JP2654853B2 - 立体自動トランクルーム設備 - Google Patents

立体自動トランクルーム設備

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JP2654853B2
JP2654853B2 JP2204086A JP20408690A JP2654853B2 JP 2654853 B2 JP2654853 B2 JP 2654853B2 JP 2204086 A JP2204086 A JP 2204086A JP 20408690 A JP20408690 A JP 20408690A JP 2654853 B2 JP2654853 B2 JP 2654853B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動倉庫を備えた立体自動トランクルーム
設備に関するものである。
従来の技術 上記立体自動トランクルーム設備として実開平1−11
5608号公報に開示された設備が知られている。
すなわち、コンテナから物品の出し入れを行うピッキ
ング室と、複数の棚を有するラック、およびこれらラッ
クの棚とピッキング室とのコンテナの入出庫を行う入出
庫手段(コンテナ入出庫装置、コンテナ搬出入装置)を
有する自動倉庫と、顧客を識別する磁気カードなどによ
り自動倉庫の入出庫手段の動作を制御する制御装置を備
えている。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の立体自動トランクルーム設備では、顧
客がピッキング室でコンテナから物品の出し入れを行っ
ている際、コンテナ搬出入装置が誤って操作され、コン
テナが移動してしまう危険があり、顧客がコンテナ内に
閉じ込められたり、引きずられたりするなどの危険に晒
されるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するものであり、物品の出し
入れ時の顧客の安全を図った立体自動トランクルーム設
備を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明の立体自動トランクル
ーム設備は、コンテナから物品の出し入れを行うピッキ
ング室と、前記コンテナを収納する複数の棚を設けたラ
ックおよびこれらラックの棚と前記ピッキング室とのコ
ンテナの入出庫を行う入出庫手段を有する自動倉庫と、
前記ピッキング室とピッキング室に出庫されたコンテナ
との物品の出し入れを遮断する自動扉と、前記ピッキン
グ室に出庫されたコンテナの扉の開閉状態を検出する検
出手段と、この検出手段が前記コンテナの扉の開状態を
検出しているとき、あるいは前記自動扉が開状態のと
き、前記自動倉庫の入出庫手段の動作をロックする入出
庫手段および自動扉の制御手段を備えたことを特徴とす
るものである。
作用 上記構成により、顧客は、ピッキング室にコンテナが
出庫されると、ピッキング室とピッキング室に出庫され
たコンテナとの物品の出し入れを遮断する自動扉を開
き、さらにコンテナの扉を開き、物品の出し入れを行
う。このとき、検出手段が前記コンテナの扉の開状態を
検出し、また自動扉の開状態が確認されているため、制
御手段によって自動倉庫の入出庫手段の動作がロックさ
れ、誤って入出庫手段が操作されても、顧客がコンテナ
内に出入りしている際の顧客の安全が図れる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例における立体自動トランク
ルーム設備の配置図である。
本発明の立体自動トランクルーム設備は、大きく、自
動倉庫1とコンテナ3から物品の出し入れを行うピッキ
ング室2から構成されている。
自動倉庫1は、コンテナ3を収納する複数の棚4を有
するラック5と、ピッキング室2から物品の出し入れを
行う搬出入位置に設置されたコンテナ3の固定荷受け台
6と、ラック5に沿って自走し、ラック5の棚4および
固定荷受け台6とのコンテナ3の入出庫を行うクレーン
7と、ピッキング室2に設置され、クレーン7と光伝送
装置(図示せず)を介して信号の授受を行い制御する、
マイクロコンピュータからなる制御装置8とから構成さ
れている。また、自動倉庫1には固定荷受け台6に対向
して、自動倉庫1内にコンテナ3を搬出入するために、
自動倉庫1の管理者用の第2の固定荷受け台19を設けて
いる。
コンテナ3は箱形状をしており、コンテナ3には、第
2図の斜視図に示すように、正面に顧客がコンテナ3内
に出入りする開閉式の扉9、正面下部にフォークリフト
による搬出入用の一対のフォークポケット20、側面上部
に換気窓21が設けられ、扉9は施錠する鍵が取付けられ
る構造となっている。
また、ピッキング室2と固定荷受け台6間には、第1
図に示すように、ピッキング室2と固定荷受け台6に出
庫されたコンテナ3との物品の出し入れを遮断する自動
扉10が設置されており、この自動扉10を開状態にしない
と、コンテナ3の扉9を開くことができない構造として
いる。また、ピッキング室2に出庫されたコンテナ3の
扉9の開状態を検出する光電スイッチからなる扉検出装
置12が設けられており、この扉検出装置12の検出信号は
前記制御装置8に入力され、制御装置8は自動扉10の開
閉をも制御している。
また、第1図に示すように、ピッキング室2へ顧客が
出入りする鍵付の玄関扉22が設けられており、顧客は前
もって渡された鍵で解錠して出入りする。さらに自動倉
庫1へコンテナ3を搬出入するフォークリフトが出入り
するために、通常施錠された、シャッタ扉23が設けられ
ている。第1図において、24は扉付の安全柵である。
また、第3図に示すように、制御装置8の表面には、
操作パネル13が設置され、この操作パネル13上に、自動
扉10の開指令スイッチ11、インフォメーションを表示す
る液晶表示装置14、顧客のIDカードを読み取るカードリ
ーダ15、暗唱番号を入力するテンキー16およびコンテナ
3との物品の出し入れ終了を入力する作業完了スイッチ
17が設けられており、これら装置11,14,15,16,17は制御
装置8に接続されている。なお、制御装置8には、IDカ
ードに対応した暗唱番号およびラック5の棚4の番号が
予め記憶され、さらにインフォメーション用の表示内容
が記憶されている。
以下、制御装置8の動作を第4図のフローチャートに
従って説明する。
まず、カードリーダ15よりIDカードのデータが入力さ
れているかを確認し(ステップ−1)、入力されていな
い場合、液晶表示装置14に「IDカードを入力して下さ
い。」の表示内容を出力し(ステップS−2)、入力さ
れると、液晶表示装置14に「暗唱番号を入力して下さ
い。」の表示内容を出力する(ステップ−3)。次に、
テンキー16より暗唱番号が入力されると(ステップ−
4)、カードリーダ15より入力したデータの暗唱番号と
テンキー16より入力した暗唱番号が一致しているかを確
認し(ステップ−5)、一致していないと、液晶表示装
置14に「暗唱番号が間違っています。再入力して下さ
い。」の表示内容を出力し(ステップ−6)、ステップ
−4へ戻る。一致していると、カードリーダ15より入力
したデータにより棚4の番号を検索し(ステップ−
7)、出庫条件として、固定荷受け台6にコンテナ3が
出庫されていないか、自動扉10は閉状態か、および扉検
出装置12が扉9を検出していないかを確認した後(ステ
ップ−8)、クレーン7に出庫指令コードおよび棚4の
番号からなる信号を出力する(ステップ−9)。
上記信号により、クレーン7は指定された棚4よりコ
ンテナ3を出庫して固定荷受け台6に移載し、ピッキン
グ室2にコンテナ3が搬出される。
クレーン7より出庫終了信号を入力すると(ステップ
−10)、液晶表示装置14に「自動扉を開けて下さい。」
の表示内容を出力する(ステップ−11)。
開指令スイッチ11の開操作信号を入力すると(ステッ
プ−12)、自動扉10に開信号を出力し(ステップ−1
3)、自動扉10の開状態を確認すると(ステップ−1
4)、液晶表示装置14に「作業を行って下さい。作業が
終了しましたら、作業完了スイッチ17を押して下さ
い。」の表示内容を出力する(ステップ−15)。
顧客は、コンテナ3の扉9を予め渡された鍵で解錠し
て開け、物品の出し入れを行い、終了すると、扉9を閉
めて施錠し、作業完了スイッチ17を押す。
作業完了スイッチ17の操作信号を入力すると(ステッ
プ−16)、入庫条件として、固定荷受け台6にコンテナ
3が出庫されているか、自動扉10は開状態か、および扉
検出装置12が扉9を検出していないかを確認した後(ス
テップ−17)、自動扉10に閉信号を出力する(ステップ
−18)。このとき扉検出装置12より扉開検出信号を入力
すると(ステップ−19)、自動扉10への閉信号を取り消
し(ステップ−20)、液晶表示装置14に「コンテナの扉
を閉めて、再び作業完了スイッチ17を押して下さい。」
の表示内容を出力し(ステップ−21)、ステップ−17へ
戻る。この状態で、ステップ−16〜ステップ−18におい
て、作業完了スイッチ17の操作信号を入力すると、固定
荷受け台6にコンテナ3が出庫されているか、自動扉10
は開状態か、および扉検出装置12が扉9を検出していな
いかを再び確認した後、自動扉10に閉信号を出力する。
扉検出装置12より扉開検出信号の入力がなく、自動扉10
の閉状態が確認されると(ステップ−22)、クレーン7
に入庫指令コードおよび元の棚4の番号からなる信号を
出力する(ステップ−23)。
上記信号により、固定荷受け台6(ピッキング室2)
からコンテナ3が搬出され、クレーン7は指定された棚
4へコンテナ3を入庫する。
クレーン7より入庫終了信号を入力すると(ステップ
−24)、液晶表示装置14に「IDカードをお取り下さ
い。」の表示内容を出力し(ステップ−25)、カードリ
ーダ15よりIDカードのデータが入力されていないことを
確認して(ステップ−26)、終了する。
以上の構成により、顧客がIDカードをカードリーダ15
に挿入し、正しい暗唱番号をテンキー16で入力すると、
ピッキング室2に顧客のコンテナ3が出庫され、次に、
開指令スイッチ11の開操作を行うと、ピッキング室2と
出庫されたコンテナ3との物品の出し入れを遮断する自
動扉10が開く。そして顧客はコンテナの扉9を解錠して
開き、物品の出し入れを行う。このとき、扉検出装置12
がコンテナ3の扉9の開状態を検出し、また自動扉10の
開状態が確認されているため、制御装置8によって自動
倉庫1の入出庫手段であるクレーン7の動作がロックさ
れることから、万一誤って作業完了スイッチ17が操作さ
れても、コンテナ3が移動する危険が防止され、顧客の
安全を図ることができる。
顧客は、物品の出し入れの終了で、扉9を閉めて施錠
し、作業完了スイッチ17を操作すると、自動扉10は閉
じ、顧客のコンテナ3はクレーン7によって元の棚4に
格納される。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、検出手段がコン
テナの扉の開状態を検出し、あるいは自動扉の開状態が
確認されているとき、制御装置8によって自動倉庫の入
出庫手段の動作がロックされることから、物品の出し入
れ中に誤って入出庫手段が操作されても、コンテナが移
動する危険を解消でき、顧客の安全を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における立体自動トランクル
ーム設備の配置図、第2図は同立体自動トランクルーム
設備のコンテナの斜視図、第3図は同立体自動トランク
ルーム設備の操作パネルの平面図、第4図は同立体自動
トランクルーム設備の制御装置の動作を説明するフロー
チャートである。 1……自動倉庫、2……ピッキング室、3……コンテ
ナ、4……棚、5……ラック、6……固定荷受け台、7
……クレーン、8……制御装置、9……コンテナの扉、
10……自動扉、11……開閉スイッチ、12……扉検出装
置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナから物品の出し入れを行うピッキ
    ング室と、前記コンテナを収納する複数の棚を設けたラ
    ックおよびこれらラックの棚と前記ピッキング室とのコ
    ンテナの入出庫を行う入出庫手段を有する自動倉庫と、
    前記ピッキング室とピッキング室に出庫されたコンテナ
    との物品の出し入れを遮断する自動扉と、前記ピッキン
    グ室に出庫されたコンテナの扉の開閉状態を検出する検
    出手段と、この検出手段が前記コンテナの扉の開状態を
    検出しているとき、あるいは前記自動扉が開状態のと
    き、前記自動倉庫の入出庫手段の動作をロックする入出
    庫手段および自動扉の制御手段を備えた立体自動トラン
    クルーム設備。
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