JP2003092478A - モジュールの取付構造 - Google Patents
モジュールの取付構造Info
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Abstract
た回路基板と光モジュールの振動波の位相の違いにより
リードが破断し、また、リードの配列や寸法等の変更が
生じると回路基板も変更しなければならず、流用性に欠
けるものであった。 【解決手段】 金属ケース1に回路基板2を固定し、そ
の後、光モジュール5を金属ケース1に固定する一方、
リード7を弾性のフレキシブルプリント基板6に半田付
けし、この弾性フレキシブルプリント基板6を回路基板
2の接続タンシ8に接続させることで、リードへの負荷
を低減し、回路基板の流用性を向上させる。
Description
付ける構造に関し、特に、回路基板とモジュールの振動
系の違いによるリードの破損を防止するためのモジュー
ル取付構造に関する。
る発光素子や光−電気変換素子である受光素子、又はそ
の両者の光素子を搭載したものであり、必要な電子回路
に接続することにより光データリンク等の部材として用
いられる。
する手段として、回路基板上に光モジュールを直接実装
する手段もあるが、発熱量の高い光モジュールにあって
は回路基板への影響を抑え、また放熱性を高めるため
に、当該回路基板とは別に構成された金属板や金属ケー
ス等の冷却プレート(ここでは金属ケースを用いて説明
する)上に取り付け、光モジュールのリードを当該回路
基板に半田付けすることで電気的に接続させていた。
この図では回路基板1の一部を切り欠き、この切り欠き
部分に光モジュールを実装する構成を示している。すな
わち、シャフト等(図示せず)を介して金属ケースに回
路基板を固定し、この回路基板の切り欠き部において光
モジュールを金属ケースに固定し、光モジュールのリー
ドを回路基板に半田付けすることにより構成している。
付構造では、金属ケースが振動すると、振動は金属ケー
スから回路基板及び光モジュールにそれぞれ伝達され
る。従って回路基板及び光モジュールの振動は金属ケー
スの応答振動となるため、分離して固定された回路基板
と光モジュールとでは振動波が異なってしまう。そのた
め、回路基板及び光モジュールにおける振動波の位相の
違いにより、回路基板に半田付けされる光モジュールの
リードに負荷が加わり、リードが破断する問題があっ
た。
する場合は、リードの配列や寸法等の変更が生じるた
め、回路基板も変更しなければならず、流用性に欠ける
ものであった。
特開平2000−236156号公報に開示されたもの
がある。これは、リードを有したアダプタプレートを仲
介して光モジュールを回路基板に取り付ける技術であ
り、光モジュール形状を変更する際はアダプタプレート
を変更するだけで回路基板はそのままで良く、流用性に
関して一応の効果を奏するものである。
実装される構造となっていることから、発熱量の高い光
モジュールにあっては、この光モジュールから発生した
熱を直接金属ケースに放熱できず、光モジュール自体や
回路基板が熱による悪影響を受け、信頼性が低下すると
いう問題がある。
路基板に半田付けされるため、振動時は上記従来例と同
様にリードに負荷を与えることになり破断してしまうと
いった問題もある。
よるリード強度の信頼性を向上させると共に、部品の流
用性を向上させるアダプタの取付構造を提供することを
目的とする。
題を解決すべく、筐体や支持板等のプレートと、当該プ
レートに各々固定される回路基板及びモジュールと、当
該回路基板に当該モジュールを電気的に接続させると共
に前記プレートに固定されるフレキシブル基板とから構
成され、前記モジュールは前記フレキシブル基板と電気
的に接続するリードを有し、前記回路基板又は前記フレ
キシブル基板のうち少なくとも一方に他方と電気的に接
続させる接続端子を有することとする。
前記フレキシブル基板は弾性を有することが望ましく、
前記フレキシブル基板における前記リードと前記接続タ
ンシが接続される中間部位が弾性を有することとしても
良い。
リード及び前記接続端子が接続される部位に補強板を接
合させることが望ましい。
ル基板は、台座を介して前記プレートに固定されること
も望ましい。
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例である
光モジュールの取付構造を平面図で示しており、図2は
これを斜視図で示したものである。
筐体等であって回路基板等を冷却する金属ボード1と、
金属ボード1にネジで固定される回路基板2と、金属ボ
ード1に台座3を介して特殊ネジ4で固定される光モジ
ュール5と、台座3にネジで固定されるフレキシブルプ
リント基板6とから構成され、光モジュール5にはフレ
キシブルプリント基板6と電気的に接続するリード7を
備え、回路基板2はフレキシブルプリント基板6と電気
的に接続する接続タンシ8を備え、フレキシブルプリン
ト基板は光モジュールのリードと電気的に接続する接続
部9と回路基板の接続タンシと電気的に接続する接続部
10を有する弾性体であって、この接続部9、10の強
度を高めると共に歪みを抑える補強板11が張り付けら
れている。
ば厚さ25μmのポリイミドベースフィルムに厚さ18
μmの電解銅箔を接着剤にて貼り合わせ、更に厚さ25
μmのポリイミドフィルムを貼り合わせた構成になって
おり、補強板11は、例えば厚さ0.8mmのガラスエ
ポキシ樹脂で熱硬化性接着剤にてフレキシブルプリント
基板6に張り付けられている。この補強板11は接続部
9,10に貼り付け、その中間はフレキシブルプリント
基板6の弾性が保持される構成とする。
雌ネジとなっており、下部の雄ネジで金属ケースに固定
し、この特殊ネジ4の胴部に台座及びフレキシブルプリ
ント基板6を挿入し、上部の雌ネジに通常の雄ネジを螺
合させることで、台座3を介してフレキシブルプリント
基板4を金属ケース1に固定させるものである。
品の寸法公差の影響からリード根本に発生する負荷を緩
和するため、ストレート形状ではなくリードの根本より
1〜2mm程度下方に成型された形状でとなっており、
この位置でフレキシブルプリント基板6に半田付けする
構成となっている。
明する。まず金属ケース1の所定位置に回路基板2をネ
ジで固定する。一方、金属ケースの所定位置に特殊ネジ
4の雄ネジを螺合し、台座3をこの特殊ネジ4の胴部に
挿入する。同様にフレキシブルプリント基板も特殊ネジ
4に挿入するが、その時フレキシブルプリント基板6が
回路基板2の接続タンシ8に挿入させ、半田付けする。
これにより、回路基板2とフレキシブルプリント基板6
が電気的に接続される。
固定し、リード7をフレキシブルプリント基板6の所定
のプリント配線に半田付けする。これにより、光モジュ
ール5は回路基板2と電気的に接続され、光モジュール
5の取付が完了する。
形状やリード7の位置が変わると、フレキシブルプリン
ト基板6のみを変更後の光モジュールに合致した形状に
変更するだけでよい。
モジュールの取付構造を第2の実施例として図面を参照
して説明する。図3は変更後の光モジュールの取付構造
を平面図で示しており、図4はこれを斜視図で示したも
のである。
板2は第1の実施例と同様な形状、構成の物である。こ
の第2の実施例では、金属ボード1に固定された台座1
2と、一端が雄ネジで他端が雌ネジ形状の特殊ネジ13
と、光−電気変換した信号を送出するリード14を有
し、特殊ネジ13の雄ネジにより台座12に固定される
光モジュール15と、光モジュール15のリード14と
回路基板2の接続タンシ8とを電気的に接続し、特殊ネ
ジ13の雌ネジと通常の雄ネジに挟持されるフレキシブ
ルプリント基板16とから構成されており、フレキシブ
ルプリント基板16は第1の実施例と同様に、リード1
4及び接続タンシ8と接続する接続部17,18の強度
を高めると共に歪みを抑える補強板19が張り付けられ
ている。
する。まず金属ケース1の所定位置に回路基板2をネジ
で固定する。そして、金属ケース1の所定位置に台座1
2を通常のネジで固定し、台座12の側部に特殊ネジ1
3の雄ネジを螺合させることで光モジュール15を固定
し、その特殊ネジ13の雌ネジに通常の雄ネジを螺合さ
せることでフレキシブルプリント基板16を挟持する。
その際、フレキシブルプリント基板16の接続部18を
回路基板2の接続タンシ8に電気的に接続するように取
り付ける。
ト基板16と電気的に接続されていればこのままでよい
が、信頼性向上のためリード14をフレキシブルプリン
ト基板16に半田付けする。
シを回路基板に平行な方向に設けているが、図5に示す
ように回路基板に垂直な方向に設けても構わない。この
場合はフレキシブルプリント基板の接続タンシに接続す
る部位を回路基板に平行な形状とすることで、フレキシ
ブルプリント基板と回路基板とが良好に接続される。
施例を用いて説明したが、リードを有し放熱が必要な電
子部品(モジュール)の場合であれば同様な構成で本発
明の作用効果を奏することは言うまでもない。
スに分離して固定される振動系の異なる光モジュールと
回路基板との接続を、弾性のフレキシブルプリント基板
により接続することで、光モジュールと回路基板との振
動波の位相差はフレキシブルプリント基板が吸収するの
で、光モジュールのリードは振動による負荷が低減され
て破断を防止することができる。
キシブルプリント基板のみを変更すれば足り、回路基板
の流用性が向上する。
位に補強板を貼り付けることで、当該接続部の強度が増
し、歪み等による接続不良や熱伝導率の低下を防止する
ことができる。
図。
図。
図。
図。
した図。
Claims (6)
- 【請求項1】 筐体や支持板等のプレートと、当該プレ
ートに各々固定される回路基板及びモジュールと、当該
回路基板に当該モジュールを電気的に接続させると共に
前記プレートに固定されるフレキシブル基板とから構成
され、 前記モジュールは前記フレキシブル基板と電気的に接続
するリードを有し、 前記回路基板又は前記フレキシブル基板のうち少なくと
も一方に他方と電気的に接続させる接続端子を有するこ
とを特徴とするモジュールの取付構造。 - 【請求項2】 前記中継タンシは弾性を有することを特
徴とする請求項1記載のモジュールの取付構造。 - 【請求項3】 前記フレキシブル基板は弾性を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のモジュールの取付構造。 - 【請求項4】 前記フレキシブル基板における前記リー
ドと前記接続タンシが接続される中間部位が弾性を有す
ることを特徴とする請求項1記載のモジュールの取付構
造。 - 【請求項5】 前記フレキシブル基板における前記リー
ド及び前記接続端子が接続される部位に補強板を接合さ
せることを特徴とする請求項1記載のモジュールの取付
構造。 - 【請求項6】 前記モジュール及び前記フレキシブル基
板は、台座を介して前記プレートに固定されることを特
徴とする請求項1〜6に記載のモジュール取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284255A JP2003092478A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | モジュールの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001284255A JP2003092478A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | モジュールの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003092478A true JP2003092478A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19107609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001284255A Pending JP2003092478A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | モジュールの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003092478A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109202434A (zh) * | 2018-10-09 | 2019-01-15 | 无锡隆盛科技股份有限公司 | 一种用于电路板的防静电拧螺丝工装 |
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2001
- 2001-09-19 JP JP2001284255A patent/JP2003092478A/ja active Pending
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