JP2003092315A - 導電体の熱圧着装置 - Google Patents
導電体の熱圧着装置Info
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Abstract
Cの位置合わせが正確に行なえ、かつ、装置が稼働して
いない際に入力操作部が操業の妨げにならない構成とし
た導電体の熱圧着装置の提供を提供すること。 【解決手段】 導電体の熱圧着装置1は、FPCロ−ダ
2、セルロ−ダ3、セルの前処理部4、仮圧着部5、本
圧着部6、アンロ−ダ7を直線状に配置している。ま
た、搬送路8もセルの移送経路と平行に設置している。
このため、装置本体の幅方向の寸法が狭くできるので、
スペ−スの有効利用が図れる。仮圧着部5でLCDのよ
うなセルの電極と、可撓性印刷回路のリ−ド端子とを仮
圧着し、本圧着部6で両者の本圧着を行なう。
Description
(Liquid Crystal Display、L
CD)の電極と、可撓性印刷回路のリ−ド端子とを接続
する導電体の熱圧着装置に関する。
るLCDの電極と、プリント基板の配線層とを接続する
際に、両者の間に、導電路が形成されている合成樹脂フ
ィルムなどの可撓性材質からなる部材を介在させること
がある。このような部材を介在させることにより、LC
Dの電極と、プリント基板の配線層との間の導電経路に
は自由度をもたせることができる。このため、両者の接
続を円滑に行なうことができる。
路のリ−ド端子とを接続する例を示す概略の斜視図であ
る。図22において、30はLCD、30XはLCD3
0の一端に形成された段部30Yに設けられている電極
である。なお、本明細書においては、このような電極3
0Xが形成されているLCD30を、以後「セル」と表
現する。
る部材に形成された可撓性印刷回路(Flexible
Printed Circuit、以下FPCと略記
する)、20XはFPC20の一端に形成されたリ−ド
端子、20Yは導電路、20Zはプリント基板への接続
部である。FPC20を反転させ、FPC20のリ−ド
端子20XとLCD30の電極30Xとの導電体を熱圧
着などにより電気的に接続する。
とLCD30の電極30Xとの導電体の熱圧着装置の全
体構成を示すブロック図である。図23において、Aは
セルを供給するセルロ−ダ、Bはセルの電極洗浄や、異
方性導電フィルム(Anisotropic Cond
uctive Film、以下ACFと略記する)をセ
ルの電極に貼付る処理を行なう前処理部、CはFPCを
供給するFPCロ−ダ、Dはセルの電極30XとFPC
20のリ−ド端子20Xとの仮圧着部、Eはその本圧着
部、FはFPCを接続したセル、すなわち製品を搬出す
るアンロ−ダ(搬出部)である。このように、仮圧着の
後に本圧着することにより、セルとFPCとの接続を確
実に行なうことができる。
セルの移送方向に対して直交する方向に配置している。
これは、図22で説明したように、セルの電極30Xに
対してFPC20のリ−ド端子20Xを突き合わせるよ
うに移動させて熱圧着させるためである。すなわち、セ
ルの電極30Xを上側にして仮圧着部Dに搬送したとす
る。この際に、FPC20はリ−ド端子20Xの面をセ
ルの電極30X側に向けてFPCロ−ダCから搬送する
と、FPC20の移動距離が短くなり、FPC20の搬
送機構を簡略化することが可能となる。
示されている導電体の熱圧着装置は、FPCロ−ダCを
セルの搬送方向に対して直交する方向に配置している。
このため、導電体の熱圧着装置を設置する床面のW方向
の寸法が大きくなり、スペ−スを有効に利用することが
できないという問題があった。
−ド端子20Xを正確に位置合わせしてから熱圧着する
必要があるが、従来の導電体の熱圧着装置は、セルの電
極30Xの位置を基準として、FPC20を移動させて
いた。FPC20は材質が薄く可撓性があるので風圧や
振動の影響を受けやすく位置が変動するので、リ−ド端
子20Xの位置を微調整することが困難になるという問
題があった。
のキ−ボ−ドやマウスからなる入力操作部が必要となる
が、従来の導電体の熱圧着装置は、本体フレ−ムに入力
操作部を載置するパネルを設けていた。このため、常時
このパネルが導電体の熱圧着装置の本体フレ−ムから横
方向に突出することになり、作業者の通行や荷物の運搬
などの操業の妨げになることがあるという問題があっ
た。
−スを節約すると共に、セルとFPCの位置合わせが正
確に行なえ、かつ、装置が稼働していない際に入力操作
部が操業の妨げにならない構成とした導電体の熱圧着装
置の提供を目的とする。
求項1に係る発明において導電体の熱圧着装置を、リ−
ド端子を有する可撓性印刷回路(FPC)の供給部と、
電極を有するLCD(セル)の供給部と、セルの前処理
部と、前記リ−ド端子と電極の仮圧着部と、リ−ド端子
と電極の本圧着部と、製品の搬出部との各処理部を備
え、前記各処理部を直線状に配置すると共に、前記FP
Cを仮圧着部に搬送する搬送路と、セルを仮圧着部に搬
送する経路を平行に配置した構成とすることによって達
成される。
記載の導電体の熱圧着装置において、前記搬送路は、両
端に設けたプ−リ間を回動するタイミングベルトと、該
タイミングベルトに沿って一方の側面に設けられるガイ
ドレ−ルを備え、該ガイドレ−ルは両端に傾斜部を形成
し、前記タイミングベルトに連結されて第1の同一平面
上を往復動する第1の搬送ステ−ジと、前記タイミング
ベルトに連結され、側面に設けたカムがガイドレ−ル上
を転動することにより搬送路の両端では昇降し、中間で
は第1の同一平面よりも高い第2の同一平面上を往復動
する第2の搬送ステ−ジとを有し、第1の搬送ステ−ジ
が搬送路の一方端部に位置するときに、第2の搬送ステ
−ジは搬送路の他方の端部に位置し、第1の搬送ステ−
ジと第2の搬送ステ−ジは、搬送路の中央部で立体的に
交差する構成としている。
たは請求項2に記載の導電体の熱圧着装置において、前
記仮圧着部において、セルを平面上でX軸方向およびY
軸方向へ直線移動させると共に回転移動させる機構を備
え、仮圧着位置に載置されたFPCのリ−ド端子に対し
てセルの電極を位置合わせする構成としている。
いし請求項3のいずれかに記載の導電体の熱圧着装置に
おいて、前記仮圧着部に設けた仮圧着ヘッドおよび本圧
着部に設けた本圧着ヘッドを、X軸とY軸の二軸回転、
および水平方向移動の三方向に移動させる機構を備えた
構成としている。
いし請求項4のいずれかに記載の導電体の熱圧着装置に
おいて、前記本圧着部に、左右一対のア−ムにより構成
されるツインア−ムを昇降させると共に水平方向に駆動
する移動ロボットを設け、一方のア−ムで仮圧着部から
セルを本圧着部に搬入し、他方のア−ムで製品を本圧着
部から搬出部に搬入させる構成としている。
いし請求項5のいずれかに記載の導電体の熱圧着装置に
おいて、前記各処理部のいずれかのフレ−ムに開口部を
形成し、該開口部の位置に、入力操作部を載置する載置
板と、前記載置板を支持するカバ−とを開閉可能に取り
付け、入力操作部の使用時には載置板を開放してカバ−
で支持し、入力操作部の不使用時には載置板を閉鎖して
入力操作部を開口部内に収納すると共に、カバ−で開口
部を覆う構成としている。
いし請求項6のいずれかに記載の導電体の熱圧着装置に
おいて、前記セルは携帯端末に装着されている構成とし
ている。
を有する可撓性印刷回路(FPC)の供給部と、電極を
有するLCD(セル)の供給部と、セルの前処理部と、
前記リ−ド端子と電極の仮圧着部と、リ−ド端子と電極
の本圧着部と、製品の搬出部との各処理部を直線状に配
置している。また、搬送路もセルの移送経路と平行に設
置している。このため、装置本体の幅方向の寸法を狭く
できるので、スペ−スの有効利用が図れる。
の搬送ステ−ジと第2の搬送ステ−ジの走行経路を高さ
方向に二系統設定している。このため、装置の幅方向の
寸法が増大せずスペ−スを有効に利用できるという利点
がある。また、第1の搬送ステ−ジと第2の搬送ステ−
ジを搬送路の中央部で立体的に交差させて往復動させて
いる。このため、1台の搬送ステ−ジを用いる場合と比
較して、同一時間では2倍の量のFPCを搬送すること
ができる。
着部において、セルを平面上でX軸方向およびY軸方向
へ直線移動させると共に回転移動させる機構を備え、仮
圧着位置に載置されたFPCのリ−ド端子に対してセル
の電極を位置合わせする構成としている。このようにセ
ル側の移動機構で位置合わせをしているので、振動や風
圧により位置が変動しやすいFPCの位置を微調整する
必要がなく、正確にセルの電極とFPCのリ−ド端子と
の位置合わせを行なうことができる。
着ヘッドおよび本圧着ヘッドは、X軸とY軸の二軸回
転、および水平方向移動の三方向に移動させる機構を備
えている。このため、セルの電極とFPCのリ−ド端子
との圧着時、下側の仮圧着台または本圧着台との平行出
しとその位置が微調整可能となるので、両者の仮圧着と
本圧着を正確に行なうことができる。
着部へのセルの搬入と、本圧着部から製品の搬出とを、
1台の移動ロボットで駆動される左右一対のツインア−
ムで行なっている。このため、搬入用の移動ロボットと
搬出用の移動ロボットを別個に設ける場合に比較して、
コストを低減することができる。
用時に入力操作部をフレ−ム内に収納している。このた
め、装置の通路側のスペ−スが広く使用でき、作業者の
通行や荷物の運搬を支障なく行なうことが出来る。
端末用のセルに対する処理を行なっている。このため、
携帯端末を製作する際に、セルの電極とFPCのリ−ド
端子との圧着を迅速に行なうことができる。
て図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
である導電体の熱圧着装置1の平面図、図2(a)は正
面図、図2(b)は左側面図である。本発明において
は、図1に示されているようにFPCロ−ダ2をセルロ
−ダ3に隣接して配置し、導電体の熱圧着装置1の幅方
向の設置スペ−スを節約したことを特徴としている。
極を洗浄する電極洗浄部4aと、電極に接着されるAC
Fの供給ユニット4bが設けられている。5はLCDの
電極とFPCのリ−ド端子との仮圧着部、6はその本圧
着部、7はセルにFPCを接続した製品を搬出するアン
ロ−ダ、8はFPCを仮圧着部5に搬送する搬送路であ
る。このように、本発明の導電体接続装置1は、FPC
ロ−ダ2、セルロ−ダ3、セルの前処理部4、仮圧着部
5、本圧着部6、アンロ−ダ7の各処理部を直線状に配
置している。また、FPCの搬送路8もセルの移送経路
と平行に設置している。
したパレット1aが複数段載置されている。このパレッ
ト1aは、矢視Pa方向からFPCロ−ダ2に搬入され
移載ステ−ジ2yの位置から2xの位置に搬送された
後、パレット1aの中から一個づつFPCが取り出され
て、後述するように搬送路8に設けられている搬送ステ
−ジに移載される。搬送ステ−ジに移載されたFPC
は、搬送路8を矢視Fa〜Fc方向に搬送され、搬送路
8の終端位置で移載ア−ム8pにより吸着される。移載
ア−ム8pは、FPCをFPC位置決めステ−ジ5xに
移送する。
Cを搬送ステ−ジに移載して空になったパレット1a
は、2xの位置で段積みされていく。所定段、例えば2
0段のパレット1aが積み重ねられると、FPCロ−ダ
2に設けられているパレット移動機構により矢視Pc方
向で2zの位置に移送される。その後、段積みされた空
のパレット1aは2zの位置から矢視Pd方向に搬出さ
れる。
収納したパレット1bが複数段載置されている。このパ
レット1bは、矢視Qa方向からセルロ−ダ3に搬入さ
れる。セルロ−ダ3に搬入されたパレット1bから一個
づつセルが取り出されて矢視Ca方向に移送され、セル
前処理部4に搬入される。このパレット1bは矢視Qb
方向に移動しながらすべてのセルが取り出される。パレ
ット1bが空になると、矢視Qc方向に搬出される。図
1では、パレット1bの移送経路と搬送路8とが交差し
ているが、両者の移送経路には高低差があり、パレット
1bの移動とFPCの搬送に支障はない。
きステ−ジ4xに載置されて整列されてから、移載ア−
ム4pにより電極洗浄用ステ−ジ4yに載置される。次
に、セルが電極洗浄部4aに搬入され、電極に付着した
埃などの拭き取り処理を行なう。
浄用ステ−ジ4yから矢視Cc方向に移送され、ACF
処理用ステ−ジ4zに載置される。ここで、ACF供給
ユニット4bからACFが供給され、電極にACFを熱
溶着させる。前記したように、ACFは導電性フイルム
であり、予めセルの電極にACFを熱溶着させておくこ
とにより、セルの電極とFPCのリ−ド端子との熱圧着
を円滑に行なうことができる。なお、ACF処理におい
ても、後記するような仮圧着ヘッドと同様に回転軸がX
軸、Y軸の二軸で、かつ水平方向に移動させる機構を用
いている。
Cd方向に移送され、セル位置決めステ−ジ5zに載置
される。FPC位置決めステ−ジ5xに載置されたFP
Cと、セル位置決めステ−ジ5zに載置されたセルは、
後述するようにして仮圧着位置で位置合わせされて、セ
ルの電極とFPCのリ−ド端子が仮に熱圧着される。
ルは、移載ア−ム5pにより矢視Ga方向に移送されて
仮置ステ−ジ5wに載置される。本圧着部6には、3台
の本圧着ステ−ジ6a〜6cが設けられている。また、
本圧着部6には1台のツインア−ム6p、6qが設けら
れており、ツインア−ム6pはセルを本圧着ステ−ジ6
a〜6cに搬送する。後述するように本圧着ヘッドによ
りセルの本圧着を行い、そのセルを再度本圧着ステ−ジ
6a〜6cに移送する。ツインア−ム6qは、本圧着さ
れてたセルを本圧着ステ−ジ6a〜6cから仮置ステ−
ジ5wに移載する。セルの本圧着処理の詳細については
後述する。
Gd方向に移送されてアンロ−ダ7に搬入される。そし
て、7xの手前の位置でパレット1cに製品を収納す
る。パレット1c内に所定数のセルを収納すると、パレ
ット1cを矢視Ra方向に移送し、更に矢視Rb方向か
ら外部に搬出する。アンロ−ダ7には、製品を収納する
空のパレット1cを矢視Rc方向から搬入する。パレッ
ト1cはアンロ−ダ7内で複数段、例えば20段重ねら
れている。パレット1cは、アンロ−ダ7内で矢視Rd
方向で7yの位置に移送される。次に方向を90度変え
て矢視Re方向に移送される。
パレット1aの昇降機構2aが設けられている。この昇
降機構2aは、図1の2yの位置に設けられており、パ
レット1aを図1の2xの位置に移動させた後、すべて
のFPCを搬送路に設置されている搬送ステ−ジに移載
する。次に、昇降機構2aが上昇して次のパレットから
FPCを搬送路に設置されている搬送ステ−ジ移送する
ための待機状態となる。すべてのパレットを2xの位置
に移送すると、昇降機構2aは基準位置に降下してパレ
ット1aの搬入に備える。このように、昇降機構2aは
矢視Px方向に昇降する。
構3aが図1の3yの位置に設けられており、矢視Qx
方向に昇降する。また、アンロ−ダ7においても、図1
の7xの位置にパレット1cの昇降機構を設けている。
このように、本発明においてはFPCロ−ダ2、セルロ
−ダ3、アンロ−ダ7には、パレットの水平搬送機構と
共に昇降機構も設けている。このため、効率よく導電体
の熱圧着装置にパレットを供給することができる。
12a、12bはコンピュ−タである。FPCロ−ダ
2、セルロ−ダ3、セルの前処理部4、仮圧着部5、本
圧着部6、アンロ−ダ7の各処理部には、それぞれタッ
チパネル13a〜13fを設け、各処理部の動作に必要
な項目などの入力を行なう。また、キ−ボ−ドとマウス
からなる入力操作部14a、14bが設けられている。
このように、本発明の導電体の熱圧着装置はコンピュ−
タ制御で操作されるので、各処理部におけるFPCやセ
ル、パレットの移送速度などの処理パラメ−タを正確に
制御することができる。また、このような処理パラメ−
タをプログラムの変更で最適値に設定することができ
る。
図3において、端部8a側はFPCロ−ダ2側、端部8
b側は仮圧着部5側に相当している。81はFPCロ−
ダ2から供給されるFPC81aを載置する第1の搬送
ステ−ジ、82はFPCロ−ダ2から供給されるFPC
82aを載置する第2の搬送ステ−ジで、カムフォロア
82bが設けられている。83a、83bはプ−リ、8
4はタイミングベルト、85はガイドレ−ルである。
a、85bを形成する。また、ガイドレ−ル85の平面
部と傾斜部85a、85bの接続点付近にガイド板85
p、85qを取り付けている。第2の搬送ステ−ジ82
のカムフォロア82bは、ガイドレ−ル85上を転動す
る。86aは、第2の搬送ステ−ジ82がFPCロ−ダ
2側でオ−バランしないように監視するリミットセン
サ、86bは第2の搬送ステ−ジ82が仮圧着部5側で
オ−バランしないように監視するリミットセンサ、86
cは、第1の搬送ステ−ジ81と第2の搬送ステ−ジ8
2の原点センサである。
2bは、ガイドレ−ル85上を転動し、搬送路8の両端
部では傾斜部85a、85b上を落下するので加速度に
よりオ−バランする恐れがある。このため、前記のよう
なリミットセンサ86a、86bが設けられている。ま
た、仮圧着部5側では第1の搬送ステ−ジ81と第2の
搬送ステ−ジ82に載置されたFPCは、プリアライメ
ントステ−ジに搬送されるので、原点センサ86cによ
り第2の搬送ステ−ジ82が、プリアライメントステ−
ジに対して位置づれを起こさないようにしている。第2
の搬送ステ−ジ82が傾斜部85bを降下する際には、
先に原点センサ86cが動作し、次にリミットセンサ8
6bが動作する位置に各センサが設置される。
用リニアガイドである。第2の搬送ステ−ジ82の上下
動の詳細については後述する。88aは、第1の搬送ス
テ−ジ81のリニアウエイ、88bは、第2の搬送ステ
−ジ82のリニアウエイ、88uは第1の搬送ステ−ジ
81の停止板、88vは第2の搬送ステ−ジ82の停止
板、89はプ−リ83bを駆動するACサ−ボモ−タで
ある。
−ジ82は、タイミングベルト84に連結されている。
このため、ACサ−ボモ−タ89を駆動すると、動力が
プ−リ83bに伝達されてプ−リ83bが回転し、タイ
ミングベルト84がプ−リ83bとプ−リ83a間を回
動する。この際に、第1の搬送ステ−ジ81と第2の搬
送ステ−ジ82は、それぞれリニアウエイ88a、88
b上を移動する。
−ジ81と第2の搬送ステ−ジ82の移動経路の説明図
である。SaをFPCロ−ダ2側の起点、Sbを搬送路
の中間点、Scを仮圧着部5側の終点とする。第1の搬
送ステ−ジ81は、起点Saから中間点Sbを通り終点
Scに到るまでUa、Ubの経路で同一高さを往復動す
る。
ガイドレ−ル85の傾斜部85aに沿ってVaの経路で
上昇した後、ガイドレ−ル85に沿って走行する。終点
Sc付近ではガイドレ−ル85の傾斜部85aに沿って
Vbの経路で下降する。第2の搬送ステ−ジ82が仮圧
着部5側からFPCロ−ダ2側へ戻る際には、終点Sc
からVbの経路で上昇してその後水平に走行し、起点S
a付近ではVaの経路で下降する。
際に、一方の搬送ステ−ジ、例えば第1の搬送ステ−ジ
81を起点Saに配置し、第2の搬送ステ−ジ82を終
点Scに配置する。両方の搬送ステ−ジは図4で説明し
た経路で走行し、中間点Sbで立体的に交差する。図4
に示したように、第1の搬送ステ−ジ81は床面からH
aの高さで、起点Saと終点Sc間を走行する。また、
第2の搬送ステ−ジ82は、起点Saと終点Scでは床
面からHaの高さに配置されるが、その後の経路では傾
斜部を経て床面からHbの高さで走行する。
送ステ−ジ81と第2の搬送ステ−ジ82の走行経路を
高さ方向に二系統設定している。このため、装置の幅方
向の寸法が増大せずスペ−スを有効に利用できるという
利点がある。また、一方の搬送ステ−ジ、例えば第1の
搬送ステ−ジ81が、起点SaでFPCロ−ダ2からF
PCを移載して仮圧着部5側の終点Scに到達したとす
る。この際に、第2の搬送ステ−ジ82は終点Scから
起点Saに到達しているので、第2の搬送ステ−ジ82
にFPCをFPCロ−ダ2から移載することができる。
したがって、1台の搬送ステ−ジを用いる場合と比較し
て、同一時間では2倍の量のFPCを搬送することがで
きる。
みた概略の平面図である。図5において、81pは真空
吸引用の複数の孔で図示を省略している配管チュ−ブに
連結される。このような真空吸引用の孔を複数設けるこ
とにより、第1の搬送ステ−ジ81の表面に載置された
FPCを吸着し、安定した状態で搬送することができ
る。
第1の搬送ステ−ジ81にFPCが載置されているかど
うかを検出する。81rは反射型センサ81qと接続さ
れている信号線、81sはアンプ、81tは図示を省略
している制御部に接続される信号線である。なお、第2
の搬送ステ−ジ82にも、図5と同様の構成が設定され
ている。
および終点Scで昇降する機構について説明する。図6
の(a)は昇降機構の概略の平面図、(b)は概略の正
面図である。以下の例では終点Sc側の昇降機構で説明
するが、起点Sa側にも同様の昇降機構が設けられてい
る。図6(b)を参照して、第1の搬送ステ−ジ81は
固定部92aによりタイミングベルト84に連結され
る。また、摺動部93aがリニアウエイ88aと係合し
ており、第1の搬送ステ−ジ81はタイミングベルト8
4が駆動されるとリニアウエイ88aに沿って走行す
る。
サのアンプからの信号線81t、図示を省略している真
空引き用の配管チュ−ブが収納されているケ−ブルベア
(登録商標)90xが配置されている。信号線81tお
よび真空引き用のパイプは、装置本体に固定されている
制御部や真空ポンプと、走行する第1の搬送ステ−ジ8
1間で接続されているので、タイミングベルト84の移
動と連動して移動するケ−ブルベアに収納している。
によりタイミングベルト84に連結される。また、摺動
部93bがリニアウエイ88bと係合しており、第2の
搬送ステ−ジ82はタイミングベルト84が駆動される
とリニアウエイ88bに沿って走行する。トレイ90b
に配置されるケ−ブルベア90yには、FPC検出用セ
ンサのアンプからの信号線と真空引き用の配管チュ−ブ
が収納されている。
1x、91yは固定台である。固定台91xには、リニ
アウエイ88aとトレイ90aが固定される。また、固
定台91yには、リニアウエイ88b、トレイ90bが
固定される。図6(a)を参照すると、第2の搬送ステ
−ジ82を昇降させるために、リニアガイド87a、8
7bと、リニアガイド87a、87bと係合するガイド
板87p、87qが設けられている。ガイド板87p、
87qは、固定台91yに固定される。
87bと第2の搬送ステ−ジ82との連結部である。こ
こで、第2の搬送ステ−ジ82が終点Scから起点Sa
に向かって走行するものとする。この際に、第2の搬送
ステ−ジ82の側面に設けられたカムフォロア82b
が、ガイドレ−ル85の傾斜部85bに沿って転動しな
がら上昇する。
ガイド板87p、87qを摺動しながら上昇する。した
がって、連結部94a、94bも上昇し、第2の搬送ス
テ−ジ82を上昇させる。カムフォロア82bがガイド
レ−ル85の傾斜部85bに沿って下降する場合には、
リニアガイド87a、87bはガイド板87p、87q
を摺動しながら下降し、第2の搬送ステ−ジ82を下降
させる。
イドレ−ル85と共に固定される。センサ支持板86d
には、リミットセンサ86b、原点センサ86cを取り
付ける。これらのセンサにはフォトセンサを用いる。第
2の搬送ステ−ジ82の側面には、位置検出用のドグ8
2pを設ける。ドグ82pを検出することにより、原点
センサ86cおよびリミットセンサ86bから信号が出
力される。
の仮圧着処理について説明する。図7は、セルが載置さ
れるセルステ−ジの動作説明図である。図7において、
15は仮圧着台、16aはアイマ−ク検出用のカメラで
ある。セルステ−ジ17(図1のセル整列用ステ−ジ5
zに相当する)は、リニアサ−ボにより矢視Xa方向、
および矢視Ya方向に直線移動される。また、パルスモ
−タにより角度θで回転する。
17の動作を時系列で説明する説明図である。セル30
の電極には、図13(b)に示すような位置合わせ用の
アイマ−ク30a、30bが付与されている。図8
(a)で、セルステ−ジ17をカメラ16aの位置に向
けて移動する。
ク30aを認識する。次に図8(c)で、セル30の他
方のアイマ−ク30bを認識する。アイマ−ク30aと
アイマ−ク30bの位置座標からセルステ−ジ17の移
動量を演算する。この移動量は、FPCのリ−ド端子に
付与されたアイマ−クとの位置合わせに必要な、前記X
a、Ya、θ方向の移動の値である。図8(d)で、仮
圧着台15においてセル30の電極とFPCのリ−ド端
子との仮圧着を行なう。
イメントステ−ジの動作説明図である。図9に示すよう
に、FPCプリアライメントステ−ジ18は、ACサ−
ボによりXb方向に移動し、また角度θ回転する。すな
わち、セルステ−ジ17の機構よりも動作機構の構成が
簡略化されている。16bはアイマ−ク検出用のカメラ
である。
ライメントステ−ジ18の動作を時系列で説明する説明
図である。FPCのリ−ド端子には、図13(a)に示
すような位置図合わせ用のアイマ−ク20a、20bが
付与されている。図10(a)で、アイマ−ク検出用の
カメラ16bにより一方のアイマ−ク20bを認識させ
るように、FPCプリアライメントステ−ジ18を移動
する。
ラ16bにより他方のアイマ−ク20aを認識させるよ
うに、FPCプリアライメントステ−ジ18を(a)の
位置から水平方向に移動する。アイマ−ク20aとアイ
マ−ク20bの位置座標から、FPCプリアライメント
ステ−ジ18の移動量と角度θの補正値を演算する。図
10(c)で、演算された位置へFPCプリアライメン
トステ−ジ18を水平方向に移動し、補正された角度で
回転する。これにより、仮圧着ヘッド50はYb方向の
移動のみで、2台のカメラ16c、16dの視野に移動
することができる。
7と、FPCを載置するFPCプリアライメントステ−
ジ18、仮圧着ヘッド50からなる仮圧着部の動作説明
図である。仮圧着ヘッド50は、ACサ−ボにより矢視
Yb方向にのみ動作する。また、仮圧着台15には、セ
ルおよびFPCの各アイマ−クの位置合わせ用に、2台
のカメラ16c、16dが配置されている。セルは、仮
圧着位置15に向けて矢視Wa方向に移動し、FPC
は、仮圧着台15に向けて矢視Wb方向に移動する。
PCアライメントを時系列で説明する説明図である。図
12(a)で、FPC20はFPCプリアライメントス
テ−ジ18上で待機状態となっている。図12(b)
で、仮圧着ヘッド50はFPC20を吸着し、カメラ1
6c、16dに向けて矢視Wbの方向に移動する。図1
2(c)で、2台のカメラ16c、16dにより同時に
FPCのリ−ド端子に付与されているアイマ−ク20a
とアイマ−ク20bを認識させる。
説明図である。図13(a)で、FPC20は仮圧着ヘ
ッド50に吸着された状態で仮圧着台15において待機
状態となっている。この際に、アイマ−ク20aとアイ
マ−ク20bを結ぶ線は、X軸方向に対して傾いて配置
されているものとする。前記カメラ16c、16dは、
アイマ−ク20aとアイマ−ク20bの位置を認識して
その信号を制御部に送信している。制御部では、FPC
のアイマ−ク位置にセルのアイマ−ク位置を重ねるよう
に、セルを移動させる信号をセルステ−ジに出力する。
ステ−ジを所定角度回転させ、またリニアサ−ボでXa
方向を調整し、FPCのアイマ−ク20aとアイマ−ク
20bに対して、セル30のアイマ−ク30aとアイマ
−ク30bの位置合わせを行なう。次に、仮圧着台15
へ向けて矢視Wa方向にセルステ−ジ17を移動させ
る。
5に載置する。FPCを吸着した仮圧着ヘッド50を降
下させて、セル30のアイマ−クの位置とFPCのアイ
マ−クの位置が合致していることを確認する。次にヒ−
タで加熱されている仮圧着ヘッド50により、セルの電
極とFPCのリ−ド端子とを熱圧着する。
−ド端子の位置に対してセル側の電極の位置を移動して
位置合わせをする構成としている。このため、振動や風
圧により位置が変動しやすいFPCの位置を微調整する
必要がないので、正確にセルの電極とFPCのリ−ド端
子との位置合わせを行なうことができる。
す平面図である。前記のように、ACF処理がなされて
ACF用ステ−ジ4zに載置されているセルは、移載ア
−ム4rにより矢視Cd方向に移送され、仮圧着部5に
搬入されてセル位置決めステ−ジ5z(図7のセルステ
−ジ17に相当する)に載置される。また、搬送路8に
おいて、第2の搬送ステ−ジ82に載置されたFPC
は、タイミングベルト84により矢視Fb方向に搬送さ
れる。FPCは、搬送路8の終端部において移載ア−ム
8pにより矢視Fc方向に移送され、FPC位置決めス
テ−ジ5x(図9のFPCプリアライメントステ−ジ1
8に相当する)に載置される。
により吸着されて矢視Fd方向に仮圧着位置15まで移
送される。セル位置決めステ−ジ5zに載置されたセル
は仮圧着位置15まで移送され、セルの電極とFPCの
リ−ド端子は、仮圧着ヘッド50により熱圧着される。
仮圧着処理後、セルは移載ア−ム5pにより矢視Ga方
向に移送されて仮置ステ−ジ5wに載置される。次に、
セルは移載ア−ム6pにより本圧着ステ−ジ6aに移送
される。
あり、図15(a)は正面図、図15(b)は側面図で
ある。図15(a)、(b)において、51は第1の軸
芯、52は第1のマイクロメ−タヘッド、53は第2の
軸芯、54a、54bは第2のマイクロメ−タヘッド、
55は第3のマイクロメ−タヘッド、56はカ−トリッ
ジヒ−タ、57はシ−ス熱電対、58は加熱部である。
通電することにより昇温し、シ−ス熱電対57により設
定温度に保持される。仮圧着ヘッド50の加熱部58に
FPCを吸着し、前記のように仮圧着台の位置でセルの
電極とFPCのリ−ド端子とを位置合わせする。次に、
仮圧着ヘッド50の加熱部58で所定時間両者を押圧し
ながら熱伝達することにより、セルの電極とFPCのリ
−ド端子との仮圧着を行なう。仮圧着ヘッド50の加熱
部58は、FPCの吸着と、セルの電極とFPCのリ−
ド端子に対する通電加熱を行なうので、加熱部58の底
面は平面状に広く形成されている。
て矢視Ka方向(回動軸をX軸とする)に回動する。ま
た、加熱部58は第2の軸芯53を中心として矢視Kb
方向(回動軸をY軸とする)に回動する。さらに、加熱
部58は矢視La方向に水平移動する。加熱部58の各
軸芯を中心とする移動量および水平方向の移動量は、各
マイクロメ−タヘッド52、54a、54b、55を調
整することにより設定される。
8を、X軸とY軸の二軸回転、および水平方向移動の三
方向に移動させる機構を備えている。このため、セルの
電極とFPCのリ−ド端子との圧着時に、下部の仮圧着
台との平行出しとその位置が微調整できるので、両者を
正確に仮圧着することができる。
す平面図である。図16において、6p、6qは本圧着
部6に配置された左右一対のア−ムで、ツインア−ムを
構成している。各ア−ムはセルを吸着して移動軸6xに
沿って(Ja)から(Jb)の間で水平方向に移動す
る。このツインア−ムは、移動ロボット6yに搭載され
たACサ−ボモ−タにより駆動されるベルトで、水平移
動を行なう。ツインア−ムには、ガイドレ−ル付のエア
シリンダ−が設けられており、各ア−ム6p、6qが下
降してFPCを吸着し、その後上昇動作を行なう。6a
〜6cは第1〜第3の本圧着ステ−ジ、60a〜60c
は、各本圧着ステ−ジの本圧着位置、61a〜61cは
位置合わせ用のカメラである。
ジ6a〜6cに移送されたセルは、次にカメラ61a〜
61cで、FPCが仮圧着されたセルの位置検出を行な
う。この位置検出は、先に前記アイマ−クの一方をカメ
ラで認識し、次に他方のアイマ−クをカメラで認識す
る。カメラで認識した結果に基づいて本圧着位置60a
〜60cへの移動量が演算され、各本圧着ステ−ジ6a
〜6cによりセルが本圧着位置60a〜60cに移送さ
れる。
軸、Z軸方向に直線移動するとともに、図7でセルステ
−ジの動作を説明したように角度θの回転移動を行う。
各本圧着ステ−ジ6a〜6cは、このような移動機構を
有しているので、本圧着位置60a〜60cに移送され
たセルに対して精密な位置合わせを行い、本圧着ヘッド
により本圧着を行なう。本圧着位置60a〜60cで本
圧着されたセルは、左ア−ム6pに吸着されて元の第1
〜第3の本圧着ステ−ジ6a〜6cの位置に戻される。
その後、セルは右ア−ム6qにより仮置ステ−ジ6xに
移送される。
p、6qの動作を説明する説明図である。左ア−ム6p
の基本的な動作は、仮置ステ−ジ5wに載置されたセル
を、第1〜第3本圧着ステ−ジ6a〜6cに移送する。
また、右ア−ム6qの基本的な動作は、本圧着後に第1
〜第3本圧着ステ−ジ6a〜6cに載置された製品を、
仮置ステ−ジ6xに移送する。左ア−ム6pは、空の本
圧着ステ−ジ6a〜6cに順次セルを移送する。
のセルを本圧着ステ−ジに移送する左のア−ム6pと、
本圧着後の製品を本圧着ステ−ジから仮置ステ−ジに移
送する右のア−ム6qとからなるツインア−ムを設置し
ている。このため、例えば左のア−ム6pで第1本圧着
ステ−ジ6aにセルを移送する動作と、右のア−ム6q
で第3本圧着ステ−ジ6cから製品をアンロ−ダに搬出
する動作を、それぞれ必要な時点で行なわせることがで
きる。このような本圧着部へのセルの搬入と、本圧着部
から製品の搬出とを、1台の移動ロボット6yで駆動さ
れる左右一対のツインア−ムで行なっている。このた
め、搬入用の移動ロボットと搬出用の移動ロボットを別
個に設ける場合に比較して、コストを低減することがで
きる。
あり、図18(a)は正面図、図16(b)は側面図で
ある。図18(a)、(b)において、61は第1の軸
芯、62a、62bは第1のマイクロメ−タヘッド、6
3は第2の軸芯、64a、64bは第2のマイクロメ−
タヘッド、65は第3のマイクロメ−タヘッド、66は
カ−トリッジヒ−タ、67はシ−ス熱電対、68は加熱
部、68aは加熱部の先端突出部である。本圧着ヘッド
60の加熱部68は、セルの電極とFPCのリ−ド端子
との通電加熱のみを行なうので、加熱部68の底面は仮
圧着ヘッドの底面のように広い平面には形成されておら
ず、狭い通電面が形成されている。
通電することにより昇温し、シ−ス熱電対67により設
定温度に保持される。本圧着ヘッド60の加熱部の先端
突出部68aにFPCを吸着し、前記のように本圧着位
置でセルの電極とFPCのリ−ド端子とを位置合わせす
る。次に、本圧着ヘッド60の加熱部の先端突出部68
aで所定時間両者を押圧しながら熱伝達することによ
り、セルの電極とFPCのリ−ド端子との本圧着を行な
う。
て矢視Kc方向(回動軸をX軸とする)に回動する。ま
た、加熱部68は第2の軸芯63を中心として矢視Kd
方向(回動軸をY軸とする)に回動する。さらに、加熱
部68は矢視Lb方向に水平移動する。加熱部68の各
軸芯を中心とする移動量および水平方向の移動量は、各
マイクロメ−タヘッド62a、62b、54a、54
b、55を調整することにより設定される。このよう
に、本圧着ヘッド60は加熱部68をX軸とY軸の二軸
回転、および水平方向移動の三方向に移動させる機構を
備えている。このため、セルの電極とFPCのリ−ド端
子との圧着時に、下部の本圧着台との平行出しとその位
置が微調整可能となるので、両者を正確に本圧着するこ
とができる。以上説明した例では、上記セルおよびFP
Cは携帯電話に適用されているが、本発明においてはセ
ルおよびFPCを、その他の情報端末などに用いること
もできる。
力操作部14aを示す概略の斜視図、図20は平面図、
図21は側面図である。図19〜図21において、本体
フレ−ム23に、蝶番27a、27bにより載置板25
を開閉自在に取り付ける。載置板25上には、キ−ボ−
ド14b、マウス14cを配置する。キ−ボ−ド14b
は載置板25上に固定され、マウス14cはフックなど
により載置板25に係止できるようにしておく。26は
載置板25上に設けた把手である。載置板25の先端に
はカバ−係止用の折り曲げ部25aが形成されている。
部、28は蝶番27c、27dにより開閉自在に本体フ
レ−ム23に取り付けられたカバ−、28aはカバ−2
8の中央部に形成された透明アクリル板、29はカバ−
28の回動用把手、30は本体フレ−ムに設けた把手で
ある。入力操作部14aの使用時には、カバ−28の先
端を載置板25の折り曲げ部25aに係止して、載置板
25を固定する。
図21に示した(1)〜(3)の手順で載置板25を本
体フレ−ム内に収納する。手順(1)で、作業者は一方
の手で載置板25上に設けた把手26を把持し、他方の
手でカバ−28の把手29を押し込んでカバ−28の先
端を載置板25の折り曲げ部25aから取り外す。
板25を本体フレ−ムの開口部24内に収納する。手順
(3)で、カバ−28で開口部24を閉鎖する。カバ−
28には、透明アクリル板28aを設けているので、フ
レ−ム内に収納した入力操作部14aの状態を外部から
観察することができる。なお、開口部は、セルの前処理
部4、仮圧着部5、本圧着部6のいずれかの処理部のフ
レ−ムに形成することができる。本発明においては、こ
のように不使用時に入力操作部14aを本体フレ−ム内
に収納している。このため、装置の通路側のスペ−スが
広く使用でき、作業者の通行や荷物の運搬を支障なく行
なうことが出来る。
によれば、リ−ド端子を有する可撓性印刷回路(FP
C)の供給部と、電極を有するLCD(セル)の供給部
と、セルの前処理部と、前記リ−ド端子と電極の仮圧着
部と、リ−ド端子と電極の本圧着部と、製品の搬出部と
の各処理部をを直線状に配置している。また、搬送路も
セルの移送経路と平行に設置している。このため、装置
本体の幅方向の寸法を狭くできるので、スペ−スの有効
利用が図れる。
の搬送ステ−ジと第2の搬送ステ−ジの走行経路を高さ
方向に二系統設定している。このため、装置の幅方向の
寸法が増大せずスペ−スを有効に利用できるという利点
がある。また、第1の搬送ステ−ジと第2の搬送ステ−
ジを搬送路の中央部で立体的に交差させて往復動させて
いる。このため、1台の搬送ステ−ジを用いる場合と比
較して、同一時間では2倍の量のFPCを搬送すること
ができる。
着部において、セルを平面上でX軸方向およびY軸方向
へ直線移動させると共に回転移動させる機構を備え、仮
圧着位置に載置されたFPCのリ−ド端子に対してセル
の電極を位置合わせする構成としている。このようにセ
ル側の移動機構で位置合わせをしているので、振動や風
圧により位置が変動しやすいFPCの位置を微調整する
必要がなく、正確にセルの電極とFPCのリ−ド端子と
の位置合わせを行なうことができる。
着ヘッドおよび本圧着ヘッドは、X軸とY軸の二軸回
転、および水平方向移動の三方向に移動させる機構を備
えている。このため、セルの電極とFPCのリ−ド端子
との圧着時、下側の仮圧着台または本圧着台との平行出
しとその位置が微調整可能となるので、両者の仮圧着と
本圧着を正確に行なうことができる。
着部へのセルの搬入と、本圧着部から製品の搬出とを、
1台の移動ロボットで駆動される左右一対のツインア−
ムで行なっている。このため、搬入用の移動ロボットと
搬出用の移動ロボットを別個に設ける場合に比較して、
コストを低減することができる。
用時に入力操作部をフレ−ム内に収納している。このた
め、装置の通路側のスペ−スが広く使用でき、作業者の
通行や荷物の運搬を支障なく行なうことが出来る。
端末用のセルに対する処理を行なっている。このため、
携帯端末を製作する際に、セルの電極とFPCのリ−ド
端子との圧着を迅速に行なうことができる。
を示す平面図である。
る。
である。
である。
系列で説明する説明図である。
図である。
る。
る。
子とを接続する例を示す概略の斜視図である。
ブロック図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 リ−ド端子を有する可撓性印刷回路(F
PC)の供給部と、電極を有するLCD(セル)の供給
部と、セルの前処理部と、前記リ−ド端子と電極の仮圧
着部と、リ−ド端子と電極の本圧着部と、製品の搬出部
との各処理部を備え、前記各処理部を直線状に配置する
と共に、前記FPCを仮圧着部に搬送する搬送路と、セ
ルを仮圧着部に搬送する経路を平行に配置したことを特
徴とする導電体の熱圧着装置。 - 【請求項2】 前記搬送路は、両端に設けたプ−リ間を
回動するタイミングベルトと、該タイミングベルトに沿
って一方の側面に設けられるガイドレ−ルを備え、該ガ
イドレ−ルは両端に傾斜部を形成し、前記タイミングベ
ルトに連結されて第1の同一平面上を往復動する第1の
搬送ステ−ジと、前記タイミングベルトに連結され、側
面に設けたカムフォロアがガイドレ−ル上を転動するこ
とにより搬送路の両端では昇降し、中間では第1の同一
平面よりも高い第2の同一平面上を往復動する第2の搬
送ステ−ジとを有し、第1の搬送ステ−ジが搬送路の一
方端部に位置するときに、第2の搬送ステ−ジは搬送路
の他方の端部に位置し、第1の搬送ステ−ジと第2の搬
送ステ−ジは、搬送路の中央部で立体的に交差すること
を特徴とする、請求項1に記載の導電体の熱圧着装置。 - 【請求項3】 前記仮圧着部において、セルを平面上で
X軸方向およびY軸方向へ直線移動させると共に回転移
動させる機構を備え、仮圧着位置に載置されたFPCの
リ−ド端子に対してセルの電極を位置合わせすることを
特徴とする、請求項1または請求項2に記載の導電体の
熱圧着装置。 - 【請求項4】 前記仮圧着部に設けた仮圧着ヘッドおよ
び本圧着部に設けた本圧着ヘッドを、X軸とY軸の二軸
回転、および水平方向移動の三方向に移動させる機構を
備えたことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のい
ずれかに記載の導電体の熱圧着装置。 - 【請求項5】 前記本圧着部に、左右一対のア−ムによ
り構成されるツインア−ムを昇降させると共に水平方向
に駆動する移動ロボットを設け、一方のア−ムで仮圧着
部からセルを本圧着部に搬入し、他方のア−ムで製品を
本圧着部から搬出部に搬入させることを特徴とする、請
求項1ないし請求項4のいずれかに記載の導電体の熱圧
着装置。 - 【請求項6】 前記各処理部のいずれかのフレ−ムに開
口部を形成し、該開口部の位置に、入力操作部を載置す
る載置板と、前記載置板を支持するカバ−とを開閉可能
に取り付け、入力操作部の使用時には載置板を開放して
カバ−で支持し、入力操作部の不使用時には載置板を閉
鎖して入力操作部を開口部内に収納すると共に、カバ−
で開口部を覆うことを特徴とする、請求項1ないし請求
項5のいずれかに記載の導電体の熱圧着装置。 - 【請求項7】 前記セルは携帯端末に装着されているこ
とを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに
記載の導電体の熱圧着装置。
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JP2022022933A (ja) * | 2019-09-25 | 2022-02-07 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 電子部品の実装装置 |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001284389A patent/JP3647783B2/ja not_active Expired - Fee Related
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