JP2003089439A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003089439A
JP2003089439A JP2001284826A JP2001284826A JP2003089439A JP 2003089439 A JP2003089439 A JP 2003089439A JP 2001284826 A JP2001284826 A JP 2001284826A JP 2001284826 A JP2001284826 A JP 2001284826A JP 2003089439 A JP2003089439 A JP 2003089439A
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image forming
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paper feed
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JP2001284826A
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English (en)
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Kazuyoshi Kimura
和芳 記村
Susumu Okui
進 奥井
Hideo Isohara
英夫 磯原
Tomoo Suzuki
智雄 鈴木
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙カセットを装置本体に装着するに当た
り、急速な操作を禁止して停止時にショックが発生しな
いようにする。 【解決手段】 給紙カセット21の側面後方に突起21
3AとラックRを有するアーム213を形成し、給紙カ
セット21が装置本体に対しスライドして前記の突起2
13Aが係止部材220のコロ223に係合される迄の
間前記のラックRにより制動部材230を駆動回転し、
制動部材230を構成するトルクリミッタTによって給
紙カセット21に負荷抵抗を与え、それによって給紙カ
セット21を急速にスライド出来ないような構造とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙積載部を設
けた複写機、プリンタ等の画像形成装置に係わり、特に
装置本体に対して挿脱可能の記録紙積載部を設けた画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置で
は、高速処理がなされて、多数枚の記録紙(以後転写紙
とも言う)を積載した記録紙積載部(以後給紙カセット
とも言う)からは1枚宛の記録紙が分離・搬送され、搬
送された記録紙上には画像記録がなされてトレイに排出
される。記録紙積載部には一度に数百枚の記録紙が積載
され、消費されるとユーザによって記録紙の補給がなさ
れるが、使用状況によっては頻繁に記録紙の補充を行う
ことが必要となる。
【0003】数百枚の記録紙の記録紙積載部内への補給
が容易になされるようにするために、記録紙載置部を装
置本体から引き出せる構造とし、引き出した状態で数百
枚の記録紙を記録紙積載部内に積載し、数百枚の記録紙
が積載された記録紙積載部はユーザによって装置本体内
に押し込まれる構造としている。
【0004】更に画像形成装置にあっては、設置位置で
のユーザによる記録紙積載部の挿脱動作を容易にするた
め、記録紙の給送方向とは直交した画像形成装置の全面
側から挿脱できる構成とした機種が多く提供されてい
る。かかる記録紙積載部は樹脂材料のケーシングと一体
となったレール、又はボールを用いたスライドレールと
一体となり、装置本体に対して挿脱される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】数百枚の記録紙を積載
した記録紙載置部は10kg以上の質量を有しているこ
ととなる。かかる記録紙載置部を装置本体が引き出され
た第1位置から、装置本体に装着されて給紙を可能とす
る第2位置に押し込む押し込み動作をユーザが勢いよく
行うと、記録紙載置部は押し込まれるに従って加速され
て大きな運動エネルギーをもって第2位置に到達し、停
止時に慣性による衝撃を与えることとなる。衝撃は負荷
として記録紙積載部の奥側に位置した記録紙端面規制部
材にかかり、記録紙端面規制部材の破損、変形または位
置ズレが生じ、これが原因となって画像形成時には紙曲
がり等の給送不良を発生させることが多く、かかる問題
の解決が望まれている。
【0006】本発明は、ユーザによる威勢のよい記録紙
積載部の挿脱操作によっても記録紙端面規制部材への衝
撃を緩和させ、装置本体に装着した記録紙積載部から
は、画像形成時に常に良好な給紙が行われる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、装置本体か
ら引き出された第1位置と、装置本体に装着されて給紙
を可能とする第2位置との間で、装置本体に対して挿脱
を可能とした記録紙積載部を設けた画像形成装置におい
て、前記記録紙積載部と前記装置本体との間には負荷手
段が設けられていて、該負荷手段は前記記録紙積載部を
第1位置から第2位置に移動させるときには第2位置と
なる前の一定距離の間には負荷がかかり、引き出し時に
は負荷がかからないよう機能することを特徴とする画像
形成装置、によって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】先ず、本発明が適用される画像形
成装置について、図1に示す断面構成図を用いて説明す
る。但し本発明は図1に示す画像形成装置に限定される
ものではなく、給紙カセットから給紙される記録紙上に
画像形成を行う画像形成装置に広く適用される。
【0009】画像形成を行う回転する感光体ドラム10
の周囲には、帯電器11、像露光器12、現像器13、
転写前露光器14、転写器15、分離器16、クリーニ
ング装置17が配設されている。画像形成に当たっては
感光体ドラム10周面はスコロトロン帯電器等を用いた
帯電器11によって一様帯電が行われる。ついで、像露
光器12は画像情報信号に基づいてレーザ光を変調し、
一様帯電された感光体面上に投光することによって静電
潜像を形成する。静電潜像は現像バイアスが印加された
現像器13によって現像が行われトナー像が感光体ドラ
ム10上に形成される。
【0010】転写前露光器14は、転写効率を高める目
的から転写補助手段として画像面に対して光照射を行い
トナー及び感光体面の電荷消去が行われる。
【0011】転写器15は転写域において次に説明する
転写紙Pの背後からトナーと逆極性のバイアスの印加が
なされて、感光体ドラム10上のトナー像を転写紙P上
へ転写する。転写されてトナー像を担持した転写紙P
は、分離器16により交流バイアス及び直流バイアスが
重畳して印加されて感光体ドラム10より分離される。
転写紙Pが分離したのちの感光体ドラム10上の残留し
ているトナーはクリーニング装置17によって感光体面
より除去される。
【0012】一方、転写紙Pの搬送についてみると、複
数の給紙カセット21A、21B、21C内にはそれぞ
れ積層状態にある転写紙Pがあって、分離給送ローラ2
2によって1枚宛に分離搬送され、給紙ローラ23を経
てレジストローラ24に到達する。レジストローラ24
は転写紙先端を一旦停止させ、紙曲がりを補正したの
ち、感光体ドラム10上に形成されたトナー像と同期し
て搬送され、前記の転写域においてトナー像が転写され
た転写紙Pは搬送ベルト25上を搬送されて、加熱ロー
ラ30aと加圧ローラ30bとから成る定着器30によ
って挟持搬送され、その間に加熱と加圧とによりトナー
像は転写紙P上に固着・定着される。
【0013】定着を終えた転写紙Pは排紙ローラ31に
よって機外に排出される。(実施の形態)本発明の画像
形成装置に設けられる記録紙積載部は図2に示すような
引き出し形式の複数の給紙カセット21により構成され
ている。各給紙カセット21は両側面に取り付けたガイ
ド部材211が装置本体の備える各レール部材212に
係合しその案内により水平方向にスライド可能に支持さ
れていて、図示のA方向に引き出すことにより転写紙P
を収納できる位置すなわち第1位置に置かれ、その反対
方向に押し込むことにより転写紙Pを給紙出来る位置
(第2位置)に置かれる。
【0014】前記の各給紙カセット21に収納される転
写紙Pはそのサイズに応じて対称位置に移動可能の左右
の側板23により紙幅の中心位置が設定され、また後方
の側板24によりその先端の搬出位置が設定される。各
給紙カセット内の転写紙Pは給紙位置(第2位置)にお
いて、装置内部の押上機構により転写紙Pの先端部の紙
面が上昇して前記の分離給送ローラ22に当接して給紙
可能の状態とされる。
【0015】前記の各給紙カセット21は側面後方にア
ーム213を突設していてその上側縁に山型の突起21
3Aが、また下側縁に所定の歯数のラックRが形成さ
れ、一方装置本体側には前記の突起213Aを係止する
係合部材220が、また前記のラックRに噛合して作動
する制動部材230が設けられている。
【0016】前記の係合部材220は支持軸221を支
点として回転する回動レバー222先端のコロ223
と、回動レバー222を時計方向に、強く付勢する捩り
バネ224とから成り、コロ223の外周がアーム21
3の上側縁より僅かに離間する位置に保持されている。
【0017】一方前記の制動部材230は図3に示すよ
うに、トルクリミッタTと該トルクリミッタTに接続す
る一方向クラッチCおよび歯車Wとから構成される。
【0018】前記のトルクリミッタTは周面の摩擦によ
り一体で回転あるいは摩擦に抗して摺動回転し、負荷と
しての一定のトルクを可能とする1組のスリーブSL1
とSL2から成っていて外側のスリーブSL1はピン状
の突起部材tを係合して前記の歯車Wに、一方内側のス
リーブSL2は回転軸Sを介して反時計方向には作動状
態となり、時計方向には不作動で回転がなされている前
記の一方向クラッチCにそれぞれ接続されている。
【0019】各給紙カセット21は装置本体に対する位
置の移動に従って前記の係合部材220および制動部材
230により次に記す如くしてその位置の規制ならび移
動時の制動が行われる。
【0020】図4は給紙カセット21の各位置における
係合および制動手段との位置関係を示し、その間での負
荷状態を示す説明図である。
【0021】給紙カセット21は引き出されると(P
1)に示す位置(第1位置)において一旦スライドを停
止してユーザによって転写紙Pの収納が行われ、収納後
押し込まれると(P2)に示す中間位置においてラック
Rが前記の制動部材230の歯車Wに噛合される。
【0022】前記の制動部材230の歯車Wは給紙カセ
ット21が(P2)に示す位置より(P3)に示す位置
の直前迄挿入方向にスライドする間スリーブSL1と共
に反時計方向に回転されるが、前記の一方向クラッチC
はクラッチが作動状態にあってスリーブSL2の回転が
阻止されているので、スリーブSL1から歯車Wに対し
摩擦による一定の負荷(ブレーキ)が加わり、従って給
紙カセット21は急速な挿入方向のスライド操作が防止
されて停止位置での慣性によるショックやそれに伴う変
形、破損等から保護されることとなる。
【0023】なお、給紙カセット21の引き出し時には
歯車Wは時計方向に回転されて一方向クラッチCが不作
動となり自由に回転がなされるので前述したような負荷
(ブレーキ)は加わらず通常の軽い引き出し操作が可能
となる。
【0024】給紙カセット21はさらに(P4)に示す
位置(第2位置)に挿入方向にスライドする間にラック
Rと歯車Wの噛合は解除されるが、これと並行して前記
の突起213Aが係合部材220のコロ223をその付
勢に抗して押し上げついで停止位置への到達と略同時に
コロ223により係止されて転写紙Pの給送状態に保持
される。
【0025】
【発明の効果】本発明により、画像形成装置の挿脱可能
とした記録紙積載部は、不馳れなユーザによる操作によ
っても長期間の使用にも耐えて常に記録紙をトラブルな
く正確に給紙出来ることとなり、その結果給紙不良の起
こらない実用上極めて有用な画像形成装置が提供される
こととなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の断面構成図。
【図2】給紙カセットの構成を示す斜視図。
【図3】制動部材の構成を示す説明図。
【図4】給紙カセットのスライド位置と負荷の状態を示
す説明図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 帯電器 12 像露光器 13 現像器 15 転写器 21 給紙カセット 30 定着器 211 ガイド部材 212 レール部材 213 アーム 213A 突起 220 係合部材 223 コロ 230 制動部材 R ラック P 転写紙 T トルクリミッタ SL1,SL2 スリーブ W 歯車 C 一方向クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 智雄 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H072 AB03 BA03 BA12 BB01 CA01 CB07 FA05 JA02 3F343 FA01 FB02 FB04 GA01 GB01 GC01 GD01 HA16 HA22 HB03 HB10 HC27 KB03 LA04 LA13 LC12 LD30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体から引き出された第1位置と、
    装置本体に装着されて給紙を可能とする第2位置との間
    で、装置本体に対して挿脱を可能とした記録紙積載部を
    設けた画像形成装置において、前記記録紙積載部と前記
    装置本体との間には負荷手段が設けられていて、該負荷
    手段は前記記録紙積載部を第1位置から第2位置に移動
    させるときには第2位置となる前の一定距離の間には負
    荷がかかり、引き出し時には負荷がかからないよう機能
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷手段はトルクリミッタと一方向
    クラッチとから構成され、第1位置から第2位置に移動
    する際にはトルクリミッタによってトルクが発生し、第
    2位置から第1位置に移動する際には一方向クラッチの
    空転によりトルクを発生させないことを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷のかかる一定距離は、第1位置
    から第2位置に移動する途中位置から、記録紙積載部が
    装置本体に対して位置決めされる直前位置までとしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
JP2001284826A 2001-09-19 2001-09-19 画像形成装置 Pending JP2003089439A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143738A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Ricoh Co Ltd 給紙トレイの固定装置及び画像形成装置
JP2012148868A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Ricoh Co Ltd 引き込み装置およびこれを備えた画像形成装置
CN113401687A (zh) * 2020-03-17 2021-09-17 柯尼卡美能达株式会社 给纸装置以及图像形成装置

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JP2012148868A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Ricoh Co Ltd 引き込み装置およびこれを備えた画像形成装置
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