JP2007020033A - 電子カメラおよび画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の電子カメラは、撮像部、顔認識部、奥行き測定部、および人物領域検出部を備える。撮像部は、被写界を撮像して画像データを生成する。顔認識部は、画像データについて顔認識を行い、画像データの画面内から顔領域を検出する。奥行き測定部は、被写界の奥行きを測定する。人物領域検出部は、画面内において顔領域に接し、かつ顔領域と実質的に等しい奥行きを示す領域を追加検出することにより、人物領域の範囲を確定する。
【選択図】 図2
Description
また、エッジ検出による人物検出でも、人物以外の領域を誤検出したり、服の模様などを人体の輪郭と誤検出するなどの問題があった。
そこで、本発明は、人物領域を正確に検出するための技術を提供することを目的とする。
撮像部は、被写界を撮像して画像データを生成する。
顔認識部は、画像データについて顔認識を行い、画像データの画面内から顔領域を検出する。
奥行き測定部は、被写界の奥行きを測定する。
人物領域検出部は、画面内において顔領域に接し、かつ顔領域と実質的に等しい奥行きを示す領域を追加検出することにより、人物領域の範囲を確定する。
入力部は、画像データと、その画像データの奥行きに関する情報とを取得する。
顔認識部は、画像データについて顔認識を行い、画像データの画面内から顔領域を検出する。
人物領域検出部は、画面内において顔領域に接し、かつ顔領域と実質的に等しい奥行きを示す領域を追加検出することにより、人物領域の範囲を確定する。
次に、この顔領域を基準にして、次の2つの条件を判定する。
(1)画面内で顔領域に接する。
(2)顔領域と実質的に等しい奥行きを示す。
これら2つの条件を共に満足する領域を顔領域に追加することにより、人物領域をより正確に検出することができる。
図1は、本実施形態の電子カメラ11を示すブロック図である。
図1において、電子カメラ11には、撮影レンズ12が装着される。レンズ制御部12aは、この撮影レンズ12のフォーカス駆動や絞り制御などを実施する。この撮影レンズ12の像空間には、シャッタ(不図示)を介して撮像素子13の受光面が配置される。この撮像素子13は、撮像制御部14によって駆動される。撮像素子13から出力される画像データは、信号処理部15、およびA/D変換部16を介して処理された後、メモリ17に一時蓄積される。
このメモリ17は、バス18に接続される。このバス18には、レンズ制御部12a、撮像制御部14、マイクロプロセッサ19、記録部22、モニタ表示部23、顔認識部41、および画像処理部43も接続される。
上記のマイクロプロセッサ19には、レリーズ釦などの操作部19a、被写界の複数箇所について焦点検出を実施する焦点検出部19bが接続される。また、上記の記録部22には、記録媒体22aが装着される。
図2および図3は、本実施形態の動作を示す流れ図である。以下、図面に示すステップ番号に沿って、本実施形態の動作を説明する。
(手順1)レンズ制御部12aを用いて、撮影レンズ12のピント位置を無限遠側と至近側の間で走査する。
(手順2)ピント位置の走査に合わせて、撮像素子13(一眼タイプの場合は、ファインダ側の測光用撮像素子)で被写界を連続的に撮影し、複数のモニタ画像を得る。
(手順3)モニタ画像を複数のエリアに区分し、エリアごとにコントラスト量や高域空間周波数成分量などを求めることで、エリアごとの鮮鋭度を求める。
(手順4)エリアそれぞれについて、最大の精鋭度を示すモニタ画像を選択する。選択したモニタ画像を撮影した際のピント位置(あるいは、それに対応する被写体距離)を、そのエリアの奥行き情報とする。
(手順1)複数のエリアについてデフォーカス量をそれぞれ検出する。
(手順2)各エリアのデフォーカス量(あるいは、それに対応する被写体と合焦位置の相対間隔)や、レンズ位置とデフォーカス量から得られる被写体距離を、そのエリアの奥行き情報とする。
コンティニュアスAFモードの場合、AFロックはかからないので、マイクロプロセッサ19は、ステップS4のAF動作に移行する。
また、シングルAFモードであって、かつAFロックがかかっていない場合も、マイクロプロセッサ19は、ステップS4のAF動作に移行する。
一方、シングルAFモードであって、かつAFロックがかかっている場合、マイクロプロセッサ19は、AF動作を飛ばして、ステップS5に動作を移行する。
レリーズ全押しを検知しない場合、マイクロプロセッサ19は、ステップS1に動作を戻す。
一方、レリーズ全押しを検知すると、マイクロプロセッサ19は、ステップS6に動作を移行する。
(2)顔領域と実質的に等しい奥行きを示す領域である。
なお、ここでの人物領域Pは、奥行き情報を検出した複数エリアを単位として構成される。そのため、このエリアをより細分化することにより、正確な形の人物領域Pを求めることが可能になる。
また、粗いエリア区分で人物領域Pを求めた後、その人物領域Pの外郭をなすエリアについてエッジ検出(輪郭抽出)や色判別などを行うことによって、より正確な形の人物領域を求めてもよい。
ここで、マスクデータを作成する設定の場合、マイクロプロセッサ19は、ステップS11に動作を移行する。
逆に、マスクデータを作成しない設定の場合、マイクロプロセッサ19は、ステップS13に動作を移行する。
画像データのみを保存記録する場合、マイクロプロセッサ19はステップS15に動作を移行する。
処理画像のみを保存記録する場合、マイクロプロセッサ19はステップS16に動作を移行する。
画像データおよび処理画像をどちらも保存記録する場合、マイクロプロセッサ19はステップS17に動作を移行する。
本実施形態では、顔領域に隣接した領域を人物領域に含める。したがって、顔領域から離れた領域を人物領域に含めることがなく、人物領域の特定がより正確になる。
なお、本実施形態では、電子カメラ11の実施形態を説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述した人物領域の検出処理や画像処理を、コンピュータで実行してもよい。なお、この場合は、電子カメラ側において、焦点検出などから求めた奥行き情報を画像データに付随記録しておくことが好ましい。コンピュータ側では、この奥行き情報を参照することにより、上述した人物領域の検出が容易になる。
Claims (6)
- 被写界を撮像して画像データを生成する撮像部と、
前記画像データについて顔認識を行い、前記画像データの画面内から顔領域を検出する顔認識部と、
前記被写界の奥行きを測定する奥行き測定部と、
前記画面内において前記顔領域に接し、かつ前記顔領域と実質的に等しい前記奥行きを示す領域を追加検出することにより、人物領域の範囲を確定する人物領域検出部と
を備えたことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記画像データに対して、前記人物領域の範囲内外において鮮鋭度に差異を与える画像処理を実施し、被写界深度を擬似的に浅くした処理画像を生成する画像処理部を備えた
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項2に記載の電子カメラにおいて、
前記画像データおよび前記処理画像を、一緒または選択的に記録する記録部を備えた
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記人物領域検出部は、前記人物領域を示すマスクデータを作成し、
前記画像データおよび前記マスクデータを記録する記録部を備えた
ことを特徴とする電子カメラ。 - コンピュータを、
画像データと、前記画像データの奥行きに関する情報とを取得する入力部と、
前記画像データについて顔認識を行い、前記画像データの画面内から顔領域を検出する顔認識部と、
前記画面内において前記顔領域に接し、かつ前記顔領域と実質的に等しい前記奥行きを示す領域を追加検出することにより、人物領域の範囲を確定する人物領域検出部と
して機能させるための画像処理プログラム。 - 請求項5に記載の画像処理プログラムにおいて、
前記画像データに対して、前記人物領域の範囲内外において鮮鋭度に差異を与える画像処理を実施し、被写界深度を擬似的に浅くした処理画像を生成する画像処理部としてコンピュータを機能させる
ことを特徴とする画像処理プログラム。
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