JPH09231047A - 画面共有システムおよびその共有カーソル制御方法 - Google Patents

画面共有システムおよびその共有カーソル制御方法

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JPH09231047A
JPH09231047A JP8055409A JP5540996A JPH09231047A JP H09231047 A JPH09231047 A JP H09231047A JP 8055409 A JP8055409 A JP 8055409A JP 5540996 A JP5540996 A JP 5540996A JP H09231047 A JPH09231047 A JP H09231047A
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Eiichiro Kitagawa
英一郎 北川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ側とクライアント側双方で快適なカー
ソル制御を行うことができる画面共有システムおよびそ
の共有カーソル制御方法を提供する。 【解決手段】 画面共有システムのROM102には、
共有カーソル制御権付与手段1、共有カーソル制御権剥
奪手段2、サーバ入力イベント待ち時間設定手段3、共
有カーソル制御権管理手段4および入力イベント処理手
段5を実行するプログラムが格納される。共有カーソル
制御権管理手段4に対し現在サーバ側が制御権を有する
か否かを問い合わせ、サーバ側が制御権を有する場合で
発生したイベントがサーバ側の入力イベントである場
合、入力イベント処理手段5は入力イベントに対しサー
バ側の入力イベントとして再生を行う。サーバ側の入力
イベントでない場合、入力イベントがタイマ割り込みイ
ベントであるか否かを調べる。つまり、サーバ側で入力
イベントが発生しなくなってから設定された待ち時間が
過ぎたか否かを調べる。待ち時間が過ぎている場合、共
有カーソル制御権管理手段4に対しクライアント側へ共
有カーソルの制御権を付与することを要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面共有システム
およびその共有カーソル制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】専用テレビ会議端末やパーソナルコンピ
ュータを、LAN(ローカルエリアネットワーク)、I
SDN(サービス統合ディジタル網)、電話回線等の通
信回線に接続し、音声、映像、データといった様々なメ
ディアを転送することにより遠隔地間で会議を行うテレ
ビ会議システムが普及している。
【0003】このようなテレビ会議システムには、通信
を行っている一方の画面上の領域を、他方の画面上に表
示することにより、特定の画面領域を共有した共同作業
が可能な画面共有システムがある(以下、共有する画面
領域を提供する側をサーバ側、共有する画面領域が提供
される側をクライアント側という)。
【0004】従来の画面共有システムは、通常、サーバ
側で指定された共有領域をクライアント側に表示する
際、クライアント側の画面上に共有領域用のウィンドウ
(以下、共有領域ウィンドウという)を開き、共有領域
ウィンドウ上にサーバ側の画面イメージを表示してい
た。
【0005】また、従来の画面共有システムでは、サー
バ側の共有領域に表示されたアプリケーション等をクラ
イアント側で操作するために、クライアント側に表示さ
れた共有領域ウィンドウに対する入力イベント情報をサ
ーバ側に転送し、転送された入力イベント情報をサーバ
側で共有領域に対するイベントとして再生することによ
り共同作業を行っていた。
【0006】このような従来の画面共有システムでは、
サーバ側における入力イベント情報を再生する際、例え
ば入力イベント情報がマウスカーソルの移動情報であっ
た場合、入力イベント情報により通知されたクライアン
ト側のマウスカーソルの移動に合わせてサーバ側のカー
ソルが共有領域内をサーバ側のマウス操作とは無関係に
移動していた。
【0007】また、他の従来の画面共有システムでは、
サーバ側にクライアント側からの入力を禁止するボタン
を設け、サーバ側のユーザがそのボタンをオン/オフす
ることによりクライアント側からの入力イベント情報の
禁止/許可を設定するようにされていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の前者の場合、先にマウスを操作した側が有効にな
る、いわゆる早いもの勝ち方式であったので、サーバ側
でマウス操作がほんの一瞬中断された場合でも、そのと
きにクライアント側でカーソルが移動されたりボタンが
押されると、サーバ側のユーザの意思とは関係なく、共
有カーソルつまりサーバ側のカーソルの制御権がクライ
アント側に移ってしまい、サーバ側の作業の妨げとなっ
てしまう。
【0009】上記従来の後者の場合、クライアント側に
制御権を渡すか渡さないかをユーザの操作で選択しなけ
ればならず、サーバ側で操作を開始する度にクライアン
ト側から共有カーソルの制御権を剥奪し、また、サーバ
側で操作が終了する度にクライアント側に共有カーソル
の制御権を付与する操作をユーザが行わなければなら
ず、手間がかかるという問題があった。
【0010】そこで、本発明は、共有カーソルの制御権
をサーバ側に優先的に与え、サーバ側からはいつでも共
有カーソルを制御可能とし、かつサーバ側で共有カーソ
ルの操作を行わないときには、クライアント側に共有カ
ーソルの制御権を付与するタイミングをサーバ側で自動
制御することにより、サーバ側とクライアント側双方で
快適なカーソル制御を行うことができる画面共有システ
ムおよびその共有カーソル制御方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る画面共有システムは、通信
回線を介してサーバ側の少なくとも一部の画面情報をク
ライアント側に転送し、該転送された画面情報を前記ク
ライアント側の画面上に共有画面として表示し、該クラ
イアント側で前記共有画面に対して発生した入力イベン
ト情報を前記サーバ側に転送し、該転送された入力イベ
ント情報を前記サーバ側の入力イベント情報として再生
することにより、前記サーバ側の画面およびカーソルを
共有画面および共有カーソルとして使用する共同作業が
可能なクライアント・サーバ方式の画面共有システムに
おいて、前記共有カーソルの制御権を前記クライアント
側に付与したり、該クライアント側から剥奪する共有カ
ーソル制御権管理手段と、前記共有カーソルの制御権が
前記サーバ側にあるとき、該サーバ側で入力イベント情
報が発生しなくなってから所定時間が経過した場合、前
記共有カーソル制御権管理手段により前記共有カーソル
の制御権を前記クライアント側に付与することを要求す
る共有カーソル制御権付与手段と、前記共有カーソルの
制御権が前記サーバ側にあるとき、前記クライアント側
から送られてくる前記共有画面に対する入力イベント情
報を該サーバ側で無視する入力イベント処理手段とを備
えたことを特徴とする。
【0012】請求項2に係る画面共有システムは、請求
項1に係る画面共有システムにおいて前記サーバ側で入
力イベント情報が発生しなくなってから前記共有カーソ
ル制御権付与手段により前記クライアント側に前記共有
カーソルの制御権の付与が要求されるまでの時間を設定
する待ち時間設定手段を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項3に係る画面共有システムは、請求
項1に係る画面共有システムにおいて前記共有カーソル
の制御権が前記クライアント側にあるとき、前記サーバ
側の入力イベント情報が検出される場合、前記共有カー
ソル制御権管理手段により前記共有カーソルの制御権を
前記クライアント側から剥奪することを要求する共有カ
ーソル制御権剥奪手段を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項4に係る画面共有システムの共有カ
ーソル制御方法は、通信回線を介してサーバ側の少なく
とも一部の画面情報をクライアント側に転送し、該転送
された画面情報を前記クライアント側の画面上に共有画
面として表示し、該クライアント側で前記共有画面に対
して発生した入力イベント情報を前記サーバ側に転送
し、該転送された入力イベント情報を前記サーバ側の入
力イベント情報として再生することにより、前記サーバ
側の画面およびカーソルを共有画面および共有カーソル
として使用する共同作業が可能なクライアント・サーバ
方式の画面共有システムの共有カーソル制御方法におい
て、前記共有カーソルの制御権が前記サーバ側にあると
き、該サーバ側で入力イベント情報が発生しなくなって
から所定時間が経過した場合、前記共有カーソルの制御
権を前記クライアント側に付与し、前記共有カーソルの
制御権が前記サーバ側にあるとき、前記クライアント側
から送られてくる前記共有画面に対する入力イベント情
報を該サーバ側で無視することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の画面共有システムおよび
その共有カーソル制御方法の実施の形態について説明す
る。図1は実施の形態における画面共有システムの構成
を示すブロック図である。本実施の形態におけるサーバ
側およびクライアント側の画面共有システムは、それぞ
れCPU101、ROM102、RAM103、入力部
104、出力部105および通信制御部106を有す
る。
【0016】CPU101は、ROM102に格納され
た様々なプログラムを実行し、画面共有システム全体の
制御を行う。
【0017】ROM102は、本発明の共有カーソル制
御権付与手段1、共有カーソル制御権剥奪手段2、サー
バ入力イベント待ち時間設定手段3、共有カーソル制御
権管理手段4および入力イベント処理手段5を実行する
プログラムと、その他の画面共有システムを構成するた
めに必要な従来の処理を行うプログラムとを格納する。
【0018】RAM103は、CPU101の作業領域
およびROM102に格納されている様々なプログラム
により使用されるデータ等を格納する格納領域として使
用される。
【0019】入力部104は、マウス、キーボード、ラ
イトペン等の入力装置を具備し、画面共有システムを制
御または使用するために必要な様々なデータを入力す
る。
【0020】出力部105は、CRTモニタ等の出力装
置を具備し、画面共有システムで共有する共有画面や共
有領域ウィンドウを表示する。
【0021】通信制御部106は、LAN、ISDN、
電話回線等の通信回線に接続され、通信回線の規定にし
たがった回線制御を行うことによりサーバ側の画面共有
システムとクライアント側の画面共有システムとを接続
し、画面共有システム間で画面情報や入力イベント情報
を転送する。
【0022】また、ROM102において、共有カーソ
ル制御権付与手段1は、サーバ側が共有カーソルの制御
権を有している場合、サーバ側の入力イベントが発生し
なくなってからの時間を計測し、サーバ入力イベント待
ち時間設定手段3により設定された待ち時間と比較する
ことにより、クライアント側に共有カーソルの制御権を
付与するタイミングを管理する。
【0023】共有カーソル制御権剥奪手段2は、サーバ
側が共有カーソルの制御権を有していない場合、サーバ
側の出力部105に表示された共有領域ウィンドウに対
して発生した入力部104からの入力イベントを監視
し、クライアント側から共有カーソルの制御権を剥奪す
るタイミングを管理する。
【0024】共有カーソル制御権管理手段4は、共有カ
ーソル制御権付与手段1または共有カーソル制御権剥奪
手段2からの要求により、クライアント側に共有カーソ
ルの制御権を付与、またはクライアント側から共有カー
ソルの制御権を剥奪し、通信制御部106によりクライ
アント側に制御権の変更を通知すると共に、現在サーバ
側が共有カーソルの制御権を有するかどうかをRAM1
03に記憶し、共有カーソル制御権付与手段1、共有カ
ーソル制御権剥奪手段2および後述する入力イベント処
理手段5からの問い合わせに対し、サーバ側が共有カー
ソルの制御権を有するかどうかを返答する。
【0025】入力イベント処理手段5は、サーバ側にお
いて入力部104により発生した共有領域ウィンドウに
対する入力イベントを処理し、さらにクライアント側に
制御権がある場合に通信制御部106から受信した共有
領域ウィンドウに対するクライアント側の入力イベント
を処理する。
【0026】図2は画面共有システムにおいてサーバ側
およびクライアント側で画面の共有が開始された直後の
初期動作を示すフローチャートである。まず、ROM1
02に予め記憶されているデフォルトのサーバ入力イベ
ント待ち時間を読み取り、RAM103に記憶する(ス
テップS201)。サーバ入力イベントが発生しなくな
ってからの時間を計測し待ち時間が過ぎたときにタイマ
イベントを発生させるためのタイマをスタートさせ(ス
テップS202)、処理を終了する。
【0027】図3は画面共有システムにおける共有カー
ソル制御のためサーバ入力イベント待ち時間の登録処理
手順を示すフローチャートである。この処理は、例えば
画面共有システムのメニューなどからサーバ入力イベン
ト待ち時間を設定するためのメニューが選択された場合
に起動する。
【0028】クライアント側に共有カーソルの制御権を
付与するまでのサーバ入力イベント待ち時間を登録する
ためのダイアログボックスなどを出力部105に表示
し、入力部104を介してユーザからの入力を受け、登
録されたサーバ入力イベント待ち時間をRAM103に
記憶する(ステップS211)。サーバ入力イベントが
発生しない間の時間を計測し待ち時間を過ぎたときにタ
イマイベントを発生させるためのタイマをスタートさせ
(ステップS212)、処理を終了する。
【0029】図4は画面共有システムのサーバ側におけ
るイベント処理手順を示すフローチャートである。この
処理は、タイマがスタートした後、サーバ側において出
力部105に表示された共有領域ウィンドウに対して入
力部104からの入力による入力イベント(例えば、マ
ウスカーソルの移動イベント、マウスボタンの押下イベ
ント、キーボード入力イベントなど)が発生した場合、
もしくは通信制御部106からクライアント側からの共
有領域に対する入力イベントを受信した場合、もしくは
タイマ割り込みイベントが発生した場合に起動する。
【0030】共有カーソル制御権管理手段4に対し現在
サーバ側が制御権を有するか否かを問い合わせ(ステッ
プS301)、サーバ側が制御権を有する場合にはステ
ップS302、制御権を有していない場合にはステップ
S308に進む。
【0031】ステップS302では、発生したイベント
がサーバ側の入力イベントであるか否かを調べ、サーバ
側の入力イベントである場合、ステップS303に進
み、サーバ側の入力イベントでない場合、ステップS3
05に進む。
【0032】ステップS303では、入力イベント処理
手段5は入力イベントに対しサーバ側の入力イベントと
して再生を行い(例えば、マウスカーソルを移動する、
あるいはアプリケーションにマウスクリックイベントを
渡すなど)、処理結果が出力部105に表示される。タ
イマのカウント値を「0」にクリアしてタイマを再スタ
ートさせる(ステップS304)。
【0033】一方、ステップS305では、入力イベン
トがタイマ割り込みイベントであるか否かを調べる。つ
まり、サーバ側で入力イベントが発生しなくなってから
設定された待ち時間が過ぎたか否かを調べる。待ち時間
が過ぎていればステップS306に進み、過ぎていなけ
れば処理を終了する。
【0034】ステップS306では、サーバ入力イベン
トの待ち時間を計測しているタイマをストップさせる。
共有カーソル制御権管理手段4に対しクライアント側へ
共有カーソルの制御権を付与することを要求し(ステッ
プS307)、処理を終了する。
【0035】一方、ステップS308では、発生したイ
ベントがクライアント側からの入力イベントであるか否
かを調べ、クライアント側の入力イベントであればステ
ップS309に進み、クライアント側からの入力イベン
トでなければステップS310に進む。
【0036】ステップS309では、入力イベント処理
手段5は入力イベントに対しサーバ側の入力イベントと
して再生を行い(例えば、マウスカーソルを移動する、
アプリケーションにマウスクリックイベントを渡すな
ど)、処理結果は出力部105に表示され、処理を終了
する。
【0037】ステップS310では、イベントがサーバ
側からの入力イベントであるか否かを調べ、サーバ側か
らの入力イベントであれば、ステップS311に進み、
サーバ側からの入力イベントでなければ処理を終了す
る。
【0038】ステップS311では、共有カーソル制御
権剥奪手段2は共有カーソル制御権管理手段4に対して
クライアント側から共有カーソルの制御権を剥奪するこ
とを要求する。
【0039】入力イベント処理手段5は、サーバ側から
の入力イベントを再生を行い(例えば、マウスカーソル
を移動する、アプリケーションにマウスクリックイベン
トを渡すなど)、処理結果は出力部105に表示される
(ステップS312)。タイマのカウント値を「0」に
クリアしてタイマをスタートさせ(ステップS31
3)、処理を終了する。
【0040】尚、上記実施の形態では、サーバ入力イベ
ント待ち時間をユーザからの入力により設定していた
が、サーバ側入力イベント数およびクライアント側入力
イベント数を考慮して自動的に設定するようにしてもよ
く、例えば既に入力されたそれぞれの入力イベント数の
比に応じて設定することによりサーバ側およびクライア
ント側双方でより快適なカーソル制御を行うことができ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る画面共有システ
ムによれば、通信回線を介してサーバ側の少なくとも一
部の画面情報をクライアント側に転送し、該転送された
画面情報を前記クライアント側の画面上に共有画面とし
て表示し、該クライアント側で前記共有画面に対して発
生した入力イベント情報を前記サーバ側に転送し、該転
送された入力イベント情報を前記サーバ側の入力イベン
ト情報として再生することにより、前記サーバ側の画面
およびカーソルを共有画面および共有カーソルとして使
用する共同作業が可能なクライアント・サーバ方式の画
面共有システムにおいて、前記共有カーソルの制御権を
前記クライアント側に付与したり、該クライアント側か
ら剥奪する共有カーソル制御権管理手段と、前記共有カ
ーソルの制御権が前記サーバ側にあるとき、該サーバ側
で入力イベント情報が発生しなくなってから所定時間が
経過した場合、前記共有カーソル制御権管理手段により
前記共有カーソルの制御権を前記クライアント側に付与
することを要求する共有カーソル制御権付与手段と、前
記共有カーソルの制御権が前記サーバ側にあるとき、前
記クライアント側から送られてくる前記共有画面に対す
る入力イベント情報を該サーバ側で無視する入力イベン
ト処理手段とを備えたので、サーバ側で入力操作が行わ
れているときには、待ち時間内であれば、サーバ側の入
力が中断されても、その間にクライアント側からの操作
により作業が妨げられることがなく、ユーザの利便性を
向上できる。したがって、サーバ側とクライアント側双
方で快適なカーソル制御を行うことができる。
【0042】請求項2に係る画面共有システムによれ
ば、前記サーバ側で入力イベント情報が発生しなくなっ
てから前記共有カーソル制御権付与手段により前記クラ
イアント側に前記共有カーソルの制御権の付与が要求さ
れるまでの時間を設定する待ち時間設定手段を備えたの
で、サーバ側が共有カーソルの制御権を放棄するまでの
時間を自由に設定することができ、ユーザの利便性を向
上できる。
【0043】請求項3に係る画面共有システムによれ
ば、前記共有カーソルの制御権が前記クライアント側に
あるとき、前記サーバ側の入力イベント情報が検出され
る場合、前記共有カーソル制御権管理手段により前記共
有カーソルの制御権を前記クライアント側から剥奪する
ことを要求する共有カーソル制御権剥奪手段を備えたの
で、サーバ側からユーザの手を煩わせずにクライアント
側の共有カーソル制御権を剥奪し、即座にサーバ側で共
有カーソルの操作が可能となり、サーバ側のユーザの利
便性を向上できる。
【0044】請求項4に係る画面共有システムの共有カ
ーソル制御方法によれば、通信回線を介してサーバ側の
少なくとも一部の画面情報をクライアント側に転送し、
該転送された画面情報を前記クライアント側の画面上に
共有画面として表示し、該クライアント側で前記共有画
面に対して発生した入力イベント情報を前記サーバ側に
転送し、該転送された入力イベント情報を前記サーバ側
の入力イベント情報として再生することにより、前記サ
ーバ側の画面およびカーソルを共有画面および共有カー
ソルとして使用する共同作業が可能なクライアント・サ
ーバ方式の画面共有システムの共有カーソル制御方法に
おいて、前記共有カーソルの制御権が前記サーバ側にあ
るとき、該サーバ側で入力イベント情報が発生しなくな
ってから所定時間が経過した場合、前記共有カーソルの
制御権を前記クライアント側に付与し、前記共有カーソ
ルの制御権が前記サーバ側にあるとき、前記クライアン
ト側から送られてくる前記共有画面に対する入力イベン
ト情報を該サーバ側で無視するので、サーバ側で入力操
作が行われているときには、待ち時間内であれば、サー
バ側の入力が中断されても、その間にクライアント側か
らの操作により作業が妨げられることがなく、ユーザの
利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における画面共有システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】画面共有システムにおいてサーバ側およびクラ
イアント側で画面の共有が開始された直後の初期動作を
示すフローチャートである。
【図3】画面共有システムにおける共有カーソル制御の
ためサーバ入力イベント待ち時間の登録処理手順を示す
フローチャートである。
【図4】画面共有システムのサーバ側におけるイベント
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 共有カーソル制御権付与手段 2 共有カーソル制御権剥奪手段 3 サーバ入力イベント待ち時間設定手段 4 共有カーソル制御権管理手段 5 入力イベント処理手段 101 CPU 102 ROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してサーバ側の少なくとも
    一部の画面情報をクライアント側に転送し、 該転送された画面情報を前記クライアント側の画面上に
    共有画面として表示し、 該クライアント側で前記共有画面に対して発生した入力
    イベント情報を前記サーバ側に転送し、 該転送された入力イベント情報を前記サーバ側の入力イ
    ベント情報として再生することにより、 前記サーバ側の画面およびカーソルを共有画面および共
    有カーソルとして使用する共同作業が可能なクライアン
    ト・サーバ方式の画面共有システムにおいて、 前記共有カーソルの制御権を前記クライアント側に付与
    したり、該クライアント側から剥奪する共有カーソル制
    御権管理手段と、 前記共有カーソルの制御権が前記サーバ側にあるとき、
    該サーバ側で入力イベント情報が発生しなくなってから
    所定時間が経過した場合、前記共有カーソル制御権管理
    手段により前記共有カーソルの制御権を前記クライアン
    ト側に付与することを要求する共有カーソル制御権付与
    手段と、 前記共有カーソルの制御権が前記サーバ側にあるとき、
    前記クライアント側から送られてくる前記共有画面に対
    する入力イベント情報を該サーバ側で無視する入力イベ
    ント処理手段とを備えたことを特徴とする画面共有シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ側で入力イベント情報が発生
    しなくなってから前記共有カーソル制御権付与手段によ
    り前記クライアント側に前記共有カーソルの制御権の付
    与が要求されるまでの時間を設定する待ち時間設定手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画面共有シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記共有カーソルの制御権が前記クライ
    アント側にあるとき、前記サーバ側の入力イベント情報
    が検出される場合、前記共有カーソル制御権管理手段に
    より前記共有カーソルの制御権を前記クライアント側か
    ら剥奪することを要求する共有カーソル制御権剥奪手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画面共有シス
    テム。
  4. 【請求項4】 通信回線を介してサーバ側の少なくとも
    一部の画面情報をクライアント側に転送し、 該転送された画面情報を前記クライアント側の画面上に
    共有画面として表示し、 該クライアント側で前記共有画面に対して発生した入力
    イベント情報を前記サーバ側に転送し、 該転送された入力イベント情報を前記サーバ側の入力イ
    ベント情報として再生することにより、 前記サーバ側の画面およびカーソルを共有画面および共
    有カーソルとして使用する共同作業が可能なクライアン
    ト・サーバ方式の画面共有システムの共有カーソル制御
    方法において、 前記共有カーソルの制御権が前記サーバ側にあるとき、
    該サーバ側で入力イベント情報が発生しなくなってから
    所定時間が経過した場合、前記共有カーソルの制御権を
    前記クライアント側に付与し、 前記共有カーソルの制御権が前記サーバ側にあるとき、
    前記クライアント側から送られてくる前記共有画面に対
    する入力イベント情報を該サーバ側で無視することを特
    徴とする画面共有システムの共有カーソル制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001014253A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Fujitsu Ltd 端末操作装置
JP2002247541A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多地点映像表示制御方法および多地点映像表示制御を行う遠隔会議システム

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