JP2003093491A - フィルター部材 - Google Patents

フィルター部材

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JP2003093491A
JP2003093491A JP2001296292A JP2001296292A JP2003093491A JP 2003093491 A JP2003093491 A JP 2003093491A JP 2001296292 A JP2001296292 A JP 2001296292A JP 2001296292 A JP2001296292 A JP 2001296292A JP 2003093491 A JP2003093491 A JP 2003093491A
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deodorizing
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corrugated structure
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JP2001296292A
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Katsushi Ogami
勝志 大上
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】臭気成分や塵埃との接触効率を高めることによ
って、優れた脱臭および除塵性能を有する高通気性のフ
ィルター部材を提供することにある。 【解決手段】脱臭性能、除塵性能、脱臭除塵性能を有す
る基材からなるコルゲート構造体であって、ノードライ
ンが蛇行状に屈曲していることを特徴とするフィルター
部材。好ましくは、フィルター部材の厚み(D)とノー
ドラインの長さ(L)との関係が、1<L/D<1.2
の範囲である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルター部材に
関し、さらに詳しくは特殊な形状のコルゲート構造体で
あって、臭気成分や塵埃を効率良く除去することのでき
る新規なフィルター部材に関する。
【0002】
【従来の技術】脱臭性能や除塵性能を有する基材を空気
清浄化フィルター部材として活用する場合、単位容積当
たりの基材面積アップによる脱臭性能や除塵性能の向
上、高度の通気性を確保するために、JIS−Z−15
16−1995「外装用段ボール」に準拠して作製され
るコルゲート構造体で使用されるのが一般的である。こ
のようなコルゲート構造体は、空気清浄機、エアコン、
除湿機、加湿機、掃除機などの各種製品において、空気
清浄化フィルター部材として搭載されている。
【0003】上記の如く、コルゲート構造体は、高性能
の空気清浄化フィルター部材として有効に機能するが、
コルゲート構造体の有する優れた整流作用のために、臭
気成分や塵埃との接触効率の点で解決すべき課題があっ
た。厚手のコルゲート構造体として臭気成分や塵埃との
接触時間を長くする、コルゲート構造体のセル寸法を小
さくして表面積を増加させる(臭気成分や塵埃との接触
点を増やす)、などの手段によって、臭気成分や塵埃と
の接触効率を高めることが可能であるが、このような手
段を講じても十分な効果を得るには至らず、むしろコル
ゲート構造体の圧力損失が上昇してしまい、空気清浄化
フィルター部材の重要な特性である通気性が損なわれる
という問題があった。
【0004】係る問題を解決するために、特開平11−
57360号公報では、コルゲート構造体を所定の傾斜
角度で平行に厚み切断したエレメントの複数枚を、傾斜
角度を逆にした状態で順次厚み方向に積層することによ
って、各エレメント層のセルで形成される通路がジグザ
グ状に屈曲した防塵フィルターが開示されている。該防
塵フィルターは、圧力損失をさして上昇させることな
く、塵埃との接触効率を大幅に高めることができる構造
を有している。しかしながら、各エレメント層の通路は
直線状で整流作用が高いため、塵埃との接触効率を高め
るためには多数のエレメントを積層して屈曲点を増やす
必要があり、フィルター装着スペースに余裕のない家電
製品などの場合、効果の高い防塵フィルターを搭載する
ことは困難である。もちろん、各エレメントを薄層化す
れば、防塵フィルターをコンパクトにすることが可能で
あるが、傾斜角度をもってエレメントを薄層に裁断する
ことは技術的に極めて難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の課題を克服した特殊な形状のコルゲート構造体であっ
て、臭気成分や塵埃を効率良く除去することのできる新
規なフィルター部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決するために鋭意検討した結果、フィルター部材を
発明するに至った。
【0007】1.脱臭性能を有する基材を中芯およびラ
イナに用いたコルゲート構造体であって、ノードライン
が蛇行状に屈曲していることを特徴とする脱臭性フィル
ター部材の発明である。
【0008】2.除塵性能を有する基材を中芯およびラ
イナに用いたコルゲート構造体であって、ノードライン
が蛇行状に屈曲していることを特徴とする除塵性フィル
ター部材の発明である。
【0009】3.脱臭除塵性能を有する基材を中芯およ
びライナに用いたコルゲート構造体であって、ノードラ
インが蛇行状に屈曲していることを特徴とする脱臭除塵
性フィルター部材の発明である。
【0010】4.中芯またはライナの何れか一方に脱臭
性能を有する基材を、もう一方に除塵性能を有する基材
を用いたコルゲート構造体であって、ノードラインが蛇
行状に屈曲していることを特徴とする脱臭除塵複合フィ
ルター部材の発明である。
【0011】5.上記1〜4の何れか1項のフィルター
部材において、フィルター部材の厚み(D)とノードラ
インの長さ(L)との関係が、1<L/D<1.2の範
囲にあることを特徴とするフィルター部材の発明であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のフィルター部材
に係わる構成要素を詳細に説明する。
【0013】本発明の第一の発明は、脱臭性能を有する
基材(以下、脱臭性基材と略記することもある)を中芯
およびライナに用いたコルゲート構造体であって、ノー
ドラインが蛇行状に屈曲していることを特徴とする脱臭
性フィルター部材の発明である。
【0014】脱臭性基材について、以下に具体的に説明
する。本発明に係わる脱臭性基材とは、臭気成分や有害
化学成分などに対して吸着あるいは分解作用を有する脱
臭剤を基材に担持したものである。
【0015】まず、脱臭剤について、以下に説明する。
【0016】本発明に係わる脱臭剤としては、従来公知
の吸着剤、例えば、物理吸着作用を有する吸着剤とし
て、活性炭、活性白土、ゼオライト、セピオライト、シ
リカゲル、セラミック、活性アルミナ、複合フィロケイ
酸塩など、化学吸着作用を有する吸着剤として、イオン
交換樹脂、有機酸など、物理化学吸着作用を有する吸着
剤として、天然無機物、添着物質としてリン酸などの酸
性物質、水酸化カリウムやアミン類などの塩基性物質、
ヨウ素酸などの酸化剤、銀などの金属を担持した添着活
性炭、添着ゼオライトなどが挙げられる。
【0017】上記の脱臭剤の他にも、鉄、コバルト、マ
ンガンなどの金属フタロシアニン誘導体、鉄アスコルビ
ン酸などの酵素系の脱臭剤、カテキン、タンニン、フラ
ボノイドなどの植物抽出系の脱臭剤、さらには臭気成分
や有害化学成分などに対して分解作用を有するマンガン
系酸化物やペロブスカイト型触媒などの低温酸化物触媒
や光触媒などを用いることもできる。ここで云う光触媒
とは、0.5〜5eV、好ましくは1〜3eVの禁止帯
幅を有する光触媒反応を生ずる半導体であって、光触媒
で生成した正孔、OHラジカルなどにより臭気成分や有
害化学成分などが分解される。このような光触媒として
は、特開平2−273514号公報に開示されているも
のを挙げることが可能であり、酸化亜鉛、三酸化タング
ステン、酸化チタン、酸化セリウムなどの金属酸化物が
好ましく、これらの中でも、酸化チタンは、構造安定
性、光触媒としての能力、取扱い上の安全性などを考慮
した場合、特に好ましい材料である。
【0018】次に、基材について、以下に説明する。
【0019】本発明に係わる基材は、上記の脱臭剤を保
持するための支持体として機能するものである。基材の
特性としては、臭気成分や有害化学成分などを透過させ
るための通気性、コルゲート構造体への加工を容易にす
るための可撓性を有することが好ましく、さらに、光触
媒を用いる場合には、光触媒を活性化させるための光透
過性を有することが要求される。このような基材の形態
としては、不織布あるいは多孔質フィルム状のものなど
が挙げられるが、坪量、通気性を制御し易く、加工性に
も優れている点から不織布が特に好ましい基材である。
【0020】基材を構成する素材としては、ポリアミド
系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアルキレンパラオキ
シベンゾエート系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリビニ
ルアルコール系繊維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ポリ
塩化ビニル系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリ
オレフィン系繊維、フェノール系繊維、レーヨン繊維な
ど合成繊維、ガラス繊維、金属繊維、アルミナ繊維、炭
素繊維、活性炭素繊維などの無機繊維、木材パルプ、麻
パルプ、コットンリンターパルプなどの天然繊維など、
従来公知の繊維材料を広く用いることができる。
【0021】基材の製造方法について特に制限はなく、
目的および用途に応じて、乾式法、湿式抄造法、メルト
ブローン法、スパンボンド法などで得られたウェブを水
流交絡法、ニードルパンチ法、ステッチボンド法などの
物理的方法、サーマルボンド法などの熱による接着方
法、レジンボンドなどの接着剤による方法で強度を発現
させる方法を適宜組み合わせて製造することができる。
【0022】例えば、湿式抄造法によって脱臭剤を基材
に内添担持する場合には、基材の抄造時に、基材を構成
する材料に脱臭剤を添加して抄造することによって、本
発明の脱臭性基材を製造することができる。この時、カ
チオン性ポリアクリルアマイド、ポリ塩化アルミニウム
などのカチオン性高分子凝集剤や、該凝集剤と複合体を
形成し、凝集を強化するようなアニオン性ポリアクリル
アマイドなどのアニオン性高分子凝集剤、コロイダルシ
リカ、ベントナイトなどのアニオン性無機微粒子を使用
し、脱臭剤の凝集体を形成させておくことが好ましい。
あるいは、凝集体に微細繊維を含有せしめることで、凝
集体の機械的強度を一層向上させることも可能である。
【0023】また、脱臭剤を基材に含浸または塗工担持
する場合には、脱臭剤を基材に固定するための結着剤と
して、熱可塑性樹脂の水性エマルジョン、皮膜形成性無
機物、金属酸化物複合熱可塑性高分子エマルジョンなど
を各々単独で、あるいは必要に応じて複数組み合わせて
脱臭剤と混合し、各種ブレードコーター、ロールコータ
ー、エアナイフコーター、バーコーター、ロッドブレー
ドコーター、ショートドウェルコーター、ダイコータ
ー、コンマコーター、リバースロールコーター、キスコ
ーター、ディップコーター、カーテンコーター、エクス
トルージョンコーター、マイクログラビアコーター、サ
イズプレスなどの各種塗工装置を用いて基材に含浸また
は塗工することによって、本発明の脱臭性基材を製造す
ることができる。
【0024】ここで云う熱可塑性樹脂の水性エマルジョ
ンとは、水中で分散された熱可塑性高分子のことであっ
て、高分子成分としては、アクリル樹脂、スチレン−ア
クリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、
ポリプロピレン、ポリエステル、フェノキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、ブチラール樹脂などが挙げられる。
【0025】ここで云う皮膜形成性無機物としては、サ
ポナイト、ヘクトライト、モンモリロナイトなどのスメ
クタイト群、バーミキュライト群、カオリナイト、ハロ
イサイトなどのカオリナイト−蛇紋石群、セピオライト
などの天然粘土鉱物の他、コロイダルシリカ、コロイダ
ルアルミナおよびこれらの変性物、合成無機高分子化合
物などが例示され、該皮膜形成性無機物を各々単独で使
用しても構わないし、複数組み合わせて使用しても構わ
ない。
【0026】上記変性物における変性とは、天然鉱物中
より不純物や特定の原子団を除去したり、天然鉱物構成
元素中の特定の元素を適当な方法で処理して他の元素と
交換したり、別の化合物(特に有機化合物)と共に化学
処理して特に鉱物表面の物性を改変することにより、元
来の天然鉱物固有の特性を伸長したり、あるいは新たな
特性を付与することであり、変性物の具体例としては、
Ca−モンモリロナイトを水の存在下で炭酸ナトリウム
などと処理してイオン交換を行ったNa−モンモリロナ
イトや、カチオン界面活性剤および/またはノニオン界
面活性剤と処理したものなどが挙げられる。
【0027】また、本発明で云う合成無機高分子化合物
とは、天然鉱物と同等の組成を得るべく、あるいは新た
な特性を付与するべく同等組成の特定の元素を他の元素
で置換したもので、2種類以上の化合物を反応させて得
られるものであって、天然雲母族の構造中の水酸基をフ
ッ素で置換したフッ素雲母や、合成スメクタイトなどが
挙げられる。フッ素雲母の代表例としては、フッ素金雲
母、フッ素四ケイ素雲母、テニオライトなどが挙げられ
る。
【0028】ここで云う金属酸化物複合熱可塑性高分子
エマルジョンは、熱可塑性高分子エマルジョン表面を金
属酸化物が被覆している形状を有し、皮膜を形成した後
も高分子成分と金属酸化物成分が分離して海島構造を保
つ特性を有するものである。
【0029】熱可塑性高分子エマルジョンとは、主に水
中で分散された熱可塑性高分子のことであって、高分子
成分としては、アクリル樹脂、スチレン−アクリル共重
合体、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ポリプロピ
レン、ポリエステル、フェノキシ樹脂、フェノール樹
脂、ブチラール樹脂などが挙げられる。
【0030】また、ここで云う金属酸化物としては、コ
ロイダルシリカやコロイダルアルミナなどが挙げられ
る。金属酸化物複合熱可塑性高分子エマルジョン、例え
ばコロイダルシリカ複合熱可塑性高分子エマルジョン
は、特開昭59−71316号公報や、特開昭60−1
27371号公報に開示されているように、共重合性単
量体、分子内に重合性不飽和二重結合およびアルコキシ
シラン基を有する単量体やビニルシラン、コロイダルシ
リカを混合し、高分子成分を乳化重合して製造する過程
において、シリカ成分をエマルジョン表面に固定する方
法によって得られる。その方法としては、例えばInt
ernational Symposiumon Po
lymeric Microspheres Prin
ts,1991,181に記載されているように、オル
ソケイ酸エチルなどの水に相溶しない加水分解性のアル
コキシシランを用いて、あらかじめ形成されているエマ
ルジョンの表面にシリカ成分を析出、固定させる方法が
挙げられる。
【0031】本発明の脱臭性フィルター部材は、このよ
うにして得られた脱臭性基材を中芯およびライナとして
用いて、JIS−Z−1516−1995「外装用段ボ
ール」に準拠して作製される。本発明における重要なポ
イントは、図1に示したようにノードラインが蛇行状に
屈曲していることにある。
【0032】ノードラインが直線状である通常のコルゲ
ート構造体は、その優れた整流効果のために、臭気成分
と基材との接触効率が悪く、使用する基材面積に相応し
た脱臭性能を有するフィルター部材が得られないという
課題があった。係る課題を解決するために、厚手のコル
ゲート構造体として臭気成分との接触時間を長くする、
コルゲート構造体のセル寸法を小さくして表面積を増加
させる(臭気成分との接触点を増やす)、などの手段に
よって、臭気成分との接触効率を高めることが可能であ
るが、このような手段を講じても十分な脱臭性能を得る
には至らず、むしろコルゲート構造体の圧力損失が上昇
してしまい、フィルター部材の重要な特性である通気性
が損なわれるという問題があった。
【0033】コルゲート構造体の圧力損失の上昇を緩和
しつつ、臭気成分と基材との接触効率を高めたフィルタ
ー部材を得る方法として、コルゲート構造体を所定の傾
斜角度で平行に切断して得られた複数枚のエレメント
を、傾斜角度を逆にした状態で順次厚み方向に積層する
ことによって、各エレメント層のセルで形成される通路
がジグザグ状に屈曲したフィルター部材が提案されてい
る。しかしながら、各エレメント層の通路は直線状で整
流作用が高いため、臭気成分との接触効率を高めるため
には多数のエレメントを積層して屈曲点を増やす必要が
あり、フィルター部材の装着スペースに余裕のない家電
製品などの場合、効果の高いフィルター部材を搭載する
ことは困難である。もちろん、各エレメントを薄層化す
れば、フィルター部材をコンパクトにすることが可能で
あるが、傾斜角度をもってエレメントを薄層に裁断する
ことは技術的に極めて難しい。
【0034】しかしながら、本発明の脱臭性フィルター
部材は、蛇行状に屈曲した連続孔からなる通路を有し、
該通路には直線状の部分が存在しないため、臭気成分と
の接触効率を効率良く高めることが可能なばかりでな
く、フィルター部材の小型化および薄層化も容易であ
り、上記の一連の課題を解決することができる。
【0035】本発明の第二の発明は、除塵性能を有する
基材(以下、除塵性基材と略記することもある)を中芯
およびライナに用いたコルゲート構造体であって、ノー
ドラインが蛇行状に屈曲していることを特徴とする除塵
性フィルター部材の発明である。
【0036】除塵性基材について、以下に具体的に説明
する。本発明に係わる除塵性基材とは、空気中に浮遊す
る塵埃などを除去する機能を有する基材であって、主と
して基材の空隙で塵埃を機械的に除去するメカニカル濾
過タイプの基材、主として基材の静電気力で塵埃を電気
的に除去する静電気濾過タイプの基材などを活用するこ
とができる。
【0037】本発明に係わるメカニカル濾過タイプの基
材とは、除去対象となる塵埃の粒径および該塵埃の除去
効率に応じて、基材の空隙径を適宜調整したものであ
る。所望の空隙径となるように、使用する繊維の繊度や
繊維長を適宜選択したケミカルボンド不織布、メルトブ
ロー不織布、スパンボンド不織布などの乾式不織布、湿
式不織布などを用いることができる。
【0038】本発明に係わる静電気濾過タイプの基材と
は、半永久的に電気分極を保持し、外部に対して電気力
を及ぼす基材であって、その静電気力によって塵埃を捕
捉するものである。帯電方法としては、エレクトロエレ
クトレット、熱エレクトレット、ラジオエレクトレッ
ト、メカノエレクトレット、フォトエレクトレット、マ
グネットエレクトレットなどが挙げられるが、工業的に
用いられているのは、主にエレクトロエレクトレットお
よび熱エレクトレットである。基材の形態は通常不織布
で、その素材としてはポリプロピレンが用いられること
が多い。不織布は嵩高で3次元空隙が存在するため、コ
ロナ放電などによる帯電処理では安定した帯電効果を得
ることが難しい。しかしながら、コロナ放電などで帯電
処理を施したフィルムを繊維状に裁断し、それを不織布
化したスプリットファイバー不織布タイプの静電基材、
メルトブロー紡糸時および溶融紡糸時に高電圧を印加し
て熱エレクトレット的に繊維を帯電させたメルトブロー
不織布タイプおよびスパンボンド不織布タイプの静電基
材などは、安定した分極電荷を得ることができる。
【0039】以上、メカニカル濾過タイプおよび静電気
濾過タイプの何れの基材についても除塵性基材として用
いることができるが、蛇行状の連続孔を通風する形態で
使用される本発明の除塵性フィルター部材においては、
静電気濾過タイプの基材を特に好ましく用いることがで
きる。
【0040】本発明の除塵性フィルター部材は、上記の
除塵性基材を中芯およびライナとして用いて、先の脱臭
性フィルター部材と同様の方法により得ることができ
る。また、先の脱臭性フィルター部材と同様の理由によ
り、塵埃との接触効率が高く除塵性能に優れた低圧力損
失のフィルター部材が得られ、フィルター部材の小型化
および薄層化も容易である。
【0041】本発明の第三の発明は、脱臭除塵性能を有
する基材(以下、脱臭除塵性基材と略記することもあ
る)を中芯およびライナに用いたコルゲート構造体であ
って、ノードラインが蛇行状に屈曲していることを特徴
とする脱臭除塵性フィルター部材の発明である。
【0042】脱臭除塵性基材について、以下に具体的に
説明する。本発明に係わる脱臭除塵性基材とは、臭気成
分および空気中に浮遊する塵埃などを除去する機能を有
する基材である。係る機能を有する基材は、本発明の第
一の発明の脱臭性基材と第二の発明の除塵性基材を積層
一体化することによって得ることができる。
【0043】脱臭性基材と除塵性基材とを積層一体化す
る手段としては、例えばアクリル樹脂、スチレン−アク
リル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ポ
リプロピレン、ポリエステル、フェノキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、ブチラール樹脂などの熱可塑性樹脂を用いて
接着する方法が挙げられる。あるいは、天然ゴム系、ス
チレン−ブタジエン系、ポリイソブチレン系、イソプレ
ン系などのゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコー
ン系粘着剤に代表される溶剤型粘着剤、アクリルエマル
ジョン系、天然ゴムラテックス系、スチレン−ブタジエ
ンラテックス系などのエマルジョン型粘着剤、スチレン
−イソプレンブロック共重合体系、スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体系、スチレン−エチレン−ブチレン
ブロック共重合体系、エチレン−酢酸ビニル熱可塑性エ
ラストマー系などのホットメルト型粘着剤、天然ゴム
系、再生ゴム系、ブチルゴム系などのカレンダー法型粘
着剤、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸含有ポリマ
ー、デキストリン、ポリビニルピロリドンなどを原料と
する水溶性型粘着剤、無溶剤の液状粘着剤を電子線、紫
外線、過酸化物、熱などによって硬化させる液状硬化型
粘着剤などに代表される無溶剤型粘着剤などの粘着剤を
用いて接着しても良く、必要に応じてロジン系、テルペ
ン系、合成石油樹脂系、フェノール樹脂系、キシレン樹
脂系、脂環族系石油樹脂、クマロンインデン樹脂、スチ
レン系樹脂、ジシクロペンタジエン樹脂などの粘着付与
剤を併用しても良い。
【0044】上記の熱可塑性樹脂および粘着剤を使用す
る手段の他にも、サーマルボンド法、ニードルパンチ
法、水流交絡法などの各種手段を用いて、脱臭性基材と
除塵性基材とを積層一体化しても何ら構わない。
【0045】本発明の脱臭除塵性フィルター部材は、上
記の脱臭除塵性基材を中芯およびライナとして用いて、
先の脱臭性フィルター部材と同様の方法により得ること
ができる。また、先の脱臭性フィルター部材と同様の理
由により、臭気成分および塵埃との接触効率が高く脱臭
除塵性能に優れた低圧力損失のフィルター部材が得ら
れ、フィルター部材の小型化および薄層化も容易であ
る。
【0046】本発明の第四の発明は、中芯またはライナ
の何れか一方に脱臭性能を有する基材を、もう一方に除
塵性能を有する基材を用いたコルゲート構造体であっ
て、ノードラインが蛇行状に屈曲していることを特徴と
する脱臭除塵複合フィルター部材の発明である。
【0047】本発明に係わる脱臭性基材および除塵性基
材としては、本発明の第一の発明の脱臭性基材および第
二の発明の除塵性基材を同様に用いることができる。本
発明の脱臭除塵複合フィルター部材は、中芯またはライ
ナの何れか一方に脱臭性基材を、もう一方に除塵性基材
を用いて、先の脱臭性フィルター部材と同様の方法によ
り得ることができる。また、先の脱臭性フィルター部材
と同様の理由により、臭気成分および塵埃との接触効率
が高く脱臭除塵性能に優れた低圧力損失のフィルター部
材が得られ、フィルター部材の小型化および薄層化も容
易である。
【0048】なお、本発明の第一〜第四の発明のフィル
ター部材において、フィルター部材の厚み(D)とノー
ドラインの長さ(L)との関係(L/D)に特に制限は
なく、用途や所望の特性に応じて適宜選択すれば良い。
しかしながら、L/Dが1.2以上の場合、臭気成分や
塵埃との接触効率は高くなるが、通気性が阻害されて圧
力損失の高いフィルター部材となってしまうため、通常
のフィルター部材として最適なL/Dの範囲は、1<L
/D<1.2である。
【0049】ここで、厚み(D)とは、図1に示したよ
うにフィルター部材の通風方向の厚みであり、ノードラ
インの長さ(L)とは、図1に示したように該通風方向
に沿って蛇行状に形成される各ノードラインの長さであ
る。
【0050】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は本実施例に限定されるものではない。
【0051】実施例1 脱臭性基材として、光触媒およびゼオライトを含有する
ラジット光触媒シート(SS−4SB、三菱製紙社製)
を中芯およびライナに用いて、JIS−Z−1516−
1995「外装用段ボール」に準拠して、セルピッチ5
mm、セル高さ3mm、開孔断面が150mm×150
mm、厚み50mmのノードラインが蛇行状に屈曲した
L/D=1.1のコルゲート構造体を作製し、実施例1
の脱臭性フィルター部材とした。
【0052】実施例2 除塵性基材として、静電気濾過タイプの基材(30EP
N、三菱製紙社製)を中芯およびライナに用いて、JI
S−Z−1516−1995「外装用段ボール」に準拠
して、セルピッチ5mm、セル高さ3mm、開孔断面が
150mm×150mm、厚み50mmのノードライン
が蛇行状に屈曲したL/D=1.1のコルゲート構造体
を作製し、実施例2の除塵性フィルター部材とした。
【0053】実施例3 実施例1の脱臭性基材と実施例2の除塵性基材をエチレ
ン−酢酸ビニル系樹脂を用いて積層接着して脱臭除塵性
基材とし、該基材を中芯およびライナに用いて、JIS
−Z−1516−1995「外装用段ボール」に準拠し
て、セルピッチ5mm、セル高さ3mm、開孔断面が1
50mm×150mm、厚み50mmのノードラインが
蛇行状に屈曲したL/D=1.1のコルゲート構造体を
作製し、実施例3の脱臭除塵性フィルター部材とした。
【0054】実施例4 実施例1の脱臭性基材を中芯に、実施例2の除塵性基材
をライナに用いて、JIS−Z−1516−1995
「外装用段ボール」に準拠して、セルピッチ5mm、セ
ル高さ3mm、開孔断面が150mm×150mm、厚
み50mmのノードラインが蛇行状に屈曲したL/D=
1.1のコルゲート構造体を作製し、実施例4の脱臭除
塵複合フィルター部材とした。
【0055】比較例1 ノードラインを直線状(L/D=1)とした点を除い
て、実施例1と同様の方法で比較例1の部材を作製し
た。
【0056】比較例2 ノードラインを直線状(L/D=1)とした点を除い
て、実施例2と同様の方法で比較例2の部材を作製し
た。
【0057】比較例3 ノードラインを直線状(L/D=1)とした点を除い
て、実施例3と同様の方法で比較例3の部材を作製し
た。
【0058】比較例4 ノードラインを直線状(L/D=1)とした点を除い
て、実施例4と同様の方法で比較例4の部材を作製し
た。
【0059】比較例5 実施例3の脱臭除塵性基材を中芯およびライナに用い
て、JIS−Z−1516−1995「外装用段ボー
ル」に準拠して、セルピッチ5mm、セル高さ3mm、
開孔断面が150mm×150mmのノードラインが直
線状(L/D=1)のコルゲート構造体のブロックを作
製した。該ブロックをL/D=1.1(D=17mm)
となるように傾斜角度をつけて平行に厚み切断し、次い
で開孔断面が150mm×150mmとなるように切断
した。このようにして得られたコルゲート構造体をセル
の位相を合わせて傾斜角度を逆にした状態で厚み方向に
順次3枚積層し、比較例5の部材を作製した。なお、積
層部からの空気の漏れを防ぐべく、部材の周囲を紙枠に
て被覆した。
【0060】以上、実施例1〜4のフィルター部材、比
較例1〜5の部材を下記の性能試験に従って評価し、そ
の結果を表1に示した。
【0061】[脱臭試験]風量1m3/分のシロッコファ
ンを備えたアクリル製の筐体に、実施例のフィルター部
材、比較例の部材を装着して簡易の試験装置を作製し、
該装置を容積1m3のステンレス製の密閉容器内に設置し
た。該容器内でタバコ(マイルドセブン)10本を完全
に燃焼させ、次いでシロッコファンを30分間運転した
後、該容器内の空気を臭い袋に捕集し、臭い袋内の空気
の臭気を6段階臭気強度表示法により評価した。測定者
は5人とし、臭気の強度を、0=無臭、1=やっと感知
できる臭い、2=何の臭いであるかが判る弱い臭い、3
=楽に感知できる臭い、4=強い臭い、5=強烈な臭
い、の6段階で判定して数値化し、測定者5人の平均値
を求めた。
【0062】[除塵試験]風量1m3/分のシロッコファ
ンを備えたアクリル製の筐体に、実施例のフィルター部
材、比較例の部材を装着して簡易の試験装置を作製し、
該装置を用いてJEM−1467−1995「家庭用空
気清浄機」に準拠して除塵性能を測定し、塵埃の除去率
(%)を求めた。
【0063】[ファンの運転音]実施例のフィルター部
材、比較例の部材を装着した上記の試験装置のシロッコ
ファンの運転音を5人による官能試験で評価した。運転
音の強度を、0=気にならない運転音、1=僅かに気に
なる運転音、2=かなり気になる運転音、3=耐え難い
運転音、の4段階で判定して数値化し、5人の平均値を
求めた。
【0064】
【表1】
【0065】実施例1〜4のフィルター部材と比較例1
〜4の部材とを各々比較した場合、実施例のフィルター
部材は、脱臭および除塵の双方の性能に優れていること
が判る。一方、通気性の指標となるファンの運転音は、
実施例と比較例との間で大差がなく、実施例のフィルタ
ー部材は、高度の通気性を保持していることが判る。
【0066】また、ジグザグ状の通風経路を有する比較
例5の部材は、直線状の通風経路を有する比較例3の部
材と比較して脱臭除塵性能に優れているが、蛇行状に屈
曲した通風経路を有する実施例3のフィルター部材のそ
れには及ばず、実施例のフィルター部材の臭気成分や塵
埃との接触効率の高さが伺える。
【0067】
【発明の効果】以上、本発明のフィルター部材は、蛇行
状に屈曲した連続孔を有するコルゲート構造体であっ
て、高度の通気性を保持しつつ、脱臭および除塵の双方
の特性を効率良く高めることができるものである。従っ
て、本発明のフィルター部材は、空気清浄機、エアコ
ン、除湿機、加湿機、掃除機などの各種製品において、
臭気成分や塵埃を除去する空気清浄化フィルター部材と
して有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルター部材の一例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 蛇行状に屈曲したノードライン 2 フィルター部材の厚み(D)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/38 B01J 35/02 J 4D048 53/81 B01D 53/36 H 4G069 53/86 J B01J 35/02 53/34 116J Fターム(参考) 4C080 AA03 AA05 BB01 HH05 JJ03 KK08 LL10 MM02 MM04 NN22 QQ03 4D002 AB02 AC10 BA03 BA04 BA14 CA07 DA03 DA12 DA26 DA31 DA41 DA45 DA46 DA47 DA70 4D012 CA09 CA10 CB02 CG03 CH01 4D019 AA01 BA03 BA04 BA05 BA12 BA13 BB03 BB05 BC01 BC07 BC10 BD10 CA01 4D020 AA09 BA01 BA12 BA16 BB07 CA03 CA05 CD02 4D048 AA22 AB03 BA11X BB02 BB08 BB12 CC40 CC41 EA01 4G069 AA03 AA08 BA07B BA48A DA06 EA10 EA20 FA03 FB15 FB23 ZA01B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱臭性能を有する基材を中芯およびライ
    ナに用いたコルゲート構造体であって、ノードラインが
    蛇行状に屈曲していることを特徴とする脱臭性フィルタ
    ー部材。
  2. 【請求項2】 除塵性能を有する基材を中芯およびライ
    ナに用いたコルゲート構造体であって、ノードラインが
    蛇行状に屈曲していることを特徴とする除塵性フィルタ
    ー部材。
  3. 【請求項3】 脱臭除塵性能を有する基材を中芯および
    ライナに用いたコルゲート構造体であって、ノードライ
    ンが蛇行状に屈曲していることを特徴とする脱臭除塵性
    フィルター部材。
  4. 【請求項4】 中芯またはライナの何れか一方に脱臭性
    能を有する基材を、もう一方に除塵性能を有する基材を
    用いたコルゲート構造体であって、ノードラインが蛇行
    状に屈曲していることを特徴とする脱臭除塵複合フィル
    ター部材。
  5. 【請求項5】 フィルター部材の厚み(D)とノードラ
    インの長さ(L)との関係が、1<L/D<1.2の範
    囲にあることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に
    記載のフィルター部材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011196601A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Mitsubishi Paper Mills Ltd 加湿用気化フィルター
JP2022127407A (ja) * 2021-02-19 2022-08-31 ダイキン工業株式会社 空気処理装置

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