JP2006279359A - 電子カメラ及び撮像制御プログラム - Google Patents
電子カメラ及び撮像制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006279359A JP2006279359A JP2005093406A JP2005093406A JP2006279359A JP 2006279359 A JP2006279359 A JP 2006279359A JP 2005093406 A JP2005093406 A JP 2005093406A JP 2005093406 A JP2005093406 A JP 2005093406A JP 2006279359 A JP2006279359 A JP 2006279359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exposure
- image
- unit
- imaging
- blur
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】加速度センサにより検出されている当該デジタルカメラの垂直方向及び水平方向のブレ量を検出して、順次記録する(S114)。この検出した検出ブレ量は所定値以内であるか否かを判断する(S118)。所定値を超えるブレ量が検出されると、S118の判断がNOとなる。したがって、このS118からS121に進み、露出/撮影動作を停止させてシャッターを閉じ、露出タイマーの計時を停止させる(S121、)。さらに、露出不足時間つまり露出タイマーの残存時間が所定値以上であるか否かを判断し(S122)、所定値以上である場合には、露出不足時間に応じて、撮影画像に露出補正処理を実行する(S123)。この露出補正処理した撮影画像を外部メモリ媒体に記録する(S126)。
【選択図】 図4
Description
(第1の実施の形態)
図1(A)は各実施の形態に共通するデジタルカメラ1の正面図、(B)は背面図、(C)は側面透視図である。このデジタルカメラ1の本体2には、その上面部に半押し機能を備えたレリーズ釦(シャッタースイッチ)3と電源スイッチ4とが配置されており、正面部にはグリップ部5、ストロボ6及び撮像レンズ部の受光窓7が配置されている。また、背面部には、モード切替スイッチ8、ズーム操作キー9、カーソルキー10、手振れ量表示のオン・オフキーとして兼用される決定/OKキー11、手振れ量表示のオン・オフキーとして兼用されるDISPキー12、メニューキー13及び電子ファインダとしても機能するLCDからなる表示部14が配置されているとともに、電池収納部15が設けられている。また、内部には垂直方向の角速度を検出する第1加速度センサ16と水平方向の角加速度を検出する第2角速度センサ17が配置されているとともに、回動式ミラー18、レンズ群19及び撮像素子20等が配置されている。
fr=(m2a/4πl2)√(Y/6ρ)等で求めることができる。
図11は、本発明の第2実施の形態における処理手順を示すフローチャートであり、図12は同実施の形態の動作を示すタイミングチャートである。この実施の形態は、撮影後に画像を印刷する印刷用紙サイズや表示部14の画面大きさなど、再生出力時の画像サイズに応じて、許容ブレ量を算出し、それに基づいてブレ軽減撮影を行うようにするものである。
(例)許容ボケδ=(画像サイズY/用紙サイズSp)×用紙サイズSp×tan(3′)=Y×tan(3′)
これが選択されず、「一定の明視距離から観賞する」が選択された場合には、下記例示式を用いて印刷用紙サイズSpに応じて許容ボケδを設定する(ステップS205)。
(例)許容ボケδ=(Y/Sp)×250(mm)×tan(3′)
(例)許容ブレ量(角度)θB=2×tan−1(δ/2f)
許容ブレ量(角速度)ωB=θB/T
ブレとボケでは見え方や印象は異なるが、同程度の寸法で許容できると見なした場合には、許容ブレ角度(θB)/画角(θ)=許容ボケ(δ)/画像サイズ(Y)と、略比例すると考えることができ、
許容ブレ角度θB=2×2×tan−1(δ/2f)
許容ブレ角速度ωB=許容ブレ角度θB/露出時間T=2×tan−1(δ/2f)/T、
と設定できる。
δP(mm)=明視距離250(mm)×tan(2′〜3′)=0.15〜0.22m、
となり、この程度のボケの大きさまで人間の眼にはボケとして気付かないことになる。
(1)印刷用紙サイズSpの相当距離から眺める場合、印刷用紙上の許容ボケδpは、
δp=Sp(mm)×tan(3′)。
これは、画像サイズYを印刷用紙サイズSpまで引き伸ばしたものであるから、引き伸ばし倍率(=印刷用紙サイズSp/撮像サイズY)で割り算して、撮像サイズ(対角)Y(mm)に換算すると、撮像面上での許容ボケδは、
δ=(Y/Sp×tan(3′)=Y(mm)×tan(3′)、
となり、印刷用紙サイズSpに関係なく、撮像サイズYに応じて設定できる。したがって、この場合の許容ボケδに相応する許容ブレ角度θBと許容ブレ角速度ωBは、
θB=2×tan−1(δ/2f)=2×tan−1{Y×tan(3′)/2f}、
ωB=θB/T=2×tan−1{Y×tan(3′)/2f}/T、
(2)一方、印刷距離を明視距離(約25cm)から眺めて観察する場合、印刷用紙上の許容ボケδpは、
δp=250(mm)×tan(3′)
これを、同様に、撮像サイズ(対角)Y(mm)に換算すると、撮像面での許容ボケδは、
δ=(Y/Sp)×250(mm)×tan(3′)、
となり画像サイズYと印刷用紙サイズSpとの比、若しくは、引き伸ばし倍率の逆数に応じて設定できる。したがって、この場合許容ボケδに相応する許容ブレ角度θBと許容ブレ角速度ωBは、
θB=2×tan−1(δ/2f)=2×tan−1{(Y/Sp)×250(mm)×tan(3′)/2f}、
ωB=θB/T=2×tan−1{(Y/Sp)×250(mm)×tan(3′)/2f}/T
そして、ステップS208に続くステップS209では、レリーズ釦3が押下されて撮影が開始されたか否かを判断し(ステップS209)、レリーズ釦3が押下されていない場合には、その他のキー処理を実行する(ステップS210)。また、レリーズ釦3が押下されたならば、測光量と設定露出条件に応じて、露出タイマーを設定し、タイマー計時を開始する(ステップS211)。また、両加速度センサ16、17により検出されている当該デジタルカメラ1の垂直方向及び水平方向のブレ量を検出して、データメモリ33に順次記録する(ステップS215)。
(0≦x<aのとき):y=u、
(0≦x≦bのとき):y={(v−u)/(b−a)}{x−a}+u、
(b<x≦xmaxのとき):y=v、
等を用いて、ダイナミックレンジが、a−b間と狭いコントラストの悪い入力画面の輝度分布P(x)を、u−v間に伸張して広げ、コントラストや中間階調の濃度表現を改善する例である。変換式の定数の設定を変えれば、ダイナミックレンジ幅の拡大だけでなく、逆に幅の収縮や、輝度分布の平行シフト(全体の輝度を上げる、下げる)等にも応用できる。
(b/2)≦x≦bのとき:y=−(v/2){2(x−b)/b}2+v、
等の、S字状の非線形の変換式を用いて、輝度が高い領域の輝度をより上げ、輝度が低い領域の輝度をより下げて、中間階調領域を引き伸ばす処理を行い、コントラストを改善する画質補正処理の例である。
g(i,j)={(v/u)/(b/a)}{f(i,j)−a}+u
図16(a)においては、線形変換を用いて露出不足に応じて輝度を明るくするために、露出アンダーになってしまった輝度分布を右側に(輝度が明るくなる方に)平行シフトして強める処理を行う。例えば、変換式[g(i,j)={(v−u)/(b−a)}{f(i,j)−a}+u]において、u=a+α、v=b+αとして、輝度分布を平行移動変換する場合に、露出時間や露出量が不足しているほど、定数α=(u−a)が大きくなるように設定すれば、露出量が不足した場合ほど、輝度分布が右側(輝度が明るい方)に平行移動するように変換される。
α=(d/c)=(v−u)/(b−a)
が大きくなるように設定すればよい。すなわち、
v=u+d=u+α(b−a)
となるように設定すればよい。又は、u=0若しくは階調min値、v=255若しくは階調maxに設定して、輝度分布が感度範囲(ダイナミックレンジ)一杯にできるだけ広がるように変換してもよい。u=0、v=255等に設定した場合には、露出不足の大小に拘わらず、自動的に輝度分布を感度範囲一杯に広がるように変換され、露出が不足していた場合ほど、輝度分布がより広げられる。
図18は、本発明の第3の実施の形態の処理手順を示すフローチャートであり、第1の実施の形態におけるステップS123、及び第2の実施の形態おけるステップS220の処理内容を示すフローチャートである。すなわち、撮影済の画像データ(f)と露出不足時間情報とを入力し(ステップS401)、画像fの輝度分布を集計する(ステップS402)。また、画像fの輝度分布の最小階調値(a)、最大階調値(b)を取り込み(ステップS403)、露出不足時間に応じて、露出補正値(P)を設定する(ステップS404)。次に、補正生成枚数(N=2k+1)と露出補正量(輝度分布変換)の間隔ΔPを設定する(ステップS405)。さらに、P=P−k×ΔPにより、露出補正値Pの初期値を算出し(ステップS406)、補正済み枚数Lを初期値「0」にリセットする(ステップS407)。
(例)g(i,j)={(v−u)/(b−a)}{f(i,j)−a}+u
g(x、y)=p(x,y)*i(x,y) (*はコンボリューション(畳み込み積分)演算である)とすると、
p(x,y)をPSF(Point Spread Function、点像分布関数)や、LSF(Line Spread Function、線分布関数)などとして求めて、劣化させたブレやボケの劣化成分p(x,y)を推定し、p(x,y)がうまく推定できれば、本来の画像i(x,y)をデコンボリューション(逆畳み込み積分)演算により画像復元できる方法である。
G[u,v]=P[u,v]・I[u,v](コンボリューションは、周波数軸上では、フーリエ変換同士のかけ算となる)であるので、その劣化成分P[u,v]を周波数領域で推定し、P[u,v]が推定できれば、逆フィルタとして、1/P[u,v]を計算して求め、G[u,v]に乗算すれば、以下のように、本来の画像i(x,y)を演算により復元できる。
I[u,v]=G[u,v]/P[u,v](フーリエ変換同士の割り算)
i(x,y)=逆フーリエ変換{I[u,v]}
=Σu=0 M−1Σv=0 n−1・I(u,v)W1 uxW2 vy(ただし、W1=exp(−j2π/M)、W2=exp(−j2π/N))、
F[u,v]=(1/MN)Σx=0 M−1Σv=0 N−1f(x,y)W1 uxW2 vy
(ただし、W1=exp(−j2π/M)、W2=exp(−j2π/N))
F[u,v]=(4√MN)C(u)C(v)・ΣxΣvf(x,y)・cos{(2x+ 1)uπ/2M}cos{(2y+1)uπ/2N}
ただし、C(u)、C(v)=1√2(u,v=0)、C(u)、C(v)=1(u,v≠0)
等で計算できるが、高速フーリエ変換(FFT)用バタフライ型演算など、各種の高速計算アルゴリズムが開発されているので、それらを利用してもよい。
図22(c)は、従来のPSF法での、ブレ方向(θ)とブレ距離(L)、焦点ボケの広がり半径(r)の推定方法であり、ブレ方向(θ)は、G[u,v]の縦/横の相対比(R)から算出し、また、ブレ距離(L)若しくは焦点広がり半径(r)は、復元画像iL、iL+1を順次計算して求め、その相関値C(L)から逆算するか、相関値C(L)が所定値以上の相関度に飽和するまで繰り返して求める。しかし、この方法では、計算に時間がかかるので、次のような多階調Hough換算で求める方法もある。
そのエントロピー E(θ)=ΣρPlog2(1/P)(0°≦θ<180°)を求め、
E(θ)が最小となる角度θが、直線ブレ方向(θ)と推定できる。
(ただし、P=(θ,ρ)/HSUM(θ)、HSUM(θ)は円内画素値の合計で、HSUM(θ=Σ(−R≦0≦R)H(θ,ρ)である。)
また、ぶれた方向(θ)のHθ(ρ)波形の極小点の周期(T1)を求めると、ブレ距離(L)=1/TLが求まる。
C(ρ)=ΣρHθ(ρ)/180(0°≦θ<180°)
を作成し、C(θ)波形の極小点の周期(Tr)から、焦点ボケの広がりの半径(r)は、
半径(r)=1.01×π×Trより求まる。
MN)C(u)C(v)・ΣxΣvf(x,y)・cos{(2x+ 1)uπ/2M}cos{(2y+1)uπ/2N}
ちなみに、Hough換算(ハフ変換、ヒュー変換とも呼ぶ)では、(ρ=x/cosθ+y・sinθ)の変換式により、一般に二次元座標x−y平面上の点は、θ−ρ明面上の曲線に、また、x−y平面上の直線は、θ−ρ明面上の点に、それぞれ変換、逆変換できる。例えば、x−y平面上の点A,B,Cを通る直線Lを求めたい場合には、点A,B,Cを変換した、θ−ρ平面上の曲線A′,B′,C′が交差する交点P(θ,ρ)を求めると、その点P(θ1,ρ1)を、x−y平面上に逆変換し、ゼロ点から下ろした垂線の長さがρLで、垂線の角度がθLとなる直線Lが、求める直線である。
図24は、ブレ、ボケ画像の画像処理により復元処理若しくは補正処理の例を示すフローチャートであり、前述したPSF法等を用いて、手ブレなどによる直線ブレ画像や、ピンボケなど焦点ボケ画像を補正するものである。すなわち、先ず本来の画像i(x,y)を取得し(ステップS701)、g(x,y)=p(x,y)*i(x,y)により(*はコンボリューション演算)、撮影処理を実行する(ステップS702)。次に、劣化画像g(x、y)を取り込み(ステップS703)、
G(u,v)=P(u,v)・1(u,v)、
G(u,v)=(1/MN)Σx=0 M−1Σv=0 N−1g(x,y)W1 uxW2 vy、
(ただし、W1=exp(−j2π/M)、W2=exp(−j2π/N))
により劣化画像フーリエ変換を実行する(ステップS704)。
P[u,v]=2・J1(r・R)/r・R(だたし、J1:1次の第1種ベッセル関数)を求め、
1/P(u,v)を逆フィルタとしてデコンボリューション(逆畳み込み積分)演算を行う。すなわち、
I(u,v)=G[u,v]/P[u,v]、
i(x,y)=逆フーリエ変換{i(x,y)}=Σu=0 M−1Σv=0 n−1I(u,v)W1 −uxW2 −vy(ただし、W1=exp(−j2π/M)、W2=exp(−j2π/N))
により、ブレやボケのない、本来の画像に近い画像i(x,y)を復元でき、ブレ画像の補正処理を行うことができる。
g(x、y)=∫0 Y∫0 Xf(x′,y′)p(x′−x′,y′−y′)dx′ dy′
と表すことができ、
前記のPSF関数(点画像分布関数)p(x,y)としては、次式などが用いられる。
PSF=p(x,y)=255exp[−{(x−x0)2+(y−y0)2}/δ2]
このとき、P[u,v]=(1/MN)ΣxΣyP(x,y)W1 uxW2 vy
等を求めて、すなわち、ブレやボケのPSF(点像分布関数)のフーリエ変換の逆数をフィルタ係数(逆フィルタ、インバースフィルタ)1/P[u,v]としてもちいてもよい。あるいは、最小2乗法により、元の撮影画像と補正画像との2乗平均誤差が最小となるように定義されるウィナーフィルタK[u,v]等をもちいてもよい。また、以上に説明した画像処理によるブレ補正処理に限ることなく、その他の画像処理や補正処理を用いてブレを補正変換したり、ブレの少ない画像を復元したりするように構成してもよい。
図26は、本発明の第5実施の形態における処理手順を示すフローチャートであり、デジタルカメラ1が光学的のブレ補正装置を搭載していることを前提とするものである。制御部25はプログラムメモリ32に格納されているプログラムに基づき、このフローチャートに従って処理を実行する。先ず、ユーザーによる操作部23での操作により、撮影モードが設定されているか否かを判断する(ステップS801)。撮影モードが設定されていない場合には、設定モードが選択されたか否かを判断し(ステップS802)、設定モードが選択されていない場合には、その他のモード処理に移行する(ステップS805)。
2 本体
3 レリーズ釦
14 表示部
16 第1加速度センサ
17 第2角速度センサ
19 レンズ群
20 撮像素子
23 操作部
24 入力回路
25 制御部
26 表示メモリ
27 表示駆動ブロック
28 画像バッファメモリ
29 画像信号処理部
30 圧縮符号化/伸長復号化部
31 静止画/動画画像メモリ
32 プログラムメモリ
33 データメモリ
38 撮影制御部
39 外部メモリ媒体
51 角速度検出部
65 映像信号処理部
66 ドライバ
70 振動ジャイロ
70 音片型振動ジャイロ
141 スルー画像
142 履歴
143 ブレ量
144 撮影画像
145 ブレ量
146 マーク
147 ブレ量
148 ブレ量
150 履歴データ
151 指標線
160 変換画像
161 輝度分布ヒストグラム
163 輝度分布ヒストグラム
Claims (24)
- 操作に伴って所定時間露出し被写体を撮像する撮像手段と、
カメラ本体の手ブレ量を検出する手ブレ量検出手段と、
前記撮像手段の露出中において前記手ブレ量検出手段により検出された前記手ブレ量が所定値以上であるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により、前記撮像手段の露出中において前記手ブレ量が所定値以上であると判断された場合、これに応答して前記撮像手段の露出を強制終了させる撮像制御手段と、
この撮像制御手段が前記撮像手段の露出を強制終了させた場合、前記撮像手段が撮像した画像を補正処理する補正処理手段と
を備えることを特徴とする電子カメラ。 - 前記補正処理手段により補正処理された画像を記録手段に記録させる記録制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
- 前記補正処理手段は、前記画像の露出に関連する要素を補正する露出補正処理を実行することを特徴とする請求項1又は2記載の電子カメラ。
- 前記補正処理手段は、前記所定時間と前記強制終了させた露出時間との時間差である露出不足時間に基づき、前記露出補正処理を実行することを特徴とする請求項3記載の電子カメラ。
- 前記補正処理手段は、前記露出不足時間に基づき不足露出量を算出する算出手段を備え、この算出手段により算出された不足露出量に基づき、前記露出補正処理を実行することを特徴とする請求項4記載の電子カメラ。
- 前記補正処理手段は、前記撮像手段が撮像した画像の輝度分布ヒストグラムを変換することにより、露出補正することを特徴とする請求項1から5にいずれか記載の電子カメラ。
- 前記撮像制御手段は、前記所定値を可変的に設定する手段を備えることを特徴とする請求項1から6にいずれか記載の電子カメラ。
- 前記撮像制御手段は、前記補正処理手段により露出補正処理された画像が印刷される際の印刷用紙サイズ、表示される際の表示サイズ、前記撮像手段による撮像時におけるズーム倍率、被写体を結像させた際の焦点距離の少なくともいずれか一つに基づき、前記所定値を可変的に設定することを特徴とする請求項7記載の電子カメラ。
- 前記補正処理手段により補正処理された画像の撮像時において前記手ブレ量検出手段により検出された手ブレ量の変化履歴を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1から8にいずれか記載の電子カメラ。
- 前記表示手段は、前記手ブレの変化履歴を、前記補正処理手段により補正処理された画像とともに表示することを特徴する請求項9記載の電子カメラ。
- 前記補正処理手段は、前記撮像手段が撮像した画像に対して異なる露出補正処理を行うことにより複数枚の画像を生成すること特徴とする請求項1から6にいずれか記載の電子カメラ。
- 前記補正処理手段により生成された前記複数枚の画像を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項11記載の電子カメラ。
- 前記表示手段は、前記複数枚の画像とともに各画像の輝度に関する特徴データを表示することを特徴とする請求項12記載の電子カメラ。
- 前記特徴データとは、各画像の輝度分布ヒストグラムであることを特徴とする請求項13記載の電子カメラ。
- 前記表示手段は、前記補正処理手段により露出補正処理される前の画像を前記複数枚の画像とともに表示することを特徴とする請求項12又は13記載の電子カメラ。
- 前記表示手段に表示された前記複数枚の画像のいずれかを選択する選択手段を更に備え、
前記記録制御手段は、前記選択手段により選択された画像を前記記録手段に記録すること特徴とする請求項12から15にいずれか記載の電子カメラ。 - 前記撮像手段が露出を開始した時点からの露出量又は前記撮像手段の露出時間を検出する露出検出手段を更に備え、
前記判断手段は、前記撮像手段の露出中において前記手ブレ量検出手段により検出された前記手ブレ量が、第1の所定値以上であるか否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の所定値よりも大きい第2の第1の所定値以上であるか否かを判断する第2の判断手段とを含み、
前記撮像制御手段は、
前記第1の判断手段により前記手ブレ量が第1の所定値以上であると判断された場合において、前記露出検出手段により検出された露出量又は露出時間が所定の最低値以上である場合には、前記撮像手段の露出を強制終了させる第1の撮像制御手段と、
前記第1の判断手段により前記手ブレ量が第1の所定値以上であると判断された場合において、前記露出検出手段により検出された露出量又は露出時間が前記最低値未満である場合には、前記第2の判断手段により前記手ブレ量が第2の所定値以上であると判断された場合に前記撮像手段の露出を強制終了させる第2の撮像制御手段と、
前記第1の判断手段により前記手ブレ量が第1の所定値以上であると判断された場合において、前記露出検出手段により検出された露出量又は露出時間が前記最低値未満である場合には、前記第2の判断手段により前記手ブレ量が第2の所定値以上であると判断されなかった場合に前記撮像手段を前記所定時間露出させる第3の撮像制御手段とを有し、
前記補正処理手段は、前記各撮像制御手段のいずれかの制御により前記撮像手段が撮像した各画像を補正処理することを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。 - 前記補正処理手段は、
前記第1の撮像制御手段が動作した場合には、前記撮像手段が撮像した画像を露出補正処理し、
前記第2の撮像制御手段が動作した場合には、前記撮像手段が撮像した画像を露出補正処理及びブレ補正処理し、
前記第3の撮像制御手段が動作した場合には、前記撮像手段が撮像した画像をブレ補正処理することを特徴とする請求項17記載の電子カメラ。 - 前記手ブレ量検出手段は、前記手ブレ量とともにブレ方向を検出し、前記補正処理手段は、前記手ブレ量とブレ方向とに基づき、前記ブレ補正処理を実行することを特徴とする請求項17又は18記載の電子カメラ。
- 前記ブレ補正処理は、前記撮像手段が撮像しブレにより劣化しているブレ劣化画像をフーリエ変換又は離散フーリエ変換等の変換方法により変換する変換処理と、
前記手ブレ量検出手段の検出値又は前記画像の画像データから、ブレ方向及びブレ距離の情報を推定する推定処理と、
この推定処理により推定された前記ブレ方向及びブレ距離の情報に基づいて、ブレによる画像劣化成分の周波数空間上における劣化成分データ又は画像補正フィルタを推定演算する演算処理と、
前記変換処理により周波数空間上に変換されたブレ劣化画像の画像データと前記劣化成分データ又は画像補正フィルタから、ブレによる劣化画像が補正された周波数空間上の画像データを復元演算する周波数空間上での画像補整演算処理と、
この画像補整演算処理により演算された周波数空間上での補正画像データを、逆フーリエ変換又は離散フーリエ変換等の変換方法により二次元空間上の画像データに変換する逆変換処理と
を含むことを特徴とする請求項18記載の電子カメラ。 - 所定のモードを設定するモード設定手段を更に備え、
前記手ブレ量検出手段、判断手段、撮像制御手段、補正処理手段は、前記所定のモードが設定された場合に動作することを特徴とする請求項1〜20にいずれか記載の電子カメラ。 - 前記撮像制御手段は、操作に伴って前記撮像手段の露出を開始し、前記撮像手段の露出中において前記手ブレ量が所定値以上であると判断された場合、これに応答して前記撮像手段の露出を強制終了させるとともに、該強制終了後に前記撮像手段の露出を開始させ、
前記補正処理手段は、前記撮像制御手段の制御によって強制終了されるまでの前記撮像手段の露出により得られた画像と、強制終了後の前記撮像手段の露出により得られた画像とを含む複数枚の画像を加算して単一の画像を生成することを特徴とする請求項1又は2記載の電子カメラ。 - 前記補正処理手段は、前記複数枚の画像の各画素毎に同じ位置に加算する加算処理を実行し、この加算処理により、露出不足を補正した前記単一の画像を生成することを特徴とする請求項22記載の電子カメラ。
- 操作に伴って所定時間露出し被写体を撮像する撮像手段と、カメラ本体の手ブレ量を検出する手ブレ量検出手段とを備える電子カメラが有するコンピュータを、
前記撮像手段の露出中において前記手ブレ量検出手段により検出された前記手ブレ量が所定値以上であるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により、前記撮像手段の露出中において前記手ブレ量が所定値以上であると判断された場合、これに応答して前記撮像手段の露出を強制終了させる撮像制御手段と、
この撮像制御手段が前記撮像手段の露出を強制終了させた場合、前記撮像手段が撮像した画像を補正処理する補正処理手段と
して機能させることを特徴とする撮像制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005093406A JP4466430B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 電子カメラ及び撮像制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005093406A JP4466430B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 電子カメラ及び撮像制御プログラム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009287009A Division JP4930579B2 (ja) | 2009-12-18 | 2009-12-18 | 電子カメラ、撮像制御方法及びプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006279359A true JP2006279359A (ja) | 2006-10-12 |
JP2006279359A5 JP2006279359A5 (ja) | 2008-03-06 |
JP4466430B2 JP4466430B2 (ja) | 2010-05-26 |
Family
ID=37213660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005093406A Expired - Fee Related JP4466430B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 電子カメラ及び撮像制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4466430B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009049777A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置及びそのコンピュータプログラム |
JP2010086139A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Canon Inc | 画像処理方法、画像処理装置及び撮像装置 |
JP2010233275A (ja) * | 2010-07-23 | 2010-10-14 | Casio Computer Co Ltd | 電子カメラ |
US8477206B2 (en) | 2008-09-30 | 2013-07-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method for performing image restoration using restoration filter |
JP2015005881A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 株式会社リコー | 画像処理装置、撮像装置および撮像システム |
JP2015201776A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | キヤノン株式会社 | 撮像装置およびその制御方法 |
JP2016080598A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | レーザーテック株式会社 | 座標検出装置、検査装置、及び座標検出方法 |
US9786057B2 (en) | 2014-09-19 | 2017-10-10 | Lasertec Coporation | Inspection apparatus, coordinate detection apparatus, coordinate detection method, and wavefront aberration correction method |
CN103595914B (zh) * | 2013-11-04 | 2018-06-15 | 华为终端(东莞)有限公司 | 一种拍照方法和移动终端 |
CN108932701A (zh) * | 2017-05-22 | 2018-12-04 | 佳能株式会社 | 信息处理装置、信息处理方法和非暂时性存储介质 |
-
2005
- 2005-03-29 JP JP2005093406A patent/JP4466430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009049777A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置及びそのコンピュータプログラム |
JP2010086139A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Canon Inc | 画像処理方法、画像処理装置及び撮像装置 |
US8477206B2 (en) | 2008-09-30 | 2013-07-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method for performing image restoration using restoration filter |
JP2010233275A (ja) * | 2010-07-23 | 2010-10-14 | Casio Computer Co Ltd | 電子カメラ |
JP2015005881A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 株式会社リコー | 画像処理装置、撮像装置および撮像システム |
CN103595914B (zh) * | 2013-11-04 | 2018-06-15 | 华为终端(东莞)有限公司 | 一种拍照方法和移动终端 |
JP2015201776A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | キヤノン株式会社 | 撮像装置およびその制御方法 |
US9786057B2 (en) | 2014-09-19 | 2017-10-10 | Lasertec Coporation | Inspection apparatus, coordinate detection apparatus, coordinate detection method, and wavefront aberration correction method |
JP2016080598A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | レーザーテック株式会社 | 座標検出装置、検査装置、及び座標検出方法 |
CN108932701A (zh) * | 2017-05-22 | 2018-12-04 | 佳能株式会社 | 信息处理装置、信息处理方法和非暂时性存储介质 |
JP2018194792A (ja) * | 2017-05-22 | 2018-12-06 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム |
JP7179446B2 (ja) | 2017-05-22 | 2022-11-29 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム |
US11627255B2 (en) | 2017-05-22 | 2023-04-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory storage medium |
CN108932701B (zh) * | 2017-05-22 | 2023-11-07 | 佳能株式会社 | 信息处理装置、信息处理方法和非暂时性存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4466430B2 (ja) | 2010-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4466430B2 (ja) | 電子カメラ及び撮像制御プログラム | |
JP4665718B2 (ja) | 撮影装置 | |
US8830363B2 (en) | Method and apparatus for estimating point spread function | |
JP4872797B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム | |
US10027909B2 (en) | Imaging device, imaging method, and image processing device | |
US20090021600A1 (en) | Image pickup device and control method thereof | |
JP4935302B2 (ja) | 電子カメラおよびプログラム | |
WO2009017138A1 (en) | Image processor, image processing method, digital camera, and imaging apparatus | |
JP2010161744A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP2007041046A (ja) | 撮像装置 | |
US20110109772A1 (en) | Method for image data print control, electronic camera and camera system | |
JP4462092B2 (ja) | 電子カメラ及び撮像制御プログラム | |
JP4930579B2 (ja) | 電子カメラ、撮像制御方法及びプログラム | |
JP2009244490A (ja) | カメラ、カメラ制御プログラム及びカメラ制御方法 | |
WO2014188647A1 (ja) | 画像調整装置、画像調整方法、画像調整プログラムおよび撮像装置 | |
US8462259B2 (en) | Focusing image display device and method for displaying same | |
JP2016534609A (ja) | 携帯電話タイプの装置に接続することが可能な低照明で写真を撮るための装置 | |
JP4334179B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP7131541B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
KR100252159B1 (ko) | 디지털스틸카메라 | |
JPWO2006043315A1 (ja) | 撮像装置および撮像装置を備えた携帯機器 | |
JP5182395B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム | |
JP2002305676A (ja) | 電子カメラ | |
US20030011791A1 (en) | Method for image data print control, electronic camera and camera system | |
JP6645614B2 (ja) | 撮像装置及び電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080123 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100202 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |