JP2003087771A - 監視システム及び方法 - Google Patents

監視システム及び方法

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JP2003087771A
JP2003087771A JP2001271162A JP2001271162A JP2003087771A JP 2003087771 A JP2003087771 A JP 2003087771A JP 2001271162 A JP2001271162 A JP 2001271162A JP 2001271162 A JP2001271162 A JP 2001271162A JP 2003087771 A JP2003087771 A JP 2003087771A
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Takahiro Watanabe
孝弘 渡辺
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】監視画像から人物の検出、追跡及び行動認識を
行って各人物の行動テーブルを作成し、該行動テーブル
から特定の行動を行った人物を検索し、検索された人物
が再度来店した時に検出するようにすることによって、
様々な分野において様々な特定人物の検出を行うことが
できるようにする。 【解決手段】監視画像に映った人物の行動を認識し、該
行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形態で作成し
て人物行動テーブル15に記録する記録部11と、前記
人物行動テーブル15に記録された記録事項に基づいて
特定人物を検索し、該人物の情報、及び、前記人物を検
索する項目が記録された特定人物テーブルを作成する特
定部21と、前記特定人物テーブルに情報が記録された
人物を監視画像から検出する検出部31とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視システム及び
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストア、スーパー
マーケット、デパート等の商店、銀行、信用金庫等の金
融機関、ホテル、旅館等の宿泊施設、玄関ホール、エレ
ベータ等の建物内部のような施設に監視カメラ等を配設
し、撮影した画像をリアルタイムでモニターしたり記録
することによって、前記施設の様子を監視する監視シス
テムが提供されている。
【0003】ここで、前記施設が、例えば、商店の店舗
である場合、店舗内の人物の様子を監視することが重要
であるが、監視カメラが撮影する監視画像に人物が映っ
ていないことが多い。そのため、監視画像から万引き等
を行う可能性がある人物、すなわち、被疑者を検出する
ために、監視カメラからの監視画像をVTRに一旦(た
ん)録画し、その該VTRの画像から被疑者検出手段に
よって疑義が生じた人物を被疑者候補として自動的に検
出する。次に、領域指定手段によって、その被疑者領域
を監視画像から監視者が自分自身で指定し、その指定さ
れた被疑者領域の特徴を抽出し、該特徴に基づいてその
被疑者が再度来店した時に監視画像から被疑者を検出す
るようになっている。
【0004】なお、前記被疑者検出手段においては、店
舗に入店後にキャッシュレジスタを通らないで退店した
移動体が被疑者候補として定義づけられており、該定義
に従って被疑者候補が検出される(特開平10−660
55号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の監視システムの被疑者検出手段においては、店舗に
入店後にキャッシュレジスタを通らないで退店した移動
者が被疑者候補として定義づけられて、検出されるよう
になっている。ところが、このような被疑者候補の定義
であると、万引きを行った可能性がある被疑者候補を常
に検出することができるとは限らない。例えば、商品A
と商品Bとを手に取り、商品Bだけの勘定を済ませてそ
のまま立ち去り、結果として商品Aの万引きを行った人
物の場合等は、被疑者候補として検出されることがな
い。
【0006】また、このような定義に当てはまる被疑者
候補から監視者が目視で被疑者を確認する場合でも、こ
のような被疑者候補の数が非常に多いので、目視で被疑
者を確認するために監視者が多大の労力を費やす必要が
ある。
【0007】さらに、監視画像に死角があると、来店者
が商品を手に取ったかどうかを監視者の目視でも確認す
ることができない場合があるので、被疑者検出手段にお
いて常に正しく自動的に被疑者を検出することは困難で
ある。
【0008】また、前記領域指定手段においては、監視
者が監視画像中から被疑者領域を指定しなければならな
いので、監視者の労力を要してしまう。
【0009】さらに、監視画像から来店者である店舗内
の人物の万引きを行った可能性の情報だけでなく、様々
な情報、例えば、購買傾向や平均購買金額等の情報を得
ることができると、各来店者毎に適切に応接したりサー
ビスを提供することができるようになり、様々な分野に
おいて応用することができる。例えば、銀行やホテルな
どでVIPユーザを検出して、VIPユーザ向けに特別
なサービス(一般の行列に並ばせないなど)を提供した
り、レンタルビデオ店や本屋などで、来店者の嗜(し)
好傾向に合わせた新作情報などの店内放送を行うサービ
スなどを提供することができる。ところが、前記従来の
監視システムにおいては、万引き等を行った被疑者の検
出だけしか行うことができない。
【0010】本発明は、前記従来の監視システムの問題
点を解決して、監視画像から人物の検出、追跡及び行動
認識を行って各人物の行動テーブルを作成し、該行動テ
ーブルから特定の行動を行った人物を検索し、検索され
た人物が再度来店した時に検出するようにすることによ
って、様々な分野において様々な特定人物の検出を行う
ことができる監視システム及び方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の監
視システムにおいては、監視画像に映った人物の行動を
認識し、該行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形
態で作成して人物行動テーブルに記録する記録部と、前
記人物行動テーブルに記録された記録事項に基づいて特
定人物を検索し、該人物の情報、及び、前記人物を検索
する項目が記録された特定人物テーブルを作成する特定
部と、前記特定人物テーブルに情報が記録された人物を
監視画像から検出する検出部とを有する。
【0012】本発明の他の監視システムにおいては、監
視画像に映った人物の行動を認識し、該行動に基づいて
記録事項を編集加工可能な形態で作成して人物行動テー
ブルに記録する記録部、前記記録事項を含む情報の送信
及び受信を行う第1の送受信部、及び、前記監視画像に
映った特定人物を検出する検出部を備えるクライアント
部と、前記情報の送信及び受信を行う第2の送受信部、
前記記録事項が編集加工可能な形態で記録される人物行
動テーブルを格納するデータベース部、及び、前記人物
行動テーブルに記録された記録事項に基づいて特定人物
を検索し、該人物の情報、及び、前記人物を検索する項
目を出力する特定部を備えるサーバ部とを有し、前記ク
ライアント部とサーバ部とがネットワークを介して接続
され、必要な情報を通信することによって特定人物の検
出を行う。
【0013】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、監視画像を含む情報の送信及び受信を行う第1の送
受信部、及び、前記監視画像に映った特定人物を検出す
る検出部を備えるクライアント部と、前記監視画像を含
む情報の送信及び受信を行う第2の送受信部、前記監視
画像に映った人物の行動を認識し、該行動に基づいて記
録事項を編集加工可能な形態で作成して人物行動テーブ
ルに記録する記録部、前記人物行動テーブル及び前記監
視画像を格納するデータベース部、並びに、前記人物行
動テーブルに記録された記録事項に基づいて特定人物を
検索し、該人物の情報、及び、前記人物を検索する項目
を出力する特定部を備えるサーバ部とを有し、前記クラ
イアント部とサーバ部とがネットワークを介して接続さ
れ、必要な情報を通信することによって特定人物の検出
を行う。
【0014】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、監視画像を含む情報の送信及び受信を行う第1の送
受信部、及び、前記監視画像に映った特定人物を検出し
た結果を出力する検出結果出力部を備えるクライアント
部と、前記監視画像を含む情報の送信及び受信を行う第
2の送受信部、前記監視画像に映った人物の行動を認識
し、該行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形態で
作成する記録部、前記記録事項が編集加工可能な形態で
記録される人物行動テーブル、監視画像、及び、検出す
べき特定人物の情報が記録される特定人物テーブルを格
納するデータベース部、前記人物行動テーブルに記録さ
れた記録事項に基づいて特定人物を検索し、該人物の情
報、及び、前記人物を検索する項目を出力する特定部、
並びに、前記監視画像に映った特定人物を前記特定人物
テーブルに記録された情報に基づいて検出する特定人物
検出部を備えるサーバ部とを有し、前記クライアント部
とサーバ部とがネットワークを介して接続され、必要な
情報を通信することによって特定人物の検出を行う。
【0015】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記記録部は、前記監視画像から人物を検
出して追跡する検出・追跡部、前記人物の姿勢と行動と
を認識する姿勢・行動認識部、及び、該姿勢・行動認識
部の認識結果を編集加工可能な形態に加工する行動記録
作成部を備える。
【0016】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記特定部は、前記人物行動テーブルに記
録された記録事項に基づいて特定人物を検索する特定人
物検索部、及び、検索するための人物情報の入出力を行
う入出力部を備える。
【0017】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記検出部は、前記特定人物テーブルに情
報が記録されている特定人物を前記監視画像から検出す
るための特定人物検出部、及び、検出された結果を表示
する検出結果出力部を備える。
【0018】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記第1の送受信部は、前記特定人物に関
する情報を含む情報の入出力を行う入出力部、及び、前
記情報を前記ネットワークを介して前記サーバ部と通信
する情報送受信部を備える。
【0019】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記第1及び第2の送受信部は、画像通信
を行う機能を備える。
【0020】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記データベース部は、クライアント部毎
の前記人物行動テーブルを備える。
【0021】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記データベース部は、クライアント部毎
の前記人物行動テーブル及び画像データベースを備え
る。
【0022】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記データベース部は、クライアント部毎
の前記人物行動テーブル、画像データベース、及び、特
定人物テーブルを備える。
【0023】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記人物行動テーブルは、前記人物の顔貌
(ぼう)、全身像、行動、位置する場所及び時刻を含
む。
【0024】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記特定人物テーブルは、前記人物行動テ
ーブルに記録された記録事項及び前記人物が分類される
項目を含む。
【0025】本発明の更に他の監視システムにおいて
は、さらに、前記検出結果出力部は、検出された人物が
分類される項目が画像、音声、警告音のいずれか一つ、
又は、画像、音声、警告音の組合せによって識別するこ
とができるように出力する。
【0026】本発明の監視方法においては、クライアン
ト部において、監視画像に映った人物の行動を認識し、
該行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形態で作成
し、前記記録事項を記録するとともにサーバ部に送信
し、該サーバ部において、前記記録事項を記録するとと
もに該記録事項に基づいて特定人物を検索して、その検
索された特定人物の情報を前記クライアント部に送信
し、該クライアント部において、前記特定人物の情報に
基づいて前記特定人物を前記監視画像から検出する。
【0027】本発明の他の監視方法においては、クライ
アント部において、監視画像をサーバ部に送信し、該サ
ーバ部において、前記監視画像に映った人物の行動を認
識し、該行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形態
で作成し、前記記録事項を記録するとともに該記録事項
に基づいて特定人物を検索して、その検索された特定人
物の情報を前記クライアント部に送信し、該クライアン
ト部において、前記特定人物の情報に基づいて前記特定
人物を前記監視画像から検出する。
【0028】本発明の監視プログラムにおいては、コン
ピュータを、監視画像に映った人物の行動を認識し、該
行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形態で作成し
て人物行動テーブルに記録する記録部、前記記録事項を
含む情報の送信及び受信を行う第1の送受信部、及び、
前記監視画像に映った特定人物を検出する検出部を備え
るクライアント部、並びに、前記情報の送信及び受信を
行う第2の送受信部、前記記録事項が編集加工可能な形
態で記録される人物行動テーブルを格納するデータベー
ス部、及び、前記人物行動テーブルに記録された記録事
項に基づいて特定人物を検索し、該人物の情報、及び、
前記人物を検索する項目を出力する特定部を備えるサー
バ部として機能させ、前記クライアント部とサーバ部と
が必要な情報を通信することによって特定人物の検出を
行うようにする。
【0029】本発明の他の監視プログラムにおいては、
コンピュータを、監視画像を含む情報の送信及び受信を
行う第1の送受信部、及び、前記監視画像に映った特定
人物を検出する検出部を備えるクライアント部、並び
に、前記監視画像を含む情報の送信及び受信を行う第2
の送受信部、前記監視画像に映った人物の行動を認識
し、該行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形態で
作成して人物行動テーブルに記録する記録部、前記人物
行動テーブル及び前記監視画像を格納するデータベース
部、並びに、前記人物行動テーブルに記録された記録事
項に基づいて特定人物を検索し、該人物の情報、及び、
前記人物を検索する項目を出力する特定部を備えるサー
バ部として機能させ、前記クライアント部とサーバ部と
が必要な情報を通信することによって特定人物の検出を
行うようにする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の第1の実施の形態における
監視システムの構成を示すブロック図である。
【0032】図において、10は監視場所を撮影するた
めの監視カメラ、11は該監視カメラ10によって撮影
された監視画像から人物の行動を認識して記録する記録
部、21は該記録部11の結果から検出すべき人物を特
定する特定部、31は監視画像と特定部21の結果とか
ら特定人物を検出する検出部である。
【0033】ここで、前記監視カメラ10は、一般に、
工業用の監視カメラを使用するが、監視画像として動画
を撮影する機能を有するものであれば、放送局用のテレ
ビカメラであっても、家庭用のビデオカメラであっても
よく、いかなる形態のものであってもよい。また、前記
監視カメラ10は、例えば、コンビニエンスストア、ス
ーパーマーケット、デパート、ホームセンタ、ショッピ
ングセンタ等の商業施設、銀行、信用金庫等の金融機
関、鉄道の駅、鉄道車両、地下道、バス、飛行場等の交
通機関、劇場、テーマパーク、遊園地等の娯楽施設、ホ
テル、旅館等の宿泊施設、食堂、レストラン等の飲食施
設、学校、官庁等の公共施設、個人住宅、集合住宅等の
住宅施設、一般の建造物における玄関ホール、エレベー
タ等の建物内部、工事現場、工場等の作業施設等に配設
されるが、その他いかなる施設や場所に配設されてもよ
い。
【0034】なお、本実施の形態においては、前記監視
カメラ10がコンビニエンスストアのような商店に配設
された例について説明する。
【0035】まず、前記記録部11について説明する。
【0036】図2は本発明の第1の実施の形態における
記録部の構成を示すブロック図である。
【0037】図に示されるように、前記記録部11は、
監視カメラ10によって撮影された監視画像から各人物
を検出・追跡するための検出・追跡部12、検出・追跡
された各人物の姿勢と行動とを認識する姿勢・行動認識
部13、各人物の姿勢と行動とを記録する行動記録作成
部14、及び、人物行動テーブル15を有する。そし
て、該行動記録作成部14によって作成された各人物の
行動記録が人物行動テーブル15に記録されるようにな
っている。
【0038】次に、前記特定部21について説明する。
【0039】図3は本発明の第1の実施の形態における
特定部の構成を示すブロック図である。
【0040】図に示されるように、前記特定部21は、
特定すべき人物の特徴情報の入力、検索結果の出力を行
う入出力部23、特定すべき人物の特徴情報に一致する
人物を人物行動テーブル15から検索する特定人物検索
部22、及び、特定人物テーブル24を有する。そし
て、該特定人物検索部22によって検索された特定すべ
き人物の特徴が特定人物テーブル24に記録されるよう
になっている。
【0041】次に、前記検出部31について説明する。
【0042】図4は本発明の第1の実施の形態における
検出部の構成を示すブロック図である。
【0043】図に示されるように、前記検出部31は、
監視画像から特定人物テーブル24に記録された人物を
検出する特定人物検出部32、及び、該特定人物検出部
32の結果を表示する検出結果出力部33によって構成
される。
【0044】また、本実施の形態において前記監視シス
テムは、図示されない表示部を有する。該表示部は、C
RT、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表
示画面を備え、前記行動記録作成部14において作成さ
れた人物行動テーブル15、特定人物テーブル24等を
前記表示画面に表示する。ここで、該表示画面は、通
常、監視カメラ10によって撮影された画像が表示され
る表示画面であるが、別の表示画面であってもよい。な
お、前記表示画面は、テレビ受像器、パーソナルコンピ
ュータ等の他の装置の表示画面であってもよい。この場
合、前記表示部は、画像信号を前記他の装置に送信し
て、人物行動テーブル15、特定人物テーブル24等を
表示させる。なお、前記表示画面に表示される画像は、
動画であっても静止画であってもよい。
【0045】さらに、前記監視システムは、図示されな
い記憶手段を有する。該記憶手段は、半導体メモリ、磁
気ディスク、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク
等から成り、前記行動記録作成部14の作成した人物行
動テーブル15、特定人物テーブル24等のデータ、前
記監視カメラ10の撮影した画像等を格納する。なお、
前記記憶手段は、前記監視システムと別個に構成された
ものであってもよい。例えば、前記監視カメラ10の撮
影した画像を格納するための記憶手段として、一般に使
用されているビデオテープレコーダを前記監視システム
に接続して使用することもできる。
【0046】次に、前記構成の監視システムの動作につ
いて説明する。
【0047】図5は本発明の第1の実施の形態における
人物領域動画像の例を示す図、図6は本発明の第1の実
施の形態における人物領域射影ヒストグラムの例を示す
第1の図、図7は本発明の第1の実施の形態における人
物領域射影ヒストグラムの例を示す第2の図、図8は本
発明の第1の実施の形態における人物領域射影ヒストグ
ラムの例を示す第3の図、図9は本発明の第1の実施の
形態における人物行動テーブルの例を示す図、図10は
本発明の第1の実施の形態における特定人物テーブルの
例を示す図、図11は本発明の第1の実施の形態におけ
る監視システムの監視画像の例を示す図である。
【0048】まず、記録部11の動作について説明す
る。
【0049】この場合、監視カメラ10によって監視す
べき場所の画像を撮影し、その画像を記録部11に送
る。次に、記録部11においては、監視画像中の各人物
の行動を人物行動テーブル15に記録する。
【0050】このとき、前記検出・追跡部12は、前記
監視カメラ10から送信された監視画像を処理し、該監
視画像に映っている人物の検出・追跡処理を行い、前記
人物について監視画像から切り出した人物領域動画像、
及び、前記監視画像の人物領域の追跡結果から得られる
軌跡情報を出力する。
【0051】ここで、前記検出・追跡処理は公知であ
り、本実施の形態においては、いかなる形態の検出・追
跡処理であってもよく、例えば、連続画像間でオプティ
カルフロー等の動き情報を利用して移動物体を検出し、
その動きの特徴から人物の判定及び追跡を行う手法など
も利用することができる。ここでは、差分・二値化処理
を利用する検出・追跡処理について説明する。
【0052】まず、人物が映っていない背景画像と入力
された入力画像とで差分・二値化処理を行って変化領域
を抽出する。そして、該変化領域の形状、大きさ、テク
スチャ等の特徴量を利用して、前記変化領域が人物か否
かを判定することによって、人物の検出を行う。続い
て、前記特徴量を利用した対応付けを行い、人物領域の
追跡を行う。
【0053】そして、このような人物の検出・追跡処理
によって、前記検出・追跡部12においては、図5に示
されるように、ある人物について入力画像から切り出し
た人物領域動画像、及び、前記入力画像の人物領域の追
跡結果から得られる軌跡情報(例えば、監視画像中にお
ける人物領域の重心の移動の軌跡等)を得ることができ
る。前記人物領域動画像及び軌跡情報は出力されて姿勢
・行動認識部13に送信される。
【0054】さらに、該姿勢・行動認識部13は、前記
検出・追跡部12から送信された人物領域動画像と軌跡
情報とから前記人物の姿勢及び行動の認識を行い、前記
軌跡情報に基づいて前記人物が移動中であるか又は停止
中であるかを判定し、それぞれの状態に応じて前記人物
の姿勢及び行動の認識を行う。
【0055】まず、前記人物が移動中である場合、少な
くとも移動の開始位置及び終了位置、並びに、移動の開
始時刻及び終了時刻を必ず認識する。ここで、前記移動
の開始位置は、停止状態から変化した位置(停止中から
移動を開始した位置)、又は、監視画像中にその人物が
現れた画像中の位置を表すものである。
【0056】また、前記移動の開始位置及び終了位置、
並びに、移動の開始時刻及び終了時刻の他にも、移動の
速度に基づいて該移動が歩行であるか又は走行であるか
を分類して認識したり、移動中の動作を認識したりする
ことができる。なお、前記歩行であるか又は走行である
かの分類については、歩行と走行との二つに分類するだ
けでなく、速さに応じて、例えば、歩行1、歩行2、
…、走行1、走行2、…等に細分化することができる。
また、移動中の動作の認識については、後述される動作
認識手法等を利用する。
【0057】次に、停止中である場合は、停止位置、停
止時間、姿勢、動作について認識処理を行う。まず、停
止位置は、前記移動の終了位置と一致するもので、画像
中の位置の情報を示すものである。また、姿勢について
の認識処理においては、主に「立ち姿勢」、「かがみ姿
勢」及び「座り姿勢」の三つの姿勢を認識して姿勢情報
とし、前記三つの姿勢に当てはまらない姿勢は「その他
の姿勢」として姿勢情報とする。ただし、該姿勢情報に
は、前記三つの姿勢以外にも必要に応じて「横たわり姿
勢」などを加えることもできる。
【0058】ここで、姿勢の認識処理は、人物領域の形
状特徴を利用する。本実施の形態においては、人物領域
の外接矩(く)形縦横比、人物領域のX軸射影ヒストグ
ラム、人物領域のY軸射影ヒストグラムの三つの特徴を
用いる。
【0059】一般に、「立ち姿勢」の人物を正面から捉
えた場合、該人物の人物領域に外接する矩形の縦と横と
の割合である外接矩形縦横比は図6(a)のように示さ
れ、人物領域の縦方向の射影であるX軸射影ヒストグラ
ムは図6(b)のように示され、人物領域の横方向の射
影であるY軸射影ヒストグラムは図6(c)のように示
される。
【0060】また、「立ち姿勢」の人物を横から捉えた
場合、該人物の人物領域の外接矩形縦横比は図7(a)
のように示され、人物領域の縦方向の射影であるX軸射
影ヒストグラムは図7(b)のように示され、人物領域
の横方向の射影であるY軸射影ヒストグラムは図7
(c)のように示される。
【0061】さらに、「かがみ姿勢」の人物を横から捉
えた場合、該人物の人物領域の外接矩形縦横比は図8
(a)のように示され、人物領域の縦方向の射影である
X軸射影ヒストグラムは図8(b)のように示され、人
物領域の横方向の射影であるY軸射影ヒストグラムは図
8(c)のように示される。
【0062】このように、人物領域の外接矩形縦横比、
X軸射影ヒストグラム及びY軸射影ヒストグラムは、人
物の姿勢によって特徴が異なるので、前記人物領域の外
接矩形縦横比、X軸射影ヒストグラム及びY軸射影ヒス
トグラムの特徴に基づいて前記人物の姿勢を認識するこ
とができる。すなわち、あらかじめ、各姿勢に対応する
前記人物領域の外接矩形縦横比、X軸射影ヒストグラム
及びY軸射影ヒストグラムを姿勢認識用モデルとして記
憶手段に格納しておき、前記姿勢認識用モデルと比較す
ることによって、監視画像に映った人物の姿勢を認識す
ることができる。
【0063】なお、図6及び7に示されるように、同じ
姿勢であっても向きによって前記人物領域の外接矩形縦
横比、X軸射影ヒストグラム及びY軸射影ヒストグラム
の形状が異なるので、前記姿勢認識用モデルは各向き毎
に用意する必要がある。また、向き毎の姿勢認識用モデ
ルに基づいて、前記人物の姿勢とともに向きも認識する
ことができるので、該向きも前記姿勢情報に加えること
ができる。
【0064】次に、動作についての認識処理において
は、まず、前記姿勢の認識処理において得られた姿勢情
報と該姿勢情報を得るために利用した人物領域の形状特
徴とを利用して人物の上半身領域を検出する。そして、
該上半身領域について動作認識処理を行う。ここで、前
記動作認識処理としては、例えば、ジェスチャ固有空間
を用いて、あらかじめ登録した複数のテンプレート画像
と、入力された人物領域画像とを比較して相違度を求
め、該相違度に基づいて、腕などの一部分の一致度を算
出する手法(特開平10−3544号公報参照)を利用
する。これにより、人物の上半身、特に腕の動作を認識
することができる。なお、このような手法によって認識
されなかった動作は、その他の動作として分類される。
【0065】続いて、姿勢・行動認識部13において
は、前記人物の姿勢及び前記人物のいる場所に基づい
て、前記人物の行動を特定する。すなわち、姿勢及び場
所によって絞り込むことで、認識された動作がどのよう
な行動を意味するのかを特定する。
【0066】この場合、監視カメラ10によって撮影さ
れる範囲はあらかじめ定められているので、該範囲と人
物の移動の開始位置及び終了位置とによって、人物が行
動をとっている場所を特定することができる。そして、
人物の姿勢及び行動の認識結果によって、前記人物の行
動を特定することができる。例えば、コンビニエンスス
トアのような商店の場合であれば、商店の入口から本や
雑誌を販売している書籍部まで歩行するという行動、前
記書籍部において立ち読みするという行動等を特定する
ことができる。
【0067】このように、姿勢・行動認識部13におい
ては、検出・追跡部12から送信される人物領域動画像
と軌跡情報とから、監視画像に映る各人物の姿勢及び行
動の認識を行い、検出された各人物毎に、「いつ」、
「どこで」、「何をしたか」という認識結果を得ること
ができる。そして、前記認識結果及び人物領域動画像は
出力され、行動記録作成部14に送信される。
【0068】そして、該行動記録作成部14は、前記姿
勢・行動認識部13から送信される前記人物の姿勢及び
行動の認識結果と人物領域動画像とから、図9に示され
るような人物行動テーブル15を作成する。図9に示さ
れるような人物行動テーブルは、検出された各人物毎
に、「いつ」、「どこで」、「何をしたか」をテキスト
データによって記述するようになっており、場所や行動
が変化する度に記録されるようになっている。
【0069】この場合、前記姿勢・行動認識部13の認
識結果から、人物が行動をとっている場所を記録するこ
とができる。そして、移動の開始時刻及び終了時刻によ
って、前記人物が特定の場所にいた時刻や経過時間を記
録することができ、さらに前記人物の行動も記録するこ
とができる。例えば、コンビニエンスストアのような商
店の場合であれば、図9に示されるように、人物000
01が、商店の入口から本や雑誌を販売している書籍部
まで移動したこと、それぞれの場所にいた時刻、経過時
間、それぞれの場所での行動を記録することができる。
【0070】ここで、前記場所、行動等のテーブルに含
まれる記録事項は、編集したり加工したりすることが可
能なテキストデータの形態で記録されるので、後で必要
に応じて編集したり加工したりすることによって、種々
の用途に利用することができる。例えば、キーワード検
索によって、所望の記録事項を容易に見つけ出したり、
所望の観点に基づいて記録事項を分類したり、統計デー
タを作成したりすることもできる。
【0071】なお、前記記録事項を記録する形態は、テ
キストデータ以外であっても、編集加工可能なものであ
れば、いかなるものであってもよい。また、記録事項の
全てが必ずしも編集加工可能な形態で記録されていなく
てもよい。
【0072】そして、行動記録作成部14においては、
必要に応じて送られてくる人物領域動画像から人物の顔
領域を検出し、その動画像中で最も正面を向いている顔
画像を選び出し、前記人物の特徴を表す顔のデータ、す
なわち、顔貌として、図9に示されるように、人物行動
テーブル中に記録事項として記録する。なお、前記顔貌
も、図9に示されるように、画像データの形態で記録さ
れてもよいし、顔形や顔つきを丸顔、面長、切れ長の目
等のように言葉で表現されたテキストデータの形態で記
録されてもよい。また、人物の顔画像の対応を行う顔画
像テーブルを作成したりすることもできる。
【0073】その結果、人物行動テーブル15には、図
9に示されるように、監視画像中の各人物が、監視範囲
内において、「いつ」、「どこで」、「何をしたか」の
情報がテキストデータによって記録され、更に各人物の
顔画像も記録される。
【0074】なお、人物行動テーブル15は必ずしもテ
キストデータで記録する必要はなく、人物行動テーブル
15の内容を検索することができる形態であればいかな
るものであってもよい。また、人物行動テーブル15に
記録される内容についても、常にすべての項目を記録す
る必要はなく、状況に応じて記録する項目、例えば、
「何をしたか」の情報を省いたりすることもできる。
【0075】さらに、記録される顔画像は正面を向いた
顔画像を選択して記録してもよいが、すべての顔画像を
記録してもよい。また、顔画像だけでなく、各人物の全
身像を合わせて記録するようにしてもよい。
【0076】このようにして、記録部11は、監視画像
が監視カメラ10から入力され続ける限り、画像中の各
人物の行動、及び、顔画像や全身画像などを人物行動テ
ーブル15に記録し続けるようになっている。
【0077】そして、人物行動テーブル15に所定の人
数以上の、又は、所定の期間以上の人物の行動が記録さ
れると、特定部21において、検出したい人物の情報が
入出力部23を介して入力される。すると、特定人物検
索部22において、前記情報に一致する人物が人物行動
テーブル15から検索される。
【0078】次に、前記構成の監視システムの全体的な
動作について説明する。ここでは、例えば、万引きを行
った可能性がある人物、すなわち、万引き被疑者を検出
する場合の動作について説明する。
【0079】まず、監視者は、商品の陳列状況や売上げ
情報等に基づいて、万引きされた商品を特定し、次い
で、該商品が万引きされたと思われる時間を推定する。
【0080】なお、前記監視者は、例えば、商店の店
員、店主、警備担当者等であり、監視システムを操作す
る者である。
【0081】この場合、前記時間、すなわち、万引き推
定時間は、例えば、X時〜Y時のように指定される。そ
して、前記万引き推定時間において、前記商品が陳列さ
れている付近に立ち寄った人物を検索するための検索項
目が入出力部23から前記監視者によって入力される。
すると、特定人物検索部22は、人物行動テーブル15
にアクセスし、該人物行動テーブル15の記録事項を前
記検索項目に従って検索することによって、万引き被疑
者を検索する。そして、その結果は一旦入出力部23に
出力される。
【0082】このとき、前記検索の結果として、多数の
被疑者が検索された場合、別の検索項目、例えば、別の
日に万引きが行われた可能性がある商品の陳列場所及び
時間を検索項目として指定し、and(アンド)条件で
検索することによって、前記被疑者を絞り込むことがで
きる。また、最初に検索された被疑者の全来店記録を参
照したりすることによっても、絞り込むことができる。
これにより、万引き被疑者を特定人物として特定するこ
とができる。
【0083】また、万引き被疑者を特定するため以外に
も、平均購買金額が高額な人物や、特定の種類の商品を
買う傾向がある人物を検索して、特定人物として特定す
ることもできる。そして、特定人物として特定するため
の観点を特定人物が分類される項目として、図10に示
されるように、特定人物テーブル24に格納することが
できる。
【0084】このようにして、様々な条件で検索して特
定された特定人物の記録事項は最終結果として、特定人
物テーブル24に書き込まれる。該特定人物テーブル2
4は、図10に示されるように、特定人物が分類される
項目毎に、該項目に属する特定人物の記録事項を格納し
ている。そして、前記特定人物テーブル24に記録され
る記録事項としての特定人物の情報は、人物行動テーブ
ル15の記録事項から抽出されたものであってもよい。
さらに、前記人物行動テーブル15の記録事項である顔
画像や全身画像を解析し、該顔画像や全身画像の特徴量
を言葉で記述したテキストデータを、特定人物を特定す
るために必要な新しい記録事項として、入出力部23を
介して書き加えてもよい。
【0085】さらに、該入出力部23を介して、特定人
物の情報を特定人物テーブル24に直接書き込むことも
でき、また、特定人物テーブル24に書き込まれた記録
事項を直接削除することもできる。
【0086】このように、前記特定部21においては、
人物行動テーブル15の記録事項を検索項目に従って検
索し、特定人物を特定する。そして、特定された該特定
人物の情報が記録事項として特定人物テーブル24に書
き込まれる。
【0087】次に、検出部31においては、特定人物テ
ーブル24に書き込まれた特定人物を監視画像中から検
出する。
【0088】まず、特定人物検出部32は、前記記録部
11の検出・追跡部12と同様に、監視画像から人物の
人物領域を検出・追跡する。そして、検出された人物領
域の特徴が特定人物テーブル24に書き込まれた特定人
物の特徴と一致するかどうかを調べる。例えば、特定人
物の顔画像が、該特定人物の特徴として特定人物テーブ
ル24に書き込まれていると、該特定人物テーブル24
中の顔画像と、監視画像中の人物領域における顔画像と
が一致するか否かを比較して判定する。
【0089】そして、前記特定人物テーブル24中の顔
画像と監視画像中の人物領域における顔画像とが一致す
ると判定された場合、該当する特定人物が分類される項
目、例えば、万引き被疑者であるか、高額購買者である
か等と共に、検出結果として検出結果出力部33から出
力する。該検出結果は、図11に示されるように、監視
画像中に検出された人物が分類される項目の注釈を付け
て表示することもでき、また、音声や警告音などによっ
て出力することもでき、さらに、これらを組み合わせる
こともできる。
【0090】このように、本実施の形態においては、記
録部11において、各人物の行動を人物行動テーブル1
5に記録し、特定部21において、前記人物行動テーブ
ル15の記録事項に基づいて、監視画像から万引き被疑
者のように特定したい人物を検索し、該特定人物の記録
事項を特定人物が分類される項目毎に特定人物テーブル
24に書き込み、検出部31において、その特定人物テ
ーブル24の記録事項に基づいて特定人物を検出するよ
うになっている。
【0091】そのため、検索項目を入力すると人物行動
テーブル15の記録事項に基づいて検索が行われるの
で、万引き被疑者のような特定人物を高い精度で検索し
て特定することができる。
【0092】また、監視者が検索項目を入力するだけ
で、特定人物を高い精度で検索して特定し、検出部31
において、特定人物テーブル24の記録事項に基づい
て、前記特定人物を検出することができる。そのため、
監視画像を目視して被疑者を確認する必要がなく、ま
た、監視画像中から特定人物領域を指定するための物体
領域を指定する必要もないので、監視者の労力を低減す
ることができ、省力化することができる。
【0093】さらに、監視画像から特定人物の項目、例
えば、万引き被疑者であるか、高額購買者であるか等を
複数設定することができるので、様々な対応を行うこと
ができる。
【0094】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
もの及び同じ動作については、その説明を省略する。
【0095】図12は本発明の第2の実施の形態におけ
る監視システムの構成を示すブロック図、図13は本発
明の第2の実施の形態における記録部の構成を示すブロ
ック図、図14は本発明の第2の実施の形態における検
出部の構成を示すブロック図である。
【0096】前記第1の実施の形態においては、監視カ
メラ10が単数の場合について説明したが、本実施の形
態においては、人物を3次元的に撮影するために、監視
カメラ10が複数となっている。この場合、監視カメラ
10は、複数台の監視カメラ10−1、10−2、…、
10−nによって構成される。該複数台の監視カメラ1
0−1、10−2、…、10−nによって同じ場所を撮
影することにより、監視画像中の人物を3次元的に捉え
て追跡したり、複数台の監視カメラ10−1、10−
2、…、10−nによって異なる場所を撮影し、かつ、
広域にわたって人物を追跡したりすることによって、各
人物についてより多くの情報を得ることができるように
なっている。
【0097】また、図13に示されるように、記録部4
1は、複数台の監視カメラ10−1、10−2、…、1
0−nによって撮影された監視画像から各人物を3次元
的に検出して追跡するための検出・追跡部42を有す
る。
【0098】さらに、図14に示されるように、検出部
51は、複数台の監視カメラ10−1、10−2、…、
10−nによって撮影された監視画像から特定人物テー
ブル24に記録された人物を検出する特定人物検出部5
2を有する。
【0099】次に、前記構成の監視システムの動作につ
いて説明する。
【0100】まず、複数台の監視カメラ10−1、10
−2、…、10−nによって異なる角度から撮影された
監視画像が検出・追跡部42に送られると、該検出・追
跡部42においては異なる角度から撮影された画像を利
用して人物の検出及び追跡を行う(信学技報、PRMU
99−150号(1997年11月発行)「非同期多視
点画像を用いた複数人物追跡の安定化」(Howard
Yang他)参照)。
【0101】続いて、人物が検出された後は、姿勢・行
動認識部13において各人物の姿勢と行動とが認識さ
れ、行動記録作成部14において各人物の行動記録が人
物行動テーブル15に記録される。この場合、人物行動
テーブル15に記録される顔画像又は全身画像は、異な
る方向から撮影された複数の画像が記録される。
【0102】また、特定部21においては、前記第1の
実施の形態と同様の処理が行われる。ただし、特定人物
テーブル24の人物データは異なる角度から撮影された
顔画像等が記録されている。
【0103】そして、検出部51においては、異なる角
度から撮影された監視画像から特定人物テーブル24の
人物データを用いて特定人物の検出を行う。
【0104】このように、本実施の形態においては、複
数台の監視カメラ10−1、10−2、…、10−nに
よって撮影された異なる角度の監視画像から各人物の情
報を得ることができるので、特定人物の検出を高精度に
行うことができる。
【0105】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0106】図15は本発明の第3の実施の形態におけ
る監視システムの構成を示すブロック図、図16は本発
明の第3の実施の形態における記録部の構成を示すブロ
ック図、図17は本発明の第3の実施の形態における送
受信部の構成を示すブロック図、図18は本発明の第3
の実施の形態における検出部の構成を示すブロック図、
図19は本発明の第3の実施の形態におけるデータベー
ス部の構成を示すブロック図、図20は本発明の第3の
実施の形態における特定部の構成を示すブロック図であ
る。
【0107】本実施の形態において監視システムは、コ
ンピュータとしてのクライアントから成るクライアント
部60、及び、コンピュータとしてのサーバから成るサ
ーバ部90を有する。
【0108】ここで、前記クライアント部60は、CP
U、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ
等の記憶手段、キーボード等の入力手段、CRT、液晶
ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を
備えるコンピュータである。該クライアント部60は、
例えば、専用機、パーソナルコンピュータ、携帯情報端
末等であるが、PDA(Personal Digit
al Assistant)、携帯電話機等であっても
よく、商店に配設されるレジスター機、POS(Poi
nt of Sales)端末、キオスク端末等であっ
てもよく、金融機関のATM機、CD機等であってもよ
く、いかなる形態のものであってもよい。
【0109】また、前記サーバ部90は、CPU、MP
U等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶
手段、キーボード等の入力手段、CRT、液晶ディスプ
レイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えるコ
ンピュータであり、例えば、汎(はん)用コンピュー
タ、ワークステーション等であるが、パーソナルコンピ
ュータであってもよく、いかなる形態のものであっても
よい。そして、前記サーバ部90は、独立して構成され
るものであってもよく、複数のコンピュータを有機的に
結合した分散型サーバであってもよく、金融機関やPO
Sシステムのホストコンピュータのような大型のコンピ
ュータと一体的に構成されたものであってもよく、大型
のコンピュータ内に構築された複数のシステムの中の1
つであってもよい。
【0110】この場合、クライアント部60とサーバ部
90とがネットワーク70によって接続されていて、サ
ーバ部90には複数のクライアント部60を接続するこ
とができるようになっている。なお、前記ネットワーク
70は、有線又は無線のいかなる通信回線網であっても
よく、例えば、公衆通信回線網、専用通信回線網、イン
ターネット、イントラネット、LAN(Local A
rea Network)、WAN(Wide Are
a Network)、衛星通信回線網、携帯電話回線
網、CS放送網等であってもよく、また、複数種類の回
線網を適宜組み合わせたものであってもよい。
【0111】なお、機能的には、サーバ部90が前記第
1及び第2の実施の形態において説明した特定部21の
機能を有し、複数のクライアント部60からの情報を一
括して管理・処理することができるようになっている。
【0112】また、クライアント部60は、記録部6
1、第1の送受信部としての送受信部71及び検出部8
1を有し、サーバ部90は、第2の送受信部としての送
受信部91、データベース部101及び特定部111を
有する。
【0113】そして、前記記録部61は、図16に示さ
れるように、検出・追跡部12、姿勢・行動認識部1
3、行動記録作成部64及び人物行動テーブル15を有
し、前記送受信部71は、図17に示されるように、入
出力部72及び情報送受信部73を有し、前記検出部8
1は、図18に示されるように、特定人物検出部32、
検出結果出力部33及び特定人物テーブル82を有す
る。
【0114】また、前記データベース部101は、図1
9に示されるように、複数の人物行動テーブル101−
1、101−2、…、101−nを有し、前記特定部1
11は、図20に示されるように、特定人物検索部11
2及び入出力部23によって構成される。
【0115】次に、前記構成の監視システムの動作につ
いて説明する。
【0116】図15に示されるように、本実施の形態に
おける監視システムは、クライアント部60とサーバ部
90とがネットワーク70によって接続された構成にな
っていて、クライアント部60は前記第1及び第2の実
施の形態における記録部11、41及び検出部31、5
1の機能を有し、サーバ部90は特定部21の機能を有
する。そして、前記クライアント部60は、通常、複数
の場所に分散して設置される。例えば、異なる小売店
や、大型の小売店の異なる販売場所等である。大まかな
処理の流れとして、各クライアント部60で検出された
各人物の情報は、サーバ部90に送信され、サーバ部9
0に蓄積されるようになっている。
【0117】そして、あるクライアント部60が、特定
人物として特定したい人物の情報、例えば、X時〜Y時
に書籍部にいた人や、○月×日に書籍部で万引きを行っ
た可能性がある人、すなわち、万引き被疑者の情報を送
信すると、サーバ部90は該情報に基づいて前記被疑者
を特定する。そして、前記サーバ部90は、前記クライ
アント部60に前記被疑者の情報を送信する。すると、
前記クライアント部60は、前記被疑者の情報に基づい
て、監視画像中から前記被疑者を検出する。
【0118】このように、異なる場所に設置された複数
のクライアント部60から送信されてくる情報を一つの
サーバ部90に集めて特定人物を特定することによっ
て、特定人物の特定を、より正確に行うことができる。
また、必要に応じてある一つのクライアント部60で検
出すべき特定人物の情報を複数のクライアント部60に
送信することによって、別の場所でも前記特定人物を検
出することができる。
【0119】次に、前記クライアント部60の動作につ
いて説明する。
【0120】まず、記録部61は、前記第1の実施の形
態における記録部11とほぼ同様の処理を行う。ただ
し、記録部61においては、行動記録作成部64で作成
された画像中の各人物の行動等に関する記録事項は人物
行動テーブル15にだけ送信されるのではなく、送受信
部71にも送信される。また、後述されるように、画像
中の各人物の行動等に関する記録事項はサーバ部90に
も記録されることになるので、行動人物テーブル15が
記録部61の中に含まれなくてもよい。
【0121】次に、記録部61から送信される画像中の
各人物の行動、及び、顔画像や全身画像などは、送受信
部71における情報送受信部73で受信される。該情報
送受信部73は、クライアント部60とサーバ部90と
の間の情報の通信を処理する機能を有し、受信した前記
画像中の各人物の行動等に関する記録事項をネットワー
ク70を介してサーバ部90に送信する。
【0122】また、前記情報送受信部73は、入出力部
72が送信した特定人物として特定したい人物の情報、
例えば、X時〜Y時に書籍部にいた人や、○月×日に書
籍部で万引きを行った可能性がある人、すなわち、万引
き被疑者の情報も受信し、サーバ部90に送信する。さ
らに、前記情報送受信部73は、サーバ部90から送信
される検出すべき特定人物の情報を受信すると、検出部
81に送信するようになっている。なお、前記入出力部
72は、前記第1の実施の形態における入出力部23と
同様の動作を行う。
【0123】続いて、検出部81は、前記第1の実施の
形態における検出部31と同様に、特定部21で特定さ
れた特定人物の検出を行う。ただし、本実施の形態にお
いては、特定部111がサーバ部90に配設されている
ので、図18に示されるように、特定人物テーブル82
が検出部81に配設される。そして、特定人物テーブル
82に記録されている特定人物を特定人物検出部32に
よって検出し、その検出結果を検出結果出力部33から
出力する。また、前記特定人物テーブル82に記録され
ている人物情報はサーバ部90から受信する。
【0124】次に、前記サーバ部90の動作について説
明する。
【0125】まず、送受信部91は、ネットワーク70
を介してクライアント部60から送信される情報を受信
し、該情報を内容毎にデータベース部101及び特定部
111に送信する。ここで、クライアント部60から送
信されてきた情報が画像中の各人物の行動等に関する記
録事項である場合、前記情報はデータベース部101に
送信され、前記情報が検出したい人物の情報である場
合、前記情報は特定部111に送信される。また、送受
信部91は、特定部111から受信した検出すべき特定
人物の情報をクライアント部60に送信する。
【0126】ここで、データベース部101は、図19
に示されるように、複数の人物行動テーブル101−
1、101−2、…、101−nを有し、人物行動テー
ブル101−1、101−2、…、101−nのそれぞ
れは、クライアント部60のそれぞれに対応するように
なっている。そして、それぞれの人物行動テーブル10
1−1、101−2、…、101−nには、クライアン
ト部60で撮影された監視画像中の各人物が、監視範囲
内において、「いつ」、「どこで」、「何をしたか」の
情報がテキストデータによって記録され、更に各人物の
顔画像も記録される。
【0127】また、特定部111は、前記第1の実施の
形態における特定部21とほぼ同様の動作を行う。ただ
し、本実施の形態において、特定人物テーブル82は、
検出部81に配設され、特定部111に配設されていな
い。さらに、前記第1の実施の形態において、特定人物
の情報は、入出力部23を介して送受信するようになっ
ているが、本実施の形態において、特定人物の情報は、
クライアント部60の送受信部71から特定人物検索部
112に送信されるようになっている。そして、特定部
111の入出力部23は、サーバ部90において検出す
べき人物の情報を入出力する場合や、クライアント部6
0から要求がなくても、サーバ部90において特定の人
物、例えば、不審な動作を行った人物等を自発的に検出
する場合などに利用される。
【0128】このようにして、複数のクライアント部6
0と一つのサーバ部90とが情報のやり取りを行いなが
ら特定人物の検出を行う。
【0129】このように、本実施の形態においては、各
クライアント部60において記録部61及び検出部81
の機能を、サーバ部90において特定部111の機能を
実現することによって、一つのクライアント部60だけ
で行っていた人物の特定を、より正確に行うことができ
る。
【0130】また、必要に応じてある一つのクライアン
ト部60で検出すべき特定人物の情報を複数のクライア
ント部60に送信することによって、別の場所でもその
人物を検出することができる。したがって、指名手配者
など広い地域範囲に存在する多数の小売店で検出したい
場合、万引き被疑者や高額購買者をチェーン店組織に属
するすべての小売店で検出したい場合などにも応用する
ことができる。
【0131】また、クライアント部60とサーバ部90
とで機能を分担したことによって、それぞれを異なる者
が別々に管理することができる。その結果、クライアン
ト部60が配設される小売店等を運営する者は、サーバ
部90を管理運営する者に対して所定の料金を支払うこ
とによって、サーバ部90の管理作業等を行うことな
く、サーバ部90の提供するサービスを受けることがで
きる。例えば、サーバ部90を管理運営する者として、
人物を特定するためのノウハウを有する者、すなわち、
専門家がいれば、クライアント部60が配設される小売
店等においては、専門家が不要となる。
【0132】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第1〜3の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0133】図21は本発明の第4の実施の形態におけ
る監視システムの構成を示すブロック図、図22は本発
明の第4の実施の形態における送受信部の構成を示すブ
ロック図、図23は本発明の第4の実施の形態における
記録部の構成を示すブロック図、図24は本発明の第4
の実施の形態におけるデータベース部の構成を示すブロ
ック図である。
【0134】本実施の形態における監視システムにおい
ては、前記第3の実施の形態における監視システムと同
様に、コンピュータとしてのクライアントから成るクラ
イアント部120と、コンピュータとしてのサーバから
成るサーバ部130とがネットワーク70によって接続
されている。ただし、本実施の形態において、クライア
ント部120は記録部61を有しておらず、サーバ部1
30が記録部131を有する。
【0135】そして、クライアント部120は第1の送
受信部としての送受信部121及び検出部81を有し、
サーバ部130は第2の送受信部としての送受信部15
1、記録部131、データベース部141及び特定部1
11を有する。
【0136】また、送受信部121は、図22に示され
るように、入出力部122及び情報送受信部123を有
し、記録部131は、図23に示されるように、検出・
追跡部12、姿勢・行動認識部13及び行動記録作成部
14を有し、データベース部141は、図24に示され
るように、複数の画像データベース141−1、141
−2、…、141−n及び複数の人物行動テーブル14
2−1、142−2、…、142−nを有する。
【0137】次に、前記構成の監視システムの動作につ
いて説明する。なお、本実施の形態の監視システムにお
いては、前記第3の実施の形態においてクライアント部
60の記録部61が行う処理を、クライアント部120
でなくサーバ部130の記録部131において行うよう
になっている。そして、それ以外の動作については、前
記第3の実施の形態と同様なので、本実施の形態におけ
る監視システムの動作については、前記第3の実施の形
態における監視システムの動作と異なる点だけについて
説明する。
【0138】ここで、前記第3の実施の形態において
は、クライアント部60とサーバ部90との間で人物の
行動等に関する記録事項が通信されるようになっている
が、本実施の形態においては画像が送信されるようにな
っている。その結果、クライアント部120における送
受信部121の構成は、前記第3の実施の形態における
送受信部71の構成と同様であるが、画像を送受信する
ための機能としてJPEGやMPEG4などの画像エン
コード・デコードの機能が含まれる。ただし、画像エン
コード・デコードの方法はどのようなものでもよい。
【0139】また、送受信部121は、前記第3の実施
の形態と同様に、入出力部122から送信されてくる検
出したい人物の情報をサーバ部130に送信したり、サ
ーバ部130から受信した検出すべき特定人物の情報を
検出部81に送信したりする機能も有している。
【0140】一方、サーバ部130における送受信部1
51は、クライアント部120における送受信部121
と同様の画像エンコード・デコード機能を有している。
前記送受信部121から受信した画像は、前記送受信部
151によってデコードされ、記録部131に送信され
る。また、送受信部151は、前記第3の実施の形態に
おける送受信部91と同様に、クライアント部120か
ら受信した検出したい人物の情報を特定部111に送信
する。
【0141】そして、記録部131においては、図23
に示されるように、前記第3の実施の形態におけるクラ
イアント部60の記録部61と同様に、画像中の各人物
の姿勢・行動を認識して各人物の行動等に関する記録事
項をデータベース部141に出力する。該データベース
部141は、図24に示されるように、各クライアント
部120に対応した人物行動テーブル142−1、14
2−2、…、142−n及び画像データベース141−
1、141−2、…、141−nを有し、各クライアン
ト部120から送信された人物の行動等に関する記録事
項及び画像データを対応する人物行動テーブル142−
1、142−2、…、142−n及び画像データベース
141−1、141−2、…、141−nに格納する。
そして、各画像データベース141−1、141−2、
…、141−nに蓄積された画像データは、特定部11
1等で特定人物を検索する場合にも利用され、更にクラ
イアント部120側から特定の日時の画像データを参照
したい要求があった場合などに、前記画像データを送受
信部151でエンコードしてクライアント部120に送
信する。
【0142】なお、検出部81、特定部111等は、前
記第3の実施の形態と同様の処理を行い、特定人物を検
出する。
【0143】このように、本実施の形態においては、ク
ライアント部120からサーバ部130に画像を送信
し、サーバ部130において一括して人物の行動等に関
する記録事項及び画像の蓄積・管理を行うことができる
ので、各クライアント部120における前記記録事項及
び画像の管理等の手間を省くことができる。
【0144】また、サーバ部130だけに記録部131
が配設されているので、バージョンアップ等のメンテナ
ンスを非常に簡単に行うことができる。さらに、クライ
アント部120は構成が簡素化されているので、設備コ
ストを低くすることができる。そのため、一定の費用で
あれば、より多くの場所にクライアント部120を配設
することができる。
【0145】さらに、クライアント部120とサーバ部
130とで機能を分担したことによって、それぞれを異
なる者が別々に管理することができる。その結果、クラ
イアント部120が配設される小売店等を運営する者
は、サーバ部130を管理運営する者に対して所定の料
金を支払うことにより、サーバ部130の管理作業等を
行うことなく、サーバ部130の提供するサービスを受
けることができる。例えば、人物を特定するための主な
作業、及び、監視画像の蓄積と管理とをサーバ部130
を管理運営する者が受け持つことができる。
【0146】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、第1〜4の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0147】図25は本発明の第5の実施の形態におけ
る監視システムの構成を示すブロック図、図26は本発
明の第5の実施の形態におけるデータベース部の構成を
示すブロック図である。
【0148】この場合、本実施の形態における監視シス
テムは、前記第3及び第4の実施の形態における監視シ
ステムと同様に、クライアント部150とサーバ部16
0とがネットワーク70によって接続されている。ただ
し、本実施の形態においてはクライアント部150は、
検出部81に代えて検出結果出力部33を有し、サーバ
部160は特定人物検出部32を有する。
【0149】そして、クライアント部150は、送受信
部121及び検出結果出力部33を有し、サーバ部16
0は、送受信部151、記録部131、データベース部
161、特定部111及び特定人物検出部32を有す
る。
【0150】また、前記データベース部161は、図2
6に示されるように、複数の画像データベース161−
1、161−2、…、161−n、複数の人物行動テー
ブル162−1、162−2、…、162−n及び特定
人物テーブル163−1、163−2、…、163−n
を有する。
【0151】次に、前記構成の特定人物検出装置の動作
について説明する。
【0152】この場合、前記第4の実施の形態における
検出部81が行う処理の主なものは、本実施の形態にお
いては、サーバ部160で行われるようになっている。
そのために、サーバ部160は、特定人物の検出を行う
特定人物検出部32及び特定人物テーブル163−1、
163−2、…、163−nを有し、クライアント部1
50は検出結果を出力するための検出結果出力部33を
有する。そして、それ以外の動作については、前記第4
の実施の形態と同様なので、本実施の形態における監視
システムの動作については、前記第4の実施の形態にお
ける監視システムの動作と異なる点だけについて説明す
る。
【0153】ここで、前記第4の実施の形態において
は、特定人物の検出がクライアント部120側で行われ
るようになっているが、本実施の形態においては、サー
バ部160側で行われるようになっている。これは、監
視画像がサーバ部160に送信されるので、該監視画像
を処理することによって特定人物を検出することができ
るからである。ただし、検出結果は、ネットワーク70
を介してクライアント部150に送信され、検出結果出
力部33によって出力される。
【0154】また、サーバ部160は、各クライアント
部150に対応した特定人物テーブル163−1、16
3−2、…、163−nを作成する必要がある。そのた
め、データベース部161は、各クライアント部150
に対応した複数の特定人物テーブル163−1、163
−2、…、163−nを有し、特定人物検出部32が前
記特定人物テーブル163−1、163−2、…、16
3−nを参照して特定人物を検出するようになってい
る。
【0155】なお、前述された以外の点においては、前
記第3の実施の形態と同様の処理が行われ、特定人物の
検出が行われる。
【0156】このように、本実施の形態においては、特
定人物の検出までをサーバ部160において行うように
なっているので、クライアント部150は、画像を撮影
するための監視カメラ10、画像及び情報の送受信をサ
ーバ部160との間で行うための送受信部121、及
び、結果を出力するための検出結果出力部33だけ有す
る。したがって、バージョンアップ等のメンテナンスを
より簡単に行うことができる。さらに、クライアント部
150は構成が簡素化されているので、設備コストを低
くすることができる。そのため、一定の費用であれば、
より多くの場所にクライアント部150を配設すること
ができる。
【0157】また、クライアント部150とサーバ部1
60とで機能を分担したことによって、それぞれを異な
る者が別々に管理することができる。その結果、クライ
アント部150が配設される小売店等を運営する者は、
サーバ部160を管理運営する者に対して所定の料金を
支払うことにより、サーバ部160の管理作業等を行う
ことなく、サーバ部160の提供するサービスを受ける
ことができる。
【0158】なお、前記第1〜第5の実施の形態におい
ては、監視システムがコンビニエンスストア等の小売店
で利用されることを想定して説明したが、本発明の監視
システムは、小売店での利用に限定されるものではな
く、デパート、ショッピングセンタ等の商業施設、銀
行、信用金庫等の金融機関、鉄道の駅、鉄道車両、地下
道、バス、飛行場等の交通機関、劇場、テーマパーク、
遊園地等の娯楽施設、ホテル、旅館等の宿泊施設、食
堂、レストラン等の飲食施設、学校、官庁等の公共施
設、個人住宅、集合住宅等の住宅施設、一般の建造物に
おける玄関ホール、エレベータ等の建物内部、工事現
場、工場等の作業施設等のいかなる施設や場所に配設さ
れてもよい。
【0159】さらに、本発明の監視システムは、万引き
の被疑者や指名手配者等の要注意人物の検出だけでな
く、高額購買者等の特定の消費行動パターンを示す消費
者を検出することによって、個々の消費者の消費行動を
分析することもできる。さらに、鉄道の駅等の交通機関
において特定の設備を利用する乗客を検出したり、娯楽
施設において特定の遊技施設を利用する利用者を検出し
たり、工事現場等において特定の作業を行う作業者を検
出したりすることによって、乗客、利用者、作業員等の
行動パターンを分析することができる。
【0160】また、前記第1〜第3の実施の形態におけ
る監視システムに監視画像を録画するための録画装置を
接続することもでき、更にその録画装置の制御を記録部
11、41、61における検出・追跡部12の人物検出
・追跡結果や姿勢・行動認識部13の結果に基づいて制
御することもできる。例えば、人物が存在するときだけ
録画を行うように制御することができる。
【0161】そして、前記第3〜第5の実施の形態にお
ける監視カメラ10を、前記第2の実施の形態における
複数台の監視カメラ10−1、10−2、…、10−n
に置き換えて利用することもできる。また、一部のクラ
イアント部だけを複数台の監視カメラ10−1、10−
2、…、10−nに置き換えて利用することもできる。
さらに、前記第3〜第5の実施の形態においては、サー
バ部も複数にすることができる。この場合、一つのサー
バ部の処理量を分散させることができる。また、クライ
アント部も常に複数存在する必要はなく、一つだけでも
よい。
【0162】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0163】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、監視画像から人物の行動テーブルを作成し、該行
動テーブルに基づいて人物を検索し、検出するので、様
々な分野において様々な特定人物の検出を容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における記録部の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における特定部の構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における検出部の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における人物領域動
画像の例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における人物領域射
影ヒストグラムの例を示す第1の図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における人物領域射
影ヒストグラムの例を示す第2の図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における人物領域射
影ヒストグラムの例を示す第3の図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における人物行動テ
ーブルの例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態における特定人物
テーブルの例を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態における監視シス
テムの監視画像の例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態における監視シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における記録部の
構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態における検出部の
構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態における監視シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態における記録部の
構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態における送受信部
の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態における検出部の
構成を示すブロック図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態におけるデータベ
ース部の構成を示すブロック図である。
【図20】本発明の第3の実施の形態における特定部の
構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の第4の実施の形態における監視シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の第4の実施の形態における送受信部
の構成を示すブロック図である。
【図23】本発明の第4の実施の形態における記録部の
構成を示すブロック図である。
【図24】本発明の第4の実施の形態におけるデータベ
ース部の構成を示すブロック図である。
【図25】本発明の第5の実施の形態における監視シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の第5の実施の形態におけるデータベ
ース部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11、41、61、131 記録部 12、42 検出・追跡部 13 姿勢・行動認識部 14、64 行動記録作成部 15 人物行動テーブル 21、111 特定部 22、112 特定人物検索部 23、72、122 入出力部 24、82 特定人物テーブル 31、51、81 検出部 32、52 特定人物検出部 33 検索結果出力部 60、120、150 クライアント部 70 ネットワーク 71、91、121、151 送受信部 73、123 情報送受信部 90、130、160 サーバ部 101、141、161 データベース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA01 CA04 CC02 CH01 DA07 DA08 EA01 EA07 FA01 FA02 FA04 FC12 FC16 FF03 GA01 GB01 GB05 GB18 GD03 HA14 HA18 5C084 AA02 AA03 AA09 AA13 BB31 CC17 DD11 EE01 FF27 GG07 GG09 GG20 GG43 GG52 GG78 HH02 HH03 HH10 HH12 HH13 5C087 AA02 AA03 AA19 AA32 AA37 AA44 BB03 BB11 BB74 DD05 DD23 EE07 EE14 FF01 FF02 FF04 GG02 GG10 GG20 GG23 GG66 GG67

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)監視画像に映った人物の行動を認
    識し、該行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形態
    で作成して人物行動テーブルに記録する記録部と、
    (b)前記人物行動テーブルに記録された記録事項に基
    づいて特定人物を検索し、該人物の情報、及び、前記人
    物を検索する項目が記録された特定人物テーブルを作成
    する特定部と、(c)前記特定人物テーブルに情報が記
    録された人物を監視画像から検出する検出部とを有する
    ことを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】 (a)監視画像に映った人物の行動を認
    識し、該行動に基づいて記録事項を編集加工可能な形態
    で作成して人物行動テーブルに記録する記録部、(b)
    前記記録事項を含む情報の送信及び受信を行う第1の送
    受信部、及び、(c)前記監視画像に映った特定人物を
    検出する検出部を備えるクライアント部と、(d)前記
    情報の送信及び受信を行う第2の送受信部、(e)前記
    記録事項が編集加工可能な形態で記録される人物行動テ
    ーブルを格納するデータベース部、及び、(f)前記人
    物行動テーブルに記録された記録事項に基づいて特定人
    物を検索し、該人物の情報、及び、前記人物を検索する
    項目を出力する特定部を備えるサーバ部とを有し、
    (g)前記クライアント部とサーバ部とがネットワーク
    を介して接続され、必要な情報を通信することによって
    特定人物の検出を行うことを特徴とする監視システム。
  3. 【請求項3】 (a)監視画像を含む情報の送信及び受
    信を行う第1の送受信部、及び、(b)前記監視画像に
    映った特定人物を検出する検出部を備えるクライアント
    部と、(c)前記監視画像を含む情報の送信及び受信を
    行う第2の送受信部、(d)前記監視画像に映った人物
    の行動を認識し、該行動に基づいて記録事項を編集加工
    可能な形態で作成して人物行動テーブルに記録する記録
    部、(e)前記人物行動テーブル及び前記監視画像を格
    納するデータベース部、並びに、(f)前記人物行動テ
    ーブルに記録された記録事項に基づいて特定人物を検索
    し、該人物の情報、及び、前記人物を検索する項目を出
    力する特定部を備えるサーバ部とを有し、(g)前記ク
    ライアント部とサーバ部とがネットワークを介して接続
    され、必要な情報を通信することによって特定人物の検
    出を行うことを特徴とする監視システム。
  4. 【請求項4】 (a)監視画像を含む情報の送信及び受
    信を行う第1の送受信部、及び、(b)前記監視画像に
    映った特定人物を検出した結果を出力する検出結果出力
    部を備えるクライアント部と、(c)前記監視画像を含
    む情報の送信及び受信を行う第2の送受信部、(d)前
    記監視画像に映った人物の行動を認識し、該行動に基づ
    いて記録事項を編集加工可能な形態で作成する記録部、
    (e)前記記録事項が編集加工可能な形態で記録される
    人物行動テーブル、監視画像、及び、検出すべき特定人
    物の情報が記録される特定人物テーブルを格納するデー
    タベース部、(f)前記人物行動テーブルに記録された
    記録事項に基づいて特定人物を検索し、該人物の情報、
    及び、前記人物を検索する項目を出力する特定部、並び
    に、(g)前記監視画像に映った特定人物を前記特定人
    物テーブルに記録された情報に基づいて検出する特定人
    物検出部を備えるサーバ部とを有し、(h)前記クライ
    アント部とサーバ部とがネットワークを介して接続さ
    れ、必要な情報を通信することによって特定人物の検出
    を行うことを特徴とする監視システム。
  5. 【請求項5】 前記記録部は、前記監視画像から人物を
    検出して追跡する検出・追跡部、前記人物の姿勢と行動
    とを認識する姿勢・行動認識部、及び、該姿勢・行動認
    識部の認識結果を編集加工可能な形態に加工する行動記
    録作成部を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    監視システム。
  6. 【請求項6】 前記特定部は、前記人物行動テーブルに
    記録された記録事項に基づいて特定人物を検索する特定
    人物検索部、及び、検索するための人物情報の入出力を
    行う入出力部を備える請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の監視システム。
  7. 【請求項7】 前記検出部は、前記特定人物テーブルに
    情報が記録されている特定人物を前記監視画像から検出
    するための特定人物検出部、及び、検出された結果を表
    示する検出結果出力部を備える請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の監視システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の送受信部は、前記特定人物に
    関する情報を含む情報の入出力を行う入出力部、及び、
    前記情報を前記ネットワークを介して前記サーバ部と通
    信する情報送受信部を備える請求項2〜4のいずれか1
    項に記載の監視システム。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の送受信部は、画像通
    信を行う機能を備える請求項3又は4に記載の監視シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記データベース部は、クライアント
    部毎の前記人物行動テーブルを備える請求項2に記載の
    監視システム。
  11. 【請求項11】 前記データベース部は、クライアント
    部毎の前記人物行動テーブル及び画像データベースを備
    える請求項3に記載の監視システム。
  12. 【請求項12】 前記データベース部は、クライアント
    部毎の前記人物行動テーブル、画像データベース、及
    び、特定人物テーブルを備える請求項4に記載の監視シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記人物行動テーブルは、前記人物の
    顔貌、全身像、行動、位置する場所及び時刻を含む請求
    項2〜4のいずれか1項に記載の監視システム。
  14. 【請求項14】 前記特定人物テーブルは、前記人物行
    動テーブルに記録された記録事項及び前記人物が分類さ
    れる項目を含む請求項2〜4のいずれか1項に記載の監
    視システム。
  15. 【請求項15】 前記検出結果出力部は、検出された人
    物が分類される項目が画像、音声、警告音のいずれか一
    つ、又は、画像、音声、警告音の組合せによって識別す
    ることができるように出力する請求項4又は7に記載の
    監視システム。
  16. 【請求項16】 (a)クライアント部において、監視
    画像に映った人物の行動を認識し、該行動に基づいて記
    録事項を編集加工可能な形態で作成し、前記記録事項を
    記録するとともにサーバ部に送信し、(b)該サーバ部
    において、前記記録事項を記録するとともに該記録事項
    に基づいて特定人物を検索して、その検索された特定人
    物の情報を前記クライアント部に送信し、(c)該クラ
    イアント部において、前記特定人物の情報に基づいて前
    記特定人物を前記監視画像から検出することを特徴とす
    る監視方法。
  17. 【請求項17】 (a)クライアント部において、監視
    画像をサーバ部に送信し、(b)該サーバ部において、
    前記監視画像に映った人物の行動を認識し、該行動に基
    づいて記録事項を編集加工可能な形態で作成し、前記記
    録事項を記録するとともに該記録事項に基づいて特定人
    物を検索して、その検索された特定人物の情報を前記ク
    ライアント部に送信し、(c)該クライアント部におい
    て、前記特定人物の情報に基づいて前記特定人物を前記
    監視画像から検出することを特徴とする監視方法。
  18. 【請求項18】 (a)コンピュータを、(b)監視画
    像に映った人物の行動を認識し、該行動に基づいて記録
    事項を編集加工可能な形態で作成して人物行動テーブル
    に記録する記録部、前記記録事項を含む情報の送信及び
    受信を行う第1の送受信部、及び、前記監視画像に映っ
    た特定人物を検出する検出部を備えるクライアント部、
    並びに、(c)前記情報の送信及び受信を行う第2の送
    受信部、前記記録事項が編集加工可能な形態で記録され
    る人物行動テーブルを格納するデータベース部、及び、
    前記人物行動テーブルに記録された記録事項に基づいて
    特定人物を検索し、該人物の情報、及び、前記人物を検
    索する項目を出力する特定部を備えるサーバ部として機
    能させ、(d)前記クライアント部とサーバ部とが必要
    な情報を通信することによって特定人物の検出を行うよ
    うにする監視プログラム。
  19. 【請求項19】 (a)コンピュータを、(b)監視画
    像を含む情報の送信及び受信を行う第1の送受信部、及
    び、前記監視画像に映った特定人物を検出する検出部を
    備えるクライアント部、並びに、(c)前記監視画像を
    含む情報の送信及び受信を行う第2の送受信部、前記監
    視画像に映った人物の行動を認識し、該行動に基づいて
    記録事項を編集加工可能な形態で作成して人物行動テー
    ブルに記録する記録部、前記人物行動テーブル及び前記
    監視画像を格納するデータベース部、並びに、前記人物
    行動テーブルに記録された記録事項に基づいて特定人物
    を検索し、該人物の情報、及び、前記人物を検索する項
    目を出力する特定部を備えるサーバ部として機能させ、
    (d)前記クライアント部とサーバ部とが必要な情報を
    通信することによって特定人物の検出を行うようにする
    監視プログラム。
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