JP2003090059A - オフセットブームの揺動規制機構 - Google Patents

オフセットブームの揺動規制機構

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JP2003090059A JP2001280519A JP2001280519A JP2003090059A JP 2003090059 A JP2003090059 A JP 2003090059A JP 2001280519 A JP2001280519 A JP 2001280519A JP 2001280519 A JP2001280519 A JP 2001280519A JP 2003090059 A JP2003090059 A JP 2003090059A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセットブームの左右揺動を規制する規制
部材の着脱を容易に行えるようにする。 【解決手段】 機体に第1ブーム22を上下揺動自在に
連結し、この第1ブーム22に第2ブーム23の一端を
左右揺動自在に連結し、この第2ブーム23の他端に第
3ブーム24を左右揺動自在に連結し、第1ブーム22
から側方に突出する第1ブラケット26と第3ブーム2
4から側方に突出する第2ブラケット27とにオフセッ
トリンク30の各端部を回動自在に連結し、第1ブーム
22と第2ブーム23の中途部との間に第2ブーム23
を揺動駆動するオフセットシリンダ33を設け、オフセ
ットシリンダ33と第2ブーム23との連結部40から
第3ブーム24側の範囲に、第2ブーム23の揺動を規
制する規制部材35を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホーの掘削
装置等に対して採用されるオフセットブームの揺動規制
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超小旋回型と称されるバックホーにおい
ては、走行装置上に上下軸心回りに旋回自在に旋回機体
を備え、この旋回機体上に掘削装置の基部を上下揺動自
在に支持したものとなっており、この掘削装置には、側
溝堀等の作業を可能とするために通常オフセットブーム
が用いられている。この種のオフセットブームは、旋回
機体に上下揺動自在に連結された第1ブームと、この第
1ブームの先端に左右揺動自在に連結された第2ブーム
と、この第2ブームの先端に左右揺動自在に連結された
第3ブームとを備えて構成され、この第3ブームの先端
部にアーム、バケットが設けられるようになっていた。
【0003】また、第1ブームの先端にはブラケットが
側方に突設され、第3ブームにもブラケットが側方に突
設され、両ブラケットにはオフセットリンクの各端部が
回動自在に連結されるようになっており、このオフセッ
トリンクと第1〜第3ブームによって4節平行リンクが
構成され、更に、第1ブームのブラケットと第2ブーム
の前後中途部との間には、第2ブームを左右に揺動駆動
するオフセットシリンダが設けられるようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の掘
削装置においてはバケット部分に対してクレーン用の吊
りフックを備えているものがあり、この吊りフックを用
いてクレーン作業を行う場合、荷物を吊り上げた状態で
旋回機体を旋回させるとブームに横方向の曲げモーメン
トが付与される。この際、オフセットシリンダにも負荷
がかかることとなるが、従来においては、第2ブームの
揺動を規制する規制部材を着脱自在に取り付けることに
よってかかる負荷を防止するものとなっていた。
【0005】具体的に従来の規制部材は、棒状又は帯板
状の部材によって構成され、その長手方向の一端を第1
ブームとオフセットシリンダとを連結する連結軸に着脱
自在に取り付け、他端を第2ブームとオフセットシリン
ダとを連結する連結軸に着脱自在に取り付けるようにな
っており、これによって両連結軸の軸間距離が保持され
るため、オフセットシリンダの伸縮が規制されるものと
なっていた。しかしながら、上記の位置に規制部材を取
り付けた場合、例えば、図4に示すようにブームを最下
降させたとしても規制部材100(同図に2点鎖線で示
す)が高い位置となり、この規制部材の着脱のために台
等が必要になるなど、着脱操作が困難になるという問題
があった。
【0006】また、大きなオフセット量を可能とするオ
フセットブームではオフセットシリンダが長くなるた
め、規制部材も長くなって重量が増大し、着脱もより一
層困難となるものであった。更に、第2ブームの揺動を
規制しないときには規制部材を完全に取り外さなければ
ならないため、保管の煩わしさや紛失の恐れが生じてい
た。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、規制部材の着脱操作又は作用・非作用の切換操作を
容易に行えるようにしたオフセットブームの揺動規制機
構を提供することを目的とする。
【0007】また、第2ブームの揺動を規制しないとき
に、規制部材を好適に保管できるようにしたオフセット
ブームの揺動規制機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の技術的手段を講じている。即ち、本
発明にかかるオフセットブームの揺動規制機構は、機体
6に第1ブーム22が上下揺動自在に連結され、この第
1ブーム22に第2ブーム23の一端が左右揺動自在に
連結され、この第2ブーム23の他端に第3ブーム24
が左右揺動自在に連結され、第1ブーム22から側方に
突出する第1ブラケット26と第3ブーム24から側方
に突出する第2ブラケット27とにオフセットリンク3
0の各端部が回動自在に連結され、第1ブーム22と第
2ブーム23の長手方向中途部との間に第2ブーム23
を揺動駆動するオフセットシリンダ33が設けられてお
り、オフセットシリンダ33と第2ブーム23との連結
部から第3ブーム24側の範囲に、第2ブーム23の揺
動を規制する規制部材35が設けられることを特徴とす
るものである。
【0009】これによれば、第2ブーム23の揺動を規
制する規制部材35が、オフセットシリンダ33と第2
ブーム23との連結部から第3ブーム24側の範囲に設
けられるので、例えば、図4に示すように、オフセット
ブーム14を最下降した場合に規制部材35の位置が従
来のもの100よりも低くなり、この規制部材35の着
脱操作等が容易に行えるようになる。また、本発明にか
かるオフセットブームの揺動規制機構は、機体6に第1
ブーム22が上下揺動自在に連結され、この第1ブーム
22に第2ブーム23の一端が左右揺動自在に連結さ
れ、この第2ブーム23の他端に第3ブーム24が左右
揺動自在に連結され、第1ブーム22から側方に突出す
る第1ブラケット26と第3ブーム24から側方に突出
する第2ブラケット27とにオフセットリンク30の各
端部が回動自在に連結され、第1ブーム22と第2ブー
ム23の長手方向中途部との間に第2ブーム23を揺動
駆動するオフセットシリンダ33が設けられており、オ
フセットシリンダ33と第2ブーム23とを連結する第
1の連結軸40と、オフセットリンク30と第2ブラケ
ット27とを連結する第2の連結軸41との間に、第2
ブーム23の揺動を規制する規制部材35が設けられる
ことを特徴とするものである。
【0010】これによって、上記と同様にブームを最下
降したときに規制部材35が低位置に配設されることと
なるため、着脱等が容易になる。また、第1,第2連結
軸40,41の間に規制部材35を設けるため、オフセ
ット量が大きい(オフセットシリンダ33が長い)オフ
セットブームの場合であっても、規制部材35は長くな
らず、軽量化が可能になるとともに着脱等も容易とな
る。上記構成において、第1,第2連結軸40,41の
一方41に規制部材35の一端38Bを取り付けた状態
で、他方40から規制部材35の他端38Aを離脱でき
るよう、両連結軸40,41の長さが設定されているこ
とが推奨される。
【0011】このような構成により、規制部材35を完
全に取り外さなくとも第2ブーム23の揺動規制を解除
することができるようになり、他方の連結軸40から取
り外した規制部材35の端部38Aを他の適宜箇所に取
り付ければ、規制部材35の格納(保管)がオフセット
ブーム上で行えるようになり、管理が容易になるととも
に紛失等を防止できる。前記オフセットリンク30に
は、規制部材35の端部を取り付け可能な保持軸45を
設けるのが好ましく、この場合、保持軸45と第2連結
軸41とに規制部材35の各端部38A,38Bを取り
付けることにより規制部材35を非作用状態、すなわち
格納状態とするのが好適である。
【0012】これによって、規制部材35の格納をオフ
セットブーム上で行えるようになり、管理が容易になる
とともに紛失を防止できる。さらに、この場合には、第
2連結軸41に規制部材35の一端38Bを取り付けた
状態で第1連結軸40から規制部材35の他端38Aを
離脱できるよう、両連結軸40,41の長さが設定さ
れ、第2連結軸41を支点として規制部材35を回動す
ることにより、該規制部材35の前記他端部38Aを第
1連結軸40と保持軸45とに付け替え可能に構成して
いることが推奨される。
【0013】これによって、ブームから規制部材35を
完全に取り外さなくとも、作用状態と非作用状態(格納
状態)とに簡単且つ迅速に切換操作することができるよ
うになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図5には、本発明にかかるオフセ
ットブーム14を採用した掘削装置2を具備するバック
ホー3の全体が示されており、このバックホー3は超小
旋回型と称されるものであって、走行装置5の上部に縦
軸心X回りに旋回自在に旋回機体6が設けられ、この旋
回機体6に掘削装置2が上下揺動自在に設けられたもの
となっている。
【0015】走行装置5は、トラックフレーム7の左右
両側に無端帯状にクローラ走行体8を備えて構成されて
おり、このトラックフレーム7の中心部に旋回ベアリン
グ9を介して旋回機体6が搭載されている。また、トラ
ックフレーム7の前部にはドーザ装置10が上下揺動自
在に設けられている。旋回機体6は、縦軸心X回りの旋
回軌跡が走行装置5の前後左右幅内に収まるようにその
平面外形が略円形に形成され、運転席11の側方に掘削
装置2の基部を支持したものとなっており、この掘削装
置2を最上昇させたときに、当該掘削装置2が旋回機体
6の平面外形内にほぼ収まるようになっている。
【0016】掘削装置2は、旋回機体6に一端部(下端
部)が上下揺動自在に連結されたブーム14と、ブーム
14の他端部(上端部)に一端が上下(前後)揺動自在
に連結されたアーム15と、このアーム15の他端に揺
動自在に連結されたバケット16とを有し、ブーム14
は、旋回機体6との間に設けられたブームシリンダ18
によって揺動駆動され、アーム15は、ブーム14との
間に設けられたアームシリンダ19によって揺動駆動さ
れ、バケット16は、アーム15との間に設けられたバ
ケットシリンダ20によって揺動駆動されるようになっ
ている。
【0017】また、上記ブーム14は、所謂オフセット
タイプとして構成されており、一端が旋回機体6に上下
揺動自在に連結された第1ブーム22と、この第1ブー
ム22の他端に一端が左右揺動自在に連結された第2ブ
ーム23と、この第2ブーム23の他端に一端が左右揺
動自在に連結された第3ブーム24とを有している。そ
して、図1にも示すように、第1ブーム22の先端の左
右一側(左側)には側方に突出する第1ブラケット26
が設けられ、第3ブーム24の左右同側(左側)にも側
方に突出する第2ブラケット27が設けられており、こ
の第1ブラケット26に連結軸29を介してオフセット
リンク30の一端(後端)が左右揺動自在に連結され、
第2ブラケット27に連結軸(第2連結軸)41を介し
てオフセットリンク30の他端(前端)が左右揺動自在
に連結されている。
【0018】したがって、第1〜第3ブーム22,2
3,24とオフセットリンク30とによって4節平行リ
ンクLが構成されており、第2ブーム23及びオフセッ
トリンク30を左右に揺動運動させることにより、第3
ブーム24を含んでこれより前方部分(アーム15、バ
ケット16)が第1ブーム22と平行の状態で左右に移
動するようになっている。また、第1ブラケット26
と、第2ブーム23の長手方向中途部から側方(左側
方)へ突出する取付部31との間には、オフセットシリ
ンダ33が設けられ、このオフセットシリンダ33によ
って第2ブーム23が左右に揺動駆動されるようになっ
ている。
【0019】なお、図5の側面視において、ブーム14
は長手方向中途部に屈曲部14Aを有し、上昇した姿勢
で上部側が前方に屈曲した側面視くの字状を呈してお
り、前記屈曲部14Aは第1ブーム22の先端側に形成
されるようになっている。また、オフセットリンク30
はオフセットシリンダ33の下側に平行に配設され、第
3ブーム24の上部には、アームシリンダ19のシリン
ダチューブ19aの前部側が左右軸心回りに揺動自在に
枢支されている。本発明のオフセットブーム14では、
オフセット動作が不要な場合、例えば、バケット16部
分に設けた吊りフック34を用いてクレーン作業を行う
ような場合に、オフセットシリンダ33に対して負荷が
かからないよう第2ブームの揺動を規制する規制部材3
5が設けられている。
【0020】この規制部材35は、パイプ材や中実の棒
材、帯板材等によって構成された主部37と、この主部
37の両端部に設けられた取付筒部38A,38Bとを
有しており、主部37は、後部側37aが前部側37c
よりも高位置に配設されるよう、長手方向中間に傾斜部
37bを具備している。他方、オフセットシリンダ33
のロッド33aと第2ブーム23とを連結する連結軸
(第1の連結軸)40と、オフセットリンク30と第3
ブーム24の第2ブラケット27とを連結する連結軸
(第2の連結軸)41とは、それぞれ取付部31及び第
2ブラケット27よりも上方に突出されており、この突
出部分40A、41Aに対して規制部材35の各取付筒
部38A,38Bが軸方向に着脱(挿脱)自在に取り付
けられるようになっている。
【0021】また、各連結軸40,41の上端面には、
該連結軸40,41に取り付けた取付筒部38A,38
Bを上側から押さえて抜け止めする抜止部材42が取付
ボルト43によって着脱自在に取り付けられるようにな
っている。したがって、この規制部材35を取り付ける
ことによって、第1〜第3ブーム22,23,24が前
後一直線状に配置された状態で4節平行リンクLの形状
が保形され、オフセットシリンダ33に対して負荷がか
からないようになっており、他方、抜止部材42を取り
外して各連結軸40,41から規制部材35を抜き取っ
てやれば、通常のオフセット動作が可能となっている。
【0022】上記規制部材35は、オフセットブーム1
4の揺動規制を解除するときに、当該ブーム14から完
全に取り外すことができるだけでなく、一端部38Bを
第2連結軸41に取り付けたままで他端部38Aをオフ
セットリンク30に保持することによって簡単且つ迅速
に非作用状態としてオフセットブーム14上に格納(保
管)することができるようになっており、これによって
規制部材35の管理の煩わしさや紛失等を解消できるよ
うになっている。具体的には、図2に示すように、第2
連結軸41は第1連結軸40に比べて上下に長く形成さ
れており、同図に2点鎖線で示すように、規制部材35
の全体を上方(離脱方向)へ移動させると、第2連結軸
41が一方の取付筒部38Bに挿通したまま第1連結軸
40から他方の取付筒部38Aが離脱するようになって
いる。
【0023】また、図1及び図3に示すように、オフセ
ットリンク30の長手方向中途部には、上方に立設され
た正面視L字状のブラケット44を介して保持軸45が
設けられており、図1の2点鎖線の如く、規制部材35
を第2連結軸41を支点として左方向へ回動し、図3の
如く、第1連結軸40から取り外した取付筒部38Aを
保持軸45に嵌挿して取り付け、この保持軸45の上端
に抜止部材42をボルト固定することにより、規制部材
35を非作用状態とすることができるようになってい
る。
【0024】以上の構成において、規制部材35は、第
1連結軸40から前側の範囲に取り付けられるようにな
っているため、図4の如くアーム15を折り畳んだ状態
でブーム14を最下降させると、規制部材35が従来
(同図に2点鎖線で示す符号100)に比べて低位置に
配設されるようになり、当該規制部材35をブーム14
に対して着脱する操作や、回動することによって作用状
態又は非作用状態に切り換える操作が容易に行えるよう
になっている。また、第2ブーム23の揺動量(オフセ
ット量)を大とするべくオフセットシリンダ30が長く
形成されている場合は、第1、第2連結軸40,41の
間隔は逆に小さくなることから、規制部材35の長さも
小さくすることができ、軽量化が可能になるとともに着
脱操作等が一層容易に行えるようになる。
【0025】また、図2及び図3に示すように、第1連
結軸40よりも後側ではアームシリンダ19の後部が第
2ブーム23の上側に接近して両者の上下スペースSが
狭くなる場合があり、またアームシリンダ19等への油
圧配管が第2ブーム23に沿って配設されるために上記
スペースSが更に狭くなってしまうこととなるが、規制
部材35は非作用状態でも第1連結軸40から前側の範
囲に配設されるために、第2ブーム23の左右揺動によ
りアームシリンダ19が相対的に首振り運動したとして
も規制部材35に干渉することはない。
【0026】本発明は上記実施形態に限定されることな
く適宜設計変更可能である。例えば、規制部材35を非
作用状態とする場合、一端38Aを第1連結軸40に挿
通したまま他端38Bを第2連結軸41から取外し、第
1連結軸40を支点として規制部材35を回動させると
ともに他端38Bを第2ブーム23の適宜箇所に保持す
るように構成してもよい。また、第1,第2連結軸4
0,41を下方(オフセットリンク30側)に突出して
規制部材35をオフセットリンク30よりも下側に設け
るようにすることも可能である。但し、この場合には、
第2ブーム23の揺動で第1連結軸40とオフセットリ
ンク30との干渉の恐れが生じることから、上記実施形
態のように各連結軸40,41を上方(反オフセットリ
ンク30側)に突出するのが好ましい。
【0027】また、オフセットブーム14は、第2ブー
ム23の左右一方にオフセットリンク30を設け、左右
他方にオフセットシリンダ33を配設した形態とするこ
とも可能である。また、請求項1にかかる発明に関して
は、規制部材35を、第1,第2連結軸40,41以外
の部分(第2ブーム23及び第3ブーム24の適宜箇
所)に取り付ける構成とすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、規
制部材の着脱操作又は作用状態と非作用状態との切り換
え操作が低位置で容易に行えるようになる。また、本発
明によれば、規制部材を非作用状態としてオフセットブ
ーム上に格納できるため、管理が容易になるとともに紛
失の恐れが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるオフセットブームの
平面図である。
【図2】規制部材を作用状態とした場合のオフセットブ
ームの側面図である。
【図3】規制部材を非作用状態(格納状態)とした場合
のオフセットブームの側面図である。
【図4】オフセットブームを最下降した状態の掘削装置
を示す側面図である。
【図5】オフセットブームを採用したバックホーの全体
側面図である。
【符号の説明】
14 ブーム 26 第1ブラケット 27 第2ブラケット 30 オフセットリンク 33 オフセットシリンダ 35 規制部材 40 第1連結軸 41 第2連結軸 45 保持軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体(6)に第1ブーム(22)が上下
    揺動自在に連結され、この第1ブーム(22)に第2ブ
    ーム(23)の一端が左右揺動自在に連結され、この第
    2ブーム(23)の他端に第3ブーム(24)が左右揺
    動自在に連結され、第1ブーム(22)から側方に突出
    する第1ブラケット(26)と第3ブーム(24)から
    側方に突出する第2ブラケット(27)とにオフセット
    リンク(30)の各端部が回動自在に連結され、第1ブ
    ーム(22)と第2ブーム(23)の長手方向中途部と
    の間に第2ブーム(23)を揺動駆動するオフセットシ
    リンダ(33)が設けられており、 オフセットシリンダ(33)と第2ブーム(23)との
    連結部分から第3ブーム(24)側の範囲に、第2ブー
    ム(23)の揺動を規制する規制部材(35)が設けら
    れることを特徴とするオフセットブームの揺動規制機
    構。
  2. 【請求項2】 機体(6)に第1ブーム(22)が上下
    揺動自在に連結され、この第1ブーム(22)に第2ブ
    ーム(23)の一端が左右揺動自在に連結され、この第
    2ブーム(23)の他端に第3ブーム(24)が左右揺
    動自在に連結され、第1ブーム(22)から側方に突出
    する第1ブラケット(26)と第3ブーム(24)から
    側方に突出する第2ブラケット(27)とにオフセット
    リンク(30)の各端部が回動自在に連結され、第1ブ
    ーム(22)と第2ブーム(23)の長手方向中途部と
    の間に第2ブーム(23)を揺動駆動するオフセットシ
    リンダ(33)が設けられており、 オフセットシリンダ(33)と第2ブーム(23)とを
    連結する第1の連結軸(40)と、オフセットリンク
    (30)と第2ブラケット(27)とを連結する第2の
    連結軸(41)との間に、第2ブーム(23)の揺動を
    規制する規制部材(35)が設けられることを特徴とす
    るオフセットブームの揺動規制機構。
  3. 【請求項3】 第1,第2連結軸(40,41)の一方
    (41)に規制部材(35)の一端(38B)を取り付
    けた状態で、他方(40)から規制部材(35)の他端
    (38A)を離脱できるよう、両連結軸(40,41)
    の長さが設定されていることを特徴とする請求項2に記
    載のオフセットブームの揺動規制機構。
  4. 【請求項4】 オフセットリンク(30)に規制部材
    (35)の端部(38A)を取り付け可能な保持軸(4
    5)が設けられ、この保持軸(45)と第2連結軸(4
    1)とに規制部材(35)の各端部(38A,38B)
    を取り付けることにより規制部材(35)を非作用状態
    とするように構成していることを特徴とする請求項2に
    記載のオフセットブームの揺動規制機構。
  5. 【請求項5】 第2連結軸(41)に規制部材(35)
    の一端(38B)を取り付けた状態で第1連結軸(4
    0)から規制部材(35)の他端(38A)を離脱でき
    るよう、両連結軸(40,41)の長さが設定され、第
    2連結軸(41)を支点として規制部材(35)を回動
    することにより、該規制部材(35)の前記他端(38
    A)を第1連結軸(40)と保持軸(45)とに付け替
    え可能に構成していることを特徴とする請求項4に記載
    のオフセットブームの揺動規制機構。
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