そのままケース1を横方向へ移動させ、被修正部
分の終端で停止させる。以上の操作により、塗膜転写ヘ
ッド4の加圧部における塗膜転写テープTの修正塗料層
(白色)が、上記フィルム状基材から剥離して上記被修
正部分上に転写され、誤字などが被覆消去されるととも
に、この上から正しい文字を直ちに書き入れることが可
能となる。
【0052】図2〜4において、符号27で示される部
材は、回転筒体9を除く他の部品を全てまとめて保持す
る保持枠体である。また、図1および図4中、符号28
で示される部材は、繰出しリール2を支持する円柱状の
支軸6を中心にした円環状のリブで、ケース本体1の内
側に設けられている。駆動歯車7とケース1との相対的
な摩擦接触面積を可及的に少なくして、繰出しリール2
の回転を滑らかに保つ。図示されていないが、この円環
状のリブ28は、巻取りリール3側にも同様に設けられ
ている。これにより、上記と同様に、回転筒体9とケー
ス1との相対的な摩擦接触面積を可及的に少なくして、
同様に巻取りリール3の回転を滑らかに保つ。
【0053】実施形態2 本実施形態は図5に示されており、弾性ブリッジ21の
構造が改変されたものである。
【0054】すなわち、本実施形態の弾性ブリッジ21
は、その長さが係合アーム15の弾性変形に追随可能な
弾性変形量を確保できるように設定されている点、およ
びその平面形状が係合アーム15の両側縁に接続された
二股ブリッジの形態とされている点は実施形態1と同様
であるが、具体的には図示のごとく、駆動歯車7のボス
部8から直線的に延びて係合アーム15に自由端近傍の
両側縁に接続されている。
【0055】換言すれば、図5に示されるように、本実
施形態の弾性ブリッジ21は、実施形態1のように弧を
描きながら方向変換する部位22を備えることなく、係
合アーム15の左右両側から直線的にボス部8に接続さ
れる形状とされている。その他の構成および作用は実施
形態1と同様である。
【0056】なお、上述した実施形態1および2は、あ
くまでも本発明の好適な実施態様を示すもので、本発明
はこれに限定されることなく、その範囲内で種々設計変
更可能であり、その一例を以下に列挙する。
【0057】(1)弾性ブリッジ21は、必ずしも図示
されたような具体的形状に限定されるものではなく、要
するに、係合アーム15の上下方向の弾性変形に追随可
能な弾性変形量を確保できるような構造、一例として、
弾性ブリッジ21の長さが係合アーム15の弾性変形に
追随可能な弾性変形量を確保できるように設定されてい
る他の形状・構造も適宜採用可能である。
【0058】(2)図示の実施形態の塗膜転写テープT
は、その転写塗膜として白色の修正塗膜が適用された修
正テープであるが、本発明のクラッチ装置は、透明なマ
ーキング塗膜が適用されたマーキングテープを転写する
塗膜転写具にも同様に適用可能であり、さらには、これ
ら修正塗膜やマーキング塗膜などの弱粘着性の転写塗膜
のほか、粘着塗膜などの強粘着性の転写塗膜が適用され
た粘着剤テープを転写する塗膜転写具にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0059】(3)図示の実施形態の塗膜転写具の基本
構造は、塗膜転写テープを交換できるいわゆるリフイル
タイプであるが、本発明は、塗膜転写テープを交換でき
ないいわゆる使い切りタイプの基本構造を備えた塗膜転
写具にも適用できることも言うまでもない。
【0060】(4)図示の実施形態においては、繰出し
リール2側にクラッチ機構14が配されているが、巻取
りリール3側、あるいはこれら両リール2、3側に配さ
れる構造も採用可能である。
【0061】(5)図示の実施形態においては、繰出し
リール2と巻取りリール3が相互に独立して平行に配さ
れた支軸6、6にそれぞれ回転可能に軸支されてなる、
2軸タイプのリール構造とされているが、本発明は、上
記繰出しリール2と巻取りリール3が同軸状にかつ相対
的に回転可能に配されてなる、1軸タイプのリール構造
にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態1である塗膜転写具にお
けるクラッチ装置を示す分解斜視図である。
【図2】同クラッチ装置を備える塗膜転写具を示す全体
平面図である。
【図3】同じく同塗膜転写具を一部切開して示す全体背
面図である。
【図4】同塗膜転写具を図2のA−A線に沿って示す断
面図である。
【図5】本発明に係る実施形態2であるクラッチ装置の
要部を示す部分拡大平面図である。
【図6】従来装置の一例を示す概略説明図である。
【図7】従来構造の別の例を示す要部の概略説明分解図
である。
【図8】比較例を示す要部の一部切欠き概略説明分解図
である。
【符号の説明】
1…ケース,2…繰出しリール,3…巻取りリール,4
…塗膜転写ヘッド,5…駆動部,7…駆動歯車,8…ボ
ス部,13…連動機構,14…クラッチ機構(クラッチ
装置),15…係合アーム,21…弾性ブリッジ,T…
塗膜転写テープ。
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月28日(2001.9.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 塗膜転写具クラッチ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿木 典一 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 玉井 繁 大阪府大阪市都島区内代町3丁目5番25号 シードゴム工業株式会社内 (72)発明者 新谷 全利 大阪府大阪市都島区内代町3丁目5番25号 シードゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3F064 AA03 EB02 FA04 3F105 AA04 AB00 BA01 CA02 CB10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手持ち操作可能なケース内に、塗膜転写
    テープが巻装された繰出しリールと、使用後の塗膜転写
    テープを回収する巻取りリールとが回転可能に設けられ
    るとともに、前記ケースの先端部に、塗膜転写テープを
    被転写面に加圧する塗膜転写ヘッドが突設され、前記巻
    取りリールおよび繰出しリールが連動機構を介して相互
    に連動する自動巻取り式に構成されてなる塗膜転写具に
    おいて、前記両リールの少なくとも一方に設けられて、
    これら両リールにおける塗膜転写テープの繰出し速度と
    巻取り速度を同期させるクラッチ装置であって、前記連
    動機構を構成する歯車に一体形成された複数の係合アー
    ムと、前記歯車と同軸状にかつ相対的に回転可能に配さ
    れた前記リールのコアとが、軸方向へ弾発的に摩擦係合
    されてなり、前記係合アームは、前記歯車の外周部分か
    ら径方向内方へ延びて設けられた片持ち梁の形態とされ
    るとともに、その自由端側部分が弾性ブリッジ部材を介
    して前記歯車のボス部に接続され、前記弾性ブリッジ
    は、前記係合アームの弾性変形に追随可能な弾性変形量
    を確保できるように構成されていることを特徴とする塗
    膜転写具のクラッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性ブリッジの長さが、弾性ブリッ
    ジが係合アームの弾性変形に追随可能な弾性変形量を確
    保できるように設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の塗膜転写具のクラッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性ブリッジは、前記係合アームの
    厚さ寸法よりも小さな厚さ寸法を有する薄肉平板状とさ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の塗膜転写具
    のクラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性ブリッジは、前記係合アームの
    両側縁に接続された二股ブリッジの形態とされているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の塗膜転写具のクラッチ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性ブリッジは、前記駆動歯車のボ
    ス部から直線状に延びて前記係合アームの自由端近傍の
    両側縁に接続されていることを特徴とする請求項4に記
    載の塗膜転写具のクラッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性ブリッジは、前記駆動歯車のボ
    ス部から前記係合アームとほぼ平行に延びるとともに、
    前記係合アームの自由端近傍の両側縁に円弧状に接続さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の塗膜転写具
    のクラッチ装置。
JP2001290655A 2001-09-25 2001-09-25 塗膜転写具のクラッチ装置 Pending JP2003094887A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101023223B1 (ko) 2008-05-08 2011-03-29 주식회사 동기실업 접착테잎 도포구
JP2014226807A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 フジコピアン株式会社 塗膜転写具

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KR101023223B1 (ko) 2008-05-08 2011-03-29 주식회사 동기실업 접착테잎 도포구
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