JP2003094241A - 切断機 - Google Patents

切断機

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JP2003094241A JP2001289417A JP2001289417A JP2003094241A JP 2003094241 A JP2003094241 A JP 2003094241A JP 2001289417 A JP2001289417 A JP 2001289417A JP 2001289417 A JP2001289417 A JP 2001289417A JP 2003094241 A JP2003094241 A JP 2003094241A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ幅、クランプ高さにおいて制約され
ずに切断機の最大切断サイズの束ね材をクランプする。 【解決手段】 ワーク搬送方向からみて切断位置CLの
後側に、ワークWをクランプするための本体可動バイス
ジョー37及び本体基準バイスジョー35を備えた本体
バイス装置39を設ける。この本体バイス装置39の後
側に、ワークWをクランプして切断位置CLへ移動位置
決めする送り可動バイスジョー95及び送り基準バイス
ジョー101を備えた送りバイス装置41を設ける。本
体バイス装置39の後側に門型形状をなす本体上部バイ
ス装置69を設け、この本体上部バイス装置69の上辺
をなす第2横架部75に上下動自在な本体上部バイスジ
ョー81をワークWの上面に対して下方に向けて押圧自
在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワーク切断時に
ワークをクランプする本体バイス装置と、ワークをクラ
ンプして送材する送りバイス装置を備えた切断機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、切断機としての例えば帯鋸盤は、
箱形のベースを備えており、このベースには走行可能な
エンドレス状の帯鋸刃を備えた鋸刃ハウジングが昇降可
能に設けられている。
【0003】さらに、図8及び図9に示されているよう
にワークWを切断位置CLに位置するように矢印で示し
たごとくワーク搬送方向へワークWを搬送位置決めする
ための送りバイス装置201が、前記ワーク搬送方向か
らみて切断位置CLの後方側に設けた支持テーブル(図
示省略)に搬入シリンダの作動によりワーク搬送方向へ
往復可能に設けられている。この送りバイス装置201
はワークWをクランプする一対の送り基準バイスジョー
203と送り可動バイスジョー205とからなる。
【0004】また、ワークWが多数の型材を束ねた束ね
材であるワークWであるときは、上記の送り基準バイス
ジョー203と送り可動バイスジョー205の上部に
は、ワーク(束ね材)Wを切断するときや送材するとき
に、前記ワークWを上から押さえるための送り上部バイ
ス装置207が設けられている。この送り上部バイス装
置207は送り基準バイスジョー203と送り可動バイ
スジョー205の上部に横架した送り上部ボディ部20
9と、このボディ部209の長手方向のほぼ中央部に下
方に向けて伸縮自在なピストンロッドを備えた送り上部
バイスシリンダ211と、前記ピストンロッドの下端に
設けた送り上部クランパ213とから構成されている。
【0005】なお、ボディ部209の送り可動バイスジ
ョー205側には長手方向に向けて切欠き部(長穴)2
09Aが設けられており、この切欠き部209Aに挿通
するボルトBTにより送り可動バイスジョー205の上
部に移動調整可能に取り付けられている。
【0006】また、前記ワーク搬送方向からみて送りバ
イス装置201の前方にあってしかも切断位置CLの後
側には、本体基準バイスジョー215と本体可動バイス
ジョー217とからなる本体バイス装置219がワーク
搬送方向へ移動不能に設けられている。
【0007】なお、ワークWが束ね材であるワークWで
あるときは、上記の本体バイス装置219にも、ワーク
Wを上から押さえるための本体上部バイス装置221
が、上記の送り上部バイス装置207と同様に対応する
構成で本体基準バイスジョー215と本体可動バイスジ
ョー217の上部に設けられている。つまり、本体上部
バイス装置221は、本体上部ボディ部223と、本体
上部バイスシリンダ225と、本体上部クランパ227
とからなっている。
【0008】なお、本体上部ボディ部223の本体可動
バイスジョー217側には長手方向に向けて切欠き部
(長穴)223Aが設けられており、この切欠き部22
3Aに挿通するボルトBTにより本体可動バイスジョー
217の上部に移動調整可能に取り付けられている。
【0009】したがって、ワークWは送りバイス装置2
01の送り基準バイスジョー203と送り可動バイスジ
ョー205によりワーク幅方向がクランプされると共に
送り上部バイス装置207の送り上部クランパ213に
より上から押圧されてクランプされる。この送りバイス
装置201の前進移動によりワークWが切断位置CLに
位置決めされてから、ワークWのワーク幅方向が本体バ
イス装置219の本体基準バイスジョー215と本体可
動バイスジョー217によりクランプされると共に本体
上部バイス装置221の本体上部クランパ227により
上から押圧されてクランプされ、帯鋸刃により切断され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の帯鋸
盤においては、ワークWが束ね材であるワークWである
場合、送りバイス装置201及び本体バイス装置219
のいずれにおいても送り上部バイス装置207及び本体
上部バイス装置221の構造上、ワークWのクランプ
幅、クランプ高さが制約され、最大サイズの切断ができ
ないという問題点があった。
【0011】また、送りバイス装置201が本体バイス
装置219の後側までしか移動できないために送材する
量が制限されるので、ワークWの最小切断長さを短くで
きないという問題点があった。
【0012】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、ワークが束ね材であっても
クランプ幅、クランプ高さにおいて制約されずに切断機
の最大切断サイズの束ね材をクランプし、また送りバイ
ス装置による送りを本体バイスのクランプ位置直後に接
近できるようにして束ね材の残材長さを最小にし得る切
断機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の切断機は、ワークを切断位
置へ搬送するワーク搬送方向からみて前記切断位置の後
側に、本体基準側支柱部と本体可動側支柱部と本体横架
部で門型形状をなす本体バイス支持部材を備え、前記本
体基準側支柱部に本体基準バイスジョーを備え、この本
体基準バイスジョーと協働してワークをクランプすべく
ワークの幅方向へ移動自在な本体可動バイスジョーを前
記本体可動側支柱部に備えてなる本体バイス装置を設
け、前記本体バイス支持部材の後側に、第2基準側支柱
部と第2可動側支柱部と第2横架部で門型形状をなす上
部バイス支持部材を備え、前記第2横架部にワークの上
面に対して下方に向けて押圧する本体上部バイスジョー
を上下動自在に備えてなる本体上部バイス装置を設け、
この本体上部バイス装置の後方側に、送り基準側支柱部
と送り可動側支柱部と送り横架部で門型形状をなす送り
バイス支持部材を備え、前記送り基準側支柱部に送り基
準バイスジョーを備え、この送り基準バイスジョーと協
働してワークをクランプすべくワークの幅方向へ移動自
在な送り可動バイスジョーを前記送り可動側支柱部に備
え、前記送り基準、送り可動バイスジョーにてクランプ
したワークを前記切断位置へ移動すべく前記送りバイス
支持部材をワーク搬送方向に進退移動位置決め自在に備
え、前記送り横架部にワークの上面に対して下方に向け
て押圧する送り上部バイスジョーを上下動自在に備えて
なる送りバイス装置を設けてなることを特徴とするもの
である。
【0014】したがって、本体上部バイス装置の門型形
状の大きさを切断機の最大切断サイズに設けることがで
き、この第2横架部に上下動自在に設けた本体上部バイ
スジョーにより、ワークが束ね材であってもクランプ高
さにおいて制約されない。また、本体可動バイスジョー
が本体上部バイス装置に阻まれずに可動できるので、ク
ランプ幅においても切断機の最大切断サイズの束ね材が
クランプ可能である。
【0015】また、送りバイス装置においても、送りバ
イス支持部材の門型形状の大きさを切断機の最大切断サ
イズに設けることができ、この送りバイス支持部材の送
り横架部に上下動自在に設けた送り上部バイスジョーに
より、ワークが束ね材であってもクランプ高さにおいて
制約されない。また、送り可動バイスジョーが送りバイ
ス支持部材に阻まれずに可動できるので、クランプ幅に
おいても切断機の最大切断サイズの束ね材がクランプ可
能である。
【0016】請求項2によるこの発明の切断機は、請求
項1記載の切断機において、前記第2基準側支柱部を本
体基準側支柱部に一体的に設け、前記第2可動側支柱部
を本体可動側支柱部に一体的に設けてなることを特徴と
するものである。
【0017】したがって、本体上部バイス装置の門型形
状をなす上部バイス支持部材としては、本体バイス装置
の本体バイス支持部材の支柱部を兼用してブラケットな
どの支持部材により第2横架部を支持するように設けて
も構わない。
【0018】請求項3によるこの発明の切断機は、請求
項1又は2記載の切断機において、前記送りバイス装置
の送り基準バイスジョー及び送り可動バイスジョーの前
方端部を、本体上部バイスジョーの下方を通過して本体
基準バイスジョー及び本体可動バイスジョーの後方端に
接近するまで前進可能に設けると共に、前記送り上部バ
イスジョーを送りバイス支持部材の前方側で前記送り基
準、送り可動バイスジョーの近傍に設けてなることを特
徴とするものである。
【0019】したがって、送りバイス装置によるワーク
送りは、送り基準バイスジョー及び送り可動バイスジョ
ーの前方端部が本体バイス装置のクランプ位置直後に接
近できると共に送り上部バイスジョーは送り基準、送り
可動バイスジョーの近傍で束ね材をクランプできるの
で、束ね材の残材長さを最小とすることができる。
【0020】請求項4によるこの発明の切断機は、ワー
クを切断位置へ搬送するワーク搬送方向からみて前記切
断位置の後側に、本体基準側支柱部と本体可動側支柱部
と本体横架部で門型形状をなす本体バイス支持部材を備
え、前記本体基準側支柱部に本体基準バイスジョーを備
え、この本体基準バイスジョーと協働してワークをクラ
ンプすべくワークの幅方向へ移動自在な本体可動バイス
ジョーを前記本体可動側支柱部に備えてなる本体バイス
装置を設け、前記本体バイス支持部材の後側に、第2基
準側支柱部と第2可動側支柱部と第2横架部で門型形状
をなす上部バイス支持部材を備え、前記第2横架部にワ
ークの上面に対して下方に向けて押圧する本体上部バイ
スジョーを上下動自在に備えてなる本体上部バイス装置
を設け、この本体上部バイス装置の後方側に、送り基準
側支柱部と送り可動側支柱部と送り横架部で門型形状を
なす送りバイス支持部材を備え、前記送り基準側支柱部
に送り基準バイスジョーを備え、この送り基準バイスジ
ョーと協働してワークをクランプすべくワークの幅方向
へ移動自在な送り可動バイスジョーを前記送り可動側支
柱部に備え、前記送り基準、送り可動バイスジョーにて
クランプしたワークを前記切断位置へ移動すべく前記送
りバイス支持部材をワーク搬送方向に進退移動位置決め
自在に備え、前記送り横架部にワークの上面に対して下
方に向けて押圧する送り上部バイスジョーを上下動自在
に備えると共にこの送り上部バイスジョーの後方にワー
クの尾端を検出するワーク尾端検出装置を備えてなる送
りバイス装置を設け、前記ワーク尾端検出装置によりワ
ーク尾端を検出した検出信号に基づいてワークの残材長
さを最小とすべく本体上部バイスジョーを使用せずに前
記送り可動バイスジョーと送り基準バイスジョーの前方
端を本体上部バイスジョーの下方に通過せしめてワーク
を送材してから送り上部バイスジョーによりワークをク
ランプしてワーク切断を行う指令を与える制御装置を設
けてなることを特徴とするものである。
【0021】したがって、請求項1記載の作用と同様
に、本体バイス装置及び送りバイス装置において、ワー
クが束ね材であってもクランプ高さ、クランプ幅におい
て制約されないので、切断機の最大切断サイズの束ね材
がクランプ可能である。また、本体上部バイスジョーと
送り上部バイスジョーとの使用の切り換えをワークの形
状に合わせて行うことにより、送りバイス装置によるワ
ーク送りがワーク尾端を検出した検出信号に基づいて本
体上部バイスジョーを使用せずに送り可動バイスジョー
及び送り基準バイスジョーの前方端部を本体上部バイス
ジョーの下方を通過せしめて本体バイス装置のクランプ
位置直後に接近せしめることにより束ね材の残材長さを
最小とすることができる。
【0022】請求項5によるこの発明の切断機は、請求
項4記載の切断機において、前記第2基準側支柱部を本
体基準側支柱部に一体的に設け、前記第2可動側支柱部
を本体可動側支柱部に一体的に設けてなることを特徴と
するものである。
【0023】したがって、請求項2記載の作用と同様
に、本体上部バイス装置の門型形状をなす上部バイス支
持部材としては、本体バイス装置の本体バイス支持部材
の支柱部を兼用してブラケットなどの支持部材により第
2横架部を支持するように設けても構わない。
【0024】請求項6によるこの発明の切断機は、請求
項4又は5記載の切断機において、前記送りバイス装置
の送り基準バイスジョー及び送り可動バイスジョーの前
方端部を、本体上部バイスジョーの下方を通過して本体
基準バイスジョー及び本体可動バイスジョーの後方端に
接近するまで前進可能に設けると共に、前記送り上部バ
イスジョーを送りバイス支持部材の前方側で前記送り基
準、送り可動バイスジョーの近傍に設けてなることを特
徴とするものである。
【0025】したがって、請求項3記載の作用と同様
に、送りバイス装置によるワーク送りは、送り基準バイ
スジョー及び送り可動バイスジョーの前方端部が本体バ
イス装置のクランプ位置直後に接近できると共に送り上
部バイスジョーは送り基準、送り可動バイスジョーの近
傍で束ね材をクランプできるので、束ね材の残材長さを
最小とすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0027】図6を参照するに、この実施の形態に係わ
る切断機としての例えば横型帯鋸盤1は、ベース3を備
えており、このベース3上の一側には旋回台を介してガ
イドポスト5が立設されている。そして、このガイドポ
スト5には、切断工具としての帯鋸刃Bを内装したカッ
ティングヘッド7が上下動可能に案内されている。な
お、上記カッティングヘッド7の上下動は、ベース3上
の前記旋回台に設けた昇降用油圧シリンダ9(駆動装
置)の作動によって行われる。この昇降用油圧シリンダ
9の作用によってワークWに対する帯鋸刃Bの切り込み
や上昇離反を制御し得るものである。
【0028】カッティングヘッド7は両側に離隔してハ
ウジング部11,13を備えており、各ハウジング部1
1,13は上部コントロールボックス15を備えたビー
ム部材17によって連結されている。
【0029】カッティングヘッド7のハウジング部1
1,13には駆動ホイール19、従動ホイール21がそ
れぞれ軸23、25を介して内装されており、駆動ホイ
ール19と従動ホイール21にはエンドレスの帯鋸刃B
が掛回されている。駆動ホイール19の軸23には鋸刃
モータ(図示省略)が連動連結されている。この鋸刃モ
ータを駆動させると、軸23を介して駆動ホイール19
が回転されるから、駆動ホイール19と従動ホイール2
1に掛回された帯鋸刃BがワークWを切削すべく走行駆
動される。
【0030】ビーム部材17に固定された案内部材27
には固定ガイド部材29、可動ガイド部材31が装着さ
れており、この固定ガイド部材29と可動ガイド部材3
1とにより、帯鋸刃BがワークWを切削する切削領域に
おいて、帯鋸刃Bの刃先部が垂直下方を向くように帯鋸
刃Bが案内支持されている。また、固定ガイド部材29
は案内部材27に固定的に取り付けられており、可動ガ
イド部材31はワークWの大きさに対応すべく位置調節
自在に取り付けられている。
【0031】ベース3の上部にはワークWを載置するワ
ークテーブル33が設けられており、このワークテーブ
ル33にはワークWを挟持固定自在の本体基準バイスジ
ョー35と本体可動バイスジョー37とからなる本体バ
イス装置39が設けられている。
【0032】図1を参照するに、ワークWを切断位置C
Lに位置するように搬送位置決めするための送りバイス
装置41が、ワーク搬送方向からみて切断位置CLの後
方側に設けられている。詳しくは後述する。
【0033】図2を併せて参照するに、本体バイス装置
39はカッティングヘッド7に備えた帯鋸刃Bによって
切断されるワークWを把持固定するためのものであり、
上記のワーク搬送方向からみて送りバイス装置41の前
方にあってしかも切断位置CLの後側に設けられてい
る。
【0034】より詳細には、上記本体バイス装置39
は、ワークWの幅方向の基準バイスラインBLに設けた
本体基準バイスジョー35及び当該本体基準バイスジョ
ー35に対して接近離反する方向へ移動自在の本体可動
バイスジョー37が備えられている。
【0035】ベース3の上面には門型形状をなす本体バ
イス支持部材43が設けられており、この本体バイス支
持部材43の上辺をなす本体横架部45には本体可動バ
イスジョー37がガイドレール47を介して図2におい
て左右方向に移動自在に案内支承されている。本体バイ
ス支持部材43の図2において左側の本体可動側支柱部
49には本体可動バイスシリンダ51が装着されてお
り、上記の本体可動バイスジョー37が本体可動バイス
シリンダ51のピストンロッド53に連結されて、本体
可動バイスジョー37がガイドレール47に沿って往復
動自在となっている。
【0036】また、本体基準バイスジョー35は平面で
ほぼ四角形の筒状をなしており、この本体基準バイスジ
ョー35が本体バイス支持部材43の図1において右側
の本体基準側支柱部55にゆるやかに嵌挿されており、
本体基準バイスジョー35の上部が断面コ字状をなして
本体基準側支柱部55にヒンジピン57により軸承され
て、本体基準バイスジョー35のクランプ面が基準バイ
スラインBLから外れる方向に回動自在となっている。
【0037】また、本体基準側支柱部55の下部には本
体基準バイスジョー駆動装置としての例えば本体基準バ
イスシリンダ59が埋め込まれるようにして設けられて
おり、この本体基準バイスシリンダ59のピストンロッ
ド61により本体基準バイスジョー35のクランプ面が
基準バイスラインBLへ前進後退するように構成されて
いる。なお、この本体基準バイスシリンダ59は本体基
準バイスジョー35のクランプ面が基準バイスラインB
Lから僅かに後退する程度のストローク量で十分であ
る。
【0038】ベース3の後側(図1においては上側)に
は、本体バイス装置39の本体バイスジョー35,37
の間へワークWを搬入するためのリアコンベア63が図
2に示されているようにパスラインPL位置に設けられ
ている。リアコンベア63には前後方向へ延伸されたコ
ンベア支持部材65に多数の支持ローラ67が回転自在
に備えられている。
【0039】本体バイス支持部材43の後側には、リア
コンベア63上のパスラインPLに位置するワークとし
ての例えば束ね材Wを上方から押圧するための本体上部
バイス装置69が設けられている。この本体上部バイス
装置69についてより詳しくは、本体基準側支柱部55
の後側には第2基準側支柱部71がベース3上に立設さ
れており、本体可動側支柱部49には第2可動側支柱部
としての例えばブラケット73が後方側に張り出すよう
にして一体的に取り付けられている。
【0040】また、第2横架部75が第2基準側支柱部
71及びブラケット73の上端部に設けられてほぼ門型
形状をなす上部バイス支持部材として構成されており、
前記第2横架部75には本体上部バイス駆動装置として
の例えば本体上部バイスシリンダ77が設けられ、この
本体上部バイスシリンダ77に装着されたピストンロッ
ド79を下方に向けて伸縮自在に設けられており、ピス
トンロッド79の下端には束ね材Wを上方から押圧する
ための本体上部バイスジョー81が取り付けられてい
る。
【0041】なお、本体上部バイスジョー81はこの実
施の形態では平板状をなしており、本体上部バイスジョ
ー81の図1において左右の側縁が第2基準側支柱部7
1及びブラケット73に設けた上部バイスガイド83に
沿って案内支承されている。
【0042】また、本体上部バイスジョー81が最上位
置にあるときの高さはワークの最大サイズをクランプ可
能となっている。
【0043】図3を併せて参照するに、リアコンベア6
3のワークWを前方向へ移送するために、リアコンベア
63には送りバイス装置41が前後動自在に設けられて
いる。すなわち、送りバイス装置41は、送り可動側支
柱部85,送り基準側支柱部87,送り上部バイス支持
部89とから門型形状を構成する送りバイス支持部材9
1と、この送りバイス支持部材91の送り可動側支柱部
85にガイドレール93を介して図1及び図3において
左右方向へ移動自在な送り可動バイスジョー95と、こ
の送り可動バイスジョー95を移動せしめるために送り
可動側支柱部85に設けた送り可動バイスシリンダ97
と、基準バイスラインBLに位置すべく送り基準側支柱
部87にガイドレール99を介して僅かに左右方向へ移
動可能な送り基準バイスジョー101と、この送り基準
バイスジョー101を移動せしめるために送り基準側支
柱部87に設けた送り基準バイスシリンダ103と、か
ら構成されている。
【0044】さらに、リアコンベア63のコンベア支持
部材65の図3において左右の両側面にはレール105
が前後方向(図3の紙面上に垂直方向)に延伸して設け
られており、送りバイス支持部材91は送り可動側支柱
部85と送り基準側支柱部87の下部に設けた複数のカ
ムフォロア107でレール105を上下から挟み込んで
レール105に沿って前後方向に移動自在に設けられて
いる。
【0045】さらに、送りバイス支持部材91の前側側
面には束ね材であるワークWを上方から押圧するための
送り上部バイス装置109が設けられている。すなわ
ち、送り上部バイス装置109は、送りバイス支持部材
91の上辺をなす送り上部バイス支持部89に設けた送
り上部バイス駆動装置としての例えば送り上部バイスシ
リンダ111と、この送り上部バイスシリンダ111に
よりワークWを上方から押圧するための送り上部バイス
ジョー113と、から構成されている。
【0046】なお、送り上部バイスジョー113はこの
実施の形態では平板状をなしており、送り上部バイスジ
ョー113の図1及び図3において左右の側縁が送りバ
イス支持部材91の送り可動側支柱部85及び送り基準
側支柱部87に設けたガイドレール115に沿って案内
支承されている。
【0047】なお、送りバイス装置41の前後動は、流
体圧シリンダ又はボールネジ機構等の駆動装置の作動に
よって行われるものである。例えば、リアコンベア63
の適宜位置に前後方向へ移動可能なピストンロッドを備
えた送りシリンダ(図示省略)が設けられており、この
送りシリンダのピストンロッドに送りバイス支持部材9
1が連結されている。
【0048】また、送りバイス装置41は、図1及び図
5に示されているように上記の送りバイス装置41の送
り可動バイスジョー95及び送り基準バイスジョー10
1におけるそれぞれの前方端部が前方へ突出されてお
り、前記各前方端部が本体上部バイスジョー81の下方
を通過して本体可動バイスジョー37及び本体基準バイ
スジョー35の後方端面に接近するまで前進可能に設け
られている。
【0049】さらに、送りバイス装置41には、図1に
示されているように送り上部バイス装置109の後方に
ワークとしての束ね材Wの尾端を検出するためのワーク
尾端検出装置としての例えばワーク尾端センサ117が
設けられている。
【0050】また、ベース3の前方(図1においては下
方、ワーク搬送方向からみて切断位置CLの前側)に
は、ワークWから切断分離された切断片を支持するため
に前後方向へ回転自在な多数の支持ローラを備えたフロ
ントコンベア(図示省略)が配置されている。
【0051】なお、前述した昇降用油圧シリンダ9、本
体バイス装置39、送りバイス装置41、ワーク尾端セ
ンサ117は、それぞれ制御装置119に接続されてい
る。
【0052】制御装置119としては、図7に示されて
いるように中央処理装置としての例えばCPU121に
予め加工プログラムやワークWの大きさや数量や直径や
高さ、長さ等のデータを入力する入力装置123と表示
装置125、入力されたデータを記憶するメモリ12
7、予め入力された加工条件のデータによりワークWの
切断位置CLへ送材して位置決めしたり、ワーク尾端セ
ンサ117によりワークWの尾端を検出した検出信号に
基づいてワークWの残材長さを最小とするために最後の
切断品を切断するときに本体上部バイスジョー81を使
用せずに送りバイス装置41の送りバイスジョー95,
101の前方端部を本体上部バイスジョー81の下方を
通過せしめてワークWを送材、位置決めしてから送り上
部バイスジョー113によりワークWをクランプしてワ
ーク切断を行う指令を与える指令部129が設けられて
いる。
【0053】上記構成により、束ね材であるワークW
は、その幅方向が送りバイス装置41の送りバイスジョ
ー95,101の間でクランプされると共にワークWの
上面が送り上部バイス装置109の送り上部バイスシリ
ンダ111により下方へ駆動される送り上部バイスジョ
ー113によりリアコンベア63上へ押圧される。
【0054】上記のワークWは送りバイス装置41及び
送り上部バイス装置109によりクランプされた状態で
本体上部バイスジョー81の直後の位置まで送材され
る。このとき、本体バイス装置39及び本体上部バイス
装置69は図4に示されているように予めアンクランプ
状態にある。すなわち、本体基準バイスシリンダ59の
ピストンロッド61が後退して本体基準バイスジョー3
5のクランプ面が基準バイスラインBLから外れる方向
に後退しており、本体可動バイスジョー37も本体可動
バイスシリンダ51により後退している。
【0055】次いで、上記のワークWが本体バイス装置
39及び本体上部バイス装置69によりクランプされ
る。すなわち、本体基準バイスジョー35が本体基準バ
イスシリンダ59により前進されてクランプ面が基準バ
イスラインBLへ位置してから、本体可動バイスジョー
37が本体可動バイスシリンダ51により前進してワー
クWがクランプされる。また、本体上部バイスジョー8
1もワークWを上方から押圧する。
【0056】その後、送りバイス装置41及び送り上部
バイス装置109がワークWをアンクランプしてワーク
Wのつかみ換えを行うために後退する。
【0057】再び、上記のワークWが送りバイス装置4
1及び送り上部バイス装置109によりクランプされた
後に、本体バイス装置39及び本体上部バイス装置69
がワークWをアンクランプしてワークWのつかみ換えが
行われる。上記のワークWは送りバイス装置41及び送
り上部バイス装置109によりクランプされた状態で送
材され、切断位置CLへ位置決めされる。
【0058】なお、上記のように送材及び切断位置CL
へ位置決めするための送りバイス装置41の移動範囲
は、本体上部バイスジョー81より後方で行われる。
【0059】切断位置CLへ位置決めされたワークW
は、送りバイス装置41及び送り上部バイス装置109
によりクランプされたままの状態で、さらに本体バイス
装置39及び本体上部バイス装置69によりクランプさ
れてから、帯鋸刃Bにより切断される。
【0060】ワークWを切断終了後、送りバイス装置4
1及び送り上部バイス装置109がワークWをアンクラ
ンプして後退し、次の製品の切断加工のためにワークW
のつかみ換えが行われる。
【0061】切断されたワークWは、本体基準バイスシ
リンダ59のピストンロッド61が僅かに後退すること
により、本体基準バイスジョー35が図4において反時
計回り方向に回動してクランプ面が基準バイスラインB
Lから外れる方向に僅かに隙間ができる程度に後退し、
本体可動バイスジョー37も本体可動バイスシリンダ5
1により僅かに隙間ができる程度に後退してアンクラン
プされる上記のような切断動作が繰り返されてワークW
が所定の長さで切断されてワークWの長さが短くなる
と、送りバイス装置41がつかみ換えのために後退する
ときにワーク尾端センサ117によりワークWの尾端が
検出される。この尾端の検出により制御装置119の指
令部129から指令が与えられて送りバイス装置41の
後退動作が停止し、ワークWが送りバイス装置41と送
り上部バイス装置109によりクランプされる。
【0062】ワークWの最後の製品を切断するときに残
材長さが最小となるようにするためには、図5において
残材長さLがA+(0〜B)+C+(0〜D)となるよ
うに送りバイス装置41及び送り上部バイス装置109
によりクランプされた状態で、送り基準バイスジョー1
01と送り可動バイスジョー95の前方端部が本体上部
バイスジョー81の下方を通過してワークWが切断位置
CLへ位置決めされる。
【0063】この場合は、位置決めされたワークWは、
本体バイス装置39及び本体上部バイス装置69ではク
ランプされずに、送りバイス装置41及び送り上部バイ
ス装置109によりクランプされたままの状態で帯鋸刃
Bにより切断される。
【0064】以上のように、通常の送り動作では送りバ
イス装置41が本体上部バイスジョー81の直後までし
か送材しないのであるが、この発明では束ね材であるワ
ークWの最後の製品を切断するとき、送り基準、送り可
動バイスジョー101,95の前方端部を本体バイス装
置39のクランプ位置直後に接近し、しかも束ね材が送
り基準、送り可動バイスジョー101,95の近傍で送
り上部バイスジョー113によりクランプされているの
で、残材長さを最小とすることができ、上記の動作を自
動的に行うことができる。
【0065】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。この実施の形態では切
断機として横型帯鋸盤を例にとって説明したが縦型帯鋸
盤や丸鋸盤およびその他の切断機であっても構わない。
【0066】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、本体上
部バイス装置の門型形状の大きさを切断機の最大切断サ
イズに設けることにより、この第2横架部に上下動自在
に設けた本体上部バイスジョーで、クランプ高さに制約
されることなくワークを下方へ押圧できる。また、本体
上部バイス装置に阻まれずに本体可動バイスジョーを可
動できるので、クランプ幅においても切断機の最大切断
サイズの束ね材をクランプできる。
【0067】また、送りバイス装置においても、送りバ
イス支持部材の門型形状の大きさを切断機の最大切断サ
イズに設けることにより、この送りバイス支持部材の送
り横架部に上下動自在に設けた送り上部バイスジョー
で、クランプ高さに制約されることなくワークを下方へ
押圧できる。また、送りバイス支持部材に阻まれずに送
り可動バイスジョーを可動できるので、クランプ幅にお
いても切断機の最大切断サイズの束ね材をクランプでき
る。
【0068】請求項2の発明によれば、門型形状をなす
上部バイス支持部材としては、本体バイス装置の本体バ
イス支持部材の支柱部を兼用してブラケットなどの支持
部材により第2横架部を支持でき、安価となる。
【0069】請求項3の発明によれば、送りバイス装置
によるワーク送りが、送り基準バイスジョー及び送り可
動バイスジョーの前方端部を本体バイス装置のクランプ
位置直後に接近できると共に送り基準、送り可動バイス
ジョーの近傍で送り上部バイスジョーにより束ね材をク
ランプできるので、束ね材の残材長さを最小とすること
ができる。
【0070】請求項4の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様に、本体バイス装置及び送りバイス装置にお
いて、ワークが束ね材であってもクランプ高さ、クラン
プ幅において制約されないので、切断機の最大切断サイ
ズの束ね材をクランプできる。また、本体上部バイスジ
ョーと送り上部バイスジョーとの使用の切り換えをワー
クの形状に合わせて行うことができるので、送りバイス
装置によるワーク送りは、ワーク尾端を検出した検出信
号に基づいて本体上部バイスジョーを使用せずに送り可
動バイスジョー及び送り基準バイスジョーの前方端部を
本体上部バイスジョーの下方を通過せしめて本体バイス
装置のクランプ位置直後に接近できるので、束ね材の残
材長さを最小とすることができる。
【0071】請求項5の発明によれば、請求項2記載の
効果と同様に、門型形状をなす上部バイス支持部材とし
ては、本体バイス装置の本体バイス支持部材の支柱部を
兼用してブラケットなどの支持部材により第2横架部を
支持でき、安価となる。
【0072】請求項6の発明によれば、請求項3記載の
効果と同様に、送りバイス装置によるワーク送りが、送
り基準バイスジョー及び送り可動バイスジョーの前方端
部を本体バイス装置のクランプ位置直後に接近できると
共に送り基準、送り可動バイスジョーの近傍で送り上部
バイスジョーにより束ね材をクランプできるので、束ね
材の残材長さを最小とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、本体バイ
ス装置及び送りバイス装置の平面図である。
【図2】この発明の実施の形態における本体バイス装置
でワークをクランプしたときの状態を示す正面図であ
る。
【図3】この発明の実施の形態における送りバイス装置
の正面図である。
【図4】図2の本体バイス装置でワークをアンクランプ
したときの状態説明図である。
【図5】図1においてワークの尾端を検出して送りバイ
ス装置で送材するときの状態を説明する平面図である。
【図6】この発明の実施の形態で用いられる横型帯鋸盤
の正面図である。
【図7】制御装置のブロック構成図である。
【図8】従来の切断機における本体バイス装置及び送り
バイス装置の正面図である。
【図9】図8における平面図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤(切断機) 35 本体基準バイスジョー 37 本体可動バイスジョー 39 本体バイス装置 41 送りバイス装置 43 本体バイス支持部材 49 本体可動側支柱部 55 本体基準側支柱部 57 ヒンジピン 59 本体基準バイスシリンダ(本体基準バイスジョー
駆動装置) 69 本体上部バイス装置 71 第2基準側支柱部(上部バイス支持部材) 73 ブラケット(第2可動側支柱部;上部バイス支持
部材) 75 第2横架部(上部バイス支持部材) 77 本体上部バイスシリンダ(本体上部バイス駆動装
置) 81 本体上部バイスジョー 89 送り上部バイス支持部 91 送りバイス支持部材 95 送り可動バイスジョー 97 送り可動バイスシリンダ 101 送り基準バイスジョー 109 送り上部バイス装置 111 送り上部バイスシリンダ(送り上部バイス駆動
装置) 113 送り上部バイスジョー 117 ワーク尾端センサ(ワーク尾端検出装置) 119 制御装置 129 指令部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを切断位置へ搬送するワーク搬送
    方向からみて前記切断位置の後側に、本体基準側支柱部
    と本体可動側支柱部と本体横架部で門型形状をなす本体
    バイス支持部材を備え、前記本体基準側支柱部に本体基
    準バイスジョーを備え、この本体基準バイスジョーと協
    働してワークをクランプすべくワークの幅方向へ移動自
    在な本体可動バイスジョーを前記本体可動側支柱部に備
    えてなる本体バイス装置を設け、 前記本体バイス支持部材の後側に、第2基準側支柱部と
    第2可動側支柱部と第2横架部で門型形状をなす上部バ
    イス支持部材を備え、前記第2横架部にワークの上面に
    対して下方に向けて押圧する本体上部バイスジョーを上
    下動自在に備えてなる本体上部バイス装置を設け、 この本体上部バイス装置の後方側に、送り基準側支柱部
    と送り可動側支柱部と送り横架部で門型形状をなす送り
    バイス支持部材を備え、前記送り基準側支柱部に送り基
    準バイスジョーを備え、この送り基準バイスジョーと協
    働してワークをクランプすべくワークの幅方向へ移動自
    在な送り可動バイスジョーを前記送り可動側支柱部に備
    え、前記送り基準、送り可動バイスジョーにてクランプ
    したワークを前記切断位置へ移動すべく前記送りバイス
    支持部材をワーク搬送方向に進退移動位置決め自在に備
    え、前記送り横架部にワークの上面に対して下方に向け
    て押圧する送り上部バイスジョーを上下動自在に備えて
    なる送りバイス装置を設けてなることを特徴とする切断
    機。
  2. 【請求項2】 前記第2基準側支柱部を本体基準側支柱
    部に一体的に設け、前記第2可動側支柱部を本体可動側
    支柱部に一体的に設けてなることを特徴とする請求項1
    記載の切断機。
  3. 【請求項3】 前記送りバイス装置の送り基準バイスジ
    ョー及び送り可動バイスジョーの前方端部を、本体上部
    バイスジョーの下方を通過して本体基準バイスジョー及
    び本体可動バイスジョーの後方端に接近するまで前進可
    能に設けると共に、前記送り上部バイスジョーを送りバ
    イス支持部材の前方側で前記送り基準、送り可動バイス
    ジョーの近傍に設けてなることを特徴とする請求項1又
    は2記載の切断機。
  4. 【請求項4】 ワークを切断位置へ搬送するワーク搬送
    方向からみて前記切断位置の後側に、本体基準側支柱部
    と本体可動側支柱部と本体横架部で門型形状をなす本体
    バイス支持部材を備え、前記本体基準側支柱部に本体基
    準バイスジョーを備え、この本体基準バイスジョーと協
    働してワークをクランプすべくワークの幅方向へ移動自
    在な本体可動バイスジョーを前記本体可動側支柱部に備
    えてなる本体バイス装置を設け、 前記本体バイス支持部材の後側に、第2基準側支柱部と
    第2可動側支柱部と第2横架部で門型形状をなす上部バ
    イス支持部材を備え、前記第2横架部にワークの上面に
    対して下方に向けて押圧する本体上部バイスジョーを上
    下動自在に備えてなる本体上部バイス装置を設け、 この本体上部バイス装置の後方側に、送り基準側支柱部
    と送り可動側支柱部と送り横架部で門型形状をなす送り
    バイス支持部材を備え、前記送り基準側支柱部に送り基
    準バイスジョーを備え、この送り基準バイスジョーと協
    働してワークをクランプすべくワークの幅方向へ移動自
    在な送り可動バイスジョーを前記送り可動側支柱部に備
    え、前記送り基準、送り可動バイスジョーにてクランプ
    したワークを前記切断位置へ移動すべく前記送りバイス
    支持部材をワーク搬送方向に進退移動位置決め自在に備
    え、前記送り横架部にワークの上面に対して下方に向け
    て押圧する送り上部バイスジョーを上下動自在に備える
    と共にこの送り上部バイスジョーの後方にワークの尾端
    を検出するワーク尾端検出装置を備えてなる送りバイス
    装置を設け、 前記ワーク尾端検出装置によりワーク尾端を検出した検
    出信号に基づいてワークの残材長さを最小とすべく本体
    上部バイスジョーを使用せずに前記送り可動バイスジョ
    ーと送り基準バイスジョーの前方端を本体上部バイスジ
    ョーの下方に通過せしめてワークを送材してから送り上
    部バイスジョーによりワークをクランプしてワーク切断
    を行う指令を与える制御装置を設けてなることを特徴と
    する切断機。
  5. 【請求項5】 前記第2基準側支柱部を本体基準側支柱
    部に一体的に設け、前記第2可動側支柱部を本体可動側
    支柱部に一体的に設けてなることを特徴とする請求項4
    記載の切断機。
  6. 【請求項6】 前記送りバイス装置の送り基準バイスジ
    ョー及び送り可動バイスジョーの前方端部を、本体上部
    バイスジョーの下方を通過して本体基準バイスジョー及
    び本体可動バイスジョーの後方端に接近するまで前進可
    能に設けると共に、前記送り上部バイスジョーを送りバ
    イス支持部材の前方側で前記送り基準、送り可動バイス
    ジョーの近傍に設けてなることを特徴とする請求項4又
    は5記載の切断機。
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