JP4071882B2 - 顕微鏡システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンプル保護対策を図った顕微鏡システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、顕微鏡によりサンプルを観察するには、まず、サンプルを顕微鏡ステージに載置し、接眼レンズやTVモニタを見ながら対物レンズとサンプルの相対位置を調整してピント合わせを行ない、次いで、ステージを光軸と直交する水平方向に移動しながら観察したいサンプル位置が視野やTVモニタに入るように調整し、さらにステージやサンプルの傾きによりピントがずれた場合は、再度対物レンズとサンプルの相対位置を調整したのちサンプル観察を行なうようになる。
【0003】
ところで、このようなサンプル観察の際の対物レンズとサンプルとの相対距離は、対物レンズの作動距離(以下、WDと称する。)によって決定されるが、このWDは、一般に高解像で拡大観察するほど短くなる傾向があり、例えば、100倍程度の高倍観察におけるWDは、0.2mm以下となる場合がある。
【0004】
このため、このような高倍観察では、上述した対物レンズとサンプルの相対位置を調整してピント合わせの際に、操作をわずかでも誤ると、サンプルと対物レンズが接触したり、また、サンプルに0.2mm以上の大きな傾きや凹凸があると、ステージを水平方向に移動するだけでサンプルと対物レンズが接触する可能性がある。また、サンプルと対物レンズの接触は、対物レンズにおけるWDや焦点距離の違いや焦点深度により対物レンズの交換時にも生じることがある。
【0005】
そして、このようなサンプルと対物レンズの接触が生じると、サンプルが半導体ウェハのように薄いものであれば、完全に破損して廃棄処分になったり、破損まで達しない場合でも微細なパターンが破損することで、後工程において、その部分の除去、あるいは歩留まりが低下するなど、廃棄するウェハだけでなく、その処理に要する時間を考慮すると多大な損失を招くことになる。
【0006】
そこで、従来、このようなサンプルと対物レンズの接触を回避するため、特開昭59−66234号公報に開示されるようにステージと対物レンズの相対距離が所定の距離以下に接近しないようにしたり、対物レンズ交換時には、ステージを安全な位置まで自動的に待避させるようにしたものが考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような対策を講じても、完全なサンプル保護をするには、以下述べるような問題があった。
【0008】
図11(a)(b)は、サンプルSに凹凸のような高低差がある場合で、このような高低差を有するサンプルSの観察を行なうシステムのモデルを示すもので、同図において、サンプルSの高低部分の低い部分を(ア)、高い部分を(イ)とすると、いま、同図(a)に示すように、低い部分(ア)のサンプル位置でステージ上限Aを設定すると、サンプルSの高い部分(イ)を観察しようとしてサンプルSを水平方向に移動すると、対物レンズOBがサンプルSの高い部分(イ)で接触してしまう。
【0009】
また、これを回避するため、同図(b)に示すように、高い部分(イ)のサンプル位置でステージ上限Bを設定すると、サンプルSの低い部分(ア)を観察しようとすると、低い部分(ア)のピント位置Fに対して対物レンズOBは、さらに上方に位置されるため、サンプル観察ができないことになる。
【0010】
また、サンプルSの厚みが変化した場合も同様の結果となる。このことから、上限位置を設定する方法では、完全にサンプル保護を行なおうとすると、サンプル位置によって観察できない状態になったり、上限位置の設定場所を誤ると、サンプルS自身を破損したりすることになる。
【0011】
一方、図12は、ステージ待避を行なうシステムのモデルを示すもので、対物レンズOBでサンプルSの位置(ア)を観察している状態から、ステージ待避動作を伴って異なる焦点距離や焦点深度を持つ対物レンズOB’に交換すると、対物レンズ交換時に、ステージ位置(イ)まで待避させただけでは、交換中においては、サンプルSと対物レンズOB’との接触は回避できるが、再びステージとともにサンプルSを位置(ア)まで戻すと、対物レンズOB’がサンプルSに接触してしまう。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、確実なサンプル保護を実現できる顕微鏡システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、サンプルを載置するステージと対物レンズとの光軸方向の相対距離を変化させる駆動手段と、前記光軸上の対物レンズの交換を行うレボルバと、前記対物レンズの外周に取付けられる支持体と、前記対物レンズの先端部付近で前記支持体に設けられ、前記サンプルに対する接触または所定距離まで接近した状態を検知して検知信号を出力する状態検知手段と、前記支持体の前記レボルバに対する当接部に設けられる第1の端子と、前記レボルバに設けられ、前記レボルバに対して前記対物レンズが取付けられた状態で前記第1の端子と接触するとともに、前記対物レンズの光軸を中心として円環状に形成される第2の端子と、前記状態検知手段からの前記検知信号に基づいて、前記駆動手段又は前記レボルバの動作を制御する制御手段と、を有し、前記レボルバは、前記対物レンズを保持するとともに前記光軸上で前記対物レンズを選択配置する回転部と、前記回転部を回転可能に保持する固定部と、前記第2の端子に電気的に接続され、前記回転部に設けられる第3の端子と、前記固定部に設けられ、前記回転部が回転しても常に前記第3の端子に接触するように設けられる第4の端子と、を備え、 前記状態検知手段は、前記第1乃至第4の端子を通して前記制御手段に電気的に接続されていることを特徴としている。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記支持体は、前記対物レンズの枠部に固定可能な固定手段と、前記対物レンズの先端周囲に沿って配置される環状の支持部とを有し、前記支持部に複数の前記状態検知手段を保持することを特徴としている。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明におい、前記支持体は、前記対物レンズの先端部で前記光軸に対して所定の角度をもって形成された傾斜面を有し、前記状態検知手段は、前記傾斜面に沿って設けられることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明におい、前記支持体は、前記第1の端子を前記第2の端子に対して突出するように付勢する付勢手段をさらに有することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記支持体は、前記対物レンズの枠体と一体に形成されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記状態検知手段が前記サンプルと前記対物レンズとの接触を検知した場合、前記対物レンズ交換手段に対して接触前の回転方向と逆方向に回転させる制御を行うことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記状態検知手段が前記サンプルと前記対物レンズとの接触を検知した場合、前記駆動手段に対して前記サンプルと前記対物レンズとの相対距離を大きくするように退避移動させる制御を行うことを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ステージは、前記対物レンズの光軸と直交する平面内で前記サンプルを移動させる移動手段を有し、前記制御手段は、前記状態検知手段が前記サンプルと前記対物レンズとの接触を検知した場合、前記移動手段に対して接触前の移動方向と逆方向に退避移動させる制御を行うことを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記サンプルに対して合焦検出信号を演算し、この合焦検出信号に基づいて前記サンプルに対する自動合焦動作を行うオートフォーカス手段を有し、前記自動合焦動作中に前記検知信号に基づいて前記サンプルに対する接触または所定距離まで接近した状態を検知した場合、前記駆動手段の駆動速度を粗動から微動に切換えることを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記状態検知手段の感度を調整する感度調整機構をさらに有することを特徴としている。
請求項11記載の発明は、サンプルを載置するステージと対物レンズとの光軸方向の相対距離を変化させる駆動手段と、前記光軸上の対物レンズの交換を行うレボルバと、前記対物レンズの枠体の先端部に一体に設けられ、前記サンプルに対する接触または所定距離まで接近した状態を検知して検知信号を出力する状態検知手段と、前記枠体の前記レボルバに対する当接部に設けられる第1の端子と、前記レボルバに設けられ、前記レボルバに対して前記対物レンズが取付けられた状態で前記第1の端子と接触するとともに、前記対物レンズの光軸を中心として円環状に形成される第2の端子と前記状態検知手段からの前記検知信号に基づいて前記駆動手段又は前記レボルバの動作を制御する制御手段と、を有し、前記レボルバは、前記対物レンズを保持するとともに前記光軸上で前記対物レンズを選択配置する回転部と、前記回転部を回転可能に保持する固定部と、前記第2の端子に電気的に接続され、前記回転部に設けられる第3の端子と、前記固定部に設けられ、前記回転部が回転しても常に前記第3の端子に接触するように設けられる第4の端子と、を備え、前記状態検知手段は、前記第1乃至第4の端子を通して前記制御手段に電気的に接続されていることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明が適用される顕微鏡システムの概略構成を示している。
【0021】
図において、1は顕微鏡本体で、この顕微鏡本体1には、被写体であるサンプルSを載置するステージ2を設けている。このステージ2は、顕微鏡本体1に内蔵されたステージモータ3により光軸方向に沿って上下動可能になっているとともに、ステージXYハンドル4の操作により光軸と直交する水平方向にXY駆動可能になっている。
【0022】
顕微鏡本体1には、ステージ2に対向してレボルバ5を設けている。このレボルバ5は、詳細は後述するが、複数の対物レンズ6を有するもので、レボルバ5に内蔵されたレボルバモータ7により所望する対物レンズ6を光軸上に挿入させるようにしている。
【0023】
この場合、レボルバ5により光軸上に挿入される対物レンズ6は、光源8からの照明光が開口絞り9、視野絞り10、コーナキューブ11を介して入射されると、この照明光をステージ2上のサンプルSに照射するとともに、サンプルSからの反射光をコーナキューブ11を介して接眼レンズ12に投影し検鏡者によるサンプルSの観察を可能にしている。
【0024】
レボルバ5上の各対物レンズ6の先端部には、状態検知手段として触覚センサ13を設けている。この触覚センサ13は、サンプルSとの僅かな接触状態を検知するもので、ここでは、ピエゾ圧電素子を使用している。
【0025】
図2(a)は、触覚センサ13を対物レンズ6へ取付けるためのセンサ支持体14の概略構成を示している。この場合、センサ支持体14は、対物レンズ6の形状・長さに対応した大きさをなすもので、基端部に環状の固定部14aを有し、この環状の固定部14a中に対物レンズ6を挿入した状態で、固定ネジ15により対物レンズ6に固定可能にしている。この時、センサ支持体14の当接面14cは、対物レンズ6の胴付面6bと同じかそれよりも下に位置している。また、先端部に対物レンズ6の先端周囲に沿って配置される環状のセンサ支持部14bを有し、この環状のセンサ支持部14bに沿って複数の触覚センサ13を接着剤などにより傾斜させて取付けている。この場合、各触覚センサ13は、それぞれの先端が対物レンズ6の先端面6cよりもWDが許す範囲で突出している。
【0026】
そして、センサ支持部14bに沿って複数個配置された触覚センサ13は、それぞれリード線13aを介して接触子16に接続している。これら接触子16は、レボルバ5に対応するセンサ支持体14の当接面14cにバネ17を介在させて配置したもので、その先端を対物レンズ6の胴付面6bより僅かに突出するようにしている。一方、レボルバ5側のセンサ支持体14に対応する当接面5aには、接触子16が接触される複数の接触片18を配置している。これら接触片18は、図2(b)に示すようにリング状をなすとともに、同心円状に配置されたもので、センサ支持体14を装着した対物レンズ6の取付けネジ部6aをレボルバ5の取付け穴5bにねじ込んだ状態(図2(c))で、センサ支持体14側の接触子16がリング状の接触片18に接触可能になっている。
【0027】
そして、レボルバ5側の接触片18は、リード線19を介してオアゲート20に入力され、さらに、図1に示すCPU21に入力される。
【0028】
図3は、このようなレボルバ5の概略構成を概略構成を示している。
【0029】
この場合、レボルバ5は、固定部501と回転部502を有するもので、固定部501の中央部に突起501aが形成され、回転部502の回転中心に中心穴502aが形成されている。また、回転部502は、中心穴502aの周囲に沿って複数の取付け穴5bを形成し、これら取付け穴5bにセンサ支持体14を装着した対物レンズ6を取付けるとともに、各取付け穴5b周囲にそれぞれリング状の接触片18を配置し、これら接触片18を回転部502の中心穴502a側面に配置した接触子22より固定部501の突起501a側面に配置した接触子23を介して固定部501側のリード線19に電気的に接続するようにしている。さらに、回転部502は、外周部に歯車502bを有し、固定部501に設けられるレボルバモータ7の回転軸7aの歯車7bと噛み合わせることで、レボルバモータ7により電動駆動可能として、所望する取付け穴5bの対物レンズ6を観察光軸上に位置させることができるようになっている。
【0030】
図1に戻って、CPU21は、オアゲート20を介して入力される触覚センサ13からの検知信号により、対物レンズ6がサンプルSと接触したかを検出するとともに、これらの検知信号に応じてステージモータ3およびレボルバモータ7の駆動を制御するようにしている。
【0031】
また、CPU21には、操作ユニット24を接続している。この操作ユニット24は、図4に示すようにピント合わせのためステージモータ3によりステージ2を光軸方向に移動させるための焦準ハンドル24a、対物レンズ切換えのためレボルバモータ7を駆動させるための対物切換え用スイッチ24b、オートフォーカス動作を行うためのAFスイッチ24cおよびSEACHスイッチ24d、観察中の顕微鏡異常を警告する警告用ランプ24eなどを有するものである。
【0032】
次に、以上のように構成した実施の形態の動作を説明する。
【0033】
この場合、このような顕微鏡システムでは、サンプルSが触覚センサ13に接触するケースとして対物レンズ交換中とそれ以外が考えられるので、これらを分けて説明する。
【0034】
まず、レボルバ5を回転させて対物レンズ6の交換を行なっている際に、サンプルSが触覚センサ13の下方向または横方向から接触し、対物レンズ6との接触を検知すると、触覚センサ13からの検知信号は、リード線13aを介して接触子16よりレボルバ5側の接触片18に送られ、さらにリード線19を介してCPU21に入力される。
【0035】
すると、CPU21は、変換中の対物レンズ6の触覚センサ13がサンプルSと接触したかを検出するとともに、レボルバモータ7によりレボルバ5の回転方向を逆転させて、サンプルSとの接触状態を解除し、その後、レボルバモータ7を停止して対物レンズ交換動作を中止させる。
【0036】
また、CPU21は、ステージモータ3を駆動して、ステージ2を対物レンズ6より遠ざける方向に移動させ、同時に、操作ユニット24の警告用ランプ24eを点灯するとともに、図示しない警告用ブザーを鳴して、検鏡者にその旨を報知する。
【0037】
次に、サンプルSの観察のためステージ2の移動やオートフォーカスなどの対物レンズ交換以外の時に、サンプルSが触覚センサ13に接触し、対物レンズ6との接触を検知すると、この場合も、触覚センサ13からの検知信号は、リード線13aを介して接触子16よりレボルバ5側の接触片18に送られ、さらにリード線19を介してCPU21に入力される。
【0038】
すると、CPU21は、ステージモータ3の駆動を制御し、サンプルSが対物レンズ6に近づく方向のステージ2の移動を規制し、同時に、操作ユニット24の警告用ランプ24eを点灯するとともに、図示しない警告用ブザーを鳴して、検鏡者にその旨を報知する。
【0039】
次に、オートフォーカスの場合で、ステージ2の上下動によりサンプルSを補足するまでに、サンプルSが対物レンズ6に接触することがある場合を図5に従い説明する。
【0040】
まず、ステップ501で、オートフォーカスを開始すると、ステップ502で、サンプルSをサーチするためにステージ2を上昇させる。このステージ2の上昇によりステップ503で、サンプルSを補足すると、ステップ504に進み、ピントの合わせ込み、いわゆるファインモードの制御に移行する。
【0041】
一方、ステップ503で、サンプルSが補足されなければ、ステップ505で、ステージ2がサンプルSのサーチ範囲の上限位置に達したかを判断し、上限位置に達していなければ、ステップ506で、触覚センサ13からの検知信号の有無を判断する。
【0042】
ここで、サンプルSが触覚センサ13に接触し、対物レンズ6との接触を検知すると、ステップ507で、CPU21は、ステージモータ3を反転駆動し、対物レンズ6よりサンプルSを遠ざける方向にステージ2を下降動作させ、再度サンプルSをサーチする。そして、このステージ2の下降によりステップ508で、サンプルSを補足すると、ステップ504のファインモードの制御に移行する。
【0043】
一方、ステージ2の上昇中に、ステップ506で、触覚センサ13からの検知信号が検出されなければ、ステップ503に戻って、サンプルSの補足を検知しながら、ステップ505で、ステージ2の上限位置を検出し、ここで、上限位置を検出すると、ステップ507に進んで、ステージ2を下降動作させ、再度サンプルSをサーチする。そして、このステージ2の下降により、ステップ508で、サンプルSを補足すると、ステップ504のファインモードの制御に移行する。
【0044】
一方、ステップ508で、サンプルSを補足できない場合は、ステップ509でエラー処理する。
【0045】
従って、このようにすれば、対物レンズ交換中やオートフォーカスなどの、あらゆる状況下においても、サンプルSにダメージを与えるような対物レンズ6とサンプルSの強い接触を皆無にできるので、サンプルSの破損を確実に防止できる。また、対物レンズ6とサンプルSの強い接触を回避できることから、サンプルSの破損を恐れて、ステージ2の操作速度を低速度で行うようなこともなくなり、検鏡作業の効率を飛躍的に高めることができる。さらに、サンプルSの歩留まりの向上といった生産性を高めることも可能になる。
【0046】
また、対物レンズ6に装着されるセンサ支持体14のセンサ支持部14bに取付けられる触覚センサ13は、傾斜して設けられているので、図6に示すようにサンプルSの高さが(ア)から(イ)に変化するようなものの場合、サンプルSが触覚センサ13の下方向から接触する場合は勿論、ステージ2の図示矢印の水平方向の移動によりサンプルSが触覚センサ13の横方向から接触する場合も検知が可能となり、精度の高い接触検出を行うことができる。
【0047】
なお、上述した第1の実施の形態では、センサ支持体14を対物レンズ6に装着した後、レボルバ5の取付け穴5bにねじ込むことで、触覚センサ13をCPU21と電気的に接続するようにしたが、レボルバ5の取付け穴5bに予め装着されている対物レンズ6に対して触覚センサ13を固定ネジなどにより取付け、これら触覚センサ13をCPU21に電気的に接続するような構成とすることもできる。
【0048】
また、センサ支持体14の長さ寸法を、短めの対物レンズ6の長さに合わせるとともに、センサ支持体14の当接面14cに設けられた接触子16のバネ17による可動範囲を大きくするような構成にすれば、接触子16の先端が対物レンズ6の胴付面6bより突出する範囲ならば、対物レンズ6の種類により長さが大きなものであっても対応することができる。
【0049】
さらに、触覚センサ13の感度を調整する機構を設ければ、サンプルSの種類や対物レンズ6のWDに併せてサンプルSの保護レベルを微調整するようにもできる。
【0050】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、対物レンズ6にそれぞれ状態検知手段としての触覚センサ13を取付けるようにしたが、この第2の実施の形態では、レボルバ5側に触覚センサ13を設け、各対物レンズ6に対して共用化を図るようにしている。
【0051】
この第2の実施の形態に適用される顕微鏡システムの構成は、第1の実施の形態とほぼ同様であるため、図7に第2の実施の形態の要部であるレボルバ部分のみを示している。なお、図7は、図3と同一部分には、同符号を付している。
【0052】
この場合、レボルバ5の固定部501および回転部502の回転中心に貫通穴503を形成し、この貫通穴503に中空のセンサ支持腕31を貫通して配置している。
【0053】
センサ支持腕31は、基端部に折曲げ部31aを有し、この折曲げ部31aにネジ部を有する位置調整軸32を設けている。この位置調整軸32は、固定部501に固定したセンサ位置調整モータ33の回転軸33aを直結していて、センサ位置調整モータ33の回転により位置調整軸32を回転させることで、センサ支持腕31を上下動可能にしている。また、センサ支持腕31の先端部には、光軸上に位置される対物レンズ6の先端周囲に沿って配置される環状のセンサ支持部31bを設けていて、このセンサ支持部31bに沿って複数の触覚センサ13を接着剤などにより傾斜させて取付けている。これら触覚センサ13のリード線13aは、センサ支持腕31の中空部を介して図1に示すCPU21に接続している。
【0054】
このような構成において、光軸上に位置される対物レンズ6を交換する場合、レボルバ5の回転部502を回転させる前に、センサ位置調整モータ33により位置調整軸32を回転させてセンサ支持腕31を下方向に移動し、センサ支持腕31先端のセンサ支持部31bが対物レンズ6に接触しない位置まで移動させる。
【0055】
そして、レボルバ5の回転部502を回転させて光軸上の対物レンズ6の交換を終了すると、今度は、センサ位置調整モータ33により位置調整軸32を回転させつつ、この時の対物レンズ6の長さに合わせてセンサ支持腕31を上方向に移動し、センサ支持部31bに取付けた触覚センサ13が、対物レンズ6の先端周囲に沿って配置されるようにする。この場合、それぞれの触覚センサ13は、各先端が対物レンズ6の先端面6cよりもWDが許す範囲で突出するまで位置調整される。
【0056】
そして、この状態から、上述したような検鏡動作が行われるが、ここでのサンプルSが触覚センサ13に接触した場合の動作は、第1の実施の形態で述べたのと同様である。
【0057】
従って、このようにしても、サンプルSにダメージを与えるような対物レンズ6とサンプルSの接触を確実に防止でき、上述した第1の実施の形態と同様な効果を期待できる。
【0058】
また、サンプルSと対物レンズ6の接触を検知するための触覚センサ13をレボルバ5側に設け、各対物レンズ6に対して共用化を図るようにしているので、各対物レンズ6ごとに触覚センサ13を取付ける場合と比べて触覚センサ13の必要個数を減らすことができ、価格的に安価にできる。
【0059】
なお、各対物レンズ6ごとのセンサ支持腕31の位置調整は、例えば検鏡者が予め光路中に対物レンズ6を挿入しながら、各対物レンズ6の長さごとに対応したセンサ位置を設定しておき、それぞれのセンサ位置設定後は、対物レンズ6が光軸中に挿入されると、自動的にセンサ位置を変更する制御方式や、センサ支持腕31(またはレボルバ自体)に対物レンズ6の種類を自動的に読み取る種類判定手段34を設け、対物レンズ6の種類から対物レンズ6の長さに応じてセンサ位置を自動的に調整するようにしてもよい。
【0060】
また、対物レンズ6の交換の際にステージ待避動作を併用したり、または、WDが短い対物レンズの交換で、センサ支持腕31の光軸方向の位置を下げることができないような場合にのみステージ待避動作を実行させるようにすれば、サンプルSに対してさらに安全な動作を期待できる。
【0061】
さらに、本実施の形態では、装着している対物レンズのセンサ出力をオアゲートを介して取り出しているが、光路中の対物レンズのセンサ出力のみを抽出する構成にしてもよい。
【0062】
(第3の実施の形態)
第1および第2の実施の形態では、状態検知手段として触覚センサ13を用いたが、この第3の実施の形態では、触覚センサ13に代わって近接センサを用いている。
【0063】
図8(a)(b)は、第3の実施の形態の要部の概略構成を示すもので、図2および図7と同一部分には、同符号を付している。
【0064】
この場合、図8(a)は、図2で述べたセンサ支持体14のセンサ支持部14bに複数の近接センサ41を取付けた例で、また、図8(b)は、図7で述べたセンサ支持腕31のセンサ支持部31bに複数の近接センサ41を取付けた例である。この場合、近接センサ41の先端は、対物レンズ6の先端面6cと同一面か、それより僅かに上方に位置している。なお、ここでの近接センサ41には、例えば静電容量型のものが用いられる。
【0065】
このような構成とすれば、近接センサ41に対してサンプルSが下方向または横方向から接近すると、近接センサ41との間の静電容量が、これら近接センサ41とサンプルSとの間の距離により変化していく。そして、この静電容量が、予め設定されている近接センサ41の作動距離、つまり予め設定されている静電容量値に達すると、近接センサ41から検知信号が出力される。これにより、近接センサ41からの検知信号を受け取るCPU21により、対物レンズ6がサンプルSに接触する前に、ステージ待避や対物レンズ交換の中止などの緊急待避動作が実行される。
【0066】
これらの緊急待避動作については、第1および第2の実施の形態で述べたと同様である。
【0067】
従って、このようにすれば、顕微鏡観察における如何なる状況下においても、対物レンズ6がサンプルSに接触するのを確実に防止でき、さらに、上述した第1および第2の実施の形態と同様な効果を期待できる。
【0068】
(第4の実施の形態)
図9は、本発明の第4の実施の形態の要部の概略構成を示すもので、図2と同一部分には、同符号を付している。
【0069】
この場合、対物レンズ6は、外枠6dの先端部に複数の触覚センサ13を一体に設けている。これら触覚センサ13は、リード線13aを介して対物レンズ6の胴付面6bにバネ17を介在して配置された接触子16に接続している。これら接触子16は、対物レンズ6の胴付面6bより僅かに突出するようにしている。そして、対物レンズ6の取付けネジ部6aをレボルバ5の取付け穴5bにねじ込むことにより、対物レンズ6の接触子16がレボルバ5のリング状の接触片18に接触するようにしている。
【0070】
従って、このようにしても、上述した第1の実施の形態と同様な効果を期待でき、さらに対物レンズ6周囲に付加構成が一切存在しないので、システム全体を簡潔化できるとともに、サンプルSの接触に対して、さらに安全に構成できる。
【0071】
なお、上述した各実施の形態において、触覚センサ13や近接センサ41の感度を調整してやれば、サンプルSの種類や対物レンズ6のWDに応じてサンプルSの保護レベルを微調整することができる。
【0072】
また、触覚センサ13および近接センサ41の外形寸法や、近接センサ41の作動範囲が対物レンズ6のWDよりも大きい場合は、例えば、図2で述べたセンサ支持体14のセンサ支持部14bに複数の触覚センサ13(または近接センサ41)を取付けたものでは、図10(a)に示すようにセンサ支持腕31のセンサ支持部31bを対物レンズ6の先端面6cより上方に位置させ、触覚センサ13(または近接センサ41)が適正な位置になるようにすればよく、また、図7で述べたセンサ支持腕31のセンサ支持部31bに複数の触覚センサ13(または近接センサ41)を取付けたものでは、図10(b)に示すようにセンサ支持腕31のセンサ支持部31bを対物レンズ6の先端面6cより上方に位置させ、触覚センサ13(または近接センサ41)が適正な位置になるようにすればよい。
【0073】
さらに、上述した全ての実施の形態では、サンプルSの光軸方向の移動をステージ2の上下動作により行うようにしたが、対物レンズ6を装着するレボルバ5側を上下動させるレボルバ上下方式でも同様な効果を期待できる。
【0074】
さらにまた、上述した各実施の形態では、状態検知手段として、触覚センサ13や近接センサ41を使用する例を述べたが、例えば、特開平8−261915号公報に開示されるようなコルピッツ回路を用いた、大きさが1.5×1.5×0.12mmまたは、0.8×0.8×0.08mmといった微小な触覚センサを用いれば、センサ自体を対物レンズ6に内蔵させるなど、さらに小型化を実現できる。
【0075】
【発明の効果】
以上のべたように、本発明によれば、対物レンズ交換中やオートフォーカスなどの、あらゆる状況下においても、サンプルにダメージを与えるような対物レンズとサンプルの接触を防止できるので、サンプルの破損を確実に防止できる。また、対物レンズとサンプルが接触し、破損してしまうことから回避できるため、サンプルの破損を恐れて、ステージの操作速度を低速度で行うようなこともなくなり、検鏡作業の効率を飛躍的に高めることができ、さらに、サンプルの歩留まりの向上といった生産性を高めることも可能になる。
【0076】
また、対物レンズ交換手段に状態検知手段が設けられるので、状態検知手段の必要個数を最小限にでき、価格的に安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態に用いられる触覚センサを支持するセンサ支持体の概略構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態に用いられるレボルバの概略構成を示す図。
【図4】第1の実施の形態に用いられる操作ユニットの概略構成を示す図。
【図5】第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】第1の実施の形態の動作を説明するための図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の要部であるレボルバ部分の概略構成を示す図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の要部の概略構成を示す図。
【図9】本発明の第4の実施の形態の要部の概略構成を示す図。
【図10】本発明のさらに異なる実施の形態の要部の概略構成を示す図。
【図11】従来の顕微鏡システムの問題点を説明するための図。
【図12】従来の顕微鏡システムの問題点を説明するための図。
【符号の説明】
S…サンプル
1…顕微鏡本体
2…ステージ
3…ステージモータ
4…XYハンドル
5…レボルバ
5a…当接面
5b…取付け穴
501…固定部
501a…突起
502…回転部
502a…中心穴
502b…歯車
503…貫通穴
6…対物レンズ
6a…取付けネジ部
6b…胴付面
6c…先端面
6d…外枠
7…レボルバモータ
7a…回転軸
7b…歯車
8…光源
9…開口絞り
10…視野絞り
11…コーナキューブ
12…接眼レンズ
13…触覚センサ
13a…リード線
14…センサ支持体
14a…固定部
14b…センサ支持部
14c…当接面
15…固定ネジ
16…接触子
17…バネ
18…接触片
19…リード線
20…オアゲート
21…CPU
22.23…接触子
24…操作ユニット
24a…焦準ハンドル
24b…対物切換え用スイッチ
24c…AFスイッチ
24d…SEACHスイッチ
24e…警告用ランプ
31…センサ支持腕
31a…折曲げ部
31b…センサ支持部
32…位置調整軸
33…センサ位置調整モータ
33a…回転軸
34…種類判定手段
41…近接センサ

Claims (11)

  1. サンプルを載置するステージと対物レンズとの光軸方向の相対距離を変化させる駆動手段と、
    前記光軸上の対物レンズの交換を行うレボルバと、
    前記対物レンズの外周に取付けられる支持体と、
    前記対物レンズの先端部付近で前記支持体に設けられ、前記サンプルに対する接触または所定距離まで接近した状態を検知して検知信号を出力する状態検知手段と、
    前記支持体の前記レボルバに対する当接部に設けられる第1の端子と、
    前記レボルバに設けられ、前記レボルバに対して前記対物レンズが取付けられた状態で前記第1の端子と接触するとともに、前記対物レンズの光軸を中心として円環状に形成される第2の端子と、
    前記状態検知手段からの前記検知信号に基づいて、前記駆動手段又は前記レボルバの動作を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記レボルバは、
    前記対物レンズを保持するとともに前記光軸上で前記対物レンズを選択配置する回転部と、
    前記回転部を回転可能に保持する固定部と、
    前記第2の端子に電気的に接続され、前記回転部に設けられる第3の端子と、
    前記固定部に設けられ、前記回転部が回転しても常に前記第3の端子に接触するように設けられる第4の端子と、
    を備え、
    前記状態検知手段は、前記第1乃至第4の端子を通して前記制御手段に電気的に接続されていることを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 前記支持体は、前記対物レンズの枠部に固定可能な固定手段と、前記対物レンズの先端周囲に沿って配置される環状の支持部とを有し、前記支持部に複数の前記状態検知手段を保持することを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  3. 前記支持体は、前記対物レンズの先端部で前記光軸に対して所定の角度をもって形成された傾斜面を有し、前記状態検知手段は、前記傾斜面に沿って設けられることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  4. 前記支持体は、前記第1の端子を前記第2の端子に対して突出するように付勢する付勢手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  5. 前記支持体は、前記対物レンズの枠体と一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  6. 前記制御手段は、前記状態検知手段が前記サンプルと前記対物レンズとの接触を検知した場合、前記レボルバに対して接触前の回転方向と逆方向に回転させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  7. 前記制御手段は、前記状態検知手段が前記サンプルと前記対物レンズとの接触を検知した場合、前記駆動手段に対して前記サンプルと前記対物レンズとの相対距離を大きくするように退避移動させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  8. 前記ステージは、前記対物レンズの光軸と直交する平面内で前記サンプルを移動させる移動手段を有し、前記制御手段は、前記状態検知手段が前記サンプルと前記対物レンズとの接触を検知した場合、前記移動手段に対して接触前の移動方向と逆方向に退避移動させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  9. 前記サンプルに対して合焦検出信号を演算し、この合焦検出信号に基づいて前記サンプルに対する自動合焦動作を行うオートフォーカス手段を有し、
    前記自動合焦動作中に前記検知信号に基づいて前記サンプルに対する接触または所定距離まで接近した状態を検知した場合、前記駆動手段の駆動速度を粗動から微動に切換えることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  10. 前記状態検知手段の感度を調整する感度調整機構をさらに有することを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  11. サンプルを載置するステージと対物レンズとの光軸方向の相対距離を変化させる駆動手段と、
    前記光軸上の対物レンズの交換を行うレボルバと、
    前記対物レンズの枠体の先端部に一体に設けられ、前記サンプルに対する接触または所定距離まで接近した状態を検知して検知信号を出力する状態検知手段と、
    前記枠体の前記レボルバに対する当接部に設けられる第1の端子と、
    前記レボルバに設けられ、前記レボルバに対して前記対物レンズが取付けられた状態で前記第1の端子と接触するとともに、前記対物レンズの光軸を中心として円環状に形成される第2の端子と、
    前記状態検知手段からの前記検知信号に基づいて前記駆動手段又は前記レボルバの動作を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記レボルバは、
    前記対物レンズを保持するとともに前記光軸上で前記対物レンズを選択配置する回転部と、
    前記回転部を回転可能に保持する固定部と、
    前記第2の端子に電気的に接続され、前記回転部に設けられる第3の端子と、
    前記固定部に設けられ、前記回転部が回転しても常に前記第3の端子に接触するように設けられる第4の端子と、
    を備え、
    前記状態検知手段は、前記第1乃至第4の端子を通して前記制御手段に電気的に接続されていることを特徴とする顕微鏡システム。
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