JP2003087247A - ネットワーク情報処理システム及びネットワーク構築方法 - Google Patents

ネットワーク情報処理システム及びネットワーク構築方法

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JP2003087247A
JP2003087247A JP2001280298A JP2001280298A JP2003087247A JP 2003087247 A JP2003087247 A JP 2003087247A JP 2001280298 A JP2001280298 A JP 2001280298A JP 2001280298 A JP2001280298 A JP 2001280298A JP 2003087247 A JP2003087247 A JP 2003087247A
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英春 藤山
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嘉則 大垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク電子会議システム等を容易に構
築できるようにすると共に、いちいち当該情報処理装置
をプロジェクタ等に付け替えることなく、多数の関係者
が電子情報内容処理に容易に参加できるようにする。 【解決手段】 入力操作機能を有して任意の情報を処理
する一以上の情報処理装置1と、少なくとも、この情報
処理装置1から転送される情報を処理し表示情報を含む
電子情報内容を提供する情報提供管理手段10と、この
情報提供管理手段10と各々の情報処理装置1とを接続
する通信手段4とを備え、情報処理装置1の入力操作機
能を利用して情報提供管理手段10を遠隔制御するよう
にしたものである。会議室や教室等に持ち込まれた各々
の情報処理装置1からの操作指示に基づいて当該情報提
供管理手段10を排他的又は共同的に遠隔制御すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク会議
システムや、ネットワーク教育システム、ネットワーク
ゲームシステム等に適用して好適なネットワーク情報処
理システム及びネットワーク構成方法に関するものであ
る。
【0002】詳しくは、プレゼンテーション資料の取扱
可能な情報処理装置から転送される情報を処理して表示
情報を含む電子情報内容を提供する情報提供管理手段を
備え、この情報提供管理手段を通信手段を介して当該情
報処理装置又は他の情報処理装置の入力操作機能を利用
して遠隔制御するようにして、各々の情報処理装置から
の操作指示に基づいて当該情報提供管理手段を排他的又
は共同的に遠隔制御できるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下で
パソコンという)を用いて作成したプレゼンテーション
資料を会議室に持ち込んで、プレゼンタ(資料発表者)
がそれを複数の会議参加者に対して電子機器を用いて発
表する、いわゆる電子会議形式が採られる場合が多くな
ってきた。
【0004】この電子会議形式では表示機器と資料発表
者のノートパソコンとが接続される。この表示機器には
データプロジェクタが使用され、パソコンで作成したプ
レゼンテーション資料が表示される。データプロジェク
タ(以下で単にプロジェクタという)には、一人のプレ
ゼンタ自身のノートパソコンがRGBケーブルを通じて
接続され、そのノートパソコンに表示されている画面を
白壁等に投影するようになされる。白壁等に表示されて
いるプレゼンテーション資料は発表者が操作するマウス
カーソルによって指し示すようになされる。つまり、白
壁等には説明者が所有している資料のみが表示される。
【0005】最近では、ネットワーク対応のデータプロ
ジェクタが登場している。このプロジェクタにはパソコ
ン機能が内蔵されているものである。これによれば、説
明者が自身のノートパソコン(以下で情報処理装置とも
いう)からプレゼンテーションファイルをネットワーク
経由でプロジェクタに転送し、そのプロジェクタのパソ
コン機能によりその内容を表示し投影するようになされ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例に係
る電子会議形式によれば、以下のような問題がある。
【0007】 プロジェクタにより投影された内容を
指し示す操作は、会議の中でプレゼンテーションを行っ
ている本人しかできず、他の人がそれに相当する操作を
行うためには、レーザーポインターなどの他の機器を併
用しなければならない。
【0008】 会議参加者で1つのプロジェクタを共
用する場合に、次の発表者は前回の発表者のノートパソ
コンをプロジェクタから外し、それから次の発表者のノ
ートパソコンを付け直さなければならない。プロジェク
タに対するノートパソコンの付け替え操作が煩雑とな
る。
【0009】 また、ネットワーク対応のデータプロ
ジェクタについても、プロジェクタ(以下で情報提供管
理手段ともいう)に内蔵されたパソコン機能を操作でき
るのは、やはりその説明を行っている本人のみである。
同時には1つの資料しか提示できない。他の人の資料と
切り替えながら説明するような使い方ができない。
【0010】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、ネットワーク電子会議システ
ム等を容易に構築できるようにすると共に、いちいち当
該情報処理装置を情報提供管理手段に付け替えることな
く、多数の関係者がネットワーク処理に容易に参加でき
るようにしたネットワーク情報処理システム及びネット
ワーク構成方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題は入力操作
機能を有して任意の情報を処理する一以上の情報処理装
置と、少なくとも、この情報処理装置から転送される情
報を処理し表示情報を含む電子情報内容を提供する情報
提供管理手段と、この情報提供管理手段と各々の情報処
理装置とを接続する通信手段とを備え、情報処理装置の
入力操作機能を利用して情報提供管理手段を遠隔制御す
るようにしたことを特徴とするネットワーク情報処理シ
ステムによって解決される。
【0012】本発明に係るネットワーク情報処理システ
ムによれば、例えば、会議室や教室等に配置された情報
提供管理手段と、当該会議室や教室内に持ち込まれた各
々の情報処理装置とが無線通信手段等により接続される
ことを前提にして、一以上の情報処理装置では入力操作
機能に基づいて任意の情報が処理される。この情報処理
装置からの操作指示に基づいて表示情報を含む電子情報
内容が情報提供管理手段から提供される。
【0013】従って、会議室や教室等に持ち込まれた各
々の情報処理装置からの操作指示に基づいて当該情報提
供管理手段を排他的又は共同的に遠隔制御することがで
きる。これにより、ネットワーク会議システムや、ネッ
トワーク教育システム、ネットワークゲームシステム等
を容易に構築することができる。
【0014】本発明に係るネットワーク構築方法は、特
定の領域又は特定の場所に情報提供管理手段を配置する
と共に、該特定の領域又は特定の場所内に一以上の情報
処理装置を準備し、情報提供管理手段と各々の情報処理
装置とを無線通信手段により接続し、情報処理装置から
無線操作指示に基づいて情報提供管理手段を制御するこ
とを特徴とするものである。
【0015】本発明に係るネットワーク構築方法によれ
ば、会議室や教室等の特定の領域又は特定の場所に持ち
込まれた各々の情報処理装置からの無線操作指示に基づ
いて当該情報提供管理手段を排他的又は共同的に遠隔制
御することができる。これにより、ネットワーク会議シ
ステムや、各種教育システム、ゲームシステム等を容易
に構築することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るネットワ
ーク情報処理システム及びネットワーク構築方法の一実
施の形態について、図面を参照しながら説明をする。
【0017】(1)実施形態 図1は本発明に係る第1の実施形態としてのネットワー
ク情報処理システム100の構成例を示すブロック図で
ある。この実施形態ではプレゼンテーション資料の取扱
可能な情報処理装置から転送される情報を処理して表示
情報を含む電子情報内容を提供する情報提供管理手段を
備え、この情報提供管理手段を通信手段を介して当該情
報処理装置又は他の情報処理装置の入力操作機能を利用
して遠隔制御するようにして、各々の情報処理装置から
の操作指示に基づいて当該情報提供管理手段を排他的又
は共同的に遠隔制御できるようにしたものである。
【0018】図1に示すネットワーク情報処理システム
100はネットワーク会議システムや、ネットワーク教
育システム、ネットワークゲームシステム等に適用して
好適なものである。当該システム100は特定の領域又
は会議室等の特定の場所に情報提供管理手段10を配置
すると共に、その特定の領域又は特定の場所内に一以上
の情報処理装置1を準備し、この情報提供管理手段10
と各々の情報処理装置1とを通信手段4により接続し、
これらの情報処理装置1から操作指示に基づいて情報提
供管理手段10を遠隔制御するようにしたものである。
【0019】情報処理装置1は入力操作機能の一例とな
るグラフィックユーザインタフェース(以下でGUI機
能という)を有しており、このGUI機能及びマウス操
作機能を利用して任意の情報を処理するようになされ
る。情報処理装置1には持ち運び便利なノート型のパー
ソナルコンピュータ(以下でノートパソコンという)が
使用される。電子会議システム等に参加する場合には専
用のアプリケーションがノートパソコンにインストール
される。情報提供管理手段10では少なくとも、この情
報処理装置1から転送される情報を処理し表示情報を含
む電子情報内容を提供するようになされる。
【0020】この情報提供管理手段10と各々の情報処
理装置1とは通信手段4により接続して使用される。情
報処理装置1の入力操作機能を利用して情報提供管理手
段10を遠隔制御するようになされる。
【0021】情報提供管理手段10は表示装置2及び情
報処理支援装置3を有している。情報処理支援装置3で
は情報処理装置1から遠隔操作指示に基づいて表示装置
2を含む電子情報処理を支援するようになされる。情報
処理支援装置3はパーソナルコンピュータ機能を有して
おり、情報処理装置1の入力操作機能によって情報処理
をするようになされる。
【0022】表示装置2では情報処理装置1から得られ
る情報に基づいて映像が表示される。表示装置2にはプ
ロジェクタやフラットパネルディスプレイ等が使用され
る。プロジェクタはRGB信号に基づいて白壁等にカラ
ーの映像を投影するようになされる。フラットパネルデ
ィスプレイには表示大画面化が可能なプラズマディスプ
レイ等が使用される。
【0023】このシステム100では情報処理支援装置
3に無線通信機能を設け、情報処理装置1の各々に無線
通信機能を設けることにより通信手段4を構成する場合
と、アクセスポイントとしての無線装置を設けることに
より通信手段4を構成する場合と、通常の通信ケーブル
を用いて通信手段4を構成する場合を想定している。も
ちろん、これらを組み合わせてネットワークを構成して
もよい。
【0024】無線通信機能には無線LANカードが使用
される。無線LANカードを使用した場合には、特定の
領域又は特定の場所内において、Peer to Pe
erモードにより情報処理支援装置3と各々の情報処理
装置1とを結ぶことができる。アクセスポイントが不要
となる。
【0025】このシステム100で情報処理装置1の各
々には固体識別情報の一例となるIPアドレスが割り振
られ、情報処理支援装置3はIPアドレスに基づいて各
々の情報処理装置1を管理制御するようになされる。同
一ネットワークに接続されたネットワーク構成用の電子
機器と共に会議参加者等の情報処理装置1を認識するた
めである。グローバルアドレスの消費を少なくすること
できる。
【0026】このシステム100で情報処理装置1の各
々には特定のキー情報によって解除可能な操作拘束情報
の一例となるセキュリティ情報が設定される。このよう
にすると、他の部屋の情報処理装置1で当該会議室内の
情報処理支援装置3にアクセスしようとしても、セキュ
リティ情報が解除されない限り、当該情報処理支援装置
3を操作できないので、その会議等に無関係な者からの
アクセスを防止できる。つまり、セキュリティ情報が解
除されない限り無線傍受が不能となる。このセキュリテ
ィシステムにより秘密を防ぐ会議での漏洩を防ぐことが
できる。
【0027】続いて、ネットワーク情報処理システム1
00の構築例について説明をする。図2はネットワーク
情報処理システム100の構築例を示すフローチャート
である。
【0028】まず、図2に示すフローチャートのステッ
プA1で特定の領域又は特定の場所に情報提供管理手段
10を配置する。特定の領域には住居地域や、都道府
県、区市町村の単位領域が含まれる。在宅電子会議シス
テムや、在宅教育システム、全国電子会議システム等を
構築するためである。
【0029】そして、ステップA2に移行してこの特定
の領域又は特定の場所内に一以上の情報処理装置1を準
備する。電子会議システムや電子教室システム等にプレ
ゼンテーション資料等を提出し、その資料を当該システ
ム100において説明するためである。
【0030】その後、ステップA3に移行して情報提供
管理手段10と各々の情報処理装置1とを通信手段4に
より接続する。例えば、会議室等にシステム100を構
築する場合は、無線LANカード等により情報提供管理
手段10と各々の情報処理装置1とを接続する。そし
て、ステップA4に移行して情報処理装置1から無線操
作指示に基づいて情報提供管理手段10を遠隔制御する
ようになされる。ステップA5ではユーザの終了判断に
基づいて情報処理装置1による情報提供管理手段10の
遠隔制御を終了する。
【0031】このように、本発明に係る実施形態として
のネットワーク情報処理システム100によれば、特定
の領域又は会議室等の特定の場所に配置された情報提供
管理手段10と、当該会議室等の特定の場所内に準備さ
れた各々の情報処理装置1とが通信手段4により接続さ
れることを前提にして、一以上の情報処理装置1では入
力操作に基づいて任意の情報が処理される。この情報処
理装置1からの操作指示に基づいて表示情報を含む電子
情報内容が情報提供管理手段10から転送される。
【0032】従って、会議室や教室等の特定の領域又は
特定の場所内に持ち込まれた各々の情報処理装置1から
の操作指示に基づいて当該情報提供管理手段10を他の
情報処理装置1と共通に遠隔制御することができる。こ
れにより、ネットワーク会議システムや、各種教育シス
テム、ゲームシステム等を容易に構築することができ
る。
【0033】(2)第1の実施例 図3は本発明に係る第1の実施例としてのワイヤレス電
子会議システム101の構成例を示す概念図である。こ
の実施例ではネットワーク情報処理システムの一例とな
るワイヤレス電子会議システム101を構築したもので
ある。このシステム101で情報処理装置には持ち運び
便利なノートパソコンPCi(i=1〜n)が使用され
る。
【0034】図3に示すワイヤレス電子会議システム
(e−conference)101では会議室に情報
提供管理手段の一例となるプレゼンテーション装置10
を配置すると共に、その会議室内に一以上のノートパソ
コンPCiを準備し、このプレゼンテーション装置10
と各々のノートパソコンPCiとを通信手段の一例とな
る無線LANカード4A,4Bにより接続(Peer
to Peerモード)し、これらのノートパソコンP
Ciから操作指示に基づいてプレゼンテーション装置1
0を遠隔制御するようになされる。
【0035】ノートパソコンPCiではGUI機能及び
マウス操作機能を利用して任意の情報を処理するように
なされる。例えば、マイクロソフト・パワーポイント、
エクセル、ワードで作成したファイルや、PDF、JP
EG、GIF形式のファイルをノートパソコンPCi上
の操作画面でドラッグ&ドロップするだけでプレゼンテ
ーション装置10において映像を表示するようになされ
る。
【0036】また、デスクトップやアクティブなウイン
ドウをキャプチャしてプレゼンテーション装置10で表
示したり、会議参加者間でチャット(メッセージの交
換)を行ったり、ファイルを転送するようになされる。
この他に当該ノートパソコンPCiを使用してテレビ会
議システムに対し電源の入/切り、ネットワーク構成用
の電子機器の接続切断、入力信号の切り替え等の遠隔操
作をするようになされる。簡単かつ円滑にプレゼンテー
ションを行うためである。
【0037】プレゼンテーション装置10では少なくと
も、このノートパソコンPCiから転送される情報を処
理し表示情報を含む電子情報内容を提供するようになさ
れる。このプレゼンテーション装置10と各々のノート
パソコンPCiとは無線LANカード4A,4Bにより
接続して使用される。ノートパソコンPCiのGUI機
能を利用してプレゼンテーション装置10を遠隔制御す
るようになされる。
【0038】プレゼンテーション装置10は表示装置の
一例となるデータプロジェクタ(以下で単にプロジェク
タという)2及び情報処理支援装置の一例となるコミュ
ニケータ3を有している。コミュニケータ3ではノート
パソコンPCiから遠隔操作指示に基づいてプロジェク
タ2を含む電子情報処理を支援するようになされる。コ
ミュニケータ3はパソコン機能を有しており、ノートパ
ソコンPCiの入力操作機能によって情報処理をするよ
うになされる。
【0039】プロジェクタ2ではノートパソコンPCi
から得られる情報に基づいて映像が表示される。プロジ
ェクタ2はRGB信号に基づいて白壁等にカラーの映像
を投影するようになされる。プレゼンテーション装置1
0はプロジェクタ2とコミュニケータ3とに分割されて
構成される場合に限定されることはない。コミュニケー
タ3のパソコン機能をプロジェクタ2に組み入れたネッ
トワーク対応型の表示装置として構成するようにしても
よい。
【0040】このシステム101でノートパソコンPC
iの各々にはIPアドレスが割り振られ、コミュニケー
タ3はIPアドレスに基づいて各々のノートパソコンP
Ci等を管理制御するようになされる。同一ネットワー
クに接続されたネットワーク構成用の電子機器と共に会
議参加者のノートパソコンPCiを認識するためであ
る。
【0041】このシステム101でノートパソコンPC
iの各々には特定のキー情報によって解除可能なセキュ
リティ情報が設定され、他の会議室の情報処理装置で当
該会議室内のコミュニケータ3にアクセスしようとして
も、セキュリティ情報が解除されない限り、当該コミュ
ニケータ3を操作できないので、その会議等に無関係な
者はアクセスできないようになされる。このセキュリテ
ィシステムにより電子会議システムを保護することがで
きる。
【0042】図4はノートパソコンPCiにおける起動
時のGUI操作画面(以下でGUI起動時画面ともい
う)P0の表示例を示すイメージ図である。図4に示す
GUI起動時画面P0は起動時にノートパソコンPC1
に表示されるものであり、クライアントGUIプログラ
ムに基づく表示例である。GUI起動時画面P0では2
分割表示方式が採られる。画面P0の左側にはGUI操
作画面(コントロール画面)P1が表示され、画面右側
にはアテンディ画面P2が表示される。この例で、GU
I操作画面P1にはスクリーン・スナップモードによる
選択画面が表示される。
【0043】GUI操作画面P1において、中央にはデ
バイスアイコン用のエリア21が設けられ、プロジェク
タ等のアイコンが表示される。このエリア21の上部に
はスクリーンスナップモード時の「start」や、
「stop」ボタンK0が表示される。その右隣にはア
テンディボタンK1が表示され、その上方には「HEL
P」ボタンK2が表示され、このGUI操作画面P1の
外枠上部には「閉じる」ボタンK3が表示されている。
エリア21の下方には「ファイル・エクスプローラ/ヒ
ストリ」用のタブK4が表示され、このタブK4内には
ファイルリストエリア22を表示するようになされる。
なお、GUI操作画面P1の左側上部には企業イメージ
のロゴマーク19を表示できるようになされている。
【0044】アテンディ画面P2において、中央にはア
テンディユーザリスト用のエリア23が設けられ、会議
参加者や、そのノートパソコンPCiのIPアドレス等
がアイコンと共に表示される。このエリア23の上部に
はユーザズ情報エリア24が設けられ、ローカル側で特
定のノートパソコンPCiのIPアドレス等を表示する
ようになされる。アテンディ画面P2の右側上部には
「チャット」ボタンK5が表示される。また、アテンデ
ィ画面P2の下方にはローカルボタンK6、リモートボ
タンK7及びクリアボタンK8等を表示するようになさ
れる。
【0045】続いて、コミュニケータ3の内部構成例に
ついて説明をする。図5はコミュニケータ3の内部構成
例を示すブロック図である。
【0046】図5に示すコミュニケータ3はパソコン機
能を有しており、ノートパソコンPCiのマウス操作に
よって情報処理をするものである。コミュニケータ3は
データバス36を有しており、このデータバス36には
ディスプレイアダプタ31、CPU32、ワーク用のR
AM33、データ格納装置34、ネットアダプタ35等
が接続される。
【0047】ディスプレイアダプタ31はプレゼンテー
ション用の資料を処理して、RGB信号を作成する機能
を有している。このプレゼンテーション用の資料に基づ
くRGB信号はプロジェクタ2に出力される。ワーク用
のRAM33はプライベートIPアドレスやプレゼンテ
ーション用の資料に係る転送情報を一時記憶するように
なされる。
【0048】データ格納装置34は図示しないハードデ
ィスク(HDD)、ROM及びRAMから構成されてい
る。ハードディスクにはプレゼンテーション用の資料を
格納するようになされる。ROMには電子会議システム
を支援するための制御プログラム(以下システム支援制
御プログラムという)が記述されている。システム支援
制御プログラムはCPU32を動作させるための基本ソ
フトウェアやプレゼンテーションデータを処理するプロ
グラムから構成されている。
【0049】ネットアダプタ35ではノートパソコンP
Ciからプレゼンテーションデータや各種コマンドの送
受信を行うようになされる。CPU32はシステム支援
制御プログラムに基づいてディスプレイアダプタ31、
ワーク用のRAM33、データ格納装置34、ネットア
ダプタ35等の入出力を制御するようになされる。各種
プログラムを処理するためである。
【0050】続いて、ワイヤレス電子会議システム10
1における動作例について説明をする。
【0051】この例ではシステム支援制御プログラム
(専用のアプリケーション)がコミュニケータ3にイン
ストールされており、会議参加者側のノートパソコンP
Ciにも専用のアプリケーションがインストールされて
いる場合を前提にする。また、会議室にはプロジェクタ
2に接続されたコミュニケータ3から構成されるプレゼ
ンテーション装置10が配置される。これらの装置に電
源が投入される。電子会議システム101等を構築する
ためである。
【0052】そして、会議室内には一以上のノートパソ
コンPCiが準備される。ノートパソコンPCiは会議
参加者が個々に持参することが好ましい。資料発表者
(以下でプレゼンタという)は当該電子会議システム1
01でプレゼンテーション用の資料を提出し、その資料
を当該システム101において発表するためである。
【0053】その後、会議参加者がノートパソコンPC
iの無線LANカード4Aのアクセス先をコミュニケー
タ3の無線LANカード4Bに設定する。この際にセキ
ュリティキーを用いる。その後、コミュニケータ3にイ
ンストールされた専用のアプリケーションソフト及び、
コミュニケータ3のpeer to peerモード機
能によりノートパソコンPCiにプライベイトIPアド
レスが割り振られる。
【0054】そして、プレゼンタのノートパソコンPC
iにおいて、専用のアプリケーションソフトに基づいて
コミュニケータ3には当該パソコンPCi内のプレゼン
テーション用の試料が転送される。このとき、ノートパ
ソコンPCiからのマウス操作指示に基づいて表示情報
を含む電子情報内容がコミュニケータ3からプロジェク
タ2へ転送される。
【0055】電子情報内容はコミュニケータ3からプロ
ジェクタ2へのRGB信号の出力によってなされる。プ
ロジェクタ2で投影された資料はプレゼンタのノートパ
ソコンPCiからのマウス操作によりリモートコントロ
ールするようになされる。このとき、このマウス操作に
基づいてプロジェクタ2の映像上で資料の説明がなされ
る。そして、プレゼンタの終了判断に基づいてノートパ
ソコンPCiによるプレゼンテーション装置10のリモ
ートコントロールを終了する。
【0056】このように、本発明に係る第1の実施例と
してのワイヤレス電子会議システム101によれば、会
議室等に配置されたプレゼンテーション装置10を成す
コミュニケータ3と、当該会議室内に準備された各々の
ノートパソコンPCiとが無線LAN4A,4Bにより
接続されることを前提にして、プレゼンテーション用の
資料の発表者のノートパソコンPCiではマウス操作に
基づいて任意の情報が処理される。
【0057】従って、会議室や教室等の会議室内に持ち
込まれた各々のノートパソコンPCiからの操作指示に
基づいて当該プレゼンテーション装置10を他のノート
パソコンPCiに対して排他的又は共同的に遠隔制御す
ることができる。これにより、ネットワーク会議システ
ムや、各種教育システム、ゲームシステム等を容易に構
築することができる。
【0058】(3)第2の実施例 図6は本発明に係る第2の実施例としてネットワーク型
の電子会議システム102を示すブロック図である。図
7はノートパソコンPCiにおけるGUI操作画面P1
の表示例を示すイメージ図である。この例ではプレゼン
タのノートパソコンPCi及び他の会議参加者のノート
パソコンPCiの入力操作機能を利用してプレゼンテー
ション装置10を同時に遠隔制御するようにしたもので
ある。つまり、ノートパソコンPCiのネットワーク接
続を利用した複数同時接続性を利用し、複数の会議参加
者が同時に同一のプレゼンテーション用の資料を指示で
きるようにしたものである。
【0059】図6に示すネットワーク型の電子会議シス
テム102は通信手段の一例となるデータ通信用のネッ
トワーク4’が準備されており、このネットワーク4’
にはプレゼンテーション装置10及び例えば3台のノー
トパソコンPCi(i=1〜3)が接続されている。各
々のノートパソコンPCiにはマウス8が接続されてい
る。プレゼンテーション装置10は第1の実施例と同様
にしてプロジェクタ2及びコミュニケータ3から構成さ
れている。第1の実施例と同じ符号のものは同じ機能を
有するためその説明を省略する。
【0060】ネットワーク4’には例として有線イーサ
ネット(R)LANや無線LANが使用される。ノート
パソコンPC1は例えば、プレゼンテーションを行うプ
レゼンタが操作するものであり、ノートパソコンPC
2,PC3はそれ以外の会議参加者が操作するものであ
る。
【0061】図7に示すGUI操作画面P1はマウス操
作に係るコントロール画面であり、ノートパソコンPC
iに表示される内容である。GUI操作画面P1はプロ
ジェクタ2に投影したいファイルをプロジェクタアイコ
ンにドロップしたとき、プロジェクタアイコンをダブル
クリックしたとき、プロジェクタアイコンを右クリック
し、表示メニューからリモートコントロールを選択した
ときに表示される。このGUI操作画面P1にはプロジ
ェクタ2のイメージ画と共にマウスポインタ(指示ポイ
ンタ)Mpが表示され、英文又は日本語によるコメント
が記述される。
【0062】このGUI操作画面P1によれば、「ポイ
ンタコントロール」の項目名称の下部に「このエリアの
ポインタの動きはマウスの操作に同期してプロジェクタ
画面に表示される。」旨の内容が記述される。マウスク
リックで「スタート」を指示し、ESCキーオンで「エ
グジット」を指示するようになされる。複数の会議参加
者が同時に同一のプレゼンテーション用の資料を指示で
きるようにするためである。
【0063】図8は有効マウスポインタテーブルの内容
例を示す表図である。図8に示す有効マウスポインタテ
ーブルはコミュニケータ3で管理され、例えば、ワーク
用のRAM33に展開される。この例では3台のノート
パソコンPC1〜PC3がマウス操作情報の送り元とな
り、その送り元IDとしてPC1〜PC3が記述され
る。この送り元ID=PC1に対して時々刻々と変化す
る現在座標(X1,Y1)が記述される。現在座標の他
にマウス8のアクション(移動状況)や、変更フラグ等
も合わせて記述される。この例ではアクション=Mov
eで、変更フラグには「1」が記述される。
【0064】同様にして、送り元ID=PC2に対して
現在座標(X2,Y2)が記述される。アクション=D
ownで、変更フラグには「0」が記述される。送り元
ID=PC3に対して現在座標(X3,Y3)が記述さ
れる。アクション=Nullで、変更フラグには「0」
が記述される。なお、変更フラグ=「1」はサンプリン
グタイムにおいてマウス8の動き有りであり、「0」は
動き無しである。これにより、会議参加者の3台のノー
トパソコンPC1〜PC3iによって同時に同一のプレ
ゼンテーション用の資料を指示できるようになる。
【0065】続いて、ネットワーク型の電子会議システ
ム102における動作例について説明をする。図9はノ
ートパソコンPCiにおける処理例を示すフローチャー
トである。図10はコミュニケータ3おける処理例を示
すフローチャートである。
【0066】この例ではプレゼンテーション用の資料情
報をプロジェクタ2を通して投影する場合を前提とす
る。この例では図6に示したプレゼンタのノートパソコ
ンPC1からプレゼンテーション用のデータがネットワ
ーク4’を通してコミュニケータ3のネットワークアダ
プタ35に転送され、図5に示したデータ格納装置34
に一時的に格納される。
【0067】ワーク用RAM33にはシステム支援制御
プログラムがデータ格納装置34から読み出(ロード)
される。CPU32はシステム支援制御プログラムに基
づいて転送されたプレゼンテーション用のデータを処理
する。その結果、プレゼンテーションデータはディスプ
レイアダプタ31を通してRGB信号としてプロジェク
タ2に送られ、プレゼンテーション用の資料が投影され
る。
【0068】このとき、プレゼンタはノートパソコンP
CiのGUI画面の枠内にマウスポインタMpを移動
し、例えばマウス8をクリックすることでそれ以降その
枠内で操作されたマウス8の動きをネットワーク4’を
通してコミュニケータ3に転送するようになされる。
【0069】これを処理条件に参加者のノートパソコン
PCiではマウスコントロール枠内へのクリック操作が
監視される。例えば、図10に示すフローチャートのス
テップB1で一定時間(サンプルタイム)置きにマウス
8における解除操作が監視される。
【0070】そして、ステップB2でマウス操作が解除
されたか否かが判別される。マウス操作が解除されない
場合、つまり、マウス操作情報(マウスイベント)をコ
ミュニケータ3へ転送する場合は、ステップB3に移行
してマウス操作が継続して監視される。そして、ステッ
プB4に移行してマウス操作情報を転送する操作がなさ
れたか否かを判別される。この際の判別では一定時間置
きにマウス8の動きがサンプリングされる。
【0071】一定時間を経過しても転送操作されない場
合はステップB1に戻って解除操作が監視され。ステッ
プB4でマウス操作情報の転送操作がなされた場合はス
テップB5に移行してマウス操作情報に送り元IDを付
加してネットワーク47経由でコミュニケータ3に転送
するようになされる。その後、ステップB1に戻る。
【0072】また、ステップB2でマウス操作が解除さ
れた場合はステップB6に移行して解除コマンドをコミ
ュニケータ3へ送出するようになされる。他のノートパ
ソコンPCiにおけるファイル転送等を行えるようにす
るためである。その後、当該会議終了か否かをステップ
B7で判断する。この際の判断は電源オフ情報等の検出
より行う。会議終了でない場合はステップB1に戻って
上述した処理を繰り返すようになされる。
【0073】一方、コミュニケータ3ではそのマウス8
の動きをディスプレイアダプタ31にマウスポインタM
pの形状で表現し、それを投影することで、プレゼンタ
の指示操作を表示するようになされる。
【0074】図10はコミュニケータ3における処理例
を示すフローチャートである。コミュニケータ3ではノ
ートパソコンPCiから送り元ID+マウス操作情報が
転送されてくることを前提にして、図10に示すフロー
チャートのステップC1で送り元ID+マウス操作情報
を受信する。
【0075】その後、ステップC2で送り元の確認がな
される。この際の確認は予め登録された送り元IDと、
マウス操作情報に付加された送り元IDとを比較照合す
ることによりなされる。新規送り元がマウス操作情報を
転送してくる場合に対処するためである。
【0076】この例ではステップC3に移行して新規送
り元か否かがチェックされる。新規送り元の場合にはス
テップC4に移行して新規送り元IDを有効マウスポイ
ンタテーブルに登録する。ステップC3で新規送り元で
はない場合、つまり、既登録送り元の場合にはステップ
C5に移行して解除コマンドを受信したかがチェックさ
れる。解除コマンドを受信した場合にはステップC8に
移行して有効マウスポインタテーブルから送り元IDを
削除し、その後、ステップC9に移行する。
【0077】ステップC5で解除コマンドを受信してい
ない場合はステップC6に移行して有効マウスポインタ
テーブルに座標をセットする。これと共に、更新の場合
は更新フラグに「1」をセットする。新規送り元の場合
は「0」を記述する。その後、ステップC7に移行して
有効マウスポインタテーブルをチェックし、変化の有っ
たポインタを再描画する。そして、ステップC9に移行
して当該会議終了か否かを判断する。この際の判断は電
源オフ情報等の検出より行う。会議終了でない場合はス
テップC1に戻って上述した処理を繰り返すようになさ
れる。
【0078】この実施例ではこのマウス操作を他の参加
者のノートパソコンPC2,PC3でも同様に行うよう
になされる。すなわち、プレゼンタの操作(前述の操
作)を他の参加者にも、許可するものとし、図9に示し
たフローチャートのように処理することで、同時に複数
の人によるプレゼンテーション用の資料に対する指示を
行うことができるのである。
【0079】このように、本発明に係る第2の実施例に
としてのネットワーク情報処理システムによれば、現在
提示されているプレゼンテーション用の資料に対して、
同時に複数の参加者のノートパソコンPC1や、PC
2、PC3等から遠隔操作によるプレゼンテーション用
の資料への指示(ポインティング操作)することができ
る(複数同時接続性)。
【0080】これにより、ネットワークの複数同時接続
性の利点をネットワーク型の電子会議システム102の
下で活用することができる。この実施例では、会議の複
数参加者によるプレゼンテーション用の資料に対する指
示操作を同時に行うことができる。これ以外にも次のよ
うな応用が考えられる。
【0081】 資料に対する指示操作だけでなく、資
料のめくり操作などを可能とする。
【0082】 ブレーンストーミング型の会議におい
て、会議参加者のノートパソコンPCiから送信される
メッセージによる意見などを、コミュニケータ3上で動
作する専用プログラム表示画面上に逐次表示し、これを
クリエータ等の情報作成装置により記録として保存する
ことができる。
【0083】(4)第3の実施例 図11は本発明に係る第3の実施例としての参加者管理
機付きの電子会議システム103の構成例を示す概念図
である。この実施例ではノートパソコンPCiのGUI
機能を利用して当該電子会議システム単位に参加権を遠
隔設定するようにして、電子会議システム103に係る
管理者を必要とせず、会議等を開催する毎に会議に係る
主催者(参加者)が自由に参加権を設定できるようにす
ると共に、会議毎に参加者を特定できるようにしたもの
である。
【0084】図11に示す参加者管理機付きの電子会議
システム103は会議室#1,#2,#3毎にネットワ
ーク情報処理システムが適用されるものである。会議室
#1ではコミュニケータ3A及びアクセスポイント6A
が通信ケーブル40に接続されている。アクセスポイン
ト6Aは通信手段の一例であり、この手段には無線装置
が使用される。例えば、アクセスポイント6Aを通じて
会議参加者の2台のノートパソコンPC1,PC2がコ
ミュニケータ3Aとの間で情報を送受信するようになさ
れる。もちろん、会議室#1で取り扱われるノートパソ
コンPC1,PC2は2台に限られるものではない。
【0085】コミュニケータ3Aは情報提供管理手段の
一例であり、同一筐体内にパスワード認証機能を有する
ものである。この機能の他にノートパソコンPC1やP
C2から転送される情報を処理し表示情報を含む電子情
報内容を提供するようになされる。この機能はコミュニ
ケータ3Aから切り離して参加権認証装置というように
構成してもよい。同一の効果が得られる。
【0086】会議室#2ではコミュニケータ3B及びア
クセスポイント6Bが通信ケーブル40に接続されてい
る。この会議室#2でもアクセスポイント6Bを通じて
会議参加者の2台のノートパソコンPC3,PC4がコ
ミュニケータ3Bとの間で情報を送受信するようになさ
れる。もちろん、会議室#2で取り扱われるノートパソ
コンPC3,PC4は2台に限られるものではない。コ
ミュニケータ3Bでもパスワード認証機能の他にノート
パソコンPC3やPC4から転送される情報を処理し表
示情報を含む電子情報内容を提供するようになされる。
【0087】会議室#3ではコミュニケータ3Cが準備
されると共に、会議参加者の2台のノートパソコンPC
5,PC6がアクセスポイントを介さず、図示しない無
線LANカードを利用し、コミュニケータ3Cとの間で
情報を送受信するようになされる。もちろん、会議室#
3で取り扱われるノートパソコンPC5,PC6は2台
に限られるものではない。コミュニケータ3Cでもパス
ワード認証機能の他にノートパソコンPC5やPC6か
ら転送される情報を処理し表示情報を含む電子情報内容
を提供するようになされる。
【0088】この実施例では各々のコミュニケータC1
のパスワード認証機能に対してノートパソコンPCiの
入力操作機能を利用して会議単位に参加権を遠隔設定す
るものである。
【0089】各々のコミュニケータ3A〜3Cにおいて
は、会議室#1、#2又#3への参加権が遠隔管理され
る。コミュニケータ3A〜3Cでは初回に設定された参
加権と次回以降に設定される参加権とが照合され、初回
に設定された参加権に一致する参加権のノートパソコン
PCiから転送される情報を処理するようになされる。
【0090】各々のコミュニケータ3A〜3Cにおいて
は参加権が付与された特定のノートパソコンPCiによ
る入力操作が終了すると共に、参加権を無効にするよう
になされる。この例で、コミュニケータ3A〜3Cは当
該ネットワーク情報処理の終了時から一定時刻を経過し
た後に全ての参加権を無効にするようになされる。
【0091】続いて、参加者管理機付きの電子会議シス
テム103における処理例について説明をする。図12
はノートパソコンPCiにおける処理例(会議参加時)
を示すフローチャートである。図13及び図14はコミ
ュニケータ3A等における処理例(会議開始時及び会議
終了時)を各々示すフローチャートである。
【0092】このシステム103ではノートパソコンP
Ciの入力操作機能を利用して当該電子会議システム単
位、すなわち、会議室毎に参加権を遠隔設定するもので
ある。このような会議参加権を使用して、ネットワーク
情報処理システム上での参加者を限定できるようにする
と共に、会議主催者(最初の会議参加者)が自由に参加
権を設定する権利を持ち、会議終了時に参加権を一斉に
開放できるようにしたものである。
【0093】[会議開始時]これらを処理条件にして例
えば、会議室#1の場合、ノートパソコンPC1では図
12に示すフローチャートのステップE1でコミュニケ
ータ3Aへ会議参加要求が送信される。この会議参加要
求がコミュニケータ3Aで受信される。その後、ステッ
プE2で会議参加者によってパスワードが入力される。
このパスワードはコミュニケータ3Aで受信される。そ
のパスワードの照合結果はコミュニケータ3Aからノー
トパソコンPCiに送信される。ノートパソコンPCi
ではステップE3でパスワードの照合結果が受信され
る。
【0094】ステップE4でパスワードの照合結果によ
って制御が分岐する。会議参加が許可された場合はステ
ップE5に移行してマウスを使用して入力操作を行うよ
うになされる。そして、ステップE6に移行してESC
キーが押下されたかチェックされる。ESCキーの押下
有無は一定時間毎に検出される。会議参加者がESCキ
ーを押下するのは通常、会議終了する場合と考えられ
る。
【0095】なお、ステップE4で会議参加非許可の場
合はステップE7に移行してリトライするか否かの指示
が待たれる。リトライする場合はステップE1に戻る。
リトライしない場合はそのまま制御を終了する。
【0096】一方、コミュニケータ3A等では図13に
示すフローチャートのステップF1でノートパソコンP
Ciからの会議参加要求を待っている。ノートパソコン
PC1等からの会議参加要求が受信されると、ステップ
F2に移行して既に参加者リストに存在する参加者か否
かがチェックされる。このとき、コミュニケータ3Aで
は参加リストを参照し、既登録済みの参加者と、現在受
信した会議参加要求に係る参加者とが比較される。一致
した場合は既登録済みの参加者と判別される。
【0097】参加者リストに存在しない場合は、ステッ
プF5に移行し新規パスワードが入力される。参加用の
パスワードを設定するためである。ステップF3で参加
用のパスワードをノートパソコンPC1から受信する。
【0098】そして、ステップF4に移行して当該参加
用のパスワードが正しいか否かがチェックされる。パス
ワードが正しい場合にはステップF6に移行して会議参
加を許可する。パスワードが不正の場合にはステップF
7に移行して会議参加を拒否するようになされる。
【0099】[会議終了時]図14に示すフローチャー
トのステップG1でコミュニケータ3Aでは退出要求が
待たれる。ノートパソコンPCiから退出要求があった
場合はステップG2に移行して会議退出処理を行う。こ
の処理では退出に係る参加者のパスワード等を会議参加
者リストから消去するようになされる。その後、ステッ
プG3に移行する。
【0100】ステップG3では会議参加者のパスワード
が残っているかをチェックされる。会議参加者のパスワ
ードが残っている場合は退出していないので、ステップ
G1に戻る。ステップG3で参加者全員退出の場合は参
加用のパスワードを開放するようになされる。上述した
処理は会議室#2,#3においても同様に行われる。
【0101】このように、本発明に係る第3の実施例と
しての参加者管理機能付きの電子会議システム103に
よれば、ノートパソコンPC1の入力操作機能を利用し
て当該会議室#1,#2,#3単位に参加権を遠隔設定
するようになされる。
【0102】従って、各々の会議に係る管理者を必要と
せず、会議を開催する毎にネットワーク情報処理に係る
主催者(参加者)が自由に参加権を設定することができ
る。また、予め設定された参加権に関して、ネットワー
ク情報処理開催中(会議参加者が存在する時)のみを有
効とすることができ、会議の終了(会議参加者が不在と
なった)時に自動的に参加権を開放することができる。
これにより、ネットワーク情報処理に係る参加者は参加
権の開放を意識する必要がない。なお、管理者による参
加権開放手続きが不要となる。しかも、電子会議システ
ム毎に参加者を特定することができる。
【0103】(5)第4の実施例 図15は本発明に係る第4の実施例としてのノートパソ
コンPCiにおけるGUI操作画面P1の表示例を示す
イメージ図である。この実施例では先の電子会議システ
ム102において、ノートパソコンPC1等のGUI機
能を利用して情報記録遠隔制御をするようにして、複数
のノートパソコンPC1等から転送される情報をコミュ
ニケータ3で保持できるようにすると共に、コミュニケ
ータ3に対して、複数のネットワーク情報処理に係る参
加者からの資料情報等を円滑かつ秩序良く転送すること
ができるようにしたものである。なお、システム構成に
ついては図6に示した通りであるので、その説明を省略
する。
【0104】図15に示すGUI操作画面P1はノート
パソコンPC1等に表示されるものであり、クライアン
トGUIプログラムに基づく表示例である。GUI操作
画面P1は使用者被選択画面の一例であり、入力手段の
一例となるマウス8を使用して操作情報を入力するよう
になされる。
【0105】図15において、GUI操作画面P1の下
部にはファイルリスト16が表示され、ノートパソコン
PC1等からファイル転送される資料#1,#2,#3
等を表示するようになされる。その左側の「ON Ai
r」マーク17は現在プロジェクタに投影中のファイル
を示すものである。
【0106】この例では操作画面P1を利用してコミュ
ニケータ3における表示情報の遠隔切り替え制御を行う
ようになされる。コミュニケータ3に保持されている資
料を複数の参加者よりその表示を切り替えるためであ
る。この例でコミュニケータ3で保持される情報の一覧
表をプロジェクタ2に表示するようになされる。
【0107】各々のノートパソコンPC1等ではGUI
操作画面P1上でアイコン画像を選択することにより操
作情報を入力するようになされる。この例でコミュニケ
ータ3ではノートパソコンPC1等から転送される画面
情報を他のノートパソコンPC2に転送する際に、キャ
プチャ情報のみを転送する。キャプチャ情報は全画面か
アクティブなWindow画面の情報である。
【0108】図16は電子会議システム102における
ソフトウェアの構成例を示すイメージ図である。
【0109】図16に示すソフトウェアの構成例によれ
ば、クライアント(会議参加者であって発表者に相当)
側のノートパソコンPC1等にはクライアントGUIプ
ログラム12が装備され、データファイルの転送操作、
プレゼンテーション操作を行う場合に使用される。
【0110】コミュニケータ3にはシステム支援制御プ
ログラムの一例となるビューア・プログラム14が準備
されている。ビューア・プログラム14は、処理すべき
データファイルの種類に応じて、対応するプログラムが
存在するが、それらのプログラムは複数のWindow
を表示し、それぞれのWindowに異なるデータファ
イルを表示することができる。
【0111】また、コミュニケータ3には図5で説明し
たCPU32及びワーク用のRAM33によって実現さ
れるビューアマネージャ(JPEGビューア)13が装
備され、クライアントのGUIプログラム12からの操
作を受け付け、ビューア・プログラム14に対して各種
プログラムの起動や資料の切替制御などを行うようにな
される。
【0112】続いて、電子会議システム102における
ノートパソコンPC1等のGUI機能を利用した情報記
録遠隔制御について説明をする。この例では、プレゼン
テーションのデータをプロジェクタ2を通して投影させ
るために、次の処理が行われる。
【0113】まず、クライアントGUIプログラム12
を操作して、例えばGUI操作画面P1にファイルをド
ラッグ&ドロップすることにより、ファイルがネットワ
ーク4’を通してコミュニケータ3内のビューア・マネ
ージャ13に渡される。
【0114】このビューア・マネージャー13では、受
信したファイルの種類に対応するビューア・プログラム
14を起動し、受信したファイルをプロジェクタ2に表
示させる。このとき、そのファイルの名前がネットワー
ク4’に接続しているすべてのクライアント側のノート
パソコンPC1〜PC3に対して同報通知され、各クラ
イアントGUIプログラム12のファイルリスト16に
追加されると共に、そのファイルが現在投影中であるこ
とを示す「ON Air」マーク17がGUI操作画面
P1の下部に表示される。
【0115】この操作はクライアントの誰かがプレゼン
テーション中であっても行うことができる。例えば、資
料Aを説明している間に資料Bを上記操作でコミュニケ
ータ3に転送した場合には、すべてのクライアントのフ
ァイルリスト16に資料Bの名前が追加される。
【0116】また、会議参加者は自分自身のクライアン
トGUIプログラム12において、ファイルリスト16
の資料名を選択することにより、その操作がビューア・
マネージャ13に転送され、該当する資料を開いている
ビューア・プログラムのWindowを最前面に切り替
わることで、投影されている資料を切り替えることがで
きる。その際、ビューア・マネージャ13が、すべての
クライアントに対して切替状態を通知することで、各ク
ライアントGUIプログラム12において、投影中であ
ることを示すマーク17の表示位置を変更するようにな
される。
【0117】このように、本発明に係る第4の実施例と
しての電子会議システム102によれば、図6に示した
会議室や教室等に配置されたコミュニケータ3と、当該
会議室内に準備された各々のノートパソコンPC1〜P
C3とがネットワーク4’により接続されることを前提
にして、ノートパソコンPC1等ではそのGUI機能を
利用して情報記録遠隔制御をするようになされる(同時
接続性)。
【0118】従って、複数のノートパソコンから転送さ
れる情報をコミュニケータ3で保持することができる。
これにより、コミュニケータ3に対して、複数のネット
ワーク情報処理に係る参加者からの資料情報等を円滑か
つ秩序良く転送することができる。
【0119】従来方式のように、いちいちプロジェクタ
2に端末装置を接続しなくても、複数の会議参加者がそ
れぞれが持っている複数の資料を同一のコミュニケータ
3に転送し、その資料の表示切替操作を容易に行うこと
ができる。このことで、これまでのプレゼンテーション
装置ではできなかった複数資料の複数参加者による操作
を実現できるようになった。
【0120】しかも、資料情報の表示を簡単に切り替え
ることができ、また、ネットワークの同時接続性を活か
して、すべての参加者にその切替操作を許すことによっ
て、スムーズな会議の進行が実現できるようになった。 (6)第5の実施例 本発明に係る第5の実施例では先の電子会議システム1
02において、他のノートパソコンPC1等で1つの特
定のファイルを起動しておき、そのノートパソコンPC
1等から転送されてくるキャプチャ情報を逐次ファイル
に貼り付けることにより映像表示をするものである。こ
のようにすると、ノートパソコンPCiの画面情報をデ
ータファイル化せずに転送できるので、表示スピードを
高速化することができる。複数台のノートパソコンPC
iでのプレゼンテーションをコミュニケータ3を共有し
ても円滑にネットワーク情報処理を実行することができ
るようになる。なお、図4に示したGUI操作画面(起
動時画面)P0を再度参照する。その他のシステム構成
については図6に示した通りであるので、その説明を省
略する。
【0121】続いて、電子会議システム102における
ノートパソコンPC1等のGUI機能を利用した表示遠
隔制御例について説明をする。
【0122】この例でも、プレゼンテーションのデータ
をプロジェクタ2を通して投影させるために、次の処理
が行われる。各ノートパソコンPCi上で専用のアプリ
ケーションソフトを起動させておき、図4に示したよう
なGUI操作画面P2をスクリーン・スナップモードに
しておく。
【0123】その後、ノートパソコンPCiのキーボー
ドのプリント・スクリーンキーかALTキー+プリント
・スクリーン・キーを押す。そして、コミュニケータ3
には画面全体か、あるいはアクティブ・ウインドウ画面
情報がコピー転送される。コミュニケータ3ではJPE
Gビューアが起動される。JPEGデータファイルに画
面情報がペースト(貼り付け)され、プロジェクタ2に
キャプチャ画像が表示される。
【0124】その後、プリント・スクリーンキーかAL
Tキー+プリント・スクリーン・キーを押しては、コミ
ュニケータ3に画面全体か、あるいはアクティブ・ウイ
ンドウ画面情報がコピー転送され、これを繰り返すよう
になされるが、新たにJPEGビューアは起動されず、
同じファイルに画面情報がコピー・ペーストされるのみ
である。なお、他のノートパソコンPCiから入力操作
が続けて行われても同様な処理が施される。連続操作時
は前の画面情報が表示されるまで待ちとなる。
【0125】このように、本発明に係る第5の実施例と
しての電子会議システム102によれば、他のノートパ
ソコンPC1等で1つの特定のファイルを起動してお
き、そのノートパソコンPC1等から転送されてくるキ
ャプチャ情報を逐次ファイルに貼り付けるようになされ
る。
【0126】従って、ノートパソコンPCiの画面情報
をデータファイル化せずに転送できるので、表示スピー
ドを高速化することができる。複数台のノートパソコン
PCiでのプレゼンテーションをコミュニケータ3を共
有しても円滑にネットワーク情報処理を実行することが
できる。
【0127】(7)第6の実施例 図17は本発明に係る第6の実施例としてのネットワー
ク情報処理システム200の構成例を示すブロック図で
ある。この実施例では複数のコンソールパソコンへ電子
情報内容を提供するターゲットパソコンと各々のコンソ
ールパソコンとを通信手段によって接続した場合であっ
て、コンソールパソコンとターゲットパソコンとの間で
通信制御をする通信管理制御装置を備え、この通信管理
制御装置によって、コンソールパソコンからの入力操作
要求を監視すると共に当該入力操作要求が有ったコンソ
ールパソコンに操作権を付与するようにして操作権が付
与されたコンソールパソコンが他のコンソールパソコン
に優先的かつ排他的に任意のターゲットパソコンを複数
同時に遠隔操作できるようにしたものである。
【0128】これと共に、遠隔地間におけるネットワー
ク会議システムや、ネットワーク教育システム、ネット
ワークゲームシステム等を構築する場合も、円滑かつ効
率良く電子情報内容を送受信できるようにしたものであ
る。
【0129】図17に示すネットワーク情報処理システ
ム200は第1の実施形態で説明した2つのネットワー
ク情報処理システム100A,100Bが通信手段を構
成する通信ケーブル41A,41Bやルータ42を介し
て接続されている。通信ケーブル41A,41Bやルー
タ42等はネットワーク構成する。
【0130】一方のネットワーク情報処理システム10
0Aには情報処理装置の一例となるコンソールパソコン
(以下コンソールPCという)43が準備され、ネット
ワークを介してリモート操作を送信したり、当該コンソ
ールPC43の入力操作機能を有して任意の情報を処理
するようになされる。コンソールPC43はリモート操
作用のウインドウ上で行われた、マウス及びキーボード
の操作がターゲットPCに送信される。電子会議システ
ムの構成においてはコンソールPC43はプレゼンタに
相当する。
【0131】このコンソールPC43は通信手段41A
に接続されており、この通信手段41Aには少なくと
も、情報提供装置の一例となる複数のターゲットパソコ
ン(以下ターゲットPCという)46、47が接続さ
れ、ネットワークを介してリモート操作を受信し、他の
ネットワーク情報処理システム100B等のコンソール
PC44に電子情報内容を提供するようになされる。タ
ーゲットPC46等はプロジェクタ等を接続して、プレ
ゼン資料等を表示するように使用される。
【0132】ネットワーク情報処理システム100Bに
おいて、通信手段41Bには少なくとも、コンソールP
C44や、情報提供装置の一例となる複数のターゲット
PC48、49が接続され、ネットワーク情報処理シス
テム100Aから転送されてきた電子情報内容をコンソ
ールPC44に提供するようになされる。ターゲットP
C46〜49は第1〜第5の実施例で説明したメイン・
コミュニケータ3に相当する。今後、ターゲットPC4
6等はメイン・コミュニケータ3を補助又はそれと協働
させるためのサブ・コミュニケータに相当する場合もあ
る。
【0133】また、通信手段41Aには通信管理制御装
置の一例となる操作権管理パソコン(以下操作権管理P
Cという)45が接続されており、コンソールPC43
とターゲットPC46〜49との間で通信制御をするよ
うになされる。特に、操作権管理PC45はコンソール
PC43に操作権を排他的に与えるようになされる。操
作権管理PC45はネットワーク上にコンソールPC4
3,44等、複数存在する場合は、その内の一台にのみ
ターゲットPC46〜49への操作送信を許可する。電
子会議システムの構成においてはメイン・コミュニケー
タ3がこれに相当する。例えば、操作権管理PC45は
コンソールPC43,44からの入力操作要求を受信す
ると共に当該入力操作要求が有ったコンソールPC4
3,44に操作権を付与するようになされる。
【0134】このシステム200では操作権が付与され
た特定のコンソールPC43による入力操作によって、
複数のターゲットPC46〜49へ電子情報内容を一斉
に送信(ブロードキャスト)するようになされる。ネッ
トワーク情報処理システム100Bにおいて電子情報内
容をコンソールPC43,44等に提供するためであ
る。
【0135】このシステムで操作権が付与された特定の
コンソールPC43による入力操作が終了すると共に、
操作権が他のコンソールPC44に対して付与可能とさ
れる。このシステム200で操作権管理PC45は操作
権が付与されたコンソールPC43による終了通知を検
出し、当該終了通知検出と共に操作権を他のコンソール
PC44に開放する。このようにすると、操作権が返還
されたコンソールPC43による入力操作が終了してか
ら、他のコンソールPC44の入力操作要求に対する受
信可能な状態に至るまでの動作タイムラグを低減するこ
とができる。従って、複数の参加者が交互に操作権を得
てターゲットPC46〜49を遠隔操作できるようにな
る。
【0136】また、操作権管理PC45に情報処理支援
機能を備えるようにすれば、コンソールPC43,44
からの入力操作指示に基づいて表示情報を含む電子情報
処理を支援するようにできる。つまり、第1〜第5の実
施例で説明したコミュニケータ3にこの操作権管理機能
を持たせるようになされる。
【0137】この例でコンソールPC43,44には、
第1〜第5の実施例で説明したような移動操作可能なマ
ウス8が備えられ、操作位置座標を入力するようになさ
れる。コンソールPC43,44にはマウス8の移動量
を検知すると共に、予め設定された基準移動量と検知移
動量とを比較し、検知移動量が基準移動量を越える場合
は、マウス8を一定間隔でサンプリングした操作位置座
標を転送する。
【0138】従って、マウス8の移動操作による操作位
置座標情報の転送においては、大量の移動操作が発生し
た際にも、その全てを転送せず、マウスを一定間隔でサ
ンプリングした操作位置座標を転送するので、ネットワ
ークに負荷をかけないでデータを転送することができ
る。
【0139】この例でマウス8のサンプリングは当該ネ
ットワーク処理システム200におけるトラフィック状
態により可変するようになされる。例えば、ネットワー
クのトラフィック状態によりマウス8のサンプリング期
間(時間間隔)を可変することで、ネットワークへの負
荷を最小限に留めることができる。このようにすると、
ネットワーク型のコミュニケータ(ターゲットPC46
〜49)3の下で、この手段を活用することにより、自
分が見ているコミュニケータ3の表示資料を操作するこ
とで、遠隔地のコミュニケータ3が表示している資料を
も同時に操作することができるようになる。
【0140】図18A及びBはコンソールPC43等に
おけるGUI操作画面P1の表示例を示すイメージ図で
ある。この例では操作権の取得して図18Aに示すGU
I操作画面P1を選択すると、先に図7に示したGUI
操作画面P1の外枠の色が変わるようになされる。
【0141】つまり、図18Bに示す表図において、操
作権が行使されていない場合は、GUI操作画面P1の
外枠は色変化はなされない。自分がプレゼンタとなって
操作権を行使している場合は、GUI操作画面P1の外
枠は緑色に表示するようになされる。他のコンソールP
C43等が操作権を行使している場合は、GUI操作画
面P1の外枠は赤色に表示するようになされる。この状
態では自分の操作権を取得することができない。この例
では操作権の行使状況をGUI操作画面P1の外枠の色
で一目で判別できるようにしたものである。
【0142】続いて、当該ネットワーク情報処理システ
ム200における処理例について説明をする。図19は
コンソールPC43等におけるマウス操作の処理例を示
すフローチャートである。図20はターゲットPC46
〜49等における処理例を示すフローチャートである。
【0143】この例ではネットワークを通じた操作の転
送は以下のルールに従うことを前提とする。
【0144】(a) ローカルセグメントに存在するタ
ーゲットPC46〜49に対するマウス移動の転送には
UDP通信プロトコル、その他操作の転送にはTCP通
信プロトコルを利用する。これはコンソールPC43等
の操作者がローカルセグメントに存在するターゲットP
C46〜49の画面を参照しながら操作を行うと想定さ
れる。コンソールPC43等上でのマウス移動とターゲ
ットPC46〜49の画面上のマウス移動におけるタイ
ムラグを最小に留めるとともに、マウスボタンやキーボ
ードの操作は確実にターゲットPC46〜49へ転送す
るためである。
【0145】(b) リモートセグメント内に存在する
ターゲットPC46〜49に対する操作の転送には、全
てTCP通信プロトコルを利用する。これは操作に対す
るレスポンスより、データ転送の信頼性を高め、ローカ
ルセグメント上のターゲットPC46〜49と操作状態
の同期を保つためである。
【0146】(c) 操作権を持つコンソールPC4
3,44は、操作の有無に関わらず一定間隔でその動作
状況を操作権管理PC45に通知する。操作権管理PC
45はこの動作状況通知が途絶えた場合に、操作権を持
つコンソールに障害が発生したと判断し、操作権を未使
用状態に復帰させる。この処理により操作権を持つコン
ソールPC43等に障害が発生しても、他のコンソール
PC44等が操作を引き継ぐことが可能となる。
【0147】(d) マウスの移動操作の転送について
はその全てを転送せず、大量の移動操作が発生した際に
は、一定時間間隔でマウス位置のサンプリングを行い、
それにより得られた座標のみを転送する。サンプリング
の時間間隔はネットワークのトラフィック状態により変
化させ、ネットワークへの負荷を最小限に留める。
【0148】もちろん、マウス8を有して任意の情報が
処理される複数のコンソールPC43,44と、少なく
とも、これらのコンソールPC43,44にネットワー
ク情報を提供するターゲットPC46〜49とが通信手
段41A,41Bやルータ42を介して接続される場合
であって、この通信手段41Aに接続されたコンソール
PC43とターゲットPC46〜49との間で操作権管
理PC45により通信制御がなされる。
【0149】これらを前提にして、操作権管理PC45
はコンソールPC43又はPC44からの入力操作要求
が受信されると共に、当該入力操作要求が有ったコンソ
ールPC43又はPC44に操作権を付与するようにな
される。例えば、操作権管理PC45は最も早く入力操
作要求を送信したコンソールPC43に対して操作権を
付与する。以下でコンソールPC43からターゲットP
C46〜49を操作するために、次の処理が行われる。
【0150】まず、コンソールPC43では図18Aに
示したGUI操作画面P1が表示され、図19に示すフ
ローチャートのステップH1でマウス8を操作して操作
権を取得する。例えば、コンソールPC43で図18A
に示したGUI操作画面P1で外枠なしのとき、その領
域内にマウス8を移動し、マウスクリックすることで操
作権が取得される。その時の操作権状況は図18Bに示
したようにGUI操作画面P1の外枠が緑色に変化する
ことで、直感的に確認できる。なお、コンソールPC4
3にはターゲットPC46〜49のIPアドレスが必要
数登録される。
【0151】その後、ステップH2に移行して一定時間
置きにマウス操作が監視される。その後、ステップH3
に移行してESCキーが押下されたかをチェックする。
ESCキーが押下されていない場合はステップH4に移
行し、それ以降のキーボードの操作及び、GUI操作画
面P1の枠内で操作されたマウス8の操作内容をネット
ワークを通してターゲットPC46〜49に転送するよ
うになされる。
【0152】そして、ステップH2に移行してマウス操
作が継続して監視される。その後、ステップH3でコン
ソールPC43において、ESCキーが押下されると、
操作権が解放される。そして、ステップH5では「操作
終了通知」を送出して処理を終了する。
【0153】なお、操作権管理PC45は定期的に操作
権の状態をブロードキャストする。従って、コンソール
PC43の「操作終了」を受信して、操作権を他のコン
ソールPC44等に委譲可能な状態となる。
【0154】一方、ターゲットPC46等では図20に
示すフローチャートのステップR1でコンソールPC4
3等から転送されてくる操作内容を受信する。その後、
ステップR2に移行して操作内容(電子情報内容)を再
生するようになされる。そして、ステップR3に移行し
てコンソールPC43から操作終了通知が有ったか否か
が周知の方法によりチェックされる。操作終了通知がな
い場合はステップR1に戻って引き続き操作内容が受信
され、ステップR2で操作内容を再生するようになされ
る。
【0155】コンソールPC43から操作終了通知が有
った場合は、ステップR4に移行して他の操作内容を受
け付けるか否かがチェックされる。他の操作内容を受け
付ける場合はステップR1に戻って操作内容を受信さ
れ、ステップR2で操作内容を再生するように繰り返さ
れる。操作権管理PC45からシステム処理終了通知等
が有って他の操作内容を受け付けない場合は当該システ
ム処理を終了する。
【0156】このように、本発明に係る第6の実施例と
してのネットワーク情報処理システム200によれば、
操作権管理PC45によって、コンソールPC43等か
らの入力操作要求を監視すると共に当該入力操作要求が
有ったコンソールPC43に操作権を付与するようにな
される。
【0157】従って、操作権を付与されたコンソールP
C43を操作する者が他のコンソールPC44(者)に
優先的かつ排他的に任意のターゲットPC46〜49を
一又は複数を遠隔操作することができる。
【0158】しかも、電子会議システム等に参加者して
いるコンソールPC43等から複数のターゲットPC4
6〜49に対し、マウス及びキーボード等の入力操作情
報を同時に転送することができ、コンソールPC43等
により複数のターゲットPC46〜49を同時に遠隔操
作することができる。これにより、遠隔地間におけるネ
ットワーク会議システムや、ネットワーク教育システ
ム、ネットワークゲームシステム等を構築する場合も、
円滑かつ効率良く電子情報内容を送受信することができ
る。
【0159】上述したネットワーク情報処理システムに
ついては電子会議システムについて説明したが、これに
限られることはなく、ネットワーク教育システムや、ネ
ットワークゲームシステム等にも応用することができ
る。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るネッ
トワーク情報処理システムによれば、少なくとも、情報
処理装置から転送される情報を処理して表示情報を含む
電子情報内容を提供する情報提供管理手段を通信手段を
介して当該情報処理装置又は他の情報処理装置の入力操
作機能を利用して遠隔制御するようにしたものである。
【0161】この構成によって、各々の情報処理装置か
らの操作指示に基づいて当該情報提供管理手段を排他的
又は共同的に遠隔制御することができる。従って、いち
いち当該情報処理装置を従来方式のようにプロジェクタ
等に付け替えることなく、多数の関係者が電子情報内容
処理に参加することができる。ネットワーク会議システ
ムや、ネットワーク教育システム、ネットワークゲーム
システム等を容易に構築することができる。
【0162】本発明に係るネットワーク構築方法によれ
ば、特定の領域又は特定の場所に情報提供管理手段を配
置すると共に、当該特定の領域又は特定の場所内に一以
上の情報処理装置を準備し、この情報提供管理手段と情
報処理装置とを通信手段によって接続されるものであ
る。
【0163】この構成によって、会議室や教室等の特定
の領域又は特定の場所内に持ち込まれた各々の情報処理
装置からの入力操作指示に基づいて当該情報提供管理手
段を排他的又は共同的に遠隔制御することができる。
【0164】この発明はネットワーク会議システムや、
ネットワーク教育システム、ネットワークゲームシステ
ム等に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としてのネットワーク情
報処理システム100の構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】ネットワーク情報処理システム100の構築例
を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る第1の実施例としてのワイヤレス
電子会議システム101の構成例を示す概念図である。
【図4】ノートパソコンPCiにおけるGUI起動時画
面P0の表示例を示すイメージ図である。
【図5】コミュニケータ3の内部構成例を示すブロック
図である。
【図6】本発明に係る第2の実施例としてネットワーク
型の電子会議システム102を示すブロック図である。
【図7】ノートパソコンPCiにおけるGUI操作画面
P1の表示例を示すイメージ図である。
【図8】有効マウスポインタテーブルの内容例を示す表
図である。
【図9】ノートパソコンPCiにおける処理例を示すフ
ローチャートである。
【図10】コミュニケータ3おける処理例を示すフロー
チャートである。
【図11】本発明に係る第3の実施例としての参加者管
理機付きの電子会議システム103の構成例を示す概念
図である。
【図12】ノートパソコンPCiにおける処理例(会議
参加時)を示すフローチャートである。
【図13】コミュニケータ3A等における処理例(会議
開始時)を示すフローチャートである。
【図14】コミュニケータ3A等における処理例(会議
終了時)を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係る第4の実施例としてのノートパ
ソコンPCiにおけるGUI操作画面P1の表示例を示
すイメージ図である。
【図16】電子会議システム102におけるソフトウェ
アの構成例を示すイメージ図である。
【図17】本発明に係る第6の実施例としてのネットワ
ーク情報処理システム200の構成例を示すブロック図
である。
【図18】A及びBはコンソールPC43等におけるG
UI操作画面P1の表示例を示すイメージ図である。
【図19】コンソールPC43等におけるマウス操作の
処理例を示すフローチャートである。
【図20】ターゲットPC46〜49等における処理例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・情報処理装置、2・・・プロジェクタ(表示装
置)、3、3A〜3C・・・コミュニケータ(情報処理
支援装置)、4、40・・・通信手段、8・・・マウ
ス、10・・・プレゼンテーション装置(情報提供管理
手段)、41A,41B・・・通信ケーブル(通信手
段)、42・・・ルータ(通信手段)、43,44・・
・コンソールパソコン(情報処理装置)、46〜49・
・・ターゲットパソコン、45・・・操作権管理パソコ
ン(通信管理制御装置)、100,100A,100
B,200・・・ネットワーク情報処理システム、10
1〜103・・・電子会議システム、PCi(i=1〜
n)・・・ノートパソコン(情報処理装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大垣 嘉則 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K030 JL01 JT04 LD08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力操作機能を有して任意の情報を処理
    する一以上の情報処理装置と、 少なくとも、前記情報処理装置から転送される情報を処
    理し表示情報を含む電子情報内容を提供する情報提供管
    理手段と、 前記情報提供管理手段と各々の前記情報処理装置とを接
    続する通信手段とを備え、 前記情報処理装置の入力操作機能を利用して前記情報提
    供管理手段を遠隔制御するようにしたことを特徴とする
    ネットワーク情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記情報提供管理手段は、 前記情報処理装置から転送される情報に基づいて映像を
    表示する表示装置と、 前記情報処理装置から入力操作指示に基づいて前記表示
    装置を含む電子情報処理を支援する情報処理支援装置と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワー
    ク情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置の各々には固体識別情
    報が割り振られ、 前記情報処理支援装置は前記固有識別情報に基づいて各
    々の前記情報処理装置を管理制御することを特徴とする
    請求項2に記載のネットワーク情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記通信手段には、 有線方式又は無線方式が適用されることを特徴とする請
    求項1に記載のネットワーク情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記通信手段には無線LANカードが使
    用されることを特徴とする請求項1に記載のネットワー
    ク情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置の各々には特定のキー
    情報によって解除可能な操作拘束情報が設定されること
    を特徴とする請求項1に記載のネットワーク情報処理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記情報処理装置には、使用者被選択画
    面上でアイコン画像を選択することにより操作情報が入
    力可能な入力手段が備えられることを特徴とする請求項
    1に記載のネットワーク情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置及び他の情報処理装置
    の入力操作機能を利用して前記情報提供管理手段を同時
    に遠隔制御するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のネットワーク情報処理システム。
  9. 【請求項9】 特定の領域又は特定の場所に情報提供管
    理手段を配置すると共に一以上の情報処理装置を準備
    し、 前記情報提供管理手段と各々の前記情報処理装置とを通
    信手段により接続し、 前記情報処理装置から入力操作に基づいて前記情報提供
    管理手段を遠隔制御することを特徴とするネットワーク
    構築方法。
  10. 【請求項10】 前記情報提供管理手段には、 前記情報処理装置から転送される情報に基づいて映像を
    表示する表示装置と、 前記情報処理装置から操作指示に基づいて前記表示装置
    を含む電子情報処理を支援する情報処理支援装置とを使
    用することを特徴とする請求項9に記載のネットワーク
    構築方法。
  11. 【請求項11】 前記無線通信手段には無線LANカー
    ドが使用されることを特徴とする請求項9に記載のネッ
    トワーク構築方法。
  12. 【請求項12】 前記情報処理装置の各々には固体識別
    情報が割り振られ、 前記情報処理支援装置は前記固有識別情報に基づいて各
    々の前記情報処理装置を管理制御することを特徴とする
    請求項9に記載のネットワーク構築方法。
  13. 【請求項13】 前記情報処理装置の各々には特定のキ
    ー情報によって解除可能な操作拘束情報が設定されるこ
    とを特徴とする請求項9に記載のネットワーク構築方
    法。
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