JP2003090174A - 自動貸し金庫設備 - Google Patents
自動貸し金庫設備Info
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- JP2003090174A JP2003090174A JP2001282026A JP2001282026A JP2003090174A JP 2003090174 A JP2003090174 A JP 2003090174A JP 2001282026 A JP2001282026 A JP 2001282026A JP 2001282026 A JP2001282026 A JP 2001282026A JP 2003090174 A JP2003090174 A JP 2003090174A
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Abstract
するときに、人が誤って指を収納箱とガイド部材との間
の隙間に挟むことを防止する。 【手段】シャッター板12を開閉するためのモータ23をシ
ャッター板12の端部下面に設ける一方、モータ23に設け
たローラ25が転動するガイド体26を、開口9の外側の支
持フレーム19に固定する。シャッター板12の下面はフラ
ットのままで突出物はないため、待機状態での収納箱6
を、ガイド部材18の保護リップ18cと部分的に重なる高
さまで上昇させることができる。このため、シャッター
板12が開いた後に収納箱6が上昇しても、ガイド部材18
の保護リップ18cと収納箱6との間に指を挟むことはな
い。
Description
に関するものである。
を多数格納できる棚装置と、人が収納箱に物品の出し入
れを行う作業ブース(出入作業部)と、棚装置と作業ブ
ースとの間に収納箱を搬送する搬送手段とを備えた構成
になっており、使用者が作業ブースで操作機器を操作し
て自分用の収納箱を呼び出し、物品の出し入れが済んだ
ら収納箱は棚装置に戻るようになっている。
る開口が空いたテーブル板が配置されており、開口はシ
ャッター板で開閉される。このシャッター板の従来の開
閉機構を図8及び図9で示している。
のIX−IX視断面図であり、テーブル板Aの下面に沿っ
て、シャッター板Bの前後側縁が嵌まるガイド溝C1を
有する前後一対のガイド部材Cが延びており、シャッタ
ー板Bの下面にその全長にわたって延びるラックDを固
定する一方、テーブル板Aの下方のうち開口Eの外側に
配置したフレームEにモータFを固定し、このモータF
に、前記ラックDに噛み合うピニオンギアGを取り付け
ている。
出す操作を行うと、収納箱Hは、図9に実線で示すよう
に、シャッター板Bが閉じた状態でその下方まで上昇し
て待機する。そして、ピニオンギアGの回転によってシ
ャッター板Bが開き切ると、収納箱Hは更に上昇し、こ
れにより、使用者は収納箱Hの蓋を開けて物品の開閉を
行うことができる。
き出すことができないように側面にはストッパーH1を
設けており、収納箱Hを開口に嵌め入れたままで使用者
は蓋を開けて物品の出し入れを行う。
下面にラックDを固定していたため、収納箱Hを待機位
置に上昇させるにおいて、必然的にラックDとの間にあ
る程度の間隔を開けておかねばならない。
にかなり大きな隙間Sが空いており、シャッター板Bが
開いた後に収納箱Hが更に上昇するに際して、この隙間
Sの箇所で人が指をはさむ虞があった(シャッター板B
が開くと収納箱Hが見えるため、使用者は、すぐに蓋を
開閉しようと手を開口Eに差し込む虞がある)。
物をおいていると、これが開口Eに落下して隙間Sに挟
まる虞もあった。
態での収納箱Hの側面に近接する保護部を形成すれば良
いと考えられるが、収納箱Hの高さ寸法との関係から、
更に上昇させるためには保護部を形成することはできな
いという制約がある。
を課題とするものである。
備は、物品が入る収納箱を多数格納できる棚装置と、人
が収納箱に物品の出し入れを行う出入作業部と、棚装置
と出入作業部との間に収納箱を搬送する搬送手段とを備
えている。
業部には、収納箱が下方から出没し得る開口が開いたテ
ーブル板と、開口縁に沿って配置したガイド体にガイド
されて水平スライドすることによって前記開口を開閉す
るシャッター板と、前記シャッター板をスライドさせる
ための移動機構とを備えており、この移動機構の全体を
シャッター板の下側で且つ前記開口の外側に配置するこ
とにより、シャッター板のうち前記開口を塞ぐ部分の下
面が突起物のないフラットな状態になっている。
前記移動機構は、テーブル板の下方のうち開口の外側に
おいてシャッター板のスライド方向に延びるように配置
したガイド体(又はラック)と、このガイド体の上面に
当接した状態で転動するローラ(又はピニオンギア)
と、このローラを駆動するモータとから成っており、前
記モータをシャッター板のうち開口部を塞ぐ部分から外
れた端部に固定している。
下面は突起物のないフラットな状態になっているため、
収納箱をシャッター板の近くまで上昇させて待機させて
おくにおいて、従来よりも高い高さで待機させることが
できる。
じる隙間をごく小さくすることができるため、シャッタ
ー板を開けてから収納箱が上昇するにおいて使用者が指
を挟んだり、テーブル板上においた小物が隙間に落ち込
んだりすることを防止又は著しく抑制することができ
る。
みでローラにガイド体に強く当接させることができるた
め、ローラとガイド体との摩擦を利用した移動機構であ
っても、シャッター板を的確にスライドさせることがで
きる利点がある。
イミングベルト)のような噛合式の移動機構を採用して
も良い。
用者が操作できる物品自動保管設備)の設置場所は銀行
には限らず、証券会社や郵便局のような他の金融機関、
コンビニエンスストアー、ホテル、各種会館や会場、駅
や空港など、様々な場所に設置できる。
の使用者が使用できる形態をいうもので、予め契約して
使用することには限らず、例えばコインロッカーを使用
するのと同様にその都度料金を支払って使用できるもの
など、様々の使用形態があり得る。
1〜図7)に基づいて説明する。
設備は、外壁2で囲われた格納庫1と、出入作業部の一
例として格納庫1の一端部に接続して設置した作業ブー
ス3とを備えている。作業ブース3は壁4で囲われてお
り、壁4に扉5を設けている。
であり、この図に示すように、格納庫1の内部には、多
数の収納箱6を縦横に整列して格納できる2つの棚装置
7を相対向して配置している。作業ブース3にはテーブ
ル板8を設けており、テーブル板8には、収納箱6が出
没し得る開口(昇降口)9が空いている。
カクレーンと複数のコンベヤ装置で構成された搬送手段
を備えており、収納箱6は、この搬送手段により、図2
で太い実線及び点線の矢印で示す経路でテーブル板8の
開口9まで移送され、逆の経路で棚装置7に戻される。
なお、作業ブース3と格納庫1とは仕切り壁10で区画
されており、仕切り壁10に点検用扉11を設けてい
る。
斜視図であり、開口9はシャッター板12で塞がれてい
る。本実施形態では使用者はIDカードが発行されるよ
うになっており、作業ブース3には、カード照合機12
を設置している。また、操作手順などを表示するディス
プレイ13も設置している。
設しており、暗唱番号や使用終了の入力はディスプレイ
13に設けたタッチキーを押すことによって行われる
(勿論、別に入力用キーを設けてもよい)。
て収納箱6がテーブル板8の上面近くまで上昇した状態
を示している。収納箱6は、錠15でロックされる跳ね
上げ回動式の扉6aを備えており、キーで解錠してから
蓋6aを開けることによって内容物の出し入れを行え
る。
収納箱6がやや下降してからシャッター板12が閉じ、
次いで、搬送機構によって収納箱6は棚装置7の元の場
所に戻される。
7に基づいて説明する。図4は図3のIV−IV視断面図、
図5は図4の要部拡大図、図6のうち(A)は図5のA
−A視断面図、(B)は図5のB−B視断面図、図7は
図5の一部破断平面図である。
と前後のガイド部材18とで囲われており、ガイド部材
18は支持フレーム19に固定されている。例えば図5
に示すように、左右保護フレーム16,17には、収納
箱6がテーブル板8と同じ高さまで上昇しても収納箱6
の左右ストッパー6bと干渉しないように段部20を形
成している。
等の軽合金の押し出し加工によって製造しており、鉛直
部18aと、開口9に向けて突出した内向き張り出し部
18bとを備えている。内向き張り出し部18bに、シ
ャッター板12がスライド自在に嵌まるガイド溝21を
設け、ガイド溝21には合成樹脂製のレール22を装着
している。
きの保護リップ18cを設けている。この保護リップ1
8cは、待機位置まで上昇した収納箱6の上面によりも
やや下方まで延び、かつ、収納箱6がテーブル板8と同
じ高さまで上昇しても、収納箱6の前後ストッパー6c
と干渉しないように設定している。テーブル板8の縁
は、ガイド部材18の内向き張り出し部18bに固定さ
れている。
置した端部の下面には、移動機構の一環として、回転軸
24が前後方向を向くモータ23を固定し、モータ23
の回転軸にローラ25を固定している。ローラ25の外
周にはゴム等の摩擦材を張っている。他方、支持フレー
ム19には、移動機構の一環として、ローラ25が上方
から当接するガイド体26を固定している。
せると、シャッター板12はガイド部材18にそって水
平スライドし、これにより、シャッター板12で開口9
を開閉することができる。
17を挟んで開口9の反対側に位置した支持フレーム1
9には、ロック手段の一例としての電磁ソレノイド27
と、光透過式(光電式)の開閉検知センサー28とがブ
ラケット29,30を介して固定されている。他方、シ
ャッター板12の端部には、電磁ソレノイド27に対応
したストッパー片31と、開閉検知センサー28に対応
したドグ片32とが固定されている。
ノイド27の鉄心33が突出すると、シャッター板12
は開き移動不能の状態にロックされる。
配置されており、シャッター板12が閉じ切ると、一方
の開閉検知センサー28の透過光がドグ片32で遮られ
ることによってロック状態が検知され、シャッター板1
2が開き切ると、他方の開閉検知センサー28の透過光
がドグ片32で遮られることによって開き状態が検知さ
れる。
して、光透過式のセンサーに代えて接触式のリミットス
イッチを設けてもよい。
出す操作を行うと、収納箱6がリフト34(これは搬送
手段の一部を構成している)まで搬送され、それから、
収納箱6をシャッター板12の下面近傍の待機位置まで
リフト34で上昇させる。
が解除されたのち、モータ23に通電されてシャッター
板12が後退して開口9は全体が空く。すると、リフト
34が更に上昇して、収納箱6はテーブル板8の上面と
同じ高さまで上昇する。これによって物品の出し入れを
行える。物品の出し入れが終了した後は、逆の動きによ
って収納箱6は棚装置7の元の場所に戻る。
いて支持フレーム19に固定したことにより、シャッタ
ー板12の下面はフラットの状態のままであるため、図
6(B)に示すように、待機状態において収納箱6をシ
ャッター板12の下面にごく近接させることができる。
このため、収納箱6は待機状態でガイド部材18の保護
リップ18cの下端よりも上方まで上昇させることがで
きる。
に収納箱6が更に上昇するに際して、収納箱6と保護リ
ップ18cとの間に人が指を挟むような事故を防止でき
る。また、シャッター板12が開いた後に収納箱6と保
護リップ18cとの間の隙間から物が落ちることも、防
止又は著しく抑制することができる。
ができる。例えばシャッター板の移動機構としては、ロ
ーラとガイド体との組み合わせに限らず、従来のように
ピニオンギアとラックとの組み合わせを採用したり、パ
ンタグラフ式の移動機構を採用したり、或いはリニアモ
ータ式の移動機構を採用したりすることも可能である。
収納箱が現れた状態の斜視図である。
視断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】物品が入る収納箱を多数格納できる棚装置
と、人が収納箱に物品の出し入れを行う出入作業部と、
棚装置と出入作業部との間に収納箱を搬送する搬送手段
とを備えており、 前記出入作業部には、収納箱が下方から出没し得る開口
が開いたテーブル板と、開口縁に沿って配置したガイド
体にガイドされて水平スライドすることによって前記開
口を開閉するシャッター板と、前記シャッター板をスラ
イドさせるための移動機構とを備えており、この移動機
構の全体をシャッター板の下側で且つ前記開口の外側に
配置することにより、シャッター板のうち前記開口を塞
ぐ部分の下面が突起物のないフラットな状態になってい
る、自動貸し金庫設備。 - 【請求項2】前記移動機構は、テーブル板の下方のうち
開口の外側においてシャッター板のスライド方向に延び
るように配置したガイド体(又はラック)と、このガイ
ド体の上面に当接した状態で転動するローラ(又はピニ
オンギア)と、このローラを駆動するモータとから成っ
ており、前記モータをシャッター板のうち開口部を塞ぐ
部分から外れた端部に固定している、請求項1に記載し
た自動貸し金庫設備。
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