JP2001014253A - 端末操作装置 - Google Patents

端末操作装置

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JP2001014253A
JP2001014253A JP18380699A JP18380699A JP2001014253A JP 2001014253 A JP2001014253 A JP 2001014253A JP 18380699 A JP18380699 A JP 18380699A JP 18380699 A JP18380699 A JP 18380699A JP 2001014253 A JP2001014253 A JP 2001014253A
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JP18380699A
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Osamu Watanabe
理 渡辺
Ryuichi Matsukura
隆一 松倉
Kazuo Sasaki
和雄 佐々木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作権解除処理、操作権ロック解除処理、操
作権ロック設定処理など共有画面を利用する電子会議シ
ステムの運用における使い勝手を向上する。 【解決手段】 操作権ロック解除部25は、操作権を保
持する操作端末の操作状態に応じて操作権ロックを自動
的に強制解除する。操作権解除部23は、操作権を保持
する操作端末の操作状態に応じて操作権を自動的に強制
解除する。情報処理端末の操作状態の例として操作端末
のマウスボタンアップからn秒経過した場合などであ
る。操作権ロック設定部24は、処理対象を登録した操
作端末自身が当該処理対象に対する操作権を取得した場
合には、操作権ロックを自動的に強制設定する。共有画
面領域内から領域外へ移動する操作入力に対して、操作
入力制御部12は、ポインタの共有画面領域外への移動
禁止、操作権の強制解除、操作権ロックの強制解除など
を選択して実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報処理端
末がネットワークを介して接続されている状態におい
て、第1の情報処理端末(参加者端末)に接続されたキ
ーボード、マウスなどの入力装置を利用して、第2の情
報処理端末(共有画面表示端末)に接続された共有画面
を操作する端末操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワーク(以
下、LANと略記する)、インターネットなどのコンピ
ュータネットワークシステムの発展により、コンピュー
タの利用形態も多様になりつつある。その一形態とし
て、大型プロジェクタや電子ホワイトボードを共有画面
とし、複数の会議参加者用の操作端末をネットワークで
接続し、会議参加者が大型プロジェクタなどの共有画面
を操作して会議を進める電子会議システムがある。この
電子会議システムは、一台のPCに接続されたモニタを
電子ホワイトボードとして共同使用し、会議参加者がそ
の上で一緒に情報を見たり、情報を編集するためのとし
て使用する。電子会議開催会議室内の会議参加者用の複
数の操作端末、さらにネットワークを介した遠隔地の会
議参加者用の複数の操作端末を結んで利用されることが
想定され、各操作者端末から電子化された資料(ワード
プロセッサ、プレゼンテーションツール等のデータファ
イル等)を該当アプリケーションによりオープンして共
有画面であるプロジェクタ等に表示し、マウスなどのポ
インティングデバイスを用いて当該資料を指し示して説
明し、さらには、入力装置を介して当該資料を共同編集
するものである。電子会議出席者用の操作端末は、電子
ホワイトボードの操作用端末としての機能に加えて個人
のローカル端末として機能も有する。
【0003】電子ホワイトボードのような共用PCとし
て同時に複数の人が操作可能となる環境においては、当
該PCへの操作入力に関して何らかの排他制御を行っ
て、実際に当該PCを操作入力できる者を制限するよう
な制御が必要になる。これが操作権である。
【0004】共有画面上のアプリケーションを操作した
い者は、操作権を取得する必要があり、次に操作を希望
する者は前者から操作権を譲り受ける必要がある。ここ
で、電子ホワイトボードは、その上で不特定の参加者が
情報を説明したり、更新したりするという性質上、多く
の参加者が他の参加者を気にせずに操作しやすいように
設計する必要がある。この考えにたてば操作権はロック
せずに、誰もが簡単に横取りできることが望ましいと言
える。そこでプロトタイプとしてロックせずに操作権を
横取りできるようして研究した。ところが、一方で、操
作権保持者が何らかの連続的な操作を行なっていると判
断できる期間は、操作権の横取りを禁止しないと、横取
りによって操作に弊害をもたらすことも分かった。つま
り、操作権ロックは操作権保持者の操作中にだけ必要で
あり、操作が終わるとすみやかに操作権ロックが解除さ
れ、他のユーザが操作権を取り易くする必要があること
が分かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で説明し
た、操作権および操作権ロックを用いた電子会議システ
ムにおいては、操作権の設定により、会議の進行上必要
となる共有画面への操作入力の排他制御を行ない、操作
権ロックの設定により一連の操作処理が終了するまで他
の参加者からの操作権割り込み取得を制限でき、操作の
不意の中断がなくなる。この操作権ロックの設定は、操
作権保持者の操作中にだけ必要であり、操作が終わると
すみやかに操作権ロックの解除処理を実行する必要があ
る。
【0006】しかし、従来の電子会議システムにおける
共通画面の操作権制御の方式には以下のような使い勝手
上の問題があった。
【0007】第1の使い勝手上の問題点は、操作権ロッ
クの解除処理、操作権の解除処理の問題である。電子会
議の進行において、操作権を取得した端末が一連の操作
を終え、共有画面の操作をしなくなった場合には自主的
に操作権ロックを解除する必要がある。操作権解除処理
を忘れると、他の参加者が操作権を得ることができない
ため、参加者は別途、操作権ロックの解除を促す必要が
あり、会議の進行を妨げる事態を招いてしまう。
【0008】操作権ロック設定処理に対しても問題があ
った。操作権のロックは設定行為が必要である。設定行
為には一定の手間が必要となり、操作に不慣れな参加者
にとり不便である。設定行為をしない場合には操作権は
ロックされず他の参加者により割り込み取得されてしま
う。無条件に操作権をロックする運用にした場合も、操
作終了時、操作権ロック解除処理、操作権解除処理が必
要となり、上記操作権ロックの解除処理の問題が発生す
る。
【0009】第2の使い勝手上の問題点は、操作権を保
持している場合における、共有画面上での操作と、共有
画面領域以外の手元のローカルウィンドウ上での操作を
並行して行なう場合の問題である。つまり、共有画面領
域において操作権を保持して操作している場合に、共有
画面領域以外の手元のローカルウィンドウ上で操作する
ためポインタを共有画面領域外に移動させた場合の扱い
である。共有画面上での一連の処理が終了し、ローカル
ウィンドウ上にポインタを移動させる場合には、上記の
操作権ロックの解除処理の問題と同じ問題が発生する。
また、共有画面上での一連の操作は終了しておらず、一
時的にローカルウィンドウにアクセスする必要がある場
合には、操作権を保持しつづける必要がある。このよう
に多様なケースが想定される一方、操作権に関して各ケ
ースに応じた扱いを行なう必要がある。
【0010】第3の使い勝手上の問題点は、共有状態に
あるファイルを参加者端末上のローカルウィンドウへダ
ウンロードした場合のデータ内容の一貫性の問題であ
る。共有状態にあるファイルを参加者端末上のローカル
ウィンドウへダウンロードし、個人的に閲覧したい場合
がある。例えば、参加者が共有画面から遠くに位置して
いる場合や共有画面が十分大きくない場合には、一時的
に自参加者端末上の個人用モニタにおいて共有画面を表
示したい場合がある。従来技術の電子会議システムで
は、当初に登録されているファイルをダウンロードする
ことは可能であるが、当該ファイルが電子ホワイトボー
ドの共有画面上で内容が更新されつつある場合には、当
初のファイルをダウンロードしても共有画面上の内容と
はもはや異なったものである。内容が更新されている部
分こそが会議において新たに決められた事項や議論され
た部分であるので、当該更新部分を含まない当初ファイ
ルしかダウンロードできないことは使い勝手上の問題と
なる。
【0011】本発明の端末操作装置は、上記問題点に鑑
み、共有画面を利用する電子会議システムの運用におけ
る使い勝手を向上することを目的とする。操作権解除処
理の使い勝手、操作権ロック解除処理の使い勝手、操作
権ロック設定処理の使い勝手、共有画面領域から共有画
面領域外へのポインタ移動時の使い勝手、共有状態にあ
るファイルを参加者端末上のローカルウィンドウへダウ
ンロードした場合の使い勝手を向上した端末操作装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の操作権ロック解除
処理の使い勝手に関し、本発明の端末操作装置は、第2
の情報端末上で共有する処理対象に対する操作権取得を
要求した第1の情報処理端末に対して操作権を与える操
作権付与手段と、設定された操作権の移動を制限し、他
の第1の情報処理端末からの操作権取得要求を拒否する
操作権ロックを設定する操作権ロック設定手段と、前記
設定した操作権ロックを解除する操作権ロック解除手段
を備えた操作権の設定・付与を制御する操作権管理部と
を備えた第2の情報処理端末において、前記操作権ロッ
ク解除手段が、操作権を保持している第1の情報処理端
末の操作状態に応じてその操作権ロックを自動的に解除
する強制操作権ロック解除手段を備えたことを特徴とす
る。
【0013】また、操作権解除処理の使い勝手に関して
は、前記操作権解除手段が、操作権を保持している第1
の情報処理端末の操作状態に応じてその操作権を自動的
に解除する強制操作権解除手段を備えたことを特徴とす
る。
【0014】上記構成により、操作端末の操作状態に応
じて操作権ロックの自動解除処理、操作権の自動解除処
理が実行でき、使い勝手が向上する。例えば、操作端末
のマウス操作後(マウスボタンアップ)からn秒経過し
た場合のタイムアウト処理や、キー操作後(キーアッ
プ)からn秒経過した場合のタイムアウト処理や、マウ
スの移動速度が閾値以下に(遅く)なってからn秒経過し
た場合のタイムアウト処理などきめ細かな運用が可能と
なる。
【0015】上記操作権ロック設定処理の使い勝手に関
し、本発明の端末操作装置は、操作権ロック設定手段の
機能として、当該処理対象を登録した第1の情報処理端
末自身が当該処理対象に対する操作権を取得した場合、
操作権ロックを自動的に設定する強制操作権ロック設定
手段を備えたことを特徴とする。
【0016】上記構成により、自らが所有しているファ
イルに関して共有画面上で起動して操作している場合に
は、デフォルトとして操作権ロックが自動設定されるの
で操作権ロック処理の手間が省略でき、使い勝手が向上
する。
【0017】上記共有画面領域から共有画面領域外への
ポインタ移動時の使い勝手に関し、本発明の端末操作装
置は、操作権を有する第1の情報処理端末が、ポインタ
を前記表示部の共有画面の領域内から領域外へ移動させ
る操作を行なった場合に、ポインタの共有画面領域外へ
の移動を禁止する処理か、ポインタの共有画面領域外へ
の移動を認めると共に前記操作権を強制的に解除する処
理か、ポインタの共有画面領域外への移動を認めると共
に前記操作権ロックを強制的に解除する処理か、ポイン
タの共有画面領域外への移動を認めると共に前記操作権
ロックを設定したままとする処理のいずれかを選択でき
ることが好ましい。
【0018】上記構成により、共有画面領域から共有画
面領域外へのポインタ移動時の処理に関し、きめ細かな
設定ができ、使い勝手が向上する。
【0019】上記共有状態にあるファイルを参加者端末
上のローカルウィンドウへダウンロードした場合の使い
勝手に関し、本発明の端末操作装置は、参加者端末が共
有画面に表示されている処理対象を前記共有画面領域外
に設けられたローカルウィンドウにおいて起動する要求
を出した場合に、共有画面上において更新された内容を
反映した処理対象を送信する処理対象送信手段を備えた
ことを特徴とする。
【0020】上記構成により、共有状態にあるファイル
が共有画面上において更新された内容を反映した形でダ
ウンロードすることができ、使い勝手が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態にかかる
他端末操作装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0022】(実施形態1)本実施形態1の端末操作装
置は、操作権ロック解除処理の使い勝手を向上したもの
で、操作権ロック解除手段の機能として、操作権を保持
している情報処理端末の操作状態に応じてその操作権ロ
ックを自動的に解除する強制操作権ロック解除手段を備
えたものである。
【0023】本実施形態1にかかる他端末操作装置の全
体構成の概略と本装置による処理流れの全体像を図面を
参照しつつ説明する。
【0024】図1は、端末操作装置を実現したネットワ
ーク全体の構成の概略を示した図である。
【0025】図1において、1は、共有画面を表示する
表示部としての大型プロジェクタなどの共有画面表示装
置、2は、共有画面表示装置1を直接制御する端末であ
る被操作端末、3は、電子会議参加者が各自利用する操
作端末であり、3a,3bと複数存在しても良い。第1
の情報処理端末である操作端末3は通信機能が実装され
た通常構成のパーソナルコンピュータで良い。被操作端
末2と操作端末3は、ネットワーク5により接続されて
おり、操作端末3は後述する方法で共有画面上で被操作
端末2上にある処理対象について個別に操作権を獲得
し、付属のポインタ入力装置から当該処理対象制御が可
能である。なお、図1では、操作端末は3a,3bの2
つ図示したが、会議参加者の人数に応じて増減しても良
い。
【0026】図2は、本発明の第2の情報処理装置であ
る被操作端末2の構成の概略を示すブロック図である。
【0027】図2に示すように本実施形態1の被操作端
末2は、大別して共有画面表示装置1、制御部10、操
作権管理部20、記憶部30、通信インタフェース部4
0を備えている。なお、図示していないが、システム全
体の制御処理に必要なデバイス類は装備しているものと
する。
【0028】共有画面表示装置1は、ディスプレイ表示
装置であり、カラー陰極線管装置、液晶表示装置、プラ
ズマディスプレイ、プロジェクタ、電子白板などコンピ
ュータの表示装置として利用されるものであれば良い。
本実施形態1では、大型のプロジェクタとする。
【0029】制御部10は、マイクロプロセッサユニッ
トなどであり、装置各部の制御を行う部分である。表示
制御部11は、複数の処理対象を前記共有画面表示装置
1に表示制御する。各種アプリケーションのウィンドウ
表示の制御も可能である。操作入力制御部12は、操作
対象管理部22により特定された処理対象への操作入力
を受け付け、操作処理を制御する部分で、データの入
力、ポインティングデバイスのポイント情報などに基づ
いて処理対象の操作を制御する。処理対象登録部13
は、操作端末3から送信された共有に供する処理対象を
受け入れ、登録する部分である。処理対象送信部14
は、処理対象登録済みのファイルに対して操作端末3か
ら送信要求が出された場合に、通信インタフェースを介
して当該ファイルを送信する部分である。
【0030】操作権管理部20は、操作権の設定・管理
単位ごと個別に操作権の設定・付与を管理制御する。操
作権管理部20は、操作権を処理対象ごとに管理する操
作権管理テーブル21、操作権処理対象ごとに操作権を
設定する操作権設定部22、操作権処理対象ごとに設定
された操作権を解除する操作権解除部23、操作権処理
対象ごとに設定された操作権をロックする操作権ロック
設定部24、操作権処理対象ごとに設定された操作権ロ
ックを解除する操作権ロック解除部25、操作端末にお
いて所定の操作状態が発生しているか否かをモニタする
操作端末操作状態モニタ部26を備えている。
【0031】記憶部30は、メモリ、ハードディスクな
どの記憶媒体であり、揮発性不揮発性の別を問わない。
記憶部30には装置制御に必要なプログラム、データが
格納されており、制御部10によってアクセスされる。
【0032】通信インタフェース部40は、各端末装置
間のデータ通信を制御する部分であり、必要なハードウ
ェア、ドライバソフトを装備している。
【0033】図3は、本発明の第1の情報処理装置であ
る操作端末3の構成の概略を示すブロック図である。
【0034】図3に示すように本実施形態1の操作端末
3は、大別して表示装置60、入力部70、制御部8
0、記憶部90、通信インタフェース部100を備えて
いる。なお、図示していないが、システム全体の制御処
理に必要なデバイス類は装備しているものとする。
【0035】表示装置60は、ディスプレイ表示装置で
あり、操作端末利用者のローカル画面を表示する。カラ
ー陰極線管装置、液晶表示装置、プラズマディスプレイ
などコンピュータの表示装置として利用されるものであ
れば良い。
【0036】入力部70は、会議参加者である操作端末
利用者からの操作情報を入力する部分で、キーボードな
どのキー入力装置71、マウスなどのポインタ入力装置
22などを備えている。その他音声操作入力処理を持つ
マイクロフォン装置など入力操作ができる装置を持たせ
ることができる。
【0037】80は、マイクロプロセッサユニットから
なる装置各部の制御を行なう制御部であり、入力部70
からの操作情報を被操作端末2に送信するか、当該操作
端末自身のローカルな操作情報として扱うかを判定する
操作情報送信判定部81を備えている。
【0038】90は、メモリ、ハードディスクなどの記
憶装置からなる記憶部である。
【0039】100は、被操作端末2との間のデータ通
信を制御する通信インタフェース部である。
【0040】制御部80以外の部分は、被操作端末の構
成に同様部分があり、被操作端末の構成記述において説
明済みであるのでここでの説明は適宜省略する。以下、
制御部80に関して説明する。制御部80が備える操作
情報送信判定部81は、操作端末3で会議出席者が操作
したキーボード71やマウス72の入力情報を、被操作
端末2に送信するか、操作端末自身を操作するためのロ
ーカルな操作情報として扱うかを判定する。この判定方
法としては例えば、図4に示すように操作端末3の画面
110に、被操作端末2を操作する操作ウィンドウ12
0を表示しておき、この操作ウィンドウ120内にマウ
スポインタがあるときには被操作端末2にデータを送
り、操作ウィンドウ120外にマウスポインタがあると
きには操作端末自身を操作するためのローカルな操作情
報として扱うという処理をすれば、判定が可能である。
この操作ウィンドウ120は操作端末3の画面110の
一部として表示されるが、操作ウィンドウ120と共有
画面ウィンドウ130とが相似対応させておけば、マウ
スポインタをもって共有画面ウィンドウ130の全面を
操作することが可能となる。
【0041】操作権の設定は処理対象ごとに設定され、
各操作端末からの要求に応じて付与する。処理対象は、
例えば、共有画面ウィンドウ単位、アプリケーション単
位などがある。本実施形態1で説明する例では処理対象
が共有画面ウィンドウ単位で設定されているものとす
る。
【0042】次に、本発明の端末操作装置の操作権ロッ
ク解除処理を図5のフローチャートを参照しつつ詳しく
説明する。
【0043】今、操作端末3aを操作する参加者が共有
画面130の操作権を取得し、操作権ロックを設定した
とする(ステップS501)。操作端末3aの入力デバ
イスを利用して操作端末3の画面110上の操作ウィン
ドウ120への操作を介して共有画面130上のアプリ
ケーションを操作する(ステップS502)。
【0044】被操作端末2は操作端末3aから送信され
る操作情報に従って、共有画面130上の操作を実行す
る(ステップS503)。
【0045】一方、被操作端末2は、操作状態モニタ部
26により操作端末3の操作状態をモニタし(ステップ
S504)、所定の操作状態が検出されれば(ステップ
S505:Y)、操作権ロック解除部25により操作権
ロックを自動的に強制解除する(ステップS506)。
【0046】ここでモニタして検出する操作端末3aの
操作状態は運用により複数通り想定できる。モニタする
操作状態の第1の例としては、操作端末のマウス操作入
力(マウスボタンアップ)が途切れた後、n秒経過した
か否かである。一連の操作処理が終了した場合、マウス
イベントはなくなるので、一定時間(n秒間)操作がな
く放置された状態が続くと、一連の操作処理が終了した
とみなし、操作権ロック解除部25により操作権ロック
を自動的に強制解除する。
【0047】モニタする操作状態の第2の例としては、
操作端末のキー操作入力(キーアップ)が途切れた後、
n秒経過したか否かである。同様にキー入力が一定時間
(n秒間)がなく放置された状態が続くと、一連の操作
処理が終了したとみなし、操作権ロック解除部25によ
り操作権ロックを自動的に強制解除する。
【0048】モニタする操作状態の第3の例としては、
マウスの移動速度が閾値以下に(遅く)なってからn秒経
過したか否かである。第1の例の変形であるが、マウス
ボタンアップを起点とするのではなく、マウスの移動速
度が閾値以下になり、動きが停止に近くなると即座にn
秒間のカウントを始めるものである。
【0049】以上のように本実施形態1の端末操作装置
によれば、操作権ロック解除手段の機能として、操作権
を保持している情報処理端末の操作状態に応じてその操
作権ロックを自動的に解除する強制操作権ロック解除手
段を備え、操作権ロック解除処理に関する使い勝手が向
上する。
【0050】(実施形態2)本実施形態2の端末操作装
置は、操作権解除処理の使い勝手に関し、操作権解除手
段が、操作権を保持している第1の情報処理端末の操作
状態に応じてその操作権を自動的に解除する強制操作権
解除手段を備えたことを特徴とする。
【0051】本実施形態1の端末操作装置は、被操作端
末2の構成、操作端末3の構成、ネットワーク全体の構
成については実施形態1に示したものと同様で良く、こ
こでの説明は適宜省略する。
【0052】本実施形態2では、図2に示した操作権管
理部20の操作権解除部23の働きが異なっている。操
作権管理部20の操作権解除部23の操作権解除処理を
図6のフローチャートに示す。
【0053】今、操作端末3aを操作する参加者が共有
画面130に関する操作権を取得したとする(ステップ
S601)。この際併せて操作権ロックを設定しても良
い。操作端末3の入力デバイスを利用して操作端末3a
の画面110上に表示されている操作ウィンドウ120
への操作を介して共有画面130上のアプリケーション
を操作する(ステップS602)。被操作端末2は操作
端末3から送信される操作情報に従って、共有画面13
0上の操作を実行する(ステップS603)。
【0054】一方、被操作端末2は、操作状態モニタ部
26により操作端末3の操作状態をモニタし(ステップ
S604)、所定の操作状態が検出されれば(ステップ
S605:Y)、操作権解除部23により操作権を自動
的に強制解除する(ステップS606)。
【0055】ここでモニタして検出する操作端末3aの
操作状態については、実施形態1に示したものと同様、
操作端末のマウス操作入力(マウスボタンアップ)が途
切れた後、n秒経過したか否か、操作端末のキー操作入
力(キーアップ)が途切れた後、n秒経過したか否か、
マウスの移動速度が閾値以下に(遅く)なってからn秒経
過したか否かなどが挙げられる。
【0056】以上のように本実施形態2の端末操作装置
によれば、操作権解除手段の機能として、操作権を保持
している情報処理端末の操作状態に応じてその操作権を
自動的に解除する強制操作権解除手段を備え、操作権ロ
ック解除処理に関する使い勝手が向上する。
【0057】(実施形態3)本実施形態3の端末操作装
置は、操作権ロック設定処理の使い勝手に関し、本発明
の端末操作装置は、操作権ロック設定手段の機能とし
て、当該処理対象を登録した第1の情報処理端末自身が
当該処理対象に対する操作権を取得した場合、操作権ロ
ックを自動的に設定する強制操作権ロック設定手段を備
えたものである。
【0058】本実施形態3の端末操作装置は、被操作端
末2の構成、操作端末3の構成、ネットワーク全体の構
成については実施形態1に示したものと同様で良く、こ
こでの説明は適宜省略する。
【0059】本実施形態3では、図2に示した操作権管
理部20の操作権ロック設定部24の働きが異なってい
る。操作権ロック設定部24は強制操作権ロック設定手
段を備えている。操作権ロック設定処理を図7のフロー
チャートに示す。
【0060】今、操作端末3aを操作する参加者が、操
作端末3a上に所有するファイルAを被操作端末2に送
信し、操作端末2の処理対象登録手段13により登録す
る(ステップS701)。これによりファイルAが共有
に供され、電子会議において共有画面130上において
共有利用され得る。電子会議において、操作端末3aを
操作する参加者が共有画面上130に当該ファイルAを
起動する(ステップS702)。操作権ロック設定部2
4は、ファイルAを登録した所有者が自身が、当該ファ
イルの起動された共有画面130の操作権を取得したか
否かをモニタしており(ステップS703)、操作端末
3aを操作する参加者が操作権を取得したことを検知と
すると(ステップS703:Y)、操作権ロックを自動
的に強制設定する(ステップS704)。
【0061】本実施形態3の端末操作装置によれば、操
作権ロック設定処理の使い勝手に関し、操作権ロック設
定手段の機能として、当該処理対象を登録した第1の情
報処理端末自身が当該処理対象に対する操作権を取得し
た場合、操作権ロックを自動的に設定することが可能と
なる。
【0062】(実施形態4)本実施形態4の端末操作装
置は、共有画面領域から共有画面領域外へのポインタ移
動時の使い勝手に関し、操作権を有する第1の情報処理
端末が、ポインタを前記表示部の共有画面の領域内から
領域外へ移動させる操作を行なった場合に、ポインタの
共有画面領域外への移動を禁止する処理か、ポインタの
共有画面領域外への移動を認めると共に前記操作権を強
制的に解除する処理か、ポインタの共有画面領域外への
移動を認めると共に前記操作権ロックを強制的に解除す
る処理か、ポインタの共有画面領域外への移動を認める
と共に前記操作権ロックを設定したままとする処理のい
ずれかを選択するものである。
【0063】本実施形態4の端末操作装置は、被操作端
末2の構成、操作端末3の構成、ネットワーク全体の構
成については実施形態1に示したものと同様で良く、こ
こでの説明は適宜省略する。
【0064】本実施形態4では、図2に示した制御部1
0の操作入力制御部12の働きが異なっている。操作入
力制御部12は、操作端末3からのポインタ操作に関
し、図4に示す共有画面の操作領域内120から領域外
へ移動させる操作を行なった場合の制御が異なってい
る。操作入力制御部12は、共有画面領域外移動制御・
選択手段を保持しており、以下に示す第1から第4の制
御のいずれかを設定により選択できる。
【0065】第1の制御は、ポインタの共有画面操作領
域120外への移動を禁止する処理である。つまり、共
有画面130について操作権を保持しているポインタ
は、操作権を保持する限り、図4の共有画面操作領域1
20の範囲内のみで移動を可能とし、領域外に退出させ
ない処理である。ポインタは共有画面の領域境界に当た
ると、壁に遮られるが如く、ポインタの領域外方向への
移動が制止される。
【0066】第2の制御は、ポインタの共有画面領域外
への移動を認めると共に前記操作権を強制的に解除する
処理である。つまり、共有画面130について操作権を
保持しているポインタは、領域外に退出することは可能
であるが、その際に保持している操作権を自動的に強制
解除される。共有画面操作領域120から退出すること
は、共有画面への操作が終了したとみなす制御である。
【0067】第3の制御は、ポインタの共有画面領域外
への移動を認めると共に前記操作権ロックを強制的に解
除する処理である。つまり、共有画面130について操
作権を保持しているポインタは、領域外に退出すること
は可能であるが、その際に設定されている操作権ロック
を自動的に強制解除される。共有画面操作領域120か
ら退出することは、共有画面130への一連の処理が取
り敢えず終了したとして他の操作端末から操作権取得要
求があれば操作権を受け渡すが、操作権ロックの解除の
みとし、操作権自体はそのまま維持するものである。そ
の後会議が進行し、再び同じ参加者が操作を実行する可
能性が高いと見るわけである。キャッシュメモリでのキ
ャッシング規則などに見られるLRU(Least Recent Us
ed)制御と同様の考え方である。
【0068】第4の制御は、ポインタの共有画面領域外
への移動を認めると共に前記操作権ロックを設定したま
まとする処理である。つまり、共有画面130について
操作権を保持しているポインタは、自ら操作権を解除し
ない限り、共有画面操作領域120外に退出することは
一時的なものであり、ローカルウィンドウの操作後、続
けて共有画面130に対する処理を実行する意思あるも
のとみなす運用である。
【0069】操作入力制御部12は、共有画面領域外移
動制御・選択手段により、以上の第1から第4の制御の
いずれかを選択することができる。ここで、第4の制御
を選択する場合には、ローカルウィンドウを操作してい
るユーザが、操作権をロックしたまま電子会議システム
アプリケーションから抜け出てしまうと、残された他の
参加者の誰も操作権を取得できなくなるという不都合が
生じる。そこで、第4の制御では、共有画面領域外へポ
インタを退出させた操作権保持者によるアプリケーショ
ン終了処理を禁止するか、アプリケーション終了処理を
実行した場合には操作権の強制解除または操作権ロック
の強制解除処理を行なう必要がある。
【0070】以上の構成、処理により、本実施形態4の
端末操作装置によれば、共有画面領域から共有画面領域
外へのポインタ移動時の使い勝手が向上する。
【0071】(実施形態5)本実施形態5の端末操作装
置は、共有状態にあるファイルを参加者端末上のローカ
ルウィンドウへダウンロードした場合の使い勝手に関
し、参加者端末が共有画面に表示されている処理対象を
前記共有画面領域外に設けられたローカルウィンドウに
おいて起動する要求を出した場合に、共有画面上におい
て更新された内容を反映した処理対象を送信する処理対
象送信手段を備えている。
【0072】本実施形態5の端末操作装置は、被操作端
末2の構成、操作端末3の構成、ネットワーク全体の構
成については実施形態1に示したものと同様で良く、こ
こでの説明は適宜省略する。
【0073】本実施形態5では、図2に示した制御部1
0の処理対象送信部14の働きが異なっている。処理対
象送信部14は、操作端末3からの処理対象登録済みの
ファイルの送信要求に応じたファイル送信処理が異なっ
ている。
【0074】処理対象送信部14のファイル送信処理を
図8のフローチャートに示す。
【0075】今、操作端末3aを操作する参加者が、操
作端末3a上に所有するファイルAを被操作端末2に送
信し、操作端末2の処理対象登録手段13により登録す
る(ステップS801)。これによりファイルAが共有
に供され、電子会議において共有画面130上において
共有利用され得る。電子会議において当該ファイルAが
共有画面上130において起動されたとする(ステップ
S802)。電子会議が進行し、当該ファイルAが共有
画面130上で操作され、内容が更新され、ファイル
A’となったものとする。(ステップS803)。ある
操作端末3bが被操作端末2に対してファイルAの送信
要求を出したとする(ステップS804)。処理対象送
信部14は処理対象登録済みのファイルAではなく、現
在共有画面130上で更新されている状態のファイル
A’を送信する(ステップS805)。
【0076】上記構成により、共有状態にあるファイル
が共有画面上において更新された内容を反映した形でダ
ウンロードすることができ、使い勝手が向上する。ここ
で、処理対象送信手段が、更新箇所に対して特定書式を
付すことも可能である。例えば、当初のファイルAが電
子ホワイトボードで共有されて以後に追記された箇所に
赤色の書式を付す、下線を引く、枠付きにするなど書式
を付すなどである。この処理によれば、会議の途中から
参加した者がファイルA’を一度ダウンロードすれば電
子会議の進行状況を一目で把握することができ、さらに
使い勝手が向上する。
【0077】(実施形態6)本発明にかかる他端末操作
装置は、上記に説明した構成を実現する処理ステップを
記述したプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して提供することにより、各種コンピュータ
を用いて構築することができる。本発明にかかる他端末
操作装置を実現する処理ステップを備えたプログラムを
記録した記録媒体は、図9に図示した記録媒体の例に示
すように、CD−ROM902やフレキシブルディスク
903等の可搬型記録媒体901だけでなく、ネットワ
ーク上にある記録装置内の記録媒体900や、コンピュ
ータのハードディスクやRAM等の記録媒体905のい
ずれであっても良く、プログラム実行時には、プログラ
ムはコンピュータ904上にローディングされ、主メモ
リ上で実行される。
【0078】
【発明の効果】本発明の端末操作装置によれば、操作端
末の操作状態に応じて操作権ロックの自動解除処理、操
作権の自動解除処理が実行でき、使い勝手が向上する。
【0079】本発明の端末操作装置によれば、自らが所
有しているファイルに関して共有画面上で起動して操作
している場合には、デフォルトとして操作権ロックが自
動設定されるので操作権ロック処理の手間が省略でき、
使い勝手が向上する。
【0080】本発明の端末操作装置によれば、共有画面
領域から共有画面領域外へのポインタ移動時の処理に関
し、きめ細かな設定ができ、使い勝手が向上する。
【0081】また、本発明の端末操作装置によれば、共
有状態にあるファイルが共有画面上において更新された
内容を反映した形でダウンロードすることができ、使い
勝手が向上する。処理対象送信手段が、更新された内容
に対して特定書式を付すことができれば、共有画面上で
更新された状況が一目で把握することができ、さらに使
い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の端末操作装置を実現し
たネットワーク全体の構成の概略を示した図
【図2】 本発明の実施形態1の被操作端末2の構成の
概略を示すブロック図
【図3】 本発明の実施形態1の操作端末3の構成の概
略を示すブロック図
【図4】 本発明の実施形態1の操作端末3の表示画面
例を示す図
【図5】 本発明の実施形態1の操作権管理部20の操
作権ロック解除部25の操作権ロック解除処理を示すフ
ローチャート
【図6】 本発明の実施形態2の操作権管理部20の操
作権解除部23の操作権解除処理を示すフローチャート
【図7】 本発明の実施形態3の操作権管理部20の操
作権ロック設定部24の操作権ロック設定処理を示すフ
ローチャート
【図8】 本発明の実施形態5の処理対象送信部14の
ファイル送信処理を示すフローチャート
【図9】 本発明の実施形態6の記録媒体の例
【符号の説明】
1,1a,1b 共有画面表示装置 2,2a,2b 被操作端末 3,3a,3b 操作端末 5 ネットワーク 10,80 制御部 11 表示制御部 12 操作入力制御部 13 処理対象登録部 14 処理対象送信部 20 操作権管理部 21 操作権管理テーブル 22 操作権設定部 23 操作権解除部 24 操作権ロック設定部 25 操作権ロック解除部 26 操作端末操作状態モニタ部 30,90 記憶部 40,100 通信インタフェース部 50,70 入力部 51,71 キー入力装置 52,72 ポインタ入力装置 60 表示装置 81 操作情報送信判定部 110 操作端末3の画面 120 操作ウィンドウ 130 共有画面ウィンドウ 900 回線先のハードディスク等の記録媒体 901 CD−ROMやフレキシブルディスク等の可搬
型記録媒体 902 CD−ROM 903 フレキシブルディスク 904 コンピュータ 905 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の
記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 和雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B085 BE07 BG07 CC02 CE03 5B089 GA21 HA05 JA18 KA01 KB04 LB04 LB07 LB14 5E501 AA02 BA05 CA02 CA10 CB09 5K030 GA17 GA18 LD08 9A001 DD10 DD11 HH34 JJ23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報処理端末が通信路を介して接
    続された状態で、参加者が使用する第1の情報処理端末
    の入出力装置を用いて共有画面を有する第2の情報処理
    端末を操作する端末操作装置であって、 第2の情報端末上で共有する処理対象に対する操作権取
    得を要求した第1の情報処理端末に対して操作権を与え
    る操作権付与手段と、設定された操作権の移動を制限
    し、他の第1の情報処理端末からの操作権取得要求を拒
    否する操作権ロックを設定する操作権ロック設定手段
    と、前記設定した操作権ロックを解除する操作権ロック
    解除手段を備えた操作権の設定・付与を制御する操作権
    管理部とを備えた第2の情報処理端末において、 前記操作権ロック解除手段が、操作権を保持している第
    1の情報処理端末の操作状態に応じてその操作権ロック
    を自動的に解除する強制操作権ロック解除手段を備えた
    ことを特徴とする端末操作装置。
  2. 【請求項2】 複数の情報処理端末が通信路を介して接
    続された状態で、参加者が使用する第1の情報処理端末
    の入出力装置を用いて共有画面を有する第2の情報処理
    端末を操作する端末操作装置であって、 第2の情報端末上で共有する処理対象に対する操作権取
    得を要求した第1の情報処理端末に対して操作権を与え
    る操作権付与手段と設定した操作権を解除する操作権解
    除手段を備えた操作権の設定・付与を制御する操作権管
    理部とを備えた第2の情報処理端末において、 前記操作権解除手段が、操作権を保持している第1の情
    報処理端末の操作状態に応じてその操作権を自動的に解
    除する強制操作権解除手段を備えたことを特徴とする端
    末操作装置。
  3. 【請求項3】 共有画面を含む表示画面を表示する表示
    部と、 前記第1の情報処理端末から処理対象を受け入れる処理
    対象登録手段と、 前記処理対象登録手段から選ばれた処理対象を前記共有
    表示部に表示制御する表示制御部を備え、 前記操作権を有する第1の情報処理端末が、ポインタを
    前記表示部の共有画面の領域内から領域外へ移動させる
    操作を行なった場合に、 前記ポインタの共有画面領域外への移動を禁止する処理
    か、 前記ポインタの共有画面領域外への移動を認めると共に
    前記操作権を強制的に解除する処理か、 前記ポインタの共有画面領域外への移動を認めると共に
    前記操作権ロックを強制的に解除する処理か、 前記ポインタの共有画面領域外への移動を認めると共に
    前記操作権ロックを設定したままとする処理のいずれか
    を選択できる請求項1または2のいずれかに記載の端末
    操作装置。
  4. 【請求項4】 複数の情報処理端末が通信路を介して接
    続された状態で、参加者が使用する第1の情報処理端末
    の入出力装置を用いて共有画面を有する第2の情報処理
    端末を操作する端末操作装置であって、 第2の情報端末上で共有する処理対象に対する操作権取
    得を要求した第1の情報処理端末に対して操作権を与え
    る操作権付与手段と、設定された操作権の移動を制限
    し、他の第1の情報処理端末からの操作権取得要求を拒
    否する操作権ロックを設定する操作権ロック設定手段
    と、前記設定した操作権ロックを解除する操作権ロック
    解除手段を備えた操作権の設定・付与を制御する操作権
    管理部とを備えた第2の情報処理端末において、 前記操作権ロック設定手段が、当該処理対象を登録した
    第1の情報処理端末自身が当該処理対象に対する操作権
    を取得した場合、操作権ロックを自動的に設定する強制
    操作権ロック設定手段を備えたことを特徴とする端末操
    作装置。
  5. 【請求項5】 複数の情報処理端末が通信路を介して接
    続された状態で、参加者が使用する第1の情報処理端末
    の入出力装置を用いて共有画面を有する第2の情報処理
    端末を操作する端末操作装置であって、 共有画面を含む表示画面を表示する表示部と、 前記第1の情報処理端末から処理対象を受け入れる処理
    対象登録手段と、 前記処理対象登録手段から選ばれた処理対象を前記共有
    表示部に表示制御する表示制御部と、 前記処理対象に対する操作権取得を要求した第1の情報
    処理端末に対して操作権を与える操作権付与手段と、設
    定された操作権の移動を制限し、他の第1の情報処理端
    末からの操作権取得要求を拒否する操作権ロックを設定
    する操作権ロック設定手段と、前記設定した操作権ロッ
    クを解除する操作権ロック解除手段を備えた操作権の設
    定・付与を制御する操作権管理部とを備えた第2の情報
    処理端末において、 前記第1の情報処理端末が前記共有画面に表示されてい
    る処理対象を前記共有画面領域外に設けられたローカル
    ウィンドウ上にダウンロードする要求を出した場合に、
    前記第2の情報処理端末が共有画面上において更新され
    た内容を反映した処理対象を前記第1の情報処理端末に
    送信する処理対象送信手段を備えたことを特徴とする端
    末操作装置。
  6. 【請求項6】 複数の情報処理端末が通信路を介して接
    続された状態で、参加者が使用する第1の情報処理端末
    の入出力装置を用いて共有画面を有する第2の情報処理
    端末を操作する端末操作装置を実現する処理プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 第2の情報処理端末の処理ステップとして、 第2の情報端末上で共有する処理対象に対する操作権取
    得を要求した第1の情報処理端末に対して操作権を与え
    る操作権付与処理ステップと、設定された操作権の移動
    を制限し、他の第1の情報処理端末からの操作権取得要
    求を拒否する操作権ロックを設定する操作権ロック設定
    処理ステップと、前記設定した操作権ロックを解除する
    操作権ロック解除処理ステップを備えた操作権の設定・
    付与を制御する操作権管理処理ステップを備え、 前記操作権ロック解除処理ステップが、操作権を保持し
    ている第1の情報処理端末の操作状態に応じてその操作
    権ロックを自動的に解除する強制操作権ロック解除処理
    ステップを備えたことを特徴とする記録媒体。
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