JP2003090960A - 光学素子切換装置およびそれを備えた光学顕微鏡 - Google Patents

光学素子切換装置およびそれを備えた光学顕微鏡

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JP2003090960A
JP2003090960A JP2001281881A JP2001281881A JP2003090960A JP 2003090960 A JP2003090960 A JP 2003090960A JP 2001281881 A JP2001281881 A JP 2001281881A JP 2001281881 A JP2001281881 A JP 2001281881A JP 2003090960 A JP2003090960 A JP 2003090960A
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Yuichi Shoji
裕一 小路
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つ以上の光学素子を飛ばして切り換える際
の振動が小さくできる光学素子切換装置、およびそれを
備えた光学顕微鏡を提供する。 【解決手段】 光学素子25を保持する第1部材15と、光
路20aに交差する方向に移動可能な第1部材の位置決め
に用いる位置決め部16,17と、位置決め部に係合可能な
係合部33を有する第2部材32と、第1部材を駆動する第
1駆動手段12と、第2部材を駆動する第2駆動手段34
と、切換制御手段と、位置決め制御手段とを備える。切
換制御手段は、第1駆動手段を制御し、第1部材を現在
位置から目標位置まで移動させると共に、該目標位置に
第1部材を停止させる。位置決め制御手段は、第2駆動
手段を制御し、第1部材の停止期間のうち少なくとも一
部において第2部材を係合位置に保って第1部材を位置
決めすると共に、第1部材の移動期間のうち少なくとも
移動開始の直後から移動終了の直前までの期間にわたっ
て継続的に第2部材を離れた位置に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光学素子を
光路に切り換えて配置する電動式の光学素子切換装置、
およびそれを備えた光学顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の光学素子(対物レンズ,
コンデンサレンズ,フィルタなど)を光路に切り換えて配
置する電動式の光学素子切換装置(例えば電動レボルバ
装置)(以下「電動切換装置」という)が知られている。
従来の電動切換装置は、複数の光学素子が取り付けられ
たターレットをモータにより回転させ、最終的な回転の
位置決めを機械的に行うものである。
【0003】機械的な位置決め機構としては、剛球と、
剛球をターレットのレールに押圧する板ばねと、レール
に設けられた複数のV溝とからなる構成が一般に用いら
れている(例えば特開平11−174342号公報)。
この構成では、剛球が板ばねによりレールに押圧されて
いるため、ターレットが回転してレール上のV溝が剛球
に対向すると、このV溝に剛球が落ち込み、ターレット
が機械的に位置決めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電動切換装置では、1つ以上の光学素子を飛ば
して切り換える場合には、剛球が1つ以上のV溝を接触
しながら通過するため、大きな振動が発生するという問
題がある。剛球がV溝を通過する際の振動は、剛球がレ
ールからV溝に落ち込むときや、剛球がV溝からレール
に乗り上げるときに発生する。
【0005】本発明の目的は、1つ以上の光学素子を飛
ばして切り換える際の振動が小さくできる光学素子切換
装置、およびそれを備えた光学顕微鏡を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の光学素子切換
装置は、光学装置の光路に対し、複数の光学素子を切り
換えて配置する光学素子切換装置において、複数の光学
素子を保持すると共に、光路に交差する方向に移動可能
であり、位置決めに用いられる位置決め部を有する第1
部材と、前記第1部材の前記位置決め部に係合可能な係
合部を有し、該係合部が前記位置決め部に係合する位置
と前記位置決め部から離れた位置との間で移動可能な第
2部材と、第1部材を駆動する第1駆動手段と、第2部
材を駆動する第2駆動手段と、光学素子の切り換え指示
を受け付ける受付手段と、切り換え指示に基づいて第1
駆動手段を制御し、第1部材を現在位置から目標位置ま
で移動させると共に、該目標位置に第1部材を停止させ
る切換制御手段と、第2駆動手段を制御し、第1部材の
停止期間のうち少なくとも一部において第2部材を係合
する位置に保って第1部材を位置決めすると共に、第1
部材の移動期間のうち少なくとも移動開始の直後から移
動終了の直前までの期間にわたって継続的に第2部材を
離れた位置に保つ位置決め制御手段とを備えたものであ
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光学素子切換装置において、前記第1部材の前記位置
決め部を凹部とし、前記第2部材の前記係合部を前記凹
部に係合可能な凸部としたものである。請求項3に記載
の発明は、請求項2に記載の光学素子切換装置におい
て、前記位置決め制御手段が、前記切り換え指示に基づ
いて、前記第1部材の移動開始前に前記第2駆動手段を
制御し、前記第2部材を前記係合する位置から前記離れ
た位置まで移動させ、少なくとも前記第1部材の移動終
了の直前まで前記第2部材を前記離れた位置に保つもの
である。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2または
請求項3に記載の光学素子切換装置において、前記位置
決め制御手段が、前記第1部材の移動終了後に前記第2
駆動手段を制御し、前記第2部材を前記離れた位置から
前記係合する位置まで移動させ、前記第1部材を位置決
めするものである。請求項5に記載の光学顕微鏡は、請
求項1から請求項4の何れか1項に記載の光学素子切換
装置を備えた光学顕微鏡であって、前記光学素子切換装
置が、当該光学顕微鏡の観察光路に対し、複数の対物レ
ンズを切り換えて配置する電動レボルバ装置として用い
られたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を詳細に説明する。 (第1実施形態)本発明の第1実施形態は、請求項1〜請
求項3,請求項5に対応する。第1実施形態の電動レボ
ルバ装置10(光学素子切換装置)について詳細に説明す
る前に、この電動レボルバ装置10を組み込んだ光学顕
微鏡の一例である倒立顕微鏡20(光学装置)について、
その全体構成を簡単に説明しておく。
【0010】倒立顕微鏡20は、図1に示すように、観
察対象となる標本(不図示)を載置するステージ21と、
ステージ21の上方に配置された透過照明装置22と、
ステージ21の下方に配置された電動レボルバ装置10
と、接眼レンズ23とで構成されている。
【0011】電動レボルバ装置10は、詳細は後述する
ように、倒立顕微鏡20の観察光路20aに対し、複数
の対物レンズ25(光学素子)を切り換えて配置するため
のものである。この電動レボルバ装置10には、後述す
る制御装置24が接続されている。また、透過照明装置
22には、光源26とターレット27とコンデンサレン
ズ28とが設けられる。ターレット27は、フィルタや
リング絞りなどの光学素子(不図示)を保持している。
【0012】このように構成された倒立顕微鏡20で
は、光源26からの光が照明光学系(不図示)とターレッ
ト27とコンデンサレンズ28とを介してステージ21
上に導かれ、ステージ21に載置された標本(不図示)が
照明される。そして、標本からの光は、観察光路20a
に配置された対物レンズ25と観察光学系(不図示)とを
介して接眼レンズ23に導かれる。標本の拡大像は、接
眼レンズ23によって観察される。
【0013】さて次に、第1実施形態の電動レボルバ装
置10について、図2〜図4を用い詳細に説明する。図
2は、電動レボルバ装置10を下方から見た図である。
図3は、電動レボルバ装置10の一部分を側方から見た
図である。図4は、電動レボルバ装置10に接続された
制御装置24の構成を示すブロック図である。電動レボ
ルバ装置10は、図2に示すように、倒立顕微鏡20の
本体に取り付けられる取付部材11と、不図示の支持部
材を介して取付部材11に固定されたターレット駆動モ
ータ12,位置決め部13,センサ部14と、ターレット
駆動モータ12の回転軸12aを中心に回転可能なター
レット15とで構成されている。
【0014】また、電動レボルバ装置10の取付部材1
1には、略円筒状の貫通穴11aが設けられている。貫
通穴11aの中心軸は、倒立顕微鏡20の観察光路20
aに対して略平行である。このため、観察光路20aに
配置された対物レンズ25(図1)からの光は、貫通穴1
1aを通過して接眼レンズ23側に導かれる。電動レボ
ルバ装置10では、貫通穴11aの中心軸(観察光路2
0a)に複数の対物レンズ25のうち何れか1つを切り
換えて配置するため、切り換え対象となる複数の対物レ
ンズ25が、予めターレット15に装着される。対物レ
ンズ25を装着するための装着穴は、ターレット15の
外側(位置決め部13,センサ部14が配置された側と
は反対側)に設けられるため、図2には表れていない。
【0015】また、複数の対物レンズ25を保持するタ
ーレット15(第1部材)は、ターレット駆動モータ12
の回転軸12aを中心として、観察光路20aに交差す
る方向に沿って回転可能である。そして、対物レンズ2
5の装着穴(不図示)は、回転軸12aを中心とする円周
上に略等間隔で配されている。したがって、ターレット
駆動モータ12の回転に応じてターレット15が回転す
ると、複数の対物レンズ25は、観察光路20aを横切
りながら周方向に移動することになる。
【0016】さらに、ターレット15の内側(位置決め
部13,センサ部14が配置された側)には、円環状の
レール16が設けられている。レール16の中心は、回
転軸12a上に位置する。また、ターレット15のレー
ル16上には、複数のV溝17が対物レンズ25の装着
穴(不図示)の配置に応じて略等間隔で設けられている。
レール16,V溝17は、ターレット15の位置決めに
用いられる凹部(位置決め部)である。
【0017】さらに、ターレット15のレール16の近
傍には、複数のマグネット18a〜18cとスリット1
9とが設けられている。マグネット18a〜18cはタ
ーレット15の番地検出、スリット19は位置検出に用
いられる。これらのマグネット18a〜18c,スリッ
ト19も、各々、対物レンズ25の装着穴(不図示)の配
置に応じて配されている。
【0018】なお、上記のように構成されたターレット
15を回転軸12aまわりに回転駆動するターレット駆
動モータ12(第1駆動手段)には、回転量検出装置12
b(図4)が取り付けられている。この回転量検出装置1
2bは、ターレット駆動モータ12の回転量に応じてパ
ルス信号を出力するセンサ(例えばロータリーエンコー
ダ)であり、ターレット駆動モータ12の回転量検出に
用いられる。回転量検出装置12bによる回転量検出信
号(パルス信号)は、後述する制御装置24に出力され
る。
【0019】次に、ターレット15の内側に配置された
位置決め部13について説明する。位置決め部13は、
図3に示す支持部材31(図2では図示省略)を介して
取付部材11(図2)に固定されている。この位置決め部
13は、上記したレール16上のV溝17に係合可能な
鋼球33(係合部,凸部)と、鋼球33が一端に取り付
けられた板ばね32(第2部材)と、板ばね32を駆動
する位置決め駆動モータ34(第2駆動手段)とで構成
されている。
【0020】板ばね32は、その他端側において、支持
部材35(図3)を介して支持部材31に固定されてい
る。このため、板ばね32の一端側(剛球33が取り付
けられた側)は、板ばね32の曲げ変形に応じて移動可
能となっている。なお、板ばね32の一端に取り付けら
れた剛球33と回転軸12aとの距離は、ターレット1
5に設けたレール16の半径に略等しい。
【0021】位置決め駆動モータ34は、リニアステッ
ピングモータである。このため、位置決め駆動モータ3
4の回転軸34aは、回転しながら、自身の軸方向に沿
って移動可能である。この位置決め駆動モータ34は、
支持部材36(図3)を介して支持部材31に固定されて
いる。また、回転軸34aは、ターレット駆動モータ1
2の回転軸12aと略平行であり、回転軸34aの先端
部は、図3(a),(b)に示すように、板ばね32のほぼ
中央部に当接している。
【0022】したがって、回転軸34aを繰り出すと、
板ばね32は、回転軸34aの先端部によって押圧さ
れ、一端側(剛球33が取り付けられた側)がターレッ
ト15のレール16に近づく方向に移動する。
【0023】逆に、回転軸34aを引き込めると、回転
軸34aの先端部による板ばね32への押圧力が弱めら
れ、一端側(剛球33が取り付けられた側)がターレッ
ト15のレール16から離れる方向に移動する。上記し
た回転軸34aの移動(繰り出し/引き込み)は、第1実
施形態の電動レボルバ装置10において、主に、レール
16上のV溝17が剛球33と対向するときに行われる
(後述する)。
【0024】レール16上のV溝17が剛球33と対向
するときに、回転軸34aの移動(繰り出し/引き込
み)が行われると、鋼球33は、V溝17に係合する位
置(図3(b))と、V溝17から離れた位置(図3(a))と
の間で移動することになる。ちなみに、鋼球33がV溝
17に係合するとき(図3(b))、ターレット15は機械
的に位置決めされ、ターレット15に装着された複数の
対物レンズ25のうち何れか1つが観察光路20aに配
置される。
【0025】次に、上記の位置決め部13と同様にター
レット15の内側に配置されたセンサ部14について説
明する。センサ部14は、不図示の支持部材を介して取
付部材11(図2)に固定されている。このセンサ部14
は、停止位置検出装置41(例えばフォトインタラプ
タ)と、番地検出装置42a,42b,42c(例えばホ
ールIC)とが、センサ基板43に配置されたものであ
る。停止位置検出装置41は、ターレット15に設けら
れたスリット19を検出するセンサである。番地検出装
置42a,42b,42cは、各々、マグネット18a,
18b,18cを検出するセンサである。停止位置検出
装置41による停止位置検出信号,番地検出装置42a
〜42cによる番地検出信号,は、後述する制御装置2
4に出力される。
【0026】構成説明の最後に、電動レボルバ装置10
に接続された制御装置24について、図4を用いて説明
する。制御装置24は、回転指令装置51と、CPU5
5と、ドライバ56,57とで構成されている。制御装
置24のCPU55には、上記のターレット駆動モータ
12に取り付けられた回転量検出装置12bから回転量
検出信号(パルス信号)が入力される。回転量検出信号
は、ターレット駆動モータ12の回転量を示す信号であ
る。
【0027】また、制御装置24のCPU55には、停
止位置検出装置41からの停止位置検出信号と、番地検
出装置42a〜42cからの番地検出信号とが入力され
る。停止位置検出信号は、ターレット15の停止位置を
示す信号である。番地検出信号は、現在、観察光路20
aに配置されている対物レンズ25の装着穴の番地を示
す信号である。
【0028】制御装置24の回転指令装置51は、対物
レンズ25の切り換え指示をCPU55に出力する装置
である。対物レンズ25の切り換え指示には、観察光路
20aに配置すべき対物レンズ25の装着穴の番地に関
する情報が含まれる。CPU55(受付手段)は、上記し
た回転指令装置51,停止位置検出装置41,番地検出装
置42a〜42c,回転量検出装置12bからの信号に
基づいて、ドライバ56,57に制御信号を出力し、タ
ーレット15を回転または停止させたり、位置決め駆動
モータ34の回転軸34aを移動させたりする(後述す
る)。
【0029】ドライバ56は、CPU55からの制御信
号(回転指令,停止指令,制動指令)に基づいて、ターレ
ット駆動モータ12を駆動する。同様に、ドライバ57
は、CPU55からの制御信号に基づいて、位置決め駆
動モータ34を駆動する。なお、上記した回転量検出装
置12bおよびCPU55は、請求項の「切換制御手
段」または「位置決め制御手段」に対応する。
【0030】次に、上記のように構成された電動レボル
バ装置10における対物レンズ25の切り換え動作につ
いて、図5のフローチャートを用いて説明する。図5の
フローチャートを開始する時点において、倒立顕微鏡2
0の観察光路20aには、ターレット15に装着された
複数の対物レンズ25のうち何れか1つが配置されてい
るとする。さらに、ターレット15に設けられたレール
16上の複数のV溝17のうち何れか1つには、位置決
め部13の剛球33が係合しているとする(図3(b))。
【0031】制御装置24のCPU55は、図5のステ
ップS1において、回転指令装置51からの指示を待
ち、対物レンズ25の切り換え指示を受け付ける(S1
がY)と、まず、ターレット15の機械的な位置決めを
解除する(ステップS2)。つまり、CUP55は、ドラ
イバ57に制御信号を出力して、リニアステッピングモ
ータである位置決め駆動モータ34の回転軸34aをモ
ータ本体側に引き込む方向に移動させる。その結果、回
転軸34aの先端部による板ばね32への押圧力が弱め
られ、剛球33がV溝17から離れた位置に移動し、タ
ーレット15の機械的な位置決めが解除される。
【0032】次に、CPU55は、ステップS1で受け
付けた対物レンズ25の切り換え指示に基づいて、ドラ
イバ56に制御信号を出力し、ターレット15(ターレ
ット駆動モータ12)を目標位置に向けて回転開始させ
る(ステップS3)。このとき既に、ターレット15の機
械的な位置決めは解除されており、剛球33とレール1
6とは非接触状態となっているため、剛球33とV溝1
7との接触による振動が生じることはない。
【0033】ターレット15を回転開始させると、回転
量検出装置12bからCPU55へのパルス信号(ター
レット15の回転量に対応する信号)の出力が開始さ
れ、CPU55では、パルス信号の計数を開始する。こ
のため、CPU55は、ステップS3でターレット15
の回転を開始させると、回転量検出装置12bからの回
転量検出信号(パルス数)の監視を開始する(ステップS
4)。そして、回転量検出信号が所定値に達すると(S4
がY)、ターレット15の停止処理(ステップS5〜S
9)を行う。
【0034】ここで、ステップS4の判定基準である所
定値とは、(1)対物レンズ25の切り換え指示を受け付
けた時点でのターレット15の現在位置(番地検出装置
42a〜42cからの番地検出信号)と、(2)対物レン
ズ25の切り換え指示に含まれる目標位置(切り換え先
の番地情報)と、(3)ターレット駆動モータ12にブレ
ーキをかけてから完全に停止するまでの回転量と、(4)
位置決め駆動モータ34の回転軸34aを「剛球33が
V溝17から離れた位置」から「剛球33がV溝17に
係合する位置」まで移動させる際に必要となる時間とに
基づいて、計算された値である。
【0035】CPU55は、ステップS4において、上
記(1)〜(4)に基づいて計算された所定値と、回転量検
出装置12bからの回転量検出信号(パルス数)との比較
を行い、回転量検出信号が所定値に達すると(S4が
Y)、ターレット15の停止処理(ステップS5〜S9)
に進む。すなわち、CPU55は、ドライバ57に制御
信号を出力して、位置決め駆動モータ34の回転軸34
aをターレット15のレール16側に繰り出す方向に移
動開始させる(ステップS5)。これにより、回転軸34
aの先端部による板ばね32への押圧力が強められ、剛
球33がターレット15のレール16に近づく方向に移
動開始する。
【0036】また、CPU55は、ドライバ56に制御
信号を出力し、ターレット駆動モータ12の回転にブレ
ーキを掛けさせる(ステップS6)。これにより、ターレ
ット15の回転速度は減速状態となる。次に、CPU5
5は、回転量検出装置12bからの回転量検出信号に基
づいて、ターレット15(ターレット駆動モータ12)
が完全に停止したか否かを判定し(ステップS7)、完全
に停止するまで待機する。。
【0037】ターレット15の回転が減速を開始してか
ら完全に停止するまでの間、剛球33は、ターレット1
5のレール16に向けて徐々に近づくことになる。そし
て、剛球33は、V溝17と対向する直前で(未だレー
ル16と対向しているときに)、レール16に接触す
る。このときの剛球33によるレール16への押圧力
は、未だ非常に弱い。
【0038】その後、ターレット15がさらに回転する
と、剛球33はV溝17と対向することになる。また同
時に、位置決め駆動モータ34の回転軸34aもさらに
繰り出され、剛球33は、強い押圧力でV溝17に押し
付けられることになる。その結果、剛球33がV溝17
に係合した状態となり、ターレット15は機械的に位置
決めされる。
【0039】CPU55は、ターレット15の回転が完
全に停止すると(S7がY)、ステップS8に進み、停止
位置検出装置41からの停止位置検出信号に基づいて、
ターレット15の停止位置が正しいか否かを判定する。
そして、ターレット15の停止位置が正しい場合(S8
がY)には、ステップS1に戻る。また、ターレット1
5の停止位置が正しくない場合(S8がN)は、ステップ
S9に進み、エラー処理を行う。つまり、CPU55
は、ターレット15がオーバーラン状態の場合はターレ
ット駆動モータ12を逆方向に回転させ、ターレット1
5がショートラン状態の場合はターレット駆動モータ1
2を同じ方向に回転させて、ターレット15の回転位置
を補正する。そして、ターレット15の停止位置が正し
くなると、ステップS1に戻る。
【0040】このように、第1実施形態の電動レボルバ
装置10では、ターレット15の回転期間(図5のS3
以降、S7がYとなるまでの期間)のうち、一部(S3
以降、S7がYとなる直前までの期間)において、継続
的に、剛球33をV溝17から離れた位置に保つため、
次の効果を奏する。1つ以上の対物レンズ25を飛ばし
て切り換える場合に、剛球33がV溝17から離れた状
態で、1つ以上のV溝17を通過するため、従来のよう
な大きな振動が発生することはない。したがって、例え
ば倒立顕微鏡20にマイクロマニピュレータを組み込ん
だ場合、電動レボルバ装置10を用いて対物レンズ25
を切り換えても、マイクロピペットの先端が操作対象の
細胞から外れるといった不具合は生じない。
【0041】また、第1実施形態の電動レボルバ装置1
0では、ターレット15の停止期間(図5のS8→S1
→S2の期間)のうち、一部(S8→S1)において、
剛球33を「V溝17を係合する位置」に保つため、タ
ーレット15を機械的に位置決めすることができる。そ
の結果、ターレット15に装着された複数の対物レンズ
25のうち何れか1つを観察光路20aに正確に配置す
ることができる。
【0042】さらに、第1実施形態の電動レボルバ装置
10では、ターレット15の回転開始(S3)より前(S
2)にターレット15の機械的な位置決めを予め解除し
ておき、この解除状態をターレット15が目標位置に到
達する直前まで維持するため、対物レンズ25の切り換
え動作を円滑に開始させることができる。また、第1実
施形態の電動レボルバ装置10では、位置決め駆動モー
タ34の回転軸34aの繰り出し量に応じて、板ばね3
2の押圧力を調節することができる。このため、ターレ
ット15の減速期間(S6,S7)に剛球33がレール1
6に接触しても、板ばね32の押圧力を非常に弱いまま
保つことができる。そして、剛球33がV溝17と対向
したときに板ばね32の押圧力を強め、剛球33をV溝
17に確実に係合させることができる。
【0043】つまり、機械的な位置決め機構(13)の剛
球33が目標位置のV溝17に落ち込むときの振動を小
さくでき、対物レンズ25の切り換え動作を円滑に終了
させることができる。 (第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態について説
明する。
【0044】本発明の第2実施形態は、請求項1〜請求
項5に対応する。第2実施形態の電動レボルバ装置60
は、図6に示すように、上記した電動レボルバ装置10
(図1)の位置決め部13,V溝17に代えて、位置決め
部63,V溝67を設けたものである。また、電動レボ
ルバ装置60には、上記した電動レボルバ装置10のレ
ール16と同様のものは設けられない。
【0045】なお、電動レボルバ装置60の他の構成要
素(11,12,14,15,18a〜18c,19)は、上
記した電動レボルバ装置10と同じであるため、その説
明を省略する。図6では、上記した電動レボルバ装置1
0と同じ構成要素の一部(12,18a〜18c,19)に
ついて図示省略した。さて、第2実施形態の電動レボル
バ装置60の位置決め部63,V溝67について説明す
る。
【0046】位置決め部63は、図6に示すように、位
置決め駆動モータ64と、その回転軸64aの先端部に
取り付けられた係合部材65とで構成されている。位置
決め駆動モータ64(第2駆動手段)は、リニアステッピ
ングモータであり、その回転軸64aがターレット駆動
モータ12の回転軸12aに対して略直交するように配
置されている。
【0047】係合部材65(第2部材)は、V溝67に嵌
合可能な先端面(係合部,凸部)を有し、位置決め駆動モ
ータ64の回転軸64aの移動(繰り出し/引き込み)
に応じて、ターレット15の半径方向に移動する。V溝
67(位置決め部,凹部)は、係合部材65の方に開口を
向けて、ターレット15に形成されている。したがっ
て、ターレット15のV溝67が係合部材65と対向す
るときに、位置決め駆動モータ64の回転軸64aを繰
り出すと(図7(a))、係合部材65は、ターレット15
のV溝67に近づく方向に移動し、最終的には、先端面
がV溝67に嵌合した状態(図7(b))となる。また逆
に、位置決め駆動モータ64の回転軸64aを引き込め
ると、係合部材65は、ターレット15のV溝67から
離れる方向に移動する。
【0048】次に、上記のように構成された電動レボル
バ装置60における対物レンズ25の切り換え動作につ
いて、図8のフローチャートを用いて説明する。この電
動レボルバ装置60にも、図4に示す制御装置24が接
続されている。
【0049】図8のフローチャートを開始する時点にお
いて、ターレット15に設けられた複数のV溝67のう
ち何れか1つには、位置決め部63の係合部材65が係
合しているとする(図7(b))。制御装置24のCPU5
5は、図8のステップS11において、回転指令装置5
1から対物レンズ25の切り換え指示を受け付ける(S
11がY)と、まず、ターレット15の機械的な位置決
めを解除する(ステップS12)。つまり、CUP55
は、位置決め駆動モータ64の回転軸64aをモータ本
体側に引き込む方向に移動させる。その結果、係合部材
65がV溝67から離れた位置に移動し(図7(a))、タ
ーレット15の機械的な位置決めが解除される。
【0050】次に、CPU55は、ステップS11で受
け付けた対物レンズ25の切り換え指示に基づいて、タ
ーレット15(ターレット駆動モータ12)を目標位置
に向けて回転開始させる(ステップS13)。このとき既
に、ターレット15の機械的な位置決めは解除されてい
るため、係合部材65とV溝67との接触による振動が
生じることはない。
【0051】また、CPU55は、ターレット15の回
転を開始させると、回転量検出装置12bからの回転量
検出信号(パルス数)の監視を開始する(ステップS1
4)。そして、回転量検出信号が所定値に達すると(S1
4がY)、ターレット15の停止処理(ステップS15〜
S19)を行う。ここで、ステップS14の判定基準で
ある所定値とは、(1)対物レンズ25の切り換え指示を
受け付けた時点でのターレット15の現在位置(番地検
出装置42a〜42cからの番地検出信号)と、(2)対
物レンズ25の切り換え指示に含まれる目標位置(切り
換え先の番地情報)と、(3)ターレット駆動モータ12
にブレーキをかけてから完全に停止するまでの回転量と
に基づいて、計算された値である。
【0052】CPU55は、ステップS14において、
上記(1)〜(3)に基づいて計算された所定値と、回転量
検出装置12bからの回転量検出信号(パルス数)との比
較を行い、回転量検出信号が所定値に達すると(S14
がY)、ターレット15の停止処理(ステップS15〜S
19)に進む。すなわち、CPU55は、ターレット駆
動モータ12の回転にブレーキを掛けさせる(ステップ
S15)。これにより、ターレット15は減速状態とな
る。次いで、CPU55は、回転量検出装置12bから
の回転量検出信号に基づいて、ターレット15(ターレ
ット駆動モータ12)が完全に停止したか否かを判定し
(ステップS16)、完全に停止するまで待機する。
【0053】そして、ターレット15が完全に停止する
と(S16がY)、CPU55は、ターレット駆動モータ
12の出力をフリー状態(オープン)にしてからステップ
S17に進み、位置決め駆動モータ64の回転軸64a
を繰り出す方向に移動開始させる。これにより、係合部
材65がターレット15のV溝67に近づく方向に移動
開始し、最終的には、係合部材65の先端面がV溝67
に嵌合した状態(図7(b))となる。
【0054】次に、CPU55は、停止位置検出装置4
1からの停止位置検出信号に基づいて、ターレット15
の停止位置が正しいか否かを判定し(ステップS18)、
正しい場合(S18がY)には、ステップS11に戻る。
また、ターレット15の停止位置が正しくない場合(S
18がN)は、ステップS19にてエラー処理を行った
後、ステップS11に戻る。
【0055】このように、第2実施形態の電動レボルバ
装置60では、ターレット15の回転期間(図8のS1
3以降、S16がYとなるまでの期間)の全体におい
て、係合部材65を「V溝67から離れた位置」に保つ
ため、次の効果を奏する。第1に、対物レンズ25を切
り換える際の係合部材65とV溝67との接触を回避で
き、機械的な位置決め機構(63)における摩耗を確実に
抑えることができる。したがって、V溝67およびレー
ルの摩耗が全くなく、対物レンズ25を切り換える際の
位置決め精度を長期にわたって高く維持できる。また、
摩耗粉である金属粉塵の発生も少なくでき、金属粉塵に
よる試料の汚染も防止できる。
【0056】第2に、1つ以上の対物レンズ25を飛ば
して切り換える場合に、係合部材65がV溝67から離
れた状態で、1つ以上のV溝67を通過するため、大き
な振動が発生することは全くない。したがって、例えば
倒立顕微鏡20にマイクロマニピュレータを組み込んだ
場合、電動レボルバ装置60を用いて対物レンズ25を
切り換えても、マイクロピペットの先端が操作対象の細
胞から外れるといった不具合は生じない。
【0057】また、第2実施形態の電動レボルバ装置6
0では、ターレット15の停止期間(図8のS17→S
18→S11→S12の期間)のうち、一部(S17→
S18→S11)において、係合部材65をV溝67を
係合する位置に保つため、ターレット15を機械的に位
置決めすることができる。その結果、ターレット15に
装着された複数の対物レンズ25のうち何れか1つを観
察光路20aに正確に配置することができる。
【0058】さらに、第2実施形態の電動レボルバ装置
60では、ターレット15の回転開始(S13)より前
(S12)にターレット15の機械的な位置決めを予め解
除しておき、この解除状態をターレット15が目標位置
に到達した後まで維持するため、対物レンズ25の切り
換え動作を円滑に開始させることができる。また、第2
実施形態の電動レボルバ装置60では、ターレット15
の回転が停止した後(S17)で、ターレット15を機械
的に位置決めするため、機械的な位置決め機構(63)の
係合部材65が目標位置のV溝67に落ち込むときの振
動を非常に小さくでき、対物レンズ25の切り換え動作
を円滑に終了させることができる。
【0059】なお、上記した実施形態では、電動レボル
バ装置10,60を倒立顕微鏡20に組み込む例を説明
したが、本発明の電動レボルバ装置は、倒立顕微鏡に限
らず、他の光学顕微鏡に組み込むこともできる。本発明
の電動レボルバ装置では、摩耗粉である金属粉塵がほと
んど発生しないため、これを組み込んだ半導体検査分野
の光学顕微鏡において、検査試料の汚染を低減すること
ができる。
【0060】また、上記した実施形態では、複数の対物
レンズ25を光路に切り換えて配置する電動レボルバ装
置の例を説明したが、本発明は、対物レンズ以外の光学
素子(コンデンサレンズやフィルタなど)を光路に切り
換えて配置する電動式の光学素子切換装置にも適用でき
る。さらに、上記した実施形態では、位置決め駆動モー
タ(34,64)をリニアステッピングモータで構成した
が、これに代えてDCモータおよび偏心カムからなる構
成を用いることもできる。また、光学素子切換装置(1
0,60)を制御する制御装置(24)が外付けにされた例
を説明したが、制御装置(24)は内蔵型にしても良い。
【0061】また、上記した実施形態では、ターレット
15側に位置決め用の凹部(V溝17,67)を設け、
位置決め駆動モータ(34,64)側に位置決め用の凸部
(剛球33または係合部材65)を設けたが、本発明は
これに限定されない。例えば、ターレット15側に凸部
を設け、位置決め駆動モータ(34,64)側に凹部を設
けても良い。さらに、ターレットの機械的な位置決め機
構としては、凹部と凸部との組み合わせに限らず、磁石
を用いることもできる。
【0062】さらに、上記した実施形態では、回転式の
ターレットを例に説明したが、スライダー式のものにも
適用可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つ以上の光学素子を飛ばして切り換える場合でも確実
に振動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の電動レボルバ装置10を組み込
んだ倒立顕微鏡20の全体構成を示す図である。
【図2】第1実施形態の電動レボルバ装置10を下方か
ら見た図である。
【図3】電動レボルバ装置10の一部分(位置決め部1
3)を側方から見た図である。
【図4】電動レボルバ装置10に接続された制御装置2
4の構成を示すブロック図である。
【図5】電動レボルバ装置10における対物レンズ25
の切り換え動作の手順を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態の電動レボルバ装置60を下方か
ら見た図である。
【図7】電動レボルバ装置60の位置決め部63を拡大
して見た図である。
【図8】電動レボルバ装置60における対物レンズ25
の切り換え動作の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,60 電動レボルバ装置 11 取付部材 12 ターレット駆動モータ 13,63 位置決め部 14 センサ部 15 ターレット 16 レール 17,67 V溝 20 倒立顕微鏡 21 ステージ 22 透過照明装置 23 接眼レンズ 24 制御装置 25 対物レンズ 32 板ばね 33 剛球 34,64 位置決め駆動モータ 65 係合部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学装置の光路に対し、複数の光学素子
    を切り換えて配置する光学素子切換装置において、 前記複数の光学素子を保持すると共に、前記光路に交差
    する方向に移動可能であり、位置決めに用いられる位置
    決め部を有する第1部材と、 前記第1部材の前記位置決め部に係合可能な係合部を有
    し、該係合部が前記位置決め部に係合する位置と前記位
    置決め部から離れた位置との間で移動可能な第2部材
    と、 前記第1部材を駆動する第1駆動手段と、 前記第2部材を駆動する第2駆動手段と、 前記光学素子の切り換え指示を受け付ける受付手段と、 前記切り換え指示に基づいて前記第1駆動手段を制御
    し、前記第1部材を現在位置から目標位置まで移動させ
    ると共に、該目標位置に前記第1部材を停止させる切換
    制御手段と、 前記第2駆動手段を制御し、前記第1部材の停止期間の
    うち少なくとも一部において前記第2部材を前記係合す
    る位置に保って前記第1部材を位置決めすると共に、前
    記第1部材の移動期間のうち少なくとも移動開始の直後
    から移動終了の直前までの期間にわたって継続的に前記
    第2部材を前記離れた位置に保つ位置決め制御手段とを
    備えたことを特徴とする光学素子切換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学素子切換装置にお
    いて、 前記第1部材の前記位置決め部は、凹部であり、 前記第2部材の前記係合部は、前記凹部に係合可能な凸
    部であることを特徴とする光学素子切換装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光学素子切換装置にお
    いて、 前記位置決め制御手段は、前記切り換え指示に基づい
    て、前記第1部材の移動開始前に前記第2駆動手段を制
    御し、前記第2部材を前記係合する位置から前記離れた
    位置まで移動させ、少なくとも前記第1部材の移動終了
    の直前まで前記第2部材を前記離れた位置に保つことを
    特徴とする光学素子切換装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の光学素
    子切換装置において、 前記位置決め制御手段は、前記第1部材の移動終了後に
    前記第2駆動手段を制御し、前記第2部材を前記離れた
    位置から前記係合する位置まで移動させ、前記第1部材
    を位置決めすることを特徴とする光学素子切換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4の何れか1項に記
    載の光学素子切換装置を備えた光学顕微鏡であって、 前記光学素子切換装置は、当該光学顕微鏡の観察光路に
    対し、複数の対物レンズを切り換えて配置する電動レボ
    ルバ装置として用いられることを特徴とする光学顕微
    鏡。
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