JP2003088321A - こんにゃく及びこんにゃくゼリー並びにその製造方法 - Google Patents

こんにゃく及びこんにゃくゼリー並びにその製造方法

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JP2003088321A
JP2003088321A JP2001285016A JP2001285016A JP2003088321A JP 2003088321 A JP2003088321 A JP 2003088321A JP 2001285016 A JP2001285016 A JP 2001285016A JP 2001285016 A JP2001285016 A JP 2001285016A JP 2003088321 A JP2003088321 A JP 2003088321A
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Kazue Nawa
和恵 名和
Kazuko Shizuma
和子 静間
Katsuyuki Mukai
克之 向井
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒトの皮膚の角質水分量の向上、肌荒れの改
善などにおいて優れた効果を有するスフィンゴ脂質を高
含有量含むこんにゃく及びこんにゃくゼリーを提供す
る。 【解決手段】 スフィンゴ脂質を8mg/kg以上含有
するこんにゃく及びこんにゃくゼリー並びにこんにゃく
芋から有機溶剤を用いてスフィンゴ脂質を抽出し、濃縮
して得られたスフィンゴ脂質含有物を、こんにゃく生芋
をすりおろしたもの又はこんにゃく精粉に混合し、次い
で凝固剤を添加してこんにゃくとすることを特徴とす
る、スフィンゴ脂質を8mg/kg以上含有するこんに
ゃくを製造する製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、スフィンゴ脂質を
高濃度に含有するこんにゃく及びこんにゃくゼリー並び
にそれらの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の研究によれば、複合脂質、なかで
も糖脂質に顕著な生理活性を有するものがあることが明
らかにされてきた。例えば、脂肪酸とスフィンゴシンか
らなるセラミド、糖と脂肪酸とスフィンゴシンからなる
セレブロシドは、人間の皮膚の角質層に多く存在し、体
内から水分の蒸発を防ぐ働きをしていることが明らかと
なっている。この高い保湿性を生かした美容分野への利
用、さらにはエラスターゼ抑止効果や遊離基抑止効果を
生かした製薬分野への応用も進んでいる。
【0003】従来、これらスフィンゴ脂質を中心とした
セラミド関連物質は牛の脳などから抽出され、供給され
ていた。しかし1986年に狂牛病が発生してからは、
ヒトへの感染の可能性から、供給量が激減し、安全な植
物起源のセラミド関連物質への回帰現象が生じている。
【0004】最近、植物由来のセラミド関連物質は効果
が動物由来のものと遜色無いことが判明し、また何の副
作用も毒性も無いことから、植物原料からセラミド関連
物質を抽出する検討が盛んに行われている。これまで植
物由来のスフィンゴ脂質、特にその中でもグリコシルセ
ラミドとしては、コメ(Agric. Biol. Chem., 49,2
753(1985))および米糠(特開昭62−187
404号公報、特開平11−279586号公報)、小
麦(Agric. Biol. Chem., 49, 3609(198
5)、特表平6−507653号公報)、大豆(Chem.
Pharm. Bull., 38(11), 2933(1990)、
特開平7−2683号公報)などの穀物および豆類由来
のものが知られている。
【0005】また、本発明者らは、芋類の中にスフィン
ゴ脂質が穀類、豆類に匹敵あるいは凌駕する濃度で含ま
れていることを突き止め、また、このスフィンゴ脂質が
溶媒で抽出でき、食品として利用できるという知見を
得、すでに特許出願している(特願2000−2190
87号)。さらには、このスフィンゴ脂質を食品として
継続的に経口摂取することにより、皮膚の保湿、肌荒れ
の改善に顕著な効果があることを見出し、機能性食品と
してすでに特許出願している(特願2001−8769
5号及び特願2001−188393号)。
【0006】特に、芋類の中でもこんにゃく芋中のスフ
ィンゴ脂質含有量は非常に高く、こんにゃく芋を原料と
して生産される食品であるこんにゃくは、通常の食品と
比較して非常に多くのスフィンゴ脂質を含有している。
こんにゃくは古くから日本人が常食としており、馴染み
深く、こんにゃくゼリーは昨今の健康、ダイエット志向
とその食感から若い女性や子供を中心に広く受け入れら
れている食品であり、こんにゃくまたはこんにゃくゼリ
ーに美容食品として付加価値をつける意義は大きい。
【0007】スフィンゴ脂質を経口摂取することについ
てはすでにエリアン・ラティによってFragranc
e Journal, 23(1), 81(1995)に
報告されている。詳しくは小麦由来のスフィンゴ脂質が
3重量%含まれる小麦抽出物を毎日20mgずつ、つま
り毎日600μgのスフィンゴ脂質を1ヶ月間服用する
ことによって皮膚の水分保持機能が改善されるものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
市販されているこんにゃく中のスフィンゴ脂質含有量を
調査したところ、こんにゃく精粉を原料としたもので
0.3〜1.0mg/kg、こんにゃく生芋100%使
用のこんにゃくで1.5〜3.0mg/kgしか含有し
ておらず、1日600μgのスフィンゴ脂質を摂取する
ためには、こんにゃく精粉原料のもので0.6〜2k
g、生芋原料のもので0.2〜0.4kg必要であり、
毎日食べ続けることは不可能な量である。本発明は、ス
フィンゴ脂質の摂取量を満たすのに好適な、スフィンゴ
脂質を多く含むこんにゃく及びこんにゃくゼリーを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するため鋭意検討した結果、こんにゃく製
造時の廃棄物であるこんにゃくトビ粉からスフィンゴ脂
質を抽出し、こんにゃく又はこんにゃくゼリーの製造工
程中に添加することで、スフィンゴ脂質強化こんにゃく
またはこんにゃくゼリーを製造できることを見出し、本
発明に到達した。
【0010】すなわち、本発明の第1は、スフィンゴ脂
質を8mg/kg以上含有することを特徴とするこんに
ゃくを要旨とするものであり、本発明の第2は、スフィ
ンゴ脂質を8mg/kg以上含有することを特徴とする
こんにゃくゼリーを要旨とするものである。また、本発
明の第3は、こんにゃく芋から有機溶剤を用いてスフィ
ンゴ脂質を抽出し、濃縮して得られたスフィンゴ脂質含
有物を、こんにゃく生芋をすりおろしたもの又はこんに
ゃく精粉に混合し、次いで凝固剤を添加して上記のこん
にゃくを製造することを特徴とするこんにゃくの製造方
法を要旨とするものであり、本発明の第4は、こんにゃ
く芋から有機溶剤を用いてスフィンゴ脂質を抽出し、濃
縮して得られたスフィンゴ脂質含有物と、こんにゃく精
粉を、ゼリー原料に混合し、ゼリーとすることを特徴と
する上記のこんにゃくゼリーの製造方法を要旨とするも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明で使用するスフィンゴ脂質は、合成、醗
酵、動植物由来のものが挙げられるが、食品として利用
する観点から、安全性が高く、食経験のある植物由来の
スフィンゴ脂質が好ましい。植物由来のスフィンゴ脂質
は、食用とされる植物から抽出されたものであればいか
なるものでも良いが、好ましくは小麦、小麦ふすま、大
麦、米、米糠、トウモロコシなどの穀類、大豆などの豆
類、ほうれん草、小松菜、青梗菜などの緑黄色野菜、さ
つま芋、じゃが芋、里芋、山芋、こんにゃく芋、長芋な
どの芋類から抽出されたものが挙げられ、その形態とし
ては、そのままでも良いし、乾燥、すりつぶし、加熱な
どの操作によって加工されていてもよい。本発明はこん
にゃくまたはこんにゃくゼリーであることから、スフィ
ンゴ脂質を取得する原料として、同じ素材であるこんに
ゃく芋、特にはスフィンゴ脂質含有量の高いこんにゃく
トビ粉が好ましい。
【0012】以下、一例としてこんにゃくトビ粉を原料
として有機溶媒を用いてスフィンゴ脂質を抽出し、スフ
ィンゴ脂質含有物を得る方法について述べる。抽出溶媒
として使用する有機溶媒としては、原料およびスフィン
ゴ脂質と抽出中に反応するものであればいかなるもので
も使用できる。また、一種類の溶媒を単独で用いても複
数の溶媒を混合して用いても良い。かかる有機溶媒とし
ては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール等のアルコール類、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリン
等の多価アルコール、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、
テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル
類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム等
のハロゲン化炭化水素類、ヘキサン、ペンタン、石油エ
ーテル等の脂肪族炭化水素類、トルエン等の芳香族炭化
水素類、ポリエチレングリコール等のポリエーテル類、
ピリジン類などが挙げられる。
【0013】これらの中で好ましい例としては、食品に
使用することからエタノール、アセトン、ヘキサンが挙
げられ、特に好ましい例としてはエタノールが挙げられ
る。また、これらの極性有機溶媒で抽出する際には抽出
効率をあげるために例えば水、界面活性剤などの添加物
を本発明の効果をそこなわない範囲で加えることができ
る。
【0014】抽出に使用する有機溶媒の量は、原料とな
る植物に対して望ましくは1〜30倍量程度、さらに望
ましくは1〜10倍量程度が良い。溶媒の使用量がこの
範囲以下であれば、原料全体に溶媒が行き渡らず、抽出
が不十分になる恐れがあり、この範囲を超える量の溶媒
を添加してももはや抽出量に影響はなく、後の濃縮工程
での溶媒除去作業の負担が増えるのみである。
【0015】抽出温度は、使用する溶媒の沸点にもよる
が、エタノールを用いた場合では、好ましくは、室温か
ら70℃、さらに好ましくは室温程度から60℃の範囲
がよい。抽出温度がこの範囲以下であれば、抽出効率が
低下し、この範囲以上の温度をかけても抽出効率に大き
な影響はなく、いたずらにエネルギー使用量が増えるの
みである。
【0016】抽出時間は、1〜24時間、好ましくは2
〜10時間である。抽出時間がこの範囲より短いと、十
分に抽出が行われず、この範囲を超えていたずらに長く
時間をかけて抽出を行っても、もはや抽出量の増大は見
込めない。
【0017】なお、抽出操作は1回のみの回分操作に限
定されるものではない。抽出後の残渣に再度新鮮な溶媒
を添加し、抽出操作を施すこともできるし、抽出溶媒を
複数回抽出原料に接触させることも可能である。すなわ
ち、抽出操作としては、回分操作、半連続操作、向流多
段接触操作のいずれの方式も使用可能である。また、ソ
ックスレー抽出など公知の抽出方法を使用してもよい。
【0018】次に、抽出残渣を分離除去する。分離の方
法は特に限定されず、例えば吸引ろ過、フィルタープレ
ス、シリンダープレス、デカンター、遠心分離器、ろ過
遠心機などの公知の方法を用いることができる。
【0019】このようにして得られた抽出液は、濃縮工
程に送られる。濃縮方法は特に限定されず、例えばエバ
ポレーターのような減圧濃縮装置やエバポール(大川原
製作所)のような遠心式薄膜真空蒸発装置を用いたり、
加熱による溶剤除去により、濃縮することができる。こ
のようにして、スフィンゴ脂質含有物を得ることができ
る。
【0020】スフィンゴ脂質含有物から、さらに不純物
類を取り除き、より純度を向上せしめる必要のある場合
は、常法による精製が可能である。例えば、水洗浄、ヘ
キサン洗浄、シリカゲルカラムや樹脂カラム、逆相カラ
ムなどを通す方法、極性の異なる溶媒による分配、再結
晶法などが挙げられる。
【0021】次に、得られた濃縮物の分析方法である
が、最も簡便な分析方法としては薄層クロマトグラフ法
があげられる。スフィンゴ脂質、中でもグルコシルセラ
ミドが市販されているのでこれを標準とし、シリカゲル
薄層プレートを用いてクロロホルム−メタノール系など
適当な溶媒系を用いて展開させ、濃硫酸やアンスロン試
薬などで発色させれば、上記濃縮物中に高含量でスフィ
ンゴ脂質が存在することが容易に判定できる。その他、
高速液体クロマトグラフ法、各種クロマトグラフ−マス
スペクトロメトリー法などの常法によりスフィンゴ脂質
類の定量ができる。
【0022】本発明の第1のこんにゃく及び本発明の第
2のこんにゃくゼリーは、上記したスフィンゴ脂質を8
mg/kg以上含有するものであり、好ましくは10m
g/kg以上、さらに好ましくは20mg/kg以上含
有するものである。
【0023】本発明のこんにゃく又はこんにゃくゼリー
には、効果を促進するためにビタミン類、コラーゲン、
スクワラン、大豆レシチン、ナイアシン、ナイアシンア
ミド、ヒアルロン酸、ソルビトール、キチン、キトサ
ン、ヨモギエキス、ピクノジェノールなど他の植物抽出
物などを加えることもできる。これらの導入量について
は、本発明の効果を損なわない限り、限定されるもので
はない。
【0024】本発明のこんにゃくまたはこんにゃくゼリ
ーは植物由来の組成物で構成されているため安全性が高
く、経口摂取の量、間隔は特に限定されるものではない
が、本発明の効果を発現させるために好ましい摂取量は
スフィンゴ脂質の量に換算して1日あたり300μg以
上100g以下であり、3日に1回から1日10回程度
の頻度で継続して摂取することが好ましい。
【0025】前記の文献(Fragrance Jou
rnal, 23(1), 81(1995))によれば、
スフィンゴ脂質3重量%含有物を20mg毎日摂取する
必要があり、スフィンゴ脂質として毎日600μg摂取
する必要がある。こんにゃくまたはこんにゃくゼリーの
一日の平均的な摂取量を75gとした場合、本発明のこ
んにゃく又はこんにゃくゼリーを平均量(75g)摂取
することにより600μg以上のスフィンゴ脂質が摂取
できることになる。
【0026】また、こんにゃく又はこんにゃくゼリー
は、食品、嗜好品であるため、サプリメントなどの補助
食品に抵抗がある人でも、抵抗感なく受け入れられるも
のである。本発明のこんにゃくまたはこんにゃくゼリー
を摂取したときの効果としては皮膚の保湿や肌荒れの改
善などがあげられる。皮膚の保湿については経表皮水分
損失量(TEWL)の測定、角質水分量の測定など従来公知の
測定方法を用いてその効果を知ることができる。TEWLの
測定には例えばEvaporimeter(Servo Med社 スウェーデ
ン)、Tewameter(Courage+Khazaka社 ドイツ)などを用
いることができる。また、角質水分量の測定には例えば
Corneometer(Courage+Khazaka社 ドイツ)、Skikon-200
(アイ・ビイ・エス(株))などを用いることができる。
【0027】次に本発明の第3及び第4の製造方法の説
明をする。スフィンゴ脂質含有物は、こんにゃく芋から
有機溶剤を用いてスフィンゴ脂質を抽出し、濃縮して取
得する。ここでこんにゃく芋としては、こんにゃく精
粉、こんにゃくトビ粉、こんにゃく生芋が挙げられる
が、スフィンゴ脂質含有率の高いこんにゃくトビ粉が好
ましい。抽出に用いる有機溶剤や抽出工程、濃縮工程で
の条件などは上述したものが用いられる。
【0028】次いで、本発明の第3のこんにゃくの製造
方法においては、このようにして得られたスフィンゴ脂
質含有物を、こんにゃく生芋をすりおろしたもの又はこ
んにゃく精粉に混合し、次いで凝固剤を添加してこんに
ゃくを製造する。スフィンゴ脂質含有物の混合量は、最
終のこんにゃく中でスフィンゴ脂質が8mg/kg以上
となるように混合すればよい。好ましくは10mg/k
g以上、さらに好ましくは20mg/kg以上となるよ
うに混合すればよい。
【0029】スフィンゴ脂質含有物は、そのままかある
いは有機溶媒などに溶解して添加することができる。か
かる有機溶媒としては、食品に使用することから、エタ
ノール、アセトン、ヘキサンが挙げられ、特にエタノー
ルが好ましい。また乳化剤に溶解して、水に分散しても
良い。かかる乳化剤としては、レシチン、リゾレシチン
などのリン脂質、糖グリセリド、糖ステロールなどの糖
脂質、サポニン、脂肪酸及至ヒドロキシ脂肪酸及びその
塩、水溶性両親媒性高分子、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸
エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪
酸エステルなどが挙げられる。
【0030】このようなスフィンゴ脂質含有物を、40
〜100℃、好ましくは50〜70℃の温水に導入し、
さらにこんにゃく生芋をすりおろしたもの又はこんにゃ
く精粉を数回に分けて添加し、糊状溶液になるまで混合
すればよい。こんにゃく生芋をすりおろしたものは、水
3質量部に対して0.5〜2質量部、好ましくは0.8
〜1.2質量部混合すればよい。またこんにゃく精粉
は、水1.6質量部に対して0.02〜0.5質量部、
好ましくは0.04〜0.1質量部混合すればよい。
【0031】混合は、竹製や木製のへらで混合すること
ができる。またミキサーなどを用いることができるが、
特に限定されない。
【0032】用いる凝固剤としては、消石灰、炭酸ソー
ダなどが挙げられる。凝固剤は、適当な量のお湯に溶か
し、糊状溶液100質量部に対し0.05〜1.0質量
部、好ましくは0.1〜0.2質量部を混合し、すばや
く混合し、すばやく混合し、しばらく放置することで、
スフィンゴ脂質が8mg/kg以上含有するこんにゃく
を得ることができる。また、黒っぽいこんにゃくを製造
したい場合には、従来公知の海藻類などを添加して凝固
させればよい。
【0033】得られたこんにゃくは型に移して固めるな
どの方法をとることができる。また糸こんにゃくやしら
たきに加工するには、アルカリ剤を少量加えてゼリー状
にしたものを、金属の円筒の細い穴から高濃度のアルカ
リ剤の中に押し出し凝固させるなどの方法を取ることが
できる。
【0034】本発明の第4のこんにゃくゼリーの製造方
法は、こんにゃく芋から有機溶剤を用いてスフィンゴ脂
質を抽出し、濃縮して得られたスフィンゴ脂質含有物
と、こんにゃく精粉を、ゼリー原料に混合し、ゼリーと
するものである。スフィンゴ脂質含有物の混合量は、最
終のこんにゃくゼリー中でスフィンゴ脂質が8mg/k
g以上となるように混合すればよい。好ましくは10m
g/kg以上、さらに好ましくは20mg/kg以上と
なるように混合すればよい。
【0035】スフィンゴ脂質含有物は、本発明の第3の
こんにゃくの製造方法におけるのと同様に、そのままか
あるいは有機溶媒などに溶解して、また乳化剤に溶解後
水に分散して添加してもよい。
【0036】こんにゃく精粉の混合量は、最終こんにゃ
くゼリー500質量部に対し、好ましくは1〜50質量
部、さらに好ましくは1〜10質量部になるように混合
すればよい。こんにゃく精粉の混合量がこれ以下ではこ
んにゃく特有の食感が失われ、これ以上では固くなりす
ぎる。
【0037】本発明でゼリー原料とは、ゲル化剤と増粘
多糖類などを指し、ゲル化剤としては、ゼラチン、寒
天、ローカストビーンガムなどが挙げられる。増粘多糖
類としては、アルギン酸、カラギナン、キサンタンガ
ム、グアーガム、ペクチン、アロエモナスガム、アマシ
ードガム、加工でん粉、キチン、グルテン、デキストラ
ン、ナタデココ、マンナンなどが挙げられる。これらの
中で、ゼラチン、ローカストビーンガム、カラギナンが
好ましい。ゲル化剤の混合量は、最終こんにゃくゼリー
500質量部に対し、好ましくは1〜50質量部、さら
に好ましくは1〜10質量部になるように混合すればよ
い。また増粘多糖類の混合量は、最終こんにゃくゼリー
500質量部に対し、好ましくは2〜100質量部、さ
らに好ましくは2〜30質量部になるように混合すれば
よい。
【0038】上記したスフィンゴ脂質含有物及びこんに
ゃく精粉と、必要に応じて適当量の水で膨潤させたゼリ
ー原料とを、好ましくは70〜100℃、さらに好まし
くは90〜100℃の温水中で混合し、必要に応じ加熱
して溶かせばよい。混合は泡立て器などの従来公知の調
理器具などを用いることができる。この際、糖類などの
甘味料、くだもの・野菜エキス、香料、酸味料、酸化防
止剤などを添加してもよい。
【0039】その後、混合液を適当な型に流し込んで、
室温以下で冷却することによりこんにゃくゼリーを製造
することができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。まず、
以下の実施例において用いた測定装置、測定方法につい
て説明する。
【0041】(1)スフィンゴ脂質の定量方法 スフィンゴ脂質の定量には高速液体クロマトグラフィー
(HPLC)を用いた。Waters社製LCモジュール1を用い、
カラムはGLサイエンス製Inertsil SIL 100Aを用いた。
溶媒はクロロホルム:メタノール=9:1(容量比)を用
い、流速1.0ml/分で37℃で測定した。検出には光
散乱検出器(ALLTECH社製500ELSD)を用いた。
【0042】(2)角質水分量の測定方法 角質水分量の測定は、Courage+Khazaka社製Corneomete
r CM825を用い、毎回左眼1cm下の同じ部位で測
定した。測定は1人あたり10回行った平均をその人の
データとし、被験者全員の平均値であらわした。
【0043】参考例 こんにゃくトビ粉1kgを攪拌槽に仕込み、そこにエタノ
ール2Lを加え、常温で2時間攪拌した。その後、ろ過
により抽出液と残渣を分離した。抽出液をエバポレータ
ーにより濃縮し、茶褐色の蝋状濃縮物10.7gを得
た。得られたこんにゃくトビ粉抽出物10.0gを2
0.0gのエタノールに溶解させ、200gの水中に攪拌
しながら導入し、そのまま分散状態で攪拌した。30分
経過後、塩化ナトリウム5.0gを導入し、さらに10
分間攪拌することによって、茶褐色の沈殿が得られた。
この水洗作業をさらに1回繰り返したところ、沈殿の重
量は6.4gとなり、HPLCで測定したスフィンゴ脂質の
含有量は0.65gであった。2回の水洗作業後のスフ
ィンゴ脂質純度は10.1質量%まで向上した。
【0044】実施例1:スフィンゴ脂質含有こんにゃく
の製造 参考例で得られたこんにゃくトビ粉抽出物の水洗物0.
15gを1mlのエタノールに溶解した。このエタノー
ル溶液を70℃の温水1.6Lに導入し、さらにこんに
ゃく精粉50gを少量ずつ添加し、糊状になるまで撹拌
後、30分放置した。糊状溶液をさらによく練り、消石
灰3gをぬるま湯200mlに溶解したものを添加して
すばやくかきまぜ、バットに移して20分放置した。こ
んにゃくの上にお湯を少量入れ、適当な大きさに切り分
けた後、5Lのお湯で20分煮立て、スフィンゴ脂質含
有こんにゃく1.85kgを得た。この得られたスフィ
ンゴ脂質含有こんにゃくからスフィンゴ脂質を抽出して
HPLCで定量したところ、スフィンゴ脂質は8.2mg/
kg検出された。
【0045】実施例2:スフィンゴ脂質含有こんにゃく
ゼリーの製造 参考例で得られたトビ粉抽出物の水洗物0.15gを1
mlのエタノールに溶解した。このエタノール溶液を水
1.7Lに導入し、カラギーナン85g、ローカストビ
ーンガム28g、こんにやく精粉28gを混合したもの
を添加し、ダマにならないように撹拌した。この混合溶
液を加熱して煮溶かし、25ml容の容器に移して冷や
し固め、スフィンゴ脂質含有こんにゃくゼリー1.84
kgを得た。この得られたスフィンゴ脂質含有こんにゃ
くゼリーからスフィンゴ脂質を抽出してHPLCで定量した
ところ、スフィンゴ脂質は8.1mg/kg検出され
た。
【0046】実施例3:スフィンゴ脂質含有こんにゃく
の製造 参考例で得られたトビ粉抽出物の水洗物0.3gを親水
性乳化剤A121C(太陽化学(株))と親油性乳化剤NE
750(阪本薬品工業(株))との混合物を用いて乳化
した。この乳化液を70℃の温水1.6Lに導入し激し
く撹拌して分散後、さらにこんにゃく精粉50gを少量
ずつ添加し、糊状になるまで撹拌後、30分放置した。
糊状溶液をさらによく練り、消石灰3gをぬるま湯20
0mlに溶解したものを添加してすばやくかきまぜ、バ
ットに移して20分放置した。こんにゃくの上にお湯を
少量入れ、適当な大きさに切り分けた後、5Lのお湯で
20分煮立て、スフィンゴ脂質含有こんにゃく1.85
kgを得た。この得られたスフィンゴ脂質含有こんにゃ
くからスフィンゴ脂質を抽出してHPLCで定量したとこ
ろ、スフィンゴ脂質は16.4mg/kg検出された。
【0047】比較例1:こんにゃくの製造 実施例1でトビ粉抽出物の水洗物を添加しない以外は同
様の操作でこんにゃくを得た。この得られたこんにゃく
からスフィンゴ脂質を抽出してHPLCで定量したところ、
スフィンゴ脂質は0.5mg/kg検出された。
【0048】比較例2:こんにゃくゼリーの製造 実施例2でトビ粉抽出物の水洗物を添加しない以外は同
様の操作でこんにゃくゼリーを得た。この得られたこん
にゃくゼリーからスフィンゴ脂質を抽出してHPLCで定量
したところ、スフィンゴ脂質は0.5mg/kg検出さ
れた。
【0049】実施例4 男性、女性各10人(20〜40歳5人、40〜60歳
5人)のボランティアに協力してもらい、実施例1で得
られたスフィンゴ脂質含有こんにゃくを1日75gずつ
30日間摂取してもらった。つまり、こんにゃく由来の
スフィンゴ脂質を1日に615μgずつ摂取したことに
なる。10日後、20日後、30日後の左眼1cm下の
皮膚の角質水分量をCorneometerを用いて測定した。2
0人の平均の結果を表1に示す。表1から、こんにゃく
由来のスフィンゴ脂質を8mg/kg以上含有するこん
にゃくの摂取が皮膚の角質水分量の向上に優れた効果が
あることがわかった。
【0050】実施例5 男性、女性各10人(20〜40歳5人、40〜60歳
5人)のボランティアに協力してもらい、実施例2で得
られたスフィンゴ脂質含有こんにゃくゼリーを1日75
gずつ30日間摂取してもらった。つまり、こんにゃく
由来のスフィンゴ脂質を1日に608μgずつ摂取した
ことになる。10日後、20日後、30日後の左眼1c
m下の皮膚の角質水分量をCorneometerを用いて測定し
た。20人の平均の結果を表1に示す。表1から、こん
にゃく由来のスフィンゴ脂質を8mg/kg以上含有す
るこんにゃくゼリーの摂取が皮膚の角質水分量の向上に
優れた効果があることがわかった。
【0051】実施例6 男性、女性各10人(20〜40歳5人、40〜60歳
5人)のボランティアに協力してもらい、実施例3で得
られた乳化液を用いて製造したスフィンゴ脂質含有こん
にゃくを1日75gずつ30日間摂取してもらった。つ
まり、こんにゃく由来のスフィンゴ脂質を1日に1.2
3mgずつ摂取したことになる。10日後、20日後、
30日後の左眼1cm下の皮膚の角質水分量をCorneome
terを用いて測定した。20人の平均の結果を表1に示
す。表1から、こんにゃく由来のスフィンゴ脂質を8m
g/kg以上含有するこんにゃくの摂取が皮膚の角質水
分量の向上に優れた効果があることがわかった。
【0052】比較例3 男性、女性各10人(20〜40歳5人、40〜60歳
5人)のボランティアに協力してもらい、比較例1で得
られたこんにゃくを毎日75gずつ30日間摂取しても
らった。10日後、20日後、30日後の左眼1cm下
の皮膚の角質水分量をCorneometerを用いて測定した。
20人の平均の結果を表1に示す。表1から、スフィン
ゴ脂質無添加のこんにゃくを摂取しても角質水分量の向
上には効果を発現しなかった。
【0053】比較例4 男性、女性各10人(20〜40歳5人、40〜60歳
5人)のボランティアに協力してもらい、比較例2で得
られたこんにゃくゼリーを毎日75gずつ30日間摂取
してもらった。10日後、20日後、30日後の左眼1
cm下の皮膚の角質水分量をCorneometerを用いて測定
した。20人の平均の結果を表1に示す。表1から、ス
フィンゴ脂質無添加のこんにゃくゼリーを摂取しても角
質水分量の向上には効果を発現しなかった。
【0054】
【表1】
【0055】
【発明の効果】本発明のスフィンゴ脂質を8mg/kg
以上含有するこんにゃくおよびこんにゃくゼリーは、ヒ
トの皮膚に存在し、保湿に重要な役割を担っていると考
えられているスフィンゴ脂質を手軽に補う事ができ、ヒ
トの皮膚の角質水分量の向上、肌荒れの改善などにおい
て優れた効果を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B016 LG07 LK02 LK11 LQ10 4B018 LB03 MD08 MD18 ME14 4B041 LD03 LH08 LK05 LP06 4C088 AB80 AC13 CA03 MA02 MA52 NA05 ZA89

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スフィンゴ脂質を8mg/kg以上含有
    することを特徴とするこんにゃく。
  2. 【請求項2】 スフィンゴ脂質を8mg/kg以上含有
    することを特徴とするこんにゃくゼリー。
  3. 【請求項3】 こんにゃく芋から有機溶剤を用いてスフ
    ィンゴ脂質を抽出し、濃縮して得られたスフィンゴ脂質
    含有物を、こんにゃく生芋をすりおろしたもの又はこん
    にゃく精粉に混合し、次いで凝固剤を添加して請求項1
    記載のこんにゃくを製造することを特徴とするこんにゃ
    くの製造方法。
  4. 【請求項4】 こんにゃく芋から有機溶剤を用いてスフ
    ィンゴ脂質を抽出し、濃縮して得られたスフィンゴ脂質
    含有物と、こんにゃく精粉を、ゼリー原料に混合し、ゼ
    リーとすることを特徴とする請求項2記載のこんにゃく
    ゼリーの製造方法。
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