JP2003090106A - 防水テープおよびそれを用いた塗膜防水工法 - Google Patents
防水テープおよびそれを用いた塗膜防水工法Info
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Abstract
優れ、簡便に施工できる防水テープおよびそれを用いた
塗膜防水工法を提供する。 【解決手段】 JIS−A6021に規定される引張性
能試験において引張強さが1N/mm2以上であり、か
つ破断時の伸び率が100%以上である補強用の防水テ
ープ2を、防水施工個所である下地1の出隅、入隅、目
地部分のいずれか一ヶ所以上に貼着した後に、塗膜防水
材を防水テープ2の貼着部分および未貼着部分の上に塗
工して塗膜防水層3を形成する。
Description
塗膜防水工法において、防水塗膜が破断しやすい部位に
適用するための、補強用の防水テープおよびそれを用い
た塗膜防水工法に関する。
ー等における防水工法として、近年ポリウレタン樹脂系
防水材等を用いた塗膜防水工法が多く採用されている。
この塗膜防水工法は施工部位に樹脂を直接塗工するた
め、塩化ビニル樹脂製防水シート等の成型シートを用い
るシート系の防水工法に比べ、施工部位の形状にかかわ
らず容易に防水塗膜を形成できる利点がある。
状によって厚さムラが生じ易いという欠点がある。よっ
て、例えば架台やパラペット等の出隅部分においては防
水塗膜が薄く施工されやすく、この場合には、数ヶ月か
ら数年で防水塗膜が破断するという問題があった。
材に亀裂が発生しやすく、目地部分においても建物の動
きによる伸縮が激しいために、出隅部分と同様に防水施
工終了後数ヶ月から数年で防水塗膜に亀裂が発生するこ
とがあり、上記同様の問題があった。
ロス等の補強布を貼付けたり、塗膜防水材よりも伸長性
に優れるシーリング材を塗工して耐亀裂性を増強する方
法が採用されている。
ガラスクロスを貼り付ける方法においては、ガラスクロ
スの裁断、貼付けに非常に手間がかかり、また、ガラス
クロスが反り上がって防水塗膜上に飛び出すことがあり
作業に熟練を要する。さらに、塗膜防水層の厚さが薄く
なった場合に、ガラスクロス自体には防水性能がなく、
ガラスクロスの補強効果だけでは充分な防水性能が確保
できないという問題も生じていた。
ては、シーリング材自体が防水性能を有するものの以下
の問題があった。すなわち、塗膜防水の施工に先立って
シーリング材を塗工する場合には、シーリング材の養生
時間が必要となるために工期が長くなる問題、また、出
隅部分においてはシーリング材でも充分な厚さがつけ難
く、目地部分においてはシーリング材が目減りするため
に、複数回塗工する必要がある問題等である。
に塗工する場合には、シーリング材の塗工部分と未塗工
部分との境目に、未塗工部分の汚れ防止のための養生テ
ープを貼り付ける必要があり、また塗工後にシーリング
材をヘラ等で均す熟練作業が必要となるので施工が煩雑
になる。さらに、シーリング材の種類によっては塗膜防
水材との充分な接着強度が得られず、シーリング材と塗
膜防水材の界面で剥離しやすい場合がある。
法では、目地部分に施工した場合や下地に亀裂が発生し
た場合に、塗膜防水層に引っ張り応力(ゼロスパンテン
ション)がかかり、塗膜防水層が破断しやすいという問
題があった。さらに、目地部分にシーリング材を施工し
た後に塗膜防水層を塗工する場合では、塗膜防水材が目
地の動きに追従しきれずに、やはり塗膜防水層が破断し
やすいという問題があった。
術の問題を解決し、出隅部、入隅部、目地部において、
充分な防水膜の厚さを確保し、耐亀裂性に優れる防水膜
を簡便に施工できる防水テープ、およびそれを用いた塗
膜防水工法を提供することにある。
め、本発明の防水テープは、塗膜防水工法の施工に用い
る補強用防水テープであって、JIS−A6021に規
定される引張性能試験において、引張強さが1N/mm
2以上であり、かつ破断時の伸び率が100%以上であ
ることを特徴とする。
が防水性を有するので、出隅部、入隅部、目地部のよう
な凹凸形状の施工においても、充分な防水効果を得るこ
とができる。また、適度な引張強さと伸び率を有するの
で、耐亀裂性に優れる。さらに、テープ形状であるので
施工が容易である。
記防水テープがポリウレタン樹脂系防水テープである。
この態様によれば、後から塗工する塗膜防水材との接着
性が良好であり、しかも、充分な防水性および伸び率を
有する。
前記防水テープの少なくとも片面に感圧性接着剤層が設
けられている。この態様によれば、テープが圧着で簡単
に固定できるので、さらに施工性に優れる。
水テープを防水施工個所の出隅、入隅、目地のいずれか
一ヶ所以上に貼着した後に、塗膜防水材を前記防水テー
プの貼着部分および未貼着部分の上に塗工することを特
徴とする。この場合、塗膜防水材はポリウレタン樹脂系
塗膜防水材であることが好ましい。
に防水テープを貼着することにより、防水層の厚さが確
保できる、下地に発生する亀裂に対する抵抗性が増す、
テープと塗膜防水材の強い接着強度が得られる、さらに
補強処理後の養生時間が必要なく、従来工法に比べて防
水性能の高い塗膜防水層を短時間で形成できる等の効果
が得られる。また、塗膜防水材をポリウレタン樹脂系塗
膜防水材とすることにより、さらに防水性に優れ、かつ
防水テープとの接着力の高い塗膜防水層を形成できる。
て説明する。
亀裂性を有することが必要であるため、JIS−A60
21に規定される引張性能試験において、引張強さが1
N/mm2以上であり、かつ破断時の伸び率が100%
以上であることが必要である。
り、施工部分が出隅部、入隅部、目地部のような凹凸形
状であっても密着可能であり、下地からの剥離等を防止
できるとともに、耐亀裂性にも優れる施工が可能とな
る。引張強さが1N/mm2以下、または破断時の伸び
率が100%以下の場合、下地に発生した亀裂に対して
充分な追従性がないためにテープが破断しやすい。
引張性能試験とは、ダンベル状3号形の形状で、500
mm/minの引張速度で試験片が破断するまで引っ張
った時の引張強さと破断時の伸び率である。
び破断時の伸び率を有する防水テープであれば、テープ
材質は特に限定されず、ポリウレタン樹脂系、塩化ビニ
ル樹脂系、アクリルゴム系、クロロプレンゴム系、ゴム
アスファルト系、加硫ゴム系、非加硫ゴム系等が例示で
きる。加硫ゴム系または非加硫ゴム系の材質としては、
ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロスルホン
化ポリエチレン等が例示できる。これらのうち、塗膜防
水材と良好な接着強度を得るためには、防水テープが各
種塗膜防水材との接着性に優れるポリウレタン樹脂系防
水テープであることが好ましい。
ウレタン樹脂とは、ポリイソシアネートとポリオールと
を反応させて得られる、ポリウレタン結合を有する弾性
樹脂を意味する。ただし、ポリイソシアネートとポリア
ミンとを反応させて得られる、ポリウレア結合を含んで
いてもよい。上記ポリウレタン樹脂としては、従来から
使用されている公知の熱可塑性ポリウレタンや熱硬化性
ポリウレタンが使用できる。
の引張強さ、および破断時の伸び率を有していれば、発
泡樹脂製であってもよく、非発泡樹脂製であってもよ
い。
て可塑剤等の添加剤を含有していてもよい。可塑剤の例
としては、フタル酸ジオクチル等の汎用可塑剤、トリフ
ェニルホスフェート等の難燃性可塑剤が挙げられる。た
だし、可塑剤の含有量が多くなると、後から塗工される
塗膜防水材との接着力が低下しやすいので、可塑剤の含
有量は5質量%以下が好ましく、実質的に含有しないこ
とが特に好ましい。
防水材を塗工する面に、プライマ、接着剤等を塗工する
ことが、防水テープと塗膜防水材との接着強度を向上で
きて好ましい。このプライマ、接着剤等の塗工は、特に
防水テープの材質がポリウレタン樹脂系以外の材質であ
る場合に有効である。
圧性接着剤層が設けられていることが好ましい。感圧性
接着剤層が設けられていると、テープの貼着に接着剤等
を塗工する手間が省略でき好ましい。防水テープの片面
に設けられる感圧性接着剤としては従来から使用されて
いる公知のものが使用でき、例えば、アクリル系、ゴム
系、ウレタン系、エポキシ系、シリコーン系が挙げられ
る。また、感圧性接着剤層には離型紙が設けられている
ことが好ましく、さらに、離型紙はテープの長手方向に
二分割されていることがより好ましい。これによりテー
プの保管性が良く、施工時に離型紙が剥しやすく、効率
的に貼着することができる。離型紙としては離型剤を塗
った紙や、感圧性接着剤と親和性の低い合成樹脂シート
等が使用できる。
材の役目も果たす。したがって、防水テープはメッシュ
状ではなくフィルム状またはシート状であることが好ま
しい。防水テープの厚さは任意であるが、防水性能の点
から0.5〜5mmが好ましい。また、テープは一層で
も二層以上を貼り重ねても良い。さらに、防水テープの
幅についても任意であるが、10〜500mmが好まし
く、より好ましくは30〜300mmである。10mm
より細いと補強面に対して幅が狭く、何列も貼り合わせ
なければならないので効率的でなく好ましくない。ま
た、500mmより広いと下地とテープの間に空気が入
りやすく、空気が入らないように貼着するのに手間がか
かるので好ましくない。
塗膜防水工法の一実施形態について、従来工法と比較し
て説明する。ここで、図1は本発明の防水テープを出隅
部分に適用した概略構成図、図2は従来のガラスクロス
を用いた防水工法を出隅部分に適用した際の概略構成図
である。
1上の補強が必要な出隅部分の上から、防水テープ2を
貼着し、さらに防水テープ2を貼着した部分と未貼着の
部分に塗膜防水材を塗工して塗膜防水層3を形成する。
て防水加工が必要な面であり本実施形態では出隅部分で
ある。このような凹凸面としては、例えば、建築物の屋
上やバルコニーの床面、垂直面等のコンクリート、モル
タル、パネル、断熱ボード等より形成されている面が挙
げられる。
着する。ここで、防水テープ2は下地1に直接貼着して
もよく、またはプライマを塗工してから貼着してもよ
い。この場合、プライマの種類は特に限定されないが、
ウレタン樹脂系プライマ、エポキシ樹脂系プライマ等
の、下地1と防水テープ2が充分接着できる種類が好ま
しい。また、プライマとして、防水テープ2貼着後に塗
工する塗膜防水材と同じものを使用すると材料が統一で
きるのでさらに好ましい。この際、プライマは下地1の
全体に塗工されていてもよく、防水テープ2の貼着部分
にのみ塗工されていてもよい。
着の部分の上に塗膜防水材を塗工して塗膜防水層3を形
成する。塗膜防水層3を構成する塗膜防水材の材質は、
防水テープ2との接着力、総合的な防水性能の点で、ポ
リウレタン樹脂系塗膜防水材が好ましく、防水テープ2
と塗膜防水材が共にポリウレタン樹脂系であることが特
に好ましい。塗膜防水材としてのポリウレタン樹脂の種
類は特に限定されず、従来から使用されている公知のも
のが使用できる。特に過剰のポリイソシアネートとポリ
オールを反応させて得られるイソシアネート基末端プレ
ポリマーを主成分とする主剤と、ポリオール、ポリアミ
ンおよび水から選ばれる少なくとも1種を主成分とする
硬化剤とを混合するウレタン樹脂系防水材が好ましい。
種類としても特に限定されず、例えば、二液硬化型の手
塗りウレタン防水材、超速硬化型の吹き付けウレタン防
水材、また、イソシアネート基末端プレポリマーを主成
分とする一液型ウレタン防水材等が挙げられる。
分と未貼着の部分に同時または別個に塗膜防水材を塗工
して形成される。防水テープ2の貼着部分と未貼着部分
との段差を小さくするために、塗膜防水材の塗工に先立
って、防水テープ2の貼着部分と未貼着部分の境目に、
あらかじめ塗膜防水層3と同じ塗膜防水材、増粘材を添
加した塗膜防水材、または、テープと塗膜防水材の双方
に接着性の良いシーリング材等を塗工してもよい。ま
た、塗膜防水層3は塗膜防水材を一層または二層以上塗
工することで形成される。塗膜厚さは任意であるが、充
分な防水性能を得るためには1mm以上が好ましい。
くするためにトップコートを塗工することができる。ト
ップコートとしては従来から使用されている公知のもの
が使用でき、例えばアクリル樹脂系、アクリルウレタン
樹脂系、フッ素樹脂系が例示でき、それぞれ溶剤型、無
溶剤型、水性型のいずれもが使用できる。
ば、防水テープ2を貼着することにより、出隅部分にお
いて塗膜防水材自身の塗膜厚さが薄くなったとしても、
防水テープ2が防水材の役目を兼ねるため、結果として
は充分な防水層の厚さが確保されている。さらに、下地
に直接塗膜防水材を塗布せず、防水テープにより下地と
塗膜防水材が絶縁されるため、下地の挙動が緩和され防
水層が破断しにくくなる。よって、塗膜防水層3の膜厚
が確保しにくい出隅部分でも充分な防水効果を確保する
ことができ、しかも、防水テープ2の貼着後直ちに塗膜
防水材が施工できるので施工性にも優れる。一方、図2
に示すように、補強材としてガラスクロス4を使用した
従来工法の場合には、出隅部分において塗膜防水層3の
厚さが薄くなってしまうので、充分な防水性能が確保で
きない。
態であって、入隅部分に本発明の方法を適用した防水工
法の概略構成図が示されている。図4は従来のシーリン
グ材を用いた防水工法を入隅部分に適用した概略構成図
である。なお、以下の実施形態の説明においては、前記
実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説
明を省略する。
を貼着直後に塗膜防水材を塗工して塗膜防水層3を形成
することが可能であり、上記の出隅に適用した場合と同
様、入隅部分に適用した場合においても充分な防水層の
厚さと補強効果が確保されている。これに対し、図4に
示すようなシーリング材5を塗工する方法では、防水層
の厚さと補強効果は確保されているものの、シーリング
材5の硬化までの養生時間を待つ必要があるために施工
時間が延びてしまう。
あって、目地部分に本発明の方法を適用した防水工法の
概略構成図が示されている。図6は従来のシーリング材
を用いた防水工法を目地部分に適用した概略構成図であ
る。
用した図3と同様に、防水テープ2の貼着直後に塗膜防
水材を塗工して塗膜防水層3が形成可能であり、しかも
充分な防水層の厚さと補強効果が確保されている。これ
に対し、図6のシーリング材5を塗工する従来の方法で
は、防水層の厚さと補強効果は確保されているものの、
シーリング材5の硬化まで養生時間が必要であり、さら
にシーリング材5が硬化時の収縮等によって目減りする
為に塗膜防水層3にへこみが発生している。
工法では出隅部分等で防水塗膜が薄くなってしまい、ま
た、シーリング材を塗工した場合にもシーリング材が充
分に硬化するまで塗膜防水材を施工することができない
のに対し、本発明の防水工法は、防水テープを貼着する
ことにより、塗膜防水層の膜厚がつけ難い部位でも充分
な防水層の厚さを確保することができ、しかも防水テー
プの貼着後直ちに塗膜防水材が施工できる。したがっ
て、本発明の防水テープおよびそれを用いた防水工法
は、被防水下地が出隅部分の他、入隅部分、目地部分、
亀裂部分等の場合に好適である。また被防水下地がコン
クリートパネルや断熱ボード等の板状体である場合に
は、板状体のジョイント部分及び端部にも使用できる。
裂抵抗性を調べるため、以下の試験を行った。図7は、
耐亀裂抵抗性試験に用いた試験体の概略図であり、
(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A’矢示
線に沿った断面図である。
m×400mm×10mmのモルタル板6を準備した。
モルタル板6の上面の100mm×300mmの範囲に
以下の手順で塗膜防水層を塗工し、耐亀裂抵抗性試験を
行った。
2質量%のポリウレタン樹脂系プライマ(旭硝子ポリウ
レタン建材社製、商品名:サラセーヌP)を刷毛を用い
て1m2当たり0.2kg塗布した。
テープ2を、図7(b)に示すようにモルタル板6の亀
裂部分7が防水テープ2の中央になるように貼着した。
防水テープ2としては、厚さ1mm、引張り強度が3M
Pa、破断時の伸び率が400%のポリウレタン樹脂系
シート(日本発条社製、商品名:ニッパレイD)を幅6
0mmに裁断し、裏面にアクリル系感庄性接着剤層を設
けたものを用いた。
ポリウレタン樹脂系塗膜防水材(旭硝子ポリウレタン建
材社製、商品名:サラセーヌC)を、防水テープ2と防
水層3との合計の厚さが2mmとなるように、ゴムベラ
を用いて塗工した。
アクリルウレタン系トップコート(旭硝子ポリウレタン
建材社製、商品名:サラセーヌT)を、刷毛を用いて1
m2当たり0.2kg塗布し、防水層3の塗工を完了し
た。
(b)に示す矢印方向に、試験体のモルタル板6を、引
張り試験機で、引張り速度5mm/分で引張り、亀裂部
分7の幅を徐々に広げて防水層3の状況を確認した。
しても、防水テープ2を含む防水層3には異常は認めら
れず、耐亀裂抵抗性は良好であった。
裂抵抗性試験を行った。
系プライマを、刷毛を用いて1m2当たり0.2kg塗
布した。プライマを塗布してから3時間後に、実施例と
同じポリウレタン樹脂系塗膜防水材を、厚さが0.3m
mになるように、ゴムベラを用いて塗工した。
mmの格子状にガラス繊維を設置したガラスクロス(旭
硝子ポリウレタン建材社製、商品名:サラセーヌクロス
#2000)を、防水材塗工面のサイズ(100×30
0mm)に裁断して貼着した。
らにポリウレタン樹脂系塗膜防水材を、厚さが1.7m
m(塗膜防水層の合計厚さ2mm)になるように、ゴム
ベラを用いて塗布した。
後に、アクリルウレタン系トップコートを、刷毛を用い
て1m2当たり0.2kg塗布し、防水層の塗工を完了
した。
様に、耐亀裂抵抗性試験を実施したところ、亀裂部分7
の幅が11mmに達した時点で防水層が破断した。
た塗膜防水工法は、従来の方法に比べ施工時間が短く、
耐亀裂抵抗性に優れる。
裂の発生しやすい箇所の補強効果に優れる防水層を簡便
に施工でき、建築物の屋上、バルコニー等の塗膜防水工
法として好適である。
態を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
態を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
態を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
って、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’矢示
線に沿った断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 塗膜防水工法の施工に用いる補強用の防
水テープであって、JIS−A6021に規定される引
張性能試験において、引張強さが1N/mm2以上であ
り、かつ破断時の伸び率が100%以上であることを特
徴とする防水テープ。 - 【請求項2】 前記防水テープがポリウレタン樹脂系防
水テープである、請求項1に記載の防水テープ。 - 【請求項3】 前記防水テープの少なくとも片面に感圧
性接着剤層が設けられている、請求項1または2に記載
の防水テープ。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載の防
水テープを、防水施工個所の出隅、入隅、目地のいずれ
か一ヶ所以上に貼着した後に、塗膜防水材を前記防水テ
ープの貼着部分および未貼着部分の上に塗工することを
特徴とする塗膜防水工法。 - 【請求項5】 前記塗膜防水材がポリウレタン樹脂系塗
膜防水材である、請求項4に記載の塗膜防水工法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008095421A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Nisshin Kogyo Co Ltd | 屋根の防水改修工法において使用される保護コンクリートの伸縮目地被着用複合シート及びそれを使用する屋根の防水改修工法並びに防水改修された屋根の防水構造 |
JP2013210036A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nitto Seiko Co Ltd | 部品の取付構造 |
JP2015121076A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 新日本空調株式会社 | 空隙封止構造及びその方法 |
-
2002
- 2002-07-09 JP JP2002199843A patent/JP3969482B2/ja not_active Expired - Fee Related
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