JP2003087411A - 分散型コールセンタ・システム、コールセンタ処理装置、オペレータ用処理装置、コールセンタ処理プログラム及びコールセンタ処理プログラムが格納された記憶媒体 - Google Patents

分散型コールセンタ・システム、コールセンタ処理装置、オペレータ用処理装置、コールセンタ処理プログラム及びコールセンタ処理プログラムが格納された記憶媒体

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JP2003087411A JP2001273736A JP2001273736A JP2003087411A JP 2003087411 A JP2003087411 A JP 2003087411A JP 2001273736 A JP2001273736 A JP 2001273736A JP 2001273736 A JP2001273736 A JP 2001273736A JP 2003087411 A JP2003087411 A JP 2003087411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータの就業場所を特定せずに、確実に
コールセンタ業務を提供できるようにすることを目的と
する。 【解決手段】 分散型コールセンタ・システム1は、ユ
ーザ12のユーザパソコン13と、複数のオペレータ4
が設置するオペレータ用処理装置5と、コールセンタ2
に設置されたコールセンタ処理装置3と、委託企業8の
委託企業パソコン9及び委託企業サーバ11とをインタ
ーネット網7で接続可能とし、かつ、オペレータ用処理
装置5の制御下に、複数の委託企業8からの委託を分散
したオペレータ4により処理可能とし、オペレータ用処
理装置5により、ユーザ12の情ユーザパソコン13か
らの接続を管理し、データベース3bを検索し管理し、
かつ、ゲートキーパサーバ3cによりオペレータ4のオ
ペレータ用処理装置5とユーザ12のユーザパソコン1
3との接続の開始・終了を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の企業と複数
のユーザと複数のオペレータとコールセンタとをインタ
ーネット網で接続可能とし、かつ、コールセンタの制御
下で、複数の企業の委託を一人のオペレータで処理可能
とするとともに、オペレータの就業場所を固定しない分
散型コールセンタ・システムに関する。また、本発明
は、分散型コールセンタ・システムに使用されるコール
センタ処理装置、及び、オペレータ用処理装置に関す
る。さらに、本発明は、情報処理装置に分散型コールセ
ンタ・システムを実現させるコールセンタ処理プログラ
ムと、そのプログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコールセンタ・システムは、コー
ルセンタ内に複数の情報処理装置を設置するとともにゲ
ートキーパサーバを使用し、これら情報処理装置をLA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)で接続し、か
つ、これら情報処理装置に依頼企業(顧客)の各種デー
タや販売促進データを格納させておき、各情報処理装置
毎に通話手段、例えばVoIP(ヴォイス・オーバー・
インターネット・プロトコル)を設けることにより構成
されていた。ところで、このようなコールセンタ・シス
テムでは、一カ所のコールセンタに複数のオペレータを
集め、前記複数の情報処理装置にそれぞれオペレータを
配置し、各オペレータ個々に通話手段を与えておき、ユ
ーザからコールセンタにかかってくる、種々の企業に対
する問い合わせに対して、その時点で対応できるオペレ
ータが情報処理装置を操作することによりユーザに一対
一で対応していた。一方、各種販売促進を行なう場合に
は、オペレータ側からユーザに接続し、情報処理装置よ
り提示されている販売促進データを基に、オペレータが
通話手段を介在させることによりユーザと一対一で販売
促進アナウンスを行ったりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコールセンタ・システムによれば、LAN環境
のあるコールセンタに多数のオペレータを集めて勤務さ
せなければならなかった。このことは、コールセンタを
運営する側には、多大な人件費等のコストがかかり、且
つ有能なオペレータを確保するのが困難であった。一方
でオペレータ側からすると、就業場所、就業時間に拘束
があるため、自由に自らの能力を発揮するにはそれなり
の制限があった。また、従来のコールセンタ・システム
によれば、通常の通話手段である通話交換を使用してい
るため、オペレータは同時に複数の依頼企業の担当する
ことが困難であり、また、依頼企業ごとの通話時間の履
歴がとれず、オペレータ業務の格差を正確に把握するこ
とが困難であり、適正なコールセンタの運営に支障をき
たしていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
問題点を解消し、オペレータの就業場所を特定せずに、
確実にコールセンタ業務を提供できるようにした分散型
コールセンタ・システム、コールセンタ処理装置、オペ
レータ用処理装置、コールセンタ処理プログラム及びコ
ールセンタ処理プログラムが格納された記憶媒体を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分散型コールセンタ・システムは、ユーザ
の情報端末装置と、複数のオペレータが設置するオペレ
ータ用処理装置と、コールセンタに設置されたコールセ
ンタ処理装置と、顧客の情報処理装置とをインターネッ
ト網で接続可能とし、かつ、コールセンタ処理装置の制
御下に、複数の顧客からの委託を分散したオペレータに
より処理可能とし、コールセンタ処理装置により、コー
ルユーザの情報端末装置からの接続を管理し、顧客の情
報やオペレータの情報を管理し、顧客やオペレータの情
報通話先情報及び通話ログを格納するデータベースを検
索し管理し、かつ、ゲートキーパ手段によりオペレータ
用処理装置とユーザの情報端末装置との接続の開始・終
了を管理するようにしたものである。これにより、ユー
ザはオペレータと一対一でコールセンタサービスを受け
ることができ、オペレータは就業場所を固定されず、自
宅やオペレータの好みの場所において就業することがで
き、労働集約的な業務管理を解消することができ、複数
の委託企業の委託を1人のオペレータでも処理可能とす
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図15を参照して詳細に説明する。図1な
いし図15は本発明の実施の形態を説明するための図で
ある。ここで、図1は、本発明の実施の形態に係る分散
型コールセンタ・システムを含むコールセンタ業務を提
供するシステム全体を示したブロック図である。この図
1において、分散型コールセンタ・システム1は、大別
して、コールセンタ2に設置されたコールセンタ処理装
置3と、オペレータ4が設置するオペレータ用処理装置
(オペレータパソコン)5とがインターネット網7で接
続された構造をしている。
【0007】委託企業(顧客)8は、委託企業パソコン
9と、委託企業サーバ11とを備えている。この委託企
業パソコン9は、インターネット網7を介してコールセ
ンタ2内のコールセンタ処理装置3のコールセンタサー
バ3aに接続し、例えば販売促進などを委託するために
必要な情報等をコールセンタ処理装置3に提供し、デー
タベース3bに蓄積しておくことができる。この委託企
業サーバ11はインターネット網7に接続しており、こ
の委託企業サーバ11から提供されるウエブサイトにコ
ールセンタ2のリンクを設けている。ユーザ12は、ユ
ーザ情報端末装置(ユーザパソコン)13をインターネ
ット網7に接続し、委託企業サーバ11から提供される
ウエブサイトから、コールセンタ2に設置されたコール
センタ処理装置3のコールセンタサーバ3aに接続し、
且つ、コールセンタサーバ3aの制御下でオペレータ4
のサービスの提供を受けることができるようになってい
る。
【0008】さらに詳細に説明すると、前記コールセン
タ処理装置3は、コールセンタサーバ3aと、データベ
ース3bと、ゲートキーパサーバ3cとから構成されて
いる。コールセンタサーバ3aは、ユーザからの接続を
管理する接続管理プログラムと、顧客の情報やオペレー
タの情報を管理する顧客・オペレータ管理プログラム
と、顧客やオペレータの情報、通話先情報及び通話ログ
を格納するデータベース3bを検索し管理するデータベ
ース検索・管理プログラムとを備えている。ゲートキー
パサーバ3cは、オペレータ4のオペレータ用処理装置
(オペレータパソコン)5とユーザ12のユーザパソコ
ン13との接続開始・終了を管理するゲートキーパプロ
グラムを備えている。
【0009】コールセンタサーバ3aが、接続管理プロ
グラムを実行することにより、ユーザ12のユーザパソ
コン13とオペレータ4のオペレータ用処理装置5との
接続を管理する接続管理手段が実現される。また、コー
ルセンタサーバ3aが、顧客・オペレータ管理プログラ
ムを実行することにより、委託企業(顧客)8の各種情
報やオペレータの情報を管理する顧客・オペレータ管理
手段が実現される。コールセンタサーバ3aが、データ
ベース検索・管理プログラムを実行することにより、顧
客やオペレータの情報、通話先情報及び通話ログを格納
するデータベース3bを検索し管理するデータベース検
索・管理手段が実現される。
【0010】ゲートキーパサーバ3cは、ゲートキーパ
プログラムを実行することにより、オペレータ4のオペ
レータ用処理装置5とユーザ12のユーザパソコン13
との接続開始・終了を管理する手段を実現できる。オペ
レータ用処理装置5は、ユーザのユーザパソコン13に
インターネット網7を介して接続して、必要な情報を提
供するとともに、ユーザとの音声通話を行なう音声通話
手段を設けている。オペレータ4は、オペレータ用処理
装置5をインターネット網7を介してコールセンタ処理
装置3のコールセンタサーバ3aに接続し、例えばオペ
レータに関する必要な情報をコールセンタ処理装置3に
提供する。コールセンタ2のコールセンタ処理装置3の
コールセンタサーバ3aは、上述した情報を受け取る
と、顧客・オペレータ管理手段が動作し、当該情報をデ
ータベース検索・管理手段を介してデータベース3bに
蓄積しておくことができる。また、前記音声通話手段
は、送信側では音声を符号化圧縮によりデジタル処理し
てデータにし、パケット化した後、宛先情報を付けて、
所定の時間間隔でIP(インターネットプロトコル)ネ
ットワークに送出し、受信側では途中のネットワーク内
でのパケット到着時間の間隔にばらつきがでるのをバッ
ファで吸収し、復号化して音声信号に変換する通話装置
である。この通話装置は、VoIP(Voice ov
er IP)、あるいは、インターネット電話と称され
ている。なお、ユーザ12のユーザパソコン13には、
上述した通話装置を実現する手段を備えている。
【0011】図2は、本発明の実施の形態に係る分散型
コールセンタ・システムのコールセンタ処理装置におけ
るデータベースの例を示した図であり、図2(1)は企
業クライアントテーブル、図2(2)はオペレータテー
ブル、図2(3)はVoIPテーブル、図2(4)は通
話ログテーブルである。企業クライアントテーブル11
0は、図2(1)に示すように、アカウントID111
と、委託企業名112と、サーバURL113と、登録
(Regi)オペレータID114とからなる。図2
(1)では、アカウントID111には、例えばC00
01、C0002、C0003、…とあり、これらに対
応して、委託企業名112に例えば株式会社○○○、株
式会社△△△、株式会社□□□、…、サーバURL11
3に「www.xxx.co.jp」、「yyy.c
o.jp」、「zzz.co.jp」…、登録オペレー
タID114に「001,003」、「002」、「0
03,002」…というように構成されている。「00
2」、「003」というIDは、複数の委託企業に重複
しているが、これは一人のオペレータが複数の委託企業
を担当していることを表している。
【0012】オペレータテーブル120は、図2(2)
に示すように、オペレータID121と、オペレータ名
122と、オペレータIP123と、接続/待機の状態
124と、その他125とからなる。このオペレータテ
ーブル120により、例えばオペレータID121が
「001」の場合は、オペレータ名122が鈴木花子、
オペレータIP123が「212.100.100.1
0」、接続/待機の状態124が「off」、その他1
25が「特になし」という情報が得られる。
【0013】VoIPテーブル130は、図2(3)に
示すように、VoIPID131と、接続先IPアドレ
ス132と、その他133とからなる。このVoIPテ
ーブル130により、例えばVoIPID131が「C
0001 Suzuki@callcenter.c
o.jp」の場合は、接続先IPアドレス132が「2
12.100.100.10」という情報が得られる。
通話ログテーブル140は、図2(4)に示すように、
日時141と、発信元IP142と、オペレータ143
と、状態144とからなる。この通話ログテーブル14
0により、例えば日時141が「2001.08.08
/20:10:50」の場合は、発信元IP142が
「222.100.100.10」、オペレータ143
が「C0001 Tanaka」、状態144が「開
始」というような情報を得ることができる。
【0014】[全体的な動作]このような分散型コール
センタ・システム1の全体的な動作を図3及び図4を参
照して説明する。なお、図3は、本発明の実施の形態に
係る分散型コールセンタ・システムを含むシステム全体
の動作を説明するための図である。図4は、本発明の実
施の形態に係る分散型コールセンタ・システムを含むシ
ステム全体の動作を説明するためのフローチャートであ
る。まず、委託企業8は、委託企業パソコン9をインタ
ーネット網7を介してコールセンタ処理装置3のコール
センタサーバ3aに接続し、コールセンタ2のデータベ
ース3bの企業クライアントテーブル110に、インタ
ーネット電話接続のための企業アカウントを作成し、委
託条件、業務仕様、対応マニアス(サンプル)、賃金デ
ータを登録する(ステップ1)。また、委託企業8は、
自社の委託企業サーバ11が提供するウエブにコールセ
ンタへのリンクを有している。コールセンタ2に設置さ
れたコールセンタ処理装置3のコールセンタサーバ3a
は、顧客・オペレータ管理手段を実現し、顧客・オペレ
ータ管理手段の制御下に前記委託企業パソコン9から送
られてくる委託企業8の上記情報を受信し、データベー
ス3bの企業クライアントテーブル110に登録する
(ステップ1)。
【0015】オペレータ4は、オペレータ用処理装置5
をインターネット網7を介してコールセンタ処理装置3
のコールセンタサーバ3aに接続し、データベース3b
のオペレータテーブル120に、IPアドレス、住所、
氏名、年齢、給与振込み口座、得意分野などを登録し、
また、企業クライアントテーブル110の委託条件を検
索して業務を担当する委託企業8にオペレータアカウン
トを作成して、待機する(ステップ2)。コールセンタ
処理装置3のコールセンタサーバ3aは、顧客・オペレ
ータ管理手段を実現し、この顧客・オペレータ管理手段
の制御下に、オペレータ4のオペレータ用処理装置5か
ら送られてくる情報をデータベース3bのオペレータテ
ーブル120に登録し、かつ、オペレータ用処理装置5
からの検索を処理する(ステップ2)。上述した状態で
分散型コールセンタ業務を開始することができる。
【0016】ユーザ12は、ユーザパソコン13をイン
ターネット網7を介して委託企業8の委託企業サーバ1
1に接続し、インターネット電話によるオペレータサー
ビスを選択し、あるかじめ登録されている接続リンク情
報を得る(ステップ3)。ユーザ12は、接続リンク情
報を基にユーザパソコン13をインターネット網7を介
してコールセンタ2のコールセンタ処理装置3のコール
センタサーバ3aに接続し、問い合わせ内容・オペレー
タ氏名、附帯事項を選択する。これにより、コールセン
タ処理装置3のコールセンタサーバ3aは、接続管理プ
ログラムを実行することにより実現される接続管理手段
を動作させて、VoIPプログラムを接続するためのデ
ータを取得する(ステップ4)。コールセンタ2のコー
ルセンタ処理装置3のコールセンタサーバ3aは、接続
管理プログラムを実行することにより接続管理手段を実
現し、接続管理手段の制御下に、ユーザ12によって選
択された情報をオペレータ4のオペレータ用処理装置5
に通知し、オペレータ4の予約受理を確認する(ステッ
プ5)。
【0017】ユーザ12は、ステップ4で取得したデー
タを使用し、ユーザパソコン13内のVoIPクライア
ントプログラムを起動し、ユーザパソコン13をコール
センタ2のコールセンタ処理装置3のゲートキーパサー
バ3cに接続し、オペレータの呼び出しを要求する(ス
テップ6)。
【0018】コールセンタ2のコールセンタ処理装置3
のゲートキーパサーバ3cは、ゲートキーパプログラム
を実行し、オペレータ4のオペレータ用処理装置5内の
VoIPクライアントプログラムの動作状態を確認し、
オペレータ4に着信を通知するとともに、通話開始をコ
ールセンタサーバ3aのデータベース検索・管理手段を
介してデータベース3bの通話ログテーブル140に記
録する(ステップ7)。記録内容は、図2(4)に示す
通りである。これにより、オペレータ4は、ユーザ12
と通話が可能になる。ユーザ12はユーザパソコン13
を介して、また、オペレータ4はオペレータ用処理装置
5を介して、それぞれが接続されて、ユーザ12はオペ
レータ4と通話し音声によるガイダンスやサポートを受
けることができる(ステップ8)。このときに、オペレ
ータ4は、オペレータ用処理装置5とユーザパソコン1
3とによるデータ通信により、ウエブページのURLの
送信や、ユーザ12のユーザパソコン13のパソコン画
面を取得し、視覚的な案内も提供する。
【0019】通話が完了したら、ユーザ12は、ユーザ
パソコン13をインターネット網7を介して委託企業8
の委託企業サーバ11に接続し、業務評価を行うための
情報を委託企業サーバ11に送り込む(ステップ9)。
また、オペレータ4のオペレータ用処理装置5は、切断
信号をコールセンタ2のコールセンタ処理装置3のゲー
トキーパサーバ3cに通知する(ステップ9)。これに
より、ゲートキーパサーバ3cは、コールセンタサーバ
3aのデータベース検索・管理手段を介してデータベー
ス3bの通話ログテーブル140に記録する。
【0020】最後に、ユーザ12は、ユーザパソコン1
3をインターネット網7を介して委託企業8の委託企業
サーバ11に接続し、委託企業サーバ11にコールセン
タのサービスの評価を書き込んだり、あるいは、購買や
登録等のサービスを書き込む(ステップ10)。上述し
たようにすることにより、ユーザ12は一対一でオペレ
ータ4のサービスを受けることができ、かつ、オペレー
タ4は就業場所を固定せずに労働集約的な業務管理を解
消することができ、しかも、複数の企業の委託を一人の
オペレータでも処理することが可能となる。以上が分散
型コールセンタ・システム1を含む全体的な流れの説明
である。
【0021】[個別動作] (委託企業8によるアカウント登録の動作)図5は、本
発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ・システム
のコールセンタ処理装置3に委託企業アカウント登録の
動作を説明するためのフローチャートである。このフロ
ーチャートにより処理される一連の動作は、図4のステ
ップ1に相当する。図6は、本発明の実施の形態に係る
分散型コールセンタ・システムにおいて委託企業アカウ
ント登録の動作に使用される登録画面を説明するための
図である。委託企業8の委託企業パソコン9をコールセ
ンタ2のコールセンタ処理装置3のコールセンタサーバ
3aに接続し、コールセンタサーバ3aの登録画面へア
クセスする(ステップ101)。すると、コールセンタ
2のコールセンタサーバ3aは、図6に示す登録画面2
0を委託企業パソコン9に送信する(ステップ11
1)。なお、企業アカウント登録画面20は、図6に示
すように、アカウントIDを入力するためのID入力枠
21と、企業名を入力するための企業名入力枠22と、
サーバURLを入力するためのURL入力枠23と、委
託条件を入力する委託条件入力枠24と、業務仕様を入
力するための仕様入力枠25と、応対マニュアルを入力
するためのマニュアル入力枠26と、賃金データを入力
する賃金入力枠27と、送信ボタン28と、取り消しボ
タン29とから構成されている。
【0022】委託企業8では、委託企業パソコン9の画
面に表示された図6に示す企業アカウント登録画面20
を基に、ID入力枠21にアカウントIDを、企業名入
力枠22に企業名を、URL入力枠23にサーバURL
を、委託条件入力枠24に委託条件を、仕様入力枠25
に業務仕様を、マニュアル入力枠26に対応マニュアル
(サンプル)を、賃金入力枠27に賃金データ等を、そ
れぞれ入力した後に、これらデータを送信する(ステッ
プ102)。すると、コールセンタ2のコールセンタサ
ーバ3aは、委託企業パソコン9から送られてきたアカ
ウントID、サーバURL、委託条件、業務仕様、応対
マニュアル(サンプル)、賃金データ等を受信し、デー
タベース3bの企業クライアントテーブル110に登録
する(ステップ112)。そして、コールセンタ2のコ
ールセンタサーバ3aは、委託企業8の委託企業パソコ
ン9に登録完了を通知する(ステップ113)。これに
より、委託企業8は、条件が登録されたことを認識する
ことができる。これにより、一連の委託企業アカウント
登録の動作は終了となる。
【0023】(オペレータ登録・着信待機の動作)図7
は、本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ・シ
ステムのコールセンタ処理装置にオペレータ情報の登録
と着信待機の動作を説明するためのフローチャートであ
る。なお、このフローチャートにより処理される一連の
動作は、図4のステップ2に相当する。図8は、本発明
の実施の形態に係る分散型コールセンタ・システムにお
いてオペレータ登録の動作で使用される登録画面を説明
するための図である。オペレータ4は、オペレータ用処
理装置5をコールセンタ2のコールセンタ処理装置3の
コールセンタサーバ3aに接続し、コールセンタサーバ
3aのオペレータ登録画面にアクセスする(ステップ2
01)。すると、コールセンタ2のコールセンタサーバ
3aは、図8に示す登録画面30をオペレータ4のオペ
レータ用処理装置5に送信する(ステップ211)。な
お、オペレータ登録画面30は、図6に示すように、オ
ペレータIDを入力するためのID入力枠31と、住所
を入力するための住所入力枠32と、オペレータの氏名
を入力するための氏名入力枠33と、年齢を入力する年
齢入力枠34と、給与振込み口座を入力するための口座
入力枠35と、得意分野を入力するための分野入力枠3
6と、委託企業を表示する表示エリア37と、送信ボタ
ン38と、取り消しボタン39とから構成されている。
【0024】オペレータ4は、オペレータ用処理装置5
の画面に表示された図8に示すオペレータ登録画面30
を基に、ID入力枠31にオペレータIDを、住所入力
枠32に住所を、氏名入力枠33にオペレータの氏名
を、年齢入力枠34にオペレータの年齢を、口座入力枠
35にオペレータの金融機関名と口座番号を、分野入力
枠36に得意分野を、それぞれ入力した後に、これらデ
ータを送信する(ステップ202)。すると、コールセ
ンタ2のコールセンタサーバ3aは、オペレータ4のオ
ペレータ用処理装置5から送られてきたオペレータI
D、住所、氏名、年齢、給与振込口座、得意分野をデー
タベース3bのオペレータテーブル120に登録する
(ステップ212)。このときに、コールセンタサーバ
3aは、上記情報をデータベース3bのオペレータテー
ブル120に登録する際に、既存アカウントテーブルか
否かを判断し(ステップ213)、既存アカウントであ
れば(ステップ213;Y)、IPアドレス情報を更新
する(ステップ214)。コールセンタサーバ3aは、
既存アカウントテーブルではないと判断すると(ステッ
プ213;N)、なにもせずに次のステップに移行す
る。
【0025】そして、コールセンタ2のコールセンタサ
ーバ3aは、オペレータ4のオペレータ用処理装置5に
通話予約待受けプログラムを送信する(ステップ21
5)。これにより、オペレータ4のオペレータ用処理装
置5は、通話予約受信を待機した状態になる(ステップ
203)。なお、オペレータ4は、オペレータ用処理装
置5によりコールセンタサーバ3aの委託条件を検索し
て業務を担当する委託企業にオペレータアカウントを作
成することにより、オペレータ登録画面30の表示エリ
ア37に、担当企業名の一覧が表示されるとともに、着
信したときに、企業名の前のチェック窓を反転させた
り、あるいは、企業名をフリッカさせるなどし、どの企
業の対応をするのかが分かるようになっている。これに
より、一連のオペレータ登録の動作は終了となる。
【0026】(ユーザのコールセンタサービス申込1の
動作)図9は、本発明の実施の形態に係る分散型コール
センタ・システムのコールセンタ処理装置によるコール
センタサービス申込1の動作を説明するためのフローチ
ャートである。なお、このフローチャートにより処理さ
れる一連の動作は、図4のステップ3、ステップ4に相
当する。図10は、本発明の実施の形態に係る分散型コ
ールセンタ・システムにおいて使用されるコールセンタ
受付画面を説明するための図である。ユーザ12は、ユ
ーザパソコン13をインターネット網7を介して委託企
業8の委託企業サーバ11に接続し、ユーザパソコン1
3を使用し委託企業サーバ11から提供されているウェ
ブページからリンク画面をアクセスする(ステップ30
1)。すると、委託企業サーバ11は、リンク画面をユ
ーザ12のユーザパソコン13に送信する(ステップ3
11)。
【0027】一方、ユーザ12は、オペレータ用処理装
置5に上記ステップで取得したリンク画面に基づいて、
オペレータ用処理装置5をコールセンタ2のコールセン
タ処理装置3のコールセンタサーバ3aに接続し、図1
0に示すコールセンタサイト受付画面40へアクセスす
る(ステップ302)。ここで、コールセンタ2に設置
されたコールセンタ処理装置3のコールセンタサーバ3
aは、図10に示したコールセンタサイト受付画面40
を送信する(ステップ321)。ここで、コールセンタ
サイト受付画面40は、図10に示すように、アカウン
トIDを表示するID表示エリア41と、企業名を表示
する企業名表示エリア42と、サーバURLを表示する
URL表示エリア43と、問い合わせ内容を入力する内
容入力枠44と、付帯項目を入力する項目入力枠45
と、担当オペレータ名を表示するオペレータ名表示エリ
ア46と、オペレータの指定等を行うチェック窓47
と、送信ボタン48と、取り消しボタン49とから構成
されている。
【0028】ユーザ12は、ユーザパソコン13に取得
されたコールセンタサイト受付画面40を基に、内容入
力枠44に問い合わせ内容を、チェック窓47にオペレ
ータ指定を、項目入力枠45に付帯項目を、それぞれ入
力し、送信ボタン48を押して上述したデータをコール
センタ2のコールセンタサーバ3aに送信する(ステッ
プ303)。これにより、コールセンタ2のコールセン
タサーバ3aは、ユーザ12のユーザパソコン13から
送られてきた問い合わせ内容、オペレータ指定、付帯項
目を、データベース3bに登録する(ステップ32
2)。次に、コールセンタサーバ3aは、接続管理プロ
グラムを起動する(ステップ323)。これにより、ユ
ーザのコールセンタサービス申込1の動作が終了する。
【0029】(ユーザのコールセンタサービス申込2の
動作)図11は、本発明の実施の形態に係る分散型コー
ルセンタ・システムのコールセンタ処理装置によるコー
ルセンタサービス申込2の動作を説明するためのフロー
チャートである。なお、このフローチャートにより処理
される一連の動作は、図4のステップ5、ステップ6に
相当する。図12は、本発明の実施の形態に係る分散型
コールセンタ・システムにおいて使用される通話予約承
認画面を説明するための図である。コールセンタ2のコ
ールセンタサーバ3aは、データベース3bのオペレー
タテーブル120を検索し、該当オペレータを選択する
(ステップ501)。コールセンタサーバ3aは、通話
予約、問い合わせ内容、付帯情報をオペレータ4のオペ
レータ用処理装置5に送信する。ここで、オペレータは
通話開始前に担当企業などの情報を知ることができる
(ステップ502)。オペレータ4は、通話が可能なと
きには、オペレータ用処理装置5を操作し、図12に示
す通話予約承諾画面50を送信する(ステップ51
1)。
【0030】ここで、通話予約承諾画面50は、図12
に示すように、アカウントIDを表示するID表示エリ
ア51と、企業名を表示する企業名表示エリア52と、
サーバURLを表示するURL表示エリア53と、委託
条件を表示する条件表示エリア54aと、業務仕様を表
示する仕様表示エリア54bと、対応マニュアルを表示
する対応マニュアル表示エリア55と、賃金データを表
示する賃金表示エリア56と、問い合わせ内容を表示す
る内容表示エリア57aと、付帯事項を表示する付帯事
項表示エリア57bと、承認ボタン58と、取り消しボ
タン59とから構成されている。
【0031】次に、オペレータ4は、オペレータ用処理
装置5の内部にあるVoIPクライアントプログラムを
起動させる(ステップ512)。一方、コールセンタ2
のコールセンタサーバ3aは、オペレータ4のオペレー
タ用処理装置5から送られてきた通話予約承諾画面50
を受信すると、受付完了画面をユーザ12のユーザパソ
コン13に送信する(ステップ503)。受付完了画面
を受信したユーザパソコン13は、コールセンタ2のコ
ールセンタ処理装置3のコールセンタサーバ3aに接続
し、接続先アカウントを要求する(ステップ521)。
ユーザパソコン13からの接続先アカウントの要求を受
信したコールセンタ2のコールセンタサーバ3aは、前
記通話予約承諾画面50から接続先アカウントデータを
データベース3bのVoIPテーブル130を検索し、
接続先のアカンウトデータを送信して(ステップ50
4)、処理を終了する。
【0032】(ユーザ・オペレータ通話1の動作)図1
3は、本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ・
システムのコールセンタ処理装置によるコールセンタサ
ービス申込2の動作を説明するためのフローチャートで
ある。なお、このフローチャートにより処理される一連
の動作は、図4のステップ8に相当する。ユーザ12
は、ユーザパソコン13の内部にあるVoIPクライア
ントプログラムを起動させる(ステップ801)。次
に、ユーザ12は、ユーザパソコン13を動作させてゲ
ートキーパサーバ3cにオペレータ4のオペレータ用処
理装置5に対する接続要求を出す(ステップ802)。
これを受信したゲートキーパサーバ3cは、オペレータ
呼出し信号をオペレータ4のオペレータ用処理装置5に
送信する(ステップ811)。オペレータ4は、着信を
確認すると、オペレータ用処理装置5によりコールセン
タ2のコールセンタ処理装置3のゲートキーパサーバ3
cに着信確認を送信する(ステップ821)。コールセ
ンタ2のコールセンタ処理装置3のゲートキーパサーバ
3cは、着信確認を受信すると、着信確認をユーザ12
のユーザパソコン13に送信する(ステップ812)。
ここで、コールセンタ2のゲートキーパサーバ3cは、
通話開始をデータベース3bの通話ログテーブル140
に記録する(ステップ813)。
【0033】一方、コールセンタ2のゲートキーパサー
バ3cから着信確認信号を受信したユーザ12のユーザ
パソコン13は、音声通話・データをオペレータ4のオ
ペレータ用処理装置5に向けて送信する(ステップ80
3)。同様に、オペレータ4のオペレータ用処理装置5
は、音声通話・データをユーザ12のユーザパソコン1
3に送信する(ステップ822)。これにより、ユーザ
12は、オペレータ4から一対一でコールセンタサービ
スの提供を受けることができる。以上がユーザ・オペレ
ータ通話1の一連の動作である。
【0034】(ユーザ・オペレータ通話2の動作)図1
4は、本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ・
システムのコールセンタ処理装置によるコールセンタサ
ービス申込2の動作を説明するためのフローチャートで
ある。なお、このフローチャートにより処理される一連
の動作は、図4のステップ9、ステップ10に相当す
る。図15は、本発明の実施の形態に係る分散型コール
センタ・システムにおいて使用されるコールセンタサー
ビス終了画面を説明するための図である。オペレータ4
は、通話が終了すると、オペレータ用処理装置5を操作
し、終了確認画面URLをユーザ12のユーザパソコン
13に送信する(ステップ901)。ユーザ12は、ユ
ーザパソコン13に前記終了確認画面URLを受信する
と、そのURLを使用してユーザパソコン13を委託企
業8の委託企業サーバ11に接続し、終了確認画面の送
信を要求する(ステップ911)。一方、オペレータ4
は、オペレータ用処理装置5を操作して、通話切断信号
をコールセンタ2のゲートキーパサーバ3cに送信し
(ステップ902)、処理を終了する。コールセンタ2
のゲートキーパサーバ3cは、オペレータ4のオペレー
タ用処理装置5から通話切断信号を受信すると、ユーザ
12のユーザパソコン13に向けて通話切断信号を送信
する(ステップ921)。そして、コールセンタ2のゲ
ートキーパサーバ3cは、通話終了をデータベース3b
の通話ログテーブル140に書き込み(ステップ92
2)、処理を終了する。
【0035】一方、委託企業8の委託企業サーバ11
は、コールセンタサービス終了画面の送信要求を受信す
ると、図15に示すコールセンタサービス終了画面60
をユーザ12のユーザパソコン13に送信する(ステッ
プ931)。ここで、このコールセンタサービス終了画
面60は、図15に示すように、サービスについての感
想などを入力する情報入力枠61と、選択項目を入力で
きる選択項目チェック窓62と、ユーザ12の氏名を入
力する氏名入力枠63と、ユーザ12の住所を入力する
住所入力枠64と、E−メールアドレスを入力するメー
ルアドレス入力枠65と、会員登録するか否かを指定す
る会員登録チェック窓66と、送信ボタン67と、取り
消しボタン68とから構成されている。
【0036】ユーザ12は、ユーザパソコン13にコー
ルセンタサービス終了画面60を受信すると、ディスプ
レイ上に図15に示すコールセンタサービス終了画面6
0を表示させ、当該コールセンタサービス終了画面60
の情報入力枠61にサービスの評価や結果を、当該コー
ルセンタサービス終了画面60の選択項目チェック窓6
2、氏名入力枠63、住所入力枠64、メールアドレス
入力枠65及び会員登録チェック窓66に対して必要な
事項を入力し、送信ボタン67を押すことにより、当該
情報を委託企業8の委託企業サーバ11に送信して(ス
テップ912)、処理を終了する。前記委託企業8の委
託企業サーバ11は、前のステップにて受信したコール
センタサービス終了画面60に基づく情報(サービスへ
の評価・結果)を委託企業サーバ11内部のデータベー
スに登録して(ステップ932)、処理を終了する。以
上がコールセンタサービス申込2の一連の動作である。
【0037】[その他]上述したコールセンタ処理装置
3において処理されているこのコールセンタ処理プログ
ラムは、上述したように、ユーザからの接続を管理する
接続管理プログラムと、顧客の情報やオペレータの情報
を管理する顧客・オペレータ管理プログラムと、顧客や
オペレータの情報、通話先情報及び通話ログを格納する
データベース3bを検索し管理するデータベース検索・
管理プログラムと、オペレータ4のオペレータ用処理装
置5とユーザ12のユーザパソコン13との接続開始・
終了を管理するゲートキーパプログラムとからなる。こ
れらプログラムは記憶媒体に格納して頒布するようにし
てもよい。この場合、前記記憶媒体には、例えばフレキ
シブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、磁気テー
プ、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きR
AMメモリカード、フラッシュメモリカートリッジ、あ
るいは、不揮発性RAMカードなどで構成すればよい。
要は、上記記憶媒体とは、何らかの手段により情報(主
にデジタルデータ、プログラム)を記録しているもので
あり、コンピュータや専用プロセッサに上記コールセン
タ処理プログラムを実行させることにより上記各手段を
実現させることができる媒体であればなんでもよい。
【0038】なお、上記コールセンタ処理プログラム
は、例えばインターネット網7を介して当該分散型コー
ルセンタ・システムを実現させるようにする情報処理装
置に送るようにしてもよい。このインターネット網7に
は、インターネットのほかに、有線電話回線、光ファイ
バー通信網、CATVケーブル回線、無線電話回線、あ
るいは、衛星通信網等の通信回線などを挙げることがで
きる。
【0039】以上説明したように本発明の実施の形態に
係る分散型コールセンタ・システム1は、コールセンタ
2のコールセンタ処理装置3と、オペレータ4のオペレ
ータ用処理装置5が一連の連携動作をし、かつ、それに
伴って、ユーザ12のユーザパソコン13、委託企業8
の委託企業パソコン9及び委託企業サーバ11も動作す
ることにより、ユーザ12はオペレータ4に対して一対
一でコールセンタサービスを受けることができる。ま
た、本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ・シ
ステムによれば、オペレータ4は就業場所を固定され
ず、自宅やオペレータ4が好みの場所において就業する
ことができる。なお、上述した実施の形態では、ユーザ
12の情報端末装置をユーザパソコン13で説明した
が、インターネット電話機能を備えた携帯情報端末(P
DA)、インターネット電話機能を備えた形態情報ツー
ルなどであってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ールセンタのコールセンタ処理装置と、オペレータのオ
ペレータ用処理装置が一連の連携動作をし、かつ、それ
に伴って、ユーザのユーザパソコン、委託企業の委託企
業パソコン及び委託企業サーバも動作することにより、
ユーザはオペレータと一対一でコールセンタサービスを
受けることができる。また、本発明によれば、オペレー
タは就業場所を固定されず、自宅やオペレータの好みの
場所において就業することができるので、労働集約的な
業務管理を解消することができる。さらに、本発明によ
れば、複数の委託企業の委託を1人のオペレータでも処
理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムを含むコールセンタ業務を提供するシステム
全体を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムのコールセンタ処理装置におけるデータベー
スの例を示す図であり、図2(1)は企業クライアント
テーブル、図2(2)はオペレータテーブル、図2
(3)はVoIPテーブル、図2(4)は通話ログテー
ブルである。
【図3】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムを含む全体システムの動作を説明するための
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムを含む全体システムの動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムのコールセンタ処理装置3に委託企業アカウ
ント登録の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムにおいて委託企業アカウント登録の動作に使
用される登録画面を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムのコールセンタ処理装置にオペレータの情報
を登録と着信待機の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムにおいてオペレータ登録の動作で使用される
登録画面を説明するための図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る分散型コールセンタ
・システムのコールセンタ処理装置によるコールセンタ
サービス申込1の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図10】本発明の実施の形態に係る分散型コールセン
タ・システムにおいて使用されるコールセンタ受付画面
を説明するための図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る分散型コールセン
タ・システムのコールセンタ処理装置によるコールセン
タサービス申込2の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図12】本発明の実施の形態に係る分散型コールセン
タ・システムにおいて使用される通話予約承認画面を説
明するための図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る分散型コールセン
タ・システムのコールセンタ処理装置によるコールセン
タサービス申込2の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図14】本発明の実施の形態に係る分散型コールセン
タ・システムのコールセンタ処理装置によるコールセン
タサービス申込2の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図15】本発明の実施の形態に係る分散型コールセン
タ・システムにおいて使用されるコールセンタサービス
終了画面を説明するための図である。
【符号の説明】
1 分散型コールセンタ・システム 2 コールセンタ 3 コールセンタ処理装置 3a コールセンタサーバ 3b データベース 3c ゲートキーパサーバ 4 オペレータ 5 オペレータ用処理装置 7 インターネット網 8 委託企業(顧客) 9 委託企業パソコン 11 委託企業サーバ 12 ユーザ 13 ユーザパソコン(情報端末装置) 110 企業クライアントテーブル 120 オペレータテーブル 130 VoIPテーブル 140 通話ログテーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの情報端末装置と、複数のオペレ
    ータが設置するオペレータ用処理装置と、コールセンタ
    に設置されたコールセンタ処理装置と、顧客の情報処理
    装置とをインターネット網で接続可能とし、かつ、コー
    ルセンタ処理装置の制御下に、複数の顧客からの委託を
    分散したオペレータにより処理可能とした分散型コール
    センタ・システムであって、 ユーザの情報端末装置からの接続を管理する接続管理手
    段と、顧客の情報やオペレータの情報を管理する顧客・
    オペレータ管理手段と、顧客やオペレータの情報通話先
    情報及び通話ログを格納するデータベースを検索し管理
    するデータベース検索・管理手段と、及び、オペレータ
    用処理装置とユーザの情報端末装置との接続の開始・終
    了を管理するゲートキーパ手段とを備えたコールセンタ
    処理装置と、 ユーザの情報端末装置に接続して必要な情報を提供する
    情報提供手段と、及び、ユーザとの間で音声通話を行な
    うことができる音声通話手段とを備えたオペレータ用処
    理装置と、 を具備したことを特徴とする分散型コールセンタ・シス
    テム。
  2. 【請求項2】 ユーザの情報端末装置との接続を管理す
    る接続管理手段と、顧客の情報やオペレータの情報を管
    理する顧客・オペレータ管理手段と、顧客やオペレータ
    の情報、通話先情報及び通話ログを格納するデータベー
    スを検索し管理するデータベース検索・管理手段とを備
    えたコールセンタサーバと、 オペレータ用処理装置とユーザの情報端末装置との接続
    開始・終了を管理するゲートキーパサーバと、 を具備したことを特徴とするコールセンタ処理装置。
  3. 【請求項3】 ユーザの情報端末装置に接続して必要な
    情報を提供することができる情報提供手段と、ユーザと
    の間で音声通話を行なうことができる音声通話手段とを
    備えたことを特徴とするオペレータ用処理装置。
  4. 【請求項4】 ユーザからの接続を管理する接続管理プ
    ログラムと、 顧客の情報やオペレータの情報を管理する顧客・オペレ
    ータ管理プログラムと、 顧客やオペレータの情報、通話先情報及び通話ログを格
    納するデータベースを検索し管理するデータベース検索
    ・管理プログラムと、 オペレータとユーザとの接続開始・終了を管理するゲー
    トキーパプログラムとからなることを特徴とするコール
    センタ処理プログラム。
  5. 【請求項5】 ユーザからの接続を管理する接続管理機
    能と、 顧客の情報やオペレータの情報を管理する顧客・オペレ
    ータ管理機能と、 顧客やオペレータの情報、通話先情報及び通話ログを格
    納するデータベースを検索し管理するデータベース検索
    ・管理機能と、 オペレータとユーザとの接続開始・終了を管理する接続
    開始・終了管理機能とをコンピュータに実現させること
    を特徴とするコールセンタ処理プログラムが格納された
    記憶媒体。
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