JP2003093124A - 板紙製うちわ - Google Patents

板紙製うちわ

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JP2003093124A
JP2003093124A JP2001295588A JP2001295588A JP2003093124A JP 2003093124 A JP2003093124 A JP 2003093124A JP 2001295588 A JP2001295588 A JP 2001295588A JP 2001295588 A JP2001295588 A JP 2001295588A JP 2003093124 A JP2003093124 A JP 2003093124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
overlapping
paperboard
sides
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001295588A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Nakajima
明彦 中嶋
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KINKI SHIGYO KK
Original Assignee
KINKI SHIGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板紙だけを材料として十分な強度を有するう
ちわを製造する。 【解決手段】 板紙を打ち抜いて、扇板1から軸材2を
延出すると共に、その両側に重畳材3を放射状に連設し
たブランクを形成し、二枚の重畳材3を相反する方向に
折り曲げ、軸材2の両面に重畳材3を固着して柄5を形
成し、重畳材3の先端幅広部4で扇板1の基部を挟持す
る。グルア等の機械を用いて容易に製造でき、柄5を握
って扇いだ時、重畳材3の先端幅広部4により、扇板1
の過剰な撓みが抑制されるので、扇ぎやすいものとな
る。また、廃棄時には、折り曲げたり、破いたりして、
嵩低くし、燃えるごみとして処分できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板紙を材料とし
て製造されるうちわに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、普及型のうちわは、必要な強度
を確保するため、柄と骨をプラスチックで一体成形し、
その骨に紙を貼り付けて製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなうちわは、製造にコストがかかり、廃棄時にも分類
や嵩の点で難がある。
【0004】そこで、この発明は、板紙だけを材料とし
て十分な強度を有するうちわを製造することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、板紙を打ち抜いて、扇板から軸材を延
出すると共に、その両側に重畳材を放射状に連設したブ
ランクを形成し、二枚の重畳材を相反する方向に折り曲
げ、軸材の両面に重畳材を固着して柄を形成し、重畳材
の先端幅広部で扇板の基部を挟持したうちわを提供す
る。
【0006】このうちわは、紙箱と同様にグルア等の機
械を用いて容易に製造でき、柄を握って扇いだ時、重畳
材の先端幅広部により、扇板の過剰な撓みが抑制され、
扇ぎやすいものとなる。
【0007】また、廃棄時には、折り曲げたり、破いた
りして、嵩低くし、燃えるごみとして処分できる。
【0008】なお、前記軸材と重畳材との間に、その一
方の側縁から延びる折込片を介在させると、柄の強度が
さらに向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、この発明の第1実施形態を
図1乃至図3に基づいて説明する。
【0010】図1に示すように、板紙を打ち抜いたブラ
ンクでは、扇板1から軸材2が真っ直ぐに延出され、軸
材2の両側には重畳材3が折目を介して放射状に連設さ
れている。重畳材3には、弧状に膨出した先端幅広部4
が設けられている。
【0011】上記ブランクを組み立てるには、図2に示
すように、二枚の重畳材3を相反する方向に折り曲げ、
図3に示すように、軸材2の両面に重畳材3を糊付して
柄5を形成し、重畳材3の先端幅広部4で扇板1の基部
を挟持する。
【0012】この組み立ては、紙箱と同様に、グルア等
の機械を用いて容易に行うことができるので、このうち
わは、低コストで提供できる。
【0013】そして、軸材2の両面に重畳材3が重なっ
た柄5は適度な強度を有し、柄5を握って扇いだ時、重
畳材3の先端幅広部4により、扇板1の過剰な撓みが抑
制されるので、扇ぎやすいものとなる。
【0014】また、廃棄時には、折り曲げたり、破いた
りして、嵩低くし、燃えるごみとして処分できる。
【0015】次に、この発明の第2実施形態を図4乃至
図6に基づいて説明する。なお、ここでは、上記第1実
施形態との相違点についてのみ述べる。
【0016】このうちわのブランクでは、図4に示すよ
うに、軸材2と重畳材3の間に、軸材2の両側縁から延
びる折込片6が設けられている。この折込片6は、重畳
材3から延出してもよい。
【0017】そして、このブランクを組み立てる際に
は、図5に示すように、二枚の折込片6を相反する方向
に折り曲げ、軸材2の両面に折込片6を糊付し、図5に
示すように、折込片6の表面に重畳材3を糊付する。
【0018】このように構成すると、柄5の部分が5枚
重ねとなるので、柄5の強度がさらに向上し、また、折
込片6は、第1実施形態で抜き落としていた部分を利用
しているので、用紙の使用量が増えることもない。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るうちわ
は、グルア等の機械を用いて容易に製造でき、低コスト
で供給できる。
【0020】そして、軸材の両面に重畳材が重なった柄
は適度な強度を有し、柄を握って扇いだ時、重畳材の先
端幅広部により、扇板の過剰な撓みが抑制されるので、
扇ぎやすいものとなる。
【0021】また、廃棄時には、折り曲げたり、破いた
りして、嵩低くし、燃えるごみとして処分できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す端面図
【図3】同上の組立状態を示す斜視図
【図4】この発明の第2実施形態のブランクを示す図
【図5】同上の組立過程を示す端面図
【図6】同上の組立状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 扇板 2 軸材 3 重畳材 4 先端幅広部 5 柄 6 折込片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇板1から軸材2を延出すると共に、そ
    の両側に重畳材3を放射状に連設し、二枚の重畳材3を
    相反する方向に折り曲げ、軸材2の両面に重畳材3を固
    着して柄5を形成し、重畳材3の先端幅広部4で扇板1
    の基部を挟持した板紙製うちわ。
  2. 【請求項2】 前記軸材2と重畳材3との間に、その一
    方の側縁から延びる折込片6を介在させた請求項1に記
    載の板紙製うちわ。
JP2001295588A 2001-09-27 2001-09-27 板紙製うちわ Pending JP2003093124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000395A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Watanuma Sangyo Kk ポケット部付きうちわおよびその製造方法
JP2013094194A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Asaoka Shiki Kk 組立式団扇

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