JP4026473B2 - 商品販売陳列ケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品販売陳列ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、前面扉を閉じて施錠した状態では商品の無人販売が可能な自動販売機として使用できる一方、前面扉を解錠した状態では購入者が前面扉を自由に開閉して商品の取り出しが可能な有人販売用のショーケースとして使用できる商品販売陳列ケースが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この商品販売陳列ケースは、購入者からの商品の販売要求を取得するための販売要求取得手段と、販売要求取得手段により取得した販売要求に基づいて、商品陳列棚に配置した商品を払い出し可能に構成した商品搬出手段とを備えている。
【0004】
この商品販売陳列ケースは、商品搬出手段による商品の払い出し動作が可能な状態(自動販売機用モード)において自動販売機として使用される一方、商品搬出手段による商品の払い出し動作を停止した状態(ショーケース用モード)においてショーケースとして使用される。
【0005】
【特許文献1】
特開平1−149192号公報(第2−3項、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した商品販売陳列ケースでは、自動販売機としての使用形態とショーケースとしての使用形態とを変更する都度、変更後の使用形態に対応すべく、自動販売機用モードとショーケース用モードとの切り換えを作業者に行わせるようにしている。
【0007】
しかしながら、商品販売陳列ケースの使用形態の変更の都度、自動販売機用モードとショーケース用モードとの切り換えを作業者が行うこととしたのでは、作業者の不注意等の人為的な問題に起因して、モードの切り換えを誤る事態や切り換えを忘れる事態を招来する虞れがある。
【0008】
これにより、商品販売陳列ケースを自動販売機として使用しようとする際に、誤ってショーケース用モードになっていると、最早商品販売陳列ケースが自動販売機として機能しないので、商品の販売が不能となる事態を招来してしまう。
【0009】
本発明は、上記実情に鑑みて、商品の販売が不能となる事態を確実に防止することが可能な商品販売陳列ケースを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る商品販売陳列ケースは、前面に開口し、内部に商品陳列棚を有する本体ケースと、前記本体ケースの前面開口を開閉するための前面扉と、前記前面開口を閉塞した前面扉の開操作が可能な解錠状態から前面扉の操作が不能な施錠状態に移行させるための施錠手段と、購入者からの商品の販売要求を取得するための、購入者による入金操作を受け入れる金銭処理部と、商品を選択する操作部からなる販売要求取得手段と、前記販売要求取得手段により取得した販売要求に基づいて、商品陳列棚に配置した商品を払い出し可能に構成した商品搬出手段とを備えた商品販売陳列ケースにおいて、前記前面扉の施錠状態と解錠状態とを検出するための検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記前面扉が施錠されている場合に、金銭処理部による入金操作を許可すると共に、操作部による商品選択操作を許可することで前記販売要求の取得が可能となるように前記販売要求取得手段を制御する一方、前記前面扉の解錠状態を検出した場合に、金銭処理部による入金操作を拒否すると共に、操作部による商品選択操作を拒否することで前記販売要求の取得を停止するように前記販売要求取得手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項2に係る商品販売陳列ケースは、上記請求項1において、前記前面扉を開閉する際に指を掛けるための指掛部を有し、前記指掛部に掛ける指を挿入するための挿入隙間を変更可能に構成した取手と、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記前面扉の施錠状態を検出した場合に、前記挿入隙間を減少させて指の挿入を抑止する規定手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る商品販売陳列ケースの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0013】
(実施の形態1)
図1〜3は、本発明の実施の形態1である商品販売陳列ケースを示すもので、より詳細には、図1は正面図、図2は断面平面図、図3は断面側面図である。図4は、本実施の形態1である商品販売陳列ケースにおける制御系のブロック図である。
【0014】
図1〜3に示した商品販売陳列ケースは、本体ケース10、商品陳列棚30、施錠手段40、販売要求取得手段50、商品搬出手段60、検出手段70および制御手段80を備える。
【0015】
本体ケース10は、直方状に構成されており、その前面における略上半部に開口(以下、前面開口という)を有する一方、その前面において前面開口の下方に位置する部位に商品取出口11を有する。本体ケース10には、前面開口を開閉するための前面扉20と、商品取出口11を開閉するための商品取出扉12とが設けてある。
【0016】
前面扉20は、図1に示すように、本体ケース10において前面開口の左側縁となる部位に軸支された左扉20Lと、前面開口の右側縁となる部位に軸支された右扉20Rとから成る。
【0017】
左扉20Lおよび右扉20Rは、矩形の枠体21にガラス等の透明板材22を嵌め込んで構成してある。これら左扉20Lおよび右扉20Rは、前面開口を左右両開きで開閉する際に、指を掛けるための取手23を備える。取手23は、図1に示すように、左扉20Lにおいて右端となる部位と、右扉20Rにおいて左端となる部位とにそれぞれ設けてある。この取手23は、図3に示すように、上下両端となる部位が左扉20Lあるいは右扉20Rに固定され、上下方向の中央側となる部位と左扉20Lあるいは右扉20Rとの間に隙間を設けて、この隙間に指を挿入して指を掛けられるように構成してある。
【0018】
商品取出扉12は、その下部が本体ケース10において商品取出口11の下縁となる部位に軸支され、前下方向に回動して商品取出口11を開放する。この商品取出扉12は、図3に示すように、錘12aの重力により商品取出口11を閉塞する位置に復帰するように構成してある。
【0019】
商品陳列棚30は、本体ケース10の内部に上下方向に複数段設けてある。各商品陳列棚30には、個々の上面に複数の商品収納ラック31が左右に並設してある。
【0020】
商品収納ラック31は、商品を収納するためのもので、搬送手段32を備える。搬送手段32は、図3に示すように、前後に平行配置したローラ32aの対に無端状の搬送ベルト32bを掛け回して構成してある。この搬送手段32は、搬送ベルト32bの上面に商品が配置された状態においてローラ32aが回転動作した場合に、商品を後方から前方に向けて搬送する。
【0021】
施錠手段40は、前面扉20の施錠を行うためのもので、本体ケース10において前面開口の下縁となる部位に設けてある。施錠手段40としては、例えば、鍵を用いた作業者の施錠/解錠操作により、施錠/解錠作動を行うように構成したものを適用することができる。
【0022】
販売要求取得手段50は、購入者からの商品の販売要求を取得するためのもので、購入者に対する金銭の受容や返却を行う金銭処理部51と、購入者に商品収納ラック31の選択を行わせる操作部52とから成る。これら金銭処理部51および操作部52は、図1に示すように、本体ケース10の右側部に連設された操作ユニット13に設けてある。
【0023】
金銭処理部51は、操作ユニット13の表面に、紙幣を受容または返却する紙幣口51aと、硬貨を受容する硬貨口51bと、釣り銭や紙幣、硬貨の返却を指示する返却レバー51cと、釣り銭を返却する返却口51dとを有する。この金銭処理部51は、購入者による入金操作が行われると、図4に示すように、その入金情報を後述の制御手段80に送出する。
【0024】
操作部52は、操作ユニット13の表面に、商品収納ラック31の番号を選択するための選択キーや決定キー等の操作ボタン52aと、選択した商品収納ラック31の番号または受容した金額や釣り銭金額等の情報を表示する表示パネル52bとを有する。この操作部52は、購入者によって商品収納ラック31の番号の選択が行われると、該選択された商品収納ラック31の番号を販売要求情報(販売要求)として取得し、図4に示すように、該取得した販売要求情報を制御手段80に送出する。
【0025】
商品搬出手段60は、商品収納ラック31における搬送手段32により搬送された商品を商品取出口11へ払い出すためのもので、商品受台61、駆動部62および内扉63を備える。
【0026】
商品受台61は、図2、3に示すように、1つの商品陳列棚30に並べた全商品収納ラック31の総左右幅に対応した幅を有して形成してある。この商品受台61は、左右幅方向の端に左右側壁61aを有し、この左右側壁61aの間に前下方向に傾斜する受取面61bを備える。この商品受台61は、購入者により選択された商品収納ラック31を有する商品陳列棚30において商品を受け取り可能な位置(以下、受取位置という)と、商品取出口11に通じ、商品を本体ケース10の外部に受け渡し可能な位置(以下、取出位置という)とに移動する。図3中では、受取位置を二点鎖線で例示する一方、取出位置を実線で示している。この商品受台61は、搬送手段32により搬送された商品を収容したか否かを検出する商品検出手段(図示せず)を有している。
【0027】
駆動部62は、商品受台61に設けてあって、商品受台61の左右方向に移動可能であり、購入者により選択された商品収納ラック31における搬送手段32を駆動可能な位置(以下、駆動位置という)に移動し、搬送手段32に駆動力を伝達する。
【0028】
内扉63は、図3に示すように、板状に構成した下端が商品受台61の前側下方に軸支されて前下方向に回動可能である。この内扉63は、商品受台61が上述した取出位置にあるときに商品受台61の前側を開放するように回動が許される。このとき、内扉63は、商品取出口11の商品取出扉12に重なる位置にあり、商品取出口11を開放するべく商品取出扉12を回動させた際に共に回動する。
【0029】
検出手段70は、前面扉20が施錠されているか否かを検出するためのものである。
【0030】
制御手段80は、販売要求取得手段50および商品搬出手段60の動作を制御するためのもので、図4に示すように、販売要求取得手段50から入金情報および販売要求情報を取得可能、かつ検出手段70による検出結果を取得可能に構成してある。
【0031】
この制御手段80は、検出手段70から取得した検出結果に基づいて、前面扉20が施錠されている場合に、購入者からの商品の販売要求の取得が可能となるように販売要求取得手段50の動作を制御する。具体的には、購入者による入金操作を許可するように金銭処理部51を制御し、かつ金銭処理部51から入金情報を取得した場合に、購入者による商品収納ラック31の番号の選択操作を許可するように操作部52を制御する。この制御手段80は、操作部52から販売要求情報を取得した場合に、該取得した販売要求情報に基づいて商品を払い出すための払出指令を商品搬出手段60に送出する。ここで、払出指令には、購入者により選択された商品収納ラック31に対応する取出位置と駆動位置とを指定するための情報が含まれている。
【0032】
また、この制御手段80は、前面扉20が解錠されている場合に、購入者からの商品の販売要求の取得を停止するように販売要求取得手段50を制御する。具体的には、購入者による入金操作を拒否するように金銭処理部51を制御し、かつ購入者による商品収納ラック31の番号の選択操作を拒否するように操作部52を制御する。
【0033】
つぎに、上述したように構成した本実施の形態1である商品販売陳列ケースにおける動作について説明する。
【0034】
上述した商品販売陳列ケースでは、作業者が施錠手段40を解錠操作して前面扉20を解錠すると、取手23に指を掛けて前面扉20を開くことにより、購入者が商品収納ラック31に収納された商品を自由に取り出すことが可能になる。
【0035】
このとき、検出手段70は、前面扉20の解錠状態を検出し、解錠状態情報を制御手段80に送出する。検出手段70から解錠状態情報を取得した制御手段80は、購入者からの商品の販売要求の取得を停止するように販売要求取得手段50を制御する。具体的には、購入者による入金操作を拒否するように金銭処理部51を制御し、かつ購入者による商品収納ラック31の番号の選択操作を拒否するように操作部52を制御する。この結果、上述した商品販売陳列ケースでは、販売要求取得手段50による購入者からの販売要求の取得が停止されるので、購入者が商品収納ラック31に収納された商品を取り出す際に、商品搬出手段60による商品の払い出し動作が確実に防止される。
【0036】
以上により、上述した商品販売陳列ケースは、作業者による前面扉20の解錠によって、商品が購入者によって自由に取り出し可能、かつ商品搬出手段60による商品の払い出し動作が防止された状態、つまり有人販売用のショーケースとして使用することができる状態(以下、この状態をショーケース用モードという)となる。
【0037】
一方、上述した商品販売陳列ケースでは、作業者が施錠手段40を施錠操作して前面扉20を施錠すると、前面扉20の施錠状態が検出手段70によって検出される。その後、検出手段70は、施錠状態情報を制御手段80に送出する。検出手段70から施錠状態情報を取得した制御手段80は、購入者からの商品の販売要求の取得が可能となるように販売要求取得手段50を制御する。具体的には、購入者による入金操作を許可するように金銭処理部51を制御し、かつ金銭処理部51から入金情報を取得した際に、購入者による商品収納ラック31の番号の選択操作を許可するように操作部52を制御する。これにより、上述した商品販売陳列ケースでは、販売要求取得手段50が購入者からの商品の販売要求を取得可能な状態となる。
【0038】
この状態において、購入者によって入金操作および商品収納ラック31の番号の選択操作が行われると、制御手段80は、操作部52から販売要求情報を取得し、商品搬出手段60に上述した払出指令を送出する。
【0039】
制御手段80から払出指令を取得した商品搬出手段60は、該取得した払出指令に基づいて、商品受台61および駆動部62を移動させる。具体的には、払出指令により指定された受取位置へ向けて、商品受台61を上下方向に移動させるとともに、払出指令により指定された駆動位置へ向けて、駆動部62を左右方向に移動させる。
【0040】
指定された受取位置に商品受台61が位置し、かつ指定された駆動位置に駆動部62が位置すると、商品搬出手段60は、駆動部62を動作させることにより、駆動対象となる搬送手段32のローラ32aを回転駆動する。
【0041】
搬送手段32は、ローラ32aの回転動作に伴って搬送ベルト32bが循環動作することにより、搬送ベルト32b上に配置された商品を商品受台61へ向けて搬出する。
【0042】
商品搬出手段60は、搬送手段32により搬出された商品が商品検出手段により検出されると、つまり、搬送手段32により搬出された商品を収容すると、駆動部62によるローラ32aの回転駆動を終了させ、商品受台61を上述した取出位置へ向けて下降させる。その後、商品搬出手段60は、商品受台61を取出位置に至らすと、商品の払い出し動作を終了する。
【0043】
この結果、商品取出扉12を開くことにより、商品受台61の前側を閉塞していた内扉63が前方へ倒れながら開き(図3中二点鎖線で例示)、商品受台61の受取面61b上にある商品が商品取出口11から本体ケース10の外に取り出されるようになる。
【0044】
以上により、上述した商品販売陳列ケースは、作業者による前面扉20の施錠によって、購入者からの商品の販売要求に基づいて商品を払い出すことができる状態、つまり自動販売機として使用することができる状態(以下、この状態を自動販売機用モードという)となる。
【0045】
以上説明したように、本実施の形態1である商品販売陳列ケースでは、前面開口を閉塞した前面扉20が施錠状態である場合に、購入者からの商品の販売要求の取得が可能となるように販売要求取得手段50を制御する一方、前面扉20が解錠状態である場合に、購入者からの商品の販売要求の取得を停止するように販売要求取得手段50を制御する制御手段80を備えたので、作業者による前面扉20の施錠/解錠操作に応じて、自動販売機用モードとショーケース用モードとの切り換えが制御手段80によって行われる。
【0046】
従って、本実施の形態1である商品販売陳列ケースによれば、自動販売機用モードとショーケース用モードとの切り換えを作業者が行う必要がないので、作業者の不注意等の人為的な問題に起因して、モードの切り換えを誤る事態や切り換えを忘れる事態を招来する虞れがない。このため、自動販売機として使用しようとする際に自動販売機として確実に機能して、商品の販売が不能となる事態を確実に防止することが可能になり、しかも、商品販売陳列ケースの使用形態の変更に伴う作業性の向上を図ることができる。
【0047】
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2である商品販売陳列ケースについて説明する。上述した実施の形態1では、常時、取手に指を掛けることができるのに対し、本実施の形態2では、前面扉が解錠されているときのみ取手に指を掛けることができるように構成している。
【0048】
図5は、本実施の形態2である商品販売陳列ケースの正面図である。本実施の形態2である商品販売陳列ケースは、上述した実施の形態1と同様に、本体ケース10、商品陳列棚30、施錠手段40、販売要求取得手段50、商品搬出手段60、検出手段70および制御手段80を備える。なお、本体ケース10、商品陳列棚30、施錠手段40、販売要求取得手段50、商品搬出手段60、検出手段70および制御手段80は、上述した実施の形態1のものと同様の構成を有するので、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0049】
本実施の形態2である商品販売陳列ケースは、本体ケース10の前面に開口した前面開口を開閉するための前面扉200を有する。前面扉200は、上述した実施の形態1における前面扉20と同様に、本体ケース10において前面開口の左側縁となる部位に軸支された左扉200Lと、前面開口の右側縁となる部位に軸支された右扉200Rとから成る。
【0050】
左扉200Lおよび右扉200Rは、矩形の枠体201にガラス等の透明板材202を嵌め込んで構成してある。これら左扉200Lおよび右扉200Rは、前面開口を左右両開きで開閉する際に、指を掛けるための取手100を備える。
【0051】
取手100は、図5に示すように、左扉200Lにおいて右端となる部位に設けられた左側取手100Lと、右扉200Rにおいて左端となる部位に設けられた右側取手100Rとから成る。
【0052】
図6は、取手100の構成を説明するための説明図である。左側取手100Lは、取手部101、取手駆動部102および規定手段103を備える。取手部101は、図6に示すように、左扉200Lの枠体201の右端縁に取り付けるための取付板状部101aと、取付板状部101aの前端縁から左扉200Lが軸支された側へ直角に延在する引掛板状部101bとを備えてL字状を成す。
【0053】
取付板状部101aは、図6に示すように、前後方向に長孔を形成する長孔部101cを上下に2つ有する。引掛板状部101bは、図6に示すように、その裏面が左扉200Lの前面に対向するように配置され、その裏面側の部位が指を掛けるための指掛部101dを構成する。
【0054】
上述した左側取手100Lは、取付板状部101aの個々の長孔部101cに挿通された抜止ピン101eを介して、枠体201の右端縁を段状に切り欠いて設けた案内切欠部201aに取り付けてある。この左側取手100Lは、図6に示すように、取付板状部101aを案内切欠部201aに案内させながら、前後方向に沿って移動可能である。
【0055】
ここで、図6中、左側取手100Lを前方に移動させると、指掛部101dと左扉200Lとの間の隙間(挿入隙間)Lが増大する一方、左側取手100Lを後方に移動させると、隙間Lが減少する。この隙間Lは、指掛部101dに掛ける指を挿入するためのものである。この左側取手100Lは、前方に移動した場合、指を挿入して指掛部101dに指を掛けるために十分な隙間Lが確保され、かつ、後方に移動した場合、指掛部101dが左扉200Lに当接あるいは極めて近接した状態(図6中二点鎖線で例示)となるように構成してある。
【0056】
取手駆動部102は、左側取手100Lを前後方向に移動させる駆動源となるものである。この取手駆動部102としては、例えば、ソレノイドを用いて構成したものを適用することが可能である。
【0057】
規定手段103は、取手駆動部102の動作を制御するためのもので、検出手段70による検出結果を取得可能に構成してある。この規定手段103は、検出手段70から取得した検出結果に基づいて、前面扉20が施錠状態である場合に、取手駆動部102に左側取手100Lを後方へ移動させる一方、左扉200Lが解錠状態である場合に、取手駆動部102に左側取手100Lを前方へ移動させる。
【0058】
なお、図6において図示しない右側取手100Rは、上述した左側取手100Lに対して左右対称の構成を有するものであるので、その説明を省略する。
【0059】
つぎに、上述したように構成した本実施の形態2である商品販売陳列ケースにおける動作について説明する。
【0060】
上述した商品販売陳列ケースにおいて作業者が施錠手段40を解錠操作して前面扉200を解錠すると、前面扉200の解錠状態が検出手段70によって検出される。その後、検出手段70は、解錠状態情報を制御手段80に送出する。検出手段70から解錠状態情報を取得した制御手段80は、購入者からの商品の販売要求の取得を停止するように販売要求取得手段50を制御する。具体的には、購入者による入金操作を拒否するように金銭処理部51を制御し、かつ購入者による商品収納ラック31の番号の選択操作を拒否するように操作部52を制御する。この結果、上述した商品販売陳列ケースでは、販売要求取得手段50による購入者からの販売要求の取得が停止されるので、購入者が商品収納ラック31に収納された商品を取り出す際に、商品搬出手段60による商品の払い出し動作が確実に防止される。
【0061】
このとき、検出手段70から前面扉200の解錠状態情報を取得した規定手段103は、取手部101が前方に移動するように取手駆動部102を動作させる。これにより、取手部101が前方に移動し、指掛部101dと前面扉200との間に、指掛部101dに指を掛けるために十分な大きさの隙間Lが確保されるので、購入者が指掛部101dに指を掛けて、前面扉200を開くことができるようになる。この結果、上述した商品販売陳列ケースでは、指掛部101dに指を掛けて前面扉200を開くことにより、購入者が商品収納ラック31に収納された商品を自由に取り出すことが可能になる。
【0062】
以上により、上述した商品販売陳列ケースは、作業者による前面扉20の解錠によって、商品が購入者によって自由に取り出し可能、かつ商品搬出手段60による商品の払い出し動作が防止された状態、つまりショーケース用モードとなる。
【0063】
一方、上述した商品販売陳列ケースにおいて作業者が施錠手段40を施錠操作して前面扉200を施錠すると、前面扉200の施錠状態が検出手段70によって検出される。その後、検出手段70は、施錠状態情報を制御手段80に送出する。検出手段70から施錠状態情報を取得した制御手段80は、購入者からの商品の販売要求の取得が可能となるように販売要求取得手段50を制御する。具体的には、購入者による入金操作を許可するように金銭処理部51を制御し、かつ金銭処理部51から入金情報を取得した際に、購入者による商品収納ラック31の番号の選択操作を許可するように操作部52を制御する。これにより、上述した商品販売陳列ケースは、販売要求取得手段50が購入者からの商品の販売要求を取得可能な状態となるので、上述した実施の形態1と同様に、購入者からの商品の販売要求に基づいて商品の払い出しを行うことができるようになる。
【0064】
このとき、検出手段70から前面扉200の施錠状態情報を取得した規定手段103は、取手部101が後方に移動するように取手駆動部102を動作させる。これにより、取手部101が後方に移動し、指掛部101dが左扉200Lに当接あるいは極めて近接した状態となるので、購入者が指掛部101dに指を掛けることが抑止される。
【0065】
以上により、上述した商品販売陳列ケースは、作業者による前面扉20の施錠によって、購入者からの商品の販売要求に基づいて商品の払い出しを行うことが可能な状態、つまり自動販売機用モードとなり、しかも購入者が指掛部101dに指を掛けて、前面扉200を開けようとする事態を防止することができる。
【0066】
以上説明したように、本実施の形態2である商品販売陳列ケースでは、前面開口を閉塞した前面扉200が施錠状態である場合に、購入者からの商品の販売要求の取得が可能となるように販売要求取得手段50を制御する一方、前面扉200が解錠状態である場合に、購入者からの商品の販売要求の取得を停止するように販売要求取得手段50を制御する制御手段80を備えたので、作業者による前面扉200の施錠/解錠操作に応じて、自動販売機用モードとショーケース用モードとの切り換えが制御手段80によって行われる。
【0067】
従って、本実施の形態2である商品販売陳列ケースによれば、自動販売機用モードとショーケース用モードとの切り換えを作業者が行う必要がないので、作業者の不注意等の人為的な問題に起因して、モードの切り換えを誤る事態や切り換えを忘れる事態を招来する虞れがない。このため、自動販売機として使用しようとする際に自動販売機として確実に機能して、商品の販売が不能となる事態を確実に防止することが可能になり、しかも、商品販売陳列ケースの使用形態の変更に伴う作業性の向上を図ることができる。
【0068】
また、本実施の形態2である商品販売陳列ケースでは、前面扉200が施錠状態である場合に、取手駆動部102に取手部101を後方へ移動させて、指掛部101dに指を掛けることが防止される一方、前面扉200が解錠状態である場合に、取手駆動部102に取手部101を前方へ移動させて、指掛部101dに指を掛けるために十分な大きさの隙間Lを確保するようにしている。
【0069】
従って、本実施の形態2である商品販売陳列ケースによれば、自動販売機として使用する際に、購入者が指掛部101dに指を掛けて前面扉200を開けようとする事態を防止することが可能になる一方、ショーケースとして使用する際に、購入者が指掛部101dに指を掛けて前面扉200を開けることができるので、購入者の利便性を損なうことなく、購入者による前面扉200の誤操作を防止することが可能になる。しかも、本実施の形態2である商品販売陳列ケースによれば、自動販売機として使用する際に、前面扉200へ向かって取手部101が引き込んだ状態となるので、自動販売中であることを購入者に対して視覚的に伝えることにより、購入者による前面扉200の誤操作を一層確実に防止することが可能になる。
【0070】
なお、上述した実施の形態2では、取手部101の指掛部101dが対向する前面扉200に対して近接離反移動可能となるように構成した取手100を適用しているが、これに限定されるものではない。
【0071】
具体的には、指掛部101dに対して向き合いながら近接離反移動可能な移動部(図示せず)を有して構成した取手を適用することができる。この場合、移動部を指掛部101dに対して近接移動させれば、購入者が指掛部101dに指を掛けることを防止することが可能になる一方、移動部を指掛部101dに対して離反移動させれば、購入者が指掛部101dに指を掛けることが可能になり、この結果、上述した実施の形態2と同様の作用、効果を奏するようになる。
【0072】
また、上述した実施の形態2では、自動販売機として使用する際に、購入者による前面扉200の誤操作を防止するために、指掛部101dが前面扉200に当接あるいは極めて近接した状態となるようにしているが、これに限定されるものではない。
【0073】
具体的には、自動販売機として使用する際に、図7に示す変形例のように、取手23の前方を案内手段210で覆い隠すようにしても、購入者による前面扉20の誤操作を防止することが可能になる。この案内手段210として、図7に示すように、その表面に自動販売中である旨を明記したものを適用すれば、自動販売中であることを購入者に対して一層視覚的に伝えることができるので、購入者による前面扉200の誤操作を一層確実に防止することが可能になる。この案内手段210は、図7中明示しないが取手23に着脱可能であり、商品販売陳列ケースをショーケースとして使用する場合には取り外すことができる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る商品販売陳列ケースによれば、前面扉の施錠状態と解錠状態とを検出するための検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記前面扉の施錠状態を検出した場合に、販売要求の取得が可能となるように販売要求取得手段を制御する一方、前面扉の解錠状態を検出した場合に、販売要求の取得を停止するように販売要求手段を制御する制御手段とを備えたので、前記前面扉が施錠されている場合に、自動販売機として確実に機能して、商品の販売が不能となる事態を確実に防止することが可能になる。
【0075】
また、本発明の請求項2に係る商品販売陳列ケースによれば、前面扉を開閉する際に指を掛けるための指掛部を有し、前記指掛部に掛ける指を挿入するための挿入隙間を変更可能に構成した取手と、検出手段による検出結果に基づいて、前記前面扉の施錠状態を検出した場合に、前記挿入隙間を減少させて指の挿入を抑止する規定手段とを備えたので、購入者による前面扉200の誤操作を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である商品販売陳列ケースを示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態1である商品販売陳列ケースを示す断面平面図である。
【図3】本発明の実施の形態1である商品販売陳列ケースを示す断面側面図である。
【図4】本発明の実施の形態1である商品販売陳列ケースにおける制御系のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態2である商品販売陳列ケースの正面図である。
【図6】図5に示した取手の構成を説明するための説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2である商品販売陳列ケースの変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 本体ケース
11 商品取出口
12 商品取出扉
13 操作ユニット
20 前面扉
20R 右扉
20L 左扉
21 枠体
22 透明板材
23 取手
30 商品陳列棚
31 商品収納ラック
32 搬送手段
32a ローラ
32b 搬送ベルト
40 施錠手段
50 販売要求取得手段
51 金銭処理部
51b 硬貨口
51a 紙幣口
51c 返却レバー
51d 返却口
52 操作部
52a 操作ボタン
52b 表示パネル
60 商品搬出手段
61 商品受台
61a 左右側壁
61b 受取面
62 駆動部
63 内扉
70 検出手段
80 制御手段
100 取手
100R 右側取手
100L 左側取手
101 取手部
101a 取付板状部
101b 引掛板状部
101c 長孔部
101d 指掛部
101e 抜止ピン
102 取手駆動部
103 規定手段
200 前面扉
200R 右扉
200L 左扉
201 枠体
201a 案内切欠部
202 透明板材
210 案内手段
Claims (2)
- 前面に開口し、内部に商品陳列棚を有する本体ケースと、前記本体ケースの前面開口を開閉するための前面扉と、前記前面開口を閉塞した前面扉の開操作が可能な解錠状態から前面扉の操作が不能な施錠状態に移行させるための施錠手段と、購入者からの商品の販売要求を取得するための、購入者による入金操作を受け入れる金銭処理部と、商品を選択する操作部からなる販売要求取得手段と、前記販売要求取得手段により取得した販売要求に基づいて、商品陳列棚に配置した商品を払い出し可能に構成した商品搬出手段とを備えた商品販売陳列ケースにおいて、
前記前面扉の施錠状態と解錠状態とを検出するための検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づいて、前記前面扉が施錠されている場合に、金銭処理部による入金操作を許可すると共に、操作部による商品選択操作を許可することで前記販売要求の取得が可能となるように前記販売要求取得手段を制御する一方、前記前面扉の解錠状態を検出した場合に、金銭処理部による入金操作を拒否すると共に、操作部による商品選択操作を拒否することで前記販売要求の取得を停止するように前記販売要求取得手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする商品販売陳列ケース。 - 前記前面扉を開閉する際に指を掛けるための指掛部を有し、前記指掛部に掛ける指を挿入するための挿入隙間を変更可能に構成した取手と、
前記検出手段による検出結果に基づいて、前記前面扉の施錠状態を検出した場合に、前記挿入隙間を減少させて指の挿入を抑止する規定手段と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の商品販売陳列ケース。
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